カリスマのつくり方 人の上に立つための変身メソッド
戸矢学(著)
/PHP新書
作品情報
成功する企業や自治体のコミュニケーション戦略とは、一人のカリスマをつくり出すことだ。アメリカ大統領をはじめ、知事や経済界のトップの実例を見れば明かだろう。では、どうすればカリスマは創造できるのか。本書では、そのためのプログラムを紹介する。「顔づくり」「ファッション」「スピーチの訓練」「神話・伝説づくり」「ブランド化の推進」「メディア・ミックス」……。著者は、経営コンサルタントにして神主という異色の経歴を持つ。それだけに、宗教教団の驚くべきパワーを経営にも活かすノウハウに熟知している。さらに、昨今の企業不祥事に見られるように、カリスマ失墜の掟についても警告を発する。「経歴詐称」「責任回避」「傲慢」「虚偽による誘導」「尊厳を損なうような告白」等々。社長ブログの何気ないコメントがアダとなることもあるのだ。ヒトラー、ディズニー、松下幸之助等のエピドードも盛り込みながら、指導者になるための変身メソッドを伝授する。
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商品情報
- 著者
- 戸矢学
- 出版社
- PHP研究所
- 掲載誌・レーベル
- PHP新書
- 書籍発売日
- 2008.09.02
- Reader Store発売日
- 2012.03.16
- ファイルサイズ
- 4.1MB
- ページ数
- 200ページ
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この作品のレビュー
平均 2.5 (5件のレビュー)
-
1)目次
1.カリスマ戦略
2.ブランド戦略
3.メディア戦略
4.戦略の果てに
2)強調すべきこと
●宗教の3条件とは、
・カリスマ
・教義
・教会・神殿等の礼拝施設
さらに追加で、下記を満たせば…教団になる
・教化活動
・信徒
●カリスマ創造の鉄則
?顔づくり
・人は何よりまず判断されるのは顔である。
?歩き方のトレーニング
・歩き方は、二本線歩き。へっぴり腰に注意
・両足を心持開き、背筋を反らせるぐらいに伸ばし、顎を引きへその前に手を差し伸べる。そのまま、腰から先に進み出て握手をする。顔は離れているのに、互いの腹がくっつきそうになるぐらいが最も美しい握手の仕方である。
?ファッションの訴求
?スピーチのトレーニング
・発声とかつぜつ。よく通る声とはっきりした発音
?神話・伝説づくり
・カリスマが個人レベルで実現すると、支配下にある組織はブランドになる。
・ブランドには、商品、企業、地域
・ディズニーに学ぶのは、ディズニーが教育施設であること
・カリスマ言語は、電通鬼十則、企業理念など。。
?ブランド化の推進
?言語体系の開発
?神殿の設置
?参謀の任命
?メディアミックス
・防止は何らかの充足を意味するので、ヒトラーは帽子をかぶっていない
?ターゲットは全方位
・カリスマ・コミニケーションドメイン
・外部の社会性を追求するなら、社会地域コミニケーション対象。具体的には、企業ブラント構築ロゴマークの統一
・内部の社会性を訴求するなら、従業員取引先がコミニケーション対象。具体的には、企業理念を伝えること
・外部の業績性を追求するなら、市場顧客がコミニケーション対象。具体的には商品開発
・内部の業績性を追求するなら、株主投資家がコミニケーション対象。具体的には、IRやIPO
ライブドアは、株主コミニケーションだけを考えた。バランスよく見る必要がある。
外部
社会地域市場顧客
社会性経営理念業績性
従業員取引先株主投資家
内部
●カリスマ失墜の掟
?経歴詐称
?責任回避
?傲慢
?虚偽による誘導
?尊厳を損なうような告白
?ネガティブキャンペーン
?デマコギー
●戦略の果てに
・白洲次郎で、白洲次郎は、自らのプリンシパルを戦勝国であるアメリカに伝えた。
・ノブレス・オブリージュとは、社会的に高い地位がある者には果たすべき義務がある。
・善悪を決めるのは法律ではない。合法的に金を稼ぐことは合法であり、それだけである。社会的に尊敬されること
3)個人的な学び
・歩き方や顔が重要
・IPOも企業のブランド戦略の一手段である。
・善悪を決めるのは法律ではない。合法的に金を稼ぐことは合法であり、それだけである。社会的に尊敬されること
・続きを読む投稿日:2008.11.17
前半は良かったが、後半は陳腐なメディア論だった。
筆者の仕事の兄用を中心にもっと実際のブランディング手法を書いて欲しかった。投稿日:2012.06.10
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