ROE革命の財務戦略
柳良平(著)
/中央経済社
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直接金融中心、外国人投資家の急増等により、ROE=株主の利益に着目する経営が求められている。多くの市場調査の結果や統計資料から、近未来の経営のかたちを提示する。
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商品情報
- シリーズ
- ROE革命の財務戦略
- 著者
- 柳良平
- 出版社
- 中央経済社
- 書籍発売日
- 2015.08.31
- Reader Store発売日
- 2019.02.16
- ファイルサイズ
- 73MB
- ページ数
- 208ページ
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この作品のレビュー
平均 3.0 (4件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
著者は柳良平氏。早稲田大卒→サンダーバード大MBA。伊藤レポート委員。銀行勤務後、メーカー財務部長を歴任し、現在はエーザイのCFO。
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感想。
海外投資家の生の声が多く掲載されており、そこも参考になった。あと配当の話はとても興味深かった。
好みの話だが、私はタイトルで中身を想像するタイプなのだが、ROEの重要性とか、IRRでの投資判断とか、ROE>資本コストはわかったうえで、さあどんな財務戦略があるのか!を知りたかったのだが、私にはそこが見受けられず。
備忘録。
・(海外投資家)日本企業の場合作為的に過剰現預金を保有しているよりも、ファイナンス理論のリテラシーが低いために不作為的にそうなっているケースも散見される。
・(海外投資家)一般的にキャッシュリッチで低ROEの企業のバリュエーションがディスカウントされがちなのは、現金の評価がディスカウントされるから。「どうせこの企業は無駄な投資や買収に金を使うだろう」と。
・(海外投資家)日本の経営者には資本コストの概念が欠如している。
・日本のROEが欧米に比べて低いのは、レバレッジや回転率ではなく、収益力の差(分解し比較すると)。ROE重視をレバレッジの観点から批判するのは間違いかも。
・エクイティスプレッド=ROE-資本コスト。
・日本では投資採択基準として、IRRやNPVよりもSPP(回収期間法)が使われているケースが多い様だ。
・割引率はプロジェクトごとに使い分けよう。
・配当性向を日米欧で比較すると、日本は欧州には負けてても、米国には追いついた模様。但し、米国では自社株買いによる株主還元も多く、総還元率で考えると日本は米国の半分程度。
・日本では配当性向30%が魔法の数字。それをうたっておけばとりあえずOK的な。
・(海外投資家)配当性向30%の横並び意識がある。本来は各社毎にライフサイクルを意識し、個別適切は配当政策があるべき。
・配当政策で投資家から一番求められているのは最適資本構成。及びその説明。
・(バフェット)企業が内部留保を許されるのは1ドルが1ドル以上にできるときだけ。
・(バフェット)配当性向の目標を公表する企業は多いが、なぜそれが株主にとって一番良いのかを説明している企業はほとんどない。
・(AGGA)PBRが1を割る企業は自社株買いすべき。それが一番投下資本利回りを向上させる。
・サトーホールディングスの中計をデュポンシステムで示したものはわかりやすい。投稿日:2016.04.10
「伊藤レポートによるROEの目標8%」
この8%がなぜ求められるのか、ROEがなぜ大事なのかを徹底的に余すことなく説明されている。
『ROEが奪う競争力』を読み、ROE経営に否定的だった自分からすると…、頭が大混乱する。
無理やり本書をまとめると、ROEを8%にすることは簡単とか言ってるけどめっちゃむずいよ。
それが達成できたら、普通に財務にめっちゃ強い経営陣になってるし、そしたら本当の意味で強い経営陣になってるよ。
やろうと思えばできると言ってないで実行してみなよ!良いことばかりだよ。 的な感じ。
実際に、海外のみならず日本の個人投資家の多くがROEを重視するという声が強まっているのは事実。続きを読む投稿日:2021.11.30
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