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春になったら莓を摘みに(新潮文庫)
春になったら莓を摘みに(新潮文庫)
梨木香歩/新潮社
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総合評価

244件)
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49
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1
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    梨木さんのエッセイは読み応えがあり お腹にずっしりきます。 臨場感が溢れ、追体験しているかのよう。 特に心に響いたページには 折れ目をつけてしまう癖があるのだけど この本にはたくさんつきました。 表紙の写真が星野道夫さんだったのもgood♪

    0
    投稿日: 2008.09.08
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    表紙も素敵ですが、書かれている事から梨木さん像が浮び上がる。 梨木ワールド!な感じがすごく良いですが、 これが梨木さんの一冊目となるとちょっと判り難いかも? 梨木さんの本を何冊か読破している方にお勧めしたい。

    0
    投稿日: 2008.09.05
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    外国が思う日本がいつまでも『芸者・侍・富士山』であるならば 日本が思うイギリスって、田園風景とガーデニングと紅茶なんだろうか。

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    投稿日: 2008.08.30
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    小説ではなく、回顧録。 あっさりしながらも濃淡をもって語られる過去に、暫し浸ることができました。森の緑色に埋もれてみた様な。

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    投稿日: 2008.08.19
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    星野道夫さんのカバーでまず、きゃー!好き嫌いに関係なく、いろんなものを受け入れていくことの、難しさ、そしてそこから開ける世界の心地よさ。人物描写が素晴らしいのはもちろん、自分もその場に一緒に居るような錯覚を起こしそうなくらい、雰囲気が伝わってくる。この本をプレゼントしてくれた友人に、大感謝の1冊。

    0
    投稿日: 2008.05.14
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    タイトルに惹かれて購入したものの このタイトルはどうしてつけられたのかなぁ〜と 漠然と思いながら読んでいました。 でも最後の本当に最後に、出てきましたね。 なんかジーンと胸が熱くなりました。 留学中に出会った人たちや出来事を綴ったエッセイですが 友人たちとの何気ない会話や色々なエピソードの中で 著者の視線や考えがとにかくステキで ハッとさせられる事が多い作品でした。 何を見て何を思うかは人それぞれなんでしょうが 目に映るだけで、何も見ていなかった自分を痛感しました。 「理解できないが受け入れる」 なんて深くて素晴らしい言葉なんでしょう。 自分もそうありたいと思います。

    0
    投稿日: 2008.04.07
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    人の考えることって、本当に面白いなと思いました。世界が広がった気がします。いつか紳士の国イギリスに行きたいです。

    0
    投稿日: 2008.04.07
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    小説だと思って借りたら、エッセイでしたw。実に、○年ぶりに読むエッセイですが、梨木作品らしく、普通に連作短編集を読んでいるような感覚で、作品のイメージそのままでした。2008.3.21読了

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    投稿日: 2008.03.24
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    イギリス、やっぱり行きたいです。 のんびりとした環境での経験があったからこそあの独特な雰囲気がある作品を書けるんだな、と。  でも、単なる優しい物語にとどまらないのは人種差別などの経験を通して精神的に強くなってるからなんだなあ。

    0
    投稿日: 2008.03.14
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    梨木さんのエッセイ。登場人物との距離感がいいなぁと思いました。淡々としているけど、とても深い。彼女の師である児童文学作家のお人柄が素晴らしくて、人と人とが出会うことのすごさを感じました。ご縁は勝手にできるものではなくて、つくってゆくものなんだなぁ。

    0
    投稿日: 2008.03.01
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    理解はできないが受け容れる。ということを、観念上だけのものにしない、ということ。英国に住むアメリカ人のウエストン夫人の下宿で過ごした学生時代の思い出と、そして20年後に再び英国で過ごしたあれこれを書いたエッセイ。人種差別や身分制度など、古い英国のしきたりの中から子どもを連れて飛び出したウエストン夫人。彼女は無条件でありとあらゆる国の人々を下宿人として受け容れてきた。そこにはキリスト教的博愛主義だけでは説明しきれない彼女の大きな「愛」がある。多感な年頃を外国で外国人として、しかも英国で生活した経験が作者の作品のあちらこちらに現れているのだろう。彼女の作品に古きよき時代の英国のにおいが感じられるのはそのためだったんだ。付け焼刃では無い、にじみ出るようなそのファンタジィの深さの元がこのエッセイから伝わる。この本は、丁寧に生きることの大切さと豊かさを教えてくれる。そして価値観やバックグラウンドの違う人たちと接していく上で必要な事 それが「受け容れる」ことだということも…

    0
    投稿日: 2008.02.17
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    分類としてはエッセイになるのだろうか。著者が英国にいた時に出会った周辺の人々と、彼女自身の内面について書かれたもの。 相変わらず爽やかな筆致で綴られる、彼女の「周囲の人々」の物語はそれぞれに魅力的で、面白く読めた。エッセイが読めるということは、私にとって「ものすごく好き」ではないけど、今後も読む作家にはなりそうだ。

    0
    投稿日: 2008.01.27
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    梨木さんの書かれる小説には、自然が沢山出来てて、その描写がとても好きなのですが、「良くハーブとか出てくる」って思っていたんです。どうしてなのかが、これを読むと良くわかります。 イギリスのことも良く出てくるので、その謎(?)もわかります。 それから、日本じゃない場所だからこその常識や。考え方の違いなども読んでいて面白かったです。 そういうのを知るのってかなり好きなので、しっかり最後まで読みました。 自分と違う考え方や、生き方を受け止めるってどういうことなのか、受け止め方にもいろいろあって、どれに正解ということはないし、でも、「ああ、こういう受け止め方って素敵だな」とか「こういうのもあるのか」って思いました。 人が自分と違った感じ方をして、それを知るのはとても面白いと思います。 そういうのをたっぷり読めて、私は楽しめました。

    0
    投稿日: 2008.01.25
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    著者が英国に留学していた際触れ合った出来事を書いたエッセイ。下宿の女主人のあたたかさと「理解できないが受け容れる」という姿勢は見習いたい。留学にあまり興味はなかったけれどこの本を読んで違う文化に触れる事に興味がわいてきました。

    0
    投稿日: 2008.01.24
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    僕の持っている数少ないエッセイのひとつ。留学するのってすごく楽しそうだと思った。 特に印象深かったのは9.11テロの話。僕の友達もニューヨーク近郊に住んでいたから梨木さんの気持ちが少しわかる。

    0
    投稿日: 2008.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろい、と思う本を書く人は、やっぱり魅力的な生活をしてた。 そして、好きそうなものがなんとなく似てたことに、少々ニヤリ。 赤毛のアンの舞台、プリンス・エドワード島とか、ベアトリクス・ポターとか。 ニューヨークにあまり魅力を感じず、だったら羊の糞だらけの場所の方がいい…ってのも。 私とじゃ、オツムの出来からして違うだろうけど、そのちょっとの共通点が妙にうれしかった。 私がいつも読むエッセイは、笑えるものばかりだけど、これはすごくいろんなことを考えるきっかけになった。 新年初のエッセイに、実にふさわしかった。

    1
    投稿日: 2008.01.10
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    えーと、一回読んだんですけど、実はお風呂で落として、エライことになってしまい・・・。再購入。 今度、お財布の余裕のあるときに再購入しよう!そう思うくらい、いいエッセイでした。知識に裏打ちされた広い心。 この本を読んで、梨木さんは会っていろいろお話を聞きたい作家さんの一人になりました。 是非、いろんな人に読んでほしい。

    0
    投稿日: 2007.12.19
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    著者がイギリスで出会った人々との交流をつづったエッセイ集。人間関係、東洋人が欧米で暮らすことについてなど、テーマは結構重いです。

    0
    投稿日: 2007.09.10
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    エッセイ風の小説だと思う。 梨木香歩さん特有のやさしい文体のバックグラウンドが垣間見える。英国留学中の下宿先の人々とのふれあいが心地よい。

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    投稿日: 2007.05.08
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    「おもしろい」・「おもしろくない」で言ったら「おもしろくない」んだけど、それでも心に残る作品。 今迄全く縁の無かった分野のエッセイだったので、それはそれで新鮮だったかな。 今度は梨木さんの違う作品を読んでみよう。

    0
    投稿日: 2007.04.28
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    帯のコピーにもある文章をはじめ、本文中のたくさんの文章に共感し、感動しました。 梨木さんの作品のバックグラウンドには、こういうことがあるんだなぁと納得。 そして海外に行きたい気持ちが強くなりました。(2006.12.12) 地名がわからなくて、それが辛かった… 2006.12.18

    0
    投稿日: 2007.03.18
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    梨木さんの世界観が大好きな私。 この本を読んだら、その世界が構築された理由が少しわかった気がした。 あと、私はこういうかわいらしいタイトルにとても弱い。

    0
    投稿日: 2007.02.11
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    「ウエスト婦人」および彼女をめぐる人々と梨木香歩さんの交友記。 「自分の身の上に怒ったことの本当の意味を分かってもらいたい。痛みをそれぞれ個人レベルの痛みとして、感じてもらいたい。」 「そうだ/共感してもらいたい/つながっていたい/分かりあいたい/うちとけたい/納得したい/私たちは/ほんとうは/みな」(P160、161より) 「理解はできないが受け入れる。ということを観念上のものだけにしないということ。」 「自分が彼らを分からないことは分かっていた。好きではなかったが、その存在は受け容れていた。」(P230より) エッセイは初めて読みました。 著者はイギリス等で、様々な人種、出身国、様々な考え方の人たちと出会い、ウエスト婦人の「分からないけど、その存在を受け容れる」姿勢に触れます。 何も外国まで行かなくても、同じ日本人でさえ、相手のことが分からなくてイライラすることとか、自分が変に思われて嫌だったこととかある。 本当は、自分尾痛みをみんなにわかって欲しい、でも一人ひとり違った個人だから土台無理な話。 それを上手く乗り切るコツは、「分からないけど、その存在を受け容れる」ことなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2007.02.10
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    梨木香歩の他者との微妙な距離感は、英国生活の影響なのだろうかとあらためて感じた。わたしにはその距離感が心地よい。 表紙の写真は星野道夫です、すてきだ。

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    投稿日: 2007.01.14
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    「家守綺譚」「りかさん」の作者のエッセイ。でも、エッセイとは思えないストーリーを感じる一冊です。 留学したい。

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    投稿日: 2007.01.10
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    エッセイは読まない人なのにしっかり間違えて買っちゃった本。  内容的にはやはりエッセイ。。  でもまぁそれなりにそれなりでした。。

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    投稿日: 2006.12.30
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    海外に興味がない。いまどき30ン歳にもなって海外旅行の経験が一度しかなく、もちろんパスポートも持っていない女というのは珍しいのかもしれないが、別に行きたい所もないし、海外に行く時間とエネルギーがあれば、出雲大社でも日光でも何でもいいが、国内の名所を訪ねてみたい。そんな私がチラッとでも「イギリスに行ってみたい」と思ったわけで、ここに登場する人たちの魅力と、それをきっちり表現した著者にまいりました。

    0
    投稿日: 2006.12.29
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    優しい文章を書ける人は、心が温かいんだと思う。 著者がイギリスに滞在していた時のエッセイ。 文章で人柄に触れてみて、そして自分もこんな風になれたらいいな、と思わせる。

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    投稿日: 2006.11.30
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    『理解はできないが受け容れる。ということを、観念上だけのものにしない、ということ。』梨木香歩さんのエッセイ。学生時代のイギリス留学の話、そこで出会ったウェスト夫人の生き方、旅の話などが描かれている。国や人種を超えて、人やものとまっすぐに向き合う梨木香歩さんの生き方、とてもステキだと感じた。

    1
    投稿日: 2006.10.28
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    確固たる自分の思想を語っているのに、全然押し付けがましい所がない。 前に人間性バトンで答えたけど、こういう人格が優しい人は本当尊敬。 というか、どんな人からでも「人間性の優しさ」を見出せてしまう梨木さんの考え方が心から好きです。 あまりにも優しくて、涙でかけた。 こんな人に育ってみたかった。

    0
    投稿日: 2006.10.19
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    二十年前にイギリスで語学を学んでいたときに下宿先で出会った人々との思い出を交え、海外で思うことを綴るエッセイ集。文化や宗教の違う相手と対峙し、他者を理解しようとする真摯な姿勢に好感を持つ。この人の文章は湿度が低くて端正だ。温かい枯れ草のような印象。日本語を愛していると書いてあったが、本当にきれいな日本語で、読んでいてほっとさせられます。風景や人との出会いを追体験させてくれるような、いいエッセイでした。

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    投稿日: 2006.10.12
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    梨木作品を読んだことのある人は是非。著者のエッセイです。学生時代の思い出と、それをたどる現在の自分と。解説が良質。

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    投稿日: 2006.09.09
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    私の大好きな作家さんの本。 でもこの本は物語じゃなくてエッセイ。 私はエッセイならもっと独り言みたいにがんがん自分の意見言ってるのが好きなので物足りなく思ってしましました。でも今までの作品の中で私が感じていた「それ」がこのイギリスの生活の中で育まれたものだったことを発見できて良かったと思う。

    0
    投稿日: 2006.08.12
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    エッセイです。 ものすごく心の広いウエスト婦人の家に集まる人たちとの触れ合いが描かれています。 いろんな人種の人たちとの関わり合いと、その中から見えてくるもの。 読んでいていろいろ考えさせられます。

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    投稿日: 2006.08.11
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    2006.07. 梨木さんの土台となってる考え方や今までのエピソードが、あまりにも梨木さんらしくて安心する。世界を真摯に見つめる目線から、私の大好きな小説も生まれたんだろうなと思うと嬉しくなる。

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    投稿日: 2006.07.14
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    英国に留学していた、っていうところがものすごく納得できた。 梨木さんの小説の芯みたいなところに見える何かが、繋がっているような雰囲気を持ってる。

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    投稿日: 2006.07.04
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    人は人とつながりたいのに何かが邪魔をしてつながれない。 もどかしい気持ち。 とても重いテーマもさらりと書いてしまう梨木さんもすごいが、 ウエスト夫人はさらにすごい人。 人を受け入れることができて、はじめて 人は自分をも受け入れることができるのかもしれないと思わされた。

    0
    投稿日: 2006.06.17
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    本好きで良かった!と心から思えるほどツボな文章だった。これを読んでから梨木さんの小説を読むと、人々が貫く信念や日常の細々とした手仕事などに、彼女がずっとこだわり続けていることの根っこの部分に触れることができたような気がした。

    0
    投稿日: 2006.05.07
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    まるで小説のようなエッセイ。 初めてこの著者の本を読んだけれど、好きな文章だ、と思った。 繊細で、感受性豊かなのに、理知的で涼しい感じ。 ものの感じ方、考え方、表現の仕方に、賢さを感じる。 きちんと感じて考えることができ、それを自分のものにできる人。憧れる。

    1
    投稿日: 2006.05.06
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    作者自身の体験だと言うことにしばらく気づかなかった。すごいなーと思う。作者の訪れた土地を歩いて、出会った温かな人たちにあってみたいと思える本でした。

    0
    投稿日: 2006.04.29
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    梨木さんがイギリスへ滞在していた時の様子をまとめたエッセイ。 とても面白かったです。 梨木香歩の持つ独特の文章の雰囲気は、英国で暮らし、その国の文化などを通して英語を習得しているからなんだなということが良くわかった。 「子ども部屋」が一番好き。

    0
    投稿日: 2006.04.23
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    梨木香歩の新刊。梨木さんが若かりしころイギリスに住んでいてその頃であった下宿のおばさんウェスト婦人に回りの人々についての話。最近、イギリスとカナダに行ったそうで、そのときにもウェスト婦人と出会っているのでそのあたりも含めて。 久々の文庫だったので、児童文学だとばかり思って買ってしまいましたが、著者の交遊録のようなほんで、少し肩が凝りました。人種、障害(本では障碍)に関係なく接していくそのご婦人。アメリカ生まれなのにイギリス魂をもっているところが素敵でした。2006.4.21読了

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    投稿日: 2006.04.21
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    梨木さんのイギリスの友人との交流や、それを通して考えたことなどを綴ったエッセイ。個人的にイギリスは憧れの国なので、とても楽しく読みました。 哲学的なこともいろいろ考えられてて、私も戦争や人種といったことについて考えました。 ウェスト夫人のように強く、優しい人間になりたいなあ。

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    投稿日: 2006.04.01
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    梨木香歩の春になったら莓を摘みにを読みました。梨木香歩の小説には魅力的な日本の女性たちが登場するので、日本を中心に生活しているのかと思っていましたが、ロンドンに住んでいたという経歴の持ち主だったんですね。そう言われてみると、西の魔女が死んだの主人公のおばあさんもヨーロッパの人だったなあ、と思い当たりました。梨木香歩のエッセイは人物観察と類まれな洞察力によって引き込まれるような魅力があります。登場するウェスト夫人の破天荒な行動や考え方も魅力的でした。

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    投稿日: 2006.03.27