コミック
Dr.NOGUCHI
シリーズ内の平均評価:
(1)
完結
1876年、福島県猪苗代に生まれた野口清作(のちの英世)は、幼いころに囲炉裏に落ちたときの手のヤケドがもとで、気の弱い少年時代を過ごしていた。ところが7歳になったある日、学校の作文で、清作は貧乏でも朝早くから夜遅くまで働く母親・シカのことを文章に書き、はじめて先生に褒められる。それをきっかけに、清作は学業に励み、ついには高等小学校に通うまでになるが……。偉人・野口英世の波乱万丈の半生を描く話題作!
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ついに真の黄熱病の病原体を発見……!? ひょんなことから英世が発見した菌を使った実験の末に、実験用の猿は黄熱病を発病した! この結果にこの菌が黄熱病の病原体と実証されたと喜びあう仲間たちをよそに、ストークスの言葉を思い出した英世は、果たしてすぐに世間に発表してもよいものかと悩むが……。――幸せの意味が知りたくて、自らの人生を絶えず全力で走り続けた医学者・野口英世の生涯を描いた感動作、完結!!
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アフリカで猛威を振るう黄熱病に対して一向に効果をみせないノグチワクチン。それは英世が南米で発見した病原体が黄熱病のものではないことを意味していた。そのことを新メンバーのストークスに強く指摘された英世は、またゼロから黄熱病の研究に取り組むことを決意する!
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軍医のゴルガスとともに南米のエクアドルに渡り、蔓延する“黄熱病”の研究を開始した英世。早々に研究を切り上げるようにとのアメリカ政府からの通達に背き、現地に残って研究を続けた英世たちは、ついに黄熱病の病原体を発見!! これにより人類は黄熱病を征服したかに思われたが……!?
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2つの偉業によって今や名実ともに“世界のDr.ノグチ”となった英世は、その高い評判のために他の研究所や帝大からの誘いを受ける。それでも英世はアメリカで出会ったかけがえのない仲間たちや家族のために、生涯ロックフェラー研究所の一員であることを誓う!! しかしそんな矢先に勃発した第一次世界大戦に、ロックフェラー研究所から従軍医師が派遣されることになり……!?
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梅毒スピロヘータの純粋培養の成功、そしてメリーとの結婚と順風満帆な日々を送っていた英世は、次にスピロヘータと梅毒による麻痺性痴呆症との関連を証明する研究を始める。メリーと変わり者の医学者・カレルに支えられて連日徹夜で研究を続けた英世は、ついに麻痺性痴呆症状の患者の脳組織内にスピロヘータを発見し、その業績が認められドイツ医学会に出席することになったが……!?
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愛しいマルガレーテとの別れ、そして敬愛するフィンセン博士の死。たくさんのことを学んだデンマークをあとにしてアメリカへと戻り、助手としてさっそくロックフェラー研究所のメンバーに加わった英世。だが、そこには有名大学を首席で卒業するほどのエリートたちが集まっていた! “アップ・オア・アウト(昇進か追放か)”――。1ヵ月後の首席助手発表に向けて、熾烈なサバイバルが始まった!!
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蛇毒研究の論文が認められ、イギリスで開かれる学会にデンマークを代表して出席することになった英世。そこでノーベル医学賞を受賞したデンマークの天才医学者・フィンセン博士に出会った英世は、権威にとらわれず気さくなその人柄に接するなかで、彼の医学に対する大きな意志を受け継いでいく――。そしてデンマークへと戻った英世を、また新たな出会いが待っていた!
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ロックフェラー本人に気に入られ、ヨーロッパ留学を勝ち取った英世はデンマークに渡る。期待に胸をふくらませる英世だったが、案内されたところは、英世を含めて所員5人だけの小さな研究所だった!! さらには、まったくやる気が感じられない所員たちの振る舞い。しだいに不信感を募らせていく英世は、ある日、所員たちの行動に隠された真実を知る――。
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英世を追い出すために課せられた無謀な論文。サムやミッチェル教授の助けを借りてなんとか論文を書き上げた英世は、その水準の高い内容が認められ、ついにフレキスナー教授の正式な私設秘書となる。自分専用の実験器具が与えられ自由に研究できる恵まれた環境にこれまでにない充実感を感じていた英世だったが、ある日、研究報告会に臨み、思わぬ壁にぶつかってしまう……!
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夢と希望を胸に単身アメリカへと渡った英世。確かなアテのない英世は、以前日本で知り合ったフレキスナー教授のもとに押し掛け、働かせてほしいと頼むが、あっけなく断られてしまう。一度は途方に暮れ落ち込むものの、自らを奮い立たせ再び教授のもとを訪れた英世は、そこで思いがけない行動にでる!!
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医師団が帰国してからも清国に留まり、牛荘(ニューチャン)の人々や駐留するロシア兵と交流する英世。だが、清国各地で起こっている外国人排外運動は、英世がいる牛荘にも迫っていた! 清国民がロシア軍を襲撃し、しだいに戦闘が激化する中、大いなる志を胸に英世はついに帰国する――!!
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生まれ変わってまた一から出直すために名前を「英世」と改名した清作は、ある日、研究所の先輩のミスをかばい横浜の検疫所に左遷されてしまう。しかしそこで待っていた、研究所とはまったく違う温かい待遇にとまどいながらも、ペスト患者を発見するという功績を挙げた英世は、日本の医師団の一人としてペストが流行する清国へ派遣されることとなった!!
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