
総合評価
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powered by ブクログ日常に近いホラーという感じでとても読みやすかった。特に職場のハラスメントの話や子供の親同士のやりとり等現実の世界でも多くありそうで自分ももしかしたらやってるんじゃないかと思うくらいでぞっとするところが良かった。2時間ドラマとなで映像化したら気軽に見れて面白そうだと感じた。
0投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログホラーミステリーのような感じです! 明るい話ではないですが、展開が気になり早く読み終わりました! 私的にはけっこうヒットで面白かったです!
1投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
◾️record memo 私たちの間で、「先輩」と言ったら、神原先輩一人のことを指すようになるまで、澪は神原に憧れたし、夢中になった。 けれど、その神原一太とはどんな人だったのだろう。憧れていたけれど、澪も神原のことを------この人のことを、何も知らない。こんなふうに澪を「わかってる」「知っている」と断言してしまうような人だなんて、思わなかった。 こんなふうに、友達のために真っ当にやるせなさから涙を流せる、そういう世界に、わたしは帰ってこられたんだから。沙穂のこの正しさを、優しさを、誰にも否定させたくなかった。 けれど、花果は行ってしまったのだ。 澪が気弱さを繰り返し、神原に責められたように。その弱さにつけ込まれたように。花果の中にも、つけ込まれる闇のもとは、確実にあった。 澪にあれこれ指図する神原の目の奥には、あの時、確かに闇があった。真っ黒いそれを覗き込んでしまったら、そこからはもう澪たちが普通に生きている世界の常識とか真っ当な考え方なんて一切通用しない。あの人の全身から、その感じがオーラみたいに漂っていた。 「花果が心配だから」 この気持ちを欺瞞だと言われても、別にいい。 博愛主義、と呼ばれても。 優しさは、弱さかもしれないけれど、それをなくしてしまうなら、弱いままでいい。否定させない。変わる必要なんてない。 心配、責任を感じる、私のせい------、先回りして謝る。 それらすべてが自分のためにしていることで、それが優しさでないと言われるなら、それも仕方ないと思う。 「みんな、言われたい言葉なんか、決まってるんですよ」 唐突に、ジンさんが言った。とても穏やかな声だった。 「え?」 「相手にかけてほしい言葉。みんな、悪くないって言ってほしい。あなたの正義が正しいって認めてほしい。そうしてくれる相手には、みんなどこまでも自分の話をしてしまえる。委ねてしまえる」 「僕が捜してるそいつらは、自分の闇を押しつけることで相手の闇を引き出して、相手を同じ土俵に引きずり込むんだよ。追いつめて、相手から思考力や気力を奪って、何が正しいのかもわからなくさせる。視野を狭くさせることで相手の中の闇を育てて、狙いをつけた相手自身のことも、厭なふうに変えるんだ」 「厭なふう?」 「そう。厭なふう。感じの悪い、人を攻撃したり、自分の中の闇を相手に押しつけるような人間にしてしまう。そうやって、さらにその周りの人間を死や闇に引きずり込んでいく。------おそらく、この団地ではもうそれが起こって、終わった後だ」 りーん、というその音に、靄が------燃える。 靄の真ん中から、炎が爆ぜる。空っぽだと思っていた綿の芯から、パキパキパキパキ、と竹のような何かが爆ぜる音がする。燃える靄がブスブスと体の内側から黒く焦げていく。あまりの苦しみと痛みに悲鳴を上げながら、ああ、この靄も綿も、最初から、この色だったんだ、黒かったんだと理解していく。 闇だったんだ。
0投稿日: 2025.11.02
powered by ブクログ闇ハラ、読んでいてゾッとしました。現代の怪談、ホラーですね。 いい人と思っていた人がとても怖くて 心を支配し破壊していく。 大なり小なりこういう人はいる感じもして怖い。助けに来てほしい〜
0投稿日: 2025.11.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりの辻村作品でした。 流行りの「ハラスメント」かと思いきや「闇祓」。 立場の異なるヒトのそれぞれの物語かと思いきや・・・実は繋がってた!最終章の集結ぶりが爽快だった。 言葉と行動で、ヒトのココロを掴むことって、意外と容易いのかもしれない。 いつの間にか存在している〇〇家。っていう設定だけ、ちょっと鼻じらんだけれど。
0投稿日: 2025.10.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
闇ハラスメントって言葉を知ると、案外近くにあるのでは…?とゾッとする 各短編もゾクゾクしますが、終盤の畳みかけや注意書きに震えました 結局人間が一番怖い……………
2投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログ大好きな辻村深月先生×ホラー まず「ヤミハラ」言葉の使い方が上手すぎる。 タイトルの闇祓の祓って何だ?ハラスメントだけの話じゃないの?と思ってたらしっかり祓う人いた…(笑) 居そうで居ない人だけど実際は居るんだよなぁ… 懐に入るのが上手い人には気をつけよう!!!! と思いましたね!笑(単純なので笑) 自分は大丈夫だと思ってても知らない間にねぇ…そうなったらもう手遅れだ!笑 最後は線と線が繋がる大好きなパターン! 特に、団地・同級生 面白かったです、心霊系の怖さはずっとないので読みやすいです。 ☆5にしたいけど個人的に最後の終わり方が、「あ、ここで終わり?」って思ってしまった。 そういう仕組みね!よく出来てるなぁとは思ったけど、最後は闇ハラ振りまいてた人達のその先も少し見たかった…。 今後が気になる終わり方はホラー作品なら面白いと思うのであくまで個人的な意見です。
1投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログさすが辻村先生の作品。1番好きな著者かも。 人物を増やせば増やすだけ読者は情報が錯綜して、情報量にパンクをしてしまうのだか、辻村先生の作品だとキャラごとの設定がイメージしやすく、新キャラを出すときや伏線回収のタイミングがジャスト過ぎて鮮明に記憶に残る。正直バッドエンドな作品は好まないが、この作品に関しては一貫してストーリーに残留応力もなく無事に発散収束していることからこの評価とさせていただきました。 本で恐怖を感じたのはこの作品が初めてでした。
1投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログ怖かった!!面白い本ってあとちょっと、あとちょっとってページを捲る手が止まらなくなるけどこれもその一冊。 ホラーには色々種類があるけど、人間が一番怖いんだなって思わせるすごく日常にありふれた恐怖だった。 短編集かと思うくらいのテンポだったのにいつのまにか繋がっていて面白かったし、もっと続きが読みたくなった。 白石要と澪のその後の人生や、なぜ竹や鈴に弱いのかという深掘りも欲しかったかも、、!
1投稿日: 2025.10.03
powered by ブクログジンさんの話が1番怖い。他の話ではその人自身に対して違和感を感じる人が多かれ少なかれいたけど、ジンさんの場合は周りがおかしいだけというように思われて終わる。
1投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログあれ、今マウント取られた? 話を聞くふりをして、ずっと自慢してるよね? 正しいのかもしれないけど、なんか価値観押し付けてない? ちょっとした違和感が言語化されていて、あるある・・と思いながら一気に読み進められてしまった。 ホラーなんだけど、人間模様の描写が秀逸で、さすが辻村先生、という感じ
1投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ辻村深月、読むのは2冊目だけど、かなり好きな作家さんだと思う。他の作品も読み漁りたい。とりあえず、3作品は積んでいる事を確認した!読むのが楽しみだ。 何が怖いって、普通にありそうなことばかりな嫌な事が怖い事として描かれているからだ。いつ自分が巻き込まれてもおかしくない恐怖。
1投稿日: 2025.09.18
powered by ブクログ辻村深月さんの本は大好きですが、ホラーを読まない私には所々興味が離れてしまう箇所がありました。登場人物の内面描写は期待通りの辻村作品です。 現実世界にはここまでの人はいないだろうと思うくらいのインパクトのある描き方も、ホラーミステリーと言うなら許容出来る範囲かなと思いました。 全体のストーリーはとても面白いのですが、個人的には、辻村さんの作品はホラーじゃないほうが好きです。
1投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログこれある意味ノンフィクションですよね!? 私の周りにもいるいるいるいる!! 闇を振りまくもの! 団地の話なんてリアルすぎて自分に当てはめて戦慄しながら読んだ.. ちょっと近所の雰囲気に似ていて怖すぎた、、 うちの近所こんな感じなんですけど泣 最後のこの物語はフィクションですのあとに書かれた文がほんとにね!!って思った。 とりあえず私も闇ハラスメントしないように気をつけよう。 あと竹のご利益にあやかりたいです涙
2投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログ闇ハラ…闇ハラスメント。周りの人間に闇を押し付け、死に追いやること。 闇祓…その闇を祓うこと。 同じ読みの対極的な言葉。この対立構図が物語の根幹。ここで言う闇は、フィクションではありながら、現実で起こりうる人間が生み出す闇、それらを多少過激にした程度でリアリティのあるもの。敢えて言えば人怖系のホラーに分類されるのであろうが、この作品の怖さは、人間関係、人間社会というものに根差しており、人単体というより、概念的なものに根源がある。つまり、根絶は不可能で、誰にでも巻き込まれる可能性を孕んだもの。何のせいとか何が悪いとかではない、そんな理不尽に見えて実は自然の摂理のような、新感覚のホラージャンル。
1投稿日: 2025.09.02
powered by ブクログ一瞬短編集を読んでたんだっけな?となるくらい全く別のコミュニティの話で構成されているが、各章に散りばめられている要素が最終章で悉く回収されていく技巧は流石辻村深月さんです。
1投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ各々が抱えるちょっと黒い気持ちが神原さんによって上手く引き出されたり、少しずつ大きくなっていき、人間関係や人が壊れていく。 改めて現実世界は絶妙なバランスで回ってるよなーって思う。SFの世界だけど、人間模様はめちゃくちゃリアル。その言語化が面白い。 --- こんなにもたくさんの人が住んでる中で、家で亡くなる人ってこれだけなのかと思ったら、現代って、徹底的に日常から死が隠されてるんだなって思った。 病院で亡くなるのが普通で、それ以外が特別なんだって
1投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログ面白かった… 辻村深月先生は10年ぶりくらいに読みました。 こういうのもいけるんですね。 ほんのりファンタジーも感じるホラーで、ヒトコワ要素も強い。だんだん繋がってく感じに、ミステリ好きとしても不思議な満足感ありました。
2投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
リアルにこーゆー人いるよな、、ってゾクゾクして面白かった!!でも鈴とか竹に弱いのだけ謎!もとは普通の人間じゃないの??
4投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログ辻村深月の真骨頂!日常と非日常がスレスレのところで描かれていて、人間の怖さがぎゅぎゅっと詰まった作品だった。
3投稿日: 2025.07.31
powered by ブクログ身近にある人の闇 そこかしこで起こっている闇の出来事が言語化されストーリーを織りなしていく 共感できる出来事でもあるため、うまく言語化できずモヤモヤしたことのあるかたは、読んでスッキリするのではないだろうか 一読していただきたい作品!
2投稿日: 2025.07.31
powered by ブクログ人の心の闇をどうやって祓えばいいのか。 心の闇がなくならない限りヤミハラは止まらない。善意の押し付けだったり、立場の弱いものを追い込むことだったり、それが正義に見えたとしても気をつけないといけない。
2投稿日: 2025.07.28
powered by ブクログハラスメントは受ける人と周りの人達の心をすり減らします。 皆んなキチンとチャンと的確に事柄を進めたいのでしょうが、必ずしも皆んながみんな出来るわけではありません。 出来ない人の中にズルい人は隠れています。 ズルい人の中に出来ない人が紛れています。 ズルい人には注意が必要ですが、出来ない人には優しさが必要です。 しかし優しさは嫉妬を産みます。 周りの人達がもう少しずつ寛容になれば良いのになぁと思います。 転校生の白石要を優等生の澪が学校の案内をする事になる。 クラスに馴染めない要を気遣う澪に要は 『今日、家に行っても良い?』と言い出す!! 自分の身に危険を感じた澪は憧れの先輩 神原一太に助けを求めるのだが・・・ 学校、会社、団地で人の心を乱して悪意を振り撒く人達がいる! 人の心を歪めるハラスメント『闇ハラ』!! 本書を読んでいて短編集かと思ってました。 物語に引き込まれたのは『隣人』です・・・
52投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログ新しい辻村さんのスタイルが垣間見えてとても面白かった。まだまだ闇の家族は日常にいるんだよ、という後味の悪さ、だけどいざ現実でそういう場面に会ったら、ああ、これは闇の家族なんだろうなとくすっと笑わせてくれるような終わらせ方も良きでした。
2投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログ怖すぎる。第一章から、オカシナストーカーが気持ち悪くて、本を投げ出してしまった。しかし、興味本位で少しづつ読み出すと、何かに取り憑かれたながら読んでいた。想像がつかないストーリーで、最終章で腹に落ちた。インパクトは強く、脳の刺激には良い。
2投稿日: 2025.07.25
powered by ブクログ山田章博さんによる文庫版の装画が良い。 ポストカードの要の方がかっこいい。 話が通じない相手と相対したときのストレスと疲労感。 こう言えば伝わるかもと試行錯誤しても、無駄に終わる徒労感。 いくら言葉を交わしても、どこにも着地せず、ただただ削られる。 分かり合うよりも、自分がおかしかったと諦めて、相手に染まる方が楽なんですよね… 可能であれば、とっとと距離を置いて、関わらないのが一番。 現実にも祓ってくれる人がいればいいのに。 実写ドラマ化しそうと思ったら、映画化決定!とのこと。
25投稿日: 2025.07.22
powered by ブクログハラハラして読む手が止まらなかった。心理描写が秀逸で、引き込まれたまま一気に最後まで読んだ。さすが辻村美月さん。今まで読んだ辻村作品と毛色は違うけれど、心を掴んで離さないところ、さすがと思った。
8投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログ自分の闇を他人に押し付けない。 学生の恋愛話かと、最初は失敗したかと思ったが読み進めると全然違う話でびっくりした。 ページをめくる手が止まらなかった。 非現実的な話ではあるけど、自分は普段同僚や家族に仕事の愚痴を一方的に話してスッキリして、それは闇を押し付けてるんじゃないかとハッとさせられた。
3投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログ素晴らしいの一言。人が心の「闇」に包まれる心理描写とストーリーの構成が秀逸。個人的にはこれまで読んだ辻村先生の作品中のベストかも。
15投稿日: 2025.07.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
情景が伝わってきてすごいハラハラした。特にみおの話。先を早く知りたいとソワソワして読めた。 でも、エピーソードが類似しており、1つのエピソードの伏線が明かされると他のエピソードの意味も想像がついた。そのため、一度結末が予想できてしまえば、それ以上の驚きはなかった。
2投稿日: 2025.07.09
powered by ブクログこれ、短編集だっけ?と思いながら読み進めたけど、さすが辻村さん。最終章で全て伏線回収して繋げてこられました。 辻村さんは、その時々に世間的に話題になっている事柄(本書で言うと、ハラスメント)や、時流にマッチしたストーリーを構成するのがとても上手。なので、読むとかならず引き込まれてあっという間に読了してしまう。読み応えある一冊でした。
20投稿日: 2025.07.09
powered by ブクログ人の負の感情や悪意をまとった禍々しい存在との対決を題材にしたストーリーだが、対決シーンは少ない。専らどこにでもいる人間同士での関係性を嫌なやり取りを織り交ぜてのシーンが多い。 ホラーと呼ぶほどの怖さはなかったです。
16投稿日: 2025.06.22
powered by ブクログ読み始めた時、かなり嫌な気持ちになるな…と読むのを辞めたくなるくらい辻村先生の心理描写がエグい。 いや〜な人間の心理描写なのに、それを読んで楽しんでる自分の感情の醜悪さにも気付かされました。 短編仕立てですが、だんだんアレ…?と気づきはじめ、最終章は手に汗握る展開です。 中高生の頃に読んでも楽しかっただろうけど、大人になって色々な価値観の人と関わってからこそ響く読書体験でした。
4投稿日: 2025.06.20
powered by ブクログ図書室。ホラーということで。 かがみの孤城があまりにも青春ファンタジーだったので敬遠してきたけれど、これはファンタジー苦手でも楽しめるはず、とのことで読んでみた。面白かった。久しぶりに一気読みしてしまった。
16投稿日: 2025.06.20
powered by ブクログ鳥肌たった、読み進めるスピードがどんどん上がっていって続きが読みたくなった。 フィクションなのは分かってるけど、現実でもありうるような話ばかりで、ある意味恐ろしいホラーだった。 流石辻村先生と言えるくらい心情描写などが細かくて怖さがより伝わってきた。 闇に飲み込まれないようにしないと、、、
2投稿日: 2025.06.13
powered by ブクログ高校生、主婦、社会人、小学生と各章で構成されており1章が読み終わり短編集的な構成かと思いきや澪と要を主人公に繋がる物語だった。 スクールカースト、マウンティング、会社での人間関係、学校でのグループ活動と絡めて各章での主人公的立ち位置の人物の心理描写はさすがの辻村先生。 ホラーとかは好きな方ではないですが適度な怖さがあり楽しめました。
2投稿日: 2025.06.07
powered by ブクログ怖かった…帯にホラーミステリーとあったので心霊的なものを想像していたら、もっと身近で生々しく、嫌な気持ちで胸が詰まるような、別の意味で恐ろしい話だった。 読んでいてとんでもなく疲れた。 しかしこの疲れが癖になると思ってしまうのは、私も既に闇ハラの影響を受けている…?
15投稿日: 2025.06.06
powered by ブクログ⭐︎3.8 ホラーとイヤミスの間?のような本作。 オカルト系が好きじゃないので闇を祓うシーンとかは苦手だったけど、ミステリー的な要素もあったり何よりストーリーが面白かったので予想に反してあっという間の読了だった。第1章〜最終章まで、5章で構成されていて、一見関係のなさそうな1つひとつの「闇ハラ」ストーリーが最終章「家族」ですべて繋がる。短編集的に楽しめた後、色んな人物、出来事が繋がる面白さもあって満足度が高い。特に第2章の「隣人」はママ友の嫌な感じが凝縮されていて怖さに拍車がかかっていて最高だった(笑)
2投稿日: 2025.06.03
powered by ブクログ身近にある「闇ハラ」が次々と回想されます。 そういえばあの時あの人が言ってたな、と「闇」に遭遇する場面、あの子がああいう扱い方されてたな、そんな噂があったかもと「闇」が耳に入ってきた。 あー、そういうのって闇ハラっていうんだ。。。 社会生活を送っていれば当事者でなくとも「闇」を振りまかれたことがあるのではないでしょうか。 作品はフィクションですが、「闇」の濃度は違えど人間の柵(しがらみ)というノンフィクションが盛り込まれているような作品でした。 いくつかある別々のストーリーが最後に一つになって「闇ハラ」に帰結するのもスッキリです! “あの家族が言葉と行動だけで”人を追い込んでいきますよ〜!!
14投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログ闇は私の中にもあるなと思った 隠れているだけで、何かの拍子に顔を出すのだ 加害者になるかもしれない怖さをこの作品の中に見てしまった 被害者としての怖さを感じる人が大半なのかな と思うと自分が不安になった 不浄を防ぐ竹、鈴の音、犬 自然、美しい音色、家族の動物は 昔から人の気持ちを穏やかにする 人が怖く嫌になった時、裏を読む必要なくただ寄り添ってくれるものたち 狭く偏った場所にいってしまった心を元の場所に戻してくれる それらが身近にある暮らしを心がけていれば、自分も他人も守ることに繋がるのかも、と思った 霊が出ないけどすごくホラー
3投稿日: 2025.05.30
powered by ブクログ辻村深月さん初のホラー長編ということだが、幽霊や化物に対する恐ろしさというよりは、黒辻村によって描かれた人間の暗部に対する恐怖が読みどころ。 ファンタジー要素のあるホラーだが、誰しもが経験するかもしれない恐怖。 人間の嫌なところを表現するのに長けている筆者だからこそ書けたホラーだなという感じ。 章ごとに話や登場人物が変わり、短編集だったっけ?と思ったところで飛び込んでくる仕掛け。ゾワっと鳥肌がたった。 フィクションだけど、この世のどこかでは起きていそうな現実味のあるストーリー。だからこそ余計に怖い。 ところで、何で竹と犬なんだろうか?そこだけ疑問が残った。
3投稿日: 2025.05.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホラーでありサスペンスのような面白さがあった 主人公の過去は割とサクッと説明がなされたが、今後シリーズが出たりするのかな、、と思わせる幕引きでした
1投稿日: 2025.05.22
powered by ブクログ闇につけ込まれないようにしなきゃ。 身近に存在する闇の話にゾッとし、気になって一気読みしてしまう作品。 胸糞わるいやりとりの描写がほんとお上手で、第一章「転校生」と、第二章「隣人」は特におもしろかった。 ママ友のグループLINEやお茶会のくだりなんて、ものすごい心がざわついたし。 あと「私もです。」って、マウントを阻止するパワーワードなんだな、って思った。 うん、使ってみよう! とりあえず、闇対策として全国に竹藪を増やすしかない。
39投稿日: 2025.05.21
powered by ブクログ闇ハラは、したくてしてる訳じゃない、無意識的な物だ。その為、心に闇を抱えた時、加害者側になる危険性を孕んでいる。 闇ハラは、生きる上で身近な人と自分を守るために、認知すべき大事なテーマだ。そういう心の状態があることを知る事、それこそが闇ハラをしない第一歩だ。 闇ハラを少しでも感じたら、一刻も早くその場から逃げ出すことが大事だと知れた。
20投稿日: 2025.05.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
色んな意味のある闇ハラ 1章から5章まで繋がっている。 4章くらいからアレっと気づき始めた。 読んでいて、ゾワッとくるところもあり、ミステリーもあり、最後まで一気に読めた!
4投稿日: 2025.05.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かったー 第1章と最終章に出てくる澪が真面目すぎやし、今こんな時にそんな事言う?って言う発言多くイライラした。 第2章から別々の話かと思ったらだんだん他の章と繋がっていって伏線が回収される面白さがあった。 要の父親がジンさんやったのは、気づかなかった!
3投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ一章の途中で読むのをやめてしまった。 あまり読み進める気になれなかった。 またいつか挑戦してみます。 しばらく本棚に眠らせておくことにする。
1投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ直接手出しはしないが、言動や行為等で相手を徐々に威圧し、脅威となるハラスメント"闇ハラ"。そして、その闇ハラを祓う"闇祓"を描く。 フィクションなのに、なぜか思い当たることがあり、他人事ではない。黒辻村全開の傑作ホラー小説です。
8投稿日: 2025.04.28
powered by ブクログ2025/4/27読了 辻村深月の初の長編ホラー小説ということで、ホラーは苦手なジャンルだったが初めて手を出した。 想像していたホラーとは良い意味で異なり、身に覚えのある事象がぞわぞわと蝕むような感覚。読んでよかった。
2投稿日: 2025.04.27
powered by ブクログどんどん登場人物がおかしくなって行く感じに引き込まれる。 団地主婦たちのお茶会のくだりがなかなか嫌な感じ
5投稿日: 2025.04.18
powered by ブクログそうか、これは 「ホラー」というジャンルなのか。 人間の「闇」の部分の心理描写が あまりにもリアルで。 高校生の闇、社会人の闇、主婦の闇 なぜこんなにすべての世代のことを 解像度高く表現できるんだ。 すごすぎる。 ホラーと思えなかった。 神原家、たぶん本当にいる。
9投稿日: 2025.04.10
powered by ブクログオムニバスだと思って読んでいたから違和感に気付いた瞬間のゾクッと感がたまらなかった。 自分の負の感情を人にぶつける人。善意の押し付け。マウント取り。いるよなー 思い出したくない顔が脳裏に浮かび読書中ちょっと気持ちが沈んだ。 自分も知らないうちに闇の中に入ってしまうかも知れない、いやもう片足入っているのかも知れない... ホラーの瞬間的な恐怖ではなく得体の知れない薄気味悪さがずっと尾を引き付き纏うような作品。
1投稿日: 2025.03.31
powered by ブクログ闇祓には二つの意味が隠れている。ハラスメントの祓、お祓いの祓。転校生の白石要が、原野澪に近づいてくる。澪は心を寄せる先輩の神原一太に相談するが・・・。人の心の怖さを描きつつ・・・。ホラーだが、テーマがもうひとつ隠れていた。 女子高生の澪を中心に山峯学園高校を舞台に描かれていて、白石要が転校してきてから、その周りの人が澪から離れていく背景が怖い。ひとつひとつの出来事が意味を持っていて、辻村深月さんの繊細な物語の構成が際立った物語だ。澪の親友の花果が一太と行方不明になったところで一章が終わる。二人は何処へ・・・ 一章は序章に過ぎない。二章は全く別の話が進むが・・・。澪からフリーアナウンサーの三木島梨津にメインキャストが変わる。舞台もサワタリ団地に移る。沢渡博美夫妻とかおりが絡む。このかおりさん、何者か・・・。章末でわかる。 三章は舞台が、ヨツミヤフーズに移る。ジンさん、佐藤課長、鈴井俊哉が登場し、誰が闇の発信源なのかを推測するのも面白さである。このあたりであることに気づき、最も驚きがあった。四章は楠道小学校、虎之介、二子、闇の繋がりが・・・。 二章の最後まで、これは短編なのかと思っていた。確かにそう思っていた。題名の闇が描かれていくが、五章で全てが明確になる。この構成が辻村深月さんらしい。闇を押し付けるものと闇に侵されるもの、そして・・・。人間の心の闇のなんと奥深いことか。
26投稿日: 2025.03.26
powered by ブクログ約1か月前に読み終わったものの、感想(読書記録)を残し漏れていたので、思い出しながら。 人間社会に潜み、身近に忍び寄る「闇ハラ」に恐怖する、著者初の本格ホラー&ミステリー作品。 (例えると「世にも奇妙な物語」っぽい雰囲気) 全5章からなる連作短編で、各章の謎が繋がっていくラストが心地良く、ホラーというよりはミステリーを読み終わったという読後感。 角川から出てる本著者の他のホラー作品とは色の違う少し不思議な物語で、「十二国記」等の山田章博氏による表紙や挿絵、ポストカードも豪華でした。 辻村深月さんの作品も、未読は(文庫化されていないものとドラえもんを除けば)「クローバーナイト」だけとなりました。「嘘つきジェンガ」や「レジェンドアニメ」の文庫化、待っております。 (待ちきれずに単行本を買うかもしれないですが…)
14投稿日: 2025.03.25
powered by ブクログホラーゲームのシナリオみたいだなというのが一番の感想。 一章が終わって、二章が全く違う話になったので、ああ短編集か〜と思ってたら、ちゃんと全話繋がっていました。 辻村さんは人の嫌な気持ちとか細かい機微を描くのが本当にお上手。 ホラーとしてもちゃんと怖いし、真に怖いのは人間だということを嫌と言うほど分からせてくれます。 どの話も本当に嫌。(褒め言葉です) そしてどの話も全部現実にありそうなのがまた凄いんですよね。
1投稿日: 2025.03.25
powered by ブクログ本屋に行った時、パッケージがなんとなく目を引いたので購入。さて、どんなもんかなとなんとなく読み進めていったけど、気付いたら身体中ゾゾゾっと鳥肌がたっていた。 世にも奇妙な物語が好きな人はドストライクゾーンだと思う。所々非現実的な設定が入るが、物語全体としては幽霊的な怖さではなく、人間の負の感情を秀悦に表した作品だった。(ああ、周りにこんな人いるよな)などと思うよりかは、(自分にもこんな部分があるのかもしれない)とつい想像してしまうくらい登場人物の狂気的な部分や心情を描くのが上手い。物語としてもすごい面白いが、何より闇が徐々に懐に入り込んで通常の生活を蝕んでいく過程が恐ろしいくらいのリアリティがあった。 自分が読んできたホラー小説の中でも屈指の面白さと怖さを持つ小説だと感じた。 話は変わるが、自分がこの本を読んで一番驚いたのは、辻村深月がホラー小説を書いたのはこれが初めてだということ。初めてでこれだけのクオリティの本を書けるなんて、にわかには信じられなかった。改めて作家の凄さに気付かされた。
4投稿日: 2025.03.20
powered by ブクログ最初は純粋なストーリーしかなく、何が背後にあるのか中盤に差し掛かってもわからなかったが、最後の章で全てが明らかになる形だった。それまでも展開が気になって読めはしたが、背景を知った上でもう一度読みかえすことでもっと楽しめるかもしれない
1投稿日: 2025.03.20
powered by ブクログ闇ハラスメントのヤミハラ 闇を祓う闇祓 あの人が来てからだ、職場の雰囲気が変わったのは。 「あの人ってどんな人?」と聞いてきて、「わからない」と答えると、給湯室まで連れていかれ、ちらっと見かけたその人の失敗やどこからか聞いてきた絶妙に真実味のある噂を、こそこそと小声で教えてくれるあの先輩。 誰かに聞かれてるとわかると、自然な感じを装って話題を変えたり、場所を変えたり。 共感しないと「あー、そっちのタイプか」と不自然な笑顔で圧をかけてくる。 次第に噂話好きのおばさま達を味方につけ、毎日のように、あの人の話をひそひそ、この人の話をこそこそ… これは実際の私の身近な人のヤミハラです。 私自身、一度だけでなく何度もこのヤミに取り込まれそうになりました。 なんか嫌だなと思っていたのに、徐々に自分もその先輩のようになってきて… もうすぐそんな先輩とも離れられるので安心していますが、きっとその闇は続いていくし、次の闇が待ち構えているのかもしれない… と不安になるほど、本の影響受けすぎました。笑 犬は苦手だから、竹を庭に植えようかな!!
21投稿日: 2025.03.20
powered by ブクログ面白い!!すげえ!辻村深月さん! 第一章は所謂得体の知らない心霊的なホラーなのだが、第二章は趣きが変わる。内容的には、「気持ちの悪い人」系の話になり、ああ、そっち系のホラー小説か、あまり好きなジャンルじゃないんだよな、と思いつつ、読み進めると、あれ、これ繋がってる?と遅まきながら気づき、最終章では見事に回収。 いや、凄いわ。これ、プロットはどうやって練ったんだろう?と、改めて辻村深月さんという作家さんが稀有な存在だと認識しました。 話しは変わるけど、この良作を文庫で買って880円。読み終わるのに、通勤時間中に読むから推測で4時間とかぐらいかな?めちゃくちゃコスパいいのに、なぜ本が売れない時代なんだろう?漫画一冊よりよほどコスパが良いのに、と不思議に思いつつ、本を読む自分に若干の優越感w
25投稿日: 2025.03.20
powered by ブクログもっとファンタジー寄りかと思ってたが全然そんなことはなく、まともにホラーだった。しかも、辻村深月闇部分が本領を発揮しており、人が嫌な系統の話が主体のため、読み進めるのには嫌な気分が結構積もっていくことになる。しっかり終わってはくれるものの、最後まで嫌な雰囲気を絶やすことはないし、人の嫌な部分を存分に見せてくれた。本作のアイディアの大元が想像つくようではあるが、闇の描き方がまた素晴らしくて、現実にも入り込んでくるようでゾクっとした。
21投稿日: 2025.03.13
powered by ブクログ普通に怖い。 辻村さんは、色んなジャンルで書くのですね。 鏡の弧城はジュブナイル小説でほわっとして、傲慢と善良では糞プライドの話を聞かされて。 この作品は怖くて面白かった。何つーか久しぶりに夜一人で読んでたら小さな音でもヒーッてなるような怖さ。最初はほんとの短編小説かと思いきや各小説繋がっているためヒタヒタと怖さが層状になっていく感じに。 しかも多少の盛り感はあれど、ここに出てくる人達ってほとんどが少なからずこの世に存在するタイプに思えてより一層こわっ。 本当に怖いのはお化けや心霊現象とかじゃなく、実在する人だよね。言葉は怖いし、逆に言えば素晴らしいものだ。
8投稿日: 2025.03.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第1章から澪や要、ストーリー展開に引き込まれ、次の章から闇祓の活動が始まるのか!と思いきや、まさかの別の話。やや落胆しながらも読み進めていくと最後には話が繋がり、面白かった。個人的には澪や要が中心となる話がもう少しほしかった。
1投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログホラーが苦手なので身構えて読んだけど、霊的な怖さというより人間の闇の怖さだった。 逆に考えれば自分の身近にいつでも存在する怖さだと思うとゾッとする…。 「使うのはあくまで、言葉と行動。それは僕らができる範囲のことと変わらない。」 私だって闇ハラをしたり、されたりしているのかもしれない。言葉と行動は死にだって直結する。 印象に残った一文です。
10投稿日: 2025.03.07
powered by ブクログエピローグは、心がひどく感傷的になりました笑。最後は少しSFっぽさを感じられたけど、だからこそこれはもう一言。 ただただ、「世にも奇妙な物語」だ。
13投稿日: 2025.03.05
powered by ブクログ短編かと思ったら全部繋がっていた。 現実味のない設定はあまり好きじゃないけど、続きが気になってさくさく読めた。
2投稿日: 2025.02.28
powered by ブクログ闇ハラ、、あるかもしれない、、だれが元凶とか中心とかなく、集まるとダメなこと、闇ハラ以外にもあるよな〜と思ったり。短編だと思ってたんだけど、登場人物の名前がどんどん繋がっていって最後まで飽きずに読めた
2投稿日: 2025.02.26
powered by ブクログ辻村さんのいつもと違ったホラーテイスト作品。 相変わらず引き込まれる文章であっという間に読み終えました。 人の心の闇を突く現実感のある話でしたが祓い師という現実離れした設定で途中から、笑ゥせぇるすまんを思い出していました。ドーン!と突かれた時に闇堕ちしてしまう怖さ。あの顔を想像しながら読むとよりスリルでした。 モラハラ男、マウント主婦、煽てる会社員、規律学生。どれもあり得る話で心を保つための教育、訓練が必要なのに一番分からない教育法だなぁと思います。 同僚は敢えての煽てでしたが、良かれと思った言動で相手を図にのらせてしまうことがあることは、ハッとしました。知らず知らずのうちに共依存になってしまう。 一番怖かったのは隣人で、追い詰め方が振り切っていました。他もあの位振り切ってくれたほうがよりスリルを味わえたかもですが、振り切りすぎると怖くて読めないかも。。
3投稿日: 2025.02.23
powered by ブクログ辻村深月、初のホラーミステリ。 学校で、会社で、団地で、身の周りにいるちょっとおかしな人が、周囲の調子を狂わせ、人の心に悪意を生じさせる様子を描きながら、連作短編風に物語を展開させていきます。 ネタバレになるので詳しく語れないのですが・・・ 第一章は「なるほど・・こーゆー感じか」 第二章で「あれ?違う・・」 第三章で「ん?これって・・??」 第四章で「あ、この名前は・・!」 最終章で伏線を大回収! ホラーミステリでも辻村深月らしく!堪能しました。
8投稿日: 2025.02.22
powered by ブクログ厭な奴が嫌すぎて笑ってしまった 周りから憚れる奴の話を優しく肯定して、あーちょっとめんどいなと突き放した瞬間いちばんの悪者は自分になる こういう経験たくさんしたけど、あれ?これどっちが闇ハラなんだ?向こうに押し付けられてると思ってたけど、私が闇ハラしてたのかも そんな考えたくさんしました 闇って奥深いな〜
9投稿日: 2025.02.21
powered by ブクログ初めはサスペンス系かと思いきや、ホラー系かと思い直し、いやいやそのどちらというわけでもなさそうと読み進めていった。「闇ハラスメント」は思うよりも巷に溢れているのかもしれないな。
3投稿日: 2025.02.19
powered by ブクログ短編かぁ↓と残念に思いつつ読み進めてると、最終章での一気回収でした。とはいえちょっと厳しかったですね〜でも、人の弱さをきっちりと描き切った物語でした。
2投稿日: 2025.02.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まさか辻村深月の著作の中で“大島てる”のサイトらしきものに出会うとは。 嫌な人が出てくるオムニバス短編かと思いきや、最初から最後まできっちり繋がっています。同じ姓なのに違う人が次から次へ出てくるのはなぜだと思ったらそういうことでしたか。「補充する家族」が怖すぎてゾゾーッ。 著者初のホラーミステリとのことだけど、満を持してというだけあって面白かった。500頁弱でも進む進む。途中でやめたら補充対象にされそうなんだもの。 「私もなの」と言う人には気をつけよ。関西人としては「どこがやねん」と言ってしまいそうです(笑)。
3投稿日: 2025.02.14
powered by ブクログ今度こそ短編じゃないと思って買ったのに、またもや短編ぽい構成だった!!!!!くそぉ泣 最後まで読む気が完全に失せたまま、テスト期間に突入してしまいました。残り1/4くらい。だから★4にしとく。 一つ一つのお話は、大好き。とても大好き。 人は、それぞれに闇を抱えて生きている。 妬み、プライド、見栄のような分かりやすい"闇"もあれば、 個人の正義を無闇に振りかざすことで"他人にとっての闇"となる場合もある。 優等生も、聖人のように良い子も、 小さな闇を背にそれを演じている部分がある。 これには、 正しくありたい、と願って生きているわたし自身にも、 痛いところを突かれる感覚が確かにあった。 正しい感情しか生まれない、そんな人はこの世に存在しているのだろうか。 頭の中まで心の中まで、正しくいることは可能なのだろうか。 いや、可能か不可能かではなく、それを追い求めるのがわたしの性格なのだ。 大抵の人間は、良い事をしている裏には醜い感情が多少なりともあると常日頃から感じている。 (まずそれを認めてほしい) そして、正しい感情というのも個人で全く異なる価値観と強く結びついているために、自分にとって全く正しい人間とは一生出会えないのである。 つまり、許すしかない。 正しくない友達も、正しくない恋人も、正しくない自分も、 許してあげるしかない。 それでも、正しいを追い求めるわたしの性格は変われない。 少しでも裏切り、思いやりの無さを感じてしまうと幻滅して冷めてしまう。その人を俯瞰している気分になってしまう。 それも、正しくない。 もうぐちゃぐちゃなんですわたし。笑 この、常日頃、漠然と、複雑に感じている、正しくない事柄や矛盾した事柄をいとも簡単に言語化し、それと対峙する方法、又は捉え方の1つとして教えてくれるのが、辻村深月さんなんですねー。 辻村深月の物事の捉え方が、見方が、大好きなんですね。
2投稿日: 2025.02.14
powered by ブクログ読みやすかった。 辻村作品は割と好きだし、読みやすいけど、今回は好きなジャンルではなかったな…と感じでした。
2投稿日: 2025.02.11
powered by ブクログブクログのFFさんの本棚にあって、そこで興味を持ったのが読むきっかけだったと思う…多分だけど。 帯の「あいつらが来ると、人が死ぬ」にも惹かれたし、辻村深月さんがホラー書かれたことにも興味津々だったし。 面白かったです、お迎えして良かった。 ほんとは昨年末に最終章残りわずかってとこまで読んでたんだけど、途中から読めなくなってしまって。。 実家の父のあれやこれやで帰省してて、その道中に新幹線で読み始めました。 行きに途中まで、実家でのアレコレ中にその続き、帰りの新幹線でまた再開して…だったんだけど、最終章「家族」の何人目かの神原かおりの中の人を助ける場面に差し掛かった時、なんだかパニック症候群的な得も言われぬ不穏というか息のできなさというか、とにかく新幹線から今すぐにも出たい気持ちに襲われ(静岡近辺の長いトンネル中っていうのも良くなかったかも) それからページを開くのが怖くなって、しばらく置いてました。 何人目かの神原かおりとなってしまった方の、その闇に落ちた表現にやられちゃったのかな…?? 色々疲れもあったのかもしれないけど。 本を読んでいてそういうパニック的になったのは初めてだったし、その後読書再開して同じようになることはなかったから、別に本の影響ではないのかもしれないけど。 でも、そういう体験も含めて、怖かったです(泣)
15投稿日: 2025.02.11
powered by ブクログ辻村深月さんの文章はどれもとても読みやすく、いつも一気読みしてしまいます。 また、人間の怖い部分を描く作品は辻村深月さんの他の作品にもあり、辻村深月さんらしいなあと思います。 自分たちの近くにもいそうというより、ここまでではなくてもこんな感じの人いるな、と思わされて人ってやっぱり関わり方を間違ってしまうとこわいなあと改めて感じました。
4投稿日: 2025.02.11
powered by ブクログ人の暗い部分を感じて読むと心がギュッとなりました。後半から話が繋がってきて続きが気になり、一気に読みました。
7投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログヒトコワ系…? ハラスメントやマウントをとる人はどこの組織にもいるが、生々しくて怖かった。 特に「隣人」が怖くて、読み進めるのが大変なほどでしたが、最後面白かったです。
11投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログ闇で暗躍する謎の人物。 周りを不幸にし、闇に取り込んでいく。 謎は多く残ったけど、ヒトコワのような、呪いのような。続き読みたいな。
15投稿日: 2025.02.05
powered by ブクログ辻村さんらしい、人間同士の裏の感情が表現されていました。 ただ、ホラーとしては弱かったです。ドキドキして先が読めなくなることもなく、いつもの辻村さんだなぁとしか感じませんでした。
3投稿日: 2025.02.04
powered by ブクログ「やみばらい」、って読むかと思っていたら「やみはら」だった。 めちゃくちゃ面白かった。序盤からあっという間に引き込まれて止まらなくなった。 そして、めちゃくちゃ怖い話だった。ゾンビ映画みたいにゾンビが出てきてキャー! という怖さではなくて、自分の身近なところに知らずに闇がいるかもという怖さ。自分も実は闇にやられているかもしれない、もしくは自分がそもそも闇なのかもしれない、なんてことも少し思ったり。 「傲慢と善良」を読んでいた時とちょっと同じ気持ちになることがあった。それからいっこ前に読んだ「ヴィクトリアン・ホテル」とも。 自分は闇を祓う者のつもりで動いているのに、本当は自分こそが闇で人を死に至らしめる、なんてこともあり得る。闇を振りまくことに無自覚なのが恐ろしい。いつの間にか闇は大きくなって、祓っても祓っても間に合わなそう。こわい! 最後にいろいろ事情がわかり、そこまでのあれこれが理解できてくるのも楽しかった。要がどうしてあんな笑い方だったのかよくわからなかったけど。気持ちで見え方が変わるってことかな。
5投稿日: 2025.01.26
powered by ブクログめちゃくちゃ怖!怖すぎて一日で読み終わった 辻村深月の文が好き、読みやすい 読み聞かせたいとか、班対抗シールとか、教員目線で読むのも面白い
3投稿日: 2025.01.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大好きな作家さん 辻村深月さんの作品! 闇祓 タイトルに少し不安がありましたが 期待値マックスで読み始めました。 転校生 読み進めていくのが とにかく大変でした。 心が 疲弊して もう駄目かもと思っていた時に 物語としての展開に救われました、、、、。 隣人 始まりは 誰でも経験した事のある場面でしたが、 その後は 自身の経験した嫌な思いと共に 更に上をいく 最悪の関係性、、、、 またしても 挫けそうになりながら ふらふらに なっていたら 物語の展開を迎えて、、 同僚 こちらも 社会に出て働いていれば 誰でも 大小あるような事で 考えてしまう事でしたが、、、 私自身は 今そういう考え方は全くないのですが、 そうなるまでの経験の中では あったかも? という 蓋を閉めて 鍵をかけたはずの思いを 無理やり開けられて 更に責め続ける言葉、、、 どうしてと 感じながらも 途中からの物語の展開、 ホラーと ミステリーの色が濃くなる事に 救われました。 班長 ここも 凄く大変でしたが 山は超えていて 辻村さんの世界観が 感じられて やっとですが 普通に読み進めていける 時間でした。 家族 転校生の時の 要さんが澪さんを迎えにきます。 花果さんの所へ 自身の使命を果たす為に これまでの物語が全て繋がって、それぞれの関係が 明らかになりますが、、、、。 困っていて 弱っている人に 自身の善意を強制して 支配する悪意 自身が主になりグループを支配して 拒む人を許さず 必要に追いつめる悪意 自身の事は省みず 乏しい想像力の中で 現状の不都合を常に他人のせいにする悪意 自分の中の偏った正義感を押し付けて 困っている人や周りの人を支配しながら ただ支配する事に満足する悪意 どんな悪意の人でも 理由はどうであれ 自身の悪意に深い所で疲弊している事に 少しだけ 傷ついた気持ちが救われますが、、、、。 この物語 ホラー という事になるのかな? 辻村深月さんの素晴らしい物語で 評価としては凄く良いと思います。 でも 私には辛い事の繰り返しの時間、、、、、 達観されていて 物語として多種多様な物を 楽しんで受け入れる事ができる人になれたらなぁ、、 傷つかず 傷つけず 穏やかに 健やかに それでも 誰かの悪意に 触れないでは 生きてゆけないのだから
313投稿日: 2025.01.25
powered by ブクログ私にとっては辻村さんと言えばホラーなのだがこれが初の長編ホラーらしい。 冷たい校舎は長編だけどホラー未満、ふちなしのかがみはホラーだけど短編、てことだよな・・ 科学的・非科学的の境界線上にあって、その匙加減がめちゃめちゃ良い。どっからどlこまでが人智を超えた力のせいなのか?曖昧さが絶妙。それといつも通りの毒々しさ。一番良かったのは、ラストで要がいうセリフ。怖くない。今視えているものがあるとすればそれは自分の恐怖がうみだしたものだというやつ。 あと、人々の営みがある以上、ヤミは消えることはない。人々が生み出しているものだから。残穢(小野さん)でも出てきたけど、呪いのきっかけはもちろんあると思うが、それが本当に意味を持ち始めるのは呪に人の心が反応するから。 あと、仕事の後で3時間も電話に「つきあわされていた」側がむしろヤミに近い(というかそのもの)だったことがすごく怖かった。「自分の態度が相手に愚痴を吐き出させているのだ」とジンさんは言っていたが、まさにそれなんだよな・・それで、お互いがお互いを黒くしていくのかな。今回はフィクションとして盛られていた部分があるけど、実際に現実にもそういう人はいるっていう恐怖・・・ それと傲慢と善良でもでてきたけど「いくら自分が嫌がらせをされていたとしても、その人を警察に突き出すことはしたくない」、これも。これ普通の考え方じゃないの? 優しすぎるおかしいってみんな思うのかな? 辻村さんの思考をたどるような気持ち。 ホラー度合いでいえば冷たい校舎やかがみの孤城の方が怖いところたくさんあった。おかしくなっていく空気感、描写がすごく上手い。
16投稿日: 2025.01.22
powered by ブクログ辻村深月、初の本格ホラーミステリー長編という謳い文句だが自分の中では冷たい校舎の...は長編ホラーだと思っている。 20年前に読んだ冷たい校舎...はかなり恐怖のインパクトがあったので、今作もかなり期待して読んでみた。しかしホラーという意味では特別怖さは感じなかった。 知らぬ間に人の心に入り込んでいくマインドコントロール系のホラー。あっさり読めます。
12投稿日: 2025.01.21
powered by ブクログこの初ホラーと言われる長編は自分の弱いところをグサグサ突かれた感はあったけれど、面白かった。 現代は闇だらけと思う。
8投稿日: 2025.01.21
powered by ブクログ第1章の途中で物語が予想もしなかった展開に進んでいくのが面白かった!第2章のママ友たちとのお話は不気味でよかった 読み進めるとどんどん面白さが加速していって止まらなくなった☺︎ 伏線回収もさすが…!怖くても途中でやめずに最後まで読むべきだと思う作品! 私たちの現実世界でもあるような人間社会に潜む闇にスポットを当てており、ゾクっとするシーンがいくつもあった
3投稿日: 2025.01.21
powered by ブクログ人気小説家だし、ベストセラー連発してる作家さん。「傲慢と善良」もすごく評価が高いようなのだけど、私にはあまりハマらなかったように、この作品、途中でやめてしまった。図書館の返却期限までに読了できなかったからでもあるけど。ごくごく序盤、転校生がニヤリと笑って、ギザギザの歯が覗いた、というところで、もう、ゾォー!!!読む気が失せてしまった。またいつか、手に取れる機会があったら、日にちに余裕を持って読みたいと思う。
1投稿日: 2025.01.20
powered by ブクログ辻村さんの、嫌〜な感じの心理描写は、ほんと秀逸。今回もその期待を裏切らない。 今回はファンタジー要素は少なめなので、不気味な心理描写を楽しむにはうってつけ。
1投稿日: 2025.01.20
powered by ブクログ面白かった。 もう一度読みたい、ずっとそばに置いておきたい作品、とは現時点で感じなかったので★4つとさせていただいたが、衝撃を受けた作品だった。 わたしたちの日常には闇ハラが溢れている。 取り込まれていないのはただ運が良いだけなのか。
2投稿日: 2025.01.19
powered by ブクログ表紙や題名が怖そうな雰囲気していたので読むのを戸惑っていましたが好きな作家さんなので勇気出して読んでみました。 グロいとかそういう怖さはなかったので読み終えられました。でも人の言葉って怖いなって、、言葉で人の生死を決めてしまうこともあるんだなって感じました。
6投稿日: 2025.01.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった!アニメ映画化できそうなホラー(ちょっとアクション?)作品。闇ハラスメントって語呂いいね。団地のママ友会の話が一番、上司を狂わす歳上部下の話が二番目に嫌な感じで印象的。闇を人に押し付けて、周りの人を葬っていく一族って設定が気持ち悪くてかっこいい。白石くんとハッチがかわいい。
10投稿日: 2025.01.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2025.01.03 読了 二章を読み終わったあたりまではあまり引き込まれるポイントがなく、読むのを止めようかと思っていた。 しかし三章を読み終わったときに、この章立てはすべて関係のある話なのだとわかった。そこからは先が知りたくなって一気に最後まで読み進んでしまった。 読み終え、この話の謎がだいたい解けてよかったという気持ちはあるが、読後感がいいかと言われると悩むところ。ホラーというよりファンタジーのような気がする。 ひとに勧めたい本ではあまりないと思った。
2投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログ読み終わった後のゾワゾワ、鳥肌が止まらない。 何と言うか、自分もそうならないように気をつけないとな、というのと、闇ハラって本当に日常にありふれているなと、、、こわい、、、
2投稿日: 2025.01.02
powered by ブクログじんわり芯から怖い。物語は実際に起こるはずのない現象だけど、この感じ、何度か今までにあったかもだわ…。闇ハラだったんだわ。自分を守るためにあまり関わらないようにする。逃げは大事なこと。 登場人物の相関図書きたいと思った。書いて頭の中整理したかったけど、読み返すのも怖い。
2投稿日: 2025.01.02
powered by ブクログ読み進めるうちに見えている風景が変わる面白さ。 キャラクターの変化も良かったし、最後の「祓う」展開が良き。 個人的に、立ち向かう系ホラーが好き。
2投稿日: 2025.01.01
powered by ブクログ身近にこういう嫌な感じの人いるよなと共感しながら読み進めました。 最後よくわからなかったので、登場人物のばらつきからへの繋がりがわかりにくかったように思う。 変な家2を読んだときの感覚に似ていたような。
5投稿日: 2024.12.29
powered by ブクログ昼ドラみたいなドロドロ系のストーリー。 誰もが経験のある「うわぁ………」ってドン引きやヒヤッとする名前のないハラスメントが題材。 ありふれているからこそタチが悪く、心が揺さぶられた。 辻村深月先生の作品はどれも読みやすい。 本格ホラーミステリーということだが、面白く読めた。読後の気分は悪くない。ただ「隣人」だけは精神的にくるものがあった
3投稿日: 2024.12.26
powered by ブクログその人間と関わると、周囲の人が次々と不幸に陥ることになる「闇ハラスメント(ヤミハラ)」を題材にした連作短編集。「ヤミハラ」は著者・辻村さんの造語です。 途中で気づくと思いますが、ある仕掛けがあります。でも、最後の大オチにはやられました。 やっぱり、ジンさんのやり口がいちばん怖かった。
11投稿日: 2024.12.24
powered by ブクログ辻村さんの作品を「かがみの孤城」以来に読んで、やはり辻村さんの作品はきれいにまとまってるなとまず思った。ジャンルがホラーなので、内容はもちろん明るくはないけれど、文章や言葉一つ一つがきれいでとても読みやすい。また、それも相まって人物描写がとても繊細で、読者が理解しやすい。語彙の数が少ないわけでは決してないのに、あそこまで入り込めるのは辻村さんの実力なんだなあと感嘆。物語としては亡くなる人の数が多いだけにそこまで「死」ということをあまり重く掘り下げていなかったが、逆に語られずに亡くなっていった人たちを思うと胸が痛んだ。
2投稿日: 2024.12.22
