「わかってもらいたい」という病
香山リカ(著)
/廣済堂出版
作品情報
「わかってほしい」は人間にとって当然の欲求である。しかし、気持ちを伝えても「わかってもらえない」ことが少なくない。それはなぜなのだろうか。そして、やり場のない気持ちはどうすればよいのだろうか。その解消法を間違えば、座間死体遺棄事件のような凶悪犯罪に巻き込まれる危険性すらあると、著者は警鐘を鳴らす。 人一倍傷つきやすい人たちの心に寄り添い、迷路の出口を指し示す心理アドバイス。
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この作品のレビュー
平均 3.5 (7件のレビュー)
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「わかってもらいたい」という病。香山リカ先生の著書。私もわかってもらいたい、理解してもらいたい、認めてほしいという欲求、承認欲求を強く感じることが多いから、香山リカ先生から「わかってもらいたい」という…気持ちは人間にとって当然の欲求と言ってもらえてどこかすっきり。でもそういう承認欲求を上手にコントロールして、愚痴をこぼしたり不平不満を言ったりしないことも大切。わかっていても難しいけれど。続きを読む
投稿日:2019.09.06
・自分以外の人に「わかってもらいたい」と思っても全部をわかることは誰にも不可能で、可能なのはAIくらいだ。
→『Ruby Sparks』のことを考えた(大好きな映画)。そういうAIが欲しいのか?それが…本当に求めているものなのか?となるときっとNOだろう。相手に思い通りに動いてほしいのではなく、その人自身の心で動いてほしいのは大前提で、その上で理解してくれたらいいなという願いだ。そうではなく本当に思い通りに動かしたいなら、それは病だろう。この本では言っていなかったが、たぶん自分自身がわかってあげられるようになるしかないのかも?
ただ「全部わかるのは無理」という話は極端で、「もうちょっとわかってほしいな」というのはよくある感情だと思う。そういう場合はやっぱり言葉で伝え合って落としどころを見つけるのがいいのかな?
・「わかってくれている」という感覚は、「この人は自分の味方である」と安心信頼できる状態によって得られる。「私があなたを守る」ともし老齢の祖母に言われたとしても満たされるのは、本当に物理的に守ってほしいわけではない。
→わかってほしい/守ってほしい=自分の気持ちや存在を肯定してほしい/認めてほしい/受け容れてほしいということかも。カップルの間で「守ってね」「守りたい」という言葉が出るのも、危険な時に本当に身を挺して盾になることを望んでいるというよりも、そのくらいの気持ちで相手を尊重することを望んでいるのだろう。
・たくさんの人に少しずつわかってもらうのが健全な生き方。
→大切な人にほどわかってもらいたいという執着を向けがちだが、おそらくどこまでも終わりがない、満たされない欲求になってしまう。補充しても補充しても満タンにならない状態は本人も周囲も苦しい。わかってもらおうとするのを諦めるしか道はないのだろうか。愛着の問題にもなってくると思うし、難しいな…
問題を紹介・羅列するだけで著者の意見や対策などがあまり無かった(上記は頑張って拾ったところ)。記事を読んでいるような感じだった。中央が空洞というか…新書ってこんな感じなのかな?続きを読む投稿日:2023.03.16
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