挑まなければ、得られない
あらすじ
NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演
巻頭にて佐々木俊尚氏も絶賛!
世界最先端IT企業の技術責任者として、今最も注目されるエンジニア、及川卓也のブログを書籍化。
震災復興を目指すハッカー集団「Hack For Japan」立ち上げの経緯から、電子書籍の現状を通した「書籍」の在り方の考察、
ネットカフェのセキュリティなど身近な話題まで、厳選記事を収録。
現役エンジニアはもちろん、挑戦し続ける、最先端にいたいすべての人たちに送る一冊。
<本書より>
●自分はハッカーじゃないんだけどという人がいるが、ハッカーとは別にすごい勢いでコードを書く人じゃない。
想いを実現する熱意があり、行動に移す人のことだ。─「Hack For Japanの軌跡──Japan Innovation Leaders Summit 2011 8.6 satから」より
●連続性を重視しすぎる人は、明日を生きる人ではない。
今の仕組みを変えたくない、「静かに暮らしたい」人たちなのだ。暴言を承知で言うと、
勝ち逃げを狙っている人たちなのだ。いつか壊れるのがわかっている。
だけれども、自分が現役の間どうにかもちこたえられるならば、それまでは、だましだましでも続けていきたい。
まさに、ネズミ講―「不連続への挑戦」より
●カプセルホテルは、このようなタクシーとの比較で優位に立たなければならないのだ。
同じドメイン(領域)でしか競合を考えないと、どうしても視野が狭くなる。
実際に利用者が望んでいることの、根本まで立ち返って考えれば、
本当の価値を顧客に提供することができる。
終電を逃してしまったカプセルホテルの顧客の希望は、リーズナブルな料金でできるだけ良質な睡眠をとり、
次の日にできるだけ仕事にさしつかえないよう出勤することである―「競争――利用者視点で見ることの重要性」より
●グーグルはそういった点が非常にオープンで、震災発生直後などは「正しいと思ったことをやりなさい」
と上司から言われましたし、私も部下にそう伝えました。
“ためらい"は一切なかったです─「枠を超えていく」より
★本書電子版には書籍版に収録されなかったエピローグを特別収録!

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