友だちがしんどいがなくなる本
石田光規(著)
/講談社
作品情報
「友だちのことは好きだけど、いっしょにいると『しんどい』と感じることがある」
「会話についていくため、作業的に話題のコンテンツを見ている」
「メッセージの返信が遅くならないようにチェックしてしまう」
こんなふうに感じて、苦しくなっている人はいませんか。
じつはその苦しみ、あなただけが抱えているものではなく、いまの世の中の多くの人がもつ悩みです。
友だち関係について「しんどい」と感じるのは、じつはあなた個人の問題ではありません。
じつは、いまの社会が、多くの人に「友だち関係を維持すること」を強いるような構造になっているのです。
気鋭の社会学者が解き明かす、まったくあたらしい「人間関係の教科書」です。
●私がすべての人を「知り合い」とよぶ理由
●かつての社会と現代社会でまったく変わった「友だちの在り方」
●「ずっと友だち」でいなくてもいい
●インターネットとスマートホンが劇的に変えた、私たちのコミュニケーション
●古代の哲学者たちは「友だち」をどう研究したのか
●ゲーム理論から考える、正しい友たちとの付き合い方
●学校でも家庭でもない、ゆるやかな「場」をもつことの重要性
……ほか
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商品情報
- シリーズ
- 友だちがしんどいがなくなる本
- 著者
- 石田光規
- 出版社
- 講談社
- 書籍発売日
- 2024.02.29
- Reader Store発売日
- 2024.02.28
- ファイルサイズ
- 20.2MB
- ページ数
- 160ページ
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この作品のレビュー
平均 3.0 (4件のレビュー)
-
新学期に向けて子ども用に用意した本。私も手にとってみた。小学生高学年〜中学生向けに書かれたそうだけど、思いがけず(失礼!)いい本だった。
筆者に言わせると「友だちづくり」は無理ゲーなのだそう。
新たな…環境に身をおいたとき、まずは「友だち作らなきゃ」と思う自分がいる。
ちょっとよそ行きの顔をして、テンション上げて、そして家に帰ったら疲れて…(笑)
そんなことしなくてもいいんだなと、子どもにも大人にもわかりやすく伝えてくれる本。
うまく一人になること。うまく人と繋がること。覚えておこう。続きを読む投稿日:2024.04.05
「「友だちのことは好きだけど、いっしょにいると『しんどい』と感じることがある」
「会話についていくため、作業的に話題のコンテンツを見ている」
「メッセージの返信が遅くならないようにチェックしてしまう」…
こんなふうに感じて、苦しくなっている人はいませんか。じつはその苦しみ、あなただけが抱えているものではなく、いまの世の中の多くの人がもつ悩みです。
友だち関係について「しんどい」と感じるのは、じつはあなた個人の問題ではありません。じつは、いまの社会が、多くの人に「友だち関係を維持すること」を強いるような構造になっているのです。
気鋭の社会学者が解き明かす、まったくあたらしい「人間関係の教科書」です。」
・10代の、悩みまくる思春期の子どもたち、モヤモヤしながらこの本を手に取った子どもたちに対して、
役に立つ情報はほとんどないと、読んで感じた。
・50代のおっちゃんの、「そんな無理して友達つくらんでもいいよ」「スマホの返信がしんどい?私はスマホは持っているけどLINEアプリやSNSはやっていないよ、ショートメールのみ。楽だし別に困らんよ」というアドバイス。
「?」「そうかなぁ・・」「そう言われてもなぁ・・」と感じた部分に付箋を貼りながらよんだら付箋だらけになった。。
・四コマ漫画への共感度は120%。
「あー!あるあるこんな状況!」
「私も本当はしんどいと感じてた、私だけじゃないんだ。」
と。でも、この漫画(挿絵)に対しての具体的な解決法が全然本書には載っていない。
・人の付き合いを数学的なモデルから検討する「ゲーム論」について/ 古代ギリシアの哲学者プラトンの友情論について/「真の友情」という関係がいかにできにくいか、16世紀のフランスの思想家モンテーニュもこう語っている
・・という説明、この本にいる??読んでいて「へぇ~!」と思うところもなかった。
「今、わたしたち、友達だよね!」とお互いの存在を確認しあい、不安になったり束縛したりグループとか作ったりわざわざ面倒くさいことをごちゃごちゃしてしまう思春期の子どもたちに、この著者のアドバイスはあまり響かないのではないかと感じた。
40代のおばちゃんの私ならね、もうママ友とかいらないわねぇ~と肩の力抜けてるし、連絡取る取らないに必死にならなくてもご縁のある人とはまた会えることも知っているけどね。人と交流するためにいろんな場に行くのではなく、読書会とかボランティアとかは、自分のやりたいことを探して自分の為に行く。そんな中で、自然と人との関わりが生まれたり、数年後に友人と呼べる人が出来ていたりする。この本の通りだなぁと、思うんだけどね・・。
ーーーーーーーーーーーー
本よりメモ (「共感できない」「?」「なるほどね」いろいろあります)
・「私は、お付き合いのある日とに「友だち」という言葉を出来るだけ使わないようにしています。どんな人でも基本的には「知り合い」でありそれ以上でもそれ以下でもありません。」
・「「友だち」には、友だちとそうでない人と序列的に分けてしまう特性と、「友だちである」という、あいまいな感覚をよりどころとするため、もろさを抱えるという特性をもっているから」
→なるほど著者はそうなのね、了解。ただ、この本読んでいる人はだいたい「友だち」がいて、「友だち」と呼んでいるだろう。
・「私たちにとって重要なのは、つながりを友だちかどうかで振り分けるのではなく、まず「つながりのなかに身をおくこと(趣味のつながり、ボランティアなどの場に行く)」です。だれかが友だちかどうかなんて、何年か先にゆっくり考えればよい。」
→何年か先にゆっくり考えればよい と、今を生きる10代に言うてもなぁ。
・「つながりの場に行くときは、「交流」を主な目的とした場はなるべく避けよう。「何か話さなければならない」「友だちを作らなければならない」圧力のある場はつらい。それよりも、ほかに目的があって、会話や交流はついでにある、それぐらいのほうが気軽に参加できるだろう」→◎共感。
・多様性を大事といわれる時代だが、
「「人それぞれ」という言葉は便利だが、一方で、相手と距離をおくときにも使われる言葉である。一人一人の気持ちのや考えを大切にする事は大事。だが、そこで覚えておいてほしいのは、「人の気持ちや考えを大切にすること」と「人を否定しないこと」は決して同じではない。」 とはいえ、はっきり相手に気持ちを伝えるかはケースバイケースで・・→どっち~
・オンライン、スマホのやりとり、SNSなどは、相手がいるから気を使い、言葉を選択し慎重になったり、相手の反応が気になったりするやっかいなものだ。
「では、どう使えばいいか。まずいえることは、「絶対的に正しい」使い方はない、ということ。どのような使い方をしても間違う事はある。それは、スマホのみならず、様々な物事に当てはまる。」
「正しい使い方、やり方は、みなさんがさまざまな失敗を重ねて、そのなかでつかんでゆくしかないのです。」
→うん、失敗を重ねていくしかない。友だちだって、最初から「友だちなんていらない。知り合いでOK」という考えで人と関われないし、友だちからの誘いとか断れないし、SNSとかやらないとかいうわけにもいかないし、
ごちゃごちゃするのが10代。いっぱい失敗したりモヤモヤしたりリセット症候群やらの暴走もしつつ、関係を組み立てたり壊したりあれこれして、やっとなんか人付き合いが楽になるのが40代・・とかになんじゃないかなぁ。。続きを読む投稿日:2024.06.06
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