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powered by ブクログネウロ、暗殺教室を描いた松井優征先生の新作。 時は平安時代。鎌倉にて幕府の後継であった北条家の若君が主人公。 この若君は兎に角勉強や訓練などが嫌いで逃げ回る事にとても長けている人物で、誰にでも優しく誰にでも平等でこの時代の人間にしては出来すぎた性格である。しかし兎に角逃げ回ることから後継への不安もあった。 そんな平和な世界はある時一点。 部下の裏切りにより鎌倉幕府は一転、足利家により北条家は滅ぼされる。肝心の若君は、諏訪大社の当主である頼重の言葉もあり逃げ仰せていた。 自分の両親の部下だった足利尊氏。自分の命を狙ってくる尊氏に対し両親の仇を取るために頼重の力を借りて頑張るお話。 松井先生らしさが詰まった作品。 幼い時行の年齢から考えると暗殺教室にちょっと似てるのかな?でも敵の描き方はネウロを思い出します。 笑いもあり、真剣な場面もあり、巻末に松井先生による歴史の解説もあり勉強にもなる(笑) 今までは兎に角逃げるだけだった若君がどのように成長して行くのか追いかけてみようと思います!
11投稿日: 2025.07.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
雑誌「週刊少年ジャンプ」で連載中の松井優征による「逃げ上手の若君」の第1巻。2024年にTVアニメ第1期が放送、第2期の制作も決定。鎌倉時代末期から南北朝時代の武将、北条時行を描いた作品。過去にも時行が主人公の作品はありますが、太平記や吾妻鑑など限られた文献しかない空白期と呼ばれる時代が描かれるのは楽しみしかないです。本作は漫画特有のデフォルメしたキャラやギャグなども含めつつ史実に沿った描写が魅力です。また、時行の最後はみんなが知っているので、ある意味ネタバレした状態でどこまで面白さが加速するかも楽しみ。
0投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログ読書期間;2月8日から2月9日 衰退した鎌倉幕府。突然の謀反により、鎌倉幕府は崩壊した。北条家の跡継ぎになるはずだった北条時行は、鎌倉幕府崩壊で、行き場を失うが、諏訪頼重に見初められ、信濃国諏訪に逃げ込む。逃げることに秀でている時行は、乱世の世の中を生き抜けるか!!?
0投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログ先日鎌倉宮に行った折、この漫画のことが紹介されていて、そういえば以前知り合いの中学生も言っていたな〜、と思い出し、読み始めた。 小説などにもあまり取り上げられていない人物を、独特の視点(逃げ上手)で主人公としたところが興味深い。 巻末の解説とスタッフの紹介から、作品の特別な思い入れを感じる。続きも読んでみよう。
0投稿日: 2024.12.27
powered by ブクログ面白いし、松井先生らしい視点で展開されてて良作。しかし星4のなのは、ネウロと暗殺教室が神ってたのがあって、どうしても比較してしまう。この作品はこの作品の魅力があるけど、相対的にって感じ。
0投稿日: 2024.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アニメ化を機に、南北朝の動乱についての興味が更に高まってくると、もっといろんな作品が読めたり観られたりして良いなあ、と。何しろ大河だって『太平記』以降何十年も制作されんし、小説も北方先生くらいしか寡聞にして読み込んで無いので。にしても、北条時行ってのは、目の付け所が最高。歴史の教科書でも確かに「中先代の乱」1行で済まされる彼を主人公に据えて、史実はきちんと踏まえつつ、いずれ劣らぬ曲者どもを相手に、巧みに「逃げ」をかまし続ける若君。諏訪が日本の神様勢力分布で随一の異常性を誇ってるあたりもちゃんと描いてるし。
0投稿日: 2024.08.27
powered by ブクログ鎌倉幕府を取り仕切る北条家が足利尊氏の謀反で滅び、残された北条時行が復讐を誓う漫画の第1巻です。 1333年、時行の父北条高時が鎌倉幕府総帥である時代から物語は始まります。 京の乱を収めるために鎌倉から遠征した足利尊氏(当時、高氏)でしたが、到着して間もなく謀反を起こします。 戦火は瞬く間に鎌倉まで及び、北条は一族郎党皆殺しとなってしまいました。 一人残された時行は諏訪頼重に連れられ、信濃諏訪へ匿われることになり…。 時代など様々な垣根を超越したネタ要素が散りばめられていますが、コメディとシリアスを織り交ぜた世界観が楽しい漫画です。 そして北条時行が可愛い。 2巻にも期待します。
12投稿日: 2024.07.09華やか
暗殺教室は知っていたんですが中々手が出ず 新連載の本作は表紙の華やかさから思わず手に取り一気読みしてしまいました 丁寧な作画と安定したストーリーテリングで相当な作者の実力を感じる一作です
0投稿日: 2024.06.30
powered by ブクログ暗殺教室の松井優征先生の本で、近々アニメ化もされるということで気になって読んだ。 めちゃくちゃ面白く、ジャンプ+で無料で読める話は一気見してしまった。 私は今まで歴史モノを漫画であまり読んだことがなかったが、松井先生特有のギャグセンスとツッコミで楽しく読めた。 アニメ化が楽しみな一作だ。
1投稿日: 2024.04.05
powered by ブクログ史実通りなら破滅する主人公の歴史モノ、最近多い気がするけどこれはどうするんだろう 宗繁とのバトルがゲームのボス戦みたいな演出で結構好き
2投稿日: 2024.01.02
powered by ブクログ歴史物の漫画は普段読まないのだが、手に取ってみた。 高校の日本史で習った北条時行が起こした中先代の乱。作者が松井優征ということもあり、ニッチな題材だが、独特なユーモアで中々面白い。 コツコツ買い進めてみる予定。
1投稿日: 2022.08.18
powered by ブクログキラキラした主人公に展開も面白い。 歴史的に悲劇で終わる結末が分かっているだけに 祈るような感情が湧いてきます。
1投稿日: 2022.07.28ギャグとシリアスの配分が
日本史の中でも屈指の荒れた時代である南北朝時代を背景に、北条時行というそこまで有名でない人物を主人公にしている。血なまぐさい戦いの場面の連続だが、少年漫画っぽい絵柄でギャグとシリアスの配分がなかなかに良く、あまり残虐性を感じさせない。
0投稿日: 2022.06.11
powered by ブクログ「脳噛ネウロ」「暗殺教室」の松井優征。毒あるエンタメ連載作品で、ジャンプ史上に名を馳せてきた漫画家さんです。次なる作品ジャンルに選んだのは、歴史物。 主人公に添えたのは、北条時行。 いやいや、なんてニッチな人物を持ってくるのか。作者コメントで、史料の少ない時代・人物なので想像の幅を広げやすいといっていましたが、そんなところを描くのか、というのが正直なところです。教科書に出てくるけども、中高のテストには出ないだろうなという人物です。この漫画の売れ行きによっては認知度上がってしまって、世代によっては足利尊氏よりも有名、なんてことになるのかもしれない。 そんな未来も諏訪頼重は見ているのかも、なんてな。 モゾモゾ言っているうちには、学生たちの文句も入っているのでしょう。 なんと言っても「新古今和歌集」と並んで、意味わからないネーミングの有名な「中先代の乱」の首魁なので。 新しいの?古いの?今なの?の「新古今和歌集」。真ん中?どの先?の「中先代の乱」。どういうこと?の二大巨頭だと思います。 意味教えてくれればね、わかるんですけどね。「新古今和歌集」は、アプデした「古今和歌集」。「中先代の乱」は、鎌倉北条氏に対して、戦国の北条氏を後北条氏と呼ぶので云々とね。「中先代の乱」の方がわかりづらいか。後北条氏に対しての、先北条氏という言い方が浸透していればいいのだけど、あんまり浸透していないと思うんだよな。実は浸透しています、という話でしたら浅学で申し訳ない。 物語は鎌倉幕府滅亡から始まります。 後醍醐天皇の新政府の追跡を逃れながら、諏訪頼重の下での雌伏の日々。 「太平記」を裏側から描くという意味でも、注目している「逃げ上手の若君」。相変わらずラスボスである尊氏の異様さが気持ち悪くて好きです。笑顔が張り付いていて気持ち悪いのです。松井優征の本質は、物語や人物の毒や影の部分にあると思っているので、時折のぞかせる暗さにも期待しています。 そこを、コメディでまぶせて召し上がれと差し出すのがうまいのです。
1投稿日: 2022.05.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
鎌倉幕府滅亡 頼りになると思っていた高氏が挙兵、信頼していた父の部下や親戚たちも離反、諏訪大社の神職に匿われ、一世一代の逃げを魅せる 〇ザ・少年マンガ。敵を討つとき鬼の首なので、少し生々しさが薄れる 〇後世の親方様の大ファンなので諏訪大社に萌える 〇太平記といえば楠木正成ですが、作品には出ずすれ違いかな~ 〇解説が面白いと思ったら、本郷先生でした
1投稿日: 2022.04.01
powered by ブクログ主人公となる時行が、 今大河で出ている頼朝像と重なって見えてくる 名君に名女房あり! アニメ版をはやく観たい
0投稿日: 2022.03.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
展開は重々しいがキャラクターたちは軽やか。 北条時行の普通の若者に宿る特異な能力、うーん主人公。 諏訪頼重、愉快すぎる。 足利尊氏の最終ビジュアルがどうなるか楽しみじゃん!?
0投稿日: 2022.02.20
powered by ブクログ殺センセーが最高だったから、その次回作となる本作も、連載開始時から注視してはいた。とはいえ、なかなか新たな作品に着手する個人的余裕もなく、しばらく様子を見ていた次第だけど、それなりに話題になっているみたいだし、あまり巻数が増えて、そのせいで及び腰になるのも嫌だし、ってことで、このタイミングで。それなりの立場の者が、急転直下、絶望的な状況に、ってのは王道だけど、さすがの展開の妙でグイグイ惹き込まれる。これはもう、続きも楽しみになるってもんですわ。
0投稿日: 2022.02.01
powered by ブクログ北条時行&南北朝なんてマイナーな題材がまさかのジャンプに…!しかも思いっきり正統派少年漫画だと!?一族を滅ぼされた北条家嫡流の時行(推定8歳)が生き延びて諏訪一党に匿われ、唯一の特技である「逃げ」を武器に鎌倉奪還をめざす。胸熱…! 少々ヘタレだが素直でまっすぐな時行や、彼を守り導く諏訪頼重などキャラクターも魅力的。歴史監修・本郷和人氏の解説も面白い。ただこの後の史実を考えるとはたして結末はどうなるのか…。そこも含めて、命がけで乱世を逃げ抜く時行たちを最後まで見届けたい。
1投稿日: 2021.11.17逃げ上手の若君
全てを失った少年が師に導かれて成長し、仲間を得て、やがて強大な敵に挑む、というと正にジャンプ王道と言えますが、私はこの作品はそれをいい意味で裏切っていると思います。幼い事も弱い事も、臆病な事も欠点ではなく、それを合わせて「逃げる」という後ろ向きに見える選択を堂々と英雄の才能と言い切ってしまう、すごいマンガです。
0投稿日: 2021.09.25
powered by ブクログ少年漫画のテンションについて行けなくなってるのと血なまぐさいのが苦手なので1巻はヒエ~ッてなりながらよんだのだけど、最後の相手にバレないように技術を盗めというのはおもしろそう
0投稿日: 2021.08.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 1333年、鎌倉――。幕府の後継として生きるはずだった少年・北条時行は突然の謀反で故郷も家族も全て失う。しかし時行は、生き延びることに関しては誰よりも秀でていた。信濃国の神官・諏訪頼重に誘われ、少年は逃げて英雄になる道を歩み始めた! ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。
2投稿日: 2021.08.25
powered by ブクログ鎌倉幕府滅亡~南北朝時代の歴史+ファンタジー物語の始まり! 足利尊氏(高氏)の謀反によって滅亡した、鎌倉幕府。 北条得宗家の子息・時行は生き残り、諏訪大社へと逃れた。 時行の、歴史の一時代を逃げまくり戦った、生き様の物語。 第1話~第7話収録。 ・解説上手の若君・・・本郷和人による解説。 ・SPECIAL THANKS・・・制作に関わる人々がスゴイ! 1333年、鎌倉幕府滅亡。北条一族と家臣郎党は自害。 齢8歳の北条時行は、信濃・諏訪大社へ逃げることとなる。 天下を取り戻す壮大な鬼ごっこの始まり! なんと、中先代の乱の首謀者・北条時行が主人公です。 少年~青年時代を戦い&逃げることで過ごし、 足利尊氏を混迷させた人物ですから~。 しかも、ただ歴史をなぞるだけではない。 何かいますね。人外?鬼?「暗殺教室」の作者だから、 どんな奇想天外な物語となるのか、ちょっと期待。
7投稿日: 2021.08.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
松井先生の作品はネウロが好きだった。蹴鞠が落ちる瞬間の次ページで兄の首が落ちる描写が初見で本当にビビるし、上手だなあと思う。
0投稿日: 2021.08.05
powered by ブクログ大好きな松井先生の新連載、楽しみにしてました……! 松井先生のお得意な胡散臭さMAXなのに強い(凄い)ヤツ、めっっちゃいいキャラでほんと好き笑 当然のようにグロぶっ込んでくるのとか、集合体恐怖症に全然配慮がないな!?とかも、もう何も言えないくらい展開が面白い。次巻も楽しみ。
0投稿日: 2021.07.19
powered by ブクログ松井先生の最新作。暗殺教室の時も思いましたが、ネウロから作風をガラッと変えているのがすごいと思います。随所にそれらしい描写も見受けられますが。歴史ものということで、どうだろうと少し心配しましたが、とても面白く読んでいます。 北条時行については、連載が終わるまでは調べにないようにしようと思います。
0投稿日: 2021.07.18
powered by ブクログ楽しい。可愛い。 過剰な情報とキレイに落とす作風は歴史物でも 健在。 装飾的な絵を見てるだけでも楽しい。
0投稿日: 2021.07.17
powered by ブクログ松井優征先生の新シリーズ。ジャンプ+で試し読みしたときから気になってました。表紙のお着物の柄が細かくてすごい! と思ったら、本職の方の手が入っているのですね。納得。
0投稿日: 2021.07.10
powered by ブクログ確かに南北朝時代を取り上げた漫画、見たことないかも。 日本人のヒーロー像が弁慶・義経や、赤穂浪士から離れて行っているのかなぁと思うと興味深い。 全然知らない時代なので、史実ノート共に面白い。次巻も楽しみ~
0投稿日: 2021.07.07
powered by ブクログ実在の人物を主人公にした歴史物だが、中身はほとんど荒唐無稽な超能力バトルになりそうな予感がする。 もっと歴史より(例えば、ゆうきまさみの伊勢新九郎北条早雲)か、もうちょっと小さい主人公(例えばレイリ)か、もっと史実から離れる(信長は女の子)とかした方がやり易いんじゃないかと思う。 将来英雄になると言っても、歴史をひっくり返した訳でもなく、尊氏を殺した訳でも無いので、歴史改変路線に走るのでなければ、英雄度が中途半端に終わる未来が約束されている。 となると、人物の内面や成長、意外な一面なんかを見せる手もあるけど、そういう普通の歴史物にするつもりは無さそう。 既に非リアルな描写が見えているので、個々のバトルを見せていくのかなと思う。まあ、それはそれで面白いかもしれないけど、今のところ評価は保留。 1巻目は説明が多い。
0投稿日: 2021.07.04
powered by ブクログ松井先生の新連載…!ということで食いついて読んでしまいました。若様の、可愛い顔してとんでもない少年…っていうのが先生の性癖を全面に出してる感じがしていい。安定の面白さ。歴史に詳しくない自分でも楽しんで読めてます。 余談:ちょうどジャンプ本誌派に戻ったタイミングで連載開始してくれて勝手に運命を感じました。
2投稿日: 2021.07.03
