
総合評価
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powered by ブクログ麦本三歩がすきなものという題名通りの、三歩が好きな事、日常に溢れる些細なこと、そしてその些細な事を幸せと感じれるってことってここ最近やっと大事だと言うことが分かったわたしには、うんうん、だから少しでも前向きになれるのかもって思えます。 こういうほのぼのまったり、でも三歩の自然さ、作らない心からの気持ち?が人を救ったり支えたりすると思います。 ずるい事をしてもやもやしてしまっても、自分が自覚してない、傍からみたらずるいことを認識したら、相手に対しても見え方変わるかもですね。 でも、そうやって良いも悪いもマイペースに…が大事だよなぁと。一つ一つのお話が面白くて早く読み終わりました。
3投稿日: 2025.11.16
powered by ブクログ忙しくてなかなか本に手が伸びなくて、やっと落ち着いて癒しを求めて軽めの感じの読みたいなと思って手にした住野よる先生。 歳を取るたび好きなものを見つけるって難しくなるよな。三歩の思考回路を追う毎に優しい顔になれるなんでもない日常の物語。 たぶん疲れる度にまた読みたくなる。
16投稿日: 2025.11.14
powered by ブクログ住野よるさんのまた違った明るい独特の世界観でした。 深みはとくになかった。日常の中に、小さな幸せを見つける事を共感した物語。漫画を読んでる感じで、サラッと読んだ。
11投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログなんだこの平和な世界はと、思って読んでました。さんぽちゃんが独特の感性を持ち天然で可愛らしいのはまちがいない。 だけど、独り言みたいなところであざとさや賢さが見える違和感みたいのがずっとつきまとっていました。周りの同僚もマスコットガールのように可愛がってくれてるのも、享受しちゃってるあたりのちゃっかり感も凄いしむしろうらやましいくらい。 男友達の章はそうくる!?となり しびれました。 最後のおかしな先輩とのくだりで だよねー!ってなりました。私の違和感ポイントに触れてきてここでまたしびれました。 やっぱりたくさんしかられても、愛嬌&三歩ブランドで可愛がられて楽しくやれるそんな職場うらやましいし、行ってみたいなと思いました。 渾身の韻ふみに気付かなかったのは 不徳の致すところ!MCバトル毎日見てるのに笑
11投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
麦本三歩 ぼうっとしている、食べすぎ、おっちょこちょい、間抜けと周囲の人が説明するような人物。本人は納得してない。ニューバランスのスニーカーを愛用している。大学内の図書館で働いている。 優しい先輩 三歩が働く図書館の先輩。三歩の良き話し相手。常に笑顔でよく笑い優しいが、本を大切にしない学生に対しては毅然と怒り、優しいだけない面も三歩に見せる。 怖い先輩 三歩が働く図書館の先輩。トマトが苦手。日々、バッグヤードで三歩を注意している、時にチョップをする。ブルボンバームロールを控室に補充しておいる。 おかしな先輩 三歩が働く図書館の先輩。三歩のことが好きではない。三歩が仕事をズル休みし、天然ではないと印象を改める。 茶髪の女の子 図書館で本を探していた。 大学で非常に仲の良かった男友達 麗しき友人 三歩が二人きりで旅行に誘えるレベルで仲が良い。編集者。担当の小説家の小楠先生とは同い年で同性。美しい容姿。
2投稿日: 2025.10.14
powered by ブクログ住野よるの作品を読みたくて読んだ。 読み始めは、主人公 麦本三歩の脳内の文章が独特で読むのに苦戦したが、後半にかけて読みなれてきて、まったりした世界観が面白かった。 主人公の性格が自分と似ており、周囲から独特や天然だと言われつつも、自分の中では思考回路があって、因果関係が成り立った上で、行動しているのに、他人には理解されないことが多く、奇妙な目で見られることもある。そこに共感した。 主人公やおかしな先輩が天然という言葉を嫌うのも、そのような理由や、天然という性格で周囲に認知されることでズルして生きることができるのだという。人の性格は、他人に認知され、人によって普通の行動の幅が異なる。おかしな先輩は、おかしなことができるし、三歩はおっちょこちょいなことをしても許される。
2投稿日: 2025.10.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
住野よるさんの作品はハズレがないので手に取りました。ネットでの評判も良く、BOOKOFFで見つけて購入。 読んでみて、一番好きだったのは「麦本三歩はモントレーが好き」。 全体的に読みやすくテンポも良いので、疲れたときでもぼんやり読めました。些細な日常を丁寧に拾い上げて、楽しく文章にしてくれるのが魅力です。 所々にハッとする言葉もあり、特に心に残ったのは―― “知らない本がこれだけたくさんあるということが、世界は自分だけの目線で見られているものじゃないという証明である気がして、三歩の心を支えている” “ずるいことしたり、人に嘘ついたり、でも生きていかなくちゃいけなくて、自分をそんな嫌な奴だと思いたくなくて、だから他人をたっぷり甘やかして、その代わり甘やかしてもらって、必ずちょっとだけ反省して、生きていくしかないんだと思うよ” 「男から見たおっちょこちょい女子」のテンプレ感は否めませんが、好きなところと同じくらい、ちょっと引っかかる部分もある。そのバランスも含めて楽しめました。
6投稿日: 2025.10.03
powered by ブクログ同じ職場はちょっと無理かもしれないけど、麦本散歩と友だちになりたい。フラワーカンパニーズを熱唱しなが洗い物をしている姿を想像しただけでにやけてしまう。特別なものではなくて身の回りにこれだけ好きなものを見つけてしまう三歩は楽しく生きる術を知っているとしか思えない。毎日はこんなふうに過ごしていけば結構ファンキーでハッピーなんじゃないかな。ていうかそれで十分だ。ちょっと鈍臭いけど、それなりに一生懸命な三歩はオイラ的には魅力的。これで可愛かったらイチコロだ。なんかすぐにでも映像化できそうな物語だな。
3投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログすごく大好きで大切な本。 P11 歩くことが好きな理由について、足を前に出すだけだからだろうなと、三歩は思う。 いかにも無意味で間抜けな理由だけれど、三歩は真面目にそう思っているし、その無意味は大事なものとすら思っている。 P12 ようは、気楽な無意味さも大切なのだと三歩は思う。無意味と大切じゃないは一緒じゃない。 そして、無意味は意味の引き立て役でもない。 無意味な日常があるから、意味ある日が大切に思える、とかじゃない。 無意味な日々も、意味ある瞬間もどっちも大切で、それが一番いいということなんだとのんきに思う。 P283 好きなものや人のことを思うだけで、三歩は痛みと一緒にでも幸せになれる。 P289 大したことは起こらない。 謎も事件もファンタジーもない。 そういう毎日の中どう生きたってそんなに変わりはしないんだろうと三歩は思っている。 でも出来ればどうか自分も、嫌いなもののことじゃなく、好きなものの話をしていたいと三歩は願う。
3投稿日: 2025.09.25
powered by ブクログホラー小説と併読するのに、ぴったりな本でした。読むと、ほっこり癒されます。 内容としては、サザエさんのような小話が何話か詰め込まれていて、ちょっとした合間に読むのに最適です。気分転換になって、とっても良きです。 (私は、ホラー小説と本作2冊持ち歩き、ホラー小説を読んだ後は必ず本作を読み、脳内で中和を行いました。怖くてしょうがなかったので笑) 本作読了後に、ブルボンのお菓子を少し買いだめしたのは、内緒です。
7投稿日: 2025.08.19
powered by ブクログ天然でドジな感じが応援したくなるんだけど、ちょっと振り切ってて食傷気味に。後半の“おかしな先輩“の気持ちも分かる。
16投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ゆるいお話で、気楽に読めます。 かわった?主人公の行動であったり、周りの人との関わりを気楽にたのしむことができます。 短編がいくつかあるという形なのでいつでもサクッと読むことができます。
1投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログ2025年 作品 No.12 こんな子が近くにいたらムカつくけど可愛がっちゃうんだろなー。 もし麦本三歩が同じ職場にいて「失敗しちゃいました。てへっ」と言ってきたら、私はどうするか。おそらく、勝手にやっとけと突き放すが、大丈夫かなと心配になり目の端でその姿を追ってしまうんだろう。 天然だけど、ちゃんと悩んで、反省して、だけど美味しいものを目の前にしたらそんな想いはどこへやら。やれやれ…と読者ながら親のように麦本三歩を見守ってしまっている自分がいる。 全体的にコミカルでふわふわしていて心が温かくなる作品。しかし、住野よるさんが他の作品でも描いている、生きることの悩みや不安、それに向き合って間違いながら反省しながら生きる日々、それを端々にチラ見させてくれる。 これからも三歩の日常を親として見守っていかなくては。
2投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログ日常のなかのささやかな楽しみって、大切なんだなぁとしみじみ思いました。 好きなものに満たされて、毎日頑張る三歩ちゃん。 キャラはなかなか個性的だけど、うんうんわかる~って場面もけっこうあって、私も頑張ろーって気持ちになりました(*^^*)
7投稿日: 2025.07.26
powered by ブクログ何気ない日々の記録なのかなーと思ったけど、 なんとなくドジっ子な場面をみせられている気がした。 終始、三歩のことが好きになれずじまい・・・。 私には向いてない小説だと思った。
3投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログ住野さん3冊目。名前と内容から女性作家と思っていたら男性作家だったことを知る。 ドジで失敗ばかりの主人公の三歩。天然のところが皆んなに愛されているよう。ただ脳内では凶暴な言動が渦巻いている。二日酔いの翌日はド派手な服装と化粧で皆んなを笑わせ、ある時は仮病を使って仕事をズル休みする。 はちゃめちゃな内容にちょっと引いてしまうが、一方では三歩の周囲の人のように微笑ましく見てしまう。次作も読んでみようかな。
65投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログ三歩ちゃんののんびりとした日常のお話 何か大きな出来事がある訳ではないけど、 何気ない日常に好きなものがたくさんあって それを自分でちゃんと認識して生きていきたいなと思った
2投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログとにかく読みやすい。麦本三歩という主人公の魅力がまだ分かりきれなかったけど、続いているようなので次作を読むのが楽しみ。
2投稿日: 2025.06.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ひたすらゆるーい、三歩ちゃんの日常が短編でたくさん詰まっている。三歩の奇行に、電車でニヤニヤを抑えるのが大変だったけど、実はすごく共感できるような部分もあって、友達になりたい!と思った。
2投稿日: 2025.06.13
powered by ブクログ1年前くらいにたまたま本屋で出会って、5回以上積読しました。電車の中や寝る前や休日に読んでいます。ちびまる子ちゃんみたいでほっこりする
2投稿日: 2025.06.09
powered by ブクログ読んでいて元気をもらえた。 嫌なこともあるけれど、三歩みたいに、好きなことを探してちょっとした幸せに気づける人でありたい。 第二集も読むのが楽しみ。
5投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログ図書館勤めの麦本三歩、独特な個性で好き嫌いが分かれそうだけれど私は好きだ。自分も図書館で働いてみたいし、1人で気ままに暮らしている姿は微笑ましいし羨ましい。続編も出てるようなので次作も読みたい。
2投稿日: 2025.05.23
powered by ブクログ50万部突破ということで期待して買った本だが 私には全く合わなかった。 特に言葉遣いが! 図書館勤めの20代女性だからなのか? 唯一共感できたのは パン屋さんで、個数限定のクリームパンを買おうとして並んでいたら、前にいた女性のところに友人らしきグループが話しかけ、そのまま列に加わり自分の前で売り切れてしまった。 パンでなくともこのようなことはよくある。
23投稿日: 2025.05.19
powered by ブクログ主人公のキャラが強い。日々感じてることを、言葉にしてるのがおもしろすぎる。麦本三歩も、住野よるさんもすごい。 成瀬は天下を取りにいくみたいに、読後、主人公の話し方とか感じ方が自分の中に入ってくる。 自分も好きな図書館とか歩くこととかが章のタイトルになっててうれしい! 主人公が、図書館の司書さんなのもいい!本に居場所がある図書館いい
14投稿日: 2025.05.18
powered by ブクログ賛否両論あるかもしれませんが、私はこの主人公、好きです。お友達になりたいです。 三歩は、大学の図書館で働いてますが、とても物覚えが悪くていつも先輩に怒られるし、空気を読めなすぎる子。でも散歩の心の中はすごく単純で素直でまっすぐで。 三歩だからしょうがない、と可愛がる先輩もいれば、そういうところを嫌う先輩もいるわけで。 うん、面白かった。本の表紙、とっても三歩っぽいです。
6投稿日: 2025.05.10
powered by ブクログ平和な小説。 誰かの日常をのぞいている感じ。 図書館にいって、本をもっと読みたいと思った。 三歩の基本はポジティブなくせに、ズルをしてしまって時に繊細な気持ちになるの、とても分かる! 最後のおかしな先輩がいっていた三歩への評価は分かる〜と思ってしまった自分がいる。きっと私は、おかしな先輩側。
1投稿日: 2025.05.07
powered by ブクログ今日はGW最終日 明日からまた仕事かぁ と憂鬱な気分だったので気分転換に明るい感じの本を読みたくなり三歩ちゃんをチョイス 三歩ちゃんにして大正解! 三歩ちゃん見てると細かいこと気にしているのがバカバカしく思えて元気を貰える。 三歩は図書館の司書でちょっとドジっ娘で職場のマスコット的な存在+不思議ちゃん。 三歩はご飯を食べるのが大好きで、その食べている描写や台詞が本当に美味しそう。 読んでいると私の腹の虫からクレームの嵐。 食べさせろー!って。 文章の表現や描写の一つ一つにもユーモアがあって思わずクスッと声が出ちゃうから注意が必要。 三歩から学ぶことはたくさんある。 三歩は毎日を楽しく生きたい、幸せになりたいと努力を怠らない。 「麦本三歩に生まれて良かった」と「幸せだった」と思えるように生きている。 そんな三歩だから見ているだけで、一緒にいるだけで毎日が楽しく思える。 私も三歩のように前向きに毎日を楽しめるように生きたい。 とりあえず、明日からの仕事頑張ろうー!
36投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ何故かどうしても主人公の事が好きになれなくて苦痛過ぎて読み終えるのにかなり時間が掛かってしまった、最後の先輩の主人公に掛けた言葉で今までボヤけてた自分の主人公に対する嫌悪感の理由がハッキリした時はかなり興奮した、でも読み終えた後まんまと北海道チーズ蒸しパンを買ってしまった。
3投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ自分のことを自分で認めて、人生楽しんでいる感じがします。 たまには、こういう本も良いですね、と思いました。
13投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ麦本三歩は今の自分をいちばんに生きてる。他人に憧れたり卑屈に思ったり、過去の自分の失敗を後悔したり過去に戻りたいと思ったりする。けど結局、好きなことに出会えるのは今の私だけ。そんな素敵な感じ方に刺激を受けました!
1投稿日: 2025.04.23
powered by ブクログ三歩のひたむきで、まっすぐな性格に心惹かれた。 色んな場面の色んな言葉が日常生活で大切にしなきゃいけないことばかりで、日常に詰まった時、読み直して元気をもらおうと思う。 好きなことから好きなことへのバトンタッチ。この本で好きになった言葉。前に進むためのバトンタッチ。 全部が全部嫌なことなわけじゃないしね。 楽しみなことがあると考えればその日が楽しくなる。そのマインドを忘れないで生きていきたい。
2投稿日: 2025.04.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ただほのぼの日記かと思ったら不意にこんなの出てくるから参るよな 死んでもいいよ 君の辛さは、私には分からない。だから、もし、本当にもう何もかも耐えられないと思ったら、死んでもいい。止められない。死んじゃ駄目なんて、君の辛さが分からない私には決められない。君の人生だから。 どう変わってもいいよ。君がどれだけボロボロになっても、なんにもなくなっても、君が死んだとしても、君を好きなままの私が、少なくともいるから、安心して、生きてほしい 次は、二割を私にちょうだい。 三歩が自分にひいてるより、私の方がもっと、三歩にひいてるからー
1投稿日: 2025.04.05
powered by ブクログ「君の膵臓をたべたい」などで話題の作家さんだが、実はこれが初読み。 天然でのんきでマイペースな三歩。勤め先の大学の図書館でも毎日何かしらやらかしている。 こんな同僚や後輩がいたらイライラしてしまうかも。 でも読み進めるうちに、三歩のまっすぐな性格に惹かれていった。 日々の小さな出来事に素直に喜んだり、泣いたり、悩んだり。 その中で自分の機嫌は自分で上手にとって毎日を生き生きと過ごしている姿は見習いたいなと感じた。 私もブルボンや魔女宅が好き☆
1投稿日: 2025.04.03
powered by ブクログ短編集なので区切りがつけやすく、読後気持ちがちょっと軽くなる本。隙間時間にぜひサクッと読んでほしい。私は特に第7章が好き。
2投稿日: 2025.04.02
powered by ブクログぷっと笑えるところがたくさんあり、素直で温かい三歩のことがとても好きになりました。 気軽にさらっと読める内容で良かったです。
13投稿日: 2025.03.23
powered by ブクログ大きな展開があるわけでもなく、本当に日常の一部を切り取ったような本。 読み進めていくうちに自分が、主人公と一緒の職場で働いているような気分になる。自分が登場人物ほ輪に溶け込む感じ。
1投稿日: 2025.03.14
powered by ブクログ一日で読んでしまいました。 失礼ながら、決してめちゃくちゃ面白いわけでもないし、なんなら主人公の麦本三歩に所々イライラしてました。 でも、麦本三歩にしか伝えられないことがあり、周りの人間の麦本三歩に思っていることが現実味があり共感出来ました。 私はきっと目の前に麦本三歩がいたらおかしな先輩が抱いている気持ちになるけど、おかしな先輩の様な態度はきっととれないと思います。そういう部分含め、登場人物一人一人が素敵でした。 そして読み終わったら私も彼女の様な人生を送ってみたいと思える作品でした。 2も読もうと思います。 2025.03.10~03.10
1投稿日: 2025.03.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おかしな先輩と同じ感情で三歩ちゃんの日常を読んでしまいました。実際にいたら苦手なタイプ、だけど自分にない魅力的なものを持ってて羨ましくて妬ましい。社会に揉まれて大人ならではの性格の悪さを自分に感じてしまって申し訳なくなりました。もっと純粋に作品を楽しめたら良かった...。でも日常で感じる幸せや楽しさ、時には悩んで毎日を一生懸命大切に生きてる三歩ちゃんの人生を見習いたいと思いました。第二集も読みます。
1投稿日: 2025.03.05
powered by ブクログ読むページを進めるたびに親近感が湧く一冊でした。 私のそんな頃があったなぁとか あの時の私も三歩と同じ気持ちだったのかもしれないとか。 大切にしたい気持ちが詰め込まれている宝箱のような一冊でした。
2投稿日: 2025.02.27
powered by ブクログ何もない日常こそ愛おしい。何もないと言うことは最高の贅沢!毎日の暮らしの中には楽しくて幸せな瞬間がたくさんあると気付かさせてくれた1冊でした。
3投稿日: 2025.02.24
powered by ブクログ三歩が言葉をよく噛んだりリアクションが大きいのが面白かった 日常の様子を丁寧に記していて平和で素敵な過ごし方だと思った。実在する商品明等を出していて現実的だったから読んでてイメージしやすかった 温泉旅行の話が出てきて温泉に行きたくなった 三歩は日々ある小さな楽しみに目を向けていて幸せそうだなと思った。 大きな幸せばかり求めず、小さな幸せに目を向けるのも日々充実する秘訣かなと思った。
1投稿日: 2025.02.20
powered by ブクログ作者の他の作品は好きなので読んでみましたが、どうにもこうにも主人公の性格が好きになれず読みながらイライライライラしてしまいました。
3投稿日: 2025.02.14
powered by ブクログ可愛いし、情景を想像するとほんわかする イラっとするとこも多かったかな でも、あぁ人間を描いているなぁって思う どの先輩も素敵だった 特におかしな先輩 あんな風に言ってくれる人いないと思う 誰よりも精神が成熟してると思う
2投稿日: 2025.02.13
powered by ブクログ読了。日常生活がちょっと不器用な三歩と周りの厳しくも温かい日常。以前、XのTLでよく見かけてて気になってた作品。日常にいたらちょっとイラッとしてしまいそうですが、三歩は周りに恵まれてるなぁと思います。
4投稿日: 2025.02.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館で働くって憧れ…! そこがメインという感じではないけれど、なんだかいいなと感じる日常小説。 日常を元気に、ささやかに幸せに過ごせそうなそんなお話でした。 アニメのキャラの女の子っぽいような?主人公の感じが苦手だと最初ちょっと読みにくいかも。 そんな感じについてのお話もあるし、慣れたら親しみを持てると思うけれど。 次も読みたいな。
2投稿日: 2025.02.05
powered by ブクログかわいい主人公にぴったりのほのぼのしたストーリーです。 私はオーディブルで聞いたのですが、声優さんの朗読がとてもマッチしていて素晴らしかったです。 ぜひぜひオーディブルで聞いてみてください。
1投稿日: 2025.02.05
powered by ブクログ少し抜けてる20代OL麦本三歩の日常を描いた話。 読んだ感想ですが、三歩のこと嫌いな人多そうだなぁと思いました笑 いい大人なのにどこまでも頭の中がお花畑で「わたし幸せです」ってゆうのが前面に出過ぎてる感じが、僕は苦手でした。 別に不幸な顔はしなくても良いと思うけど、周りにはいろんな人が生きてるんだから、なんかもうちょい言動を慎めばいいのに。と思ってしまうけど、それが三歩らしい良いところなんだと思います。知らんけど笑 こちらの作者さん初読みで、三歩の気持ちを中継しているナレーションのような文体は正直あんまし好みじゃなかったですが、三歩というキャラはもっと追いかけてみたいと思いました。 以下、好きな箇所と思ったこと。 p146※三歩の友達が、死のうとしていたことを打ち明けたシーン 三歩には、彼のような人に、言うべきことが想像できた。しかしそれはきっと三歩が生きてきた中で、こういう場面で言うべきことだと知識として残ったものであって、本当に辛い思いをした友達にかける、自分自身の言葉ではないと思った。だから言わなかった。 〜中略〜 「あのね、死んでもいいよ。君の辛さは、私にはわからない。だから、もし、本当にもう何もかも耐えられないと思ったら死んでもいい。止められない。死んじゃ駄目なんて、君の辛さがわからない私には決められない。君の人生だから。どう変わってもいいよ。君がどれだけボロボロになっても、なんにもなくなっても、君が死んだとしても、君を好きなままの私が少なくともいるから、安心して、生きて欲しい。そんな感じ。」 →優しい言葉。どこかで聞いた言葉じゃなくて、友達のことを思って、友達のために三歩が考えて伝えた言葉。「死んでも良いよ」っていう言葉とは対照的な優しさが詰まっていると思う。友達の立場でこれを言われたら今までの自分を肯定してもらえたというか、救われると思う。 p269※おかしな先輩のセリフ。 「ずるいことしたり、人に嘘をついたり、でも生きていかなくちゃいけなくて、自分をそんな嫌なやつだと思いたくなくて、だから他人をたっぷり甘やかして、その代わり甘やかしてもらって、必ずちょっとだけ反省して、生きていくしかないんだと思うよ。少なくとも私はそれを自覚して生きていけたら良いなと思ってるし、自覚して生きている人が好き」 先輩が苦手なストーリーを語るシーン。 「子供だったり、違う世界から来てたり、世間知らずで抜けてたり。そういうスレてない人間の価値観で、周囲にいる大人の凝り固まった価値観を揺るがしちゃう系。まるで、スレながら一生懸命生きてる大人達が間違ってるみたいで嫌になる」 →スレてること、ずるいことって悪いこととされがちだけど、人が人らしく生きることの営みなのかもと読んでて思いました。 もちろん先輩が言ったように、「必ずちょっとだけ反省して」があって成り立つことと思いますが笑 すごくわかるなーと共感しました。
23投稿日: 2025.01.28
powered by ブクログ正直三歩にちょっとイラッとしたとこもあった笑いくらなんでも天然すぎる!笑でもなんだかんだ三歩にかえってくる。ほのぼのしたい時には読ませてもらってます。
2投稿日: 2025.01.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
住野さんの本でとって置きの(手つかずの)本でした。こんな時に〜ということで。 大正解。気持ちにマッチはしないけれど、気持ちを優しく撫でて労って現実から遠ざけように明るい気持ちにさせてくれる本でした。 三歩、ありがとう。笑ったよ。
9投稿日: 2024.12.03
powered by ブクログ40過ぎたおっさんですが、こういった作品読むのも楽しいなぁって思うんですよ。主人公が好きとか嫌いとか、共感できるできないじゃなくて、本当世の中って色んな人がいて、人それぞれなのよ。ていうか、住野よるさんの作品が自身の感覚的に心地良いのだと思います。 この作品においては、とりわけ何の変哲もない日常を可愛らしく表現してくれて、巧みなワードセンスで引っ張り込んでくれて、日常の楽しみ方、即ち活力をもらえました! 所々で『良いこと言ってくれるじゃんか〜』ってニヤニヤしちゃって、何も考えずにテキトーに読んでましたが頭と心が安らぐ読書時間でした。
137投稿日: 2024.11.30
powered by ブクログ肩の力を抜いて読める、図書館員として働く麦本三歩の日常を描いた、ほっこり爽やか連作短編集。 三歩のキャラクターには若干のクセがあるので、好き嫌いも分かれそうですが、最後らへんでその辺りもきちんと描写があり、それも良かったです。 働き疲れた社会人に、ささやかな癒しと元気をもらえます。平日、寝る前に少しずつ読み進めました。 続編もいつか。
18投稿日: 2024.11.24
powered by ブクログ主人公の麦本三歩の性格というか喋り方?があまり好きではなかった。 でも嫌なこと、辛いことがあっても自分の好きなことをして自分の気分を上げる。という部分は共感できるし、自分ももっと好きなものを大切に、大事にしようと思った。
1投稿日: 2024.10.18
powered by ブクログ読みやすさ★★★★★ 誰かにあげたくなる★★★☆☆ 満足度★★★★☆ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 数年前に読んだお話でしたが、久しぶりにもう一度読み直そうと思い再読しました。 三歩の、大したことも謎も事件もファンタジーも起こらない日常のひとときが暖かかったです。 わたしも、嫌いなもののことじゃなく、好きなものの話をしていたい。何も変わらない、特に大きな事もおきない。その温もりの中で好きなものを探して愛でて、誰かに話す。自分の心の内でも良い。そういう生き方をしたい。 麦本三歩という人間が、今日もどこかで鼻歌を歌っていそうな気配を文章から感じました。
0投稿日: 2024.10.15
powered by ブクログうーん、あまり好きではない 言い回しが変わってて三歩という人物の人間性やキャラクター がよく分かる。 実在したらどうみても天然であざといとしか思えない
1投稿日: 2024.10.07
powered by ブクログこの本を読み始めてから、ずいぶん時間が経ってしまいました。 通勤の合間に読んだり、暇なときにちょっとだけめくってみたり。 そういう読み方がぴったりな小説でした。 怖い先輩の三歩評はよくわかるし、私も三歩が身近にいたら似たようなモヤモヤを感じるかも。 でも、言われたことを受け止めてきちんとリアクションを返すところ、とっても愛おしい。 三歩の自身とみんなの受け止め方というか、感受性が素敵だなと思いました。
1投稿日: 2024.10.04
powered by ブクログ独特な個性をもつ、麦本三歩ちゃんの物語。内容は良かったけど、セリフをよく噛むので、そこは読みにくかったです。
37投稿日: 2024.10.02
powered by ブクログ初め、三歩になんだかすごくイライラしてたけど、だんだん自分の欠点を自覚していて、打ちひしがれずに自分をもっているのが三歩って気付いてすごい〜ってなった。自分を好きでいるから、周りも三歩に合わせてくれるんだろうなっておもう。
2投稿日: 2024.09.25
powered by ブクログ好き嫌いは分かれる…かも 舌出しながら頭コツン「テヘッ」を許容できる人なら楽しめる本 愉快に描きながらも社会の暗い所もしっかり魅せている
0投稿日: 2024.09.24
powered by ブクログ最初は普通に天然な主人公に 楽しく読めていた 話の途中で友達にドキッとする発言したり 先輩からの視点で三歩の見え方を 読んでいくうちに、最初と 最後の印象が変わって言った 自分ならなんて声かけるかな~考えたら ありきたりな言葉しかかけられないかな 三歩は面白い子だなと思ってたけど 先輩の言葉でハッとしました 確かに周りにいたらそうとらえる事もあると思います でも、三歩なりに色々考えてるし 良いと思った その人なりの考えがあるから 価値観は大事だなって思いました 好きな事で毎日を楽しくするって良い言葉だと思いました そう言う気持ちで毎日過ごせる用にしていこうと思いました シリーズ物みたいなので次も読んでみようと思える本でした
26投稿日: 2024.09.16
powered by ブクログ最初語り手が色々きつく感じたけど、途中の話からもあえてそう書いてる気がするし、物語自体の面白さもあり最後まで楽しめた
1投稿日: 2024.09.03
powered by ブクログ麦本三歩の日常 三歩に共感できるのか? 三歩をかわいいと思えるのか? 三歩でクスッと笑えるのか? 自分は全部NOだったから、 マジでよく読み切ったなと思う。
2投稿日: 2024.09.03
powered by ブクログ出てくる人間みんな素敵だなー。素敵な登場人物ばかりの本って本当に読み終わった後気持ちが良い。人に勧めたくなる。 専業主婦を辞めて働くのも良いと思った。鬱になってからずっと働いてないけれど、そんな希望をもらえた、それって素晴らしいことでは? 怒られるのは嫌だけど、そんなふうに怒ってもからっと後で接してくれる先輩ってカッコ良いよなあと昔の上司を思い出したり。いや、やっぱり怒られるのは嫌だ。怖いな。 三歩の世界にいる十人になって三歩に〇〇な友達、に分類されたいな。
36投稿日: 2024.08.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全体的にクスリとも出来るし、ほんわかすることも出来るような話だった。 特におかしな先輩の話では、「ずる休み」ということは確かにずるいことではあるものの、そういう日ってやっぱりあるよなぁと感じた。私自身は仕事においてそういったことはしたことがないものの、「行きたくねぇ」とか考えてしまうので、三歩の人間らしさを感じられたエピソードだった。 私だから許される事って何かあるだろうか、と考えた。考えれば考えるほど、そういうことってどんな人にでもあると思う。結局はその人の個性を周りの人が受け入れている関係性の場合、この人はこういうところがある。という考え方で、その子の足りない部分を補おうと考えるが、真面目な人間がミスをしたとしても、普段の姿からそのミスが許容される場合もあると思う。 何を書いているのか、自分でも分からなくなってきたのでここで終わりにします。 とにかく、次回も絶対読む。という意思表示だけ示させていただきます。
3投稿日: 2024.08.25
powered by ブクログ邪道かもしれないけど、これが初読み住野さん。 日常をちょっとだけ色鮮やかにしてくれるワンポイント。それは意外とそこらじゅうに転がっているのかもしれない。 幸せの中にある重労働。わかる…好きな人に可愛がられたくて四六時中ああした方がいいのかこうした方がいいのかって考えるの。その恋が終わった時、こっちとしても「身軽になった」とは思いたくないよなあ、と、ただ今恋愛中の自分は思った。 「麦本三歩は君が好き」がすごく好き。三歩の、人の思いを繊細に汲み取って思いやれるところが素敵だと思う。手垢のついた言葉は便利だし無難に気が利いているとは思うけど、三歩はその人のための言葉を一生懸命紡ぎだす。ぱっと見は不器用かもしれないけど、その不器用さが愛おしい。 最後の一文がとっても優しい。 起伏の激しい波乱万丈な小説ではない。どこにでもいるような女性の日常の小説なのだけど、でものほほん幸せ〜では終わらない。些末な出来事であってもそれに伴う心の動きは妥協なく克明に描いている。だから読み応えがあるし心に爪痕を残す。いい小説だと思った。
1投稿日: 2024.08.23
powered by ブクログうーん。 皆のレビューを見て、三歩が良い人って言っているのがちょっと私には理解できない。 多分、良い人なのかもしれないが、この本の書き方のせいで、癖強で、我が儘で、常識なくて、言葉使い悪くて、自分を棚にあげて調子良いなぁってのが、悪目立ちする。 特に最初の数章は、三歩の頭の中の説明をそのまま書いてくれているせいか、説明がくどくて、三歩が異質すぎて読みづらかった。 最初は三歩、喋るたびに噛むシーンばかりで、噛みかたも、こんな奇声になる?って噛みかたしてるけど、後半そこまで噛まないじゃん。大袈裟じゃない?、、、とか おにぎり食べるだけでご機嫌になるような、好きなモノ、コトが溢れてる感じで書いてあるのに、仕事でチョップされた事を夜ご飯までひきずるかなぁ?、、、とか ほわほわいじりキャラ扱いなのに、心の中は結構毒を吐いていたり、言葉も汚く乱暴だし。 先輩から注意されても逆ギレしたり、八つ当たりでぶっとばしたくなってきたなんて言い出すし。 矛盾が多すぎて、読みにくさもあわせてもやもやもや。 でも、そんなのが悪目立ちしない章もあって。 男友達の話や、麗しい親友の話や、そういった話はすごくよかった。 その程度にしておいてくれー。頼むから! そうしたら、きっと私も三歩が好きになるから!! ちょっと三歩が可哀想になるくらい。 続編は、きっと、そうなっているはず。 三歩の良さがますますわかるはず。 そう信じて読んでみようかなぁ(笑)
2投稿日: 2024.08.13
powered by ブクログ麦?本?3歩先?まさかの名前だった。「の」という助詞が使われているので、冷静に考えると人なんだ。これもブクログでフォロワーさんの感想を見て買ってみた。その方は星3つだったが、私は4つにした。 読んでいるうちに、西野カナのトリセツが浮かんできた。麦本三歩は図書館に勤務している。 大学の図書館で働くことを決めた彼女の理由は頷ける。 そして性格も茶髪に言われるほどモテるタイプだと思う。おかしな先輩は嫌いみたいだが。 三歩と主に関わってくるのは、怖い先輩、優しい先輩、そしておかしな先輩。毎日のようにミスをしてしまい、その先輩たちに叱られる。でもそれは不満ではなく、むしろ楽しんでいるように思える。立ち直りも早い。 三歩はおっちょこちょいで、どこか抜けていて、ボンヤリさんである。それが憎めないキャラクターだ。私の身辺にも何人かいる。そう複数人なのだ。そんな中にいると笑えて楽しくなる。 彼女の考えたことが日常の中で描かれていて、ほっこりさせられる。 それは、住野よるさんの文章表現がそうさせていると思う。 癒される1冊だ。私も図書館の匂いや雰囲気が好きだ。
18投稿日: 2024.07.28
powered by ブクログ三歩とそこの周りの等身大の毎日が描かれていてほっこりする。少しおっちょこちょいで何かが足りないような三歩が三歩なりに一生懸命考えて、もがいて、楽しんで、悲しんで、等身大で立派に生きている世界が綺麗。喜怒哀楽がお茶目に可愛らしく描かれている。いつだって心踊るものに素直に踊らされている私がいたらいいな。
2投稿日: 2024.07.15
powered by ブクログちょっと変わった三歩の平凡な日常で思ってたよりすらすらーっと読めた! おかしな先輩の発言にはびっくりした!あんなにスパッと言えてすごいと思ったし、おかしな先輩みたいな考え方の人もいるよなと思った。
2投稿日: 2024.07.11
powered by ブクログあー、いいなぁーこう言う本。 ミステリーばかり読んでいた自分にとって 何も起こらない平凡だけどちょっと変わった主人公のいつも通りにフォーカスしたお話。 ミステリーだと早く結末が知りたくて「まだこんなに残りがあるのか」と思って読んでいたが、この本だけは「まだまだこの日々をのぞかせてくれ〜」って思った本だった。
11投稿日: 2024.07.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
オーディブルにて。 10年ぶりぐらいの住野よるさん。 図書館勤務の少し抜けた麦本三歩の物語。 今まで読んだ住野よるさんの本とも系統が違って、私が普段読まないほのぼの系。 連作短編集みたいな感覚なのかな? 普段ミステリーばかり読んでるのもあって、もう少し起承転結ある話の方が好きかも。 ということで今度は住野よるさんの短編集以外を読んでみたい。
1投稿日: 2024.06.29
powered by ブクログクスッと笑える話がたくさん入ってます。 主人公、三歩、生きるの楽しそうだなあ笑。と思いました。 こういう日常を楽しむ力って結構重要だなあと思いました。 最後少し、読むのが辛かったですが、それも含めて生きている感じがしました。
2投稿日: 2024.06.19
powered by ブクログちょっと変わっているちょっとおかしなさんぽの話。 不思議ちゃん?変わった子?病気?周りにたまにいるけどここまで突出した子はいないな。 読んでいくとまぁ自分も似た様な考えや思いがあるなぁと思う反面、そんな女はイライラする。 そんなさんぽも実は心の中は意外とちゃんとまともな思考をしていてやっぱり共感。たまに自分を見る淡々とした三歩の日常。
2投稿日: 2024.06.11
powered by ブクログさんぽちゃんのドジでおちゃめな所にほっこりした一方で、さんぽちゃんだからいいよね、で済まされる世界線がずるい!私も自分軸を持って私らしく生きたいな、人の迷惑にならない程度で!! 私、自分の顔を武器だと思ってるからって言ってた三歩ちゃんの友達がかっこよすぎる
2投稿日: 2024.06.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
癖のある主人公。とはいえ、共通点はいくつもあって、私も癖のある人間なのだろうかと他人事のようにおもしろくなった。 『麦本三歩は君が好き』で、三歩が友だちに伝えた言葉が、私の沈んだ心も一緒にすくい上げてくれた。 死のうとしたとカミングアウトした彼も、言葉を紡いで生きてほしいと想いを伝えた三歩も、どちらの勇気も素晴らしい。
4投稿日: 2024.05.15
powered by ブクログ住野よるさん、初めまして。 私にはなかなか癖のある文体でした。 読み終わる頃に少し慣れたって感じ。 三歩の軽快さとか面倒臭さとか適当さを表現するのに、ごちゃっとしてて、でも、それがそれらを表現してるとなると外せないし…みたいな。 友(男·女)の話、おかしな先輩の話は好きです。 そうそう。 こわい先輩を勝手に「虎に翼」の、よねさんを思い出して読んでました(笑)
1投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログ面白き こともなき世を おもしろく 「ぼうっとしていて、食べすぎで、おっちょこちょいで、間抜け」な麦本三歩の日常を本人視点で描いた短編小説集。 図書館で仕事をしている時も、休日1人でいる時も、友人や先輩と一緒にいる時も、自然体で、愉快に、たまに悩み、いつも小さな楽しみを見つけながら過ごす三歩にほっこり。 いっきに読むこともできるが、1話ずつ寝る前に読んで穏やかな気持ちで就寝するのがちょうど良かった。 「好きなものがたくさんあるから、毎日はきっと楽しい」 多忙や疲弊で忘れがちな、日常に転がる小さな幸せを、改めて少しだけ意識してみようと思った。
1投稿日: 2024.05.10
powered by ブクログ☆3.5 麦本三歩の何気ない日常が描かれた物語❁⃘*.゚ 大型書店に行ってワクワクしたり、大好きなお菓子を食べて幸せな気持ちになったり、仕事に行くのが嫌な日もあったり...と自分の日常と重ねて思わず「そうそう!」と共感してしまう部分がたくさんありました(*´˘`*) ほのぼのとした三歩の日常に、ほっこり温かい気持ちになりながら楽しく読ませて頂きました!
38投稿日: 2024.05.05
powered by ブクログ麦本三歩の一人称での短編集。 麦本三歩は少し不思議で味がある人物。図書館で働く20代女性。 なにか事件や一大イベントが起こるわけではなく、日常での出来事の短編が続くのでさらさら読める。読後感も良い。職場の先輩たちがそれぞれ魅力的だった。変わった先輩とのやり取りが特に好きだった。楽しいことも怖いことも後悔や反省することもあるけど、それでもみんな折り合いつけて生きてるんだな。
13投稿日: 2024.04.24
powered by ブクログ文体に慣れなくて最初は入り込めなかったけど、周りの人との関わり方でだんだん三歩の人となりが見えてきてからは読みやすくなった。 男友達の話と、怖い先輩、おかしな先輩との絡みが好きだった。天然と呼ばれる人はこういう葛藤を抱えているのかも…と勉強になった。
2投稿日: 2024.04.20
powered by ブクログ古本屋で購入⑶ 自分も過ごしている何気ない日常のなかでの、発見したものや感じたことが「さんぽ」という人物を通して自分に流れ込んでくる。 さんぽ自体純粋且つ、人間らしさを感じられる人物なのでさんぽを通して流れ込んできたものはどこかほっこりする感想だったり、共感できるものだったりして読んでいて楽しい。切り取られた場面が自分たちの身近に起こる、または経験したことのあるような場面なので、よりリアルに感じることができ、愉快な展開や思考に元気になる。 とくに友人として登場する「美人な友人」が印象的で、自分の端麗な容姿故に理不尽な出来事も多いが、自身が「容姿が武器だ」と断言している姿勢に惹かれた。 第二集も読みたい。
5投稿日: 2024.04.10
powered by ブクログ恋だとか事件とか非日常的なことは何も起きない。人生のちょっとした不幸や、見落としている幸せに気付かせてくれる本。 何でもない日常を切り取った文章が私の心を少し動かしていて、私もこんな文章書けたらいいなぁと思うようになった。
1投稿日: 2024.04.02
powered by ブクログ最初はのめり込めなかったけど、段々三歩が好きになっていった。 彼女なりに苦手なこと、コンプレックスがあっても、いつもぐるぐると考えて考えて考える。その考えている内容になんだか気付かされることや、元気になる言葉が詰まってる。 麦本三歩、友達になりたい。彼女からパワーをもらってみたい
3投稿日: 2024.03.28
powered by ブクログ久々に個人的にバチッとハマった住野よるさんの作品。比喩表現が上手かったり、言葉の遊び方が上手いなぁと関心しながら楽しんで読みました。 こういう誰かの日常を切り取った作品が好きなので他にも似たジャンルの作品があったら読みたいな。 とりあえず第二集はリストに入れました。
2投稿日: 2024.03.24
powered by ブクログアマゾンのオーディブルにて読了。ナレーションの悠木碧さんの可愛くて甘い声が三歩にすごく合っていて、癒しだった。ほのぼのとした日常小説ではあるが、たのしそうに毎日を生きる主人公に元気をもらった。
3投稿日: 2024.03.19
powered by ブクログ住野よるさんの描いたキャラクターの中でも、特に魅力大な人物が麦本三歩!キュートで天然、食べるのがだーいすきな三歩は私の気持ちを明るくしてくれた。 好きなものがあるから毎日幸せなんだな。
54投稿日: 2024.03.11
powered by ブクログ麦本三歩がどんどん好きになっていった。以前は三歩の自分と少し似ているところやふわふわした部分が嫌な時もあったが、久しぶりに手に取ってみるとスッと心に入ってくる感覚があった。この話の中には三歩を好きな人も嫌いな人もいるけど三歩はどんな人にも自分のことを知ってもらおうとする姿がいいなと思った。
9投稿日: 2024.03.03
powered by ブクログ自分にないものに目が行きすぎて、渇望し、必要以上に自分を叩き上げて生きる人は、心の中に麦本三歩を住まわせてあげてもいいのかな。 なんでもないかもしれない日のなかに、ちょっとした幸せを感じながら生きていけるって、いちばん贅沢なことなのかも。 三歩は自分に自由だけど、それでもうまくいかないこともちゃんとあって。でもしなやかで。 周りの人たちへ愛とリスペクトを持って接していたのも素敵だった。
3投稿日: 2024.03.02
powered by ブクログ主人公の三歩の好きなものなどが自分と似ているなーと思い気になり本を購入。 三歩のキャラクターがドジっ子でマイペースで抜けているところがあるのが少女マンガに出てきそうなキャラやなと思うけど、三歩は、自分の中の「これが好き」という軸がしっかりしていてちゃんと「自分」を持っているのがいいなと思う。 本の中で三歩が図書館の埃の匂いや紙やインクの匂いが好き、好きな食べ物を食べたら嫌なことを忘れる部分は「分かるわ〜」と思いながら読んでしまった。 もう少し肩の力を抜いて気楽に過ごしてみるかなと思えた作品。
13投稿日: 2024.02.29
powered by ブクログ連作短編集 ハラハラドキドキ、苦しくなる話はなく、ゆるい感じの読書をしたかったのでよかった 余裕のない少し前の自分だったら笑えなかった場面を声を出した笑えたことに気づいた 素直な時、猫を被ってる時だれだってある。そんな自分が天然、いい加減に思われたりする時もある。それでもポジティブに日常を過ごすのが可愛かった どの章もよく特に君が好きの章は作者らしさも感じた 好きなフレーズ引用 彼氏とは電気を消すタイプ? 生クリームでデコレーションして食べたろか 今度から最初に残す2割をちょうだい そのことを友人が理解してくれていて、いいなと思ってくれているということは何よりの誉れだと三歩は思った こういう場面で言うべきことだと知識として残ったものであって本当に辛い思いをした友達にかける自分自身の言葉ではないと思った。だから言わなかった そういうフラットな状態の自分がきちんと昨日の自分を見てあげられていると気がついた 誰かに怒られたいのも自尊心と周りの評価の帳尻を合わせたいだけ。そのバランスが取れている時人はすっきりするのだ なんか なんか ぶっとばしたくなってきた この考え方を楽観的だ天然だ間抜けだなんと呼ばれようと夢への道の前では些末なことだと思えた
8投稿日: 2024.02.29
powered by ブクログ三歩の話は平和だ。何度読んでも平和だ。ブルボン好きだったり、RHYMESTERのライカライカ好きだったり平和すぎ。さてとブルボンの本社はどこにあるのやら?所でシルベーヌってなんすか?全国的に売ってます?
4投稿日: 2024.02.22
powered by ブクログ図書館でお仕事をする、ちょっと不思議な雰囲気を持つ麦本三歩の日常を描いた物語。 そんなに仕事ができる方ではなくて怒られてばかり。怒られても、三歩はそういう子だからとなんとなく許されちゃう愛されキャラ。いろんな先輩に囲まれて嫌々ながらも充実した仕事の時間を過ごしている。そして、食べること、本を読むこと、歩くこと。好きなことに溢れた日常を生きている。 ちょっと不思議な三歩だからこそ紡がれる独特な雰囲気を醸し出す文体は、読んでいるうちに音楽のようにリズムが私に刻まれたように感じる。 心傷つくことがあったり、心苦しくなることがあったり。日常は楽しいだけに囲まれるわけではないけど、「好き」を探して生きていくことが幸せなんだなと思った。
5投稿日: 2024.02.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
“どこかで誰かが言っていた。無意味に散歩出来る人こそが価値ある人間なのだと。” 「どう変わってもいいよ。君がどれだけボロボロになっても、なんにもなくなっても、君が死んだとしても、君を好きなままの私が、少なくともいるから、安心して、生きてほしい」 「長い時間をかけていたんだものには、それを大切に扱ってきたたくさんの人と、それを守ってきた人がいます。新品のものよりも、たくさんの人の愛情が、仕事がそこにかけられているんですよ。世の中には、それをあんな程度と呼び、粗末にし、そのことを反省する気もない大人達がたくさんいます。そんなことをしていると、いつか、歳を取った時に、今度は自分が同じ目に遭うような気がするんです」 住野さんの作品は何冊か読んできましたが、こういった日常系のゆるっとした作品は初めて読みました。最初から三歩に心掴まれましたね。読み終わったら三歩が大好きになっていました。こんなに現実を忘れて読めたのは久しぶりです。同時にこんな生活してみたいなと思いました。第二集も早速読もうと思います。 “次は、二割を私にちょうだい。”
3投稿日: 2024.02.06
powered by ブクログおっちょこちょいで明るい性格の三歩の日常を描いたお話です。 まるで三歩の毎日をその場で見ているかのような日常感溢れた文章と、一日一日を少しずつ大切に過ごしていく三歩がとても素敵だと思いました。
3投稿日: 2024.01.21
powered by ブクログ一緒に働く中に三歩がいたら…の目線で見ると、めっちゃイライラするだろうし、苦手。 かたや、プライベートではこんな風に過ごせる方が色々と気持ち的に過ごしやすくなる気がする。 叱られても打たれ強いのも三歩みたいなタイプなんだろうな。 自分の感じたことや自分の中にある気持ちを基準に言葉を紡ぐことができるのは素敵だと感じる。
22投稿日: 2024.01.18
powered by ブクログ最初は三歩の天然で鈍臭くてあざといような所がウザく感じて好きになれないなーと思っていたけど、読み進めていくとちょっと好きになっていた。 後半、おかしな先輩とのエピソードが1番印象に残った。全体的に、状況や心情がイメージしやすくて表現力がすごいと思った。
2投稿日: 2024.01.14
powered by ブクログ三歩が職場にいたらめちゃくちゃむかつく。ただ、三歩を自分の心に住まわせれば、色々楽になることが多そうだから三歩マインドは参考にしよう。
2投稿日: 2024.01.10
powered by ブクログ自分が失敗したときや、何かに対して不安があるときに読みたいと思いました。 三歩の生き方、考え方、悩み方、全てが好きです。
1投稿日: 2023.12.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ほんわかしたハートフルストーリーなんだけど、作者の地力を感じるように感じた。 「ただそこにあるものを悪いものだと決めつけて傷つけようとするなんて、いじめっ子と一緒だ」 朝ごはん食べない理由「流石の私でも2食分を一度に食べるのは無理」 「おいおいあんまりうちの暴れ馬をじらしちゃ偉いことになるぜ」 「ディレンマ」言葉の響きが好き 気にせず下着姿を晒すのは、不動産屋さんが滅多なことでは覗かれないといったから。ここの人間の頭の中の解像度の高さは作者の洞察力の賜物だと感じた。 「三歩は三歩に酔うのである」ここも作者の三歩への解像度高っ、ってなった部分。 「満足いくまで与えないっていうのもまた、ファンサには必要なのかもしれない」かも知れないでなく、かもしれないの方がかもしれない感強いなと今打ってて感じた。「焦らしちゃえらいことになる」も「じらしちゃ偉いことになる」の方が確実に的確。こういう言葉選びのセンス(センスが、吟味の結果か)が作者の地力を示していて、好きな小説と胸を張って言いたい。 「そうだったらいいな、私、自分の顔を武器だと思ってるから」 自分が幸せになることを常に考えてる。 「私達みんなお父さんとお母さんが作った人工物だろうが」 三歩だから許されてきたってことって、あるでしょ?
2投稿日: 2023.12.11
powered by ブクログタイトルは以前から知っていたが自分みたいなおっさんにはどうかなぁと手に取ってなかった1冊。 古本屋で調子に乗ってバカバカカゴに入れていった中に舞い込んで購入。 感想から言えば、とても面白かった。好みでした。 ドジで素直でたまに打算的、仕事でのミスも日常茶飯事で先輩方に叱られつつも前向き、たまに落ち込み引きずる、麦本三歩の日常をツラツラと主観で描いた作品です。 どこが好みかと言えば 文章が。です。 とうまくいえないけれど本作の雰囲気にあった気持ちのいいテンポで、慣れてくる2、3話からどんどん楽しくなる。 あくまで主観で経験上でですが、森見登美彦さん+朝井リョウさんを2で割ってカレー沢薫さんをわずかに一振り、な感じでした。(あくまで個人の感想です自信はないですアテにしないでください) 重めの読み物の間に挟みながらお茶請け的に第二集も読みたいと思います。
17投稿日: 2023.12.10
powered by ブクログ長い時期を掛けて傷んたものは大切に扱う人や守ってる人がいる、と言う優しい先輩の言葉が刺さりました。優しい先輩、怖い先輩、おかしな先輩と3人の距離が縮む場面が素敵で、友人の携帯に友人からのお願いですとお辞儀するのも素敵で、水族館デートの相手を労る気持ちと言葉と帰って布団で泣く所が素敵で。あー自分もこんな素敵な人に出会いたい思いました。70ページくらいからどんどん読みたくなって、こんな話も書けるのか、よるのばけもの、キミスイと違う物語に喜んでましたけど、また見つけた。あーこれ面白いから
11投稿日: 2023.12.08
