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大好評だった「鉄道写真が語る昭和」の第2弾。“鉄道が元気だった時代"、駅は単なる列車に乗り降りするための場所でなく、列車は単なる移動手段でなく、さまざまな人の営みが交錯する場所だった。「鉄道写真が語る昭和2」では、大ヒットアニメ映画「君の名は。」の舞台となった駅の開業前の風景や、“秘境駅"として知られる飯田線小和田駅付近を走る前身の三信鉄道の旧型電車、さらには女性アテンダントの先駆けとなった「はとガール」など、貴重な古写真を満載。鉄道と人間が接する懐かしの風景を、数十年間にわたる朝日新聞社、毎日新聞社、共同通信社に加え、鉄道写真の老舗・RGGのアーカイブの膨大な保存写真からもセレクト。旧足尾線などを長く取り続けてきた齋藤利江さんの写真も掲載した。また、写真に添えられたコラムは単なる情景の説明にとどまらず、当時の社会情勢をふまえ、読みやすくも深い内容になっている。 目次<目次> 第1章 戦前の懐想(1926~1944)「君の名は。」の舞台へ高山本線全通(高山本線 飛騨古川駅)ほかCOLUM1 流行に乗り造られた流線形車両 効果なく点検もしにくく短命に第2章 昭和20年代の懐想(1945~1954)ゼロ戦のジュラルミンが「輪タク」に(新宿駅東口)ほかCOLUM2 ボディーに白線を巻いた客車で最優先運行の進駐軍専用列車 第3章 昭和30年代の懐想(1955~1964)伊勢湾台風で国鉄客車が避難所に(関西本線)ほかCOLUM3 初めての気動車特急「はつかり」 故障の多発に「がっかり」の声 第4章 昭和40年代の懐想(1965~1974) 2時間で500杯売れた立ち食いそば(東北本線 上野駅)ほかCOLUM4 昼は座席、夜は寝台として運行 モーレツ電車特急「月光形」 第5章 昭和50・60年代の懐想(1975~1989) 1千万枚売れた「愛国から幸福ゆき」切符(広尾線幸福駅)ほかCOLUM5 日本の鉄道発祥の地で汽笛一声 JR誕生を祝ったC56形SL
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“鉄道が元気だった時代”、駅は単なる列車に乗り降りするための場所でなく、列車は単なる移動手段でなく、さまざまな人の営みが交錯する場所だった。戦地へ慰問に向かう吉本興業の芸人による「わらわし隊」の出発、大きな風呂敷包みを背負った行商人が行き来するホーム、新幹線の台車にこびりついた雪を掻き落とす国鉄マンの姿もあった。そんな、鉄道と人間が接する懐かしの風景を、数十年間にわたる朝日新聞社のアーカイブの膨大な保存写真からセレクト。また、写真に添えられたコラムは単なる情景の説明にとどまらず、当時の社会情勢をふまえ、読みやすくも深い内容になっている。<目次>第1章 戦前の懐想(1925~1944)お笑いを戦地へ 吉本「わらわし隊」が行く(東海道本線 大阪駅)ほかCOLUM1 南満州鉄道特急「あじあ」 大陸で花開いた技術の結晶第2章 昭和20年代の懐想(1945~1954)戦後まで軽便鉄道のままだった国鉄路線(釜石線の「マッチ箱」客車)ほかCOLUM2 「国鉄三大ミステリー事件」“真犯人”いまだ判明せず第3章 昭和30年代の懐想(1955~1964)学生の「尻押し部隊」「はがし屋」が奮闘(中央線 新宿駅)ほかCOLUM3 「新しい技術はない」が新幹線への自信と信頼第4章 昭和40年代の懐想(1965~1974)貨物列車で登校した北の中学生(根室本線 初田牛駅)ほかCOLUM4 郷愁と独特の魅力で“SLブーム”大爆発第5章 昭和50・60年代の懐想(1975~1989)初V「赤ヘル軍団」を駅に迎えた大群衆(山陽新幹線 広島駅)ほかCOLUM5 “海の大動脈”宇高連絡船と「連絡船うどん」も姿を消す
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