経済学は死んだのか
奥村宏(著)
/平凡社新書
作品情報
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。経済学が生き返る道は「現実」の中にある。「経済学不信」の原因を探り、再生への処方箋を示す。
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商品情報
- シリーズ
- 経済学は死んだのか
- 著者
- 奥村宏
- 出版社
- 平凡社
- 掲載誌・レーベル
- 平凡社新書
- 書籍発売日
- 2010.04.15
- Reader Store発売日
- 2015.05.16
- ファイルサイズ
- 18.8MB
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文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
この作品のレビュー
平均 2.8 (5件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
未曾有の経済危機にあるにもかかわらず経済学者は押し黙ったまま。そもそも経済危機の解明に対して全く無力な彼らには誰も期待もしていない。現在の日本の経済学者は外国から理論を輸入して解説するだけ。経済の審議会のメンバーになってはいても主張が尊重されることはなく、ただお飾りに利用されているだけに堕している。本来ならば経済の現実から出発して調査研究して理論化するのが経済学。今こそアダム・スミス、マルクス、ケインズが踏み行ってきた原点に立ち返って、経済学のあり方を根本的に変える必要がある。著者は訴えるが、定年退官した教授の言葉には迫力の欠片も感じられない。寧ろ後進のことを省みない無責任人間としか思えない。ジャーナリズム批判も何をいまさら感が漂うだけで新味の欠片もなかった。
レビューの続きを読む投稿日:2012.07.10
第1章 経済学の危機
第2章 マルクスはジャーナリストだった
第3章 現実に直面したケインズ
第4章 日本の輪入経済学者
第5章 経済学者の忘れ物
第6章 調査に基づく研究
第7章 改革への道…
著者:奥村宏(1930-2017、岡山県、経済学)続きを読む投稿日:2018.11.22
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