CODE VERSION 2.0
ローレンス・レッシグ(著)
,山形浩生(著)
/翔泳社
作品情報
サイバー法といえばレッシグと言わしめた『CODE』原書刊行から7年、 wikiを出発点とした待望の改訂版!前著『CODE』では、「規制」とはなにか?「自由」とはなにか?誰が誰のために規制をするのか?そのときの責任は?など、まだネット規制が多くの人々にとって現実味がないところで、その実現性を議論し、そのあるべき姿―民主的な価値を守るため、コードによるネット規制に不完全な部分を設けろという主張―で多くの論者を驚かせた。 それから7年(原書刊行より)。ネットをとりまく状況も変わってしまった。そしてよくも悪くも、人々もまた他人事ではいられないほど関心が高まっている。本書は、現在のネットの状況にあわせ、事例を一新した改訂版(Version2.0)である。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
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商品情報
- シリーズ
- CODE VERSION 2.0
- 著者
- ローレンス・レッシグ, 山形浩生
- ジャンル
- コンピュータ・情報 - コンピュータ・インターネット
- 出版社
- 翔泳社
- 書籍発売日
- 2007.12.19
- Reader Store発売日
- 2016.03.14
- ファイルサイズ
- 1.9MB
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この作品のレビュー
平均 4.4 (12件のレビュー)
-
憲法が保証する「規制の不完全さ」がアーキテクチャに_意図的に_コーディングされなければならない。/アイデンティティ層の導入により匿名性が失われる。/間接規制は不透明。政府は政治的コストを払わない。/憲…法の前提が変われば、「翻訳」(読み替え)が必要になる。/プライバシーは損害賠償ルールではなく財産権ルールで。/「コードは法」は比喩に過ぎない。東海岸コードと西海岸コード。新シカゴ学派。/アーキテクチャと市場は事前に、法と規範は事後に規制する。
第三部 プライバシー
「情報銀行」はレッシグのプライバシー保護に関する「損害賠償ルールより財産権ルールを」と整合的。
「情報銀行」でプライバシーの財産権化が進めば「売血」のように「弱者はプライバシーを売り、強者はプライバシーを保つ」というプライバシー格差が社会問題になるだろう。これ小説の設定に使えるな。
P3PとOpenID Connectの融合みたいなのがトラストフレームワーク上に情報銀行を可能にするんだろうな。
インターネットにアイデンティティ強化層が導入されて「匿名でアクセスする権利」がなくなるとき、分人(ディブ)の法人格を認める法が作られる。
第四部 主権
企業がつくるサイバースペースの「主権者」はユーザーではなく、そもそも民主主義どころか「ユーザー主権」ですらない。むしろ人権が成立する以前の中世に似ている。
しかし、社会契約論的・一般意志的に自治の延長で「主権」を構成することもできる。それは株式会社よりもNPOなりが運営するサイバースペース・アーキテクチャにおいてありえることだが、前者においても「一般意志」を独裁者が体現すればいい。
ライフログの位置データにもとづく滞在時間から住民税が基礎自治体に配賦される未来。
もっと立法スピードが速ければ「コードへの法規制」が現実的にいろいろできるわけだが、次善策は業界団体の自主規制や共同規制かいな。続きを読む投稿日:2012.04.12
[出典]
経営リーダーのための社会システム論
宮台 真司, 野田 智義
P.191 ローレンス・レッシグ 「CODE インターネットの合法・違法・プライバシ」からの発掘投稿日:2023.11.19
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