鉄道公安官と呼ばれた男たち
濱田研吾(著)
/交通新聞社新書
作品情報
「鉄道公安官」とは、昭和22年から国鉄分割・民営化まで活躍した、「鉄道公安職員」の通称。現在、その役割は都道府県警による鉄道警察隊に引き継がれているが、当時はれっきとした国鉄職員であった。本書では、国鉄マンとしての誇りを持ちながら、駅や列車内でのスリ、窃盗、暴力事件などと戦い続けたその全貌を、新たな資料とインタビューにより明らかにする。鉄道という閉じた「舞台」ならではの犯罪も興味深い。 【著者】濱田研吾(はまだけんご)1974年大阪府交野市生まれ。ライター・編集者。社史や企業PR誌の執筆・編集のかたわら、昭和時代の芸能史、映画史、放送史、広告文化史、鉄道史を研究。著作や雑誌などに発表している。著書に『徳川夢声と出会った』(晶文社)、『脇役本・ふるほんに読むバイプレーヤーたち』(右文書院)、『三國一朗の世界・あるマルチタレントの昭和史』(清流出版)。※電子書籍の仕様による紙版と異なる図版・表・写真の移動、本文中の参照指示の変更、ほか一部修正・訂正を行っている箇所があります。予めご了承ください。
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商品情報
- シリーズ
- 鉄道公安官と呼ばれた男たち
- 著者
- 濱田研吾
- 出版社
- 交通新聞社
- 掲載誌・レーベル
- 交通新聞社新書
- 書籍発売日
- 2011.08.15
- Reader Store発売日
- 2016.09.23
- ファイルサイズ
- 22.3MB
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この作品のレビュー
平均 3.3 (4件のレビュー)
-
日本国有鉄道の消滅とともに、鉄道公安官(正確には鉄道公安職員)も姿を消したのであります。
その職務自体は鉄道警察といふものが引き継いでゐるので、一般乗客はあまり変化を感じないでせう。
一番大きな相違は…、鉄道警察は各都道府県警の組織であるのに反して、公安官は国鉄の職員であつたといふところですかな。
あくまでも、乗客が気持ちよく旅行が出来るやうに努めるサアビス業としての誇りがありました。ゆゑに警察みたいに睨みをきかせる手法は取らないのであります。
鉄道公安官を主人公にした小説やドラマは多くありますが、その具体的な職務とは何かを記した書物は、専門書以外ではあまり見かけませんでしたので、その意味で本書の存在価値はそれなりに高いかと。ちよつと雑学ぽい話も多いが。
スリや痴漢、キセルなどの取り締まりだけではなく、実に様様な役割を担つてゐたのであります。
大雪の時は除雪作業に追はれ、踏切事故防止の啓蒙活動では子供たちに紙芝居を披露し、自動車のドライバーにはティッシュを配る。地味な仕事も多いのですね。
また、ドラマなんかではメムバアの中に、必ず紅一点の存在がありますが、実際には女性の鉄道公安官はゐなかつたさうです。なあんだ。
汽車に乗りながら読む本として適してゐる一冊と申せませう。
http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-81.html続きを読む投稿日:2013.02.26
国鉄時代、今でいうところの鉄道警察隊の役割を担っていた「鉄道公安官」という人々がいた。
「警察官」ではなく、あくまでも「国鉄職員」という立場が第一。取り締まる役の前に、お客様に対応する鉄道員という立場…を大事にしていたという。続きを読む投稿日:2012.08.13
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