
オー!ファーザー
伊坂幸太郎
新潮社
一気に読めます
様々な伏線がどんどん一本化してラストに向かってどーっと一直線。 とにかく軽快に読めます。設定は結構むちゃくちゃだけど、面白い。 それでいて読んだ後なんかほっこりした気分になる。 4人の父親がキャラきわだってていいなあ。
0投稿日: 2015.09.13
江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(9) 怪奇四十面相(ポプラ文庫クラシック)
江戸川乱歩
ポプラ社
大人になっても面白い
昔々、小さい頃にわくわくしながら読んだこのシリーズですが、大人になってからでも十分楽しめます。さすが江戸川乱歩。時代を感じさせません。 ちなみにこの「怪奇四十面相」は私の一番のお気に入りです。 小林少年と四十面相のかけひきが絶妙に面白い。
0投稿日: 2015.09.13
宇宙兄弟(26)
小山宙哉
モーニング
いよいよ月へ!
宇宙のムッタと地球のシャロンとのそれぞれの闘いにハラハラ。 個人的には日々人からのメールのシーンに一番ぐっときました。 早く日々人の元気な姿が見たい!
0投稿日: 2015.09.13
江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(1) 怪人二十面相(ポプラ文庫クラシック)
江戸川乱歩
ポプラ社
永遠の名作
待ってました!昔々、小さい頃胸をわくわくさせて読んだこの少年探偵団・怪人二十面相シリーズ。大人になってから読んでも全然色あせていません。わくわく感は健在です。 時代を超えてもこんなに「読みたい!」と思わせるなんて、さすが江戸川乱歩です!
6投稿日: 2015.09.13
史上最強の内閣
室積光
小学館
皮肉な面白さ
いやー、こんな内閣があったらすごいよなー。 現実にありえそうなエピソードをうまく着色してあります。 読んでいてわくわくドキドキ、えっ次はどう出るの?と一気に読んでしまいます。 ちょっと風刺も入っていて、にやにやしながら読める作品です。
2投稿日: 2015.08.08
宇宙兄弟(25)
小山宙哉
モーニング
感無量
六太のこれまでの紆余曲折を思うと、この巻は感無量です。 でも、一番この瞬間を見ていてほしい日々人の影がちらりとも出てこない…。 それがすごく悲しくて切なくてやり切れません。
0投稿日: 2015.03.10
星へ行く船
よしまさこ,新井素子
ジェッツコミックス
小説を読んで育った人には幻滅…
はるか昔の学生時代、コバルト文庫になっていたこのシリーズを胸をわくわくさせて何度も読んだものです。今回タイトルを見て懐かしくて即買って読みましたが、昔文庫で読んだものにはそれなりの強いイメージが残っているので、かなり違和感がありました。ああ、新井素子さんの原文の「星へ行く船」シリーズがもう一度読みたい!
3投稿日: 2015.01.11
貴賓室の怪人 「飛鳥」編
内田康夫
角川文庫
豪華客船の旅
おなじみの浅見光彦のミステリーがなんと豪華客船飛鳥の世界一周クルーズの船内で! 作者の内田康夫が実際に飛鳥に乗船して描いた作品だけあって、読んでいるとまるで本当に飛鳥に乗っているような気分になります。 一応この巻は犯人が分かって一段落しますが、「貴賓室の怪人」の謎については後編に持ち越されます。
1投稿日: 2014.12.01
くちびるに歌を
中田永一
小学館
青春を思い出す
Nコン(NHK合唱コンクール)に参加したことがある人なら、必ず「うんうん」と共感しながら読める作品です。 参加したことのない人でも、青春時代を懐かしく思い出せる素敵な作品です。
1投稿日: 2014.12.01
島物語II
灰谷健次郎
角川文庫
涙が出た…
悲しい話じゃないです。でも、神戸に住んでいて阪神淡路大震災を体験した私にとって、この話は他人事じゃない。小学校の避難所の様子を読みながら、ぽろぽろ涙が出ました。 あ、でも決してこの話は暗い悲しい話じゃないです。力強く生きていく人間の強さ、たくましさ、優しさがにじみあふれ出る作品です。
0投稿日: 2014.12.01
