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祈りのカルテ
祈りのカルテ
知念実希人/KADOKAWA
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総合評価

217件)
3.8
44
95
63
8
1
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    #読了 各科を回る研修医・諏訪野が不可解な患者さんの秘密を解いていく優しいミステリー。一つ一つのお話は先が読めたりであっさりめ。あっという間に読めました。

    0
    投稿日: 2022.11.05
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    ドラマが少しだけ先になっていたため、脳内は玉森くんで進んでしまったが、少しイメージが違うのかもしれないと思った。ドラマはドラマの良さがあると思うので見続けようと思う。 様々な命に直面するお医者さんだからこそ書ける話だと思う。内容的にもしっかり命と向き合って、噛み締めていくタイプの話だ。元々が読みやすい文章の方なので、サクサク読めてしまうところが、良くもあり少し残念でもあるかもしれない。研修医の話ということで、まだまだ導入部分だろうと、次への期待は大きい。

    8
    投稿日: 2022.10.28
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    プロットも語彙も描写も上手い。ただ、私に対しては興奮や、感動という、心の変化をもたらさなかった。やさしく、おだやかに進んでいくところに著者のよさはあるのだろう。

    1
    投稿日: 2022.10.27
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    舞台は純正会医科大学の附属病院。 研修医である諏訪野が主人公、カルテを通じて疑問に感じたことを患者の気持ちに寄り添い、見逃しがちな点に気づき真因を解明していく。登場人物は「螺旋の手術室」に出てくる人物も登場する。 心温かくなる医療ミステリーだった。研修医として様々な科を経験する中で、患者の気持ちを理解しようとする考えや行動は好意的に読める。 その分、淡々と進んで行くので単調に感じてしまう。過去の作品で同じような内容もあり、目新しさは感じなかった。 彼女が瞳を閉じる理由は精神科、悪性の境界線は外科 だが、ムゲンのiの中に出てきたシチュエーションに似ている。 冷めない傷痕は皮膚科、シンデレラの吐息は小児科だか、病名は天久鷹央の推理カルテのオーダーメイドの毒薬に出てきて初めて知った病名だった。 胸に嘘を秘めては循環器内科と、諏訪野は経験を積み上げていく。 最終的に諏訪野は何科を希望するのだろうか?エピローグでわかるが、天久鷹央シリーズで天久と小鳥遊の間でも同じようなやりとりがあるので、それほど興味を駆り立てられなかった。

    9
    投稿日: 2022.10.22
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    パッと読めるけど、めちゃくちゃ浅い。 推理に感動もしないし、医療現場の再現性もない。 胸くそ悪くなるレベルではないけど時間の無駄。

    0
    投稿日: 2022.10.18
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    誰も殺されないミステリーで、誰にも言えない秘密を優しく紐解いていく作者の優しさが伝わります。 研修医の諏訪野先生は、ともすれば暗くなる生い立ちを抱えながら、それを自分の特性として患者に寄り添う姿勢は感動しました。

    1
    投稿日: 2022.10.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    愛する男の暴力から逃れるため、大量服薬をくり返し装っていた女性。保険金によって家族を幸せにしようと、自らの体にメスを入れさせた老人。幸せな未来を手に入れるために、下腿に湯をかけた母親。愛しい父親と会うために、薬を捨てていた少女。そして……。  目を閉じると瞼の裏に、世間を欺いてまで多くの人を救おうとした女性の微笑みが蘇る。

    2
    投稿日: 2022.10.15
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    医療を扱うお話でこんなに読みやすい小説は初めてかも… 医療ものなのに肩凝りそうな緊迫感や臨場感はない。 心に寄り添ってくれる温かな医師の対応が心に刺さる。 病に侵され不安な患者にとっては医師の対応一つで前を向けたり病気と闘う勇気を持てたりする。 医療従事者は偉大なのだ! 諏訪野先生には偉くなっても今のまま変わらないでいてほしいなぁ。

    3
    投稿日: 2022.10.14
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    短い話が続いて読みやすい。 研修医もの、ゆるミステリーが合わさっていて、読む人の間口が広い。 ドラマ化しやすそう、と思ったら既に玉森裕太主演でやってました。

    1
    投稿日: 2022.10.13
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    短編なのでさくさくと進んでいき、キャラクター性が掴みにくいが、読みやすいテンポと1話ごとに見せ場と、先をよみにくい展開になっている所が良かった。

    3
    投稿日: 2022.10.12
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    患者さんの困った言動には、それぞれの深い理由がある。その理由がみんな強い愛情から来ている。理由を想像しながら読んでいたが、私は当たることはなかった。(想像力が乏しいのもある…)理由が解明されると同時に感動がどっと流れ込む感じがとてもよかった。一つ一つのエピソードを経て、自分の進むべき道を見出した最後がまたスッキリさせる終わり方だったと思う。

    1
    投稿日: 2022.10.11
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    研修医で色々な科を回っている諏訪野君が精神科→外科→皮膚科→小児科→循環器内科で研修している際に出会ったちょっとおかしな患者さんの謎を解いていくお話でした。いやー、こんなスーパー研修医いるのか?仕事もこなすし。謎も解くし患者にも寄り添うし。さらにドラマではイケメンだし。 短編はそれぞれ諏訪野君が主人公で病院が同じというだけで、別々に楽しめます。読み心地の良い推理小説を読みたい方にオススメ。殺人や濡れ場もないので、早熟な読み手にも良いかと思います。 私は医学部で学んだ科にしか進めないのかと思ってました。意外とフレキシブル。 そして何気なく続編の紹介文みたら、天久鷹央シリーズとコラボしてそうだ。なんと。楽しみすぎる。諏訪野君は運のいい小鳥遊君って感じだもんね。柔道やってて武道派、長身、よく働くなど共通点。知念実希人先生の理想新人像なのかな。

    5
    投稿日: 2022.10.10
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    嘘をつき、理不尽な要求をしてくる厄介な患者たち。その嘘に気づき、理不尽な要求を一生懸命に受け止める心やさしい研修医の物語。温かくて後味の良い結末は、実際に医療の現場を知る作者の願いなのかもしれません。

    2
    投稿日: 2022.10.10
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    空気を読むのがうまくて、相手の望むように動いてしまいがちな研修医の諏訪野。自分に向いている専門科がどこかわからず悩みながら、勝手な患者たちに振り回されていく。 患者たちの勝手な要望を、そういう性格だと片付けずに真摯に向き合い、理由を探しあてる諏訪野の姿が好感を持てるし、応援したくなる作品。短編でさくさく読めるし、医療系の話であってもとてもわかりやすかった。 短編同士の繋がりはそんなにないので、わりとあっさり読めると思う。

    1
    投稿日: 2022.10.10
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    祈りのカルテ(角川文庫) 著作者:知念実希人 発行者:KADOKAWA タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 facecollabo home Booklog https://facecollabo.jimdofree.com/ 玉森裕太さん主演でドラマ化 。研修医の謎解き診察記録。 日本テレビ系:22時00分〜 放送開始日:2022年10月8日 土曜日スタート 公式サイト:https://www.ntv.co.jp/inorinokarte/ Twitter:https://twitter.com/inorinokartentv

    2
    投稿日: 2022.10.08
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    ドラマ化するということで、興味を持ったので読んでみることにした。主人公の諏訪野くんは、玉森裕太くんのイメージで読み進めていった。どこかで、「いや違うでしょ、玉ちゃんじゃないよ〜」と思うかなと予想していた。しかし、読めば読むほど諏訪野くんは、玉ちゃんピッタリだ!と感じた。それくらい、ナイスなキャスティングだと思う。ドラマが楽しみだ。 内容も、医療系の小説だが難解な表現などはなく、読みやすかった。ストーリーに入り込める。諏訪野くんの推理力は名探偵コナンばりにすごい。諏訪野くんがひらめいたときには、私の頭の中は「?」でいっぱい。でも、その後の謎解きに感心感心。続編も、ぜひ読みたいと思う。

    1
    投稿日: 2022.10.06
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    文章が読みやすく、どの話も泣ける。 特に最後の四十住さんの話は感動 ショートなのでサクサクでした。 ドラマが楽しみ。

    2
    投稿日: 2022.10.06
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    主人公である病院研修医の男性が各科の指導医の元、教育をされながら日々発生する謎を解いていくという短編集 また見所の一つとして研修期間が終わった際に最終的にどの科に属するのかの選択を迫られる。 各短編最後の方に主人公のその科としての適正を指導医から告げられる点も面白い どちらかと言えばライトミステリー寄りかな 全体的に殺伐としている感じはなく、感動的なラストが多いので万人におすすめしたい 今秋からドラマ化されるので期待

    2
    投稿日: 2022.10.02
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    この秋ドラマ化されるという医療モノ。 主人公は研修医で、まだ何を専門にするか決まっていない。とても優秀なのに色んな科で研修するも最後に指導医に君はここは向いていないとことごとく言われてしまう。 懸命に患者の気持ちを理解しようとする医師の卵君を応援したくなる。

    4
    投稿日: 2022.09.30
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    一つ一つのエピソードは独立しているが主人公の研修医の先生がどの科の医師としてキャリアを歩んでいくのかを考えるプロセスが非常に面白かった。 医師のキャリアがどのように選択されていくのかなど全く未知の世界で分からないが、このように1〜2年かけて各課を研修医として回り、自分の価値観や長所・強みを活かせる科がどこなのかを見極めてキャリアを選択できる状態であるならば非常に素敵なキャリア選択方法だと感じた。 本書の研修医の先生はどの科でも求められる人材であったが、その才能を最も発揮できる科を自分もそして周りの医師も探している世界に優しさが溢れていると思った。 個人的には今回の研修医の先生は、鷹央先生シーズの科に配属されるのが最も才能を発揮できるのではないかと感じた。

    2
    投稿日: 2022.09.24
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    知念実希人さんの作品が好きなので、我が家のリアル本棚にはたくさんこの作家さんの積読本があるのですが、この秋にドラマ化されるという事で、順位が上がって手に取りました。 初期臨床研修中の研修医である、諏訪野良太が主人公のお話。 物語は短編になっていて、非常に読みやすかったです。 医師が患者の抱える問題を解き明かすという点では、天久鷹央シリーズとよく似ていますが、『空気が読めない』『相手の気持ちに寄り添えない』鷹央先生に対して、『空気を読みすぎる』『人の気持ちに敏感すぎる』『繊細な』諏訪野先生。既存の人気シリーズとは正反対の主人公が、とことん患者さんと向き合うことで、問題を解決していくストーリーです。 初期臨床研修中ということで、さまざまな科を回ってそれぞれの科で特有の問題を抱える患者と出会いましたが、最後に進むべき科を決めた諏訪野先生が、今後どの様な医師に成長するのか?そして進んだ先でどのような患者さんと向き合う事になるのか? 続編も楽しみです。 ちなみにドラマでは、諏訪野先生を玉森裕太さんが演じるそうです。 諏訪野先生は繊細な優しいイメージなのですが、実は柔道部出身という点が私の中では【?】でした。 私の柔道部のイメージが貧弱すぎて、柔道家=ゴリゴリっとしたどちらかと言えばガサツ…いや、おおらかな印象だったので(もちろん!実際は繊細な方もたくさんいらっしゃるのでしょうが‼︎)そこが何ともミスマッチでした。 そのため、柔道要素が少なめの玉森裕太さんのキャスティングはとても腑に落ちる感じです。 玉森さんがどんな諏訪野先生を作り上げていくのかも楽しみです。

    4
    投稿日: 2022.09.24
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    玉ちゃん主演でドラマ化すると知り、初めてこの作者の本を読んでみました。 研修医の主人公が、いくつかの科をまわりながら、患者が希望する不自然な治療方針の謎を解いていく短編集。 短編なので読みやすかった。 でも実際にこんな気の利く、刑事みたいな研修医なんているの?と思ってしまった(笑) 評価は3.5かな〜 長編でこの読みやすさ、面白さがあれば4かも。 主人公の私生活が見えてこなかったので、ドラマではそこも期待したい。 続編の単行本もドラマが始まる前に読み切りたい。

    2
    投稿日: 2022.09.23
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    病院内のいろんな科を順番に経験していく研修医の目を通して、いろんなケースを覗き見ていく感覚が面白かった。 もちろんすべての患者が全快して退院していくわけではないものの、すべてのエピソードが『いい話』にまとまっているのがちょっと出来すぎな感じはする。その安心感が魅力でもあるのだけど…

    2
    投稿日: 2022.09.21
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    研修医が各科を巡る中で、 患者の想いを紐解いていく流れが、とても面白かった。 どうしてこの患者は、こういう態度なんだろう? 何を求めてるんだろう? ただ病気やケガを治療するだけでない、 謎解きの要素もあり、 一気読みをした本でした。

    2
    投稿日: 2022.09.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    TVドラマ化されるのを知ったので読むことに、この著者の作品は何冊かは読んできたがあまり記憶には残っていない、ライトノベル出身だけあって文章は読みやすい、本作も一日もかからず読み終えた。5編の連作短編で臨床研修医諏訪野良太の医療推理物語であり、ちょっと「ブラックジャックによろしく」の小説版という感じがしないではないが、やや推理に重きを置いている。だがちょっと金銭に関わる物語が多くその辺はどうだかなと思ってしまった、続編もあるらしいので読んでみるか。

    4
    投稿日: 2022.09.07
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    連作短編6編 臨床医が各科を回りながら,患者の隠されていた心の奥を解き,自らの進路も決めていくというもの. ミステリーとしても医療小説としても面白かった.

    1
    投稿日: 2022.09.06
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    純正医大附属病院研修医・諏訪野良太は様々な科を回るが、そこには、それぞれ、特異で扱いが難しい患者がいた。 諏訪野は、若いが、患者から話を聞き出し、閉ざされた心を開かせるという能力を持っている。それをフルに生かし、それぞれの患者が持つ心の謎を解明していく。 物語は、精神科、外科、皮膚科、小児科、循環器内科ごとに完結する5作の短編連作集となっており、エピローグで諏訪野が自分の進路を決める結末となる。 医者としての知識を随所に活用しながら、扱いにくい患者が持つ追い詰められた心境やたどり着いた境地、隠された尊い気持ちなどを解き明かすヒューマンな内容のミステリーに仕上げている。あり得ない話だと思いつつも、人間の生き方を考えさせられる作品であった。

    1
    投稿日: 2022.09.06
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    一つ一つに深い意味が込められていてとても感動した。 最後のお話は涙なしには読めなかった。 こんなに人のことをよく見て考えてくれる研修医がいたら幸せだなぁ。

    0
    投稿日: 2022.09.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物の背景が短編の中でしっかりと表現されていて、一気読みであった。 諏訪野や指導医の人間性も嫌みがなく、かといって特別な能力を持っているわけではないので親近感を持ちながら楽しめた。 知念氏が書く医療界は非常に現実的なので読んでいて引き込まれていく。この作品も期待を裏切らない出来であった。

    0
    投稿日: 2022.09.01
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    とても読みやすかった。 患者がどうしてそういった行動を取ったのか 容態的なことより、内面的な話が主で、 医療に無知でも読みやすかった。

    0
    投稿日: 2022.08.31
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    読み易いし研修医である主人公が今後どんな医者になるのかも想像しながら楽しめる。ミステリとしては日常の謎に近いが、医療が絡むため切迫性を含んでいるため、スピーディな展開もおもしろい。 だが残念ながら、初版帯のように涙はしなかった。 研修医なのに全部解決してしまうほど諏訪野が優秀過ぎること、シリーズ物なのに看護師がモブなこと(科によって看護師は変わるだろうが、ひとりぐらい固定キャラが居て欲しかった)、あらゆる専門科を回ったのに、たった一話だけで諏訪野の専門家が決められたこと。 せめてあちこち回った集大成として、専門への結論を出して欲しかった。続編でイメージが変わることを期待している。

    0
    投稿日: 2022.08.31
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    ‘22年10月にドラマ化されるのでその前に原作を読んでみた。若き研修医、諏訪野良太。「君には患者の悩みを真剣に考え、それを解決する能力と優しさがある」と指導医に言われるほど信頼が厚い。その諏訪野が大学病院の5つの研修科で遭遇する担当患者にまつわる謎を突き止めていくお話。5つの短編。どの話にも、なんでこんなことをするのか、という患者が登場し、その真意や真相が明らかにされる。作者が実際の内科医なので医療用語や疾病名に真実味があり為になる。医療ものを読む醍醐味はそこにあると思う。原作では主人公の諏訪野は大学で6年間柔道をやっていた体育会系とあるが、ドラマでは美青年の玉森裕太さんが演じる。さて、どんなふうに諏訪野を演じるのだろうか。見る前に原作を読むことをお勧めする。希望を持てる終わり方が良かった。

    2
    投稿日: 2022.08.23
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    続編が出たので再読。 短編になっているので読みやすい。 作者がお医者さんというだけあって、リアルな医療現場が伝わった。どの話もそれぞれの登場人物の想いがあって、温かい物語だった。主人公のキャラクターが親しみがあって良かった。

    2
    投稿日: 2022.08.23
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    感想 患者に深く踏み込む。表層に現れている病だけでなくその奥にある原因を探る。苦痛を取り除く医師としての責務。その姿勢が変わらないことを祈る。

    1
    投稿日: 2022.08.23
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    2022年秋にドラマ化する作品。ドラマ化する前に購入したのですが、短編集なので読みやすかったです。 作者が現役医師ならではの、リアルさです。 とても感動的な話もありました。理想とうまくいかない現実もリアルでした

    0
    投稿日: 2022.08.22
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    作者が、お医者さんだけあって、医療現場はリアル! 新米研修医 諏訪野さんの活躍劇になるんかな? まだ、研修医なんで、何科に決めるか決めてない。各科での研修が、短編集になっている。 各科での評価は高いが、ひとりの患者に入り過ぎるのが、欠点でもあり、利点でもある。 でも、この人の一番必要性とされる科は、医療やなくて、探偵とか刑事やったりして…^_^ 大病院だと、患者一人一人に真摯に向き合ってたら、自分が壊れてしまうんやろな… でも、患者側からしたら、そんなお医者さんが良いし…悩ましいところ。 最後、○○科に決めるんやけど、彼女の担当医という約束を果たした〜!って感じで終わって欲しかったな〜! まぁ、充分面白かったし、泣けました〜(T . T) この作家さんの本も手元に増えそうな気が…(^◇^;)

    53
    投稿日: 2022.07.31
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    研修期間中の2年間に患者さんの心にすむ病魔を取り除いてくれる優秀な研修医のお話。 研修先での指導医の先生や5人の様々な問題を抱えた患者との関係が温かく良い作品でした。 病気も気の持ちの持ち様で体や心にかかる負担も少なくなる。心のケアまでしてくれる研修医諏訪野先生が実際もっと医療界に増えて欲しいと思いながら読みました。

    1
    投稿日: 2022.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    医者の研修期間の物語 2年間の研修は大変だなと思う一方この本で少しですが科の事を知れて面白かったです。 医者のことを気軽に知れるのは本の魅力です。 諏訪野先生はどの科でもやっていけそうだな。 循環器内科になったのは1番エピソードが強かったからなのかな?もっと諏訪野先生だからこその科は無かったのかな。 配属科が簡単に決まっちゃったかなって印象

    1
    投稿日: 2022.07.21
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    新米研修医の諏訪野良太 精神科 外科 皮膚科 小児内科 循環器内科 色々なところで注目を浴び 引くてあまたの研修医 優しくて人間味があって読んでいて引き込まれる。 楽しいシリーズになりそう

    1
    投稿日: 2022.07.15
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    医療ミステリー短編集です。 現役医師の作品だけあってリアリティを感じる。 サクッと読める手軽さがいい。

    1
    投稿日: 2022.07.03
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    大学病院の研修医、諏訪野。彼が研修を受ける様々な科の病棟で出会う患者(病気)との触れ合いを描いた作品。それぞれちょっとした謎が折り込まれていて、その謎を諏訪野が解いていく形で話が進む。最終的に諏訪野はどの科の医師になるのかも気になる。 初めての作者だけど、医大出身だけあってとてもリアルで面白かった。話の進め方も無理なく読後感も良くて、他の作品も読んでみたいと思った。

    1
    投稿日: 2022.06.15
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    総合病院の新米医師 諏訪野良太が、専門分野を決める過程として色々な科を回って研修を重ねる。その中で色々な患者に出会いその人たちが抱える問題に向き合っていく。先輩医師や指導医が見落としたり向き合わなかったちょっとしたことから問題の本質にたどり着いて気持ちの良い解決に導く五つの短編連作。 最初はただチャラい若者のイメージだった諏訪野がどんどん成長していく物語でもある。仮面病棟の後に読んだせいか、読後感がとてもよかった。

    4
    投稿日: 2022.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    研修医が主人公の短編集 様々な研修先でそれぞれ魅力的な指導医、ワケアリな患者たちと触れ合い、 彼自身の良さを活かして問題を解決していく様は気持ち良く、心暖まる 非常に読みやすくて、粒揃いではあるが、 あれだけ悩んでいた専門研修先がラストの御涙頂戴な一編のみで決まってしまうのは少々不満が残る

    0
    投稿日: 2022.06.06
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    スッキリ爽やか〜な読後感 なんと言っても 悪党を読んだ後だし、、 ちょっとミステリー ちょっとヒューマン系 で、主人公の諏訪野良太は 人当たりが良くて 穏やかな 患者の心の声を聴ける研修医 病気になって 心身共に弱った時は こんな医師に診てもらいたい

    2
    投稿日: 2022.06.05
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    知念実希人さんの作品。 医療系ミステリーでしょうか? 研修医・諏訪野 良太は、研修医として様々な診療科を巡りながら、患者たちに寄り添いその謎に迫っていく? ・彼女が瞳を閉じる理由 ・悪性の境界線 ・冷めない傷痕 ・シンデレラの吐息 ・胸に嘘を秘めて どれも味わい深い作品です。 特に、彼が診療科を決めるきっかけとなった最後の作品は、決して明かさない胸に秘めた女性の秘密にウルウルです。 臓器移植という重いテーマであり、最後のシーンに涙が止まりませんでした。

    17
    投稿日: 2022.05.29
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    少し医療サスペンス、そして少しヒューマンサスペンス。 諏訪野良太という一人の研修医の目を通して描かれたいくつかの症例についての物語には、一つ一つ吸い寄せられるような面白さがありました。 そしてそれは一つ一つの事例報告に留まらず、諏訪野の成長と前に進む気持ちを積み重ねていく様子として、とても面白く読むことができました。 僕は知念実希人さんの作品を初めて読んだので、諏訪野医師のシリーズがあるのかどうかは存じ上げないのですが、こんなに魅力的なキャラクターには、是非とも続編があって、諏訪野医師の世界が広がっていくのを読ませてもらいたいなぁ、と心から思う次第です。 素敵な連作でした。

    6
    投稿日: 2022.05.26
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    研修医である主人公が研修先の科で様々な思いを抱える患者と出会い、向き合い問題を解決していく物語。 初めて読む著者の作品だったけれど情景が浮かびやすい文体で読みやすく、さくさく読み進められました。主人公が進む科を決断する物語では思わず涙腺が…。

    0
    投稿日: 2022.05.01
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    心震えた! 裏表紙の内容紹介どおり、「心を震わす連作医療ミステリ!」 単なる謎解きではなく、短編連作ながらも自分の好きなヒューマンドラマミステリとなっています。 本作はエピローグ含む6編からなる短編連作の物語。 研修医の諏訪野が、それぞれの研修先で患者の謎(患者の想い)を解き明かすハートフルな物語。 ■彼女が瞳を閉じる理由 定期的に睡眠薬を大量服薬して、自ら119番して運ばれてくる女性。 その理由は?いったい何が起きているのか? ■悪性の境界線 80歳の老人に初期の胃がん。内視鏡手術で容易に治療できるはずが、急遽、開腹手術にこだわり続ける老人。 その理由は? そして、医師たちのとった行動とは.. これ、ちょっとぐっと来ましたけど、倫理的に大丈夫? ■冷めない傷痕 足に大やけどを負った母親。入院後、火傷の範囲が広がっている? 火傷を負った原因。その想い.. ■シンデレラの吐息 喘息発作を再発し、運び込まれた8歳の少女。しかし、管理されている院内でも喘息発作が再発。 その原因とは?家族の想いとは? ■胸に嘘を秘めて 心臓移植が必要な女優。海外での移植のため渡航費用を集めますが... そこには彼女の秘めたる想いが これもよかった。 こんなにうまくいくとは思いませんが... ということで、ハートフルな物語。 お勧めです!

    31
    投稿日: 2022.04.16
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     人の心を聴くことができる研修医が主人公。  観察力、洞察力、想像力に突き動かされ患者一人一人に寄り添う諏訪野先生のような医師がたくさんたくさんいてくれたらいいのに、と思いました。  知念さんの他の本を読んでみたいと思います。

    1
    投稿日: 2022.03.21
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    面白かったし、研修医をめぐる物語の展開としてはとても良かった。 とはいえ、どう感想を書いていいものか分からない1冊でもある。 ここからの学びというものは無く、物語を物語として楽しむ感覚で読める本です。 一般人として生きる私としては、お医者さんや研修医さんというのは、ある意味では壁の隔たりがあるような素晴らしい方ですが、 すごーーく、スラーっと同じ立場で読めるようなサラッとした本でした。

    1
    投稿日: 2022.03.14
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    医者の種類もやってることも本当に多様な現代の病院。それぞれがそれぞれに人の役に立とうと頑張ってくださってるんだろうと思うと同時に先日知り合いの子供が火傷からの感染症で生死の境を彷徨った。皮膚科ではただの熱だと言われたが何時間か後に小児科の先生が飛んできてくださって事なきを得た。しかし、皮膚科は頑なに感染症ではないと言い続けている。 こうやってどこかの『科』に決めないといけないというシステムが横の協力体制を作りにくくしてる一因びゃないかな?と思った。現実の話と相まって色々考えさせられる話でした。

    1
    投稿日: 2022.03.10
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    研修医が色んな科を回り、他人の人生、そして自分の人生を決めていく姿に心打たれた。短編で内容も分かりやすい。諏訪野先生がいたらなとふと思った。

    1
    投稿日: 2022.03.06
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    5つの短編だけど、研修医の諏訪野が自分の道を決めるという点でつながっている 医療系で難しいと思ってけど、読みやすくて面白かった

    6
    投稿日: 2022.02.27
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    それぞれの話は感動的でしたが、謎解きをする主人公の研修医があまりにも優秀すぎて少し興醒めな部分も正直ありましたね。

    0
    投稿日: 2022.02.23
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    Aaudible聴き放題で。 行き帰りの通勤で、数日間欠かさず聞きました。医療系だけど解説もあってわかりやすい。訳ありの人の行動には、理由があって、それを理解すると訳ありの人は誠実な人に評価が変わる。他人が抱えている苦悩は、眺めているだけでは見えないんだよな、と思いました。

    2
    投稿日: 2022.02.20
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    短編なので展開も速く読みやすかった‼︎ 少しの違和感から気づいていく、お医者さんはたくさんの人を診てるから観察眼がすごいのかも。 面白かったです‼︎

    1
    投稿日: 2022.02.20
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    02月-19。3.0点。 研修医の主人公、各科をまわり、進路を決めようとする。 外科、内科、皮ふ科、小児科、循環器内科それぞれの患者とのストーリー。 読みやすい。いずれもハートフル。

    0
    投稿日: 2022.02.18
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    医療モノ。 研修医が研修先の課で出会う患者達のちょっとした違和感から見過ごされそうな裏を炙りだす。 全てハッピーエンドでスッキリだった。

    1
    投稿日: 2022.02.16
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    5話からなる短編集だが、どれも話が上手いこと行き過ぎている気がした。実際では無理な感じがするが、読みやすく面白かった。

    2
    投稿日: 2022.01.29
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    感動した。 主人公の研修医諏訪野がさまざまな科を経験するうちに担当患者の不可解な状態になっていることに疑問を持ち、持ち前の人懐こさと明るさと優しさと患者の立場に立って考え寄り添うことができる力で解決する話だった。 今まで読んだ作者の本は長編だったが、短編も面白いなと思った。 どの話も虐待、医療拒否などの悪質な要因が、不可解な出来事の理由だと途中で推測していた。だが、諏訪野の推理によって患者やその家族の絆が深まったり、過去のしがらみを捨て新たな人生を送るきっかけとなっていた。患者の気持ちに寄り添い、カルテや患者、その周りの人の態度、言葉、表情の変化を敏感に感じ取り、解決へと導く姿がかっこいい。後味が良く、気持ちの良い最後だった。 解決した後、諏訪野が指導医から持ち前の良さを褒められた所にほっこりした。 諏訪野と聞いて私が作者を知るきっかけとなった一つすぐむぎの手を思い出した。

    1
    投稿日: 2022.01.17
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    この作家さんの本を始めて読みましたが、連作でとても読みやすい本でした。 研修医の主人公が、患者の心情を読み解く力がすごい。最後の話が、考えさせられると同時に人の想いを感じました。

    1
    投稿日: 2022.01.07
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    大変感動しました。昨年この作家を知り沢山の作品を読みましたが、今年は全作品制覇したいと思います(文庫本しか買えないけど)。

    3
    投稿日: 2022.01.03
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    純正会医大とか冴木先生とか、見たことあるなぁと調べてみたら、先日読んだ『螺旋の手術室』だった。どうやら天久鷹央シリーズにもリンクしているらしい。 この本は、それらに出ていた循環器医師の諏訪野先生が駆け出しの研修医時代の話だった。 なぜ循環器に進んだのかが描かれていた。 リンクしていることがわかって読めば面白さも膨らんだ。短編の一つ一つの内容は普通。

    1
    投稿日: 2021.12.30
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    なかなか、面白かった。もう少し感動が欲しかったけど、医学的知見はさすが。最終話がやっぱり面白かったなぁ。いつかドラマ化される気がする。

    1
    投稿日: 2021.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    5編の短編集から織り成される物語 様々な科で巻き起こる5人の患者とそして謎 色んな患者がいるなぁと 私は5つ目の『胸に嘘を秘めて』が好きかな 病と闘い、周囲と闘い、そして他者の命の為に とても素敵な女優さん 主人公の諏訪野君、お医者様よりも探偵業が向いてそうと思ってしまう笑 色んな科の様子も覗けたりして面白い とても読みやすくてあっという間に読了してしまった 涙は…出なかったかなぁ苦笑

    4
    投稿日: 2021.11.22
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    とにかく 読みやすい! 短編集ってのもあるし 登場人物も 分かりやすくて 親しみやすい あっという間に 読み終わりました ほっこりしたい時 是非是非

    2
    投稿日: 2021.11.10
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    さらーっと読める。 医療ミステリということで重い内容を想像していたが、各章が1話完結のお仕事エンタメという感じ。 あまり読書をしない方でも読みやすいと思う。

    15
    投稿日: 2021.11.03
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    科によって関わる病気は様々ですが、人の心もその数だけ違う。 患者さんの不可解な言動に向き合い、その隠された心を読み取る研修医。 こんな素敵な医者が現実にもいればいいのにと思ってしまいます。

    4
    投稿日: 2021.11.01
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    研修医の主人公が救急、精神科、外科、皮膚科、小児科、循環器内科と各科を巡り、様々な事情、問題を持った患者たちと触れ合いながら、成長していく連作短編ミステリ。 ブク友さんの本棚でお見掛けする機会が多かったことと、医療ミステリと言えば知念実希人でしょ。という謎の個人的偏見も相まって手に取った。 医療研修に励む主人公の諏訪野が、各科で患者と出会い、病気だけでなく患者の背景も含め、しっかりと診て寄り添う姿が、読んでいて気持ちが良かった。 また、ソフトなミステリ要素を兼ねた謎解きも物語に含まれていて、真相が明らかになっていく展開も秀逸。 さすが医療業界に携わっている著者の作品だけあり、専門的視点や業務の実態、患者への思いがリアルに描かれていて、読み応えもある読了感だった。 しかしながら欲を言うなれば、もう少し【黒ミステリ】の要素が欲しかった。 分かっている。いや、分かっていた。 そもそも本作品の帯には『5つの謎に涙が止まらない!』と記されていたのだから。 ヒューマンドラマ好きな私は満たされた。 ミステリ好きな私が満たされなかったのだ。 どうやら、ここ数冊のミステリ作品連読によって、今年度の中でもミステリ欲求度がピークに達している模様。 もっと、私にミステリを。 ヒリヒリと胸を締め付けられるような、ミステリ作品を、与えたまえ。

    149
    投稿日: 2021.10.09
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    主人公の勘がいい笑 すごく読みやすいです。 医療ミステリー?なのかな? 難しくもなくサラッと読めました。

    3
    投稿日: 2021.10.08
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    本当に悪い人が出てこないところは良いな。 どうしようもないことを何とかしようとする主人公の話はこの本だけではなく続きを読みたいと思わせる。

    2
    投稿日: 2021.09.26
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    一応全部繋がってはいるのだけど、短編の話が5つあって、ちょっとだけ本読みたい時とかにいいと思った。けど、やっぱり短編より長編の方が好きだなぁ。 短編だとすぐ答えが分かってしまうからなんだけど

    2
    投稿日: 2021.09.20
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    医療系の話、難しい話になるのかな、と思ったら、どちらかというと入院してくる人の人生のお話。研修医だから、これだけ1人の患者さんを見て診てあげることができるんだろうなー。こういう親身になれる医者がいてくれるといいなーと感じました。「頑張れ」と応援したくなる、そんな話でした。

    1
    投稿日: 2021.09.14
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    連作の5個の医療ミステリーです。 難しくもなくさらっと読め真相を知るとなるほど〜と思います。こんな風に気付いてくれる医者がいればなぁと思うけど、そこはフィクション。(もちろん本の中でも主人公以外の先生方が悪いわけじゃなくそれぞれできることをしています)

    1
    投稿日: 2021.09.11
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    1話50ページほどの短編集。 そこまで難しい医療用語もなく、サクサクと読み進められた。 特に最後の「胸に嘘を秘めて」の真相にはジーンと来て、温かな読後感を味わえた。 諏訪野先生の今後も応援したくなったし、他の知念作品も読んでみたい。

    2
    投稿日: 2021.09.11
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    5篇の短編集。 研修医の諏訪野先生、優秀すぎる。現実ではありえないんだろうけど(一人一人に向き合いすぎ)こういう先生がいたら嬉しいかも。医療ものなのにどの話も読みやすく1話ずつ最後にすっきり謎が解けて面白かった。 薄いし短篇なので、ちよっとしたスキマ時間に読むのにもおすすめ。

    1
    投稿日: 2021.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ここまで患者のことを考えて下さるお医者さん、なかなかいないと思うし、実際、申し訳なくてそこまでは…って気もするけれど。 極端なドラマばかりではあるが、丁寧に描かれていて心に響いた。 諏訪野先生の今後に期待します。

    3
    投稿日: 2021.08.17
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    研修医の先生が患者の不可解な行動の謎を解いていく、連作短編集。 難しい医療用語もなくてとても読みやすい。 時々ウルッときて、人間っていいなぁと思える物語ばかりだった。 ただもっと難解なものを想像して読み始めたので、少し拍子抜けしたかな。

    9
    投稿日: 2021.08.01
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    医療系の本は初めてだったので理解できるか心配だったが、とてもわかりやすく読みやすかった。 短編で、それぞれの話に出てくる患者と、主人公の研修医のお話。どれもどきっとさせる場面があるが、もやもやが残ることなくあたたかい気持ちにさせてくれる。人に勧めたい本。

    3
    投稿日: 2021.07.31
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    めちゃめちゃ面白くて読みやすくて、読む手が止まらんかった。 なんとなく予想はつくこともあったけど、それでも面白かった!

    5
    投稿日: 2021.07.21
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    今までの知念作品とは違い、 もっとリアルな医療現場で起こる人と人との 現実的な出来事を題材にした短編集。 こんな風に患者と向き合ってくれる 医者に出会った事はないので、 リアルではないけれど、 患者の気持ちに寄り添いながら 医療を行う事の難しさも想像する。 さらっと読み易く、あっとゆうまに完読。

    3
    投稿日: 2021.07.19
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    入院患者の謎行動を、研修医が紐解いていく話。 患者もお医者様も、いい人ばかりで心が温かくなった。 著者の他の本も読んでいこう。

    2
    投稿日: 2021.07.17
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    研修医が主人公の連作短編集。 作者が現役医師ということでもっと堅苦しい話をイメージしていたけど、とても読みやすかった。現役医師ならではのわかりやすくリアリティーある描写と、小説ならではの温かいストーリーが良い。優しい読後感のお話。

    3
    投稿日: 2021.07.01
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    見取りのカルテと神様のカルテなど本の名前は似ていたが、患者に向き合いかたも全く違う形だった。研修医とは思えない洞察力も諏訪野良太の魅力に感じる。続編が出るのを期待したい。

    4
    投稿日: 2021.06.30
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    どこの科で働くかを悩んでいる研修医は、研修期間でさまざまな患者と出会う。それぞれの患者には、不審な点や行動が見られる。その真意とは? ・不審な火傷の女性 ・落ち目の女優 ・安全な治療を拒む老人 ・薬が服用されていない女児 ・大量に薬を服用する女性

    3
    投稿日: 2021.06.26
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    『螺旋の手術室』に登場する諏訪野の研修医時代の物語 担当患者たちの秘密や嘘を見抜く観察眼するどい みんな誰かを貶めようとして嘘をついてるわけではない、それを理解して対応してくれるところに人柄の良さがあらわれている 冴木親子(お父さんがお元気なの…)や同級生の沢井も出てきたり(彼の物語も読んでみたい)

    3
    投稿日: 2021.06.24
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    短編集なのでとても読みやすい。諏訪野先生の人柄がよく伝わるハートフルな医療ミステリー(?)ですね。とても読みやすいです。

    2
    投稿日: 2021.06.13
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    短編でどれもが面白くすいすい読んでしまった。ミステリーでもあるしハートフルでもあるしこれはぜひドラマ化してほしい。ガリレオみたいに人気が出そう。それにしても著者は現役医師なのに出版ペースも早いしどれも面白いし、どんな生活をしているんだろう。

    2
    投稿日: 2021.06.05
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    悔しいけど面白いです。なぜ悔しいのかよくわかりませんが、着実にハラハラして泣かされます。 キャラクターやストーリー、飽きさせない展開、安心して楽しめる作家さんのひとりです。ああそうか、著者の狙い通りに読まされた感じがして悔しいんだ。 恐れ入りました。

    3
    投稿日: 2021.05.25
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    さすが、医療関係者。良かった、なんでこんなに人の事、わかるんだろう。まぁ、こんな医師がいたらいいです!

    2
    投稿日: 2021.05.21
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    どうすることが、誰を幸せにするのか。こんなに真剣に考えながらお仕事できるのって、素晴らしいことだと思う。諏訪野先生の今後のご活躍を祈念致します。

    2
    投稿日: 2021.05.02
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    星3.5だけど最終話のオマケで4つに。 帯に「5つの謎に涙が止まらない」とありましたが、少し大袈裟でジャロに訴えられます。 「5つの謎と一粒の涙」ぐらいがちょうどいい。

    2
    投稿日: 2021.05.02
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    短編集。同僚に借りました。 研修医の諏訪野が、さまざまな診療科を回りながら、患者のトラブルに寄り添い、成長していく物語。五編収録。 最後の話が良かった。それまでの四編は、シリーズものよろしく展開が同じで、軽いノリなわりに帯には「涙がとまらない」と煽り文句、涙腺の緩い私でも一滴も出ないけど、と辟易させられたのだが……五編の話が良かったので読後感がスッキリできた。なので☆4つ。 『彼女が瞳を閉じる理由』 睡眠薬大量服薬で定期的に運ばれてくる女性。精神科担当の諏訪野はその謎にせまる。 自殺未遂を繰り返す患者は確かにいて(私は病院勤務です)リアルだった。そこに小説ならではのミステリー仕掛けがあるのが面白い。 『悪性の境界線』 突然、内視鏡の手術を拒否し、早々に開腹手術を望む老人。外科担当の諏訪野が謎に迫る。 手術拒否する患者も一定数いるが、こんな理由でほんとに拒否するかなあという印象。こんなんゴネた者勝ちでは?小説ならではの心温まるミステリー……なんだけど、いまひとつ共感できず。 『冷めない傷痕』 火傷を負った女性の謎に、皮膚科担当の諏訪野が迫る。皮膚科女医の描写がおもしろい。ただ3話目となると、お決まりのパターンに「ふーん」となる。ドラマ化には最適なんでしょう…… 『シンデレラの吐息』 薬をきちんと服用しているはずの喘息持ちの少女が、大発作を起こす。その謎に、小児科担当の諏訪野が迫る。 これは、実際に有り得そうな話で共感できた。子どもならやりかねない。 余談ですが、コロナの影響で今や小児科病棟は閑散としてますが、そういや本来は病床回転率がダントツで高く忙しい科だったなと思い出しました。コロナおそるべし。 『胸に嘘を秘めて』 心臓に難病をかかえて入院中の有名女優が抱える嘘を、循環器内科担当の諏訪野があばく。 前四編のパターンは用いられず、新鮮な気持ちで読めた。諏訪野自身の人生がようやく動き出す一編。女優の抱えていた嘘も、それまでの四編とは種類がまるで違い、心に響いた。 この話が収録されていなければ、この小説の評価を☆3にするところでした。 軽く読みたい人は好きかもしれない。重厚な文章やテーマが好きな人(私です)には、やや物足りなかったです。

    3
    投稿日: 2021.04.30
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    初読み作家。父からのレンタル本。 初期研修医の諏訪野良太の奮闘と成長を軸にした、5話短編医療ミステリー。複雑で大規模なミステリーではなく、なぜ、この患者さんは…と患者側が抱えている問題を解き明かすお話。 諏訪野が2年間の初期研修医を経て、どの科を専門医として選択するのか悩みながら、名探偵ぶりも発揮。読みやすい文体で楽しめた。 『胸に嘘を秘めて』が切なくて一番心に残った。

    5
    投稿日: 2021.04.25
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    短編集だったため読みやすくよかったが、読み易いが故に読んだ感がない。淡々と読めてしまい、面白くない。。。 がっつり小説を読みたい人には向かないかも?

    1
    投稿日: 2021.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    研修医が各研修先にて患者の病気と心のケアまで行う短編集。 シリーズものなのでしょうか? 知らずに手に取りました。 短編でどのお話も意外とさっぱりした仕上がり。 主人公もあまり喜怒哀楽が激しくないタイプ。 周りのスタッフたちもアッサリ。 読み終わり後も不快な気持ちにならず別シリーズ作品も読んでみようかと思います。

    2
    投稿日: 2021.04.10
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    医者にとって必要な能力って何だろう。オペの技術も大切かもしれませんが、患者との信頼関係を築ける能力も大切だと感じます。 本作の主人公の諏訪野は新米医師で将来の科を選ぶため、色々な科で奮闘する。5つのストーリーで、どちらかと言うとヒューマンドラマ的な要素が強い気がします。 熱湯で火傷を負った女性。手術の時期に拘る中年男性。シンデレラのあだ名の女の子の話など。やはり最後のお話が1番印象に残りました。 こんなに真面目で患者思いな先生ばかりだと良いなと思います。

    1
    投稿日: 2021.04.09
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    医療ものだけど推理要素も入っていて続きが気になりどんどん読めた。 章ごとに違う話になるのも読みやすい

    2
    投稿日: 2021.04.09
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    読みやすかった!なかなか読めない真相、そして主人公がかなり切れ者。 精神科、外科、皮膚科、小児科、循環器内科。それぞれを回る研修医というのも面白かった。

    2
    投稿日: 2021.04.05
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    研修医の視点から医療の現場、患者それぞれを取り巻く状況を交えながら謎が解かれていく様が楽しめ一気読みでした。

    1
    投稿日: 2021.04.02