いい映画を見たときは、「映画館を出ると、とたんにみんなに吹聴したくなる。見てない人に早く見せたくなってくる。そう言うのが嬉しい。」と語る生粋の映画中毒者J・J。懐かしのマルクス兄弟をはじめ、半世紀にわたる映画とのつきあいを集成!
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いい映画を見たときは、「映画館を出ると、とたんにみんなに吹聴したくなる。見てない人に早く見せたくなってくる。そう言うのが嬉しい。」と語る生粋の映画中毒者J・J。懐かしのマルクス兄弟をはじめ、半世紀にわたる映画とのつきあいを集成!
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植草さんはヒッチコックについて、びっくりするほどたくさんの文章を書いてきた。長い伝記もあれば小さな映画評もある。すべてに溢れんばかりの愛情がこめられている。「ヒッチコックは、ほんとうによく映画を知っている監督だ。」 映画評も伝記もインタビューも総動員! ぼくらの心を躍らせる、映画の神様大研究。
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もう何十年も親しんできたジャン・ギャバンも、生まれたばかりみたいなライザ・ミネリも、あの忘れがたいボギーやクーパーたちも__。歩くかれら、しゃべるかれら、かれらがふとしたときに見せる表情は、私たちの生活に深くしみついてしまっている。心揺さぶる名演技者たちの生き方を描く。
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ハワード・ホークスの「赤い河」、ジョン・フォードの「リオ・グランデの砦」…一九五二年のハリウッドはスターの王国だった。監督、俳優、脚本家にプロデューサー、大勢の人々が織りなす、映画の都の古き夢、新しい姿を豊富なエピソードで綴る。一九五六年に出版された植草甚一・幻の著作『外国の映画界』も一挙収録。
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映画の魅力はサスペンス技法にある。イギリス特産のスパイ・スリラーから、フランス野郎ならではのギャングものまで──シネマディクトJが舌なめずりしながら語る職人芸の世界。スクリーンを見つめながら、暗闇のなかでハラハラしたいすべての人びとに贈る楽しめる本。
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本こそわが世界──生まれたときから本の虫だったみたいな植草さんの、きわめつけ本とつきあう法。古本屋めぐりの日録から洋雑誌の買い方、ペーパーバック談義、めずらしい本や美しい本についての話題など、書物をめぐる楽しいエッセイ満載!
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スマートな詐欺師、盲目のトランぺッター、超能力をもつ透視者たちの伝説、奇妙な味のショート・ショートや公衆便所百科など、甚一おじさんが、世界中の本や雑誌から拾いあつめてきた、一読三嘆、たのしく、美しく、奇想天外な物語集。ユニークな挿絵を随所に配した魔法のおもちゃ箱。
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「乱歩さん」と話しかけると、「うん、なんだい」と気軽に答えてくれた、懐かしき巨人の思い出にはじまり、メグレ警部や007にいたる、内外のミステリーに関する読みごたえのあるエッセイや研究を集成。読んで気に入った本の話をするときは、実にうれしそうに顔がくずれる根っからの推理小説好き、J・J氏のミステリー論集。
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オリンピア・プレス版のヘンリー・ミラーをあさった時代までさかのぼるから、J・Jの禁じられた文学とのつきあいは古い。おびただしいハード・ポルノや前衛的性文学を論じ、ホモ・セクシャルの世界まで探索する。エロス的観点をつらぬく、極めて独特な二〇世紀文学論!
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ぼくは流行に先行する流行にしか興味がないんだ。J・J氏の卓抜なおしゃれ感覚が選びだした、着るもの、はくもの、使うもの、食べるもの、飲むもの、遊ぶもの。ボクシングやコラージュや切手の話など、「ぼくの街・ぼくの部屋」をいきいきと再現する。植草流、男性に必要なダンディズムへのガイダンス。
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トリップ・トゥ・アナザー・ワールド! ヒッピーやアングラ文化、そしてウーマン・リブまで、老いることなきJ・J氏の眼がとらえた若者たちの世界。ハックスリーやカスタネダ…… おなじものをちがったふうに見ることで、新しい感覚を手に入れようとした人たちの記録を読んでみよう。
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四十九歳になって、突如モダン・ジャズにとりつかれた植草さん。六〇〇時間もレコードを聴き、またたくまにジャズをマスターしてしまった。レコードの買い方からジャズ喫茶での勉強のしかたまで、もっとも人間的な芸術のよろこびを、ここにお披露目する。
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