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多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織
多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織
マシュー・サイド/ディスカヴァー・トゥエンティワン
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総合評価

173件)
4.2
69
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1
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    多様性がある組織の柔軟な強さについて書かれている。 多様性は大事だけど、組織としての統制は取りづらい。でもそもそも、統制や統率って必要ないところでも多様性は無碍にされてきたような? いろんな視点からの意見を聞ける組織環境と、そこで間違わない判断を下す倫理的なファシリテーター的リーダーが、現代における一つの理想なのかもしれない。

    7
    投稿日: 2025.10.03
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    2025年9月 現実問題として多様な社会において、多様でない組織は問題解決できるのか、といえば否だろう。 多様でない組織は現実の多様な社会を見ない、見ていないから多様性が存在しないものとして物事を考える。 会社の問題についても共通することがあり、読んでいる間中胸が痛かった。 「たいていの会議が機能不全に陥っていることがわかる。参加者の多くは発言をせず、地位の格差で方向性が決まる。みな自分の言いたいことを言わず、リーダーが聞きたいであろうことを言う。その結果、重要な情報を共有し損なう。」

    1
    投稿日: 2025.09.14
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    人は知らずのうちに多様性を軽視している。 自分の知る社会という枠組みの中に生きてるうちに、さまざまな情報などから固定観念の中であらゆるものを判断している。 世界は広く、色々な人々が色々な経験して年を重ねている。 多くの多様性を自らに取り入れることで、物事を多角的に判断する引き出しになり、心を豊かにする手段になることを考えさせられた。 様々な角度から多様性について述べられており、難しい内容であったが、興味深く読み進めることができた。

    1
    投稿日: 2025.08.10
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    多様性の有用性が論理的にかつ具体的に記述された秀逸な書籍と思われる。 ただし、かつての日本のように均一さが有用性を発揮した時代を説明することもあっても良かったのではないかとの読後感が残る。 結局、多様性も時代を反映する事象であり、例えば戦後の日本のようにまったく余裕のない時代には多様性は却って逆効果ということもありうるのではないか?

    0
    投稿日: 2025.08.07
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    〇〇ファーストが尊ばれている今日この頃、いかがお過ごしですか? らしさが穢され、排他的になっているなっているのかもしれませんね♡ 本来私たちは多様性を自然と吸収できる稀有な存在だったような気がしませんか?

    0
    投稿日: 2025.07.25
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    多様性は大事だ。そんなことわかっている。 でもどうして?私は明確な答えを出せないでいた。 本書では一歩踏み込んで、なぜ多様性が大事なのか、その理由を豊富な事例とともに科学的に描き出している。 ”真の多様性”とその計り知れない影響力を知りたい方にはおすすめの一冊となっている。

    1
    投稿日: 2025.07.20
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    多様性がすべてだ。様々な異見をもった人が集まり、柔軟に伝え、学ぶ。その集合知が組織を活性化し、進化する。属人化は組織を滅ぼし、人類を滅ぼす。

    0
    投稿日: 2025.07.14
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    日頃思っていたり、考えていたりすることが、わかりやすくまとめられ、説明されていたので、めっちゃ腹落ち。 単に、“色んな人が居ると、世界が広がるよ”という話では無かった。 エコーチェンバー効果なんて、いま世界で起きている分断そのもの。

    1
    投稿日: 2025.06.21
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    実例として挙げられたストーリーが面白い。多様性と言っても外見やバックボーンだけでなく、考え方の多様性もあることに気づかさせてくれた。

    1
    投稿日: 2025.06.17
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    多様性が組織にどれだけのメリットをもたらすのか、CIAやエベレスト登山隊、キャリケース開発秘話を元に、ストーリーとして読みやすく解説してくれる。 Tipsを纏めると、 ①マネジメント(リーダー)が形成するヒエラルキーには2種類ある。支配によって強制的に形成するものと、まわりから尊敬を集めることによって形成するもの。力を誇示するのではなく、自らの行動と知恵を示すことが大事 ②「ブレインライティング」各自のアイデアをカードなどの紙に書き出し、全員に見えるように壁に貼って投票する。意見を言うチャンスが全員にある。チーム全員の脳から生み出すアイデアにあs九セスできる。ルールは誰のアイデアか書かないこと。その後、誰かの案を組み合わせたりしながらアイデアを膨らますブレインストーミング。この2段階で相当なアイデアリングが出来る。

    1
    投稿日: 2025.05.30
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    エコーチェンバー現象 多様性の優位性 頭の良さより社交性、情報交換、コミュニケーション、議論の重要性 平均値に囚われた個人に則さない結果 ・無意識のバイアスを取り除く、認知の多様性を広げる ・若い世代の意見を聞く、陰の理事会 ・ギバー、人に価値を与える姿勢 多様な意見を取り入れる

    0
    投稿日: 2025.05.09
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    オーディブルにて。 「失敗の科学」が面白かったのでこちらも読んでみた。 マイノリティのことを「反逆者のアイディア」と呼び、多様性が生むビジネスアイディアの発展や、生物学的に種の生き残りの可能性を高めるために多様性があると言う。 多様性の例はCIAから白人至上主義者などとてもユニークで、短編小説のように読みものとしても楽しい。

    6
    投稿日: 2025.04.30
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    「多様性」には価値がある。 そのことを大量の事例とともに示してくれる本。 911のテロを未然に防ぐには 多様性が必要だったのかもしれない。 メンバーの多様性を意識しながら組織運営することの 大切さを教えてもらった。良書だと思う。

    5
    投稿日: 2025.04.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    多様性がある集団は複雑な問題の解決という点において、そうでない集団と比較し優秀であるという話。 多様性のある集団において大切なこと、または多様性を阻害することを1つ1つポイントを挙げて説明している。ヒエラルキー、エコーチェンバー現象がそれにあたる。 過去にあった事件、事故を経時的に説明しながら、合間にそれに関する解説や科学的なエビデンスを示しながら進むため、決して飽きることなくヒリヒリしながら内容がすんなり理解できる。 自分としては、知性のない?人間は同一化していくという点と、エコーチェンバー現象が刺さった。 自分は、人の話を聞くとすぐその意見と同化してしまうクセがある。自分というものがないのかな、と自分で情けなく思う所だ。 またエコーチェンバー現象は今のネット社会の問題点である。アルゴリズムによる関連動画や関連商品、関連情報に囲まれて、自分自身も息苦しさのような閉塞感を感じていた所だったので、何ともリアリティーを感じる点だった。ネット社会では無意識に自分にとって好ましい情報しか入らなくなってしまう。この状況は、もうとにかく自分がいろんな分野やいろんな方向からの意見を意識的に収集していくしかないのかな。 これからの自分の実生活につながると感じた点は、3点。まずは耳の痛い反対意見(反逆者の意見)もじっくり聞くこと。2つ目はヒエラルキーや閉塞感を生み出してしまうような人間関係にならないようにすること。3つ目は多様性のある集団の一員になれるように、自分自身、エキスパートとしての価値観を磨くこと。 総じて学びの多い本だった。どんな人にもおすすめでき、読み返したいと思える良書。

    1
    投稿日: 2025.03.22
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    2023 茨城県立医療大学/保健医療学部/看護 理学療法 作業療法 放射線技術科学 前期 2023 岡山大学/教育学部/養護教諭養成 前期 2023 群馬大学 情報学部 情報学科 後期 2023 琉球大学 国際地域創造学部/国際地域創造/昼間主 夜間主 論理的思考系後期 

    0
    投稿日: 2025.03.13
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    多様性と叫ばれている昨今ではあるが、 アンチパターンから学ぶことが多かった。 そして裏打ちもあるのでわかりやすい。 外国書籍でしたが、とても読みやすかった。

    1
    投稿日: 2025.02.23
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    作者は「オックスフォード哲学政治経済を主席卒業、卓球全米王者4度、五輪出場2度、主要メディアでリポーターやコメンテーターを務めるタイムズのコラムニスト」だそうです。わぉ。 9.11CIA、英国人頭税、暗号解読、コックピット、エベレスト登頂チーム、ジョブスの動線、白人至上主義、フラットGoogle、ダイエット、スーツケースの車輪などなど、多くの人に分かりやすい例をあげながら「多様性を失うことがいかに危険か」を展開していく。 お勉強は出来るけど学者さん(まではいかない)ではない物書きが書いたっぽい特有の読みやすさがいいですね。各種実験も絶妙な切り貼り具合といいますか。 褒めてますよ。 人間は(というか同じ目の構造を持っている生物は全て)物理的にも盲点を持っているわけで、それは思考においてもまぁ同じような感じなんですよね。優秀な人たちを集めても思考の盲点が重なるだけで補完出来ないし、その穴は存在すら認識されないと。ただだからといって多様ならなんでもいいというわけではなく「優秀」でなければならないと。まぁここがむずい。 2章では「多様性大事だけどバカはダメ」 7章では「優秀で多様な」とある。 最後の最後に挙げられた例にあるように女性だから、黒人だからとの理由で採用から外されるべきではない。能力をフラットに評価して、とはいうものの、その「能力」の物差しがね。 でもおもろいですね。 (いつものように)主題とは離れますが、ヒエラルキーは人間の出現よりもずっと前にあった、序列の中で暮らすように出来ている、だからヒエラルキーから逃れられないし無いと具合悪いってのがいいですね。グーグルのフラット人事が例にあがってましたでしょうか。責任者がいないことで責任の所在が不明ってのは、逆に全員が無責任なリーダーにもなりえるような。「船頭多くして船山に登る」みたいな?ヒエラルキーがないことは不要なリーダーがたくさんいるのに一周回って近くなる。 あとはこの原始的なヒエラルキー、声の聞こえない状態で部屋の外から眺めていても誰がリーダーか分かるとする実験も話されている。多様性とは関係なくなっちゃうかもだけどここも納得。 ボディランゲージの重要性というよりは、ボディランゲージこそが「ことば」なのでは。話すことや書くことと並列ではなくこの上に2つ建ってるよね。 同じようなスペックでチーム組んで課題に取り組ませる、例え結果が多様性チームに劣っていたとしても途中の議論に好印象を持ったままだし間違っていてもあまり気にしていないってのも納得の実験ですねぇ。 ジョブスの例だったと思いますが「寄り道」「気晴らし」の重要性も納得。睡眠時間がマストなのは別次元の絶対真実だとしても、ちょっとした休憩なんかも。働きアリだってサボってたり仲間と全然違う道に行く奴がいるからこその効率向上(近道発見)ですしね。ただそういうのを言い訳にしてタバコ休憩とかに行かれるとこいつん家のベッドに濡れたタバコの吸い殻が20本あればいいのにとは思います。思うだけですよ。 ダイエットの章はそりゃそうかもと思うものの実験の精度というか条件が少し気になる。 フィルターバブルとエコーチェンバー。 あー。これって勧誘やってる宗教団体がそうですよねぇ。うまく騙 じゃなくて 迷える子羊を真実の道に導くことができればそれはそれでラッキー じゃなくて 救済だし、多くの場合のように失敗してもそこで聞かされた反対意見や拒絶すらも自説の強化に使われる(更に先輩から手厚くカバーされることで教団への忠誠心、依存も強化される的な) ねぇ。 こないだ読んだ「一神教VS多神教」がおもろすぎてまだ引きずってんですよね。 多様性、大事よ。うん。 でも一神教への信仰を自我の大きな大きな支えにしてる人達が話す多様性が厚みを持つことは可能なのかしら。もしくはどれほど厚く見えてもすぐに剥がれちゃうような。 SDGsよりはマシでしょうけど。 文章も上手で取り上げられる事件や実験もおもろいので350ページすぐ読めます。 主題の「多様性」「反逆者の意見」「集合知」も納得オブ納得。 長くておもろい新聞のコラムかウェブ記事。 地方の空港でしか売ってない有名なお土産お菓子を食べた時のような満足感。 褒めてます。 マジで私にはちょうどいいレベルでした。

    7
    投稿日: 2025.02.19
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    組織に多様性が必要となる理由が多数の事例と根拠を持って示している。集合知は個人知を上回る。内容としては失敗の科学の方が面白かったように思う。

    7
    投稿日: 2025.02.02
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    海外本にありがちな読みにくさなく、さらっと読めた。 いろんな事例を通じて多様性の重要さを説く1冊。同質性高く9.11を防げなかったCIAの組織、フィルターバブルよりたちの悪いエコーチェンバー現象(反対意見を知っても考慮せず自分の信じる意見により傾倒していくなど)、平均値のトラップなど。 会社やSNSであるあるなことが解説されていた。

    2
    投稿日: 2025.01.27
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    事例を紹介しながら組織においてなぜ多様性が必要なのかを解説している一冊。エコーチェンバーとフィルターバブルという聞いたことはあるキーワードだが、それについて深掘りしたことがなかったため、本書を読み進めることで理解を深めることが出来てよかった。事例の部分は詳細に読みきれてないため、また精読する。

    2
    投稿日: 2025.01.20
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    「多様性は大事だ」とよく言われるけど、この本はその理由をめちゃくちゃに楽しく、分かりやすく説明してくれた。例えば、女性役員や女性議員を増やすことがなぜ重要なのか、具体的な理由を知ることで、より多くの人が理解を深めるきっかけになると思う。 また、自分の考えも無意識のうちに組織の中で染まってしまうことがあるので、意識的に多様性を取り入れなければ、正しい判断をし続けることは難しいと感じた。

    2
    投稿日: 2024.12.18
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    『多様性』を大切にと叫ばれる昨今、それを少し、間違えたり、勘違いしたり、利用したり、いきすぎじゃないかなぁと思ってしまう場面に出くわすと、なんだかやりにくい世の中になってるなぁと思わなくもない。個人的な意見ですが。 気を取りなおして、本書はそういうことではなくて多様性を失うといかに盲点を生んだり画一的になりがちかを様々な例で教えてくれます。 たとえば、CIAと9.11テロから始まり会社でのヒエラルキーや人事、会議の意味、動物社会まであらゆることが多様性を欠くとろくなことにならないそう。 そしてその多様性と一口にいっても人種などの違いなどの人口統計学的多様性、 考え方や見方などの違いからくる認知的多様性などがあったり。 ただ、なんでもかんでも多様性が成功のカギではないこと、ヒエラルキーももちろん有用であること、そういうことも含めて様々な科学的な検証はもちろん、身近なネットやスマホの例など、事の大小にかかわらず示した著書でわかりやすかった。 同著者の『失敗の科学』がためになったのでこちらも拝読しましたが良書だと感じました。

    16
    投稿日: 2024.12.11
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    多様性の時代と言われているし実感もしているが、その実「なぜ多様性が大事なのか」がピンと来てなかったこともあり本書を手に取った。端的に言うと多様性があることで集合知が強いということであり、数々の実例は知らない話も多く読み物としても大変面白かった。 エベレストの事故…失敗も支配的ヒエラルキーに一因があったという例は痛ましいと思ったし、自分の仕事でも支配的上司に従属的になってるなということを自覚できた。尊敬的ヒエラルキーが良いというのも実感として分かり、各人の個性はそのまま自然発生的な尊敬であれば組織として1番良い状態になるのだろう。 反対意見を自分の意見の正当化に繋げるエコーチェンバーに気をつけないと、とかダイエットやコクピットの設計で平均値を参考にすると失敗するなど、学びが多い一冊だった。

    5
    投稿日: 2024.11.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ためになった! 個々の天才を作るよりコミュニケーションを活かしたネットワーキングで集団脳を作る、そのためにはいろんな意見や考えを尊重する民主主義が重要だと理解した。

    1
    投稿日: 2024.11.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    多様性とは何なのか。我々の直感はあてにならない。多様性を真に理解したいなら必ず読むべき。 画一的な集団。これが集団的な知性として考えると低くなる。 多様な人を入れると最初は相互理解に手間取る。一方、画一的な集団では見られない、発想も得られる。 しかし、多様性があれば良いという訳ではない。求められるドメインに対しては多様。かつそのドメインに合致しない人をあえて入れる必要はない。とは言えこの判断は難しい。なぜならば、画一的な集団に属していれば、ドメインを狭く定義しかねないからだ。 不均等なコミュニケーション。これはその集団にヒエラルキーがある場合だ。階級が下のものは発言しなくなる。軍隊的な統制が必要な場面は確かに多い。しかし、不測の事態。特に階級が上の者。決定者に知識や情報が十分に集まらない場合。最悪は死等の悲劇となる。状況が生存に関わらないのであれば、延々と続く。そんな組織や集団もゴロゴロしているのであろう。 イノベーションは無視されやすい。実は解決方法は意外に提示されている。イノベーションがイノベーション足り得るのは、誰もその良さに気が付かないから。気づきが重要なのである。しかし、ヒエラルキーがある場合と同様なことになる。また、ビジネス上の成功者であれは、その価値基準から外れているものの有用性に気づくはずもない。 イノベーションは同時多発的に起こる。一人の天才が生む訳では無い。過去の積み重ねが気付きを与える。エジソンが凄いのはたまたま気付くのが早かった。たくさんの試行錯誤を誰よりも多くやったから。現に周りには相当の競合他社が実際にはいたのだ。 エコーチャンバーとフイルターバブル。これはちょっとした違いがある。しかし、そこで起こることには雲泥の差がある。フイルターバブルは関係ないことがほぼ入らない。エコーチャンバーにはある集団の声が増幅される。しかし、たまに反対意見も入ってくる。その時にその反対意見に対し、過激な闘争心を燃やして対抗してしまう。これにより、悪意が増し対立が増してしまう。 ダイエットや食事療法。ここに平均値を持ってくるとよろしくない。やせるはずのことが真逆になる可能性がある。ある食物に対する身体の反応。そこには差がある。あるダイエット法がある。それはある人には血糖値を安定させる。一方、別の人だと血糖値スパイクを生じさせる。平均をとり、それに合わせるは危険ですらある。また、ダイエット本に正解はなく、別の語り口の本がどんどんでてくる。書籍の中で語られることの多くが真逆の効果を出していればそうなる。 日常で多様性を取り込むには3つのことが重要だ。 ・無意識のバイアスを取り除く。気づく ・影の理事会、若い人の意見を取り入れる ・与える姿勢、テイカーではなくギバーになる 自分の方法論がうまくいく理由。それはある種の偏りがあるからではないのか。その集団の逆を提示する。それだけで改善した気になれる。そこに留意した思考や行動が必要だ。

    0
    投稿日: 2024.11.17
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    CIA 採用されるのは最高の人材だが、ほとんどが同じ特徴を、持つ人物だった アリストテレス 全体は部分の総和に勝る 認知的多様性 成功戦略としての多様性 ギリシア文化 居心地の良さが知の追求にもたらす危険性を唱えている 人間の心はヒエラルキーに多大な影響を受ける それが生死に関わる状況でも 尊敬型ヒエラルキー(人間の固有) 支配型ヒエラルキー いずれもテクニック 意見と地位は区別して考える 代償調整 不安定な時代はヒエラルキーを取り戻そうとする=独裁者が支持される 第三者視点を取り込む手法として、前提を逆転させて考えてみる 女性の権利を狭めたことは、男性の創造性を劇的に下げた エコーチェンバー 同じ意見の人とだけ情報交換し、よりその思いを強める現象 多様性が必要、と言われるけどそれがなんでか科学的なエピソードとともに解説してる本。 複数の視点で問題を解決するには多様性が必要。 ギバーのほうが、社会性を得られるて多様な意見(反逆者の意見)を、ゲットできる

    0
    投稿日: 2024.10.27
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    多様性の意味、価値、そして多様な価値観の存在に対する理解と見識がなければ、組織、社会が失墜する。9.11の実行犯が航空会社のパイロット養成校に入っていて、その不自然さを察知していながら、その背景にある多様な社会像まで推察出来なかったことが、9.11を引き起こしてしまったとの反省からスタートしている。 また、多様な価値や価値観が融合することの価値を知っていたスティーブ・ジョブズが社員同士の交流や接点にも配慮してオフィス設計にも気を配っていたエピソードにも感銘した。

    1
    投稿日: 2024.10.20
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    創造的で反逆的な集団が組織変革には必要なのはわかったが、硬直的なトップダウン型組織でどうしたらそういう集団を作れるか実践的には難問だね。

    1
    投稿日: 2024.10.05
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    なかなか難しい内容で理解出来たかどうかは微妙。似たような境遇の集まりは同じ思考回路になりがち、いろんな考えややり方があってよし。って捉え方であってるのかな?

    3
    投稿日: 2024.09.21
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    「多様性」という漠然とした言葉をもっと定義したいと思って読む。筆者の説明がすっと腑に落ちたのは、的確で興味を持たせる題材をいくつも挙げて説明しているから。イノベーションを起こすには社交性が必要なことや、人類の進化に集合知が脈々と受け継がれてきた事にちょっと感動した。 無意識のバイアスを取り除き、自分と違う考え方や行動に触れる価値を大切にしたい。 面白くて一気読みした。

    0
    投稿日: 2024.09.16
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    エコーチェンバー効果の意味を誤解していた。 自分と同じ意見ばかり見ていることが独自の思想を深めることになると思っていたけど、 異なった意見に触れたうえで、その信頼性を落としめていることが、より思想を先鋭化させていくのだということ 今のSNSの状況を的確に言い当てていると思った

    0
    投稿日: 2024.09.14
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    多様性が重要と言われている昨今、本当の多様性とは何なのか?なぜ多様性を重視する必要があるのかが分かるような内容でとても良かった。様々な事例があり説得力のある内容だった。

    1
    投稿日: 2024.08.24
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    勉強になった。自分がいる今の組織も多様性を欠いていないかなと感じた。多様性という言葉が意味する事、意図する事、もたらす利益など、しっかり理解した上でこの考え方を活用していきたい。

    1
    投稿日: 2024.07.12
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    学びが多いのでメモ CIAは偏った集団だったため(白人、男性、高IQ 等)同時多発テロを見付けなかった。イスラムの文化への理解不足等。多様な人材がいることによって気づけない視点がある。 サッカー英国代表の立て直しプロジェクトに畑違いのメンバーが集められた。 人が他の動物よりも優れているのは社会的学習能力 ラグビー専門は選手の選抜方法 自転車ロードレース専門家からは食事と運動の改善 陸軍士官 不屈の精神 IT起業家 組織に革新をもたらす秘訣 教育専門家 抽象的なアイデアを具現化する 見逃していた弱点に気づける 学問的知識よりも人の話をよく聞く、好奇心旺盛、探究心にもあふれている集団でいいイノベーションが生まれた。誰もが自由に意見を出せる、適切な環境に人を集めることができれば驚くような結果を出せる。 コールセンターの離職率の事例 精神的にしなやかな人、フットワークが軽い人、 特定の枠組みから抜け出せる人、第三者のマインドセットを持っている人は現状に甘んじることなく、柔軟に問題を解決していく力がある。

    0
    投稿日: 2024.05.11
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    組織、コミュニティにおいて「多様性」がどのような福音をもたらすか、また「多様性」が無い場合どのような不具合が発生するかを考察した本。昨今流行りのテーマでもあり、興味深かった。 メリットとしては ・多様性による思考範囲の拡大 ・アイデアの組み合わせで生まれるイノベーション ・組み合わせを発生させるコミュニケーション 不具合例としては ・エコーチェンバーに伴う思考の排斥 ・標準化に伴う本質原因の見落とし あたりがトピック。 説明されると「分かる」例こそ多いが、普段生活や仕事をする上でその「分かる」を通して世界を見れているかを考えるとなかなかに難しい。 多様性の取り入れを検討する際際、そこに一時的なパフォーマンスダウンが生じることを想定してしまう。その谷を飛び越える腕力が必要だなぁと。 話としておもしろかったのは、小さなコミュニティより大きなコミュニティの方が自身と同質なメンバーを発見しやすいため、エコーチェンバーが発生する傾向があるというもの。 インターネット/SNSが「大きいコミュニティ」の最もたる例が、オリエンテーリング界隈はどちらの要素を強く持つだろうか。 『信条にそぐわない部外者に対し、その人の信頼度を貶める行為を積極的に行っている。YESであればその集団にはほぼ間違いなくエコーチェンバーが生じている』という文章には身をつまされた。 この判定基準でよくよく自身の言動を省みていきたい。 読みながら「大学入試への女子枠導入」について色々考えた。 同種のトピックでこの部分の説明はしっくり来たが、国内議論だと「この大学としてどういう姿を目指しているのか」が語られている・示されていることは少ないなと感じる。この不足は多様性に対する理解の浅さを直結しているだろう。 一方、大陸国と隔絶された島国で思考の違いを比較するのもナンセンスだし、これから課題認識を形成していけばいいのではとも思う。 また、多様性が増すと意思決定が難しくなるので、これから管理者層へと進む身としてバランスや自分のやり方は今のうちに考えておきたいなと思った。

    2
    投稿日: 2024.05.01
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    多様性とは、例えばLGBTQとか、マイノリティのマジョリティみたいな話だけでなく、さまざまなバックグラウンドや、得意分野を持つ人が集まることで視点が偏らないということ。 コックピットのパイロットはよく聞く話だが、平均値が多様性を覆い隠すことは忘れがちなので心に留めておきたい。

    0
    投稿日: 2024.04.29
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    納得感のある一冊だった。優秀な人材だけを集めても思考が偏り同様の盲点が生まれる一方で、多様性かつ自由に発言できる心理的安全性のある組織からは新しくイノベーティブな意見や発想が生まれる。 これまでは答えの方向性を先に決め、そこに擦り合わせていくようなやり方をしていた気がするが、これからは自分と違う意見を歓迎し、突飛な意見を認め、その上で合意形成された判断基準からその時点での最適解を導き出す。そうのような雰囲気づくりと組織運営のできるリーダーを目指したい。

    1
    投稿日: 2024.03.16
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    激動の時代にて多様性は欠かせない。同じ考えの人が集まれば気持ちよく仕事が出来るが盲点が出来てしまう、平均値はあくまで平均で多様性をカバーするものでは無いなど、文字通り目から鱗な情報が多く非常に勉強になった。

    1
    投稿日: 2024.03.11
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    ある宿に、この本が置いてあった。風呂上がりに読んだ。かなり読んだが、読み終えるまでの時間はなかった。結局、やっぱり読みたいからと購入した。多様性を排除したがゆえに、結果的に大きな損失を被ったという前例が詳細に書かれている。自分の行動や、自分の属する組織の行動原理を、振り返るきっかけを与えてくれる本だった。

    9
    投稿日: 2024.03.10
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    多様性が大事であることは知っていたが、多様性がないことによる弊害について多くの事例を通して理解することができた。 ITの進歩で情報が広がったはずなのに SNSでは自分の興味関心だけしか得られない個々の分断を最近強く感じる。 自分は自分の色眼鏡を通してでしか世界を見ることができないという認識を常に持ち続けること 若い層の人たちの意見を取り入れること つまりは自分とは異なる人々と接し、馴染みのない考え方や行動に触れること、が必要不可欠であることがわかった。 これはまじ良書です。

    1
    投稿日: 2024.02.24
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    多様性という言葉はビッグワードで、 それを例を挙げながら細分化していき、 わかりやすく説明しているのは理解できた。 では、自分の置かれている場所において、 多様性を意識しながら意思決定や行動出来るか? に関しては、周りの人々とそれこそ対話が必要なのではないかと思った。

    2
    投稿日: 2024.01.25
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    多様性を、偽善や慈悲ではなく、成長に欠かせない重要な要素と教えてくれた。 多様性が欠如することでの致命的なリスクも事例を元に紹介されており、とてもわかりやすかった。 自分も人に与えながら、様々な人とコミュニケーションをとれる人間でありたい。

    0
    投稿日: 2024.01.24
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    この間もやもやしたいたことが、ストンと落ちたような気がする。 自分がどうしたらいいかの方向性がなんとなく見えてきた。

    1
    投稿日: 2024.01.14
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    威圧的なリーダーの元では部下は必要な情報を開示しない(出来ない)ために惨事を引き起こす。多様性が失われクローン化してしまうため。 尊敬型ヒエラルキーの場合はヒエラルキーと多様性が両立する。 加えて訂正する力も必要かも。

    0
    投稿日: 2024.01.12
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    多様性を全くそういうことに関心がないビジネスマンなどにも面白く楽しく納得がいくようにわかってもらうにうってつけの本

    1
    投稿日: 2023.12.26
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    多様性を倫理的な観点で推奨してる風潮があるように感じる中で、倫理以外の多様性の力が的確に解説されていた。 単一の観点だけで優秀な人を集めてもうまくいかない理由、組織の中で考えが画一化される問題、SNSにおけるエコチェンバー効果など、様々な観点で生活の中で見られる誤謬が明らかにされておりとても参考になった

    1
    投稿日: 2023.12.23
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    多様性についての色んな話。どこかで昔、町中で歩いてるグループの服装が違ければ違うほど、その集団はお互いの多様性を尊重し、外見にとらわれない自分たちの中身を信頼し合っていると聞いたことがあります。それと似てるのかな。

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    投稿日: 2023.12.07
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    多様性、ダイバシティが叫ばれる今日。 でも案外、なぜ多様性が必要なのか、説明できる人は少ないのではないか。 この本は多くの事例を交えながら、その意味を教えてくれる。 納得のいく分析、解析だった。 あえてひとことでいえば、集団の盲点をなくす、だろうか。 どんな優秀な人でも知らない世界、分野がある。 そういう優秀な人を大勢集めても、その穴は埋まらない。 能力は劣っても、大勢の人が互いを補い合えば、穴は埋まる。 新たな発見が生まれる。 あのCIAが同時多発テロを読めなかったのは、 エリートメンバーが多様性に欠け、 その民族を知っていればわかるはずの彼らの兆候を見逃したから。 エベレストのデス・ゾーンでは、折角多様な人達がいて、危険に気づいても、 その意見を封じてしまうトップがいると、帰還できなくなってしまう。 意見がいえなくなる、手遅れになるのだ。 平均値の罠も恐ろしい。 やたら事故が起こる戦闘機。 隊員の体の数十のサイズの平均値を基に操縦席を作ったのに。 よくよく調べると、この平均値に全部のサイズがぴったり収まる隊員は一人もいない。 これに気づき、操縦席を調整可能なものにして、事故が減った。 多様性を無視し、平均に走ると、こういうことが起こる。 等々。 ホモサピエンスより優れた脳を持つネアンデルタール人が滅んだのは、 ホモサピエンスのように知恵を共有できなかったからという。 ・・・そう考えると、、、 今の日本、多様性のかけらもない。 国会は女性がほとんどいない。 世襲議員と偏差値エリート官僚崩ればかり。 先日の国葬、とやらも年取った男が大半。 こんな連中に日本をいい方向に持っていけるはずがない。 少子化を止めることができるはずがない。 今は女性の時代なのだ。 選挙の仕組みを変えるしかない。 それと、小川さやかさんのタンザニアでの体験談を思い出した。 多様な人々とネットワークを作っているから、 何かあっても誰かが助けてくれる。 与えて裏切られても、いつか返ってくる。 これも多様性だわな。

    1
    投稿日: 2023.11.24
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    組織は純化し多様性を失っていく中で組織力は劣化する 「9.11」をCIAは対処できなかった? ①徴候はあった②感度の低下③エリートの傲慢 最後は「進化」の問題→ハラリ氏と通じる 人類の行方

    1
    投稿日: 2023.11.18
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    幅広い分野での「多様性」の意義の確認。 ・多様性の重要性 ・登山のエピソードを通した、順位制の記述が身につまされる。 ・支配型と尊敬型のヒエラルキー。心理的安全性。 ・移民がイノベーションを起こしている。アウトサイダーの視点。初心者の視点。 ・ダイエット、教育、仕事の進め方の標準化、平均化が害悪を捲く。個別性に着目。 ・FireFox, Chromeのほうが、Safari, IEよりも生産性が良い。離職率も低い。初期装備を使わないマインドセットが大事。 ・人間が唯一優れている能力は、他人の行動を模倣して学ぶ能力。 ・多様性を作るコツ  ①無意識のバイアスを取り除く(オーケストラのオーディションのカーテンが例) ②影の理事会(年功序列の壁を打ち壊す) ③与える姿勢

    3
    投稿日: 2023.11.15
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    多様性は居心地が悪いけどより良い方向に導かれやすい、ということか。読みながらこれまで過去に自分が囲まれてきた環境を振り返らずにはいられなかった。世の中の仕事人たちに読んでほしい。

    1
    投稿日: 2023.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なるほど…となる内容ばかりだったし、為になる内容だった。 実際の事例がたくさん入っているので、読みやすくてとても分かりやすかった。 •画一的な集団× 問題空間をカバーできない •個人の優秀さ<多様性/集合知 •多様性があっても支配的ヒエラルキー環境だと多様性が発揮されない  →反逆者のアイデアを出しやすい、心理的安全性が重要  しかし、人間は無意識のうちにリーダーを決めてしまう性質  また、不確かな状況や自分でコントロールできない状況を嫌う性質がある  不確かな状況→支配的なリーダーを支持して秩序を取り戻そうとする  =自分の不安を他人の主導力で埋め合わせする「代償調整」  →指揮系統が明確な方がうまく機能するため、ヒエラルキーと多様性の両方のメリットをいかにして得るか •イノベーションにはアイデアの融合が必要  →多様性とディスカッションの場は重要、偏見が邪魔をする •エコーチェンバー現象  =同じ意見の者同士でコミュニケーションを繰り返し、特定の信念が強化される現象  数と多様性の逆説的結果  →世界が広がるほど自分と似た人を見つけやすいため、画一的なネットワークが生まれやすい  •フィルターバブル  情報にフィルターがかけられ、自分の意見と似通った意見しか見えない  →外部の意見にさらされると自分の信念を疑い始める  一方、エコーチェンバーは反対意見を聞くほど信念を強める  反対意見を攻撃し、反対派に人身攻撃を行いその人物の信憑性を貶めることで自分たちを正当化する •平均値の落とし穴  標準化された形態は多様性を考慮し損ねている  平均値を元にすると、ほとんどの人が当てはまらないことがある  →単なる平均でなく個人で見る必要がある  =標準化から個人化への転換が必要 •日常に多様性を取り込む  ①無意識のバイアスを取り除く  ②影の理事会(上層部に意見を言える場)  ③与える姿勢(giver)

    2
    投稿日: 2023.11.02
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    コラムニスト、ライターである著者が、20世紀を中心に個人は優れていながらも画一的集団を取ったためにうまくいかなかったケースをいくつもあげて、多様な価値・発言を容認する集団がいかに有益であるかを記した。

    1
    投稿日: 2023.10.31
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    画一的な組織に潜むリスクを実例とともに紹介。多様性の大切さが学べるダイバーシティ担当必読の書。(N)

    0
    投稿日: 2023.10.29
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    『失敗の科学』の続編(?)前作の内容もちょいちょい登場します。 第1章では、画一的集団が陥りやすい「死角」について解説しています。同じバックグラウンドを持つ人々で構成された画一的集団は、特定の視点に偏りが生じやすく、それが致命的な失敗につながる可能性があります。 第2章では、多様性のある組織と、画一的組織の違いについて解説しています。多様性のある組織では、異なる視点を持つ人々が互いに刺激し合い、集合知によって新たなアイデアや解決策を生み出すことができます。 第3章では、支配的ヒエラルキーによってアイデアが抑圧されてしまう危険性を指摘し、多様性を活かすためのコミュニケーションの重要性について解説しています。多様な意見を尊重する文化を醸成することで、メンバーが自分の意見を自由に発言しやすくなり、多様性のメリットを最大限に活かすことができます。 第4章では、多様性がイノベーションにどのように貢献するかについて解説しています。多様な視点を持つ人々が集まることで、既存の枠組みにとらわれない新しいアイデアが生み出されやすくなります。 第5章では、多様性を阻害するエコーチェンバー現象について解説しています。エコーチェンバー現象とは、同じ考えを持つ人々が集まり、自らの意見を強化し合う現象です。多様性を活かすためには、エコーチェンバー現象を防ぐための対策が必要です。 第6章では、平均値の落とし穴について解説しています。平均値は、全体の傾向を示す指標として有効ですが、個々の違いを捉えることには限界があると指摘し、多様性を活かすためには、平均値にとらわれず、個々の違いに目を向けることが重要だと主張しています。 7章では多様性を活かして複雑な問題を解決するための方法について解説しています。異なる視点を組み合わせる、異なる視点の価値を尊重する、異なる視点を反映するプロセスを構築する、などの方法が有効であると説明しています。 同質のメンバーが集まったチームは集合知が発揮できず、大したアイデアが生まれない。あるある。怖いのは異質なメンバーを1人や2人入れてもそのうち同質化してしまうこと。まんべんなく入れないと。 会議で最も地位の高い人が最後に意見を述べる、紙にアイデアを書いてせーので見せる「ブレインライティング」といった支配型ヒエラルキーに陥るリスクを回避する【しくみ】も大事ですね。 仕組みといえば第4章でジョブスがピクサーのオフィスのトイレを一箇所にして社員とのコミュニケーション導線をデザインしたというエピソードも興味深かったです。 多様な視点を身につけるためには、意識的にそういったコンテンツに触れたりコミュニティーに参加することを心がけたいです。

    2
    投稿日: 2023.10.16
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    人々を率いていくには共感力が欠かせない、それには強さが必要。不安が強まると人は支配的なリーダーを求める。

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    投稿日: 2023.10.11
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    タイトルから想像していた内容(生物種の多様性の話かと思っていた) と違ったけどとても面白かった。 9.11でのCIAの失敗はどこにあったのかの話から始まる。 AmazonやGoogleの会議の話。 エベレスト登頂を試みたパーティの大規模事故の話。 大戦中の暗号解析の話。 画一的なグループにおいて問題解決が困難になる。 それを打破するには多様性が重要らしい。 私が小さい頃は多様性なんて言葉聞いたことがなかった。 みんな同じを良しとしていたのだろう。 でも、多様性を受容して打破できることがある。面白い。

    20
    投稿日: 2023.10.05
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     認知的多様性は、数百年前まではそれほど重要視されていなかった。当時の人々が抱えていた問題は、今と比べれば単純か、直線的(たとえば答えや解決方法が1つに決まっていた)か、小さく分解可能か、あるいはこの3つすべてが当てはまるものだったからだ。たとえば月の軌道は計算で正確に予測できる。それができる物理学者は、チームに違う意見を聞いて助けてもらう必要はない。自分自身で正解を弾き出せる。異なる意見は間違いであり、余計なものでしかない。しかし、計算では解決できない難題になると話が違う。その場合は同じ考え方の人々の集団より、多様な視点を持つ集団のほうが大いに――たいていは圧倒的に有利だ。  しかもこの原理は人間だけに当てはまるものではない。ミシガン大学教授で複雑系科学の専門家スコット・ペイジが指摘する通り、コンピューターにも応用できる。事実、今日の人工知能に用いられているのはもはや単一のアルゴリズムではない。「考え方」の異なる複数の多様なアルゴリズムが組み合わされて、進化に大きく貢献している。  人は同じような考え方の仲間に囲まれていると安心する。ものの見方が同じなら意見も合う。すると自分は正しい、頭がいいと感じていられる。自分の意見を肯定されると、脳内の快楽中枢が刺激されるという研究結果もある。こうした「類は友を呼ぶ」傾向には、いわば引力のような力があって、その集団全体を問題空間の片隅に引きずり込んでしまう。  このような危険は人類の歴史とともにある。古代ギリシアの賢人もその傾向をよく理解していた。アリストテレスは著書『ニコマコス倫理学』で、「[人は]自分と似た人間を好む」と指摘している。プラトンも『パイドロス』で「類似性が友を呼ぶ」と指摘した。そもそも「類は友を呼ぶ」ということわざは、プラトンの代表作「国家」の第1巻に元をたどる。ギリシア文化を詳しく見ていくと、「居心地の良さ」が知の追求にもたらす危険性を常に唱えているのがわかる。同様の危険は現代にも蔓延している。我々も図2を念頭に置いておくべきだろう。一人ひとりは賢くても、集団になると無知になることが往々にしてある。  多様性は高い集合知を生む要因となるが、それには根拠が必要だ。対処する問題と密接に関連し、かつ相乗効果を生み出す視点を持った人々を見つけることがカギになる。  エラスムス・ロッテルダム大学経営大学院による研究では面白い結果が出ている。1972年以降に実施された300件超のビジネスプロジェクトを分析してみると、地位の高リーダー(シニア・マネージャー)が率いるチームより、それほど高くないリーダー(ジュニア・マネージャー)が率いるチームのほうがプロジェクトの成功率が高かったのだ。これは一見すると驚くべき結果かもしれない。もっとも知識や経験のある人物が「いない」チームのほうが、いい結果を出せるとはどういうことか?  ヒエラルキーがものをいう環境下では、権威あるリーダーの存在は抑圧を招く。しかしそうした存在がいなければ、集団の意見が表明・共有されやすくなる。  前述の経済予測の実験のような場合なら、各人の予測を紙に書いてもらって集計するなどすれば、情報カスケードは防げる。しかし組織の意思決定などではそんなことばかりしていられない。複数の人間が討論し合うことや違う意見を聞き合うことが重要で、そのために会議が開かれる。だからこそ、ここまでに挙げたような会議のデメリットをまず理解しておくことが欠かせない。  互いを修正し合うことなく、特定の意見に同調して一方向に流れ出すと、それがひどい間違いであっても、自分たちの判断は正しいと信じ込むようになる。集団の意思決定に関する専門家、キャス・サンスティーンとリード・ヘイスティの両氏はこう言う。「ほとんどの場合、集団の失敗は「会議をしたにもかかわらず」ではなく「会議をしたからこそ』起こっている。企業も、労働組合も、宗教団体も、会議によってたびたび破滅的な判断を下す。政府も例外ではない」  社会生活の秩序を保つ要因の1つは、個人が持つ特定の資質に対する敬意だ。たとえば狩猟の腕がいい(中略)、寛大、優しい、短気でないなど、こうした資質を持つ人間は、必然的に共同体の中で影響力の高い地位につく。そしてまわりの人間は(中略)そのリーダーを喜ばせようと、狩猟やカヌー作りなどの作業を手伝う。  つまり威圧や脅しではなく、まわりから尊敬を集めることによってリーダーの地位につく者がいるのだ。支配によって強制的に形作られたヒエラルキーとは違い、尊敬を集める人物をリーダーとするヒエラルキーは、矛盾がなく安定していて、独自のしぐさや表情や行動様式があるとラドクリフ=ブラウンは言う。  ナデラも次のように指摘する。「ほかの人間の意見特に自分と食い違う意見が表明されると自分の権威が損なわれると危惧するリーダーがいますが、彼らは間違っています。人は自分の意見を言う機会をもらったほうが物事に積極的に取り組みます。そのほうがモチベーションが上がって創造力も発揮しやすくなり、組織全体の力が高まるのです」。メイナーもこう言う。「支配型も尊敬型もそれぞれに適した時と場所があります。賢明なリーダーはその両方を使い分けることができます。何か計画を実行するときに重要になるのは支配型。しかし新たな戦略を考えたり、将来を予測したり、あるいはイノベーションを起こそうというときは、多様な視点が欠かせません。そういう場合、支配型は大惨事を招きます」  心理的安全性が高い文化の構築に加えて、現代の最先端組織は、効果的なコミュニケーションを促す仕組みを取り入れ始めている。その1つは、Amazonが実践していることで有名な「黄金の沈黙」だ。10年以上前から、同社の会議は、PowerPointのプレゼンテーションやちょっとしたジョークではなく完全な沈黙で始めるようになった。出席者は最初の30分間、その日の議題をまとめた6ページのメモ(箇条書きではなく、いわばナレーションのように筋立てて文章化したもの)を黙読する。  これにはいくつか効果がある。まず、議題を提案した人自身が、その議題について深く考えるようになる。CEOのジェフ・ベゾスはこう言う。「20ページのPowerPointプレゼンテーションを作るより、いい(中略)メモを書くほうが難しい。何がより重要かしっかと考えて理解しておかないと、文章で説明することはできない」  しかしこの黄金の沈黙にはもっと深い効果がある。ほかの人から意見を聞く前に、新たな視点に立って議題を見直すことができるのだ。文章に書き起こすことで、会議の前に、自身の提案の強みや弱みをそれまでとは別の角度から考えられるようになる。そして実際に会議が始まると、もっとも地位の高い者が最後に意見を述べる。このルールも、多様な意見を抑圧しない仕組みの1つだ。  Amazonの元CEO、ジェフ・ベゾスは、2018年に株主に宛てた書簡で、ワインズ同様の指摘をした。その中で彼は、漸進的イノベーションの重要性を説き、既存のアイ人の価値を十分に引き出して強化していくことが大事だと語った。しかしその一方で、も根底からイノベーションを起こすには、既存の枠組みから抜け出さなければならない語っている。これこそ第三者のマインドセットだが、ベゾスは「wandering(寄り道)」いう表現を使っている。  ビジネスをしていると、ときおり(むしろ、たびたび)ゴールが明確に見えることがあって、そういうときは効率良く動けます。適切な計画を立てて実行すればいい。それに比べて、寄り道は効率的ではありません。(中略)しかしそれが決して行き当たりばったりの行動ではなく、直観や第六感や好奇心に導かれているなら、(中略)ゴールへの道を見つけるために、少しぐらい脱線をしてみる価値があります。寄り道は効率とは対極にありますが、同じくらい欠かせません。(中略)並外れて大きな発見をする「直線的」でない複雑な問題に立ち向かう-ためには、寄り道が大いに必要なんです。  目まぐるしく進化する現代社会において、大きな発見をする(つまりイノベーションを起こす)スキルを会得することはたしかに大事だ。しかしそれと同時に、自分自身を改革する術も身に着ける必要がある。現状に疑問を投げかける力、従来の枠組みを飛び越えていく力・・・・・・現代はそんな力を持つ人々が活躍する時代だ。自分で自分を殻に閉じ込めるようなことはしたくない。しかし我々は無意識のうちにそうしていることが多い。「日常」という枠組みについとらわれてしまう。  答えを理解するには時間がかかりました。ポイントは、InternetExplorerもSafariもはじめからインストールされているブラウザだということです。Windowsのパソコンを買うとInternetExplorerが初期設定で入っていますし、AppleのパソコンならSafariが入っています。つまりどちらも電源さえ入れれば使えます。しかしFirefoxやChromeは違います。どのブラウザがいいか自分で探した結果選んだもので、わざわざダウンロードしてインストールしなければ使えません。  問題はブラウザそのものではなく、それを選択した従業員の心理傾向の違いだ。世の中には、目の前の世界(現状)をあるがままに受け入れる人がいる。一方で、世界は変えられるものだと考える人もいて、彼らは常に何かもっといい方法はないかと模索し、あれば実践する。一見取るに足らないことに思えるブラウザの選択は、そうした心理傾向の違いを物語っていた。さて、ここで話題になっているのは、顧客への柔軟な対応が求められるコールセンターの従業員だ。一般的なコールセンターでは、さまざまな状況を踏まえた「マニュアル」が用意されていることが多い。マニュアルに従っていれば楽だ。初期設定のままなら複雑なことは特にない。しかしそれではカバーできない問い合わせや、特別な解決方法が必要な問題もときには出てくる。そんなときあなたならどうするだろう?とにかくマニュアル通りにいくだろうか?それとも新たなアイデアを模索して、顧客を喜ばせようとするだろうか?  生産性が向上した要因は2つある。1つはナイトも指摘した権限(あるいは自律性)の有無。被験者は他人から指図されるのではなく、自分で飾りたいものを選んだ。つまり主導権を得て、モチベーションが湧いた。ここでは何を選ぶかより、選ぶという行為そのものに大きな意味がある。もう1つの要因は、「個人的」な空間にカスタマイズできるということ。自分の好みや個性に合わせて、自分だけの世界を作れる。ちっぽけなことに思えるかもしれないが、当人にとっては非常に重要だ。企業などの組織で多様性をうまく取り入れるには、こうした環境作りも大事な要素となる。 ■日常に多様性を取り込むための3つのこと ・「無意識のバイアス」を取り除く ・陰の理事会 ・与える姿勢

    1
    投稿日: 2023.09.23
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    組織における多様性の重要さについて 多額の経費と最高峰の人材と揃えたCIAが9.11を防げなかった理由は、人材の画一化によるもの ビンラディンのイスラム圏への影響力やメッセージ性を文脈から読み取れなかったことで、危険性を過小評価してしまった どんな優秀な人でも知識の盲点はあるということは、組織を作る上で重要なことだと感じた

    1
    投稿日: 2023.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    多様性という観点を過去の衝撃的な事件や身近な話を例に説明されている書籍と感じました。 多様性と画一的な考えの使い所があることは言われてみれば当たり前のことのように感じましたが、意外と考えてないことに気付かされ、とても勉強になった。 また、 人類システムという大きな視線で見たときに、多様性が、人類の知識を拡大するのに一役買っているという考えも面白かった。 ただ、 私としては外交性の能力が他人に学ぶという人に備わった能力から、個人の能力を上げているだろうという理論は絶望を感じてしまった。 全く個人的な問題だが私自身は内向的であり、現在の知恵者たちと繋がることが少ない人生を選んできた…個人の成長を望むとなるとかなり不利な行動をしてきたのだと自覚した。 かといって、 外交性のある自分になる気はないので、知恵者がまとめた書籍を読みながら他人に学び、成長しておこうと思う。 会社のような組織で、個人の特性から輝けない人がいる。それは多様性を理解し、得意分野に割り当てていない(割り当てる余裕がない)ことも課題の一つなのだと感じた。 仕事でチームを作る際にも多様性を意識するべき課題か?多様性を意識するなら会社で評価が高いというだけで人を集めると画一的なチームになることは肝に銘じてチームっくりをしようと思う。 多様性という価値観を論理的な説明で理解できたので助かりました。 多様性を意識することで、他人に対する感情のコントロールもしやすくなりそうです。

    0
    投稿日: 2023.08.31
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    あんまりジェンダーの違いの話ではなかった。CIAが911を防げなかった理由は画一的な採用を行っており、似た者同士の組織になっており、数々の兆候を線としてつなげられなかったとか。アメリカらしく人種の話が多い気がする。 まぁ性別、人種、身分、年齢に関係なく自由闊達に意見が言える風土を作るのが大事という事ですな。 流行りのD&Iで多様性(Diversity)と共に包括性(Inclusion)も大事で、異なる意見を持つ人を排他的に排除してはいけない。包括的に対応するという事は皆がちょっとした不快な事も受け入れるという事である。

    0
    投稿日: 2023.08.11
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    似たような人間ばかりの組織は考え方が 一つにまとまってしまい思考の盲点に 気がつかない。 だからこそ異なる意見、考え方を受け入れて自らの無意識のバイアスを取り除く事が 重要だと思う。

    0
    投稿日: 2023.08.11
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    自分のとは異なる馴染みのない考え方や行動に触れる価値を説く本。 問題と密接に関連し、相乗効果を生む視点を持つ人々を見つける。 【関連書籍】 イノベーションのジレンマ、リスキリング超入門

    1
    投稿日: 2023.07.30
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    組織において多様性が必要な場面とそうではない場面についてわかった。 組織論などについても触れていたので管理職になったら再度読み返したいと思う。

    0
    投稿日: 2023.07.16
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    多様な観点を設けるべきだった過去事例をストーリーとして楽しむ本。 定義が曖昧のまま語られがちな多様性について、この本が新しい視点をもたらすことはなかったかな。 というか思考法や組織論に関する本であって多様性に関する本ではない。 目を惹くバズワードタイトルだが、原題は「Rebel Ideas: The Power of Diverse Thinking」

    1
    投稿日: 2023.07.10
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    失敗の科学と同じ著者だと途中の解説で知る。 道理で見たことある文字が並んでいると思った。 医療業界、航空業界、支配的な上下関係で失敗してきた業界が今回も登場。他に登山家、CIAなどの事例も。 多様性は何故大事か。逆に大事では無い場面とは。 そこまで考えたことは無かったので、新しい考えを知れて面白かった。

    1
    投稿日: 2023.07.06
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    友人に勧めてもらい、読んでみた。 とっても興味深い。以前、なにかで多様性が組織力を上げる!ということを耳にしたり、目にしたりしていたが、それを化学的根拠をもって、歴史の経過をもとに説明された1冊である。 ここでいう多様性は、国、文化、性別などの違い、どんな環境で育ってきたか、職種などなどである。 こうした意識をもつ、だけでも今の職場は変わりそうな気がする。

    1
    投稿日: 2023.06.27
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    アメリカの9.11を防げなかったCIA、視点の偏った科学者集団、暗号解読、ルート128とシリコンバレー、など、過去の事例を用いて、多様性のない集団が多様性の高い集団に劣る理由をわかりやすく解説している。 特に、ルート128とシリコンバレーの例がわかりやすかった。巨大な大企業が、小さな起業家集団に負けた理由は、どんなに優秀な人材が多く集まっても、似たような視点を持った人たちばかりだと、新しいものを生み出すのは難しいからだ。シリコンバレーでは、エンジニアたちが会社の垣根を越えて自由に交流し、アイデアを出し合った。その結果、多くのユニークな企業が誕生した。

    1
    投稿日: 2023.06.25
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    p36-38 視点があるからこそ盲点がある。 盲点は目に見えない。 我々は皆、自分自身のものの見方や考え方には無自覚だ。誰でも一定の枠組みで物事を捉えているが、その枠組みは自分には見えない。結果、違う視点で、物事を捉えている人から学べることがたくさんあるのに、それに気づかずに日々を過ごしてしまう。 同じような人々の集団は盲点も共通しがちだ。 重大な過ちを過剰な自信で見過ごし(他者も同意するから)、そのまま判断を下してしまう。

    1
    投稿日: 2023.05.31
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    多様性が大事とはよく言われるが、人権の問題等と結びつけられることが多い。 そうではなく、生産性の問題においても多様性の大事さが分かった。

    1
    投稿日: 2023.05.07
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    前職で会社からの価値観の押し付けや先輩からのハラスメントに苦しんでた時に読んで心が救われた本。 誰にも相談できず、自分で自分を追い込んでいた時期に心理的安全性や多様性を教えてもらった。 自分自身が違いを認められる人間になりたいと強く決意したとともに、多くの人の個性を取り入れた、幸福度の高い組織作りに貢献したいと思わせてくれた。

    2
    投稿日: 2023.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まとめ 全体は部分の総和に勝る 後知恵バイアス 支配型ヒエラルキー→ゼロサム 尊敬型ヒエラルキー→ポジティブサム 漸進的イノベーション→自然淘汰 融合イノベーション→有性生殖 フィルターバブル→反対意見から隔離、泡が弾けると信念を疑い始める エコーチャンバー現象→反対意見を聞けば聞くほど信念を強める 個別化(差異化)→コクピット・食事療法 人間が唯一優れている能力→社会的学習能力

    2
    投稿日: 2023.05.04
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    読んで良かったです。一般論ではなく、全てがファクトに基づいて解説されていたので、論文を読んでいる気分で、納得しやすかったです。

    1
    投稿日: 2023.04.19
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    素晴らしかったです。多様性、平均からのズレ、個々人がコントロール・調整できる感覚、第三者視点で自分を見つめること。須く知っておいて損のないことだと思います。

    3
    投稿日: 2023.04.13
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    多様性が求められる場面について。 陸上リレーのようにただシンプルな取り組みであれば、スーパーエースを集めることが望ましい。しかし、世の中の課題はたいていは複雑なため、様々な分野の専門家たちを集める方が結果として死角がなくなり、それぞれの長所が生きたパフォーマンスが出せると言う趣旨である。 ただこのように言うのは簡単だけれども、実際の当事者たちはお互いがてんでバラバラである。お互いの意見をすべて聴き続けなければいけないし、場合によっては限られた時間の中で意見をまとめなければいけない。 単なる素人の思いつきはだめだけれども、違うバックグラウンドで生きてきた専門家の意見と言うのは確かに有益だろう。このような、自分の分野とは違う専門家を認め合う風土も求められる。

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    投稿日: 2023.04.09
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    和書として出ている失敗学の本を、世界的ベストセラーのパッケージにしたような感じですね。 画一的な組織はそれで成功してきた体験があるから変化を阻害される。今は多様性が大正解な世の中だけど、エコーチャンバーになっていないか?は難しい問題です。

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    投稿日: 2023.03.30
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    クロスワードオタク事務員のスタンリー・セジウィックさんが戦争の時に暗号解読に協力した話 白人至上主義者の学生デレク・ブラックが、友達のマシューと出会い、自分の考え方を変える話 この2つの話が好きです。 多様性という言葉がうっとうしいと感じる人の気分を変えそうなのは、以下の話。 1同じような経済モデルを大学で学んできた同性愛者の中年男性と異性愛者の黒人女性 2白人の中年男性で子供の数も同じ、好きなテレビも同じだが、マネタリストとケインズ派 経済予想をする上で1と2だったら2の方が多様性があると言える。多様性とは、必ずしも性差や人種だけの話ではないということ。 カーテンで仕切って楽器のオーディションをしたら、女性の合格者が増えた。無意識のバイアスがあるということは多くの研究によって証明されているので「優秀な人を選んだら男性だった」というのは怪しい時がある。

    1
    投稿日: 2023.03.24
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    面白かった。REBEL IDEAS は"反逆者のアイディア"、というような意味。 人がチンパンジーよりも特に優れているのは、社会的学習の力である、という。 つまり、見て、学ぶとかコミュニケーションから学ぶ力が優れているところなので、異なるものから多くを学ぶことができる。 多様性のある組織(互いに学び合うことができる、心理的安全性があって互いに自由に意見を言うことができる)は、強くなる。 個人的には、血糖値に関するところがツボだった。標準化してしまうと見えなくなるが、血糖を上げる要素とかそう言うものは個人によって相当違う。腸内細菌叢が人によってとても違うからだと。

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    投稿日: 2023.03.18
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    全上司に読んで欲しい。 多様性は大切だと思いつつ、なぜそうなのかは考えたこともなかった。 自分と似た価値観の人とばかり遊んでちゃいけないと反省。

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    投稿日: 2023.03.05
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    多様性に溢れると見える米国にあって、CIAには多様性がないも同然であったことやそれによる弊害という掴みで一気に引き込まれた。 その一方で、多様性は現代の正論でもあるので、やや窮屈な印象も拭いされない。

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    投稿日: 2023.03.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    カンザス大のような大きな大学の方が、似た者同士のコミュニティが出来上がったことでかえって多様性が低かった。これは大きなグローバル組織も同様で、日本人が日本人と集まりだがるのも仕方がない気がする。 多様性=色んな意見。冒頭の911テロでは人種の多様性を例に挙げたが、人種の多様性が全てに通ずるわけではなく、単なる専門性の違いでも多様性は育まれる。この点は、これまでの多様性の議論の中で納得できなかった点(むやみに人種、性別の多様性が推奨されることに対する)が、正しかったと自信を深めた。 個人的には、やはり同じグループだけではなく、色んなグループ、会社の人と話して、色んな境遇を知って勉強することが大事だと改めて気づいたので、しんどいけど頑張ろうと思う。 イノベーションを起こすには社交性がポイントになる。

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    投稿日: 2023.03.03
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    感想 多様性と最小公倍数。必ず問題は発生し対応できないこともある。真に求められるのは多様性ではない。レジリエンスを発揮する組織が求められる。

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    投稿日: 2023.02.12
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    「失敗の化学」のマシュー・サイドの新刊。 多様性を失った組織や個人が、いかに危険かを露わにする本書。 911以前のCIA、エベレスト山頂での惨劇などなど多様性を失った組織が原因の失敗例をあげれば枚挙に遑がない。 反逆者の意見、不均衡な関係性でのコミュニケーション、イノベーションを邪魔する偏見、エコーチェンバー現象、平均値が目を曇らすなどなど、さまざまなシチュエーションでの「多様性の欠如」を暴き出す。 「視野を広げる」というのは易いが、自身の視野が狭まっていることに気がつくことは困難であることも示唆する。 「我々の間には、チームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。有るとすればスタンドプレーから生じる、チームワークだけだ。」という言葉がなぜか頭をよぎる。

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    投稿日: 2023.02.12
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    多様性のある組織は成長するだけでなく、生産性も高めることを、わかりやすい実例で説明。帯に映画のように面白いとあるが、一気に読ませるほど面白い。訳がこなれているのもあるのだろう。ただ、多様性を阻む無意識の抵抗をいかに把握するのがミソだろう。

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    投稿日: 2023.01.31
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    一部の社会や組織が成功していくためには、優秀な人材の確保が必要と一般的には考えられている。この本では、その今までの定説が誤っていると言うことを証明している本と言える。すなわち、題名の通りであるが多様性のある、様々な文化や育ちが違う考え方の人達が集う集合知こそ、優秀な人材が運営する組織に勝るイノベーションを起こせ進歩を促すことができると言う今までにない画期的な内容であるが、様々な実験や統計から、その事は証明されており、これこそが組織の生産性を高め改革の全てを成功させる秘訣と言える。

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    投稿日: 2023.01.24
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    多様性が組織に大事、とはよく言うがどんな多様性が、なぜ大事か、を多様性がないことで失敗した組織の事例多めに紹介した本。

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    投稿日: 2023.01.23
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    多様性が重要だと認識すること、自分にはバイアスがかかってるという認識を持つことが大事。平均値に惑わされないことも重要だと感じた。非常に勉強になる一冊。

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    投稿日: 2023.01.21
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    「多様性」と一口に言っても難しい… 多様性のある組織は、ない組織よりも居心地が悪くなりやすいし、 文化的背景が異なることに注目して「多様性」を確保しても、革新的なアイデアを生み出すことに繋がるわけではない。 どの多様性が必要で、どの多様性が必要ないか、しっかりと見極める必要がある。 組織が安定してきた、と感じたら、多様性があるかをしっかり判断するためにも再度読み返してみたいな。

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    投稿日: 2023.01.17
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    多様性はバランスを考える上でも必須だけれど 心地よさとのバーターなのかもと思ったりした。 普段の生活でも気をつけられたらいいなとおもった。

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    投稿日: 2023.01.03
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    認知的多様性の重要性について説いた本。 成功と失敗を含む多くの事例と研究成果をまとめて示してあり、分かりやすい。 多様性の中でも人口動態的多様性と認知的多様性があり、大事なのは後者である。 認知的多様性があることで盲点を無くすことができるし、一人では思い付かなかったアイデアが浮かびイノベーションにつながったりする。 後半で認知的多様性を導入するための手法として述べられているのは3つ。 一つ目は無意識バイアスを取り去り、認知的多様性が機能するようにすること。平均化の良し悪しも理解する。 二つ目は陰の理事会を作って経営層と若手で会話ができるような環境を作ること。盲点を防ぐ上で外部組織を作るのも有効かもしれない。 三つ目はギバーになること。takeではなく、giveを重視して多様な人的ネットワークを築く。 非常に学びが深い1冊であり、むしろ現代においては必須と言える考え方かもしれない。 豊富な事例からは非常に多くのことを学べる。 VUCAと呼ばれて久しい昨今において速く大きい変化に対応するために認知的多様性を導入した組織作り、組織運営をしていきたい。

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    投稿日: 2022.12.31
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    「答えのない問題への対処は、異なる視点を持った人々を集め、多様性をもって当たるべし」というのが本書のテーマです。 とはいえ、単に「集合知が重要です」といった通り一遍の解説にとどまらず、リーダーとしての集合知の生かし方や組織のハンドリングについても丁寧に記述されており、類書よりも一段高い考察が加えられた本であると言えるでしょう。 ・単一的なものの見方しかできない組織は、そもそも盲点に存在する問題は発見できず、集合知も得られない。ゆえに脅威や問題も発見できない。 ・集合知を得られうる環境があっても、リーダーが「自分の地位が脅かされる」と考えたり、受け止める器が無い場合、多様な意見は出にくくなり、結果間違った方向へ組織は進む。 ・集合知を得られるようにするには、メンバーの信頼構築が第一である。 今はVUCAの時代と呼ばれて久しいですが、今後答えの出ない問題はいくらでもできてますので、その際の道しるべとして本書は有効であると感じます。 ダイバーシティ、悪魔の代弁者、レッドチーム、心理的安全性といったキーワードから本書を考察するのも面白のではないかと思いました。 『失敗の科学』に続き本書も非常に良い本でしたので、3冊目の『才能の科学』もぜひ読んでみたいです。

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    投稿日: 2022.12.31
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    多様性が組織や社会の中で果たす役割をいろんな視点から考察。ここでの多様性とは「みんな違ってみんないい」という曖昧なものでなく、より実際的・実務的な観点を持っている。 綿密な取材と文献調査に基づいた説得力のある書き味は健在。モヤモヤと持っている自分の考えを整理するのに最適な一冊。

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    投稿日: 2022.12.31
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    めちゃくちゃいい本でした。 「多様性の大切さ」について、様々な角度から丁寧に考察した本でした。 新しい視点の重要性を改めて認識出来ました! ぜひぜひ読んでみてください!

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    投稿日: 2022.12.14
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    日本語版のタイトルはよくない。原題は"The Power of Diverse Thinking"であり、決して科学を標榜してはいない。論文を多くひいてはいるものの、本書の手法は科学的ではない。これは本書を貶めるつもりはなく、安易に「科学」をタイトルに含めた日本語版出版社への苦言である。 以下は、感想ではなく、本書に影響を受けた個人的な思考である。 現在の科学は、複数の事例から共通する部分を探り出し、抽象化することを目的としている。また、その結論は第三者による客観的な検証に耐えなければならない。 このような性質は、根本的に「多様性」と相容れないのではないだろうか。西洋科学は、多様な現象から多様性を取り除き、ただ一つの真理を追い求めてきた。我々が慣れ親しんできた「科学」は多様性を扱えないように思う。

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    投稿日: 2022.12.02
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    多様性があることと超一流であることは両立しないと思っている人に読んでほしい。人はそもそも同類を好むということ、集団が大きくなるほどその中で同質的な集団を形成しがちであること、同じ集団に属しているうちにさらに似たもの同士になっていくこと、エコーチェンバーとフィルターバブルの違い、平均的な人間は存在しないことなど、自覚しているのといないのとでは雲泥の差が生まれると思う。

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    投稿日: 2022.11.21
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    多様性がないと見方や考え方が偏ってしまうから個人も集団にも多様な視点をもたせることが大切 日々いろんな考えや価値観に触れ新たな経験をする

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    投稿日: 2022.11.14
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    1 どんな本? 多様性がもたらすメリットを事例とエビデンスを 交えて教えてくれる本。多様性にフォーカスした本 は他に無いんじゃ無いだろうか? 2 何で読んだの? (1) 失敗の科学の著者の本だから。 (2) 多様性のメリットを知りたい。 (3) 日々の生活に何か活かせる事を知りたい。 3 構 成 7章構成350頁。まあまあ骨太な内容 CIAが画一化された組織である為にテロを防げなか った事例から始まり、CIAが多様性を重視した組織 に変化した話で終わる。 4 著者の問題提起 多様性はメリットがある。皆それに気づいていな い。 5 命題に至った理由 著者の経験から。 6 著者の解 人類は多様性により集合知を得て繁栄してきた。 バイアスを外して社会性を持てば個人も組織も多様 性の恩恵を受ける事が出来る。 7 重要な語句・文 (1) 集合知 (2) daytwo (3) エコーチャンバー効果 (4) フィルターバブル効果 (5) 8 感 想 読んでいて単純に為になる本であると感じた。自 分が考えたこともないような事を学ぶ事ができた。 刺さったのはdaytwoの件。とてもやりたい。 深く知りたい事は人類の脳はどうやって大きくな った理由。大きくなったから賢いのでは無く、社会 性による集合知で大きくなった件。 人に勧めるならフィルターバブル効果。皆さん心 あたりがあるのでは? タイトルの通り多様性の化学をした本であった。 9 todo (1) バイアスを外す事。バイアスの本を読もう。 (2) 交流しない人と交流をしよう。 (3) 考えが合わない人の意見を大事にしよう。 (4) 世代の違う人の意見を大事にしよう。 10 問 い 答えは? 11 答 え 人それぞれ。

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    投稿日: 2022.11.09
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    いやー、とても良かった。読んで良かったと本当に思う。 この手の本はどうしても読むのに時間がかかってしまうのだけれど、具体的な実例と学術研究が交互に紹介されていて、読んでいて飽きない!帯にあったけれど、実例部分は本当に映画のようで興味深く読めた。私の結論、多様性って難しい。だけど、日々どうやって意識していけば良いか、3つのアドバイスも最後に述べられている。ここでは書かないので、ぜひ、たくさんの人に読んで欲しい。 国家の安全を第一に考え、能力を求めた人事を行った結果、画一的になったCIA。なぜCIAが9.11を未然に防ぐことができなかったか。本書では、ここから多様性について考えることが始まる。 多様性が必要だとは重々わかっていながらも、実は画一的であることに気づいていなかったり、共に過ごすうちにせっかくの多様性がなくなりクローン化したりという説明にも大いに共感するとともに、この、クローン化は特に厄介だと感じた。また、規模が大きく多様性に富んだ大学に通う学生ほど、自分と同種のコミュニティーを作りがちだという実例も、これまた、多様性の難しさを痛感する事例だった。 「多様性」というと、差別やジェンダーといった倫理的な側面から語られることが多いけれど、業績を上げる、イノベーションを起こすといった、集合知を高めるという観点でも「多様性」が重要であることを認識できた。 多くの人に薦めたい本でした。

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    投稿日: 2022.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    個人からチームへのシフト 集合知 多様性  理工学分野の論文の90%がチームによる   特許、ファンド運用もチーム化 文化に基づく違い  反逆者のアイデア  集団=クローン化する  不均衡コミュニケーション グループの半分の人数が発言の半分以上を担う  支配型ヒエラルキー と尊敬型ヒエラルキー ブレインライティング  意見やアイデアの匿名化 融合のイノベーション  シリコンバレー 標準化=大量生産  個別化=主導権によるモチベーション

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    投稿日: 2022.10.30
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    画一的な組織には弱点がある。それだけは忘れないようにしようと思った。井の中の蛙大海を知らず。 頭数でいろんな人が集まったとして、その人たちからそれぞれの良さを引き出すのはまた別の話というか、日本だとそっちのほうが課題だろうなと。

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    投稿日: 2022.10.21