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総合評価

403件)
3.3
37
120
166
41
13
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    田舎町にする女の子が、大量のドーナツに囲まれて自殺したらしい。 美人女医目線で女の子に関わった5人から話を聞いていくストーリー。 わたしは想像力がないから、彼女がなぜ死を決意したのか、簡単な考察しかできなかったので彼女目線でもっと描いて欲しかった。 わたしも田舎育ちで、外見はそんなに気にしていない環境だったような、みんながのびのび育ったような、もうほとんど覚えていない。。。 それでも私が発した言葉で何かしら傷ついたという人はいるんじゃないか、人生を変えるほどじゃなくても影響を与えるくらいの力があったのかなと感じました。 最近は口を開くと相手を傷つけるのではないかと思ってしまい(語彙力がなくオブラートに包んだり、お世辞を言うなが苦手で)、会話が苦手だと感じる。でもそのくらいがちょうどいいのかな何て思いました。

    1
    投稿日: 2023.08.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ルッキズム、価値観・捉え方の違い、言葉の重み、そういったものがテーマになっているのかな。 田舎町に住む女の子が、大量のドーナツに囲まれて自殺したらしい。モデルみたいな美少女だとか。いや、わたしは学校一のデブだったと聞いたけどー。 最初の3行で心を掴まれた。でも、インタビュー形式の語り口調が苦手なのか、構成が読み慣れていなかったのか、深く入り込むことができなかった。吉良有羽ちゃんの物語として、彼女を主役に読みたかったな。

    1
    投稿日: 2023.08.12
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    人の主観てほんと怖い なんかやだなぁ、こういう人(たち)‥いるんだろうな一定数、他人から見た自分も案外こんなもんだったりしてと考えるとなんかすごい嫌だな‥って思いながら

    1
    投稿日: 2023.08.12
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    うんうんと納得できたり、自分の行動言動に当てはまる節があってハッとさせられたり 最後の結末で結局内面を変える事は難しいんだなと、登場人物も全員ある意味なにも変わってない、地元であろうと都会に出ようと容姿を変えようと基本的な考え方はそのまま。そんな事実をひしひしと感じて自分に失望する。心の奥底を流れる川みたいな、どろどろ、ねちょっと

    2
    投稿日: 2023.08.07
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    始めの三行でストーリーに引き込まれた セリフが多く、始めはいつまで続くのこれ?おばちゃんの井戸端会議みたい、面白いと思いながら読んだ 伏線回収に納得しながらも、伏線が多く記憶力のない私は度々頁を遡って確認した 真相に徐々に近づく感じも、登場人物たちの少し毒のあるセリフも主人公の嫌われ方も良かった 湊かなえにしては読後の心に重くのしかかる感じは今回は小さくて私的には安心した ドーナツ食べたい

    0
    投稿日: 2023.08.06
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    一方的なインタービュー形式で5人くらいの人の心情を巡りながら結末へ行くため、多少理解するのに時間がかかったが、最後の謎が解けた時にはスッキリした。 伏線も数多く散りばめられており、最後の2ページを読むまで真相は闇の中

    1
    投稿日: 2023.08.04
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    鄒主ョケ螟也ァ大現縺ョ讖倅ケ?ケ??蟷シ鬥エ譟薙∩縺ョ蠢嶺ソ昴°繧峨?檎掠縺帙◆縺??阪→縺?≧逶ク隲?r蜿励¢繧九?ゅき繧ヲ繝ウ繧サ繝ェ繝ウ繧ー荳ュ縺ォ蜃コ縺ヲ縺阪◆縺ョ縺ッ縲∝、ェ縺」縺ヲ縺?◆蜷檎エ夂函繝サ讓ェ邯イ蜈ォ驥榊ュ舌?諤昴>蜃コ縺ィ縲√◎縺ョ螽倥?譛臥セス縺瑚?谿コ縺励◆縺ィ縺?≧諠??ア縺?縺」縺溘?ょー大・ウ縺ョ豁サ繧偵a縺舌j縲?」溘>驕輔≧莠コ縺ウ縺ィ縺ョ險シ險?縺ィ縲∬ヲ九∴髫?繧後☆繧玖?蟾ア豁」蠖灘喧縺ョ螢ー縲よ怏鄒ス繧定ソス縺?▽繧√◆繧ゅ?縺ッ譫懊◆縺励※縺?▲縺溘>繝シ縲ょ捉蝗イ縺ョ逶ョ縺ィ閾ェ諢剰ュ倥↓繧医▲縺ヲ菴懊i繧後k隧穂セ。縺ョ諱舌m縺励&繧呈緒縺上Α繧ケ繝?Μ繝シ髟キ邱ィ縲

    0
    投稿日: 2023.08.02
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    湊さんの作品なので期待していたけれど、私にはあまりはまらなかった。最初から最後まで語り口調なのが合わなかったのかな。内容もドーナツがやたら出てくる(大事なキーワードではあるけど)、お腹いっぱいになる感じ。主人公?の美容整形医師が高飛車のような印象を与える方が大きく、吉良親子の愛があまり実感出来ない…という感想でした。

    1
    投稿日: 2023.07.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    う〜ん。このお話し横網さんが主人公だと思うからもうちょっと横網さんの話しが聞きたかったなあと。ルッキズムへの警鐘や他者から見たものの捉え方とのギャップを言いたかったのかなぁて友利先生の後書きみて思ったけど新鮮さはなかったし、ルッキズムてもっと慢性化してて恐ろしいものなんだよね、、、。その点に関してはリアルさはなかったと思う。あと登場人物みんな変わってる。普通あんなにズバズバ言わないし、志保が1番イラっとした笑

    1
    投稿日: 2023.07.27
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    自分が思ったことと、相手が思っていることは一致するとは限らない、色々な要因が絡まり合い、一つの事象についても人それぞれの考えがあることを上手く描いた内容。 いかにも、湊かなえ作品という本。

    1
    投稿日: 2023.07.26
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    ドーナツが美味しそう。 湊かなえさんにしてはイヤが弱かった。 こういう話は一貫して、父母で愛情を持って子育てをしないと良くないことが起こりやすいよな〜という気持ちにさせる。

    2
    投稿日: 2023.07.24
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    美人美容外科医が幼馴染に痩身のカウンセリングをしている時に同級生等の話を聞き、その娘が沢山のドーナツに囲まれて亡くなった事を知る。 同郷の患者や関係者へ聞き取りをする独白系。 久しぶりにイヤミスを読みたくなり、読んでイヤな気分になるという湊さんを読む時のあるあるを繰り返す。 みんな自己正当化がエグくて稚拙すぎる。 外見なんて関係ない。と、高らかに言うつもりも思ってもないけど何とか他で補えてほしいものだ。

    2
    投稿日: 2023.07.23
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    一気に読まないと訳わかんなくなるから途中からドーナツ相関図見たりしてた。人間のルッキズム二体する嫌な部分や本音が読めた!最後のオチが意外でびっくりした。

    2
    投稿日: 2023.07.23
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    「田舎に住む女の子が、大量のドーナツに囲まれて自殺したらしい。 モデルみたいな美少女だとか。 いや、わたしは学校一のデブだったと聞いたけどーーーー。」 美容外科医が少女の死の真相を迫る主人公。まるで患者のカウセリングを聞いているような調子でストーリーが手探りで進んでいく。 章ごとに語り手が変わるたびに、少しずつカケラが集まって、少女が何故自ら命を落とすことになったのかじわじわと明らかになっていく。 誰もが苦しんだことがある「美醜問題」「肉体問題」にフォーカスした「イヤミス」。イヤミスではあるものの、死を選んだ少女の美醜に対する価値観には湊先生なりの美醜問題のひとつの答えがあったように思える。

    1
    投稿日: 2023.07.21
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    思っていた内容と違った。もっとルッキズムとか肥満体である自分のコンプレックス、ヘルタースケルターのような美を求める過剰なまでの追求心の物語かと思ったら、『母性』と似たような物語だった。 あっちは、"娘であろうとする母"だったけど今度は"娘であろうとする娘"の物語なのかな、と。子供って親が思っている以上に敏感で理想の子になるように振る舞うもんです。 それはそれとして、小説版で、『リバース』とこの『カケラ』、映画版で『告白』と『母性』を読んだけれど、湊かなえさんは男性の僕からするとちょっと作品のテイストが合わない印象を持ちました。

    1
    投稿日: 2023.07.18
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    個人的な感想です なかなか話に入っていけなかった 最後の方になって、やっと話がつながって 少し面白くなった 他の方が読んだら違う感想を持つと思います

    8
    投稿日: 2023.07.18
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    読みながらどうやって着地するんだろうなと少し不安になりながら読んだけど、全部読んでみたら題名に納得、主人公が抱いたであろう絶望感を推察して納得した。 カケラが集まって社会や集団になる、そこに無理にハマる必要はないしハマる環境は絶対あるというメッセージがすごく良かった。 事実はあっても人の語る真実はその人次第、なんだな。 って、とある漫画でも頭がモフモフの主人公が語ってた気がする。

    2
    投稿日: 2023.07.17
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    同級生の娘が自殺したと聞いた、美容外科医の久乃。 その理由はなんだったのか、関係者に話を聞く。 それぞれが語る内容は… 自分と人との見た目のギャップやそれぞれの考えや思いには違いがあって当たり前。 何が良くて悪いということはないはず。 特に今の時代は個性やそれぞれの生き方が尊重されるべきという流れにある。 湊さん特有の語り調で進む話。 考えさせられることも多かった。 2023.7.16

    2
    投稿日: 2023.07.17
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    主人公が聞き手に周り、話す人のエゴを際立たせる視点が新鮮というか戸惑いました 冒頭からとにかく喋る!全員圧倒的に喋る! 途中、自分は何を読まされているのか不安になった 架空の人に成り切って、いや、乗り移ったかのように文字で喋り尽くす作者の洞察力こそミステリーと感じた 多分「コンバトラーV」の歌詞まで出すのやばすぎ 当たってますかね? 体重〜550トン!身長〜‥なんだったっけ? 最後はあまりにも皮肉で切なくて泣いた

    3
    投稿日: 2023.07.15
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    あっという間に読み終えました。 主人公の美容外科医、久乃が、少女の死の真相を知るための聞き取りのような設定です。 久乃の台詞はなく、各章、登場人物の話をひたすら聞いていきます。 少女の死をめぐってのそれぞれの証言、いや言い分が、食い違う。でも、どれも嘘ではない。 それぞれの捉え方、感じ方が違うだけ。 人は誰しも自分のものさしで測っているから。 エピローグに書かれている、カケラの意味。 深い。。。 みんな違っていいのだ! あなたというかけらがぴったりはまる場所は、必ずあるからー。 エピローグのあと、もう一度最初から読もうと思います。

    9
    投稿日: 2023.07.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    それでも私は、自分のカケラをどこの絵にはまっても自信が持てる形に修正したいと思ってしまうなあ。 傷つけてるつもりなくても、自分ではすぐに変えられない外見について言うのはだめだ。 自分の話でもこうやって脱線しながら進んでいくのにのに、噂話ともなれば主観・憶測・食い違いが伴って形を変えていってもそりゃおかしくはないなと思って怖くなった。 自分目線で話すと、自分がかわいいから悪くないように話すけど、いろんな話を聞くとん?となる。1人の人からの話だけを鵜呑みにしちゃだめだよね、、 先生も、太ってしまった時に死にたくなるほど心が虚無だったことを話していれば、少しは理解がもらえたのかな。正しいことをしてる!!と思っても誰かにアドバイスするなら端折ったらだめだね。 結局、外見について言う人がいなかったら、 整形=世間の美の基準に達していない箇所の修正 ではなくて、 自分がなりたい姿になれるものとして有効な手段 であるはずだし、整形して自分が満足いく姿になった時に何か言われて傷つくこともない。ほんとにこの根本がなくなれば、、整形と共存できる世の中なのに、、 なんて、ちょっとズレたことを考えている。 私も校則には反抗したくて、外見に気を使うことのなにがいけないのって思ってたけど、中高生くらいが1番繊細だから、親とかが美容に理解ある子との差にそうでない子が気が付いていなかったとしても、規制がなくなることで大きな声で美容に関すること言えるようになったりしたら、追い詰められてく子はどんどん追い詰められていくのかなと。ましてお金のかかる整形なんてできることできない子の差があまりにも残酷すぎる。 みんな思ってることを言えてたら、こんな悲しい結末にならずに済んだのかな。というか発端の夫がなー憎いし、ママも夫婦間だけの問題じゃないんだから復讐じゃなくて娘のためにもちゃんと話し合って欲しかった。

    1
    投稿日: 2023.07.11
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    あらすじがとても面白そうだったから読んだが、イヤミスの女王と言われているだけこの作品もそうだった。正直、後半の高校の先生の話から読むのでも十分。語り手がひたすら話しているので理解するのに時間がかかった。有羽がひたすら可哀想だなと思うばかりだった。読んだ後にモヤモヤするので私は少し苦手だと思う作品だった。

    1
    投稿日: 2023.07.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    湊かなえ作品の、終盤に向けて物語の全体像や登場人物の裏の顔が見えていくスッキリ感が心地よい。 ただ他の作品に比べてその読後感が少ないように感じたのは、太っていることを本心からマイナスに捉えていない人、というものに出会ったことがないからかもしれない。

    5
    投稿日: 2023.06.30
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    有羽の、“そもそも、どうしてみんな、太っていることが悪いって決めつけるの?”が印象的だった。 外見に関して、自分の基準こそ正しいと感じている人が特に多い世の中な気がする。 その基準を他者に押し付けなければ良いのだろうが、それをどうしても自分だけで留めておくことができない。自分は自分、他者は他者と割り切って付き合えればいいのだろうけど、どうしても理解できない部分があるとそこに口を出してしまう。 なぜ有羽は自殺を?と読み進めれば進めるほど謎に感じていたが、自分にとってはまさかだった。 誰よりもお母さんの為を思って考えてした行動が、お母さんにとっては全く違うものとして写ってしまったことが悲しかった。話せていれば、状況が違えば全く違う展開になったんじゃないかと思う。

    3
    投稿日: 2023.06.29
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    初の湊かなえさん作品でした。 終始胸がむかむかするような話で、最後もスッキリせず…。これがイヤミスなのかと。 この作品だけで判断するのは難しいですが、あまりタイプではない作家さんかなと思いました。

    7
    投稿日: 2023.06.29
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    主人公は聞き役で、話し手が変わりながらストーリーが進んでいく。というか、中身が見えてくる。 とてもサクサク読めた。 感情の動きの表現がおもしろかった。 同じ事柄でも、人によっていろんなことを考えていたり違う感じ方をしていたりするのかなぁと思いながら読んだ。

    2
    投稿日: 2023.06.24
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    斬新な書かれ方でコツを掴むまで少し時間を要したけど内容的には面白かったー! 美しさの基準なんて自分はこうしたいの集まりでいいはずなのに、自分の基準で他人を当てはめてしまうのは自省も込めて考え直さなきゃ行けない部分だよなと思う。 自分の意見がまず相手に適しているのか、傷つけないのか、そこを考えて発言していくのが一歩目なのかなあ

    1
    投稿日: 2023.06.23
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    自殺した女性と関係のあった登場人物達が、やはりその女性と関係していた美容整形外科医に、超主観的に語り掛ける部分だけを切り取ってストーリーが展開されていく。それぞれその立場・経験から1人で自分勝手に話している。 語りの中で、現在の日本人の社会の表と裏、本音と建前を曝け出していく。かなり恐ろしいことを話しているのに、サラリとした感触。 とにかく語りのテンポが機関銃の様に早い。しかも話している内容がところどころであらぬ方向へ飛んで行ってしまうので、少しとらえどころが無くなってしまった。通勤電車の中だけの読書だと登場人物達の関係自体があやふやになってしまう。 この作品も、おそらく湊さんの一つの試みなのだろう。「告白」も「リバース」も湊さんの創作に対する新たな試みがうまく出ていたと思う。その意味では本作もかなり野心的な作品。 小説として取り上げた題材。美容整形は今の時代にマッチしていると思う。ただ、扱い方が難しいよなぁ。かなりセンシティブな内容なので内容の評価については賛否両論だろう。 登場人物それぞれに少し歪んだ背景があるのだが、最後の締めくくりが、整形したが故に自分の思いが否定され、そして自死を選ぶ?という皮肉なものになっている。 この作品で美容整形に関する様々な課題は投げかけられていると思うが、回答は得られない。

    11
    投稿日: 2023.06.22
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    主人公はとある田舎町出身の美人整形外科医。 基本的に物語は、主人公の医者と患者や患者家族等の関係者等との会話で成り立っていく。 医師が執刀した患者が自殺する。 その患者の母親は、医師と同級生であり....という感じで、組み上げられた7章は全てその自殺した患者に関係する人たち。そして、話はその自殺の真相に向けて進んでいく。 会話文の中に出てくる登場人物は、実在感に乏しく、話が必要以上にややこしくなるような気がした。 で、なに?どうなったわけ? と、終わった後も真相はよくわからないまま。

    1
    投稿日: 2023.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すごい1人語り デブにコンプを持った人の事実と思い込みを織り交ぜた話 結局体型ではなくて体型のせいで卑屈になるか否かで周りに受け入れられるかどうかは決まるね

    1
    投稿日: 2023.06.11
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    一方的な語り口調でたまに話が逸れたり戻ったり、女子あるあるでリアルだなと思ったが聞き疲れた感があり、休みやすみ読み進めました…おかげで誰が誰だったかわからなくなります(笑) なぜ本業に加えてテレビ出演もするような多忙な美容整形外科医が、地元の遠い友人の娘の自殺を調査しているのか謎だな〜、がずっと頭の中にありました。。

    3
    投稿日: 2023.06.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「田舎で女子高生が亡くなった、大量のドーナツに囲まれて死んでいたらしい」の言葉に奇妙さと薄味の悪さを感じて手に取った作品。 描写はなく、亡くなった少女のことをよく知る人たちがひたすら話している、という書き方に慣れず、読み始めた当初はかなり読みにくくてなかなか進まなかったが、読後はやはりイヤミスの女王といった感じ。 他人のことを全てわかることなんてできないのにどうして人は勝手に憶測して勝手なイメージを作って同情したり怒ったりするのだろう、と思いつつも私も日常的に友達や周りの人に対して勝手な憶測で“よかれと思って”自分の感情を押し付けていないだろうか、とふと考えてしまった。 都会と比べると地方って小学校から中、高とメンツがほぼ変わらず、いつまで経ってもあの子は都内の有名大学に行った、あの子はお医者さんになった、あの子離婚したんだって、と噂が本当に色々出回る。私自身、永遠と他人の過去や現状を噂する人たちのことが苦手なのだが、この小説内でも勝手に噂されて勝手に色々想像される気持ち悪さと恐ろしさがずっとまとわりつきながら物語が進む。

    1
    投稿日: 2023.06.02
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    おもしろいんだけど、誰が誰だかわからなくなる。 それを狙ってるのはわかるんだけど、各章ごとのタイトルを、名前と属柄にしても十分楽しめるしわかりやすいと思う。

    0
    投稿日: 2023.06.01
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    とても読みやすかった。 美容整形外科を開業している美人ドクターでテレビのコメンテーターもこなす主人公 橘久乃が聞き手となり、地元で起きた同級生の娘である女の子の自殺の真相に迫る話。 関係者に1人ずつ話を聞いていく。という流れが白雪姫殺人事件に似ているなと思った。 今回の話は容姿に対する人それぞれの考え方の理解、そして他者と向き合うことが上手くできなかったためにすれ違いが起こり起こった悲しい結末だった。

    1
    投稿日: 2023.06.01
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    自分自身学生時代からずっと外見というものに執着していて、万年ダイエット宣言をしては痩せられないという生活を送ってきたため、本書はとても心に刺さるものがあった。結局今でも痩せられずに、でも痩せたら人生が180°変わってもっと幸せになれるのではないかと思い続けている私にとって、その考え方は正しいのかと考えさせられた。 本を読む時、かなりページを読み進めていかないとなかなか本にハマらなくて集中できないな〜と思う本があるなか、まだあまり多くは読んでいないが、湊かなえ作品は最初の1ページ目から惹きつけられるなと改めて思った。

    1
    投稿日: 2023.05.31
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    美容外科医の橘久乃は幼馴染みの志保から「痩せたい」という相談を受ける。カウンセリング中に出てきたのは、太っていた同級生・横網八重子の思い出と、その娘の有羽が自殺したという情報だった。「美容整形」をテーマに、外見にまつわる固定観念や、人の幸せのありかを見つめる、心理ミステリー長編。(e-honより)

    0
    投稿日: 2023.05.29
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    話し手が会話をしているように話が続いていくようです。私はこの手の書き方が苦手で、最後まで読めなかった。

    2
    投稿日: 2023.05.26
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    なんとなく読むのが疲れた。 話の展開はさまざまなな登場人物の1人語り仕様。 通勤電車で細切れに読む私には誰が誰だっけ、となってしまった。一気読みすればいいのかもしれない。 ただし、後半は謎が解きたくて一気に読み進めることができたし、深いため息が出た。

    0
    投稿日: 2023.05.22
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    湊さんのよくある手法(二人いるのに、片方の目線で全て物語を進行していきな)が、やはり苦手だったため途中脱落

    3
    投稿日: 2023.05.22
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    語り口調で進む湊かなえさんらしい構成、ただ人物の名前があまり出て来ず、振り返ろうと思ったときに「これ語ってるの誰?」って思って難しかった 確かに外見至上主義は危険だということが伝わるけど、それ以上に語り手は自分に都合の良いことしか言わないという、そういう危険性の方が伝わるような気がした

    3
    投稿日: 2023.05.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    高校生の時からずっと読むのを楽しみにしていた作品! 読みながら関係図や概要を整理してて、共通してコンプレックスがそれぞれの人物の話の中に出てきてた。体型や鼻、背丈だったり女としての魅力だったり。太っていることに対する価値観が様々なのも面白かった。 アミのように、自分がコンプレックスを持ってる部分ほど相手のその部分が気になる、という気持ちが痛いほど分かった。 関係性が少し複雑ではあるけど、テーマも一貫していて良かった。

    2
    投稿日: 2023.05.12
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    白ゆき姫殺人事件とどうしても比べてしまう。 主人公が色んな人に話を聞いて行くスタイルなので、あまり意味のない言葉はさら〜っと読めた。 中高生の読書感想文用に読むといいと思う。 中高生目線での感想が知りたい。

    3
    投稿日: 2023.05.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    終始感情移入できず、珍しく読むのに時間がかかった。 最後までよくわからなかったので、皆さんのレビューで整理。 そっか、各自が持つルッキズムや勝手な正義感ね... 復讐で自分の娘を育てさせて、人生を縛るというのが、イヤミスポイントなのかな、という感じ。

    2
    投稿日: 2023.05.09
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    読みにくい。 途中で読むことが苦痛になってくる。 ずっと一方的に話を聞いているようだった。 湊かなえは好きだが、これは受け付けなかった。

    7
    投稿日: 2023.05.08
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    今らしい物語だなと感じた。 私自身学生時代横綱さんと似たような状況だったこともあり有羽さんのいじりをする人達への考えを見て学生の頃見ていたらもっと楽に考えれたんだろうなと感じた。物語自体はルッキズムを軸に構成されていてこの時代に生きている人には何か刺さるものがあるのではないのかなと感じた。少なくとも私は今の時代には必要な考えだと感じた。

    2
    投稿日: 2023.05.08
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    主人公の美容外科医が様々な人物から話を聞く形式でストーリーが進んでいく。「ルッキズム(外見至上主義)はやめよう」という考え方が主流になりつつある昨今では挑戦的な作品だと思うが、リアリティがあって共感することも多かった。ミステリーとしての完成度はもちろん、メッセージ性もあるところがよかった。

    1
    投稿日: 2023.05.08
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    美に対するいろんな人の価値観の違い、、、 たったそれだけでいじめ、陰湿な嫌がらせ、 学校の問題、不倫、再婚、仕事、 人生すべてとも言えるかもしれないジャンルに関わってくる 老若男女問わないけど、やはり女が固執してる

    1
    投稿日: 2023.05.07
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    あらすじ見て面白そう!って思って読んだけど 読みにくかった、、、 結局、1人の少女のことを語り手変えて自分の過去を交えながら話してるだけって感じかな。

    12
    投稿日: 2023.05.05
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    これまでの作品もほとんど読ませて貰いましたが、今回も湊かなえさんらしい作品でした。 色んな人の目線で描かれる一つの事件、だんだんと浮き彫りになる事件の真相と、自殺した女の子の人間性。 人間のこだわりとか、主観、偏見って怖いところもあって、作中の表現が極端な様で、「あるな〜」と納得させられるのも湊かなえさんのすごいところですね。

    2
    投稿日: 2023.05.04
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    田舎に住む女の子が大量のドーナツに囲まれて自殺した事件の調査のため、美容整形外科医が関係者にヒアリング。親世代、食べても痩せていた子・デブのいじめられっ子・美人の秀才。子世代、女優目指しオーディション・運動万能のデブ・恋する父と子・留学経験がある先生。ドーナツ、憧れのファッションデザイナー、忘れ形見の娘。 だんだんと見えてくる女の子の姿、自殺してしまったということが本当に残念に思えてきます。

    1
    投稿日: 2023.05.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    字ちっさ(^_^;) からの、ひたすら一人称で喋ってる形式でして。 私は人と人が交流するお話が好きなんだな、ってわかりました。

    1
    投稿日: 2023.05.03
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    うーん 登場人物が章ごとに変わり、 進むにつれて真相が明らかになっていく。 湊かなえさんらしい作品ですが… いつもより読むのに時間がかかった。 ※読みにくかった なんでだろう。 みんなバカっぽかったからなのか? 読後もあまりスッキリしませんでした。

    10
    投稿日: 2023.05.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    SNSなどで美容整形が度々流れてくる世の中で、本当に整形をすれば幸せになれるのかというのは、その人本人次第なのはもちろん、周りの人にその幸せの基準が当てはまるかということにおいても一つの絶対的な基準ではない。 章ごとに変わる登場人物は、それぞれが自分の正しいという主張をしていた。その価値を正しいと思うことには賛成だが、それで他人を傷つけてしまうような事があるなら押しつけるのは違うのだなと感じた。けれど、他人を傷つけてしまうか?なんてやってみないとわからない部分は大きいので難しいのかも。だからこそ、押しつけではなくて提案の形で主張出来たらな良いなと感じた。 ドーナツを食べることでお母さんと一緒になろうとし、痩せることでお母さんを救おうとした有羽が、皮肉にもそんな愛するお母さんに殺されてしまってとても切なかった。 お母さんも有羽の事を自信を持って愛したと言っているが、過去の臆病な心があったから千佳さんの事を信じきれなかった描写にも胸が苦しくなった。 主人公のサノちゃん(久乃)のキャラクターについてだが、いい意味で言えば裏表が無い性格が「こういう人いるな〜」と共感できるように、生き生きと書かれていた。しかし、これも容姿が悪ければデリカシーがないキツい性格など言われてしまうかもしれない。 だからこそ見た目で評価されないように医療の道を選んだサノちゃんだけど、結局整形外科医になったのも、自分の老いを何とかしたいからなんじゃない?とどこかの章で言及されていたように、その外見の評価を捨てきれなかったからではないか。

    3
    投稿日: 2023.04.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    んーー、なんというか、読みにくかったなあ 体型が似ているという点が有羽にとって、慕っていた継母との目に見える繋がりで頼りだった。継母のために痩せたが、その姿を見て継母に拒絶された。私の解釈に過ぎないけど、これが有羽の自殺した理由?

    3
    投稿日: 2023.04.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物の関係性が見えにくいところがあって、戻ったりした。 母子の関係は、本人同士、うまくいっているのに、周り、外野のうるさいこと。 少ない情報で、無理やり点と点を結んで、彼らの都合のいい物語の出来上がり。そこに真実は無し。 最後の言葉が救い。 羨んだり妬んだり、卑屈になったり、バカにしたり、されたり、いろんな登場人物が出てくる。 あまいささやきに登場する、自分の考えが正しい、間違った正義感を持った柴山登紀子、苦手だ。

    2
    投稿日: 2023.04.28
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    湊かなえさんの本、文庫化されたので読んでみたいと手にとった作品。 有羽という少女の自殺を美容外科医の主人公が関わった人々との対話の中から真実を追う。 各章ごと一人一人の目線から語られる生前の有羽の人生。 各々に嘘は無いのだろうけど自己価値が高く、自分の概念や常識を正当化し押し付けるように振りかざす。 本人が望む望まないに関わらず。 これって自分にも当てはまる事が多く、一般論や社会的常識がある程度の基準になっているからだと感じる。 多様性の中ではやはり邪魔で、その基準があるからマイノリティーは増え続ける気さえする。 有羽は最後ドーナツの穴から何を見たのだろう。 色々と推測できる。 自分はやはり母子二代で八重子の人生を引きずり回してしまったという思いから自殺へと至ったと推測。 愛するが故の結論だろうと。 ドーナツの穴から優しさに溢れた八重子をみたと感じた。 他にも要因はあるがそこが一番強いのでは?と感じた。 「カケラ」というタイトルだが、ドーナツの中央のカケラの部分、空いた穴から見える景色はカケラがあるから見えるものでは?と終始思考がいってしまった為、最後モヤモヤ感が残った。

    38
    投稿日: 2023.04.28
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    美容整形という選択肢が増えていたり、SNS社会という中で表面しか見えない、見せづらい世の中になったなぁと思う。中学生も整形をしたい、という時代。整形することで“変われる”という理想が変に大きくなっているけれど、その人というピースは外見は変わっても内面は変わらないからどうなのかな、と思う。集団を変えれば確かに見える世界は変わってくるだろう 私も正直、周りの人のことを表面でしかみてなくて、無駄にアドバイスしたくなったりモヤモヤしたりすることが多い。そゆときは主人公のように兎に角話を聞く、それに尽きるのかなと思ったりもする。

    7
    投稿日: 2023.04.27
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    これ前に読んだなぁ。絶対、あードーナツのやつ、そうだあれ?どうなるんだっけな?って結局最後まで一気読みでした。笑 読んだ本でも楽しめるって湊かなえさすが。 多分、のめり込みすぎて前回も一気読みしすぎで感想やらメモするの抜けたらしい。 そのくらい湊かなえの本は途中で止められないのよ。もう、読み始めたら最後、滑り落ちる勢いで本が手から離れなくなるの。 しかも今回は読んだことありそうだから、 あーやっぱ読んでるな?あれ?最後?あれ?どーなるんだっけ?と思うともうダメ。止められませんでした。普通に最後まで読んで、こんなんだったかなー?って思ったオチだったけど。 湊かなえの本ってオチでドカンとびっくりさせるより、全体とーして落としてくんだよ。読者を中毒にさせる文体なのよね。 これ、湊かなえのなせる技。 また。かかりました、、、、、

    3
    投稿日: 2023.04.27
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    最初から最後まで一方的に"聞き手"なので、ずっと話しかけられている感覚がなれなくて読みにくい!って思った。中盤からは慣れたが、やはり不思議な感覚。 整形が主流になってきた時代にこの題材は凄いなって思った。外見じゃなくて内面重視!とか言っていてもやはり見た目で判断されることが多い社会だと思うが、有羽が"私は幸せに太っていった。あたしの贅肉はお母さんや周りの優しい人たちからの愛の塊なんだよ"と言っていてそう言う捉え方があるんだと気付かされた。 自分も痩せたい!と普段から言ってるし、実際私は痩せて綺麗になった事で自信を持てたしもっと自分が好きになった。でもそれは"私"の話。 "食べる"事で、母親と繋がっていた有羽と勝手に可哀想だと決めつける先生や父親や萌。 どうしたら有羽は自殺しなかったんだろうか? 誰が悪いんだろうか? 色々考えたけど"太っているのは悪い事"と捉えてしまう考え方、固定概念や社会の風潮だと思う。 実際は太っていても悪い事ではない(健康は別) だかやっぱり太っている人ってだらしない、とか管理ができないからだ、とか身だしなみ気をつけろよとか有る事無い事言われてしまう。 きっと普段無意識に言ってしまっているかもしれない勝手な自分の意見を押し付けるのはこんなにも人を歪ませてしまうのかと再認識した。 自分ではこの事を分かっているつもりになっているけど、心の奥底ではキチンと理解できていない部分があるんだろうな〜って、、、、 湊かなえさんの作品にしては落ち着いて見られた作品でした!

    5
    投稿日: 2023.04.26
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    人が人を評価する、よくも悪くも、意識的にも無意識的にも自分にも他人にもそんな場面はよくあると思う。関係が深ければその人のことをよく理解したつもりになる。しかし、本当にそうだろうか…実はその内面には表に出ているのとは全く違う姿や思いがあるのかも知れない。そしてその姿や思いはもしかしたらその人自身も意識していないものかも知れない。あるいは意識して抑え込んでいるのかも。なんだか読んでいて、少し息苦しさもある作品だった。

    6
    投稿日: 2023.04.23
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    全て主人公に対する相手からの語り形式で読みやすい。 どんどん話してくる。主人公は相当聞き上手ですね。

    1
    投稿日: 2023.04.22
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    最初からノンストップの湊かなえワールド きっと著者を知らなく読み始めても 最初の段階で湊かなえとわかるくらいの 私も毎日懲りずに、寝ても覚めても痩せたい痩せたいが癖なので、一気に引き込まれました。 高齢になった今は、純粋に健康な毎日のために痩せたいって思うようになったけど 太っていても痩せていても、前を向く女性は美しい、なんてそんな見本のようなメッセージ性がある作品ではない。 だからこそ面白い。 いや、それにしても こりゃドーナツ食べたくなる作品だわ

    0
    投稿日: 2023.04.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    よかった☺︎ 美容外科の美人女医との対話形式で進んでいくお話 お金持ちで美人に生まれたがゆえに 思ったことをすぐ口に出して人を傷つける天然女。 太ってても、愛情たっぷり受けて 幸せに生きてきた女の子が自殺。 死んだお母さん、最低な父親。 大切に育ててくれた継母。 継母を恨む叔母。 自分の価値観で決めつけてくる教師。 いろんなひとのいろんな視点から話がつながっていくのがおもしろかった☺︎ 有羽ちゃんみたいな生き方がしたい。 あと何よりも横網八重子さんが作る ドーナツが食べたい。

    2
    投稿日: 2023.04.19
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    色々な人の視点で進んでいきコロコロ変わるけどとても読みやすかった。湊かなえにしては気持ち悪さが少なく最後もへぇ〜。くらいだった。誤解を解くことはいくらでもできたのに。

    2
    投稿日: 2023.04.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドーナツ美味しそう。 外見主義の世の中。 整形したらその先幸せになれるのか? 痩せたら幸せなのか? 整形に賛成は、外見主義を主張してしまうのか? ネガティブ要素だと思うのなら私は賛成。 幸せになるための努力だとしたらいいとおもう。 やっぱり美人は得。

    2
    投稿日: 2023.04.18
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    期待していたわりに・・だったので、残念。大学生の姪は面白いっと絶賛していなのですが、もう感覚が若い人とは違うのかな、と感じた。

    1
    投稿日: 2023.04.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。あらゆる意味で「美しさ」の持つ呪縛から完全に逃げ切ることはできない。自分の価値観と周囲の価値観に引きずられ、浮いたり沈んだりしてしまう。自分が信じるものを強く持ちつつ、それを他人に押しつけることなく、相手の信じるものを受け入れる、という当たり前のことをするしかない。

    2
    投稿日: 2023.04.17
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    見た目への考え方の違いが絡む、複雑で興味深い話だった。自分が正しいと思い込み、それを他に押し付けるのは誰も幸せななれないのがよく分かった。最初はずっとセリフが続いてくのかと思い、やや難しい印象があった。しかし、一章に一人のお話しという構成があり、読み進めていくごとに違う登場人物の思いがあり、予想がどんどん変わっていって楽しみながら読むことが出来ました。

    1
    投稿日: 2023.04.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今年に入ってからNetflixにハマってしまいあまり読書ができていないのですが、今年手に取った本の中では今のところ1番好きかもしれません。 嫌な人間かと思われるかもしれませんが、私は2章の語り手であるアミに1番共感しました。それ以外の章の登場人物たちにも人間みを感じられて読むのが楽しかったです。物事を一つの観点だけで判断するのは止めようと思いました。 「たくさんのドーナツに囲まれて女の子が死んでいた」というインパクトの強い冒頭に比べると、とても静かな終わり方でしたがこれはこれで好き。

    3
    投稿日: 2023.04.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公がどういった感情と目的を持って、いろんな人と会話してきたのか、読み手として最後までよくわからなかった。(ぼんやりとしてた) だけど最後の母親との会話や有羽ちゃん、友利医師のエピローグから、自身が詐術した患者の行き末が気になった/美を語る者として自身の患者との対話や詐術判断に誤りがなかったか確認したかったのかなと思った。 子供に対する親としての当事者意識が低い父親と少し精神的に弱く歪んだ母親、正義感バカ振り回す激ヤバ教師、聡いが周りに頼れる人がいなかつた/相談できなかった有羽ちゃんのコンボが鬱を促進し、自殺に繋がっていったのかなぁと。 美容外科のことはよく分からないけど、精神科医もクリニックにいることを条件にした方が精神衛生上良いのではないかなと思った。 事件解決型の読み物と思ってたから、なんか晴れず、モヤっと気持ち悪さが残る作品だった。

    2
    投稿日: 2023.04.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人によって見え方感じ方はそれぞれであり、それに応じて物事への捉え方も多種多様だと改めて思わされた。物語は1人のインタビューが連なる形式であり少し読み辛さを感じる。最後、優羽が亡くなった理由に気づけた時なんとも言えない感情になる。

    2
    投稿日: 2023.04.16
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    話題だったから読んでみたけどそこまで意外性もないラストで、、 登場人物がみんな喋りすぎてものすごい疲れる笑笑

    0
    投稿日: 2023.04.14
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    久乃先生がひたすら色んな人の話を聞いてるスタイル。あまりないので個人的に慣れなくて、読みずらかった。 みんな久乃先生に対して、何気に毒舌(笑) いじめやいじられたことって、言った側からしたら大した事ない言葉でも言われた側は気にしやすい性格だと一生残るんですよね。 自殺に追い込まれた有羽ちゃんの気持ちを想うと切なくなった。 ハッピーエンドじゃない物語は食わず嫌いで避けがちですが、 最後伏線回収して、話が繋がっていくので面白かったです。 この作品読んでいると出来立て熱々のドーナツが食べたくなります♪

    9
    投稿日: 2023.04.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1人の女の子がなぜ自殺したのかを彼女を担当した美容外科医が突き止めていくお話。小さなかけらの食い違いが重なって自殺へとつながってしまったんだと思うと切ない。 ここで有羽ちゃんが死なずにいたら、いつか修復できる機会もあったんだろうか、と思ったりするけど…ないか! 主人公の美容外科医はサバサバした性格で、『元彼の遺言状』のヒロインと重なるな、と少し思った。 あと、表紙の顔を覆ってる女性が、デザインのせいでなんかブリッジしながら泣いてるように見えちゃうんだよねえ。

    3
    投稿日: 2023.04.14
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    散りばめられていく人の名前、小さなつながり。 前のページに戻って確認しながら、小さな違和感、そして点と点ががちょっとずつ結ばれて、読みながらおもしろさが増していきました。 一気読みした一冊です。

    1
    投稿日: 2023.04.13
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    ★3.3 有羽を殺したのは誰なのだろう? 脂肪吸引をした橘先生?橘先生を紹介した萌?八重子と有羽を引き離した父親?有羽の体重を減らそうとした柴山先生?千佳の旦那さんを好きになってしまったうえに、有羽を虐待したと言われてしまった八重子? 結果的には唯一の味方と思っていた八重子から拒絶されてしまったことが有羽が自死する最後のきっかけとなってしまったのですが、それまでの過程は見過ごせないはずです。 父親が帰ってこなければ、柴山先生が有羽に自分の正義を押し付けなければ、萌が虐待されてると思わなければ、有羽は幸せに過ごせていたはずです。 世間では、痩せていることが美しいとされています。私も実際、ダイエットに成功したことで自分に自信がつき、自分のことをより好きになれました。けれど、それは私個人の話。太っていたって、それが母親からの愛情の証であるならば、本人は幸せなはずです。 その幸せを奪ってしまったのが、冒頭に挙げた人たちと、痩せている方が美しいという世間の声。 どうか、有羽のような人が世の中からいなくなりますように、と願わざるを得ませんでした。

    9
    投稿日: 2023.04.12
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    サラッと読めず相関図を書きながら読み進めた 一人語りで書かれている カリッとふわっと幸せなドーナツが食べたくなった レシピ教えて❗️

    1
    投稿日: 2023.04.12
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    主人公は、橘久乃という美容外科医。かつての同級生・横網八重子の娘が自殺をしたことを知り、その自殺の理由を探っていくという物語。 ただ、ミステリー要素が強いというよりも、ルッキズムや虐待の定義、学校教育における生徒と先生の関係性などといった社会問題に結構触れてる作品だなって感じた。 主人公の橘久乃は、本文中でほとんど喋らない。大半が橘久乃のインタビューとして、他の登場人物たちに心情を語らせる。これは港かなえさんの小説ではよくみられる構図な気がする。そして今回はインタビュー。だから、登場人物たちの発言が、自分を守るためだったり自分自身のこだわりだったりで同じ場面でも全く違ってくる。どれが真実なのだろうとかはなかったり、あったり。結局何が本当のことなのかはわかったようでわかっていない。これはなんだか、白ゆき姫殺人事件を読み終わった後と似ている。 ぐだぐだと書いてしまったけど、未来の自分にこの小説を伝えるならなんて言おう。難しいことだけど、目の前に向き合ってる相手を偏見とかで改変してはいけないってこと。相手自身の言葉を、なるべくきちんと受け止めること、自分の価値観を押し付けないようにすること、とかなのかな。 あと、外見について。人間それぞれが持ってる「美しさ」の価値観。それは本当に人によって違う。太ってること、痩せてること、標準体型なこと、鼻が高いこと、低いこと、唇が大きいこと、小さいこと、どれが美しいかというのは人によって全く違うから、自分の美しさが標準だとは思ってはいけない。

    10
    投稿日: 2023.04.12
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    ルッキズムについて。 外見とか体型とか、そういうのである程度の人間性がわかると信じている人間がこの世にどんだけ存在してんだろ。クソだな。 と思うと同時に私も漏れなくその1人なのだろうと認識せざるを得ない部分もあって、余計クソだなと思う。 人間として誕生した以上、そこは避けて通れないのか。それとも本当にそんな人間がいるのか。 少なくともその努力というか、そうならないように自律しながら生きていかないとね。 「旦那に女として見られなくなった」とか、その人は超絶悩んでるだろうけどさ、くだらねえ本当に。 ただひとつ間違いないことは、私達は男であり、女であり、人間である。

    3
    投稿日: 2023.04.11
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    終始、主人公の医師と知人との会話形式で成り立っているちょっと変わった小説。読み手は、詳しい形容詞がないので相手の容姿を会話から想像しなければならない。それはそれで面白い。体型は?顔立ちは?性格は? 容姿の評価は人それぞれだし、主観も客観もギャップがあるだろう。そしてどの時代でも他人の評価が気になるし、その評価が絶対的なものだと思い込んでしまう。 「容姿の欠点は治せば幸せになる」と言う持論を掲げる医師であったが、果たして欠点とは何だ?他人の視線によって生まれるものなのか?容姿に多様性は存在しないのか? 私自身も偏見のカタマリだと気づかされた。 ルッキズムに鋭いメスを入れた作品だと思う。

    2
    投稿日: 2023.04.09
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    文体が独り言形式のため、非常に読みにくい。 ストーリーは可もなく不可もなく。登場する人全員が嫌な感じで救いがない

    1
    投稿日: 2023.04.09
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    最近、普通になってきた美容整形について、少し見方が変わった。二重手術や鼻の手術が主流なことは変わりがないようで、個人的には親からもらった身体の形を変えてしまう方が悲しませてしまうと思っていた。だが、有羽は変えることでお母さんを守り喜んでもらおうとしていた。(実母ではないが)ずっと否定的な印象があったが、整形することで救われるのであればすればいいし、たまたま私が整形しなくても気にならない顔だったという幸運を噛み締めたいと思った。 展開が面白く、またテーマに惹かれてもう一度読み直したいと思った。

    2
    投稿日: 2023.04.04
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    悲しいだけで終わった。容姿に、特に体型にコンプレックス持ってる人(自分も含めて)が読むとダメージあると思う。リアルな見られ方が書かれてる感じだった。

    1
    投稿日: 2023.04.02
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    湊かなえさんらしい作品でした! 面白かった。 ここ数年、見た目至上主義に疑問を投げかけられるようになりましたが、すごくいい風潮だと思います。 見た目を笑いにする…と言うのはなんとも恥ずかしいことだ。 夕羽さんの、「いじりっていうのは、いじられた側に得がないと、そう呼んじゃいけないの。」という言葉、私がぼやっと考えていたことをズバリ言語化してくれました。 いじめではなくいじり…それがされる側にどれだけ苦しめられるか…。 そして、カリスマ的に美しい久乃先生。思ったことをそのまま言ってしまう。それがどれだけ相手を傷つけているかも知らぬまま、言った本人は忘れ去り、言われた方は傷つき続ける。 天然という隠れ蓑。私も気をつけなければいけないと思った。 外見に囚われずに内面磨く…それがどれだけ難しいことか。考えさせられた。

    6
    投稿日: 2023.04.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドーナツに囲まれて発見された死体に関連し、美容外科医である医師に対する各関係者の独白のような形で展開する、湊かなえらしい独特な作品。実際は医師と関係者の会話がなされているのだろうが、医師のセリフ部分は一切なく、関係者がそれぞれ独り言をずっとしゃべり続けているような文章になっているので、自分のことをよくしゃべる人に付き合わされている感覚になって、読むのに苦痛を覚えた。終盤になって事件の概要が少しずつ見えてくるにしたがって、なるほどと思う部分がなくはないものの、それにしても私には合わなかった。

    1
    投稿日: 2023.03.31
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    人は見た目を変えれば人生も変わる、美容外科の可能性を描きながらも結局、見た目、特に生まれながら持った見た目が人間性の構築やその後の人生に影響を与えてしまうことを実感

    1
    投稿日: 2023.03.31
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    自分というかたちをしたパズルのピース。 ぴったりとはまる場所を探して生きてる。 きっとどこかにある場所を 探し続けている。

    2
    投稿日: 2023.03.30
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    他人の価値観の押し付け、いろいろな要素が積み重なって悲劇が起きてしまった…見た目ってなんなんだろう…どんな見た目でもその人が幸せならそれでいいんじゃないか。

    0
    投稿日: 2023.03.30
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    美人の美容外科医が追い求める真実は何か? 幼馴染が痩せたいと相談にくるところから、ストーリーは展開します。なぜ?彼女は痩せたいのか、会話の中にでてくる太っていた同級生、懐かしみつつ、その娘が自殺したこと… 深まる謎を解き明かすために、彼女は証言を集め始めた。食い違う内容ばかり、一体何が真実なのか? 彼女はどうして自殺したのか? 彼女を追い詰めたものは…

    1
    投稿日: 2023.03.30
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    いつもの湊かなえさんのどんでん返しな展開を期待すると物足りなさがないわけではないけど、これはこれで切なくて考えさせられる話だった… 久乃は基本的にずっと聞き役なのに、彼女のちょっとイヤな感じが読者にありありと伝わるの、さすが湊かなえさん。 表現がすごいのよ…

    7
    投稿日: 2023.03.28
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    途中までめちゃくちゃ面白かった!!!! のにサノちゃんがどうしても嫌いすぎるのとサノちゃんが最後だからこそ薄っぺらい感じで終わっちゃったのが残念……

    2
    投稿日: 2023.03.28
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    あるひとりの女性の死について、様々な人がただひたすら語るという書き方の小説。 結局、なぜ死に至ったのかは明らかにされない。 湊かなえさんっぽいと言えばぽいけど、もう少しパンチがあって欲しかった。

    8
    投稿日: 2023.03.27
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    色んな登場人物の視点から物語を進めていくという、湊かなえさん特有の書き方だった。 テーマ自体はとても興味深かったけど、楽しみにしていた大どんでん返しがなくて、少し物足りなさを感じてしまった。

    2
    投稿日: 2023.03.27
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    登場人物の語る話は、 それぞれが矛盾していて、認識のずれがあって。 みんな、自分の都合の良いように解釈し、 記憶を改竄している。 自己正当化。 そして、価値観の違いを受け入れず、 相手に押し付ける、傲慢さ。 読んでいるとイライラしてくるが、 決して本の中だけの話じゃない。 現実社会でもある、妙にリアルな内容。 "自分の理想の形が他人にとってもそうとは限らない"

    2
    投稿日: 2023.03.26
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    一人目からぞくぞくする、ほどよく性格の悪い登場人物たち。見る人によって見え方が違って、その人それぞれの正義がある。それをともすれば均一化させそうな美容整形外科医の目線で見られるのは新鮮だった。美人女医の前でそんな性格の悪さを見せられるのって、美人女医も(元)で、老けて美人の威力が弱まってたのかな?とか考える自分が一番たちが悪い?

    2
    投稿日: 2023.03.26
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    プロローグ/ロック・ジュウヨン/ドーナツの真ん中/ 似た者親子/道徳とか、倫理とか/あまいささやき/ あこがれの人/あるものないもの/エピローグ 橘久乃に語る人たち。それぞれの中にあるものを話し続ける。なぜこのことを話すのだろう。似たような視点、全く違う視点が出てくる。気分が混乱してくる。読み終えても分かったようなわからないような………

    3
    投稿日: 2023.03.26
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    とても久しぶりに湊かなえ作品読了。自己肯定、正当化する人ばかりの登場に疲れたが亡くなった少女の死が気になり読み進められた。少女はかわいそう。

    12
    投稿日: 2023.03.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    見た目の美しさはたしかに大切で、それによって自己肯定感が上がったり下がったりする。 でも人からの評価を気にしない人もいる。痩せていても太っていても私なんだからと。しかし、そんな人を見て、自分の経験から痩せさせようとする人もいる。 自分の経験から他人のことを慮ろうとすることの愚かさを知った。色んな人の美に対する気持ちを湊かなえさんがイヤミス調に文章化してくれた作品。

    3
    投稿日: 2023.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    見た目と人間心理。 愛と愛を利用する、両面性。 なんだか、いろいろ感じるけれど、それがとても言葉にしにくい。 物語一貫して取り上げている、聞き手と話し手手法は、斬新に感じる。 斬新に触れると感動を覚える。 そして、八重は有羽を自分に似せるように育てた。 最後、実母の姿で帰ってきた有羽を殺した。 愛なのか、エゴなのか。

    4
    投稿日: 2023.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公の橘久乃への語りで話が進む。章ごとに語り手が変わり、吉良有羽の自殺について核心に迫っていく。 太っていても幸せだった有羽と、そうは見てくれない世間。ルッキズムと幸福の関係性について問う作品。 とはいえ綺麗事のような気もするし、テーマは面白かったが、そこに対する深掘りがされていたようには感じられなかったのが少し残念だった。

    3
    投稿日: 2023.03.22