私は忘れない(新潮文庫)
有吉佐和子
新潮文庫
考えさせられる秀作
都会と僻地の格差、自然と人間の共存など、いろいろなことを考えさせられる秀作です。 かといって決して暗い話ではなく、明るいタッチで描かれた文章に思わず微笑んでしまうことも。読んだ後に私も黒島に渡ってみたいなあとふと思ってしまいました。
1投稿日: 2014.10.27太陽の子
灰谷健次郎
角川文庫
涙なしでは読めない!
舞台は神戸ですが、沖縄の戦争が深く深くかかわってくる重いテーマの話です。テーマは重いですが、主人公のふうちゃんとそれを取り巻く人々のあたたかさで読み終わった後も胸がジーンとほかほかしたまま。灰谷さんの作品の中でこの「太陽の子」が1番好きです。たくさんの戦争を知らない世代に読んでほしい作品です。
1投稿日: 2014.10.01氷点(上)
三浦綾子
角川文庫
読みやすいです
三浦綾子の小説の中では1番読みやすいと思います。 話の展開にぐいぐい引き込まれていきます。 ラストの陽子の遺書に思わず泣いてしまいました。
0投稿日: 2014.09.14……絶句(上)
新井素子
ハヤカワ文庫JA
絶句するほど面白い!
新井素子さん独特の1人称で進む物語。(途中ちょっとだけ3人称に戻りますが…) 速いテンポでどんどん話が進み、笑ったりドキドキしたり、ほろりとしたり…。 とにかく最後の最後まで飽きさせません。一気に読めます! タイトル通り絶句するほど面白い!
3投稿日: 2014.09.14魔術師
江戸川乱歩
東京創元社
引き込まれます!
昔の話だとたかをくくっていたら大間違い。 テンポの良いストーリー展開にもうぐいぐい引き込まれます。 電車の中で読んでいて乗り越ししそうになりました!
1投稿日: 2014.05.24二年間の休暇
ジュール・ヴェルヌ,金子博
グーテンベルク21
十五少年漂流記
いわゆる十五少年漂流記です。 いつ読んでも少年たちの勇気ある行動にわくわく、感動させられます。
1投稿日: 2014.02.19ぼくらの七日間戦争
宗田理
角川文庫
大人が読んでもおもしろい
子どもの頃夢中になって読んだこの本。 今、大人の眼で読んでみても十分面白い。 このシリーズは深いです!
1投稿日: 2014.02.19のだめカンタービレ(5)
二ノ宮知子
Kiss
番外編がいい
番外編で千秋の小さいころの話が描かれています。 それが現在の千秋と比較できてとてもよかった。
0投稿日: 2014.02.19面白南極料理人
西村淳
新潮社
思わず笑っちゃう
一度は行ってみたい南極。その越冬生活を食を通して面白おかしく紹介。 読んでてついくすっと笑っちゃうことが何回もありました。 西村さん、アクは強いけど面白い。
2投稿日: 2013.12.07なんて素敵にジャパネスク(2)
氷室冴子
集英社コバルト文庫
大好き!
ジャパネスクシリーズの中で一番好きです。 ハラハラドキドキの展開、そして涙なしでは読めないラスト。 昔読んでも今読んでもやっぱり感動は一緒でした。
1投稿日: 2013.11.14