中国語をまるっと解説!基本文法、語彙、品詞から、「連続構造」、「流水文」まで、中国語の特徴を概説。「日中の連体修飾語の違い」など英語や日本語文法との比較によって視点を拡げ、「存現文の「主語」は何か」「場所を表すのに“在”が出てこないこと」など、学習中に気になるものの、学習書にはそれほど解説のない事項を多く取り上げる。個別テーマの先行研究などを紹介する「読書案内」も充実。学習の疑問点の解消に、中国語文法の復習に、研究のヒントに、あらゆる場面で役立つ1冊。【目次】第一章 基本文法第二章 語彙第三章 ・・・
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清代の知識人がめざした官僚人生とは何だったのか
科挙に合格できる受験能力と官僚として生身の人間を相手に機敏に対処する実務能力とはまったく性質の異なるものであり、そこでの成功、というより失敗しないことは科挙に合格するよりも難しかった。そこで、科挙に合格して、知県という県の長官を担当し、役人のためのハンドブックである官箴書『福恵全書』も著わした黄六鴻(こうりくこう)なる知識人を本書のナレーターとして、順風満帆あるいは「治国平天下」の官僚人生を手に入れるのにはいかなることが重要だったのかについて語ってもらった。
【目次】
第一章 官僚への道
第二章 官僚人生の始まり
第三章 知県という職業
第四章 知県の人間対応
第五章 黄六鴻の事件簿
第六章 その後の人生
【著者】
山本英史
1950年、滋賀県草津市生まれ。東洋文庫研究部研究員、慶應義塾大学名誉教授。博士(文学)。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。山口大学人文学部講師・助教授、慶應義塾大学文学部助教授・教授を経て現在に至る。専門は明清史・中国近代社会史。主要著作として『郷役と溺女――近代中国郷村管理史研究』(汲古書院、2021年)、『赴任する知県――清代地方行政官とその人間環境』(研文出版、2016年)、『清代中国の地域支配』(慶應義塾大学出版会、2007年)などがある。 -
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中国語をまるっと解説!
基本文法、語彙、品詞から、「連続構造」、「流水文」まで、中国語の特徴を概説。「日中の連体修飾語の違い」など英語や日本語文法との比較によって視点を拡げ、「存現文の「主語」は何か」「場所を表すのに“在”が出てこないこと」など、学習中に気になるものの、学習書にはそれほど解説のない事項を多く取り上げる。
個別テーマの先行研究などを紹介する「読書案内」も充実。
学習の疑問点の解消に、中国語文法の復習に、研究のヒントに、あらゆる場面で役立つ1冊。
【目次】
第一章 基本文法
第二章 語彙
第三章 中国語の品詞と文成分
第四章 中国語における主語、主題、目的語
第五章 連動文と前置詞
第六章 中国語の時間表現
第七章 現代中国語の“是”
第八章 連体修飾と“的”
第九章 中国語の「一つの文」と「流水文」
第十章 流動する叙述と修辞構造
【著者】
橋本陽介
1982年埼玉県生まれ。慶應義塾志木高等学校卒業。慶應義塾大学大学院文学研究科中国文学専攻博士課程単位取得。博士(文学)。専門は、中国語を中心とした文体論、テクスト言語学。現在、お茶の水女子大学基幹研究院准教授。著書に『越境する小説文体 意識の流れ、魔術的リアリズム、ブラックユーモア』(水声社、2017年)、『物語論 基礎と応用』(講談社選書メチエ、2017年)、『中国語実況講義』(東方書店、2020年)、『「文」とは何か 愉しい日本語文法のはなし』(光文社新書、2020年)などがある。 -
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