ホビー&カルチャー
蒸気機関車EX (エクスプローラ) Vol.47
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形式C55 全62両 前編 1~31号機。C51・C54の流れを汲むライト・パシフィックC55。増備がC57へ切り替わったため、62両の製造に留まりましたが、一部は流線型で登場。晩年は九州と北海道に配置され、水かき付きスポーク動輪を履く流麗なスタイルはファンを魅了しました。本誌では次号と2回にわたり、全 62両の履歴や装備を写真とともに解析します。今号は1~31号機の紹介です。
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特集はC55「流改機」
流線型としてつくられた二次型20~40号機の普通型改装ならびに形態差、各機の履歴などを振り返ります。流線型普通型改装の運転台図面は必見。
また前号・前々号からの続きで製造90年と復活30年を迎えた真岡鐵道C12 66号機について、今回は真岡鐵道検修インタビューとともに復活時の資料、現役時代の履歴や川俣線のさよなら運転など多角的に検証しています。
椎橋俊之氏による国鉄OB聞き書きドキュメント「鉄の馬と兵ども」は田端機関区で鍛えられた投炭技術で八高線や横浜線に乗務した機関助士の半生。そのほか3月に引退した58654号機の最終日の模様をお届けします。 -
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特集は決戦のヘヴィ・ミカド D52 概論。戦時輸送に向け資材の逼迫するなか突貫工事でつくられた大型貨物機の誕生からメカニズム、運用の変遷、各機の履歴などを当時の写真と資料で深掘りする。執筆は髙木宏之氏。復活蒸機特集は製造90年と復活30年を迎えた真岡鐵道C12 66号機で、天矢場越えの運転台に添乗、運転の実際を伊藤久巳氏のルポルタージュで追うほか、機関士・機関助士の対談も収録。そのほか連載では、椎橋俊之氏による国鉄OB聞き書きドキュメント「鉄の馬と兵ども」は「北陸本線の煙」、西村勇夫氏による「先達の轍」はC53検修の続編、C61の軌跡と横顔は宮崎・鹿児島区編となっている。
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特集は名古屋で長らく御召列車牽引にあたり、現在JR東海 リニア・鉄道館に保存されているC57 139号機。当時の資料や写真、運転に携わった乗務員の証言などから御召列車運転の裏側に迫るほか、同館に保管されているC57139号機の機関車履歴簿を紐解き、同機の歴史そのものも探る。執筆は西村勇夫氏。第二特集は北海道・日高本線。「鉄の馬と兵ども」で苫小牧支区の乗務員OBに聞いた話を元にドキュメントを展開した。また今年製造から90年を迎えた真岡鐵道C12 66の記念企画として、本誌とのタイアップで12月2日から取り付けている形式入りナンバープレートの製作工程をこと細かに解説している。
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特集は中央西線 木曽谷の煙。木曽福島機関区OB2名に中央西線D51の運転の実際を訊いた。写真や資料などとともに往時を振り返り、あわせて木曽福島機関区や塩尻支区の設備などを見る。第二特集は椎橋俊之氏によるOB聞き書きドキュメント「鉄の馬と兵ども」で、苗穂機関区と千歳線C57・C58の補機を取りあげるほか、編集部インタビュー「国鉄の流儀」シリーズとして門司機関区検査掛に蒸機検修を訊く。西村勇夫氏による連載「先達の轍」はC53検修、また大井川鐵道に譲渡された高岡市の静態保存機C11217搬出の模様を速報で追う。なお、今号は蒸気機関車の燃料である石炭の香りを楽しめる「SL石炭香」が特別付録として付いている。
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特集はD51番号板(ナンバープレート)研究。国鉄の工場ごとに異なるナンバープレートの書体や大きさなどの違いを実機の写真とナンバープレートそのものの拓本で見くらべ、解説する。第二特集は椎橋俊之氏によるOB聞き書きドキュメント「鉄の馬と兵ども」で、室蘭機関区と室蘭本線C57・D51を取りあげる。そのほか復活蒸機では今年度いっぱいで引退するJR九州58654号機の最終検査の様子と検修担当のインタビュー、小倉工場そのものの蒸機検修設備にも着目した。また東武鉄道C11復元に関連する連載では同社のSLプロジェクトのコンセプトや復活プロセス、今後の課題などを本社車両課担当者に話を訊く。
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特集は伯備線 D51 新見機関区。SLブーム時、大人気を誇った「布原D51三重連」を筆頭に伯備線で活躍したD51などを、OBインタビューをもとにしたドキュメント「鉄の馬と兵ども」で振り返る。著者は椎橋俊之氏。第二特集「C10・C11概論」では、都市圏フリークエント輸送を目的に誕生し、その後ローカル線へ転じたタンク機の歴史やメカニズム、運用の変遷などを総じてまとめた。著者は高木宏之氏。またC11の特集にあわせ、今も同形式が活躍する大井川鐵道や東武鉄道の現場担当にもメンテナンスについて話を訊く。
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特集は“C62特急「つばめ」「はと」全記録II” 多くの関係者から聞き取り取材した西村勇夫氏が、1レ「つばめ」の浜松から大阪までの道のりを誌上再現。 名古屋機関区・宮原機関区の乗務員の奮闘ぶりを、貴重な写真や資料を交えて振り返ります。蒸機を高加速、高速走行させ、定時運転を守る技は、国鉄職員の心意気を象徴するものです。これまで明かされてこなかった特急「つばめ」のエピソード満載です。このほか、特急「つばめ」「はと」を牽いたC62、「鉄の馬と兵ども」は鳥取機関区など、今号も内容盛りだくさんでお送りします。
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50号記念増大号。特集は東海道本線C62 特急「つばめ」「はと」の前編。戦後・東海道本線の蒸気機関車全盛期、戦後の特急復活から「へいわ」「つばめ」「はと」に至るヒストリーや舞台裏に迫ります。西村勇夫氏によるのOB聞き書きや当時の資料、貴重な写真などで大々的に展開する。第二特集「鉄の馬と兵ども」では、椎橋俊之氏が一人の鉄道マン、会津若松機関区OBの自伝を元に磐越西線や会津線、日中線の蒸気機関車、そして会津若松機関区そのものにスポットを当てる。また7月から運転を開始した東武鉄道C11123も撮り下ろしグラフや、かつての模様を雄別鉄道OBインタビューで振り返る。
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『鉄道ジャーナル』1970年9月号に掲載された列車追跡シリーズ「ヒロシマへの道」。廃止直前の「安芸」を追ったルポには広島運転所の若手機関士・機関助士が登場します。今回、そのときの取材を受けた乗務員OB2名にご登場願い、呉線の大型蒸機や「安芸」の運転についてうかがいました。当時のグラフや資料編などとともに、ドキュメントをお届けします。
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前号につづき名古屋機関区におけるC55を中心に、他区のC51や C57 の活躍ぶりも取り上げ、戦後の蒸機華やかなりしころを検証します。快速や準急の先頭に立って活躍したこれらパシフィック機の俊足ぶりを示す資料、OBの証言による数々のエピソードは必見です。また、直江津機関区OBインタビューや履歴簿に見る機関車の一生 C10 8などなど、今号も貴重な写真、一次資料をふんだんに収録しています。
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形式C55 全62両 前編 1~31号機。C51・C54の流れを汲むライト・パシフィックC55。増備がC57へ切り替わったため、62両の製造に留まりましたが、一部は流線型で登場。晩年は九州と北海道に配置され、水かき付きスポーク動輪を履く流麗なスタイルはファンを魅了しました。本誌では次号と2回にわたり、全 62両の履歴や装備を写真とともに解析します。今号は1~31号機の紹介です。
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