君が代は千代に八千代に
高橋源一郎(著)
/講談社文芸文庫
作品情報
20世紀末に連載が開始された2作の長篇小説『日本文学盛衰史』『官能小説化』とほぼ同時期、文芸誌「文學界」に毎回短距離走のように連載された短篇小説群。
明治の作家たちを登場人物とした先の2篇とは真逆の方向で、現代日本にあふれる空虚な賑やかさと残された希望の乏しさを、そして愛と日常を、どこまでも真正面から受けとめ表現しつづける短篇小説が13篇。
『さようなら、ギャングたち』で鮮烈なデビューを飾り、『日本文学盛衰史』で作家としての評価をさらに高めた高橋源一郎の、新たなる転換点としての傑作短篇集。
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商品情報
- シリーズ
- 君が代は千代に八千代に
- 著者
- 高橋源一郎
- 出版社
- 講談社
- 掲載誌・レーベル
- 講談社文芸文庫
- 書籍発売日
- 2023.12.11
- Reader Store発売日
- 2023.12.08
- ファイルサイズ
- 1MB
- ページ数
- 288ページ
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この作品のレビュー
平均 2.5 (4件のレビュー)
-
短編と呼ぶには少々短か過ぎて、掌編と呼ぶには長過ぎる、そんな作品集。
エログロ、スカトロ、暴力、狂気、ドタバタ、ナンセンス。
人によっては強烈なインパクトかもだけど、
冒頭の「Mama told me….」に出てくるスカトロに痰壺キッスにゲロ攻撃。何年も前から、ネットに転がってるスカトロAVは既にこの小説世界を越えちゃってるからねぇ。「コケオドシは駄目よ!」と言いたくなるような。
多くの作品が若い頃の筒井康隆のスラプスティックコメディを思い出させるけど、面白さでは筒井康隆にはるかに劣ってるね。
それから、薄っぺらな文庫本にして税別で2,100円、値段もコケオドシか!?
もちろん書いはしない、図書館で借りました。
続きを読む投稿日:2024.01.30
たくさんの本を読んできたが、ここまで読んで不快になり気分が悪くなった本は初めて。
神保町の本屋で買って喫茶店でコーヒーを頼んで読み始めたが、あまりの醜悪さにこの街を出るまでに読み切って売り捨てて出てい…くと決めてその通りにした。
冒頭2篇が特にひどく、別に「エロ・グロ・ナンセンス」が悪いわけではないが、ここまでそれが極まっていると文学ヅラをされても困る。
この短編集を読んでも、人間の感情の一つに新しく気付かされたりはしない。どこかで読んだことのありそうな人間の負の感情が、とびきりグロテスクに描かれているだけ。
結果的に新鮮な気づきや学びや感動などはなく、ただ気分が悪くなるだけ。
あと村上龍とかこの時代の作家が性を描くといつも思うが、女性蔑視が過ぎてキツい。本当に無理。
しかもこれを筆者本人は「自身の最高傑作」「日本国に住むすべての人を書きたいと思って書いた」
などと言っていて(帯にそう書いてあるから買ったのだ)、一体何がどうしてそうなるのか、全くわからない。人間の負の側面を書きたくても、こんなに徒らにグロテスクにする必要はない。
この人はなぜ小説を書いているのか。
退廃的で非道徳的なのが文学だと思ってませんか?と言いたい。
そして極め付けは文庫のくせに2300円!それでこの最低な読書体験!
まじでどういうこと?続きを読む投稿日:2024.02.24
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