児童書
ふたごチャレンジ!
シリーズ内の平均評価:
(3)
おとなって、勝手だ。小さいころは「ふたごが、おそろいを着てるとかわいいね」なんて言ってたんだよ?なのに最近は、「男らしくしなさい」とか「女の子なんだから気をつけて」とか。いちいち、うちらに「らしく」しなさいって言うの。「大きくなる」って「フツウに合わせていく」ってことなのかな?そんなの、息がつまっちゃいそうだよ!!!!だから、うちらは――双葉あかねと双葉かえでは、決めたんだ。転校した学校で「あるチャレンジ」をしてみようって。おとなの望むような「やんちゃな男の子と、かわいらしい女の子のふたご」にな・・・
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「かえでちゃんあかねちゃん、友チョコしない!?」って言われて、うちらはビックリ。だって去年までは――「バレンタインデー」って「自分たちにはカンケーないイベント」だったんだもん!でも、みんなとチョコ交換したら、楽しそう。とくにかえでは「じつは、友チョコにあこがれてたんだっ」ってうれしそう。そうだね!せっかくだから手作りにもチャレンジしちゃう!?ウキウキと準備をすすめながらも、うちの心は・・・・・・ゆらゆら。だってさ、バレンタインの売り場って「女の子っぽいもの」だらけで居心地わるいんだよ!それに・・・・・・。「チョコをあげたい人、ほかにもいる?」ってきかれたとき、ドキッとした。うちは・・・・・・太陽にあげても、いいのかな?そしてかえでも、なにか迷ってるみたい。自分のキモチってなんなのか、どう感じてるのか、カタチにするってむずかしい・・・・・・けど。セカイへ挑むみんなへ送る、応援ストーリーです!【小学中級から ★★】
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「親友」の太陽が、病院に運ばれた!?太陽の「カノジョ」久遠ちゃんからその知らせをもらってココロが千切れそうな、うち――あかね。だって、太陽の病気の原因はきっと、遊園地にさそったうちが、ムリさせちゃったせいだから。いそいで病室にむかった、うちだったけれど・・・太陽から告げられたのは、思いがけない言葉で!?一方、かえでは、「入れるのは女子だけ」というルールがあったおえかきクラブにぶじに入部できて。すっかり「もう1つの居場所」として、なじんでるみたい。6年生の先輩たちが卒業する前に、みんなで、記憶にのこるような絵を描きたい!っていきごんで取り組もうとするけれど・・・。――あれ、「カラフルな絵」が思い描けない?おえかきするのは大好きなのに・・・どうして・・・。それは、かえでのココロをしばる「ある記憶」のせいで・・・。前向きになろうっ!――って、どんなに心に誓っても。なかなか人とわかりあえなかったり、前に進めなかったり。ココロが折れそうになるよね。でも、あきらめたくないんだよ。うちらには――みんなっていう「最強の味方」がついているんだから。セカイへ挑むみんなへ送る、応援ストーリーです!【小学中級から ★★】
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サプライズで現れたお父さんとお母さんの前で、おもわず「女の子らしくなったあかね」と「男の子らしくなったかえで」として振るまってしまった、ふたご。「すっかりフツウの子になったな!」と大喜びする両親に、本当のことは言いだせなくて・・・。家族そろった、しあわせな休日を自分たちが台無しにすることなんて、できないよ・・・。でも、冬休みいっぱいヒミツを守るなんて、できるの!?大パニックのふたごに、あの吉良くんが、驚きのアドバイスをしてくれて。さらに、いつものメンバーが「みずくさいじゃん、2人とも!」と駆けつけちゃう!?「ありのままの自分」って、むずかしい。でも、うちらは探したいんだよ、一歩ずつでも。【リアル】&【刺さる】と、超話題のシリーズ最新刊!【小学中級から ★★】
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遊園地のチケットをもらったうちら。ホワイト革命の中心になってがんばったみんなでおでかけすることに!!ここらへんでいちばん大きな遊園地だけあって、レースカーや絶叫コースターのアトラクションがいっぱい。みんなの意外な顔も飛びだして、ちょー楽しい~~~~~~~~~!!!!!!しかも、吉良くんの代わりにゲスト参加したうちの親友・太陽にとっては「生まれてはじめての遊園地」なんだって・・・!小さいころからずっと体がよわくて、いつか行ってみたいと、夢に見ていたんだって言う太陽・・・。うち、太陽に「100%ステキな一日をプレゼントしたい」って思ったんだ!――クリスマスの日のおでかけ。トクベツな空気の中、うちや、みんなの心もゆれうごく!?スペシャル短編「吉良くんのクリスマス」も同時収録!【小学中級から ★★】
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「じぶんらしいすがたで生きよう」と決めたうち・あかねと、弟のかえで。でも、うちらを見て不思議そうにしたり、イヤな顔をする人だって、ときどきいる。それが現実。そんなうちらの「安心できる場所」が、緑田小の保健室だった。あたたかく、ときにはきびしくうちらを受けとめてくれる辻堂先生は、うちらだけでなく、保健室を利用する生徒みんなの、心の支えだったんだけど・・・・・・。辻堂先生が、この間から、とつぜん学校に来なくなった。その背後には、「あの人」のカゲがあって!?黒マスクをはずしたくない吉良くんや、男子トイレに入れないかえでに、「ほかの子に合わせて――『フツウ』にふるまうべきだ」「保健室が〈居場所〉だなんて、甘えだ」と感じているらしい、あの人が・・・・・・。もうダメだ――うちらの想いは届かない。おとなに、かなうわけないんだ・・・・・・そんなふうに思ったとき。――学校に、風が、吹いたんだ。ふたごのチャレンジは、次のステップへ。セカイへ挑むみんなへ送る、応援ストーリーです!
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「俺は、おまえらをクラスメイトだと認めてないから」そう言ったのは、同じクラスの吉良辰紅(きら・たつく)。覚悟はしてたけど・・・・・・やっぱりショックだよ。少し前まで、うち双葉あかねと、弟のかえでは「あるチャレンジ」をしてた。うちは男子として、かえでは女子として・・・・・・そう、性別を入れ替えて、学校に通ってたんだ!でもうちらは、そのヒミツをみんなに打ち明けて、「ありのままの自分」で生きる決心をした。最初は、とまどっていたクラスの子たちとも学芸会の劇「ふしぎの国のアリス」の準備をするうちにだんだん、心が一つになってきた気がする!うちとかえでは、2人で主役のアリスを演じることに決まったし。よーしがんばるぞ!と思ってたけど・・・・・・うちらのことを目の敵にする男子・吉良くんが、なにかっていうと、キツい言葉をかけてきて・・・・・・。そして――ついに、クラスの中で立場が逆転!吉良くんが、絶対にマスクをはずさないせいもあってみんなから、すっかり孤立してしまったんだ・・・・・・。こんな空気は、イヤだよ!どうしたら元通りのクラスにもどせるの?「みんなのルール」は、おとなのルールより難しい!?ふたごのチャレンジは、まだまだ続く――。セカイへ挑むみんなへ送る、応援ストーリーです!【小学中級から ★★】
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おとなって、勝手だ。小さいころは「ふたごが、おそろいを着てるとかわいいね」なんて言ってたんだよ?なのに最近は、「男らしくしなさい」とか「女の子なんだから気をつけて」とか。いちいち、うちらに「らしく」しなさいって言うの。「大きくなる」って「フツウに合わせていく」ってことなのかな?そんなの、息がつまっちゃいそうだよ!!!!だから、うちらは――双葉あかねと双葉かえでは、決めたんだ。転校した学校で「あるチャレンジ」をしてみようって。おとなの望むような「やんちゃな男の子と、かわいらしい女の子のふたご」になってやろうじゃないって・・・・・・!――大注目の、第9回角川つばさ文庫小説賞〈金賞〉受賞作!!セカイへ挑むみんなへ送る、応援ストーリーです!【小学中級から ★★】
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