未来を見る力
河合雅司(著)
/PHP新書
作品情報
今後の日本にとっての最大の課題は「人口減少・少子高齢化」である。2020年から2040年の間に、人口は1525万人減る。マーケットは年々縮小、企業も自治体も人材不足に陥り、一人暮らしの高齢者が激増する。企業も、自治体も、これまでと同じ考え方で同じことをしていれば、変化に適応できず衰退していくしかない。戦略的に縮むためにすべきことは何か。人口減少の専門家であり、都市や地方の様々な「現場」で対話を繰り返してきた著者が、「売上や人口の拡大を目指す思考を捨てよ」「これから求められる能力はエンパシー」など、人口減少を希望に変えるための指針を示す。 ●ネット通販が届かなくなる理由/●「人手不足は外国人、女性、高齢者で解決できる」のウソ/●本当に70歳まで働けるのか/●マーケットの未来を見る力/●自治体の職員不足で起きること/●いかにして集住を促すか/●少子高齢時代に合わない、マンションの区分所有 etc.
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商品情報
- シリーズ
- 未来を見る力
- 著者
- 河合雅司
- 出版社
- PHP研究所
- 掲載誌・レーベル
- PHP新書
- 書籍発売日
- 2020.09.15
- Reader Store発売日
- 2020.09.16
- ファイルサイズ
- 11MB
- ページ数
- 224ページ
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この作品のレビュー
平均 3.2 (16件のレビュー)
-
少子高齢社会で人口減少に陥ってる日本にたいして、どういう社会にしていくべきかを語った本。
現時点でも、地域によっては人口減少による影響をもろに受けている場所も多いということがよく分かった。例えば、富山…県でショッピングモールを増床して飲食店を増やしたところ、アルバイト店員がなかなか集まらないのだとか。それこそ、時給1500円という銀座の時給より高い額を提示しても集まらなかったのだとか。今後は、こういう状況が日本全国に広がっていくとのこと。
ただそれは、日本だけの問題ではなく、東南アジアや南米といった発展途上国でも出生率が下落傾向にあるので、世界的な問題になってくるのだとか。といっても、日本は世界と比べて急速に少子高齢の人口減少社会にあるということは変わらないわけだから、世界的にみてみると日本の動向は注目されてるのかもなと思う。
何もしないと人口減少の日本は貧しくなっていくだけなので、この豊かさを維持するためにはこれまで以上に技術力を高めていく必要があるとのこと。日本では研究費は削減傾向にあると聞くけど、本当将来大丈夫なのかと思う。
個人的には、少子高齢化というのはマクロな問題であって、ミクロ視点でみると案外解決できる場所もあるんじゃないかと思っている。例えば、この本にもあるように兵庫県の明石市なんかは少子化対策を試みて人口を増やすことに成功している。けど、これもこの本によれば短期的にはうまくいっても、長続きはしないとのこと。それこそ、子どもが成長して手を離れたらその土地に住むメリットは無くなるのだとか。そういわれてみたらそりゃそうだろうなとは思うけど、うまいこと解決できないものかなと思う。地方で働くデメリットとして通勤時間の長さに問題があるなら、テレワークを普及していくというのは一つだろうけど、そう簡単でもないだろうしなぁ…。
なんだかんだで、この本にあるようなコンパクトシティ化というのは一番いい解決策なんだろうなと思った。点々と離れた場所に暮らすようになるよりは、ある程度まとまって暮らすようになるほうが、賑わいもあるだろうし。まあ、東京一極集中というのはそれはそれで問題がありそうだけど。続きを読む投稿日:2021.01.27
高度経済成長を遂げ、経済大国と呼ばれた日本は過去の話。現代の日本人の多くは、その余韻に未だに浸っており、今後急落する崖っぷちに立っていることに気づいていない。日本の人口減少幅は年々確実に大きくなり、2…050年には1億人を下回ることは間違いない。将来に危機感を覚え、これまでの考え方をアップデートし、これから確実に訪れる状況に対し、柔軟なアイデアを持ち、自分に何ができるのかを真剣に考える時が来ている。続きを読む
投稿日:2024.01.08
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