イルカ救出大作戦! 3
タニヤ・シュテーブナー(著)
,中村智子(訳)
,駒形(絵)
/学研
作品情報
海でおぼれたリリアーネを助けたのは、イルカの妹弟だった。このイルカたちは、モーターボートや水上バイクに追いたてられて、北の海に迷いこんでしまったのだ。リリアーネとイザヤは、ペンションの娘フェリーンと共に、イルカを救出するある作戦を思いつく。
もっとみる
商品情報
- シリーズ
- イルカ救出大作戦! 3
- 著者
- タニヤ・シュテーブナー, 中村智子, 駒形
- 出版社
- 学研
- 書籍発売日
- 2010.12.07
- Reader Store発売日
- 2018.09.21
- ファイルサイズ
- 18.1MB
- ページ数
- 248ページ
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 4.3 (10件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
はい、これも、ムスメが図書館から借りている本を読みました。
レビューの続きを読む
シリーズ3作目。もちろんムスメは1からちゃんと読んでいるのだけど、ムスメが読む本は必ず読みたい私としては都度都度
「(お母さんも)読む?」
と、聞いてくれてるのに、こちらのシリーズは
「うーん・・・」
と、なんとなく遠慮しておりました。笑
まず、動物と話せる少女っていう題材が好みでない・・・(笑)?
あと、翻訳ものもちょっと苦手・・・(笑)。
パラパラ~っと見ると、案外文字数が多い・・・(笑)?
ちゅうことで、1巻と2巻はスルーしたんやけど、たまたま、この本は子どもたちの宿題を見ているときに手持無沙汰なので(テーブルの上に置いてあったので)パラパラ~っと読み始めたのね。
・・・で、イッキ読み(笑)。
いや、なかなか面白かった! これは面白かったと思う!
なんやろうね~。
表題通り動物と話せるリリアーネっていう少女はともかく、アナウンサーで多忙かつ始終イライラしているお母さん、メカとDIYが得意なおばあちゃん、何らかの仕事はしてるんやろうけど、基本的には「普ッ通~~の@ムスメ」主夫のお父さんっちゅう家族構成が
エキセントリックやな~!!
ちゅう具合。
私は翻訳ものをあんまり読まないのだけど、それでも、
お父さん=山へ芝刈り(会社勤め)
お母さん=川へ洗濯(主婦)
ちゅう図式イコール家族、と、固定されてる日本の話とは、ちょっと違うよな~、と、いつも思うわ。
実際、今回リリアーネが宿泊したペンションの女性オーナーは離婚してるし(ひつこいけど、子ども向け小説やで)、最終的にはこの女性オーナーと市長がフォーリンラブみたいな設定になってるし(だから、子ども向けにその設定いる?)、なんかもうフランクやな~、って感じ(笑)。
なんかし、この小説は子ども向け! と、思って読むので、少女が動物と話せることより、離婚している母親が(年頃の娘もいるのに)男性と恋に落ちることとか、主夫とアナウンサーの夫婦とか、そういう設定のほうに
「エキセントリックやな!」
と、思ってしまって申し訳ないわ。笑
で、展開は単純なのがわかりやすいと思う。
リリアーネの母親は、娘のふしぎな力について「世間には隠そう」と、いうポリシーなんやけど、そのあたりが母親としては
「うっ・・・」
と、思うところではあるかな。
普通であれ、(変わったことをすると後ろ指をさされるから)みんなと同じであれ、と、ばかりリリアーネに厳しくいうのね。
それは、集団行動するリリアーネが(ふしぎな力を持っているというだけで)理不尽な扱いを受けることがないように心配してのことやろうけど、それはあくまで大人の心配であって、とうのリリアーネがどうしたいのかというところが取りこぼされてるな、と、思った。
一番大事なのは、子どもたちの気持ちだよなあ・・・、と、思いました。
リリアーネのふしぎな力を、
「すごいね。すてきだね」
って母親にいってもらえたら、リリアーネはそれだけでうれしいんやなあ、と、思った・・・。
私も、あれこれ先回りするよりも子どもたちがどうしたいのかを優先して考えないとあかんな・・・。
(ムスメの感想とは180度違うやろうけども。笑)それでも、面白かったよ!
ムスメは4巻も借りてきているので、そちらもあとで読ませてもらおうかな。(*´ω`)
こうやって周囲に読書をする人がいてたら、自分では絶対に選ばない本を読む機会に恵まれるんよね。
これ、いいよね~!!
ところで、3巻の冒頭を読み始めたときに、
「リリアーネの力は、周囲にはひみつなん?」
「おばあちゃんはメカに強いん?」
「お父さん、何してる人?」
「イザヤは隣の家の子なんや」
などなど、今までの巻で出てきたであろう設定をムスメに訊ねたのだけど、そのたびに的確な回答が返ってきました。
正直、なかなかのボリュームの本やし、いくら挿絵が多くてかわいいとはいえ今までまともに読書をしてなかったムスメなので、
「半分くらいは理解してへんで、文字を追ってるだけやろうなあ」
なんて失礼なことを考えていたけど、
ちゃんと理解してたわ・・・!
あ・・・相変わらず、すごいな・・・。
でもこうやって共通のものを持つと共通の話題ができるので、やっぱりムスメが読む本はまだまだ私も追いかけて読みたいなー。
「どこまで読んだ?」
などと訊ねられ、
「今、イルカが○○で○○して、リリアーネが○○してるところ」
「あー、その先、なかなかの展開やで」
などなど、本についての会話もできたしね! すっごい、楽しい!!!
(周囲に本好きがほんまにいない・・・)・・・から、本について話すことがほぼない
(2016.03.16)投稿日:2016.09.17
夏のバカンスには、ハプニングがつきもの。イルカが嫌いな人はいないと思うけれど、その生態を詳しく教えてくれる物語。イルカの鳴き声はかわいいんだろうな。水族館に見に行こうかしら
投稿日:2021.06.06
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。