便利な購入方法
-
-
戦況は日ましに日本に不利となり、ついに学徒出陣や神風特攻隊の捨て身の作戦を強いられる。昭和20年4月、米軍の主力は沖縄本島に上陸を開始した。一方、捕虜となった倉田竜作は、南海の空の下で、戦争とは、捕虜とは、そして人間とは、と深い思索の日々を過ごす――。日本人の運命を描く大河ロマン完結。
-
-
マレー進攻、シンガポール陥落と日本軍の進撃はつづく。昭和18年4月、倉田竜作は、ガダルカナル周辺の米艦船攻撃に参加したが、乗機を撃墜され、漂流の後、米軍の捕虜となる。戦局は転換し、日本軍は太平洋海域での相次ぐ敗退に追い込まれていく。戦争と国家、戦争と人間の関わりを描く大河ロマン。
-
-
倉田竜作が海軍兵学校を卒業した昭和15年、日本帝国の運命を決める三国同盟が日本、ドイツ、イタリアの間で締結され、日米関係は悪化の一途をたどる。そして、16年12月8日、日本軍機は真珠湾の米太平洋艦隊の主力に殺到した。開戦と同時に日本軍の破竹の進撃が続く。――激動の昭和を描く。
-
-
二・二六事件! 青年将校に率いられた約1400名の部隊の行動は、全国を震撼させた。多感な少年期、激しい世相の動きを目のあたりにした倉田竜作は翌12年、海軍兵学校に入学する。と、大陸では蘆溝橋事件が勃発。風雲はいよいよ急をつげる。……戦争と人間、戦争と国家の有り様を描く大河ロマン。
-
-
昭和7年1月18日、上海で日本人僧侶に対する暴行事件が起こり、新たな戦火の種となった――第一次上海事変。「爆弾三勇士」「空閑少佐の自決」などの話題で日本じゅうが沸きかえるなか、竜作一家は郷里の岐阜へ帰り、祖国日本での新しい生活を迎える。……戦争と反乱、戦争と死。激動の昭和を描く。
-
-
張作霖爆死から3年、昭和6年9月18日、奉天北方で満鉄の線路が爆破された。満州事変勃発! 日本軍守備隊の火砲の前に、チチハル、錦州、ハルビンと陥落し、ほぼ全満州が日本軍の制圧下にはいった。そして“満州国”の誕生。平和な市民生活と戦争の関わりを大胆かつ緻密な構成で描く現代史小説。
-
-
昭和3年6月4日、満州の実力者・張作霖を乗せた特別列車が何者かによって爆破された。満鉄の駅長の息子・倉田竜作とその家族をはじめ大陸に暮らす日本人の平和な日々に、広大な満州の平原を揺るがす戦争の嵐が近づく……。満州事変・太平洋戦争――激動の昭和史と日本人の運命を描く大河ロマン。
-
-
-