失礼な敬語~誤用例から学ぶ、正しい使い方~
野口恵子(著)
/光文社新書
作品情報
敬語は相手を苛立たせもし、怖がらせもする。店員のミスに腹を立てた客が、「責任者呼んでこい」と怒鳴るのと、落ち着いた低い声で、「支配人にお目にかかりたいのですが」と言うのとでは、後者のほうが店員を震え上がらせる。敬語とはそういうものである。(本文より)現代日本人に最も好まれている敬語「いただく」の過剰使用からマニュアル敬語まで。豊富な誤用例をもとに、言葉とコミュニケーションの問題を考える一冊。
もっとみる
商品情報
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 3.8 (14件のレビュー)
-
この本を読んで思ったのは、私がいかに敬語を知らないか。日本語を知らないか。このことである。私自身敬語は学校で少し習った記憶はあるが、敬語を使い始めて間も無いこともあり全然知らなかったし、意味わからない…ところもしばしばあった。
しかし知らないことを知ることで、敬語を使うことの難しさや大切さなども知ることになった。もっともっと勉強して日本語である敬語の理解、使用をしていきたいと思った。
気になることがあればすぐに参照し、この本を自分のものにしたい。続きを読む投稿日:2015.10.04
先週、首相が「さ入れ」で答弁しているのを聞きました。映画の舞台挨拶付き上映会に行けば、壇上の大半の俳優が「○○役を演じさせていただきました」と言う。「させていただく」の多用が大嫌いな私はいつも、「“さ…せていただく”言うとったらええっちゅうもんちゃうで」と怒りをおぼえていますが、これは文としては間違っているわけではない。呆れるのは「○○役をやらさせていただきました」というヤツです。
成人している著名人が公の場で「お母さんに教えていただきました」、あるいは親である有名人が自分の子どもの話をするときに「○○ちゃんに買ってあげた」などと言うのにも違和感があります。家柄もよろしいようなのに言葉遣いの教育は受けてこられなかったのですかと嫌みのひとつも言いたくなる。
携帯電話の普及で、話したい相手の親を経由することがなくなり、プチ敬語すら使う機会がありません。付け焼き刃では無理だから、社会に出て取引先などと話をしなければならなくなったとき、自分が敬語を使えないことに初めて気づく。でも本当に気づくでしょうか。今や正しくない日本語が普通で、銀行に行っても妙な敬語で応対されたりする。周囲がみんな妙な敬語を使っているなら、自分が気にする必要もないということになるのでは。
本書にある「挨拶の言葉にはそれぞれ意味がある。意味を無視する癖がつくと、心にもないことを平気で言うようになる」。「便利だからと言って使いすぎると、言葉はすり切れる」。これがすべてだと思います。しかし、この本を手に取るのは、「正しい日本語を使いたい」と常日頃から思っている人のはず。「さ入れ」、「れ足す」を使い(「ら抜き」はもうあきらめました(笑))、何でもかんでも「~させていただく」と言って自分は丁寧な日本語を喋っているつもりになっている人は、悲しいかな、この本を読まないのではないでしょうかね。
あぁ、なんだか上から目線のレビューになってしまった。すみません。(^^;続きを読む投稿日:2021.05.10
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。