ライトノベル
人狼への転生、魔王の副官
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ワの国で偽アソンを倒したフリーデは成人を迎え学業の傍ら魔王軍で父の手伝いをする忙しい日々を送っていた。そんななか、南国のクウォールから留学生としてシュマル王子がミラルディアにやってくることになった。在学生代表として彼を歓迎することとなったフリーデは父・ヴァイト譲りの人柄の良さで急速に親睦を深めていく。一方、開拓が進む樹海ではここ最近で不思議な現象が多発していた。調査の結果、樹海にドラゴンが出現したと判明。魔力を求めるドラゴンは移動を繰り返しておりこのまま膨大な魔力を吸収し続ければいずれは戦神となってミラルディアだけではなく世界を巻き込んだ未曽有の大災害となる。かつてない危機感を抱いたヴァイトは使者を派遣し、各国に応援を呼びかけるが・・・・・・。
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生きる伝説“黒狼卿”ヴァイトの娘フリーデは使節団の一員として訪れた氷壁の帝国ロルムンドで功績を収め今度はその噂を聞いたワの国から技術交流の名目で招待されることに。しかし、ワの国のことなので文字通りの技術交流なわけがない。これは“フリーデたちがミラルディアの次世代の担い手として足るか”の試練だ。案内役と称してミホシ衆の見習いである少女イオリが監視するなか、天性の勘と智勇でもって次々に試練を突破していくフリーデ。ついには風紋砂漠へ足を踏み入れるが、突如出現した砂の壁に囲われる街に迷い込んでしまった。一面の砂景色のなか、古風なワの服装をした一人の男に遭遇する。曰く――「我こそはアソンなるぞ」アソンといえば千年以上前にワを建国し、数多の伝説を持つ転移者だ。そして、旅に出たまま姿を消したことから神世に還ったとされていた。本物であればヴァイトに匹敵する英雄。しかし、この男から人間のにおいは一切しない。フリーデのこれまでの経験と勘が“この人を信用してはいけない”と警告を鳴らしていて・・・・・・。ほぼ全編書き下ろしストーリーでお送りする黒狼親子の新たな冒険譚!
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