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ティファニーで朝食を(新潮文庫)
ティファニーで朝食を(新潮文庫)
トルーマン・カポーティ、村上春樹/新潮社
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総合評価

401件)
3.9
94
129
107
13
4
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    題名と、オードリーヘップバーンが映画で演じていたイメージから、「ロマンティックな恋愛小説」かと思っていたから、読み進めていくにつれびっくりする事ばかりだった(笑) 村上春樹さんの訳で、なんだかノルウェイの森だとかを読んでる雰囲気が満載だったけどwww どんなに登場人物が、現実にいたら「おかしい」部類に思われても、それが「魅力的」に転じてしまうところがやっぱり凄いww 個人的には、続きがもうちょっと気になるという感じでした。 他に収録されていた短編も面白くて、とくに『クリスマスの思い出』は素朴で、親友が亡くなった最後のシーンで図らずも涙が出ました。親友って、年とか性別じゃなくって、どこまで相手とわかりあって相手を喜ばせたいか考える素敵な仲なんだなあ、しみじみ。

    0
    投稿日: 2012.02.17
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     初のトルーマン・カポーティ。新潮文庫のちょっとゴージャス仕様の装丁シリーズと村上春樹訳というところに惹かれた。  村上春樹訳だから読みやすいだろうと思っていたのだが、英米文学から離れ気味のせいかどうにもこうにも読み進められなかった。自由奔放な女性、ホリー・ゴライトリーに駆け出しの小説家が批判しつつも惹かれていってしまう様はいかんともしがたい寂しい感情とともに共感できるところであるが、物語全体が私自身に強い興味を抱かせることができなかったようだ。  ただ村上春樹の訳者あとがきを読んだところ、興味深い作家であるという感じは受けたので、機会があればまた読んでみようかと・・・

    0
    投稿日: 2012.02.12
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    なぜカポーティはホリーという奔放な女性を主人公にして書いたのか不思議です。しかし、ホリーの人格や突拍子な行動は理解し難くも、そのミステリアスなところにひかれてしまいました。

    0
    投稿日: 2012.02.12
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    映画を見てないから、勝手に頭の中で映像が浮かんで来た中、オードリーのイメージが強くて、可愛い女性がなかなか払拭出来なかったけど、ホリーの破天荒でも哀しさのある女性には、不思議とそんなオードリーも似合うなと思わせた。 装丁も素敵~☆

    0
    投稿日: 2012.02.05
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    訳者違いで2度目の読了。う~ん、とっても良かったな~。村上春樹の翻訳はやはりとても好みです。ホリーは存在としての魅力はどうかな?と思うけどふとしたひとことひとことがとても素敵で、カポーティの感性に惹かれた。そして私も生涯「旅行中」が憧れ。

    0
    投稿日: 2012.02.03
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    オードリー・ヘップバーンがパイプを持っている優雅なイメージが強かった本書は、内容はイメージを叩き割って有り余る内容だった。 でも、読み進めるうちにホリーはどんどん当初のイメージの彼女を塗りつぶしていって、最後の猫を探すシーンではもはやホリーはまさにあのオードリーのイメージとなっていた。 やはり優雅で、でもどこまでも人間臭くて、私は彼女が大好きになった。 まるで映画を観るように読める作品。 後ろについている短編集も秀逸。

    0
    投稿日: 2012.01.19
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    破天荒でよくわからないけど魅力がある女性の話って好き。村上春樹の訳じゃない訳だとまた違う世界観になるのかな。

    0
    投稿日: 2012.01.16
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    トゥルーマン・カポーティ。 これもまた初めて読む作家だ。 この本には“ティファニーで朝食を”と他3編の小説が収録されているんだけど、どれも美しくセンシティブで、終わり方がどれも好きだ。 特にティファニー〜は凄く好きだ。 あと、主人公の“僕”も、ホリーも。魅力がある。 映画を観てるような感覚になるカポーティの小説。 他も絶対読みたい!

    0
    投稿日: 2011.12.31
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    ティファニーで朝食を Breakfast at Tiffany's 花盛りの家 House of Flowers ダイアモンドのギター A Diamond Guitar クリスマスの思い出 A Christmas Memory 訳者あとがき:『ティファニーで朝食を』時代のトルマン・カポーティ 村上春樹

    0
    投稿日: 2011.12.28
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    著者の代表的作品です。 この作品から今までと違った見方や文体を用い変化を遂げているそうです。 他に幾つか短編がある中で「花盛りの家」の恋の表現が素敵です。

    0
    投稿日: 2011.12.11
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    映画は有名だけど、実際観たことがなくストーリーも知らないので何の先入観もなく読みました。逆に小説のホリーからオードリー・ヘップバーンをイメージし辛かったです。 「グレート・ギャッツビー」がそうだったけど、村上春樹訳だと読みやすい。

    0
    投稿日: 2011.12.09
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    言い回しがすんなりと頭に入ってこなくて、すごく読み辛かった。 主人公のホリー・ゴライトリーに共感ができなかったのも一因かもしれない。 でも、いつか映画は見てみたいかも。

    0
    投稿日: 2011.12.09
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    500円位でかわいい装丁の本って衝動買いしてしまう…。 読み終わってから知ったけど、これオードリーヘップバーンの映画の原作なのね。 映画見たことないし、先入観なく読めた。 ヒロインのホーリーがどうしょうもない。 いつも、責任なんか放り出して自由気ままに生きてる。 でも、凄くホーリーが好きになってしまう。 彼女が優しいからかもしれない。 一般人が持ち合わせるような優しさじゃなくて、 全く色目なく人を見れて、来るもの拒まずな雰囲気が素敵。 カーポティさんのラストの描写が凄く素敵。 もう、彼女の「不幸せ」を祈らずにいられない。

    0
    投稿日: 2011.11.28
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    縛られている全国の日本の女性に捧げたような詩のような魔術的であり非支配的であり自由奔放東奔西走走れ走れ旅の向こう側へ太陽は太陽だけが恋をして自由の中の自由フリーダムリベラルオブウーマン。

    0
    投稿日: 2011.11.22
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    作品への思いが強すぎて、村上春樹が半分書いてるみたい。 ちゃんと原物を理解するには他の訳も読まないとかもしれないけど、面白いです。

    0
    投稿日: 2011.11.20
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    良かった。オードリーヘップバーンのイメージなく読めたのが良かったのだと思う。想像力が掻き立てられる本だった。

    0
    投稿日: 2011.11.20
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    ラッキーなことに私は、この本が原作となった映画、「ティファニーで朝食を」をまだ見ていなかった。オードリーヘップバーン演じるホリーゴライトリーを知ってしまっていたら、彼女を想像する楽しみがなくなっていたかもしれない。なんといっても天衣無縫やホリーの強烈なキャラクターが魅力的で、夢中になってしまう(o^^o)最後は(猫を捨てるシーン)自分から投げ出してきた過去の数々を悔いるようだけど、結局気ままに彼女らしく、永遠に少女のままで生きてる様子を連想させるハッピーな終わり方。誰にも縛られず、オシャレで、セクシーで、昔のSATCって感じ。

    0
    投稿日: 2011.11.07
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    映画と違うとは聞いていたけど、こんなに違うなんて! 本を読んでよかったです 「自分といろんなものごとがひとつになれる場所をみつけたとわかるまで、私はなんにも所有したくないの」

    0
    投稿日: 2011.11.05
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    全体を通して、純粋さをもった登場人物が現れる。その純粋さ、愛しさ美しさを描きながらも、暗さもある作品だなあと思った。 言わなければいけないのは、カポーティの表現力が素晴らしいということ。 それと、村上春樹のあとがきがよかった。もう一度今度は英語で読みます。

    0
    投稿日: 2011.11.03
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    ティファニーで朝食をの映画を見たことがなくて良かったみたいです。ホリーの奔放で天真爛漫で純粋なところに、何だかんだで惹かれてしまう。しかし女というのはやっぱり悲しいと思ってしまう。華やかでスピード感もあって、素晴らしい作品。他三篇も、切なくて何か伝わるものがあった。

    0
    投稿日: 2011.11.02
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    映画のイメージを知らないので、原作のホリーを再現できた。 二編目に収められてる「花盛りの家」が好きである。 満足度6

    0
    投稿日: 2011.10.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『ティファニーで朝食を』と言えば、やはりオードリー・ヘップバーン主演の映画が先にイメージしてしまけれど、小説は小説として別ものでのぞみました。トルーマン・カポーティでは『冷血』を先に読んでおりますが、作風が全く違う訳でなかなか全容をつかめません。併載の短編の味わいも良かったです。

    0
    投稿日: 2011.10.14
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    原作はこんなだったのかーとびっくり。ホリーは自由奔放で魅力的。時々え?!て思うこともあるけど、憎めない。原文で読んでみたい。ティファニー以外の短編も面白かった。

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    投稿日: 2011.10.06
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    何て言うか、、いい本だなと思った。面白いとかじゃなくて。 村上春樹の本はよくわからないけど、村上春樹の約は読みやすい。

    0
    投稿日: 2011.09.14
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    表題作のホリーが自由奔放過ぎ、それによって 登場人物も自由に行動しすぎるため、 話について行くのが大変であった。 他の短編は読みやすくおもしろい。 訳者あとがきを読んだあとにもう一度1から読みたくなった。

    0
    投稿日: 2011.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    話としては読みやすかった。ホリーの行動も「僕」の考えもすらすら読めるけどやっぱり、偶に日本人的でない描写につまづいてしまう…ホリーのティファニーに対するセンスはすごく粋だけどラストがイマイチ…結局アフリカでの事もわからないままだし(それがいいのかもしれないけど)私には少し、難しかったかなあ。映画もあるようなのでそちらも是非見てみたいな。

    0
    投稿日: 2011.09.08
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    映画はまた映画として好き。 ストーリーの軸は変えてあるけど、個人的に最後のタクシーでホリーの『自由』について主人公が物申すシーンが良かった。ムーンリバー最高 原作は何度も読み返して味わいたい。 特に10代後半〜20代前半の若い感性には、響くものがあるのか その他の短編も細かい描写がお見事。訳者解説も好き。 刺激されるところが多かった。 英語苦手だけど、出来るならカポーティの才能をぜひ原文でも堪能したいわたし

    0
    投稿日: 2011.09.05
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    村上春樹が新たに訳した作品。 以前にスコット・フィッツジェラルドの「グレートギャッツビー」をやはり村上訳で読んだら、別人が訳した時の”つまらない小説”という印象が払拭されました。この時の体験で外国の作品は翻訳に左右されるところが大きいなあと感じています。もっとも原書で読みこなせる語学力があることが一番ですが・・・ この作品はかのオードリー・ヘップバーンの主演映画で有名だが通して観たたことがないので、本当のところどういう筋なのか分からなかった。 ヘップバーンのイメージで気品ある女性の話かと勘違いしていたくらいだ。 果たして読み終えると主人公のホリー・ゴライトリーのとる行動は、破天荒で突拍子もなく、麻薬密売組織に巻き込まれてその手先として逮捕されたりするような決して道徳的とは言えない生活をしているにせよ、その言動は常に活き活きしていて人を魅了せずにはおかない人物像が残る。実際彼女の住む同じアパートメントにいたという偶然で彼女が鍵を無くす度に呼び鈴を押されて知り合うきっかけとなった僕は、その言動に振り回され時には仲たがいしながらもその魅力に逆らえない。それは僕だけではなく彼女を取り巻く多くの人たちもである。 結局のところ、ホリーがブラジルかどこかへ去っていなくなっても彼女との約束を守り、愛猫を探して見守る姿に僕の想いがしみじみと伝わってくる。 胸を打つ真摯な彼女の言葉がいくつかあるが、ひとつ引き合いに出すならやはり小説の題名になったここの文章だろう。 ”・・・でももしそうなっても、私はなおかつ自分のエゴをしっかり引き連れていたいわけ。いつの日か目覚めて、ティファニーで朝ごはんを食べる時にも、この自分のままでいたいの。・・・” 鮮烈なホリー・ゴライトリーの姿が焼きついたのだが、今さら映画を観たらどんな感想を持つのだろうか。 (この映画の持つイメージの強さについては村上さんもあとがきで語っているところですが)

    0
    投稿日: 2011.09.03
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    村上春樹訳で再読。 ヘップバーンの映画も好きですが、小説の方もなかなか魅力的です。 ホリーの奔放さの中にかくされた孤独さが、とても魅力的に書かれています。

    4
    投稿日: 2011.09.03
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    読みやすくて良い作品でした。ヒロインが凄く魅力的に書かれていて面白かった。ティファニー以外の作品はイマイチ好きになれないかも。

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    投稿日: 2011.09.01
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    村上春樹の解説を読みながら思ったことは、映画を観ていなくてよかった、ということと、とはいえこれまでに映画のポスター等は目にしているにも拘らず小説を読みながらオードリー・ヘプバーンの顔が浮かぶことは全くなかったなあ、ということである。あと、一緒に収録されている、囚人農場の話と(ティコ・フェオというのが、なんだかハリウッド映画に出てくるアントニオ・バンデラス的なものを髣髴とさせる)、再度読んだクリスマスの思い出(この老人?と子供と、二度と戻れないイノセントな時代という設定が)もよかった。

    0
    投稿日: 2011.08.15
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    2011/8/9読了。 これは村上春樹の翻訳によるものだが、英文で読んだときにはきっと違う印象を受けるのではないかと感じた。ぜひ手を出して見たいと思えるほどに魅力的なキャラクターがでてきます。 恥ずかしながらオードリーヘプバーンの出演している映画が有名ということを全く知らなかった。これは一見の価値がありそうだ。

    0
    投稿日: 2011.08.13
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    すごく面白かった。 雰囲気、訳、表題以外のものまでよかった。 村上春樹にはまったのはここからだった気がするし、呼んで置いて損はないと思う。

    0
    投稿日: 2011.08.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    野鳥のように自由な…ってどこかに書いてあった文句だと思いますが、ヒロインはまさにそんな感じでした。籠の中の鳥ではなく、自由で危なっかしくて生き生きした野鳥っていうイメージ。 カポーティも好きな作家さんです。冷たいけど、人間くささのあるお話を書く人っていう印象。

    0
    投稿日: 2011.07.21
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    オレンジカバーにやられて、また買ってしまいました。 どなたの訳でも、何度読んでも、「名作」じゃない「ティファニーで朝食を」、「オードリー」じゃないホリーが魅力的。 ハスッパで不良で、「いつの日か目覚めて、ティファニーで朝ごはんを食べるときにも、この自分のままでいたいの。」と言うホリーが。 ちなみにこの部分、龍口訳では、 「ある晴れた朝、目をさまし、ティファニーで朝食を食べるようになっても、あたし自身というものは失いたくないのね。」 となっており、幾分硬くはあるけれども、こればかりは「あたし自身というものは失いたくない」の言い方に軍配をあげたい気が。

    3
    投稿日: 2011.07.11
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    村上春樹訳なので前から読もうと思っていた一冊。 ヘップバーンの映画で有名だが、原作とは異なる。 映画は見ていないのでいったいどんな仕上がりなのか! 気になるところである。

    0
    投稿日: 2011.07.05
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    第二次世界大戦下のニューヨークで、居並ぶセレブの求愛をさらりとかわし、社交界を自在に泳ぐ新人女優ホリー・ゴラトリー。気まぐれで可憐、そして天真爛漫な階下の住人に近付きたい、駆け出し小説家の僕の部屋の呼び鈴を、夜更けに鳴らしたのは他ならぬホリーだった……。端正な文体と魅力あふれる人物造形で著者の名声を不動のものにした作品集を、村上春樹新訳でおくる。

    0
    投稿日: 2011.06.25
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    ティファニーで朝食を。 まさかこんな話だったなんて どの国にも、こういう女がいるようだ 痴人の愛に通じるものがある カポーティをもっと知りたくなる読みたくなる。

    0
    投稿日: 2011.06.24
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     これは小説よりもオードリー・ヘップバーン主演の映画のほうが、よく知られているかもしれません。舞台は第二次大戦下のニューヨーク。駆け出し小説家の「僕」と、階下の隣人で新人女優のホリー・ゴライトリー。いつも男たちに囲まれて、美しく可憐で自由気ままなホリーがとても魅力的に描かれた中編小説です。この小説が映画化されたおかげで、ティファニーが世界的に有名になったといわれています。 「冷血」でノンフィクション・ノベルという新たなジャンルを確率させた作家トルーマン・カポーティの代表作のひとつで、日本では2008年に村上春樹の新訳が出版されました。まずタイトルが斬新ですが、これは作中にある「ティファニーで朝食を食べるご身分」というたとえからきています。なんとも大らかかつゴージャスな発想ですね。朝食にテイクアウトのホットドッグでも囓りつつ、ティファニー本店のある五番街を歩き、現代のホリーを探してみるとしましょう。

    0
    投稿日: 2011.06.21
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    映画をみてないけど最初は同名小説かと思ったぐらいイメージがちがった。すごく魅力的な本でした。ミセスホリデーゴライトリーて響きがすき。短編もよみやすいです。

    0
    投稿日: 2011.05.12
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    こういうお話だったんだ~。映画も観たことなくて、長いパイプを持ったヘップバーンのポスターだけが印象的で、何か自分で勝手に思ってたイメージとは違う物語でした。これはオードリー・ヘップバーンじゃなく違う女優のほうがよかったかもね。マリリン・モンローも違うと思うけど(笑)。 ホリーはとても魅力的。男も女も憧れてしまうキャラだと思う。バーの店主のジョー・ベルなんて、かわいそうなほどホリーに心酔しちゃってる。主人公像には俳優の濱田岳が頭に浮かんできて、最後まで濱田岳で読みました。妹にこの本を貸したら、妹も濱田岳をイメージしたと言ってて「同じ~」って笑っちゃった。 最後に収録されていた「クリスマスの思い出」が素晴らしかった。美しいことが散りばめられている。美しいことしか出てこない。すべてが純粋で美しい。

    0
    投稿日: 2011.04.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    カポーティの名作が村上春樹訳ということで、興味を持って読んでみました。 オードリー・ヘップバーンの映画版『ティファニーで朝食を』は以前観たことがあったが、内容自体はあまり覚えていない。ただ、原作と映画は全然内容も違うな、ということは読みながらなんとなく思い返した。 そもそも映画の冒頭、ヘップバーンがティファニーの前でクロワッサンを食べるシーンなんて、原作には存在すらしていないのだから。 ただ、映画と原作で共通するのは、内容面では飛び抜けた部分がないにも関わらず、ホリー・ゴライトリーという主人公の女性がとにかく輝いているということ。 映画版ではヘップバーンの美貌が担った部分が大きいだろうが、原作では自由奔放かつ危なっかしい魅力的な女性をカポーティが一から創造したわけだから、著者の筆に尊敬の眼差しを向けるしかない。 ただ、残念なのは、村上春樹もあとがきで書いていたが、ヘップバーンを念頭に置かずにホリーというキャラクターをイメージすることが難しいということ。できることなら、映画が存在していることすら知らないまっさらな状態で、この中編を読んでみたかった。 それを想像すると、ホリーにふりまわされる様がどれだけ魅惑的な体験だことか! 物語というより、ひとりの女性を魅力的に描いたキャラものの側面も強い小説だと思った。

    0
    投稿日: 2011.03.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

     映画未視聴の私でさえ、ホリーを演じるオードリーヘップバーンのワンシーンが思い浮かぶほど、映画が有名すぎる作品です。  映画未視聴のため、比較はできませんが、私はこれはこれでおもしろかったです。ホリーは奔放で一見無茶苦茶ですが、彼女なりに筋があり、ラストの決断はその両方が見えた気がしました…。

    0
    投稿日: 2011.03.20
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    カポーティの、おそらくは最高傑作であり、さらに村上春樹訳の名盤。 オードリー・ヘプバーン主演の映画があまりにも有名だが、映画作品とは全く別の作品として読むほうがずっと面白く読める。ホリーのキャラクターは映画よりもっと粗野で奔放で、あけっぴろげな女性であるし、「僕」は繊細で中性的、男性的な魅力の欠けた人物として描かれている。 映画作品よりずっとアクは強いが、それゆえに映画作品よりずっと魅力的。 用いられる言葉一つ一つの存在感と安定感に驚く。

    0
    投稿日: 2011.03.03
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    felt as I was reading the book written by Haruki (it's half true actually.) All the stories drew the magic and evanescence of innocence. I especially liked "A Christmas Memory"

    0
    投稿日: 2011.02.25
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    カポーティの自伝的性格のある小説。無駄がなく展開していってすごいなぁー! ホリーのような女を知っています。恐ろしい女です!

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    投稿日: 2011.02.06
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    以前、龍口氏訳で読んだことがある。ホリーが「それとわかるぐらいの斜視」であることが印象に強く残っていた。斜視の、見る人をどこか不安にさせるような、色っぽく感じるところがホリーの魅力を引き立ててると感じた。 でも、久しぶりに村上春樹訳で読んでみて、あれ?村上訳ではホリーは斜視ではない?龍口訳は誤訳が多いと評判だからまさか斜視も誤訳だったの?と気になって調べてみたら、原文「squint」は斜視という意味も目を細めるという意味もあった。村上訳は(目を)ぎゅっとすぼめて、という意味をとっていた。どっちも間違えでないみたいで安心した。 表題作も良いけれど、他の3作品も同じくらい、個人的にはそれ以上に引き込まれた。 2011.01.20

    1
    投稿日: 2011.01.20
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    表題作よりも『クリスマスの思い出』という作品はなんども読み返しているほどの名作 子供時代を思い出して切なくなる

    0
    投稿日: 2011.01.13
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    主人公が想いを潜めるホリー・ゴライトリーという女性が非常に魅力的に描かれている。主人公に対しても、おそらく原作者であるカポーティ自身の感情・性格とかなり重ね合わせているキャラ設定になっているのため、尚更ホリーが栄える。村上春樹の言葉を拝借するなら「イノセンス」さ。キレイなハッピーエンディングではないけれど、この「イノセンス」さが読んだ後にジーンとくる。その感じが心地よい。原作で一度読んでみたいなあーと感じた一冊。

    1
    投稿日: 2011.01.12
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    2010.12.16 読了 収録作品 ティファニーで朝食を 花盛りの家 ダイアモンドのギター クリスマスの思い出

    0
    投稿日: 2010.12.16
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    村上春樹訳版。といっても元の版を読んだわけではないから、どこがどう違っているのかはわかりません。けど、この翻訳は明らかに「村上春樹調」の文体であることは確かだろう、と思う。

    0
    投稿日: 2010.11.28
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    はあん。各話それぞれ最後が意外な展開! 村上春樹が訳のせいかもしれないが美しい宝石みたいなお話に仕上がっていた。(勿論カポーティの原作だが) いやあ、はあん、ですよ。ヘミングウェイよりいいかもしれんぞよ。 しかも妙にしんみりしてしまうのはマジックですな

    2
    投稿日: 2010.11.17
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    映画をまだ見てないまま原作をよんだ。想像してたものと違った。こんなにも儚く切ない短編集だとは…!最後のクリスマスの話がいちばん好き。

    0
    投稿日: 2010.11.10
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    カポーティがホリー役をどちらかというとモンローをイメージしていたと聞いて、急に興味を持ち読んでみた。なるほどこの奔放さはそれまでのヘプバーンのイメージじゃないかもだけど、私の脳内では残念ながらオードリーが動いていたなあ。特に物語に山谷がなく、「だからどうした」と言われてしまいそうな「ぼく」の独り語り。「ぼく」はカポーティを投影したものだというのが凄くわかる。ホリーみたいなつかみ所のない女性って男の人は好きな(気になる)んだろうなあ。ついでに言えば村上春樹の訳(文章)に初めて触れた記念すべき作品になった。

    0
    投稿日: 2010.11.04
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    作家志望の主人公と同じアパートに住む若手女優のホリー・ゴライトリー。可憐で気まぐれな彼女は、その型破りな性格と奔放な振る舞いで彼や周りの人々を振りまわしていくのだが……表題作ほか3編を収録した作品集。 ティファニー~は、有名なオードリーの表紙のやつをずっと持ってて、ストーリーは全然知らないけど、オードリーが好きだから読んでみたいなあとずっと思っていたやつでした。どうも春樹のあとがきからすると映画と原作は全然違ったものになっているようで、あんなオシャレでハンサムで美女っていう感じのものでない、本書で読む通り陰気~な感じの主人公に破天荒なヒロインっていうのが本当らしいです。私は映画を見たことがないので、今度探してみてみようかと思います。 なんか、主人公とそれを振りまわすヒロインってのは意外とラノベっぽいんじゃないかなあ、とかそういうのって実は古典的な手法なのかな? と思いました。とにかく、ホリーがすごく可愛いです。こんなやついねーよ!と思いながらも、どこか惹かれてしまうのは今も昔も古今東西変わらないようです。彼女の素性や後半の展開は切なく、特にぐっときたのはずっと一緒にいた名無しの猫を捨てて、でも「捨てちゃいけなかったんだ!」って戻ってくるところです。それがなんか、全てを物語っているような。結局ホリーがその後どうなったのかわからないけど、猫はどこかの家に拾われてのんびり暮らしているっていう最後がすごく印象に残りました。春樹訳だからかもしれないけどすっごい切なかったけど、ああこれでよかったのかな、って。 他の短編も、花盛りの家はちょっとよくわからなかったけど、ダイヤモンドのギターはよかった。これはいいBL。でも「クリスマスの思い出」がディファニーよりも好きかも知れない! これもまた失われたイノセントな時代への作品なんだけども、もうほんとやりきれなくなった、胸がきゅーっとしまりました。なので引用はこの作品からにします。すごく感動したのです。

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    投稿日: 2010.10.14
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    ティファニーで朝食を→オードリー→ローマの休日、といったイメージが勝手にできていたんでしょうね・・・こんなストーリーだとは思っていませんでした。NYも当時の時代も全く知らない私ですがとても入っていきやすい作品で、主人公の男性はあまりキャラが立っていないけど春樹作品に出てきても不自然でない気がします。今も昔も女性は憧れの生活、憧れの未来を持っていて、それが今のエネルギーになっていくんですね。昔から女性はやっぱり強かったんだと思います、外に対してではなく内に対して。それにしても男性はどうしてこういう奔放な女性に惹かれるんでしょう。。。他の短編も良かったです。

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    投稿日: 2010.10.10
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    短編集です。 「ティファニーで朝食を」以外にもお話が入っています。 が、「ティファニー~」についての感想をちらりと。 映画を観る前にと思い、原作を読んでみました。 イメージと違う作品だった。 オードリーヘップバーンが演じているからか、勝手に清楚なお嬢様のお話だと思っていたけど、もっと娼婦に近い感じなんですね。 ただ、この話をオードリーが演じるとどうなるんだろうというところに興味はあるので、やっぱり映画も観てみようと思います。

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    投稿日: 2010.09.07
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    人物描写が細やかで、非常に魅力的。 本当にそういう人がいて、そういう物語のノンフィクションではないかと思わせる説得力がある。 「いつか目覚めてティファニーで朝ご飯を食べる時にも、この自分のままでいたいの」 その時も今の自分でいたいよね。 「本物のまやかし」と表現されるように、それ自体にぶれがない。 それが美しさにつながるのかな。 ホリーは初めから最後まで全く何の成長もない。 その分はかないが、確かにその瞬間は、とても魅力的で美しい。

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    投稿日: 2010.05.25
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    野崎孝訳のを最初に読んだ時はいかにもださくてあまり好かなかったのだけれど、村上春樹訳だとびっくりするくらい面白いです。ホリー・ゴライドリーみたいなキャラクターって確かに村上春樹の小説にいそうだもんなあ。

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    投稿日: 2010.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    購入者:三木(2010.5.7) 返却:三木(2010.8.25) 名作「ティファニーで朝食を」の小説です。映画を見たことがなかったので、主人公の顔や人物像を文章から勝手に想像しながら楽しく読めました。主人公が魅力的で、次にどんな行動を起こすのか、どうふるまうのかワクワクしながら読みました。男性なら主人公に恋する男心に共感出来るかも!? 貸出:誠(2011.02.17) 返却(02.28) 同じく、映画は見ていませんでした。あとがきにもありましたが、映画はずいぶん原作とは違うようですね。少なくとも、オードリーは似合わないなぁ・・・と思いながら、想像力をフル回転して読んでいました。意外と文章が難しくて、なかなか読み進められませんでしたので、時間のある時にじっくりと読むのがいいかな、と思います。 貸出:村田 返却:(2011.10.31) 大昔に映画は、見ていたのですがすっかり内容を忘れていました。 誠氏同様、文章が難しく読み終えるのに時間がかかりました、、、 もう一度 映画を見たい感じです。

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    投稿日: 2010.05.12
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    元カノさんにハードカバーでプレゼントしたのだが、別れたとき返ってきちゃった笑 やっぱオードリーのホリー・ゴライトリーとは全然違う印象。

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    投稿日: 2010.05.04
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    映画を頭に置いて読んだんだけど、別の話に思えるほど違ってみえて新しかった。彼女(ホリー)は彼女なりの論理を持っていて、近いようではるかに遠い存在…。時間があれば原文で読みたい。

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    投稿日: 2010.04.18
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    ジョー・ベルのホリーに対する感情をしゃべっているところがとても読んだときに、印象的だったことを覚えている。 なぜかというと、そのときの自分自身と似ていたからだ。 好きな子に手を触れたいことと、彼女を好きでいることは違うんだということをそこで理解したことを覚えている。 あのときはそう自分にいいきかせ、彼女との関係を保っていこうと思っていたんだっけ・・・。

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    投稿日: 2010.04.01
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    表紙がまずお洒落でしょう!昔の本って何か日本語が難しくて、なかなか理解に苦しむ感じでしたが、春樹訳のおかげですごく楽しく読めました。ホリーの魅力に私もクラクラになってしまった。小悪魔ギャルはどの時代にもいるのだな〜と思いました。

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    投稿日: 2010.03.28
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    ホリー・ゴライトリーがチャーミングで魅力的。 『ティファニーで朝食を』と聞くと「あぁ。オードリー・ヘップバーンの!」と誰もが口を揃えて言うが、そういうのは作家にとっては困った話なんだ、と思った。確かにオードリー・ヘップバーンには“妖艶”よりも“純潔”のほうが勝ってしまう。 「これまで試した中でいちばん効果があったのは、タクシーをつかまえてティファニーに行くことだったな。そうするととたんに気分がすっとしちゃうんだ。その店内の静けさと、つんとすましたところがいいのよ。そこではそんなにひどいことはおこるまいってわかるの。」【本書65〜66頁】 又、〈花盛りの家〉は怖くて寒々しくなった。猫の首を鍋に入れる瞬間とかもう。。。

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    投稿日: 2010.03.12
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    成田空港で、飛行機の移動中に何か読もうと本屋にて出会う。 トルーマンカポティーニ著、村上春樹が翻訳という事で買ってみた。 予想してた恋愛ストーリーではなく、非常に謎に満ちたお話だった。 特に前半、いい意味で裏切られました。 映画を見た方にもお勧めです。

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    投稿日: 2010.02.14
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    「草の竪琴」が予想以上に面白かったため読んでみた。中編の表題作他、短編「花盛りの家」「ダイアモンドのギター」「クリスマスの思い出」収録。 「ティファニー」は素敵な小説だった。やはり主人公ホリーが魅力的。彼女の奔放さにつられて話も軽快にすすむ。 『誰のことだって愛そうと思えば愛せるんだって』 簡単に言えることではないと思う。でもそれを現実にし、多くの人(男?笑)に愛し、愛されているホリーのことを、私は尊敬したいと思う。 他の短編もなかなか面白く(「クリスマスの思い出」が「草の竪琴」と殆どかぶっていたのは少し残念だったけれど)、突飛な印象はないけど最後まで読ませる感じ。ただ、全体を通して感じたのは、すべて懐古的というか、過去形で書かれている為に読んでいてひどく年をとってしまったような気になること。笑 何十年か後に読めばもっと面白いのかもしれないと思いました。

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    投稿日: 2010.02.03
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    だぁりんにもらった本、第2弾。 村上春樹翻訳の「ティファニーで朝食を」です。 なんと!ティファニーで朝食を食べるシーンは出てこなかった!もっとかわいらしいお話だと思っていたけれど、なんだかとっても、深みのあるお話でした。ホリーははちゃめちゃなようで、やさしさがあって、やっぱり魅力的な女の子でした。(ホリーの魅力は映画のオードリーには負けちゃうかも。)だけど、映画より本の方が深みがあって、映画はラブストーリーだけど、本は、ラブストーリーではなくて、自分の居場所を見つけられない女の子のお話でした。 最後に、ねこちゃんが自分の居場所を見つけられたように、ホリーも居場所を見つけられていたらいいな。

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    投稿日: 2010.01.01
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    カポーティは先に冷血を読んでいたので、すごくストイックな文章書くってイメージでしたが、全然ちがう。 この人のよさは、小説にある。特に短篇小説に。本編以外に収められている短篇がどれもよかった。 すばらしいストーリーテラーであるけど、どの作品も彼自身がよく投影されていて、フィクションのばつの悪さが感じられなかった。

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    投稿日: 2009.11.25
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    村上春樹訳と言う点が気にはなるが、すごくきれいな文章であった。個人的に短編、中篇は消化不良になることから好みではなかったが、カポーティの文章はしっくりきた。

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    投稿日: 2009.11.24
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    歴史に残る名作を、村上春樹訳ということでチャレンジ。 やはり物語の雰囲気が春樹っぽくなっていることに対しては意見が分かれると思いますが、それだけ影響力のある作家だということなのでしょう。 この作品が映画化され、世界中で愛される作品となった背景には、ヒロインの新進女優ホリー・ゴライトリーの圧倒的存在感があります。 登場人物、特にヒロインについては、誰もが自分なりのイメージを頭の中に描きながら、読書するでしょう。 しかしホリーについては上手く偶像を描けませんでした。 あどけない少女の一面を見せながら、男たちを手玉にとる妖艶さ。 間の抜けたようでもあり、機知に富んでもいる言動。 性に対して開放的でもあり閉鎖的でもある。 狂人のようで聖人のよう。 うーむ…作中の男性たちがなぜ彼女に惹かれたかが分かる気がします。 彼女の壮絶な生き様をぜひ体感して下さい。 「花盛りの家」「ダイアモンドのギター」「クリスマスの思い出」の短編三作も収録していますが、実はこいつらが秀作、まとめて、良い一冊です。

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    投稿日: 2009.10.06
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    ホワイトエンジェル きたってわけじゃないんだ。そのへんが微妙でね。だからあんたの意見を聞きたかったのさ。飲み物を作ろう。新趣向のカクテルでね、ホワイト・エンジェルっていうんだ」。彼はそう言ってウォッカとジンを半分ずつ混ぜ、ベルモットは加えなかった。できあがったものを僕が飲んでいるあいだ、ジョーは立って錠剤の胃薬を口の中で溶かしながら、語るべき言葉を頭の中で組み立てていた。 今晩の用件を切り出しにくいときは、とりあえず相手にホワイト・エンジェルをおごろう。二杯目はベルモットも加えてはいかがでしょうか。 知識 ドライ・ジン/ウォッカ/ホワイト・キュラソー/レモンジュース ※ステア

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    投稿日: 2009.10.03
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    「私は怖くてしかたないのよ。ついにこんなことになってしまった。いつまでたっても同じことの繰り返し。終わることのない繰り返し。何かを捨てちまってから、それが自分にとってなくてはならないものだったとわかるんだ。いやったらしいアカなんてどうでもいい。太っちょの女だって、なんでもない。でもこいつだけは駄目。口の中がからからで、どう力をふりしぼっても、唾ひとつ吐けやしない。」 春樹節炸裂なカポーティ。 春樹ストーリーかと思いきや、カポーティワールドになるから不思議なのです。 映画のヘプバーンのイメージが強いこの話だけれど、ちゃんとストーリーをおったのは初めて! こういう話だったのかーと、感嘆しました。 ハッピーエンドではないし、感動することもないし、読み返そうーとかも思わないんだけど、何か心に残る話。 ホリーはどこにいっちゃったのかな? 【9/19読了・初読・個人蔵書】

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    投稿日: 2009.09.23
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    最初はつまらないと思って挫折。 改めてゆっくりと読み返すと…心の奥底に入ってくる。 ホリー・ゴライトリーという人間が。 訳文もなかなか良かった。

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    投稿日: 2009.09.09
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    2009/ 2009/ カポーティの恋人であるジャック・ダンフィーに捧げられた一冊です。 「私はだれ」について答えが見つからない迷宮を描くのが初期の短編の多くだとすると、この作品はむしろ「私は何」と外側から枠をはめられることからとことんすり抜けていく漂泊のヒロインの物語である。 収録作品 「ティファニーで朝食を」 「ダイヤモンドのギター」 「我が家は花ざかり」 「クリスマスの思い出」

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    投稿日: 2009.09.07
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    初めて読んだ。 映画も見たと思うけど、ほとんど覚えていない。 これという劇的なストーリーはないけど、ホリーに魅惑されるのは間違いない。 表紙の非常階段は、作品のなかで大切な役割を果たす場所だ。 日本のマンションではあまりみかけないけど、NYではよくあるみたい。 ドラマ「フレンズ」でよく見かける。

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    投稿日: 2009.08.26
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    勝手に、お洒落なパリのお話・・・と決め付けていた私。 読み始めてその思い込みとのギャップにびっくり。 表題作のほかに、短編が3作はいっている。 どことなく乾燥した感じのする話。 「クリスマスの思い出」という話が1番好きだ。 寂しげで切なくなるのに、愛おしい人たち。 そんな魅力的な登場人物が好きだからだ。

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    投稿日: 2009.08.21
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    新潮文庫で、夏の100冊の中から 2冊購入するとパンダのフィギアプレゼント、 というので買ってみました。 以前、オードリー目当てで 『ローマの休日』を観ようか 『ティファニーで朝食を』を観ようか 迷った時に、母に前者の方がまだ面白い、 と言われたのですが…… あぁ、確かになぁというかんじです。 主人公へのプレゼントが何も入ってない鳥籠、 というシチュエーションがなんとなく好きです。

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    投稿日: 2009.08.17
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    映画は見たことがないですが、一度読んでみたいと思っていました。 村上春樹氏訳ということで、それにもつられました。 文章がきれいで読みやすかったです。

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    投稿日: 2009.08.12
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    楽しく読んだ。 なるほど、この人はこういう本が大好きなんだろうね、 と、夫と話しながら読んだ。 2008年

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    投稿日: 2009.07.27
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    ずいぶんと昔、違う翻訳を読んだ事があります。 私だけかもしれませんが 「おもしろいのだけども翻訳ものってどうもテンポよく読みにくい。入り込めない。」 というジンクスがありまして、昔読んだ「ティファニーで朝食を」もまさしくそんな感じでした。 どうも、むりやり英語を日本語に置き換えてみましたって感じだったのです。 村上春樹氏の翻訳は、そのへんのぎくしゃくした感じがなくてすんなりと読む事ができました。 主人公のホリーは、オードリーヘップバーンのイメージはないですけども 映画は映画ですごく楽しめますね。

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    投稿日: 2009.07.27
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    ホリーの魅力に酔いしれます。特に↓の件が好き。 「野生のものを好きになっては駄目よ、(中略)心を注げば注ぐほど、相手は回復していくの。そしてすっかり元気になって、森の中に逃げ込んでしまう。(中略)野生の生き物にいったん心を注いだら、あなたは空を見上げて人生を送ることになる」 (中略) 「空を見上げている方が、空の上で暮らすよりはずっといいのよ。空なんてただからっぽで、だだっ広いだけ。そこは雷鳴がとどろき、ものごとが失せていく場所なの」 《所持》

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    投稿日: 2009.06.13
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    ホリーの魅力は詩人的要素がない人間にはわからないらしい。 私は詩人にはなれない。 若く美しいことによって生じる美だけしか彼女にはないように思う。

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    投稿日: 2009.06.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Breakfast at Tiffany's(1958年、米)。 時代を感じさせないというか、むしろ現代にこそ相応しいような、人格障害すれすれのヒロイン。その思想に共感することはできなかったが、「空を見上げている方が、空の上で暮らすよりはずっといい」というくだりで、彼女に愛おしさを覚えた。他人からは鳥のように自由に見える彼女が言うから、意味のある科白。心のままに生きるというより、心のままにしか生きられない人間が言うから、切なく胸を打つ言葉だ。彼女の自由は安息と引き換えで、疲労することは許されない。力尽きたら、それで終わりだ。そんな危うさを内包する女性を、悲劇のヒロインにしたてるのではなく、名もない「ぼく」の思い出として、淡く美しくまとめ上げている所に、この物語の魅力があると感じた。

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    投稿日: 2009.06.04
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    ゼミの先生に、「きみはホリー派か、アン・シャーリー派か」と聞かれて答えられなかったので今更ながら読みました。こんなに明るくいかがわしいことしてみたい、というわけじゃなくて、こんなに明るく自分の好きなように生きてみたい。自分の信念みたいなものが、まっすぐあるけれども、なんとなく陰のある人って、やっぱいいよな。個人的に、同時収録の「ダイヤモンドのギター」の救われなさも、なんかけっこう好きだけど。

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    投稿日: 2009.05.18
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    美しい言葉。 儚いストーリー。 フィツジェラルドの文章を読んだときと同じ感覚だ。 しばらくはカポーティに傾倒するだろう。

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    投稿日: 2009.05.11
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    自由か所有か。ロマンチックさと物悲しさがきれいだ。ティファニーはどこなのか、何なのか。ティファニーが前半後半で使われ方が違う。 それにしてもカポーティは実はホモと聞いてなるほど納得。それにしちゃ、(だからか?) ホリーの女らしさは違和感がない。個人的には清潔感もあるとすら思える。所有に執着しないから、さばさばしているせいか? あと、フレッドは誰といえるのか。唯一ホリーのものだったフレッド。黒い服の女は? あと、アカっぽいって、私、垢だと思ってたよ…映画で気付いたけど、redじゃんかよ…ぐすん。それにしても、久しぶりに、すきだわーこれ。 一番最後の、「クリスマスの思い出」もいい。物悲しさがわざとらしくない。笑っちゃうような、でも、悲しいんだ。

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    投稿日: 2009.05.02
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    麗しき美女ホリー・ゴライトリーと「僕」を軸に、物語は自由奔放に、芝居のようにくっきりとした場面ごとの輪郭を伴って進んでいく。 「人は誰しも、誰かに対して優越感を抱かなくてはならないようにできている」 村上春樹により瑞々しさを得た、トルーマンの綴る言葉が刺さった。

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    投稿日: 2009.04.20
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    映画はまだ観た事がない。 でも、どうしてもオードリー・ヘプバーンの顔が浮かんでしまう。 それが、とても残念。だって、全然違う。イメージと。 卑猥な発言等があっても、なんだか清々していて、爽やかで気持ちがよかった。 他の短編もとてもよい。私の会った事がない人間に出会えた。 村上春樹訳ってのが、またいいのです。文体が好きなので。

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    投稿日: 2009.03.09
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    村上春樹訳。名作。映画はまだ見てないんだけど、小説で満足してしまった感があるな・・・。 思い出ってのは、単純な過去とか記憶とは違うんだな〜と思わせる話。 でもそれがいいものとは限らないよね。無理にでも一緒になってしまったらいいのに、と思った。 感情移入しちまって、自分だったらって話になってしまうが、ホリーが去ったあと辛すぎると思うんだよな。作中で直接語られないし、猫のエピソードで綺麗にまとめられているけど、本当の所は後悔の激情が大変なことになっていたんじゃなかろうか。 読んでてひどく切なかった。

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    投稿日: 2009.03.04
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    はからずも映画のパッケージすら覚えてなかったので, 僕のホリーはオードリーより断然かわいいっす.おほほん

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    投稿日: 2009.02.28
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    ホリーが凄く魅力的。醸しだしている雰囲気が良い。「ティファニーで朝食を」以外の短編を含め、結構過激な表現や展開が多くてびっくりした。

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    投稿日: 2009.02.14
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    有名すぎるから読んでみたかった。 これ映画で観るだけのがいいかも…いや観たことないんだけど。 思った以上にまったりで、あんまり面白くなかった。春樹訳だから?残りの2話どうしよう… とりあえずあとがきは読んでみるか。

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    投稿日: 2009.01.18
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    村上春樹が翻訳を手がけたせいもあるのだろうが、物語のストーリーといい、その背景に漂う雰囲気といい、まるで村上春樹の初期の作品そのもの。 ホリー(ヒロイン)の人間性や性格も、村上春樹の作品に出てきそうなタイプで、村上春樹がこの作品から多大なる影響を受けたことは想像に難くない。実際に訳者あとがきでもそう述べていたと思う。 個人的には、ホリーとある人物の再開後のシーン(本書P.113〜117)が圧巻。 こういう寂寥感漂う小説、好きですね。

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    投稿日: 2009.01.13
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    春樹訳。 「リッチな有名人になりたくないってわけじゃないんだよ。私としてもいちおうそのへんを目指しているし、いつかそれにもとりかかるつもりでいる。でももしそうなっても、私はなおかつ自分のエゴをしっかり引き連れていたいわけ。いつの日か目覚めて、ティファニーで朝ごはんを食べるときにも、この自分のままでいたいの」 イノセンスの中に生きようとする人達とその行く末。

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    投稿日: 2009.01.10
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    春樹訳。 「リッチな有名人になりたくないってわけじゃないんだよ。私としてもいちおうそのへんを目指しているし、いつかそれにもとりかかるつもりでいる。でももしそうなっても、私はなおかつ自分のエゴをしっかり引き連れていたいわけ。いつの日か目覚めて、ティファニーで朝ごはんを食べるときにも、この自分のままでいたいの」

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    投稿日: 2009.01.10
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    言わずとしれた名作を村上春樹の訳で 映画嫌いの俺でも映画見たような気がする名作だが 記憶の中の映画とはちょっと違う 読ませる本ではあるが 村上春樹訳にそこまで合う内容ではなかったかなぁ

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    投稿日: 2009.01.05
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    以前読んだものよりも主人公が若い印象でした。というかまったく村上春樹の小説にあらわれる主人公です。話し方が。

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    投稿日: 2008.12.28
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    映画があまりにも有名なので、読み進めていく中で脳裏にオードリー・ヘップバーンがちらつく。 近年でこそ天真爛漫で奔放なキャラクターは愛されるキャラクターとして定着しているが、当時この作品が掲載拒否を食らったことから察するにホリー・ゴライトリーの登場はセンセーショナルなものだったに違いない。 綺麗な思い出の続きを見たい、けど積極的に探しに行くことができないって気持ちはすごくわかる。もちろんそういうジレンマは、思い出を掘り出すことへの恐れから出てくるし、思い出のままで満足している自分がいるからこそ出てくるものなんだけど。たまに、思いだされる綺麗な思い出ほど鮮やかなものってやっぱりない。 よく評価が二分する村上春樹だけど、訳者としてならすごく好きになれそう。 ―あなたがくれた聖クリストフォロスのメダルを見つけておいて。旅行にはそれが必要だから―

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    投稿日: 2008.12.23
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    2008年12月11日読了。 映画も見たことないんですが、小説から入ってみました。 読んでて、ホリーのイメージがまったくオードリーとかぶってこないんですが・・・。 読んでて悲しいお話でした。 最後の猫のエピソードがすべてを語ってたって感じです。 同時収録の短編「クリスマスの思い出」がなんだかとても心に残ったかも。 まるで自分の思い出でもあるかのような、懐かしい感じがありました。

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    投稿日: 2008.12.11