ボクシング漫画おすすめ！昭和の名作～話題の新作まで全作無料試し読みあり

＜作品紹介＞
ボクシングジムを経営している水上家に下宿することになった桑田平助(くわた へいすけ)。実家では元ボクサーの父による厳しすぎるトレーニングに耐えかね、ようやくボクシングから解放されると大喜びでやってきた。水上家は大学生の長女・亜佐利(あさり)と小学生の志次美(しじみ)、そして、平助が転校する一条学園高校に通う羽美(うみ)の三姉妹と母親の四人暮らし。今まで男子校に通い、女っ気がなかった平助にとってはまさにパラダイスのような環境だった。
しかし転校初日、平助はトラブルに巻き込まれて羽美の先輩とボクシングで決着をつけることになってしまう。ボクシングは二度としないと心に誓ったはずの平助は、いかにも弱そうな素振りを見せながら、リングにあがり…。

ボクシングという題材を軽やかなラブコメディで描いた「ライバル」。競技に詳しくない方でも気軽に読めるストーリーです。作者の柴山薫は、「大地がゆく！」や「サファイア」、「みさきチャンねる」などの明るいタッチのラブコメディを描く名手。ボクシング漫画を面白おかしく楽しみたい方におすすめの作品です。


＜関連テーマ＞
部活動コミック（運動部） / ボクシング漫画 / 格闘技・武道漫画 / 部活動コミック

＜作品紹介＞
「私と付き合いましょう」女子フェザー級チャンピオンの早乙女八重(さおとめ やえ)は、同じ高校のボクシング部部員の月島サトルに告白した。しかし、容姿端麗、学業優秀、おまけに市長まで目を掛けるほど期待されている彼女を前にして、サトルは付き合うかどうか考えることすらできない。そこで顧問のすすめもあり、ひとまず八重のトレーナーとして行動を共にすると同時に、隠れて付き合うことに。
クールビューティーで感情を表に出さない八重だが、本当は素直でかわいい性格。サトルは徐々に彼女へ本気で思いを寄せるようになるが、学校だけでなく町全体のアイドルとして人気の八重に、どのように接していけば良いのか悩みは深まっていく…！

長身で美しい女性ボクサー・八重とボクシングの才能がまったくない小柄な男子・サトルの恋を丁寧に表現した「早乙女選手、ひたかくす」。すっきりとした線の爽やかな絵は、ボクシングや決闘シーンなどが苦手な方でも見やすいのではないでしょうか。作者の水口尚樹には、「進学教室!! フェニックス学園」や「思春期刑事 ミノル小林」など、中高生のナイーブな心の動きを描いた作品が多くあります。甘酸っぱい気持ちを味わいたい時にぜひ読んでほしい一作です。


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恋愛（男性コミック） / ボクシング漫画 / 10巻以内完結名作青年コミック / 恋愛未経験の主人公 / ラブコメ名作漫画（男性向け） / ラブコメ（男性コミック）

＜作品紹介＞
つくし信用金庫の新入職員・吉野太郎。遅刻や早退を繰り返し、いつも上司に叱られているパッとしない存在だが、彼には職場の誰にも言っていない秘密がある。それは夕方から始まるプロボクサーとしての活動。この日も足早に職場を後にした太郎の姿は後楽園ホールにあった。プロとしてのデビュー戦がここで行われるのだ。試合は太郎優勢で、このままいけば勝利は確実。しかし、いつもの悪い癖が出てダウンを取られてしまう。現実を突きつけられた太郎だが、翌日には練習を再開。次の一戦に向けて、始動しはじめた。
そんなある日、太郎の母親がボクシングジムに押しかけて「今からでも遅くないから、大学に行け」と告げるのだった。プロボクサーとして歩むために、合格していたはずの名門大学の入学を蹴り、親とも距離を取っていた太郎。ここまでボクシングにこだわるのには、花形という一人の天才ボクサーの存在があった。

ボクシングに魅せられてプロの世界を歩む太郎のストイックな生き様を描く本作。夢と現実の間で悩む心情を緻密に表現しています。名門大学に合格しながらも、親のスネをかじりながらボクシングをすることを嫌い、就職を選んだ太郎の姿は、ボクサーらしいひたむきさがあります。王道スポ根漫画を楽しみたい方にぜひ、おすすめの作品です。


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ボクシング漫画 / 格闘技・武道漫画 / 銀行・信金マンガ / 金融業コミック

＜作品紹介＞
父親から虐待を受けていた芥生リク(あざみ りく)。ある日、学校から帰宅すると借金を苦にした父親は自殺していた。その後、母親とその恋人と暮らすことになるが、そこでもまた暴力を受ける。しかし、父親から虐待を受けていた頃のリクとは違っていた。父親の借金を取り立てていた暴力団員・所沢京介(ところざわ きょうすけ)に習ったパンチを繰り出し、最終的に灰皿を手にして母親の恋人を殺してしまう。
この一件により、リクは一時的に入院し児童保護施設で暮らすための準備が整えられた。すると、そこへ所沢が現れ彼にボクシンググローブをプレゼントする。リクは初めて人からもらったプレゼントを喜び、肌身離さず身につけるように。施設の先生にも支えられ、人生で初めて「幸せ」を感じたリクであったが…。

暴力をふるう父親と覚醒剤中毒の母親。最悪の環境で生きるリクは、自分の拳しか頼るものがありません。救いのないストーリーではあるものの残酷になり過ぎないのは、作者・松原利光ならではの絶妙なバランス感覚といえるでしょう。絶望からはい上がるリクの姿をぜひ作品でご覧ください。


＜関連テーマ＞
ボクシング漫画 / 格闘技・武道漫画

＜作品紹介＞
堀口元気(ほりぐち げんき)は、無料子ども預かり所を運営する宮本接骨院で暮らす五歳児。母はすでに亡くなり、結果が振るわずボクサーとしての夢を諦めた父・秀樹は仕事に忙しくて一緒に暮らすことができない。そんな中、秀樹はボクシングのトレーナーの仕事が決まり、元気を迎えにやってきた。父を世界で一番強いボクサーだと信じる元気は、ようやく一緒に暮らせる喜びと共に、ボクシングの特訓をできることを嬉しく思っていた。
ある日、秀樹の所属先のボクシングジムで子ども向けのテレビ試合があると紹介され、元気もエントリーすることに。強烈な破壊力のストレートで優勝を軽々と決める元気に、テレビ局の解説者たちも驚きを禁じ得ない。秀樹は、自分にはないボクシングの才能を元気が持っていることに気付くと同時に、再び自分の心に火を灯すのだった…。

幼い頃からボクサーの父に憧れを持っていた元気が、ボクシングの才能を開花させていく「がんばれ元気」。作者の小山ゆうは、他にも「雄飛」「あずみ」など、不幸な境遇の子どもたちを題材にした作品を描いています。つらい境遇であっても決して前を向くことを忘れない元気の姿は、くじけそうな時に読めばきっと晴れ晴れとした気持ちにさせてくれるでしょう。


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週刊少年サンデー（80年代） / ボクシング漫画 / 格闘技・武道漫画

＜作品紹介＞
自他共に認める学業優秀・スポーツ万能・イケメン小学生の武勇(たけ いさむ)。恵まれた自分の境遇をおごり、同級生をはじめ、周りの人を下に見る性格をしていた。そんな彼の前に関西から引っ越してきた美少女・要萌花(かなめ もか)が現れる。勇はようやく自分に釣り合う女子が現れたとして、学校帰りに「俺と一度付き合ってみないか」と声をかけるが、なんと萌花は「どつき合ってみないか」と言われたと勘違い。勇を公園に連れて行って一緒にボクシングをしようと提案する。スポーツは得意であるものの、格闘技には触れたことのない勇。彼女は自分とは異なる乱暴な世界に住んでいるのだと決めつけ、去るのだった。
その帰り、勇は不良中学生たちにカツアゲされてしまう。すると、萌花が現れ一瞬でお金を取り返してくれ、一緒にその場から逃げ切ることができたのだった。この一件で徐々に萌花のことが気になりだした勇は、少しでも近づこうとボクシングを学び始めるが…。

人を見下して生きてきた勇が、運動能力も学力も自分とは桁違いに優れた萌花と出会い、少しでも彼女に釣り合う男になろうとボクシングに目覚めていくストーリー。小学生らしい素直な気持ちの変化を描いた本作は、忘れていた子ども心を思い出させてくれます。作者の満田拓也は「MAJOR」や「健太やります！」など、スポーツを題材とした漫画を数多く発表。ひたむきに頑張る姿に元気をもらいたい時にぜひご覧ください。


＜関連テーマ＞
ボクシング漫画 / 格闘技・武道漫画

＜作品紹介＞
中学時代、いじめにあっていた神代ユウ(かみしろ ゆう)は、居場所を求めて下北の街を毎夜さまよっていた。見るからに軟弱で大人しそうなユウはすぐに不良たちに絡まれてしまうが、居場所を失いたくない思いからパンチを繰り広げ、相手を倒すのだった。
ユウのパンチを受けて倒れたのは、いずれも近隣の高校でケンカが強いと評判の不良ばかり。そんな彼らは、自分たちの顔に泥を塗られたと逆恨みし、人目につかない駐車場にユウを呼び出してつぶそうとする。
ボクシングでインターハイ出場の経験がある伊沢マサキ(いざわ まさき)は、ユウが不良たちに囲まれている現場を目撃。最近、噂になっていた不良狩りの正体が軟弱な雰囲気のユウであることに驚きを隠せないが、パンチや身のこなしを見て、只者ではないことを直感的に理解するのだった…。

居場所を守るために強くなりたいと願うユウを巡る「ホーリーランド」。2005年に石垣佑磨さんを主演としてテレビドラマ化され、韓国でも2012年にテレビドラマ化されました。作者の森恒二は、大学時代にグローブ空手の同好会にも入ったことがある格闘技の愛好家。丁寧な心情描写で、ユウや友人たち、不良たちの心の機微を描いています。いじめられっこが不良をなぎ倒していく爽快なストーリーから目が離せなくなること間違いなし！


＜関連テーマ＞
ロングセラーコミック / 格闘技・武道漫画 / ヤンキー×スポーツ漫画

＜作品紹介＞
「どん亀あゆむ」とからかわれていた赤亀歩(あかがめ あゆむ)。強くなりたい一心で、偶然出会った白鳥翔(しらとり しょう)が通うゴールデンボクシングジムでトレーニングをすることに。真面目な歩は、白鳥に教えてもらったジャブと右ストレートだけをひたすらに練習し、かつて自分をいじめていた黄豚(きぶた)からも応援されるまでになる。
そんな中、歩と白鳥はプロを目指すボクサーが集う世界一の大会・拳祭(ナックルカーニバル)に参加。実は白鳥は拳祭の最年少チャンピオンのため、予選はパス。この日は歩の試合だけ行われる。そんな初戦の相手は紫薔薇香(むらさきばら かおる)。8種類の技をあやつる香に対し、ジャブと右ストレートしか打てない歩は歯が立たないが、打ち合ううちに何かに目覚め始めて…！

真面目にコツコツと教えられたことを繰り返す歩の姿が、努力することの大切さを気付かせてくれる「スタンドアップ」。現実離れした設定や技の数々にクスリと笑ってしまう、コメディタッチのストーリーですが、ボクシングに触れたことがない方でも気軽に読める作品です。


＜関連テーマ＞
格闘技・武道漫画

＜作品紹介＞
バイクを飛ばし、好きな時にトランペットを吹く。そんな自由な高校生活を謳歌してきた高樹翎(たかぎ りょう)はB・Bというあだ名で呼ばれていた。トランペットの腕前は相当のもので、バンドに誘われるほどだったが、本気になれずにいた。そんなある日、B・Bはボクシングに出会う…。

トランペットやバスケ、バイクと、大抵のことはそつなくこなすB・B。ボクシングやライバルと出会い、本気で打ち込むことの楽しさや苦しさを知っていきます。ストレートな性格のB・Bがボクシングによって強さに目覚めていく過程を、ぜひご覧ください。


＜関連テーマ＞
週刊少年サンデー（80年代） / ボクシング漫画 / 格闘技・武道漫画 / 週刊少年サンデー（90年代）

＜作品紹介＞
中学校3年生なのに、小学生並みの身長しかない仲本智（なかもと とも）。加えてスポーツもほとんどできず、同級生からいじめられる日々。とうとう耐えかねて、学校の屋上から飛び降りようとするが、人気者の同級生・岩井耕介(いわい こうすけ)に間一髪のところで助けられる。「ボクだって強くなりたいよ…」そんな仲本の言葉を耳にした岩井は仲本にボクシングをすすめるのだった…。

1992年から1993年まで週刊少年ジャンプで連載されていた熱血ボクシング漫画「CHIBI―チビ―」。いじめのせいで自分に自信が持てなかったものの、ボクシングに出会うことで少しずつ変化する仲本のストーリーです。雑草のように、小さくとも強く生きることを誓った彼の姿を、ぜひご覧ください。


＜関連テーマ＞
部活動コミック（運動部） / ボクシング漫画 / 格闘技・武道漫画 / 週刊少年ジャンプ（90年代） / 部活動コミック

＜作品紹介＞
名門塾に入ったばかりの轟一番(とどろき いちばん)。早速テストを受けると、今まで百点しかとったことがない常仁勝(つねに まさる)と二人だけ満点という結果が出た。いつもトップだった勝は納得がいかない。一番にテストによるデスマッチを申し込むが…？

中学受験を目指す名門塾で繰り広げられるトップ争いを格闘技のように描いた「とどろけ！一番」。前半は中学受験のみのストーリーですが、後半(6巻)で一番がボクシングと出会う展開は昭和の読者を驚かせました。ボクシング漫画の異色作をお探しの方はぜひ、ご覧ください。


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受験勉強する（時々しない）漫画

＜作品紹介＞
アイドルグループ・マジかよ少女隊のファン活動にいそしむ砂原世界(すなはら せかい)。ライブに通い詰めて三カ月で、ようやく推しのアイドルに名前を覚えてもらうようになった。そのライブの帰り道、ファン仲間に誘われてメンバーが通っているとされるボクシングジムへ行くことに。しかし砂原はあまり乗り気になれない。実は彼にはボクシングの天才的な才能があり、かつて「暴力王子」の異名で呼ばれるほどだったのだ…。

アイドルオタクで軟弱そうに見える砂原は、異常なまでの強さを持つボクサーという一面を隠して過ごしています。温厚な砂原のギャップのある素顔が面白いコメディー漫画。ぜひお楽しみください。


＜関連テーマ＞
ボクシング漫画 / 格闘技・武道漫画

＜作品紹介＞
電話で依頼を受けて人を殴るリク。アルコール依存症の父親と暮らす孤独な少年だ。一方、棚夫木克海(たなぶき かつみ)は人一倍努力を重ねて実力を身につけてきたボクサー。しかし、先天的な脳の異常がみつかり、プロテストすら受けることを許されずにボクシングの道を諦めることに。交わることのないはずの二人、しかし運命のめぐり合わせで…。

心に傷を抱えた二人の少年が出会い、ボクシングを軸に世界が回り始める「タナトス～むしけらの拳～」。原案を務めたのは、なんと元WBA世界ミドル級チャンピオンの竹原慎二―。2011年には実写映画化もされました。やりきれない孤独や絶望がボクシングによってどう変わっていくのか、原作でお楽しみください。


＜関連テーマ＞
ボクシング漫画 / 格闘技・武道漫画 / ヤンキー×スポーツ漫画

＜作品紹介＞
圧倒的な体格と強さで村の男女混合相撲大会で優勝した秋野おこめ。可愛い顔からは予想もできないほどのパワーの持ち主だ。一方、女子ボクシングで活躍していた夏木茜は、ケガをしてから現役を退き、女子選手を求めて全国へスカウトに回っているが、有望な選手に出会えずにいた。この日も収穫なしと思っていた矢先、おこめが現れる！

圧倒的な強さと可愛い笑顔のおこめが、女子ボクシングの道に進み、才能を開花させていく「ライスショルダー」。コミカルでスピーディな展開なので、気持ちをリフレッシュしたい時などに気軽に読める作品です。


＜関連テーマ＞
ボクシング漫画 / 格闘技・武道漫画

＜作品紹介＞
沢村典隆(さわむら のりたか)＝ノリタカは、高校デビューをもくろんでいた。早速、隣の席に座った女の子に一目惚れしデートに誘うものの、「弱い人は嫌いなの」と言われ振られてしまう。そこでノリタカは、格闘技の部活へ入部を試みるが、体格からか取り合ってすらもらえない。そんな中、蹴道部という見慣れない部活を発見して…。

蹴道部＝キックボクシングに魅せられたノリタカが、強敵と出会うことで徐々に強くなっていく「破壊王ノリタカ！」。果たして好きになった女の子には振り向いてもらえるのか？ノリタカの奮闘をぜひご覧ください。


＜関連テーマ＞
週刊少年マガジン（90年代） / 格闘技・武道漫画

＜作品紹介＞
街で最強の男になるために、ターゲットを決めては喧嘩をふっかける岩城凌(いわき りょう)。今日も殴り込みに出たものの、運悪く仲間が警察に捕まってしまう。反射的に駆け寄り警察官に殴りかかったリョウは歯止めが利かなくなり、いつまでも殴り続けてしまう…。

父親が蒸発し、すさんだ生活を送るリョウのストーリー「天上天下唯我独尊」。逮捕されるものの、保護司がボクシングジムの会長をしていたことから、道が開けていきます。世の中の理不尽さを拳に込めるリョウの生き様を、ぜひご覧ください。


＜関連テーマ＞
ボクシング漫画 / 格闘技・武道漫画 / ヤンキー×スポーツ漫画

＜作品紹介＞
恵まれた生活を送りながらも、いつも何か不満を抱えている矢沢英俊(やざわ えいしゅん)。喧嘩でもしてすっきりしたいと考えているが、短絡的な考え方に幼なじみのスズにも愛想をつかされかけている。そんなある日、高校生ボクシングチャンピオンと出会い、ボクシングに興味を持つように…。

不満の持ちようもない生活の中でも、常に満たされない思いを抱えている高校生が、ボクシングと出会ったことで変わっていく「グローイング・アップ」。思春期ならではの鬱屈とした思いをきめ細かな描写で表現しています。ぜひ本作で青春を味わってみてください。


＜関連テーマ＞
ボクシング漫画 / 格闘技・武道漫画