歴史の勝者にはウラがある
河合敦(著)
/PHP文庫
作品情報
日本人がイメージする戦国史は、秀吉や家康など天下人に都合よく改変されたものばかり――。実は、秀吉は小田原城を最後まで“落城”させられず、“忠臣の鑑”と名高い家康の家臣団はとんでもない不良揃いだったと聞けば驚くだろうか? 本書は、人気歴史作家が「冴えわたる智謀」「意外な敗戦秘話」「戦国合戦の奇手奇策」「情けなき愚将たち」「生き残りをかけた策謀」など、“通説”のウラ側に隠された真相を大胆に解き明かす。戦国時代の誤解が吹き飛ぶ一冊。『戦国合戦・15のウラ物語』を改題。 【本書の内容】「小早川隆景――じつは、徹底的な頭脳戦! 厳島の奇襲を演出した知将」「白井入道――10倍もの軍勢で攻め寄せる謙信を破った謎の軍師」「三方原の戦い――いちばんの敵は味方だった!? 家康を大敗させたダメ家臣団」「石田三成――武功のためなら味方も欺く! 満天下にさらした戦下手」「毛利輝元――天下人の夢ふたたび? 大坂の役の謀反計画」・・・・・・ほか
もっとみる
商品情報
- シリーズ
- 歴史の勝者にはウラがある
- 著者
- 河合敦
- 出版社
- PHP研究所
- 掲載誌・レーベル
- PHP文庫
- 書籍発売日
- 2018.12.03
- Reader Store発売日
- 2018.12.21
- ファイルサイズ
- 7.3MB
- ページ数
- 256ページ
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 3.0 (1件のレビュー)
-
半年以上前に読み終わったようですが、平成末に部屋の掃除をしていて発掘した本です。タイトルに「ウラがある」という言葉を見つけると、ついつい手が伸びてしまいます。
歴史の授業を受けた時から、昔の武将はカ…ッコいいな、自分には真似できないな、と思い続けてきましたが、このような「事実」を知ると、少し安心した気分になりました。
以下は気になったポイントです。
・上杉憲政治は越後の謙信のもとに逃げ込んだが、すぐに謙信の人柄に惚れ、上杉氏の名跡と関東管領の職を委譲した。以後、謙信が三国峠を越えてたびたび関東平野へ侵攻するのは、後北条氏を倒し、昔の秩序を回復するという関東管領としての筋目のためである(p38)
・詰問使は、三大老と五奉行の同意を得て家康のもとへ弾劾した、このとき池田輝政、黒田長政、藤堂高虎が家康に、利家側には、小西行長、長曾我部守親、細川忠興、加藤清正、浅野幸長が終結した、このときは家康が折れた(p51)
・三方ヶ原合戦において、敗戦が確実になると徳川四天王と呼ばれた榊原康政ほか多くの譜代家臣は浜松城へもどらず、そのまま他所へ遁走している、戦わずして尻尾をまいて城中にいたら、家康は譜代にさえ見限られていただろう(p78)
・小田原攻めにおいて、豊臣秀吉は徳川家康を通じて、武蔵・相模・伊豆を安堵するから開城せよ、後北条氏に寛大な講和条件を出した、そして裏切ったのが事実、こうしないと秀吉は勝てなかった(p97)
・別所氏は、播磨国守護、赤松氏の流れを汲み、このころは三木城を起点として、東播磨八郡に一族が勢力を広げていた、別所氏が反旗を翻したのは、秀吉の失言と言われている(p137)
・秀吉が信長から解任されなかったのは、つねに安土との連絡を保ち、必要であればみずから出向いて信長と会見し、自分の考えを説明し、指示を受けていた(p145)
・秀吉は、山名氏が反旗をひるがえした後、すぐに降伏しなかったことをせめ、因幡城から追放して毛利氏に通じた(p150)
・忍城は、江戸城の北を守る要塞として重視され、累代、徳川家の譜代大名が入封する城となった(p177)
2019年5月5日続きを読む投稿日:2019.05.05
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。