児童書
日本の歴史
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〇「カリスマ講師」スタディサプリの伊藤賀一先生、絶賛!
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3 面白いから読みたくなる!「漫画家がすごい!」
講談社 学習まんが 日本の歴史 第8巻(全20巻)
監修者:呉座 勇一(国際日本文化研究センター助教)
漫画家:咲 香里 代表作:『スマッシュ!』
「滅亡、新政、動乱!」。
後醍醐天皇にしたがい挙兵した足利尊氏は、やがて帝と対立。時代は混乱の度を増してゆく。
<収録内容>
第43話 「正中の変」
北条得宗家に対し、天皇親政を理想にかかげる後醍醐天皇が挙兵をよびかける。
第44話 「鎌倉幕府の滅亡」
楠木正成、新田義貞、足利尊氏ら有力御家人の活躍で鎌倉幕府は滅亡する。
第45話 「建武の新政」
後醍醐天皇は武士の政治を否定、みずから理想とする政治をはじめるが……。
第46話 「室町幕府の成立」
高まる武士の不満に尊氏が反旗をひるがえし、新たな天皇をたて幕府をひらく。
第47話 「観応の擾乱」
室町幕府の実務をとりしきる尊氏の弟・直義と尊氏が対立、さらなる動乱に。
第48話 「北山文化」
3代将軍の義満の時代、南北朝が統一。金閣に代表されるはなやかな文化が。
<監修者のことば>
2019年は新天皇の即位が話題になりましたが、
天皇がふたりいたときを知っていますか。
南朝と北朝というふたつの朝廷がならび立ち、ふたりの天皇がたがいに
「自分こそが本当の天皇だ」と争った時代を南北朝時代といいます。
そのきっかけは、鎌倉時代の後半に、
天皇家が持明院統と大覚寺統というふたつの皇統に分かれたことです。
大覚寺統の後醍醐天皇は、自分の子どもを次の天皇にしようと考え、
それに反対する鎌倉幕府を、武士たちの力を借りて滅ぼします。
後醍醐天皇は公家中心の建武の新政をはじめますが、
武士たちの反発によって失敗、有力武士の足利尊氏が室町幕府をひらきます。
ところが後醍醐天皇は吉野に逃げて南朝をひらき、北朝・室町幕府と争います。
この南朝と北朝をひとつにまとめたのが、室町幕府3代将軍の足利義満です。
義満は中国との貿易で莫大な富をきずき、京都の北山にきらびやかな山荘を建てました。
この北山山荘の一部が、現在の金閣寺です。
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講談社 学習まんが 日本の歴史 第7巻(全20巻)
監修者:呉座 勇一(国際日本文化研究センター助教)
漫画家:神宮寺 一 代表作:『幕末めだか組』
「海から迫る大艦隊!」。
大帝国・元は、高麗を服属させ、次の標的である日本に大軍をさしむける。
<収録内容>
第37話 「幕府と御家人」
鎌倉に幕府をひらき、征夷大将軍となった源頼朝は政治制度を整備する。
第38話 「北条氏の台頭」
頼朝の死後、御家人間で争いがおき、北条氏が政治の実権を握る執権となる。
第39話 「承久の乱」
実朝暗殺の混乱のなか、後鳥羽上皇が幕府を倒そうと兵をあげるのだが……。
第40話 「御成敗式目」
朝廷の律令とは別に、武士の慣習による法律・御成敗式目が制定される。
第41話 「鎌倉新仏教」
民衆や武士たちに、わかりやすい教えの新しい仏教がひろまっていく。
第42話 「文永・弘安の役」
大陸の大帝国・元が、日本をしたがえようと2度にわたり大艦隊で攻めてくる。
<監修者のことば>
源頼朝は征夷大将軍となり鎌倉に幕府をひらき、
御家人たちと御恩と奉公の関係を結びます。
しかし源氏将軍は3代で絶え、代わって北条氏が幕府の実権をにぎります。
こうした混乱をみた後鳥羽上皇は承久の乱で
幕府をたおそうとしますが、戦いに敗れ、隠岐に流されます。
上皇が臣下によって追放されることは日本の歴史の中で初めてでした。
これによって武士が政治の中心をになう日本史の流れがきまります。
鎌倉幕府がつくった基本法典「御成敗式目」は江戸時代になっても使われました。
武家政権の基礎はこの時期にきずかれたのです。
モンゴルとの戦いは「神風」によって勝利したと考えられ、
その後の日本社会に大きな影響をあたえました。
また鎌倉時代は、新しい仏教が生まれた時代でもあります。
浄土宗・浄土真宗・日蓮宗(法華宗)・時宗・臨済宗・曹洞宗など、
現代でも盛んなこれらの宗派はこの時代にはじまったのです。
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講談社 学習まんが 日本の歴史 第6巻(全20巻)
監修者:呉座 勇一(国際日本文化研究センター助教)
漫画家:神宮寺 一 代表作:『幕末めだか組』
「武士の時代、はじまる!」。
源義経は、兄の頼朝の命を受け、一の谷、屋島、壇の浦へと平氏を追いつめていく。
<収録内容>
第31話 「保元・平治の乱」
平安末期、朝廷内の対立が、やがて摂関家や武士をまきこみ大乱へとつながる。
第32話 「鹿ヶ谷の陰謀」
乱のあと急速に台頭した平氏に対し、後白河法皇はしだいに反発を強めていく。
第33話 「治承・寿永の乱」
平氏政権への不満が高まり、平氏追討の命令が下され、源頼朝が挙兵する。
第34話 「倶利伽羅峠の戦い」
清盛の死後、北陸で勢力を拡大した源義仲が、平氏の大軍をうちやぶる。
第35話 「壇の浦の戦い」
追いつめられた平氏。追討軍の源義経は長門の壇の浦で平氏一門を滅ぼす。
第36話 「奥州合戦」
頼朝から追われた義経は、陸奥・平泉の奥州藤原氏を頼るのだが……。
<監修者のことば>
これまで武士は地方の乱で活躍してきましたが、
基本的には貴族たちを守るボディガードでした。
しかし朝廷での勢力争いがはげしくなると、
武力によって政治の実権をにぎろうという動きが生まれ、
源氏・平氏が武家の棟梁として力をのばしました。
保元の乱・平治の乱という京の都で起こった戦乱に勝利した平清盛は
ついに政治の中心に立ち、平氏政権をつくります。
しかし平氏の横暴なふるまいは、貴族たちや他の武士の反発をまねき、
5年にわたる源平合戦の末に壇の浦で滅亡します。
しかし平氏を滅ぼした源頼朝は、それでも戦いをやめませんでした。
頼朝が次に敵としたのは、弟の源義経と奥州藤原氏でした。
彼らを滅ぼすことで、頼朝は唯一の武家の棟梁になったのです。
その500年後にかつて奥州藤原氏の都だった
平泉を訪れた松尾芭蕉は次の句を詠んでいます。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」。
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講談社 学習まんが 日本の歴史 第5巻(全20巻)
監修者:遠藤 慶太(皇學館大学文学部教授)
漫画家:池沢 理美 代表作:『グルグルぽんちゃん』『はっちゃん、またね』
「雅なる文学の華ひらく」。
宮中では、清少納言『枕草子』や紫式部『源氏物語』などの文学作品が生まれる。
<収録内容>
第25話 「和歌と仮名文学」
「古今和歌集」の撰者の紀貫之は、土佐からの帰り、仮名文字で日記を書く。
第26話 「承平・天慶の乱」
関東と瀬戸内で、武士団が朝廷に反旗をひるがえし、反乱をおこす。
第27話 「枕草子」
宮中に仕える清少納言は、四季の自然や宮中を観察した随筆を執筆する。
第28話 「源氏物語」
中宮・彰子の教育係となった紫式部は、周囲の求めに応じ、物語を書く。
第29話 「摂関政治」
幼い天皇を補佐する摂政、成長後に支える関白などの要職を藤原氏が独占する。
第30話 「院政と武士の台頭」
成長した武士団どうしの争いが、前九年の役・後三年の役へとひろがっていく。
<監修者のことば>
平安時代と聞いて連想するのは、
遣唐使が停止されたことで日本独自の文化がはぐくまれ、仮名文字が生まれ、
女性による文学が盛んになった「国風文化」ではないでしょうか。
しかし近年はそのとらえかたが変化してきました。
朝廷のオフィシャルな場面では漢語漢文の知識が求められます。
藤原道長にしても熱心に漢籍を集めました。
和・漢いずれかひとつを選ぶのではなく、朝廷の要望に応じた外来文化の選択、
それが平安時代の特徴です。それを『源氏物語』では「やまとだましい」
(漢学の知識を日本の実情にあわせて応用する才覚)と表現しているのです。
絵巻などでも残された宮廷の世界へ、
読者のみなさんとともに分け入ってみたいと思います。
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講談社 学習まんが 日本の歴史 第4巻(全20巻)
監修者:遠藤 慶太(皇學館大学文学部教授)
漫画家:井上 正治 代表作:『マラソンマン』
千年の都へ。平安王朝が形成!
無実の罪で右大臣から大宰府へ。菅原道真は、なぜ「学問の神様」となったのか?
<収録内容>
第19話 「遷都と政治改革」
天皇中心の強力な政権をめざして、桓武天皇は新たな都・平安京に遷都する。
第20話 「蝦夷と三十八年戦争」
朝廷にしたがわない東北の蝦夷に対し、桓武天皇は大軍を派遣する。
第21話 「平城太上天皇の変」
平城太上天皇と嵯峨天皇の兄弟は再遷都をめぐって対立、内乱に発展する。
第22話 「最澄と空海」
唐にわたった最澄と空海は、仏教の新しい教えを日本にもたらす。
第23話 「応天門の変」
都の応天門が炎上。放火か? 犯人は? 朝廷内の政治闘争がはじまる。
第24話 「菅原道真と延喜の治」
宇多天皇の信頼をえた学者の菅原道真は遣唐使派遣の中止を進言する。
<監修者のことば>
2019年秋、京都で三十六歌仙絵の展覧会がありました。
会場で特に印象に残ったのは、
艶麗な後ろ姿の女性像――伝説的な歌人・小野小町です。
この巻であつかう時代は、
桓武天皇の政治改革から藤原氏北家による
摂関政治まで、およそ100年あまり、
文学史でいえば小町や在原業平をはじめとする六歌仙が活躍したころです。
この時代は、じつは律令にもとづく政治が曲がり角をむかえ、
実情にあわせて変容をとげてゆく時期でもあります。
東北の地震や富士山の噴火など、自然災害に向きあいながら
日々の暮らしを営んでいた人々を忘れることなく、
時代の変化を読みとっていただければと思います。
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今こそ「学びたい」「伝えたい」私たちの国の歴史
◎講談社の学習まんが、ここがすごい!
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講談社 学習まんが 日本の歴史 第3巻(全20巻)
監修者:遠藤 慶太(皇學館大学文学部教授)
漫画家:井上 正治 代表作:『マラソンマン』
「御仏の光で国中を照らしたい」。
あいつぐ飢饉や天災。聖武天皇は、民衆を救うため巨大な仏像の造営を決意する。
<収録内容>
第13話 「平城京遷都」
都を平城京に移し律令による強大な国をめざす藤原不比等の前に、ある僧が……。
第14話 「長屋王の変」
新たな権力者となった長屋王。しかし、藤原四子が権力闘争を仕掛ける。
第15話 「大仏造営」
災害、疫病……。不安な世の中を仏の力で救うため大仏がつくられる。
第16話 「鑑真の渡日」
唐でも指折りの高僧の鑑真が、危険を冒してまで伝えたかったものとは?
第17話 「藤原仲麻呂の独裁」
聖武天皇亡きあと女性の孝謙天皇の時代。再び権力をめぐる争いがはじまる。
第18話 「女帝と道鏡」
僧でありながら異例の出世をした道鏡に皇位につけというお告げがくだる?
<監修者のことば>
奈良の大仏といえば、日本人なら誰もが知っていることでしょう。
奈良時代は、この巨大な金銅仏がつくられた時代です。
律令という法典にもとづく政治がおこなわれ、
国際色豊かな天平文化が花開いた平城の都――奈良を訪れるときは、
現在も発掘調査が続く平城宮跡をぜひ訪れてください。
約8000人の官僚が勤務したみやこの日常は、
木簡などの新たな史料にめぐまれて、いきいきとよみがえってきます。
地方と都城、日本と外国をいきかう人・モノは絶えることなく、
なかには遠く西域や波斯の香りさえ漂っていました。
大仏はこれら多彩な群像を見守ってきたのです。
本巻では平城京の光と影を、最新の研究成果によって描きます。
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講談社 学習まんが 日本の歴史 第2巻(全20巻)
監修者:遠藤 慶太(皇學館大学文学部教授)
漫画家:井上 正治 代表作:『マラソンマン』
日出づる処の天子、政治改革す。
隋に「蛮夷」とよばれた倭国の摂政・厩戸皇子は汚名返上のため国のかたちを整える。
<収録内容>
第7話 「蘇我氏の台頭」
大陸から仏教が伝来。その受け入れをめぐりヤマト政権の内部で対立がおこる。
第8話 「遣隋使」
推古天皇は、摂政の厩戸皇子の進言により、大陸の隋に使者を派遣する。
第9話 「乙巳の変」
中大兄皇子は中臣鎌足とともに、国政をわが物とする蘇我氏を討つ。
第10話 「白村江の戦い」
百済の求めに応じ、斉明天皇はみずから指揮をとり朝鮮半島に兵を送るのだが。
第11話 「壬申の乱」
天智天皇の後継をめぐり、朝廷内ではげしく対立。古代で最大の内乱がおこる。
第12話 「大宝律令」
天武天皇の遺志をついだ持統天皇は、藤原京に遷都。新しい律令を完成させる。
<監修者のことば>
飛鳥時代、この巻でたどる150年あまりは、
日本という古代国家が形をあらわしてくる時代です。
日本最初の女帝・推古天皇は、聖徳太子・蘇我馬子とともに政治をおこない、
遣隋使を送りました。
その後も、激動する東アジアの情勢に翻弄されながら、
天皇を中心とした国のありかたが模索されました。
いま歴史の舞台であった飛鳥を訪れてみると、
『日本書紀』が伝える事件の現場はおだやかな田園となり、
それがかえって想像をかきたててくれます。
いってみれば日本という国の青春時代にあたる飛鳥・藤原の150年、
白村江の外征や壬申の乱といった危機をのりこえて、
律令国家が姿をあらわすまでをたどります。
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講談社 学習まんが 日本の歴史 第1巻(全20巻)
監修者:若狭 徹(明治大学文学部准教授)
漫画家:寺沢 大介 代表作:『ミスター味っ子』『将太の寿司』
<収録内容>
第1話 「列島のあけぼの」
わたしたちの住む日本の歴史は、いつごろ、どのように、はじまったのだろう?
第2話 「道具の進化」
縄文時代、気候が温暖化しはじめる。その変化が人々の生活を変えていく。
第3話 「稲作のはじまり」
縄文時代の晩期に、狩猟採取の生活から農耕中心の社会に変わったのはなぜ?
第4話 「邪馬台国」
弥生時代、多数のクニ(小国)が乱立。倭国大乱とよばれる争乱がおこる。
第5話 「女王・卑弥呼」
邪馬台国に都をおく倭国の女王・卑弥呼は小国連合をどのように治めたのか?
第6話 「ヤマト政権と地方の王」
巨大な古墳が各地でつくられ、ヤマト政権へと国のかたちが整っていく。
<監修者のことば>
近年、地球規模での温暖化や大雨などが国際問題となっています。
第1巻は、人類が日本列島に登場してから、国の形が生まれるまでの3万年間を扱っていますが、
この期間は人々が気候変動に苦しめられ、それに適応してきた歴史でもあります。
氷河期を生き延び(旧石器時代)、温暖な気候がもたらす山海の幸をいただき(縄文時代)、
再びの寒冷化を稲作と集団の結集で乗り越え(弥生時代)、
国々の争いを豪族連合という平和的な方法でまとめていった(古墳時代)、
長い長い歴史ストーリーを楽しんでください。
最近のはげしい気候変動は、人類の未来への警鐘でもあります。
賢くこれを乗り越えていくため、わたしたちは歴史に学ぶ必要があります。
本巻がその手助けになれば、うれしく思います。
また、本巻では、中央だけでなく地方にも目を向けました。
中央と地方の歴史、さらには隣国との付きあいを合わせて紡ぐことで、
わたしたちは豊かな日本の歩みを知ることができるのです。
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