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二つの世界から一つの地球へ。数千年に渡った国家の世界史は終ろうとする新たな地球・都市時代のキーワードはなにか?
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第二次世界大戦の見えにくい原因を、ベルサイユ体制から明解に分析し、枢軸側は「悪玉」であり、連合国側は「善玉」であるという通念を破る大戦原因論の鋭説。ここに国際政治力学のダイナミズムがある!
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クリミア戦争の敗北、農奴解放令の中で醸成された農民、労働者たちの不満は、ツァーリズムの激しい弾圧によってついに爆発した。人民はツァーを殺し、ここに世界最初の社会主義国家が建設される。
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砲声とともに西欧文明は進撃する! 輝ける人類の進歩と発展は、近代国家エゴイズムの相剋と力の論理による世界地図塗りかえ戦争、侵略によって支えられた。世紀末から大戦への暗闘の歴史を描く。
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ヨーロッパ列強の貪欲な植民地体制に弄ばれた中国にも、ついに民族独立の息吹きが燃えあがった。アヘン戦争に端を発した独立の歩みは、義和団事件、辛亥革命を経て新中国の誕生へと歩調を早める。
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かつては、巨大な栄光に彩られた東方の二大専制国家、オスマン=トルコとムガールを中心に描く成立から解体の歴史。その植民地化と民族運動の嵐の中に、今なお続く苦悩と矛盾がひそむ。
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複雑な国際政治にもてあそばれる東南アジア諸国の問題点。その解放と独立の苦闘を古代王朝から歴史的に解きおこす。ヴァスコ・ダ・ガマ、マルコ・ポーロから、経済援助問題と日本の役割まで言及する。
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新大陸発見に続く、先住民インディオへの収奪と駆逐のうえに築かれた、永遠の繁栄の神話の実体を冷徹な史眼で描ききる。巨視的な南北アメリカ全史を概観しながら、明暗の本質に迫る画期的試み。
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絶対主義への‘復帰’を強行したウィーン体制も、湧きおこる自由主義、ナショナリズムの嵐の中に揺れ動く。黒潮は果てしなく転回し文化は爛熟の妍を競い、やがてヨーロッパ旧体制への訣別は近い。
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バスチーユを襲撃した民衆の怒りは、流血と栄光のうちに燃え広がり、やがてナポレオンの独裁政治へ移ってゆく。今日なお多くを論じられる革命の日々と血塗られた十八世紀の本質を見抜く人間史の決定版。
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漢民族による再統一をなしとげた明王朝は、国力充実し、内外にその繁栄を誇ったが、ヨーロッパ勢力との接触という新時代に入り、清朝による隆盛もつかの間、〈眠れる獅子〉は老残の姿をさらす。
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近代市民社会へのつかの間の栄華をきそう王権と、その陰に成長する市民精神を「遠心」と「求心」の力学で捉える。「朕は国家なり」の過激な時代を描いた本書は、バロック芸術の時代背景を知る本でもある。
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