誰が太平洋戦争を始めたのか
別宮暖朗(著)
/ちくま文庫
作品情報
戦争を始めるためにはなにが必要か? それは膨大なペーパー・ワークを伴う「戦争計画」に基づいた動員・集中・開進・作戦という兵力の運用である。では、太平洋戦争はどう準備されたのだろうか。支那事変から真珠湾攻撃までの経過を検証し、「縄張り意識」と「無責任」が支配する官僚国家が引き起こした悲劇の内幕に迫る。
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商品情報
- シリーズ
- 誰が太平洋戦争を始めたのか
- 著者
- 別宮暖朗
- 出版社
- 筑摩書房
- 掲載誌・レーベル
- ちくま文庫
- 書籍発売日
- 2008.08.10
- Reader Store発売日
- 2014.07.23
- ファイルサイズ
- 0.8MB
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この作品のレビュー
平均 3.5 (7件のレビュー)
-
幻の近衛文麿・ルーズヴェルト会談
近衛は相手の空気が読めない男
時の外務省も世界情勢が全く読めなかった
官僚の質的低下は顕著
太平洋戦争開戦の意思決定過程 国策より省益
結果責任は不明!
政治決定の…欠落による戦争開始・・・歴史家を当惑させる続きを読む投稿日:2019.05.01
2008年刊行。一定の戦争計画が存在した戦争(独の対ポーランド戦、対仏戦、対ソ戦、中国国民党の日中戦争)に比し、日本の対米開戦はそのようなものが存在しなかった。そんな中、如何に対米開戦が決定していった…か、これを解説しようとするもの。松岡洋右外相の無知蒙昧(リアリズム・相手を含め利害得失の検討能力の欠片もない意味で同感)と近衛文麿の決断力を徹底批判しつつ、権限範囲内での官僚の最適解の希求の不合理さを鋭く突く。北支撤兵を前提とする日米了解案を東条が是認していた点のソースに疑問はあるが、なかなか面白い一書。
敵を減らし、味方を増やす。味方にならないなら好意的中立を引き出し、それすらできないなら敵に援助を与えない中立を引き出す。素人でも判りそうな大方針だが、その観点で、対米開戦にいかなる意味があったのか。対米開戦と日中戦争終結を結びつける陸軍に?なのはもとより、独ソ戦がアメリカに与える影響を考慮できなかった政府・外交、対米への先制的開戦がアメリカ・その国民に与える影響を軽く見過ぎた海軍。やりきれなさは満載。続きを読む投稿日:2017.01.23
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