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ママの凄絶な深淵に、迫る。
人生の終焉をようやく掴みかけた静一に、警察から「ママを保護した」と一報が。
20年ぶりに対峙したママは、静一が誰なのか、己は何者なのか分かっておらず要領を得ない受け答えを繰り返すが、静一との会話の中で突如記憶が戻る。その時、静一の心に抑えきれぬ激情が迸り、ママに拳を振り上げるも、殴打できずにその場を立ち去る。しかし心に刻まれた「感情」は日に日に大きくなり、静一は再びママの家へ・・・
そこに待ち受けていたのは、ママの凄絶な深淵。
二人の永い永い夜が、始まる。 -
死へ向かう僕を止めたのはママだった!?
「もうこのまま・・・一生会わないでいいんかい?」
それは生前、父からの最期の問いだった。
逝去した父の遺骨を埋めるため久しぶりに故郷を訪れた静一。
「これで、もうこの世に何も思い残すことはない・・・」
そんな時、偶然にも目の前に吹石さんが現れる。
蘇る記憶と感情ーー
一瞬、時が止まり、空気は張り詰める。
静一は、己の人生を、”無事”に終わらせることができるのか!? -
比類なき物語は、遂に「本章」へ!!
「ありがとう。ひとごろしになってくれて。」
そう吐露したママの首を、思わず法廷で絞めた
衝撃の少年審判から約20年ーー
静一は、生きていた。
ママに翻弄され、挙句、人を殺めた。
でも彼女に何も響くことはなかった。
それでも、生きてきた。
なぜーー? -
少年審判、開廷・・・裁きの行方は!?
高台で向き合った従兄弟の”しげる”は、
かつてママに高台から突き落とされた”自分”だったーー
僕が消えることが正しいこと・・・そう思った瞬間、静一は”自分”を葬るため
しげるを突き落とし、殺めた。
それは、己の中のママとの決別の儀式。
罪悪感を一切感じることなく、静一は鑑別所に収監される。
そこで静一を待ち受けていたのは「内省」の日々。
深淵に意識が向かうなか、心の隙間にスルリと入って来たのは
しげるを殺してまで決別を試みた「ママ」だったーー!! -
ママ。もう僕は、迷わない。
「あの山に行ご」ーー
真夜中に突然現れたしげるは、そう言いながら静一を誘(ルビ:いざな)った。
静一が連れて行かれたのは、かつて静一が幼い頃にママから突き落とされた
町の高台だった。
「ママがよんでるよ」
しげるが放つ言葉が、静一の深淵に潜んでいたママを呼び起こす。
ママに対する激情を吐露する静一。
しかし、静一は再びママに取り込まれてゆく・・・
そして導き出したひとつの”答え”が、静一を衝撃の行動に!? -
ママの圧倒的抑圧から解放された靜一は1?
警察に出頭したママが逮捕され捜査が始まった。
あの日のことを実況見分で回想していた静一は、
自分が幼い頃に従兄弟のしげると同じようにママに高台から
突き落とされた衝撃の記憶が蘇るーー!
それから徐々にママの呪縛から心が解放され、
再び吹石さんと接触をはかり、安らいでいく静一。
このまま、新しい希望の日々が訪れるかと思ったとき
静一のもとへ思わぬ訪問者がーー!? -
大増ページ!毒親と息子の壮絶すぎる記憶!
家に乗り込んで来た伯母の追及に対し
遂にしげるを崖から突き落としたことを認めたママ。
狼狽する父、激昂する伯父、修羅場と化す居間・・・
頑なに謝罪をせず出頭しようとするママに
静一は必死に追いすがる・・・
しかしその先に待っていたのは、静一の“心”の思わぬ覚醒だったーーー!? -
咎(とが)の追及がママと静一に迫り来る!
家で転倒したはずみで、失われた記憶がしげるに戻った!?
そんなしげるがママに対して動揺する姿を見て、伯母さんはママを疑い出すも
静一はそれを全否定する。
そんな静一の姿にママは感動し、二人の仲はより強固で濃密なものとなる。
しかし、伯母さんがママに抱いた疑念は増幅し
ついに2人へ牙を剥き始めるーー!! -
目を覚ました甥のしげる、その時ママは!?
ママに崖から突き落とされた
甥のしげるが遂に目を覚ましたーー
しかし記憶障害により、事故の記憶どころか
ママや静一のことすら覚えていなかった。
そんなしげるの姿に安堵するどころか、
ママの精神は一気に荒み始めるーー!? -
静一がママとの棲み家へ、恐怖の帰宅!?
「女」として自分に迫りくる吹石さんを
すんでのところで拒否した静一。
それは脳裏に数多のママが過ぎったから・・・
「ママを・・・ママを裏切るわけにはいかない!」
しかし帰宅した静一には
ママの凄絶な告白と追及が待ち受けていた!! -
毒親VSカノジョ・・・静一を巡り大激突!
「お前なんかいらない」・・・
初めてママに反抗した静一は
そのまま吹石さんの部屋にコッソリ泊まることになる。
初めての女の子の部屋・・・そして迎える二人きりの夜・・・
これで何も起こらないはずがない!?
しかし、当然ママも黙っているはずがなく・・・修羅場必至!! -
最愛の息子にカノジョが・・・毒母、悶絶!?
“母親地獄”の中で、ますます精神的に追い詰められる静一。
以前ラブレターをくれたクラスメートの吹石さんは
その様子を心配し、静一を気遣い、二人は急接近する。
淡い初恋。だが・・・
それさえ木っ端みじんに打ち砕かれるのか!?
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