
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
続編だけど、前とは少し書き方を変えている。前の方が良かった。登場人物の出方が少しずつ入り組んでいて、少しずつ読み進めていくのにあまり向かない。 あと、世知辛さも増えていて、うーん…
0投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前2作の一話一人ではなく、一話ごとに少しずつそれぞれの話が展開していく形で、少し読み辛かった。 そろりさんがまたどこかで喫茶ドードーを開いてくれることを願いたい。またこの世界観に浸りたい。
0投稿日: 2025.11.06
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大好きな「喫茶ドードー」シリーズの第3弾!! 今回も心を癒してくれる喫茶メニューでドードーを訪れるお客さんの悩みに寄り添っていく。 印象に残ったフレーズ 『「そうですよね。違いを受け入れることは大切です。でも全ての価値観に歩み寄る必要はないんじゃないですか?まずは自分がいい、と思った信念を大切にするだけでも」』 『「はい。沈んだ心も、行き場のない気持ちも、待っていればいつかぽっかり浮いてくるんです。この花びらみたいに」』 「問題やストレスをなくすことは難しい。だからいくつもの選択肢や価値観を俯瞰できる大らかさを持って、社会という広い海をゆるやかに泳いでいきたい。」 「ぬるま湯に浸かる自分を情けなく思ったこともある。けれども自分が心地よいと感じる温度の湯を選んだんだ、それは恥ずかしいことではない。」 「失うことを心配するのではなく、望むことを思い描こう。人生の先など考えずに、もっと自由に歩んでいきたい。——大切なのは、絶えず自分に問い続けること。」 「違うと思うことには声をあげていきたい。でも、正義ばかりを振りかざすよりも、身近なものを大事にできるような人間でいたい。」 「——歩いていこう。ゆっくりと、自分の足で。大地を踏み締めながら。」
0投稿日: 2025.11.02
powered by ブクログ喫茶ドードー3作目。今回もメニュー名は凝っていて面白いし、その名にした種明かしを聞くと、やっぱり素敵。今回は登場人物が全話に毎回ちょっとずつ出てきてた。長く見守れる感じが良いね。
1投稿日: 2025.10.14
powered by ブクログ喫茶ドードー近くにあったら通いたい!笑 店主のそろりさんに会ってみたい。笑 今回は、登場人物が入れ替わりしていて、なかなか話しがスッと入っていけない感じではあったけど、相変わらず素敵なお話で心が癒されます。 疲れた時に読むといいかも。笑 そして、クスッと笑ってしまう所もありです。笑
7投稿日: 2025.10.07
powered by ブクログ疲れたら休む、当たり前のように思えても実は難しいことなんかも。人には人の悩みがあって、見えてないところでそれぞれが頑張ってるんやろなと思った。本当にこんなお店があったら行ってみたい。
0投稿日: 2025.09.08
powered by ブクログシリーズ第三弾。 今回は、一人ずつの話ではなく、それぞれの章にいろんな人の話が入っている。 そのせいか、少し話に入り込みづらいような感じがしてしまった。か、もしかしたら同じような話で飽きてしまったのか。 シリーズ通して登場する睦子さんの話は、好き。 相変わらず、喫茶ドードーの気の利いたメニュー名やお料理は魅力的。ゆったり過ごせるこんな行きつけの喫茶店があったら、いいなぁ。 ひとやすみ、大事だよねぇ。 そろりさんも、ひとやすみしたら、また皆に癒しの空間を与えてくれますように。
3投稿日: 2025.09.06
powered by ブクログ多様性という新しい時代だけど蓋を開ければ その人にとっては生きづらい事もあったり 、 まだまだ男女の差別的な発言があったりで この社会はまだまだ難しい 。 その中で必死に生きていこうと生活をしていても どこかで疲弊してくる 。。 そんな時は一度立ち止まって 喫茶ドードーでひと休み ⸝⸝ᵕ ᵕ⸝⸝ それぞれの視点があるからこそ 自分1人だけが大変な思いをしてる訳ではないなと 色々な見方から改めて考えさせられました
0投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うーーーん、、、 今回はちょっとイライラしてしまう人物が多い(そういう演出なのはわかるのですが)。 今までの作品もスッキリしないな〜と思うことがありつつも、まあリアルだなとも思えていたのですが。 美玲さんを蔑ろにする杉本とか、ブレストで実那子さんに文句を言うおじさんたちとか、、周りの人間もだし、 睦子さんが立ち寄った珈琲屋の仕事状況とか家庭についてあれこれ勝手に邪推するのもちょっと気持ち悪く感じてしまいました。 4人の女性+睦子さん+そろりさんのみんながそれぞれの話で入り混じりながら進んでいく構成は新鮮で面白かったですが、やや混乱もしました… 全員の名前に共通点があるというのが最後に明かされていますがそこまで驚きは無かったし…
0投稿日: 2025.08.09
powered by ブクログシリーズ第3弾 今作は今までのように各章誰かがメインとなるのではなく、4人の女性の様子が入れ替わり立ち代わり描かれる 誰かに没入するのではなく、(ドードーのように?)ただ流れを見守る感じがした おひとりさま専用カフェには、いつも疲れ傷ついた女性が引き寄せられるように流れ着いてきた ただ、今回は文明の利器によって新規おひとりさま増加 今までとカフェの様子も少し変わったよう それでも、今必要なメニューと対話によって、自分を見つめ自分で答えを出す 実はみんな持っている芯の強さみたいなものが優しく描かれていると思う
1投稿日: 2025.08.08
powered by ブクログ喫茶ドードーシリーズ三作目 店主そろりの相変わらず風変わりなネーミングの4つのメニューが、5話それぞれのタイトルにつけられている。 何か悩み事や心配事がある人は、どれかのメニューにぴったりハマるように思う。 今の私の場合は、『下がった気持ちが浮上するのを待つお茶漬け』だ。 つらい時期も焦らずじっと耐えていれば、自然と気持ちが上がってくるということか。 そう考えると気持ちが少し楽になる。 四人の登場人物の女性が、それぞれ生活や仕事で行き詰まり、喫茶ドードーをしばしば訪れて、乗り越えるヒントをもらっていく。 おひとり様専用カフェ、喫茶ドードーは気持ちをリセットするところなのかもしれない。 『問題やストレスをなくすことは難しい。 だからいくつもの選択肢や価値観を俯瞰できる大らかさを持って、社会という広い海をゆるやかに泳いでいきたい。』 心に沁みる言葉がたくさんある。 4作目も楽しみだ。
26投稿日: 2025.08.05
powered by ブクログシリーズ第3弾は、そろりさんのお客さんを取り巻くお話がメインで、ジェンダー、女性の生き方に寄った展開。 そろりさんもいつも誰かにいいサービスを期待されてたら、そりゃ疲れちゃうよね、と同情が先行しちゃった。 好きだったシリーズの終焉のような終わり方に、本当に終わり?まだ続く?とモヤモヤしてしまった。またそろりさんに会いたいなぁ。
0投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログ図書館の本を選びに本屋さんに行こう! 2025年6月19日(木)15:30-17:00 西沢書店大町店 学生が選んだ本 ーーーーーーーーーーー 福島駅前キャンパス ーーーーーーーーーーー いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。 https://fclib.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=3019711
0投稿日: 2025.07.17
powered by ブクログなんか自分のことかなぁとか思うようなモヤモヤにめっちゃ共感。 それでも自分のために機嫌をとってあげるのも自分なんだな。 そろりのカフェも、そろり自身も自分をいたわってあげたからこそのカフェなんだね。
0投稿日: 2025.07.09
powered by ブクログこの本は何冊もシリーズがあることを知らず、シリーズ3から読み始めてしまった笑 それでも特にストーリーがわからないとかそんなことはなくて、心が落ち着く寝る前にさらっと読みたいそんな一冊でした!
3投稿日: 2025.06.29
powered by ブクログみんな、迷ったり、前に進めなくなったりすること、あるよね。 そんな時、喧騒を離れてひとりでゆっくり、美味しいものを味わえたら。 こういうカフェ、いいなぁ。 シリーズ3作目、今回も美味しそうなメニューばかりでした。
10投稿日: 2025.06.15
powered by ブクログシリーズ第3巻!おめでとうございます!今回のお話もとても素敵でした。短編集なので、小説初心者さんでも読みやすいと思います。私、ごはん系やお菓子系の飯テロ菓子テロ小説が大好きなので、このシリーズは全巻買うと決めています。続きの4巻が出ることを願っています。
5投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログ「喫茶ドードー」シリーズ第3弾! 悩める人の憩いの場所、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」を舞台に繰り広げられる4人の女性の人生模様。 それぞれが異なる環境や職業にあって、やりきれないモヤモヤした気持ちをもて余しています。 ひっそりと静かなお店の佇まいに、好奇心を刺激する一風変わったメニュー。 店主・そろりさんとの心地よい距離感と交わされる会話に癒される。 押し付けがましくないちょっとした一言、さりげない感じがいい。 特に好きだったのは 「やりきれない気持ちに蓋をするカスタードプリン」 私もよく一人で色々考えてしまってグルグルしてしまうので…… 本作でも料理とあわせて、いい言葉に出会えました。 読むとホッとしてリラックス出来る、ずっと追いかけたいお気に入りのシリーズです。 『やりきれない気持ちを持つのは、がんばっているからです。複雑な想いなんです。』 『人間にも多くの側面がある。たからどんな自分だって恥ずかしく思う必要なんてないのだ、』
8投稿日: 2025.05.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大好きなシリーズもこれで最終巻。 終始、そろりさんが疲れた様相をのぞかせていたのでやはりなぁと。 それにしても今回は複数の悩める女性のお話が同時進行する展開に混乱し、とても読みにくかったのが残念。 この人誰だったっけみたいなことがずっと頭の中にあって、交通整理ばかりしていたような気がする。 内容に没頭しそろりさんのほんわかなやりとりが吹きだっただけに拍子抜けかな。 またいつかシリーズ再開するといいなぁ。
4投稿日: 2025.05.13
powered by ブクログおひとりさまカフェドードーは大繁盛。 今回は4人の女性達の生きづらさをチェーンストーリーではなく同じ時間で並行してストーリーが展開されていく。慣れるまではちょっと混乱したけど、こういうのもありだなぁと思った。 ヨーロッパでは男性の方が社会的に立場が弱く生き辛さを感じていると知って驚いた。 そろりもちょっとお休みするみたいだから一旦シリーズ終了かな。
2投稿日: 2025.05.09
powered by ブクログ押し付けがましくないけど温かいおひとり様カフェ。あるようでないのよね。チェーン店ばかりで。 こんなお店行きたいな。なんならやれたらいいなあ。
4投稿日: 2025.05.07
powered by ブクログ表紙のプリンが最高すぎる。今回は一人に一つのメニューじゃなくて何人も出てきたので読み始めが混乱した。満席になるほど繁盛してると入りにくいかも。
1投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログほっこり。おひとり様専用カフェ喫茶ドードー。店主のそろりさん自身が悩んだ経験を持ち、自身のやりたいことで正直に生きる道を選んでいるところでしょうか。悩めるお客さんにも良い処方箋をあげて、自分も自分がお客さんにかけた声を腹に落としていくようなゆったりじっくりなカフェです。 私もこんなカフェあったらまったりしたいなあ 読む順番を間違えたようで、3作目だったが問題なく読めた。
1投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ多様性という新たな時代だが、蓋を開ければその人にとっては生きづらい事もあったり、まだまだ男女の差別的な発言があったりで、この社会は難しくなっている。 その中で、必死に生きていこうと日々生活をしていても、どこかで疲弊してくる。 そんな時は一度立ち止まって、ひと休みする時間も作らないと前に進まないこともあったりで、ひと休みって大事ですね。 新たな事に進む前にひと休みして、クリアーにしてからまた元気に前へ進んでいく。 とても心に響く小説でした。 私もひと休みなのかな?
2投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログ自分と重なる部分が多くてとても感情移入してしまった。 とにかく喫茶ドードーに行ってみたい。 大好きな本になった。
1投稿日: 2025.04.23
powered by ブクログ過去2作は章ごと1人にスポットをあてるスタイルだったのが今作は違った書き方をされていて少し戸惑いました。個人的な好みは1人ずつ、なのですが作品の内容としてはほっこりするようなお話で今まで同様に癒されました。 癒される内容の中でもコロナ禍中やその後のこと、女性の労働機会に触れる少しリアルな描写もあり、自己を投影してしまう部分もある作品でした。
2投稿日: 2025.04.23
powered by ブクログそれぞれの喫茶ドードーのお客様の心の内を垣間見る… みんなみんな生きることに真摯に向き合っているんだな‥‥ そして店主のそろり氏も・・・ こんな喫茶に行ってみたい。 むかーし昔は、あったけれどな・・・・小さな喫茶店…店主こだわりの。
38投稿日: 2025.04.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今までと違い、一つの章に複数人が登場する 些細な事だけどイラっとするよねーみたいな感じの悩み故、共感出来てそれが魅力の作品だと思うので 逆に尖がったキャラや特殊な悩みではないので、複数で同時進行されると、こんがらがって来る
1投稿日: 2025.04.11
powered by ブクログ喫茶ドードーの店主そろりと、店を訪れる5人の女性の物語。 5人の女性はそれぞれに職種も抱えた事情も異なり、それぞれに悩みながら店を訪れる。 昭和的な考えの上司同僚に悩まされていたり、社会(/会社)における性差に悩まされていたりなど、語り口やストーリーは穏やかながらも社会問題に触れようとしていた点がよかった。 ただ提起した社会問題に対する答えが弱く、また5人の女性の視点をランダムに移動しながら話が進むため「この女性はとんな人だったっけ」と考えながら読まねばならず、物語に入り込めず、混乱し、落ち着いて読めないのは残念であった。 上記のせいでせっかくの喫茶ドードーの設定が上手く生かしきれておらず、読者が喫茶ドードーの雰囲気を感じられないのは大層残念に思う。 視点と設定はよかったので著者の今後の作に期待したい。
0投稿日: 2025.04.08
powered by ブクログ「喫茶ドードー」シリーズ 第3弾 コロナ禍が少し落ち着いてきた頃の話。 社会や個人の常識や価値観が変わってきた頃。 「喫茶ドードー」常連のむつこを含めた5人の女性が、それぞれの環境で、悩みやモヤモヤした気持ちを抱えて生きている。それらは、不安や嫉妬だけでなく、名前もついていないような気持ち達。 最初は、そのどうにもならないような気持ちの閉塞感が、読んでいて少し苦しかった。 なんかソロリさんまで悩んでいるような、、、。 でも、いつもの「あなたをいたわるメニュー」に癒され、それぞれが少しづつ顔を上げて前に進んでいく姿にホッとしました。 ソロリさんも笑顔で良かった。
81投稿日: 2025.03.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 おひとりさま専用カフェ喫茶ドードーでは、店主のそろりが美味しい「あなたをいたわるメニュー」をご用意してお待ちしております。 『ひとりで過ごすことは、孤独で寂しいことではない。自らに問いかけ、思考を整理し、誰の評価軸でもないところで心と向き合う。とても豊かなことだ。』 『問題やストレスをなくすことは難しい。だからいくつもの選択肢や価値観を俯瞰できる大らかさをもって、社会という広い海をゆるやかに泳いでいきたい。』 『楽することは手を抜くことだと自らを戒めていた。自分が決めつけた価値観で苦しんでいたことを思い知る。』 【個人的な感想】 1人旅や1人カフェが好きなので、喫茶ドードーのようなおひとりさま専用カフェが家の近くにあったらいいのになと思った。
0投稿日: 2025.03.30
powered by ブクログ今回は1人一品ではなく、複数の登場人物の紹介、日常を描いて、それぞれがおひとりさまカフェ「喫茶ドードー」に来店して、おすすめ料理をいただくスタイルになって、個々の悩みと料理の関係が薄くなった。 個人の悩みやモヤモヤ感は共感できる部分が多々あり、前2作よりもお仕事小説だ!と思った。 店主のそろりさんは、お店が繁盛してきて、少しお疲れ感が出て、心配になった。
27投稿日: 2025.03.28
powered by ブクログシリーズ第三弾。 おなじみの、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」。 それぞれの悩み。生きていると、モヤモヤして苦しいことってあるよね。そんなことばかりかもしれない。でも、苦しさから解放されたくて、今すぐ決着をつけようとしなくてもいいのかもしれない。 もちろん頑張ることも大事だけど、疲れてしまったら、ひとやすみして、元気になってからまた動きだしたらいいのかなって。ひとやすみしたから見えてくる景色もあるもんね。そんな風に思えた。 ほっとひと息つける物語も、これでおしまいだと思うとさみしいな。でも、そろりさんのことを思うと、これでよかったんだよね。そろりさんのこれからを応援したい。
59投稿日: 2025.03.26
powered by ブクログ喫茶ドードーシリーズが遂に終わりを迎えたのかな、と。今回は一人一人の物語が1章ずつに分かれているのではなく、1章の中で何人かの女性が出てきてそのローテーションという形でした。その分、若干の読みづらさもありました。 ですが、最初からこのシリーズを読んでいる身からすると睦子さんについてより深堀されたりするのがとても良かったです。全体的にふわっとした曖昧なテーマを元に作られていて、それもまた新鮮で面白かったです。 ただ、今回は料理の由来やタイトルについて絡める話が従来に比べ少なく、人間同士の対話や心情が多く、最後にあえて違うテイストにしたのかなと思いました。
1投稿日: 2025.03.22
powered by ブクログ今回も優しい時間が流れた。 周りにいそうな女性たちのそれぞれの歩き方、前の向き方、浮き上がり方が楽しめた。 そろりさんに会ってみたいなー
0投稿日: 2025.03.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ第3弾 今作では、今の世の中に生きづらさを感じて疲弊した5人(常連客の睦子さんも含む)の物語でした。 そして「喫茶ドードー」の主である、そろりさんも…! ・いつも正解を求めてしまい、そのせいで本来の目的を忘れてしまっている。 ・いつも一歩が踏み出せなくて、簡単なことでも余計なことばかり考えて躊躇してしまい、そのせいで誰かに迷惑をかけてしまう。 他にも登場人物たちの悩みは共感できるものが多く、悩み疲れてしまった時には、読者の私も一緒になって「ひとやすみ」しながら読み進めました。 ・大切なのは、ちゃんと区切っていくこと。 ・大切なのは、絶えず自分に問い続けること。 ・大切なのは、本質を見ること。 ・大切なのは、諦めないこと。 行き詰まった時には「ひとやすみ」をして思考を整理し、ゆっくり自分自身と向き合うことの大切さを教えてもらいました❁⃘*.゚
37投稿日: 2025.03.14
powered by ブクログリアルだなぁと思いました。女性なら、あるよねって思う心のわだかまり。でも、1話ごとに話が進んでいく方が好みではあったかも。そろりさんも元気でいるといいなって思う一冊です。
5投稿日: 2025.03.13
powered by ブクログとても、満ち足りた気持ちで読み終わった。 最初は4人一斉に物語が繰り返されていくような感じがして忙しないかも…なんて思っていたのも束の間。 焦点を一人一人に向けた物語と料理に頬が緩んだし、やるせない気持ち、もどかしい気持ちも、私も感じた。 だけど人には生きている人分の考え方と価値観がある。白黒つける、正解と不正解を決めるのではなく、受け入れられなくとも、理解することは大切。 “ひとやすみ”って、すごくいいな、必要な時はひとやすみするってことを脳に刻めた。 心ほぐれる一冊でした。
0投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログ気持ちが少し落ちている時に読むことをお勧めします。私が心に残ったのは、「人間にも多くの側面がある。どんな自分だって恥ずかしく思う必要なんてない。」というところ。自分に自信が持てない気持ちに潰されそうになるのを癒してくれる。
4投稿日: 2025.03.02
powered by ブクログシリーズの3作目から読んでしまった。 時系列が前後したりでパラパラ読み直す所も。 店主のそろりさんの様子も以前と違う?やはり1作目から読んだ方が理解がもっと深まりそう。 おひとりさま専用カフェ。いいなぁ。
0投稿日: 2025.03.02
powered by ブクログシリーズ3作目。 前2作もそうでしたが、喫茶ドードーを訪れる登場人物たちは皆、自分の働き方や周囲との関係などに悩みを抱えていて、それがひいてはジェンダーギャップや多様性の問題、また、コスパやタイパが重視され、みんなが必死に情報に乗り遅れまいとしている今の日本社会のあり方に対して疑問を投げかけるような内容にも繋がっていきます。 もちろん共感できるところもたくさんあったのですが、今回は特に彼女たちのモヤモヤが色濃く、最後までそれが完全にスッキリ解決とはならなかったような印象で、前作までと比べても読んでいて少しだけ重たい感じがしました。 SNSを見て遠方から訪れるお客さんも増え、常にお店が混雑している中でそろりさんもなんだかお疲れ気味のようで…。 また、今回は1話の中で頻繁に視点が変わったり時系列も前後する構成になっており、そこに若干読みづらさを感じたのもあって、個人的には前作までの方が好きだったかなぁ。 喫茶ドードーの店内で流れるゆったりとした空気感や、そろりさんの美味しそうなお料理の描写、それを食べたお客さんが癒されていく様子が大好きなので、そこの場面が今回はあっさり描かれていて少なめだったのも残念。 もしまた続編があれば、ぜひお料理の描写多めでお願いしたいです!笑
5投稿日: 2025.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
5人の女性のお話が同時並行で語られていく、今までの巻とはちがった構成。 女性たちの年齢が30代〜50代と、自分と近いこともあり、みんな仕事をしているという共通点からも、親近感を持って読めた。(睦子さんは70代だけど) いつもおっとりとお客さんを和ませてくれる、喫茶ドードーの店主・そろりさんは、今回はお疲れの様子。お店の人気が出て、繁盛するようになると、自分が提供したいサービスレベルを維持できなくなる。理想のお店の姿から遠ざかってしまう。 このシリーズ、終わってしまうのかな?と寂しく思いながら、読了。 元気がなくなってしまった人たちが、ひとりで訪れ、ひとやすみする時間を持って、また自分で自分を元気づけて帰っていく。そんな場所を、私もどこかで見つけたい。
3投稿日: 2025.02.18
powered by ブクログ第三弾は、これまでと違って同時にみんなのストーリーが進むので、若干「今誰の話してるんだっけ?」と戸惑うこともあったが、やっぱりこのドードーシリーズはとても面白くてほっこりして、お気に入りです。
0投稿日: 2025.02.17
powered by ブクログ喫茶ドードー第3作。 前の2つと違って、5章まで色々な人の話が混ざっている話。時間とともにコロナも落ち着いてきた頃。 ふと自分の考えに耳を傾けて、ひとやすみするのも大事。自分の人生は自分にしかどうにもできないから。 休みたいときは休む。 頑張る時は頑張る。 このメリハリって多分生きていく上で大事。 甘いもの食べて、好きなとこして、欲しいもの集めて 自分に正直にいきたい。
1投稿日: 2025.02.16
powered by ブクログ喫茶ドードー三作目 ブクログのコメントにあったように、登場人物が次々と出てきて、いま誰のお話し?と前作とちょっと違った流れに戸惑いました(・・;) 皆さん、睦子さんやそろりさんもお疲れ気味なんだなぁと思いつつ、自分自身も日常のルーティンをこなしてるだけの日々がここ数年続いてるなあと。いったん立ち止まってやりたい事やりたいなあと思いました。
26投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログ口コミなどが広がり徐々に人気が出てきて嬉しい反面、このお店はいつまでも、いつでもほっとできるスペースであって欲しいと思う。 そろりが愛読しているという、「森の生活」という本が気になったので、今度読んでみたい。 今作は前2作とは違い、同じ章の中に複数人が登場します。最初はこんがらがりましたが、このサイトの読書メモ欄を活用して、メモをしながら読み進めていきました。(一度間を開けてしまうと誰が誰か分からなくなり、2回失敗しようやく3度目でメモを取りつつ読了できました。)
1投稿日: 2025.02.03
powered by ブクログおひとりさまカフェに集まる人たちのお話。 今回は、女性が社会で働いたり生活したりする中での苦悩という感じ。 そろりさんも、ちょっと疲れてるのかなぁ… いつもより、重ための内容でした。
4投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログ『喫茶ドードー』シリーズ第3弾! 悩める女性達がそれぞれの場所でそれぞれの問題と向き合う。そしてそれを解決するきっかけを与えてくれるおひとり様専用カフェ。 自分なりの生き方を見つけたい人にお勧めしたい喫茶店です。
8投稿日: 2025.01.18
powered by ブクログ疲れた心をホッとさせてくれるお話。 忙しい日々から逃げ出したい時があってもいいと肯定してくれる。 自分のペースでひと休みしながら、本当にやりたいことを見失わないようにすることが大切と教えてくれた。
0投稿日: 2025.01.18
powered by ブクログフワッとした空気感がすごく心地よい小説でした。 終わり方的にこれで完結かな?と少し寂しくなりました。 そろりさんがゆっくり休んでまた喫茶ドードーを開店してくれるのを待つしかありませんね!
0投稿日: 2025.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作、前々作に続き第3弾も良かった。 「勝ちや負けや正解ではなく、結果的に楽しめたらいい‥」そろりのことばが良かった。
0投稿日: 2025.01.09
powered by ブクログ喫茶ドードー行ってみたい。 そろりさんが作る本日のおすすめ食べてみたい。 第3弾もほっこり、大満足:) 作中に出てくるソローの「森の生活」も読んでみたいなあ。
0投稿日: 2025.01.09
powered by ブクログおひとりさま専用カフェ、私も行ってみたい。 ガチャガチャうるさくないところで1人でゆっくりしたいし、自分もゆっくり見つめ直したいし、本日のおすすめで元気もらいたい。 今年はこんな時間も作って大切にしていきたいなぁと願ってしまった。
14投稿日: 2025.01.04
powered by ブクログドードー喫茶店の第三弾☕︎ 出てくる人々、そろりまでもがちょっとの疲れと摩擦を感じる日々。 どんな風に自分を労ることが出来るのかそんな事を考えながら読みました。 これでシリーズは一旦おしまいなのかな?と思わせるラスト、また会える日を楽しみに読了です。
0投稿日: 2025.01.02
powered by ブクログ図書館手前借りてきた本だけど、自分が読みたいと思った時にすぐ読めるように素材置いておきたいと思った。 合わせて以前のお話も読み返したくなった。
0投稿日: 2024.12.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
よく分からないこだわりのコーヒー店のメニューは、最近よくありそうだなあと感じた。 オムニバスで主人公どうしが繋がるのが面白い。 1度閉店してから再オープンしたドードーに行ってみたいなと感じた。
0投稿日: 2024.12.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
喫茶ドードのシリーズ三作目。 久しぶり読んだからか各話の中で登場人物が ころころ変わるので内容が少し入り難かった。 途中で出てきた喫茶ドードーではない珈琲店、 ねらっているのだろうが厳選した豆の味を 伝えている表現が分かりにくいww これは確かにわからん。 ちなみに私はソムリエが表現する ワインの味もよくわからん。 おひとり様専用だったはずの喫茶ドードーの 常連たちが少しずつ顔見知りから関係が 深まるにつれてこれじゃこの店の存在意義が って思ってたらさいごはああなっちゃった。 でも忘れたころにオープンした喫茶ドードに また一人でも救われる人がいると良いな。
1投稿日: 2024.12.24
powered by ブクログおひとり様専用カフェドードーを舞台に展開する物語。ゆったりとした時間の中で自分を振り返り癒す場所。この空間に身を置いてみたいと思う。
0投稿日: 2024.12.23
powered by ブクログ雰囲気がいつもと違う筋運びでちょっと戸惑い。 3巻目、現代は生きやすく、生きづらくなったと思う。『べき思考』が強い自分には、白黒つけないケークサレが必要かも。 そろりさんもひとやすみ出来たんだろうか。願わくば、睦子さんもまた訪れていて欲しい。
2投稿日: 2024.12.16
powered by ブクログ喫茶ドードーは本当に人の心を軽くする。 ふと立ち止まりたくなった時、 現在地がわからなくなった時、 このまま進み続けることに不安がある時、 「いつだって」「ひとやすみ」していいと 思わせてくれる本だった。 以下、特に好きで、深く共感したところを引用。 「ひとりで過ごすことは、孤独で寂しいことではない。自らに問いかけ、思考を整理し、誰の評価軸でもないところで心と向き合う。とても豊かなことだ。」
0投稿日: 2024.12.14
powered by ブクログいつもとはちょっと違う書き方で登場人物がコロコロ変わるから?????ってなることがあった。 これまでの作品の方が個人的には好き 1話1話前向きになってくって感じではなくて最後の最後であの人はこう、この人はこうって感じでさらっと終わってしまった感じで物足りなかったかも
0投稿日: 2024.12.12
powered by ブクログこの喫茶ドードーシリーズは好きで全て読んでいます。今回も読んでハッとさせられました。 「私はいつも正解を求めてしまうんです。」 そうしているうちに、本来の目的を忘れてしまう。自分自身も白黒思考で、やめたいと思っていてもなかなか難しい。 でもこの考えは、手っ取り早い正解を出す為の近道に過ぎなかったんだなぁ。この本を読んでみて、そう思えました。 これからはもっと迷いながらも本当の正解を探してみたいです。
1投稿日: 2024.12.08
powered by ブクログ前回もこんな構成だったっけ?あれあれ、誰が主人公なの?と思って戸惑いました。でも、わかるわー。私も心の中に湧いてくる感情。同じだわーと思ってしまった。結局自分のなければならないを外せたら、もっと楽に生きられるんだよなと教えてもらった気がしました。
9投稿日: 2024.12.07
powered by ブクログコロコロ場面がかわるせいなのか、登場人物を覚えられなくて、感情移入する事ができなかった。 一冊目は面白いと思ったのに残念。
4投稿日: 2024.12.06
powered by ブクログ話が全て抜けることなく追えたかといわれたらそうでもなかったけど、自分もこのカフェに行った気になれるのは素敵だなぁと一作目、二作目に引き続き思いました。この本に出会ってから、裏道のカフェをよく見るようになりました。そろりさんいないかな〜って笑 色んなことを頑張って色んなことで悩みを抱えている人の気持ちを一緒に味わうことができて、わたしも頑張ろうって思えました。
1投稿日: 2024.11.30
powered by ブクログ話数ごとに感想を書いていこうかな。 1話目、いつから焦点が1人に絞られるんだろうとヒヤヒヤしながら読んでいたら、霧の中にいたのは全員だったのか。 睦子さんを除くと4人同時に今いる霧を描写し、またお店に戻り、そろりさんと睦子さんのやり取りから他のお客さんのやり取り発生まで自然に繋げていて、こんな描き方もアリなんだ…と静かに感動した。 悩んでいる人がカフェや喫茶店に入り、そこで店主とやり取りをし、霧が晴れていくように気持ちが上向きになる…という流れは様式美となっているくらいありふれたものだけれど、大抵1人だから、というか複数人同時進行は初めて見た。 おもしろいね。 あと喫茶ドードーの1巻を読んだ時は睦子さんがこんな後々にまで登場するような人物になるとは思ってなかった。正直、若い女性とか、お話の中で1番盛り上がりがあった人とか、そういう人が残るのかと思ってたから意外。 でもデザイナーとして有名だし、そこが使いやすいのかなあ。(睦子さんが仕事で関わったホテルを利用したお客さん、という形でデザインの話が出てきたから小説として描く時に動きやすいのかなという意味) 最後まで読み終えて、なるほど。 1話目が特殊なんじゃなくて全体通して今回は違ってたんだわ。 最後、そろりさんも自由に、のくだりは上手いことやるなあって感じた。 このシリーズをずっと続けるわけでもなく、今回できっぱり打ち切りというわけでもなく、いい具合に描きましたね。
0投稿日: 2024.11.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うーん。なんだか今までの感じではなく、様々な登場人物がいったりきたりして混乱した。あんまり話についていけなく記憶にも残らない。 移動時間でちょこちょこ読むのが好きなので不向きだったようだ。 今回は一気読みをおすすめします。 白黒つけないって話が唯一心に残った。 色んな側面に目を向けてみることも大事だけど、なんでも多様性を付け入れてモヤモヤするより自身のぶれない芯をしっかり持つこと。
24投稿日: 2024.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回はいままでと少し書きかたが変わった?感じがしました。 ちょうど自分も「ひとやすみ」中に読んだので、社会の暗黙の了解に振り回されたりなんにでも白黒つけてしまうことなど思い当たることがたくさんあり、登場人物たちのようにすこし肩の力を抜いてみようと思えました。早くも遅くもなく、30代のこのタイミングで読めてよかったと思う作品でした。
1投稿日: 2024.11.21
powered by ブクログ殺伐とした社会の中で日々生きづらさを感じている、4人の女性たち。 そして、彼女たちの心の拠り所となる「おひとり様専用カフェ」喫茶ドードー。 独特で変わった名前のメニューには店主の和やかなトリックが仕掛けられていて、メニューの本当の意味を知った時、心穏やかな気持ちになります。 私も自分は何のために…って思うことがあるけど、そういう日々の隙間に穏やかな気持ちになれる"束の間の休息"が必要かもしれないと思いました。 第一弾と第二弾も読んでみたいです。
2投稿日: 2024.11.21
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喫茶ドードーもしばしのお休み 寂しいけれど、そろりさんにもお休みは必要 お料理ごとの章だから、登場人物が複数名出てくるのは仕方のないことだけれど、1章1人だったら、また違う感じになるんだろうな、と思った 単に私が1章ひとりの方が、気持ちの揺らぎが途切れず読めるから好きなだけなんですけど(^○^)
1投稿日: 2024.11.20
powered by ブクログ働く女性の展覧会かと思うぐらい、 いろんなパターンの、 でも、あるあるなパターンの 女性たちが登場しましたな。 結局、自分を救うのは最後は自分なんだな。 ただ、その背中を押してくれる場所があれば 最高に幸せなんだと思う。
1投稿日: 2024.11.18
powered by ブクログやはり喫茶ドードーは読んでいると癒される! 悩みを抱えた人たちがドードーに来てヒントをもらい1歩を踏み出したり、気持ちの整理をしたりする。悩みは人それそれだけれど、現在誰かが感じているだろう事で、悩みに共感する。 今回は今までとは違った物語の進み方だったが良かった。何処かで影響を与えあえ皆生きているのだ。 一息つく、休むことも必要!
1投稿日: 2024.11.17
powered by ブクログおひとりさまカフェ、喫茶ドードーシリーズ第3弾。 都会の中にある森のようなところにひっそりと佇むカフェ。今回はみどり、みはる、みなこ、みれい、そして睦子さんそれぞれのもやもやしたり、行き詰まったり、イライラしたり、共感できるしでも、どうしようもなくて…そんな話。 そんな悩みをもった人が惹きつけられるように集まる喫茶ドードー。やっぱりこのシリーズ大好きです。私も疲れたらひとやすみしたりして、乗り越えていきたいと思いました。
11投稿日: 2024.11.17
powered by ブクログここまでの話をベースに今の暮らしのモヤモヤやSNSへの関わりなど少し苦しくてほろ苦い気持ちになった第3弾。久しぶりの読書は溜めていたこの本をと決めていた。思ったよりもモヤっとしてしまい今までスッキリしてきた気持ちよりたくさん考えさせられた。本当に様々な事が良し悪しだよなぁと。それでも自分を大切にしつつ、少しでも心が自由になれるよう進んで行くんだ!と鼓舞してもらえるお話だった。このシリーズはやはり好きだ。
1投稿日: 2024.11.11
powered by ブクログ今の世の中で関わる自分の生き方とか幸せってなんだろうって考えさせられた。ここにでてくる4人の女性たちの考え方、睦子さんやそろりさんの考え方、共感できるものが多かった。おやすみなのかな?
5投稿日: 2024.11.02
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久しぶりに読んで、そろりってこんな人だったーと思い出しながら読んだ。 今回も悩みを持った人がカフェに訪れる。ズバリそろりが悩みを解決する訳ではないが、おすすめメニューのタイトルから、それぞれヒントを得て自分なりの解決策を見つけていく。 でもこの頃の「喫茶ドードー」は満席になる事も多く、喜ばしい事だけど当のそろりは落ち着かない。そんなそろりはある決断をする。 これは次回作があるのか?
1投稿日: 2024.10.20
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いつものような物語に癒される。近所にこんなカフェがあればいいのにとも思うけれども、こういうお店ってなかなか見つからないのですよね、
30投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログ喫茶ドードーというカフェに出入りする様々な客を一人ひとりフォーカスして展開されるお話です。 一つの場所を中心に、そこに関わる人を描いた小説はよくありがちな設定ですが、それぞれの登場人物が各々の生活圏で感じる違和感や居心地の悪さが丁寧に言語化されていて惹き込まれます。 そんな疲れた心をほぐしてくれる喫茶ドードーでのひと時はこちらもほっとさせられます。 第1、2弾は読んだことがないのですが是非読もうと思います。
1投稿日: 2024.10.19
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シリーズ第3弾。いろいろな悩みを、もつ人たちの背中をほんの少し押すようなお話が何篇か収録されている。 これでこのお話は終わりなのかな?と思うようなラスト。たまに心を落ち着けたいようなときに読みたくなるような一冊だった。
1投稿日: 2024.10.16
powered by ブクログ前半は人物達の生き辛さ、悩みが語られ重く、そろりの店もやりづらそうな営業状態。各話毎に解決していかない悩みが新しく感じられた。 睦子の若者に嫉妬している、感情に共感する。 今の世の中にアップデート出来ず、若者の作り出すものが分からずについていけない、そんな文化を敬遠しがちな自分を再認識してしまう。情けない。 実那子がでていたブレスト会議のおじさん達の時代錯誤な意見にも同様に憤りを感じた。もう一段階上の世代はまだこんな考えが多いのか。大半がそうではないだろうけど。 今の時勢の世知辛しさを代弁としてくれた女性達に共感しつつも、ドードーや職場での出会いで前向きに歩んでいく様に一緒に頑張ろうという気持ちが持てた。 この巻で完結なんかな?終わる理由も無理矢理感がなくて納得できるが残念だ。
12投稿日: 2024.10.15
powered by ブクログ各話ごとに主人公が決まっている過去2作品と異なって、主人公?が並行して話が進むため、最初は読みづらかった。映像化向きかも。
1投稿日: 2024.10.14
powered by ブクログメニューのネーミングがユニークな喫茶店。 その意味を知った時なるほど、、と納得。 読みやすい心温まる小説でした。
1投稿日: 2024.10.14
powered by ブクログ前二作が好きでこちらも購入。今までと少し構成が変わっていて、群像劇のような形式をとっていました。ほっと一息、と読むには複雑な気がして、今までの構成の方が好みだったかなと感じています。
1投稿日: 2024.10.12
powered by ブクログおひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」に訪れるお客さんは、さまざまな悩みを抱えている。 ひとりになって考えたいとき、心を休めたいときに訪れると「悩みに効くメニュー」がそっと背中を押してくれ、ふわりとした感覚で答えが見つかるようになる。 連作短編集のシリーズ第3弾。 美味しそうで優しいネーミングのメニューがずらりと…。 第1話 霧の中にあるパイ包み焼き 第2話 やりきれない気持ちに蓋をするカスタードプリン 第3話 白黒つけないケークサレ 第4話 下がった気持ちが浮上するのを待つお茶漬け 第5話 ひとやすみのミートドリア 翠は、正社員として働いていた飲食店が閉店して職を失ったと同時期に離婚をして再就職しようとしている。 アパレル業界で働く美玲は、フリーの販売員と自分を比べて嫉妬していた。 保険会社に勤める実那子は、きっちりとした性格で何かと白黒つけてしまいがちだ。 三晴は、母から引き継いだベーカリーのお店をひとりでするようになったが、店舗の契約期限が間近で移転先を探さなければならなかった。 4人のそれぞれの思いは、もやもやとしていたのだが、少しずついい方向に向かっていくのがわかる。 何が決めてになったのか… ひとやすみすればわかるのかも。 実那子の顧客の言葉で、「人生が続くからこそ、さっぱりと生きたい。」に共感。
72投稿日: 2024.10.08
powered by ブクログ仕事で疲れてる人向け。 店主のそろりさんの美味しいそうな料理と言葉にほっとする。読んでて自分にとっての「幸せ」とは?を考えさせられる。 面白いところは、いつも最後にそろりさんが最後に良い言葉とアイテムをくれるのだが、アイテムの方はいつもいらないと断られてしまうw
3投稿日: 2024.10.03
powered by ブクログいつもは短編数本のこのシリーズですが、今回は一続きの物語ですね 色んな悩みを持つ人が最後は解決するのは変わりませんけど、今回は悩みの部分が割と長め? なんとなくこのシリーズはここでおしまい的な表現が最後されていたのでこれが最終巻?
1投稿日: 2024.10.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前2作とは構成が異なり、最後まで読んで全員の行く末が分かる構成。 この本のゆっくりした雰囲気を楽しむには前までの構成の方が良かった。 少し読む期間が空いても楽しめる、自分のペースで読むことを楽しめた方が良かった。 悩みの根っこの部分が何なのか、そのヒントを与えるようなお店の雰囲気とそろりさんと料理。 シリーズ通して自分の中の表せないけど、何か心にあるものに気づかせてくれて感謝。
4投稿日: 2024.09.30
powered by ブクログ今までは章により、主人公が分かれていましたが、今回は色々な章に何人ものお話があり、以前より少しモヤモヤしながら、読み進める感じでした。章ごとにある程度、話が完結するタイプの方が好きだな、と感じました。
2投稿日: 2024.09.26
powered by ブクログ行動に制限のあったあの頃のことを少し忘れかけている今日この頃。 おひとりさま専用の不思議なカフェ喫茶ドードーは、今も続いているようです。 店主そろりの風貌と身のこなし、本日のおすすめメニューは相変わらずで、その飾らない雰囲気に気分が和らぎます。 悩みを抱えた4人の女性たちがこの喫茶ドードーを訪れ、つまづきながらも自分で答えを見つけ出していきます。 時代が急速に進む中で、一方向だけを見ていてはわからないことがある。 そして、全ての価値観に歩み寄るのは難しい。 疲れたときはひとやすみして、視点を変えてみるのもいいものです。 人生は、休んだり前進したりの繰り返しなんですよね。 70歳を過ぎた現役テキスタイルデザイナーの磯貝睦子さんと、店主そろりのやり取りがとても好きです。 落ち込んだ時に励ましてくれる、こんな素敵な空間が本当にあったらいいなと思います。
41投稿日: 2024.09.25
powered by ブクログシリーズ3作目。 1話に複数人の女性が登場。 社会に生きていくうえで感じる「生きづらさ」「葛藤」「多様性」。 時代の流れで変化や時間が早く、追いつけない部分もあるご時世。 それはリアルに生きてる自分も思うことも。 このシリーズ、最初はコロナ禍時代から始まっているのだけど、今回はアフターコロナ。人の出入りも緩和されお店もSNSで広がってお客さんも来店する度合いも増えてる印象で、そろりさんもきっとお休みをしたいって思っていたのかな。 今回はなんとなく忙しなさも感じてしまった…。 読み終わったあと無理して追いつけなくてもいいじゃん? 自分のペースで行っても構わないんだから。 白黒つけずに、自分が感じた答えでも良いわけだし…。 そうっと背中に、そろりさんが声をかけてくれたような気がしました。
7投稿日: 2024.09.23
powered by ブクログ前ニ作とは違って、一話中に悩みを抱えた女性が複数登場する。 そろりさんも自分の進む道に迷っていて、シリーズの区切りになる一冊。 悩みを解きほぐすメニューと、お店を優しく見守るドードーの語りが優しい雰囲気を醸し出している。
0投稿日: 2024.09.20
powered by ブクログ64歳パートをしています。昨年の春に鬱病になり心療内科のお世話になりながらなんとかパートを続けています。喫茶ドードーがあったら心が癒されるだろうなと思いました。穏やかに日々を過ごしたいと思ってますが、心を乱されることが沢山あります。穏やかに過ごす為には心身ともに健康でいたいです。私の喫茶ドードーは読書もその一つです。心を癒す喫茶ドードーを更に探します。
6投稿日: 2024.09.14
powered by ブクログ喫茶ドードーシリーズの最新刊。 今までは明確にコロナ禍でのお話が描かれていましたが、それが明けた世界。 つまりは、今の世界が描かれているように感じました。 コロナ禍ではそこまで浮き彫りにならなかった、 多様性という名の「窮屈」に惑わされる登場人物たち。 それぞれが悩みを抱えながら、 喫茶ドードーと関わる中で糸口を見つけていく…。 第5話からエピローグを読んでいて、うるうるが止まりませんでした。
1投稿日: 2024.09.12
powered by ブクログシリーズ3作目。 今回はいつもの1話に1人の短編ではなく、1話に複数の人物が登場。 そのせいで、前半はやや混乱してしまった。 (登場人物が多く、メインがころころ変わるとついていけないタイプのよう) そして、みんなお疲れでお悩みが強めな印象。 そんなお客さんたちに、喫茶ドードーは的確なメニューでそっと寄り添ってくれるところはいつも通り。でも、お店での描写が少なめだったのが残念。 1、2作目の方が好きだったなぁ。
35投稿日: 2024.09.06
powered by ブクログ2024年52冊目 「勝ち負けや正解ではなく、結果的に楽しめたらいいのですよね」 正解や正しさをつい求めがちな自分にとってハッとする言葉だった。 「まずは自分を機嫌よくすることだ」 肩の力を抜いて、ゆっくり、そして楽しんで過ごせそうな気持ちになれた一冊。
0投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログおひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」には、 さまざまなお客さんが訪れる。彼女たちは、店主の 作る「あなたの悩みに効くメニュー」にそっと背中を 押され、自分の力で悩みに答えを見つけていき…。
1投稿日: 2024.08.30
powered by ブクログ女性たちは世の中で生きづらく、色々とある中で息抜きを、おひとり様専用のそろりさんがいる喫茶店の料理で癒され、行き詰まったヒントをもらいひとやすみ。ひとりで幸せなひととき。がんばっている人の居場所「喫茶ドードー」。そんな場所があるって素敵だとおもう。
31投稿日: 2024.08.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回は、みんなお疲れモードで、少し暗い話でした。 そして、一話完結ではなく、連続して話が続いていきました。 確かに、みんな疲れてるよねー。私も仕事と家事と子育てと、で休む時間というか、自由時間すらない。1ヶ月、いや1週間、いや丸一日でいいから休みたいー! みんな自分の生き方を見つけて、前に進んで行った。 お客さんを元気づけるそろりさん自身も当事者だったとは。 休んでいい。 楽していい。 自分の機嫌は自分で取る。 がんじがらめにしているのは、社会でもなく環境でもなく、全て自分自身の思い込み。
1投稿日: 2024.08.27
powered by ブクログ今回も、喫茶ドードーでは、店主のそろりさんが心を癒す料理でもてなしてくれます。 生きづらさを感じている4人の女性が、ひとやすみできる場所。喫茶ドードーは、彼女たちにとって大切な場所です。「おひとり様専用カフェ」というコンセプトも良い。
56投稿日: 2024.08.26
powered by ブクログこれまでの2冊はひとつのエピソードにひとり、という構成だったのが、今回はまるでお店をとりまく状況を象徴するかのように、ひとつのエピソードに全員が入れ替り立ち替り登場するスタイル。 そこでまずおや?と感じたのですが、そろりさんが出した結論とタイトルに、あぁやっぱりと思いました。 正体不明からスタートしたコロナ禍から、様々な制約が緩和され新しいフェーズとなった今の世の中、その中で思い悩むおひとりさまの心によりそってくれた喫茶ドードーとそろりさん。 このシリーズもひと区切りかな? 続くのも続かないのも、それもまた喫茶ドードー。
0投稿日: 2024.08.15
