これはもう第三次世界大戦どうする日本 - “プーチンの核”“台湾侵攻”どっちが先か -
石平(著)
,ロバート・D・エルドリッヂ(著)
/ワニブックス
作品情報
◎「ウクライナ侵攻」後、世界の何が変わったのか・金融制裁の威力・アメリカと中国のメディアはどう報じたのか・プーチンは暴走か、追い詰められたのか・ヨーロッパの団結は本物か?・アメリカの分断は加速したのか、修復か→米中間選挙の行方・中国の誤算・日本および日本人は変わったか?◎秒読み開始か、中国の台湾侵攻・ウクライナ侵攻が台湾侵攻に与える影響(米国の視点、中国の視点)・台湾を着々と進めて来た習近平・人民解放軍、台湾侵略への動向と兆候・アメリカは台湾を本気で守る気はあるのか・鬼気迫る台湾外交◎日米欧vs.中露・エネルギー・食料・金融、デカップリングはどこまで進む?→世界は完全に二極化か・日本企業は直ちに脱露・脱中せよ・グローバル企業のビジネスモデルも終わり・民主国家の逆襲なるか・中国包囲網最前線・ならず者国家を集める中国・中東諸国・インドはどっちに着く◎習近平を追いつめる中国事情・不動産バブル、債務、インフレ、輸出消費の低迷、中国経済の異変・強権政治・失業率、デモ・権力闘争・米の金融凍結に脅える共産党幹部◎世界大戦の最前に立つ日本の覚悟・中国ロシア北朝鮮「悪の枢軸」に囲まれた日本・東アジアで高まる日本の役割・台湾侵攻=日本侵攻を防ぐために日本が直ちにすべきこと・核論議・岸田政権で大丈夫か?【著者プロフィール】石平(せき・へい)1962年中国四川省成都市生まれ。1980年北京大学哲学部入学。1983年頃毛沢東暴政の再来を防ぐためと、中国民主化運動に情熱を傾ける。同大学卒業後、四川大学哲学部講師を経て、1988年留学のために来日。1989年天安門事件をきっかけに中国と「精神的決別」。1995年神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務。2002年『なぜ中国人は日本人を憎むのか』を刊行して、中国における反日感情の高まりについて先見的な警告を発して以来、日中問題・中国問題を中心に評論活動に入り、執筆、講演・テレビ出演などの言論活動を展開。2007年末日本国籍に帰化。2014年『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP研究所)で、第23回山本七平賞を受賞。著書に、『習近平敗北前夜 脱中国で繁栄する世界経済』『アメリカは絶対許さない!「徹底抗戦」で中国を地獄に導く習近平の罪と罰』『習近平がゾンビ中国経済にトドメを刺す時』『アメリカの本気を見誤り、中国を「地獄」に導く習近平の狂気』『私たちは中国が世界で一番幸せな国だと思っていた』(ビジネス社)など多数ある。ロバート・D・エルドリッヂ1968年、米ニュージャージー州生まれ。1990年に米国バージニア州リンチバーグ大学国際関係学部卒業後、文部省JETプログラムで来日。1999年に神戸大学法学研究科博士課程後期課程修了。政治学博士号を取得。2001年より大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授。2009年、在沖米海兵隊政務外交部次長に就任。15年5月同職解任。日本戦略フォーラム上席研究員やエルドリッヂ研究所代表など。
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商品情報
- 著者
- 石平, ロバート・D・エルドリッヂ
- ジャンル
- 教養 - ノンフィクション・ドキュメンタリー
- 出版社
- ワニブックス
- 書籍発売日
- 2022.06.03
- Reader Store発売日
- 2022.06.03
- ファイルサイズ
- 44.6MB
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この作品のレビュー
平均 4.0 (2件のレビュー)
-
日本で暮らしてるだけでは見えにくい世界の外交力学を見せてくれる。
アメリカ、中国、ロシアの関係とそれに日本、インドがどう向き合っていくべきか論じている。
最近は肌で感じるレベルになった中国の脅威を改め…て認識することができた。続きを読む投稿日:2022.09.28
『#これはもう第三次世界大戦 どうする日本』
ほぼ日書評 Day582
本書で一貫して述べられるテーマを一言で示せば、ウクライナ侵攻でロシアが悪者にされ、締め上げを食らっているが、それが奏功した暁…に利を得るのは、ロシアの属国化を狙っている中国だということ。
その文脈で、マスコミの報道姿勢を改めて見てみると、なるほどと頷ける面も多い。
ただ、中身の8割は、昼のワイドショーのコメンテーターが喋っているレベル感。
議論の方向性は、昨今のマスコミの報道姿勢に対するアンチテーゼとなり得るものの、本を一冊通して読むべきか、となると疑問符のつく内容だ。
続きを読む投稿日:2022.10.23
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