
災害時 絶対に知っておくべき「お金」と「保険」の知識
生活設計塾クルー+ダイヤモンド社
ダイヤモンド社
災害時に給付される支援は最新の情報が大切です
災害時にいくら給付金を受けられるのかは、政府や自治体の政策により決まるため、最新の情報が必要です。 事前の知識として、先の阪神淡路大震災のときや、東日本大震災のときにどうだったのかを知ることができます。 ただし、将来、実際に被災したときにどのような給付金が受けられるのかは最新の情報が必要なのだと理解しました。
0投稿日: 2016.04.10
働かないオジサンの給料はなぜ高いのか―人事評価の真実―(新潮新書)
楠木新
新潮新書
日本の人事評価が理解できます
なぜ、あの人は採用されたのか、なぜ、彼や彼女が先に昇進したのか、人事評価の基準はなんなのか・・・・ サラリーマン生活で疑問や不満に思うことが書かれています。 日本の人事制度の将来に不安を感じますが、現実はこれでうまくいっているんだと思います。 これを読んで、理解することで、余計なストレスを感じないで済むことができます。 あまり冷めたサラリーマンになってほしくはありませんが・・・・・
0投稿日: 2015.12.23
ユダヤの「生き延びる智慧」に学べ
石角完爾
朝日新聞出版
読んでいて不快になりました
ユダヤ教に改宗した国際弁護士が、ユダヤ教の知恵を教えてくれる・・と期待したのですが、半分以上は「日本は鼻のないネズミ」と馬鹿にし、自身の価値観と合わない点を批判する内容で、読んでいて不愉快な気持ちになりました。 日本の批判ではなく、もっとユダヤ教の教えの良い点を広める内容であればよかったと思います。
0投稿日: 2015.11.22
あなたの仕事に革命を起こす! 「しつもん」リスト
中島孝志
ゴマブックス
中学生くらいの時に身につけておきたいスキルです。
中学生位のときに読みたい本です。考え方がその後の人生に影響するのではないでしょうか。 少なくとも、社会人1年目には身につけておきたい内容です。 コミュニケーションをとるには、相手に失礼のない程度の知識とスキル、そしてテクニックが必要だと感じました。
0投稿日: 2015.10.24
私たちはなぜ税金を納めるのか―租税の経済思想史―(新潮選書)
諸富徹
新潮選書
専門書です
大学生がレポートを書くときに有用な本だと思います。 何のために税金を納めるのか・・・と思い読みました。 税の歴史と背景がまとめられており、とてもわかりやすい内容でした。 この本で、税に対する考えが、西洋と日本では大きく異なっていることを初めて知りました。 そして、日本では、税金本来の目的とは異なった部分が大きくなっていると強く感じました。
0投稿日: 2015.10.24
いまさら聞けない 実用漢字辞典
ISMPublishingLab.
ISM Publishing Lab
字を忘れたときにだけ有効
意味は載っていません。で・・・・・? という印象です。 役に立つ人は少ないのではないでしょうか。
0投稿日: 2015.10.24
バカの人 その傾向と対策
和田秀樹
ゴマブックス
だれでも、みんな、バカなんです
目次のとおり、バカを種類に分けて解説しています。 バカの種類について解説、事例解説、傾向、治療法などか解説されており、楽しく読むことができました。 これを読むと、「なんだ・・バカじゃしょうがないな・・・」と諦められるかもしれません。 「バカを相手にするストレス解消!」とはいきませんが、バカが考えていることが少しわかるので、軽減はすると思います。
0投稿日: 2015.03.25
クラウドの未来 超集中と超分散の世界
小池良次
講談社現代新書
これからの、あるべき情報処理社会が見えてきます。
これからの情報処理社会が見えてきます。 端末(ディバイス)の機能はユーザビリティに特化した機能だけとなり、サービスは集約されたサーバが行うことが主流になると予想しています。 しかし、情報処理の歴史は、集中と分散が繰り返されています。当面は集約するかもしれませんが、その先に、また分散になるかもしれません。 クラウド社会において、日本はどのような地位を確保できるのでしょうか。 そして、どのようなサービスが提供できるようになるのでしょうか。 未来の姿について、読みながら、また、読んだ後でもいろいろと考えさせられる本でした。
0投稿日: 2015.02.15
彼女たちの売春(ワリキリ)
荻上チキ
SPA!BOOKS
知らなかった社会の一部が見えた気がします
貧困に興味があり、本を手に取りました。内容は重たい本です。 なぜ、ワリキリをすることになったのか。なぜ、ワリキリを続けるのか などを、インタビュー形式で記載しています。 ワリキリを行う女性は、風俗経験者が多いのですが、結局、風俗には務められない、または、風俗は効率が悪く、割に合わないと考える女性が多いそうです。 お金に困って行う人が大半ですが、一部は興味で行う人や、茶飯のみでワリキリは行わないという人もいるようです。 延長線上には、JK散歩などの商売があるのでしょうか。 しかし、ワリキリの女性は、貧困の認識もなく、また、社会制度的な救済も求めないのでは?と感じました。 最後に2010年から2012年に集めた白書(データ集)があります。 『1日に1万件以上のワリキリが成立し、月に1度以上の頻度でワリキリを行う女性は、少なくても10万人前後存在すると考えられる。』 この数字は衝撃的で、想像をはるかに超えていました。現実は厳しいですね。 女性の月収は20~29万円が多く、最終学歴は高卒が多い。ワリキリの価格は地域の経済力に左右され、東京(3)が高く、地方が安く(1.5)なる。 など、経済学的に興味深いデータが掲載されています。
0投稿日: 2015.02.15
「関係の空気」「場の空気」
冷泉彰彦
講談社現代新書
日本人にも、外国の人にもオススメです
日本語の持つコミュニケーション機能に着目し、相手との空気により意思が決まるということが、わかりやすくまとめられえています。 『一対一の関係において「空気」が欠乏する事態が増えており、日本語が窒息して関係が途切れる。一方、場の空気においては、その猛威は止まるところを知らない』という点は、普段、感じていた点であり、興味を持って読むことができました。 いままで「当たり前」と感じていたことが、部外者にはなぜ「当たり前ではない」のかや、「ですます調」と「である調」で、なぜ伝わり方がちがうのかなどが良くわかりました。 空気で全て説明ができるという点は、強引じゃないか?と思いますが、物事の見方の一つとしては十分に納得できます。 1977年に山本七平氏が書かれた「場の空気」という本を引用し、そのうえで現代におけるエピソードを例に説明されている点も、理解しやすかったです。
1投稿日: 2015.02.01
