方舟
夕木春央(著)
/講談社
作品情報
週刊文春ミステリーベスト10国内部門第1位!
MRC大賞2022第1位!
9人のうち、死んでもいいのは、ーー死ぬべきなのは誰か?
大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。
翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。
そんな矢先に殺人が起こった。
だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。
タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。
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商品情報
- シリーズ
- 方舟
- 著者
- 夕木春央
- ジャンル
- 小説 - ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
- 出版社
- 講談社
- 書籍発売日
- 2022.09.08
- Reader Store発売日
- 2022.09.07
- ファイルサイズ
- 5.6MB
- ページ数
- 304ページ
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この作品のレビュー
平均 4.1 (1374件のレビュー)
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まさに衝撃のラスト
就寝前に読み終わったのですが、この読後感で寝ることはできません。、ああ、あああ
投稿日:2023.01.19
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方舟のジレンマ
「なぜこんな状況で殺すのか?」という設定は、今村の『屍人荘の殺人』のようにゾンビに囲まれた絶体絶命の密閉空間で起こる殺人と同じだが、犯人の「こんな時に殺さなければならなかった」理由づけが人を食って…いて面白い。
フーダニット物だから、人物描写が浅いとか行動の唐突さなど、瑕疵にはならないのかもしれないし、むしろより一層「トロッコ問題」を想起させるジレンマを読者に突きつけ、感慨を深くさせた印象。
「警察を呼ぶためには、自力で犯人を見つけなばならない」とか、「犯人を見つけて生け贄にする」など、まさに「方舟のジレンマ」と呼びたくなる。続きを読む投稿日:2023.01.25
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