ホビー&カルチャー
旅鉄BOOKS 019 廃線探訪入門
シリーズ内の平均評価:
(53)
列車は走っていないけれど、鉄道ファンの間で人気の高いジャンルのひとつである“廃線めぐり"。本書では、廃線歩きをより楽しんでもらうために廃線の探し方から服装、持ち物などのポイントをわかりやすく解説しています。また、ファンの間でもとくに人気の高い士幌線跡の美しい写真や“廃線テーマパーク"を掲載しており、「廃線に興味があるけれど、どのように楽しんでいいかわからない」という、廃線ビギナーの方にもおすすめの一冊です。第1章では、廃線めぐりで人気のある廃線跡を紹介。地図研究家・今尾恵介氏による「廃線を地図で・・・
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列車は走っていないけれど、鉄道ファンの間で人気の高いジャンルのひとつである“廃線めぐり"。本書では、廃線歩きをより楽しんでもらうために廃線の探し方から服装、持ち物などのポイントをわかりやすく解説しています。また、ファンの間でもとくに人気の高い士幌線跡の美しい写真や“廃線テーマパーク"を掲載しており、「廃線に興味があるけれど、どのように楽しんでいいかわからない」という、廃線ビギナーの方にもおすすめの一冊です。第1章では、廃線めぐりで人気のある廃線跡を紹介。地図研究家・今尾恵介氏による「廃線を地図で読み解く方法」は必見です。第2章では、日帰りで楽しめる都市の廃線スポット(東京都心、東京多摩、関西、名古屋近郊)を掲載。「歩ける廃線跡」では、日本各地の廃線跡を紹介。自宅近くの廃線跡を見つけることができるかもしれません。第3章では、エリア別に旅に出たい廃線スポットを29紹介。徒歩やサイクリング、車など移動手段も掲載しているので、自分に合った廃線めぐりスポットを見つけることができます。第4章では、廃線となった後にテーマパークなどとして“第二の人生"を送る廃止路線を紹介。鉄道テーマパークとして人気のある小坂鉄道では、一日の過ごし方をおすすめの飲食店と合わせて紹介しています。【目次】・廃線歩きはこんなに楽しい・廃線分類チャート・廃線の楽しみ方【第1章 廃線歩きに出かけよう】・いつ崩れ落ちるかも知れぬ“幻の橋" タウシュベツ橋梁・士幌線跡のめぐり方・北陸廃線紀行・尾小屋鉄道の記憶・碓氷峠 新旧廃線跡探訪・ヨコカルの記憶 在りし日の碓氷峠を懐古する・地図研究家が歩く廃線跡 可部線跡、宇品線跡・大分交通耶馬溪線跡を走る【第2章 都市にもある廃線めぐり】・東京・都心編 駅舎、踏切、トンネル跡など遺構を満喫・東京・多摩編 多様な出自を秘めた6路線を制覇・関西編 自然と歴史に触れる、廃線トレッキングコース・名古屋近郊編 美濃・三河の名鉄線跡を訪ねる・歩ける廃線跡【第3章 旅に出たい廃線スポット】・エリア別 旅に出たい廃線スポット【第4章 復活するロストライン】・復活するロストラインの未来・「小坂鉄道レールパーク」で過ごす一日※本書は『旅と鉄道』2018年5月号と『旅と鉄道』2019年7月号の記事をもとに再編集したものになります。
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2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催まで1年を切りました。1964年の東京オリンピックでは東海道新幹線が開業し、鉄道は新時代に入りました。本書は1960年代に全国のさまざまな鉄道を撮影された、辻阪昭浩氏の貴重な写真を掲載しました。辻阪氏が熱心に追いかけた東海道本線の「つばめ」「こだま」などの電車特急をはじめ、北海道の蒸気機関車、仙山線の交直流試験車、山陰本線のDD91形、SLが牽引する九州のブルートレインと簡易電源車マヤ20形、2両編成の地下鉄日比谷線に3両編成の丸ノ内線、試運転をする南海20000系「こうや」など、当時を知る人には懐かしく、若い世代には新鮮な写真が盛りだくさんです。■本書の特徴●巻頭10ページでは、貴重なカラー写真を21点掲載しています。●本文の誌面は大きな見開きサイズの写真と、細かな写真と解説の見開きを交互に展開しています。貴重な写真の数々をご覧下さい。■主な内容●PROLOGUE 鉄道を追いかけ続けて・・・・・・●第1章 新幹線開業前夜の東海道本線・特急「つばめ」「はと」への憧れ・衝撃的だった電車特急「こだま」・東海道の名脇役、電車急行・新幹線試作車の試験運転が始まる・さようなら、東海道電車特急・世界初の高速鉄道、新幹線が開業・物流の大動脈、東海道の貨物輸送コラム1 リバイバル運転された「つばめ」「はと」●第2章 電車・DCで広がる全国特急網・東西を結ぶ気動車特急「白鳥」・キハ82系気動車特急の黄金時代・西へと広がる電車特急の運転・だんだんと広がる電車特急網・全国を席巻した気動車急行・ブルートレインの時代が到来コラム2 161系+157系の「とき」●第3章 新型車が続々登場 激変期の国鉄線・蒸気機関車が走る北海道へ・近代化が進む東北の鉄道・新性能電車が躍進する首都圏・大躍進するDC(気動車)列車・碓氷峠がアプト式だった頃・新旧が入り混ざる中央本線・個性派車両も見られた大阪界隈・北陸・山陰・阪和線の鉄道風景・山陽本線の近代化と呉線のC62形・蒸機運転末期の九州への旅コラム3 C51形は永遠の花形蒸機●第4章 1960年代のローカル線情景・無煙化された国鉄ローカル線・東北・北関東のローカル線・関東信越のローカル私鉄・山陽・山陰のローカル私鉄コラム4 北海道の客車改造気動車●第5章 個性派がそろう私鉄の記録・時代をリードした関東の私鉄特急・活況を呈した京阪神の私鉄特急・都圏大手私鉄の通勤電車・広がり始めた地下鉄網・中京・京阪神の大手私鉄・珍しい車両と地方私鉄の記録コラム5 思い出の東京都電と路面電車
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天夢人が発行する書籍の中で一番人気の『電車の顔図鑑』。今回発売する第4弾『電車の顔図鑑4』はローカル線の鉄道車両がテーマ。“電車の顔”というタイトルですが、主役はディーゼルカーです。多くのローカル線、特に第三セクター路線では基本となる設計がある軽快気動車を使用している会社が多く、個性に乏しい、と感じている鉄道ファンもいます。しかし、いざイラストを作成してみると各社のこだわりが随所に感じられ、地域の魅力をいかにカラーリングで表現するか、という意気込みが感じられます。最近は1両ごとに車体色を変えている会社も多く、並べてみるとカラフルで楽しい顔ぶれです。本書では、私鉄は鉄道会社ごとに、JRは地域や車両の登場時などでカテゴライズしてイラストを収録。年代を越えて各社の顔が並ぶ光景は圧巻です。カラフルな車両たちの顔を見ているだけでローカル線の旅に出たくなるに違いありません。第三セクター鉄道を中心に、軽快気動車が走る地方私鉄も収録。各社の現在の顔だけでなく、これまで走った顔も並べて、路線を彩ってきた車両たちが分かります。近年増えているラッピング車両の複雑な柄も、精細なイラストで再現しています。JR6社のローカル線は、新旧の普通列車はもちろん、沿線の活性化を目的に近年人気を集めている観光列車の顔も掲載しています。■もくじ第1章 北海道地方JR北海道/道南いさりび鉄道/北海道ちほく高原鉄道第2章 東北地方JR東日本/津軽鉄道/青い森鉄道/IGRいわて銀河鉄道/三陸鉄道・・・ほか第3章 関東地方JR東日本/関東鉄道/鹿島臨海鉄道/ひたちなか海浜鉄道/真岡鐵道・・・ほか第4章 上信越・北陸地方JR東日本/北越急行/えちごトキめき鉄道/しなの鉄道/IRいしかわ鉄道・・・ほか第5章 中京地方JR東海/天竜浜名湖鉄道/愛知環状鉄道/伊勢鉄道/樽見鉄道・・・ほか第6章 近畿地方信楽高原鐵道/京都丹後鉄道/北条鉄道/紀州鉄道/有田鉄道/JR西日本第7章 山陽・山陰地方JR西日本/水島臨海鉄道/錦川鉄道/井原鉄道/智頭急行/若桜鉄道第8章 四国地方JR四国/土佐くろしお鉄道/阿佐海岸鉄道第9章 九州地方JR九州/甘木鉄道/平成筑豊鉄道/松浦鉄道/島原鉄道・・・ほか
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日本列島北から南までを撮影でまわっている四国在住の鉄道カメラマン・坪内政美さんによる、思わず笑ってしまうような、ユニークで面白い鉄道シーンの数々を一挙公開。JR予土線を走る0系新幹線や駅舎が巨大な土偶駅、踏切待ちをする路面電車などなど、鉄道風景、駅、車両にわたってとっても珍しく、楽しい鉄道シーンを363点収録した1冊です。写真中心のわかりやすく読みやすい構成で、珍百景をユニークなキャッチコピーとともに紹介しています。第1章では沿線に広がる景色を切り取った「鉄道珍風景」を、第2章では駅舎そのものの形にビックリの「珍駅、珍駅舎」、第3章では見ても乗っても楽しい「珍車両」と、テーマ別の3本立てで構成しています。巻頭企画は、選りすぐりの珍風景をぎゅっと掲載。四国のローカル線・JR予土線沿線に広がる珍風景を、タレントのダーリンハニー吉川正洋さんが登場する写真でお届けします。そして、坪内カメラマンお気に入りのイチオシBEST18景は目を疑う鉄道シーンが続々登場します。コラム企画は写真を見比べることで、じわりと心に響くユーモアシーンを特集。全国で見つけた「保存SLがおもしろい!」ではちょっと変わったSLの一部保存の様子を、「ふぞろいの新幹線たち」では街や駅構内で見かける新幹線デザインの違いを、そのほか「ツボにはまる珍駅名」「珍読駅Quiz」「鉄道もどき珍遊具」などで、こだわりの楽しい珍風景の世界へと案内します。【目次】<巻頭企画>●予土線“珍”探しの旅●どつぼカメラマンイチオシ今すぐ旅して欲しい珍風景BEST18景<本文企画>★第1章目を疑う⁉ 珍鉄道シーン★第2章降りてビックリ珍駅・珍駅舎★第3章見て楽しい!乗って楽しい!珍車両<コラム企画>◎列島保存SLのあれこれ◎交通標識に見るふぞろいな新幹線たち◎ツボにはまる珍駅名◎なんと読むんじゃろ?珍読駅◎偶然見かけた鉄道もどき珍遊具
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日本の鉄道の多くが、明治・大正・昭和初期に開業しています。その当時に建てられたままの駅をはじめとして、令和の現在にあって今なお木造の駅を取り上げた1冊です。折しも「東京オリンピック・パラリンピック競技大会2020」を機に、山手線唯一の木造駅舎である原宿が大会後に解体されるというニュースが話題になりました。趣はあるけれども維持も難しいため、その存在はとても貴重なものになりつつあります。そこで、列車からぜひ降りて、懐かしさを感じる駅舎のその空間に身を置いて、歴史を、木造の美しさを肌で感じて欲しい!そんな、今のうちにぜひ旅に出かけて降りて欲しい木造駅舎を、200駅選りすぐって紹介した1冊です。【本書のポイント】★巻頭特集は原宿駅、国立駅、高尾駅と、東京の3つの木造駅舎解体が決まった、山手線でも数少ない木造駅舎である原宿駅を特集。1924(大正13)年に建てられて以来、その姿を変えずに若者の街、原宿の玄関口としてその姿をとどめてきた、美しき駅舎を切り取っています。★より美しく見られるポイントはクローズアップした写真で構成「最近は駅舎を楽しむ女性も増えている。スマホ時代らしい駅の見方もある。そこで木造駅舎は全景だけではなく、その駅らしい美しいポイントをクローズアップして見てもらいたい」そんな著者の思いから、駅舎紹介は、全景だけではなく、様々なアングル角度から撮影した写真で構成しています。【目次】●1924~2020 原宿駅、木造駅舎の96年●北海道・東北40選●関東・甲信越44選●東海24選●北陸・近畿 36 選●中国28選●四国・九州25選●地域の木造駅舎ものがたり
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鉄道旅の醍醐味! 旅鉄グルメと言ったら欠かせない駅弁を1冊にまとめました! その数、写真付き紹介が500品以上、リストも含めると全1000品。これまでの駅弁本にはなかった情報量重視で、ページをめくるたびに、ご当地の駅弁が続々と登場するので、読むだけでも楽しく、ワクワクする1冊です。★本書のコンセプトは、選べる! 探せる! 発見がある! そして注文したくなる『駅弁大百科』皆さんは、これまで駅弁を行き当たりばったりで選んだり、買ったりしていませんか?お目当ての駅弁があったのに駅についてみたら完売していたり、駅弁がどの駅に売っているかを把握していなかったり・・・・・・、乗り換えの時間が少なくて駅弁屋さんが見つけられなかったり・・・・・・。「旅と鉄道」編集部は考えました。食べたい駅弁は、やっぱり確実に食べて欲しい!ちゃんと出合って味わってもらいたい。旅に出たときに使いやすいよう、ページ構成は移動に合わせて探しやすく選びやすい、地域別、駅ごとに。しかも現地で分かりやすく探しやすくなる駅弁会社ごとに駅弁の数々を掲載しています。そこには誰もが一度は聞いたことのある超有名駅弁はもちろん、品数を重視した紹介した書面構成だからこそできる、隠れた逸品あり、最新ニューフェイス駅弁あり、季節限定駅弁から予約限定駅弁までもが、一堂に会しています。★注目ポイントは3つのアイコン表記①予約 ②ホームまで届けてくれる ③宅配 ・①「予約」アイコンは、駅弁の予約取り置きができるかどうかを表記。・②「宅配」アイコンは、自宅に宅配で取り寄せられる弁当店に表記。・③「ホームまで届けてくれる」アイコンは、知る人ぞ知る旅の裏ワザ。一部の駅弁店では、予約したときに乗車する列車を伝えておくことで、ホームでお弁当を受け取ることができます。そのサービスをしてくれる弁当店がわかります。(時間やシーズンで対応できない場合もあります)★巻頭企画は“駅弁レジェンド”による、印象に残った駅弁5選駅弁タビリストの桜井寛さん、旅行ジャーナリスト・駅弁愛好家の小林しのぶさん、鉄旅タレントの木村裕子さん、駅弁愛好家でウェブサイト「駅弁の小窓」管理人の上杉剛嗣さん、ウェブサイト「駅弁資料館」館長の福岡健一さんによる、おすすめ駅弁をリストアップして紹介いただいています。
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1872年に開業した日本の鉄道。以来、動力方式は変わっても、走り続けているのが機関車です。旅客列車は電車が主力の時代になりましたが、貨物列車などの牽引に機関車は今も欠かせず、力強い姿で幅広い世代を魅了し続けています。本書では、国鉄・JRの電気機関車とディーゼル機関車を中心に、特に主電動機や制御機、台車といった技術面の進化に焦点を当て、鉄道テクニカルライターの高橋政士氏が詳しく解説。その機関車が必要とされた背景や、従前形式からの改良点を通じ、機関車の発展を理解できます。また、蒸気機関車と旧型電気機関車は、元国鉄・JR職員の経歴を持つ松本正司氏が、実際に運転した機関士から聞いた話を交え、懐かしい写真とともに解説しています。写真を見ているだけでも楽しくなる、機関車解説書の完成です。【本書の特徴】蒸気機関車と輸入機関車は、小史として形式ごとの特徴が分かるように解説。旧型電気機関車は技術的に関連しあう形式をまとめました。形態差の分かる写真を掲載しています。1960年代以降の主力となり、現在も一部が残る新型電気機関車、交流電気機関車、交直流電気機関車、ディーゼル機関車は形式ごとに紹介しています。パワーエレクトロニクスの急速な進化で技術改良がめざましいJR世代の電気機関車とディーゼル機関車・ハイブリッド機関車。活躍の幅を広げる新時代の主役も、詳しく解説しています。【目次】第1章 蒸気機関車鉄道史を牽引し続けた日本の蒸気機関車小史第2章 旧型電気機関車EEF53・55形/EF58・18・13形/EH10形・EB10形ほか第3章 新型電気機関車ED60・61・62形/EF60形/EF63形/EF64形1000番代/EF65形/EF66形ほか第4章 交流電気機関車ED70形/ED76形/ED76形500番代/ED77形/ED78形/EF71形/ED79形ほか第5章 交直流電気機関車EF30形/EF80形/EF81形第6章 ディーゼル機関車DF50形/DD51形/DE10・11・15形ほか第7章 JR電気機関車EF200形/EF210形/EH500形/EH800形ほか第8章 JRディーゼル機関車DF200形/HD300形/DD200形巻末資料 電気機関車・ディーゼル機関車年表
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戦後復興から高度経済成長期にかけて、物流はもちろん人々の移動手段の主力は鉄道でした。とくに、夜のうちに長距離移動ができた夜行列車は画期的な存在で、寝台特急を中心に数多くの列車が運転されていました。鉄道ジャーナリストの松本典久さんが、1960年代以降に乗車した当時の夜行列車の様子を、豊富な写真や当時のダイヤ、編成図とともに振り返り、車内の様子など臨場感あふれる懐かしい夜行列車の乗車記録をまとめています。多くの人々の生活に根付き、深夜の移動の足として、出張に向かう会社員や、受験生、就職活動、旅人を支え続けた、夜行列車の往時の姿をお楽しみください。情あふれる夜行列車の乗車当時のリアルな写真そして乗車時のエピソードと合わせて読み解きたい時刻表と編成図元祖ブルートレインの「あさかぜ」や最後のブルートレイン「北斗星」といった王道の列車から、寝台特急と同じく夜行列車を語るうえで外せない急行列車、そして少しマニアックな夜行普通列車まで、筆者が乗車した19列車が登場。乗車当時の旅の模様を当時の貴重な写真とともにお届けします。また、乗車当時の時刻表と編成図を掲載し、乗車した列車の背景をより詳しく、わかりやすく紹介します。急列車・急行列車はすべての停車駅の時刻を普通列車は主要駅の停車駅の時刻を掲載著者が乗車した当時の時刻表を調べなおして、停車駅ならびに着発時刻を詳しく掲載。客車列車ならではの機関車付け替えによる長時間停車や、急行列車の思わぬ停車駅、一昼夜走り続ける普通列車など、今見てみると少し驚きの列車運用が見えてきます。また、上野~青森間(常磐線経由)の列車など、同一区間を走る列車を複数取り上げている場合、列車種別による停車駅や所要時間の違いも読み解くことができます。(左から寝台特急「ゆうづる」、急行「十和田」、普通227列車の時刻表。いずれも常磐線経由で上野~青森間を結んだ)編成表は設備と車両形式で紹介著者が乗車した時代に組まれていた各列車の編成表も掲載。食堂車が連結されている列車、座席車が連結されている列車、さらには寝台車が連結されていない列車など、などさまざまな夜行列車の編成図がひと目で見てとれます。
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1872年、日本初の鉄道開業から駅を構え、山手線のゼロキロポストがある品川駅から、今年3月に開業した高輪ゲートウェイまで、山手線の全30駅を、鉄道写真家・南 正時氏が50年にわたって撮り続けてきた写真をまじえつつ、駅周辺の風景や街の変化の物語をまとめています。南氏が綴るひと駅ひと駅に残る記憶や思い出、街のランドマーク、グルメなどの移り変わりの数々、豊富な写真とともに周辺さんぽも楽しめる1冊です。全30駅を、現在の象徴的な駅舎外観をはじめとして、駅周辺の街の風景や、思い出の風景など豊富な写真を紹介。駅の歴史、街の風景の記憶、思い出など、駅ごとの物語としてまとめています。東京の印象的な街の変化、山手線の走る風景など、国内随一の通勤電車である山手線と、その駅周辺の沿線風景を楽しく読み解くことができます。【目次】品川・大崎・五反田・目黒・恵比寿・渋谷・原宿・代々木・新宿・新大久保・高田馬場・目白・池袋・大塚・巣鴨・駒込・田端・西日暮里・日暮里・鶯谷・上野・御徒町・神田・東京・有楽町・新橋・浜松町・田町・高輪ゲートウェイ
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豊富な写真とともに、鉄道旅の世界や、鉄道史、鉄道車両図鑑などをテーマに刊行している天夢人の「旅鉄BOOKS」シリーズ。記念すべきその第30冊目は『鉄道遺産をめぐる』。国の重要文化財や世界遺産、鉄道記念物まで、日本の鉄道の礎となり、現代にも昔の姿をとどめる、貴重な鉄道遺産を特集。明治5年からの日本の鉄道の長い歴史の中で、昔のままの姿をとどめた、駅、橋梁、トンネル、車両など、往時の技術の高さを今に伝える“鉄道遺産”を美しい写真とともに解説した1冊。世界遺産、国の重要文化財、国の登録有形文化財、鉄道記念物、近代化産業遺産、準鉄道記念物に指定された鉄道遺産約400のリストも掲載した、鉄道遺産の完全保存版です。鉄道遺産について、カテゴリーピラミッド、探しかた、歴史を知るなどのテーマで、魅力を深掘りしています。【第1章 鉄道遺産図鑑】ではテーマ別に鉄道遺産の数々を掲載鉄道橋、名駅舎、絶景遺産、現役車両、保存車両の5つのテーマで鉄道遺産を取り上げて図鑑として紹介しています。また鉄道遺産の宝庫である「博物館 明治村」にある鉄道展示物を徹底紹介しています。【第2章 鉄道遺産をめぐる旅】は鉄道遺産群の旅へとご案内天竜浜名湖鉄道、旧北陸鉄道トンネル群、信越本線旧線跡の碓氷峠と、3つの鉄道遺産群を訪ねる旅の世界へと案内しています。木造駅舎や、転車台など多くの鉄道遺産が残る静岡県の天竜浜名湖鉄道へは、鉄道ファンとして知られるタレントの吉川正洋さん(ダーリンハニー)によるルポルタージュを掲載しています。【第3章 鉄道遺産路線】では多くの鉄道遺産を有する鉄道路線を紹介駅舎や鉄橋など、多くの鉄道遺産があるローカル線を、路線ごとに紹介。沿線すべての鐡道遺産を掲載しているので、途中下車の旅のプランなどに役立ちます。応援企画としてJR肥薩線のルポを特別掲載しています2020年7月の豪雨により、熊本県球磨川流域を走るJR肥薩線が甚大な被害を受けました。肥薩線には木造駅舎や鉄橋、機関庫など多くの鐡道遺産があります。復興への願いを込めた応援企画として、被災前にノンフィクション作家の髙山文彦さんが旅をした、ルポルタージュを掲載しています。
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いざ、知られざる“制服鉄”の世界へ毎朝見かける鉄道会社の制服も、各会社によってさまざまなデザインがあります。本書では70の鉄道事業者に協力を得て、全ページカラーで制服を掲載します。また、各社に聞いた制服のポイントも合わせて紹介。ボタンやエンブレムなど、会社ごとの制服へのこだわりが見えてきます。そして巻頭では鉄道各社制服デザインを多く手掛ける日本ユニフォームセンターに、制服について気になる疑問のあれこれを伺いました。この本を読めば、鉄道制服の今が見えてくること間違いなし。個人では撮影が難しい制服写真をじっくり堪能できる一冊です。巻頭ではJR6社をはじめとして東京メトロや西武鉄道、西日本鉄道など数多くの鉄道会社の制服を手掛ける、日本ユニフォームセンターにインタビュー。「そもそも制服ってどんなもの?」という基本の話から、日本の制服の歴史、最近の鉄道制服の傾向まで詳しく話を伺いました。制服に欠かせない3要素や、開発までのプロセスは図解入りで分かりやすく紹介します。第1章は北海道・東北・関東、第2章は甲信越・東海・北陸、第3章で近畿・中国・四国・九州の鉄道会社を紹介。会社ごとに、「JR」「大手私鉄」「準大手私鉄」「中小民鉄」「公営」の5つに区分し、社名の前にアイコンで分かりやすく表示しました。鉄道会社に聞いた制服のこだわりポイントや全ページカラーで掲載する制服画像はもちろん、会社データや列車走行写真も掲載しているので、この本を読むだけで各事業者のことを知ることができます。
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トレインマークを掲載する人気サイト「愛称別トレインマーク事典」を運営する松原一己氏がトレースした、約300点のトレインマークを集めたイラスト集です。新幹線の車両側面に見られるエンブレムをはじめ、JRの特急列車、豪華列車、観光列車、快速・普通列車、大手私鉄や中小私鉄のトレインマークのほか、すでに引退した国鉄やJRの車両の懐かしいトレインマークも掲載しています。本文では、車両・列車の概要や愛称の由来、トレインマークの見どころなども解説しており、列車やトレインマークデザインについての理解も深められます。新幹線で見られるトレインマーク新幹線は専用車両を使用し車種も少なかったため昔はトレインマークがほとんどありませんでしたが、新幹線網が広がるにつれて車種も増え、車両側面にロゴマークを貼り付けた車両が増えていきました。現役で活躍する新幹線のうち13車種で見られるトレインマークを掲載しています。JR特急のトレインマーク現在の特急車両で見られるLED式のヘッドマークや、各車両のロゴマークを中心に、車種ごとのトレインマークを紹介します。豪華列車・イベント列車のトレインマーククルーズトレインや観光列車など、近年人気の乗って楽しむ列車もヘッドマークやエンブレムなどを採用しています。快速・普通列車のトレインマークトレインマークというと特急列車や観光列車を連想してしまいがちですが、ローカル線や都市部の路線を走る普通列車や快速列車にもトレインマークが掲出されている車両が数多く見られます。JRの15線区で見られるトレインマークを紹介しています。大手私鉄のトレイン関東や関西の大手私鉄7社で見られるトレインマークを紹介しています。各社の看板列車ともいえる、趣向を凝らした特急や観光列車のトレインマークが見られます。中小私鉄・第三セクター鉄道のトレインマーク中小私鉄や第三セクター鉄道では、沿線の風景や名物、車両そのものをイメージしたトレインマークのほか、社紋やオリジナルキャラクターといった、さまざまなトレインマークが見られます。中小私鉄ならびに第三セクター鉄道のなかから13社で見られるトレインマークを紹介しています。国鉄・JRで見られた懐かしのトレインマーク第1~6章では、おもに現役車両を紹介してきましたが、この章ではすでに引退している急行列車や快速・普通列車、ジョイフルトレインなどの懐かしいトレインマークを紹介しています。
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