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容疑者Xの献身
容疑者Xの献身
東野圭吾/文藝春秋
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総合評価

2551件)
4.4
1360
747
254
34
5
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    このレビューはネタバレを含みます。

    個人的に東野圭吾作品で一番好きな作品である。 この作品は探偵ガリレオシリーズではあるが、内容はミステリーと言うよりは、人間ドラマである。 推理小説には、読者は主人公の活動を追いながら犯人が誰かを予想する。そして主人公が推理し、犯人が判明し、その動機などが明らかとなるというテッパンの流れがある。 つまり、「誰が、どのようにして」という事を考えるのがメインとなる。 しかし、この作品では、最初に事件の犯人が分かっているため、「どのように殺したか」ではなく、「どのように隠したか」を考えることになる。 また、ただの隣人という関係の家族にどうして協力しようとしたか、という「なぜ庇うのか?」を考える作品でもある。 そこにはある意味、純愛とも言える石神の想いがあり、親子の苦悩がある。 複雑で緻密なトリックに湯川が挑む他作品とは一線を画す人の心に迫った作品であると考える。

    0
    投稿日: 2023.10.02
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    東野圭吾氏の作品を読んでみようということで、タイトル名に聞き覚えのあった本作を購入。読み終えてから知ったのだが、どうやら本作は『ガリレオシリーズ』と呼ばれる連作ミステリー小説のシリーズ第3作だった模様。しかし、同シリーズや東野さんの作品を読んだことのない自分でも非常に楽しめた。 高校の数学教師・石神哲哉はアパートの隣室に住む花岡靖子に想いを寄せており、彼女とその娘の美里が起こしてしまった靖子の元夫殺害の隠蔽に手を貸すことになる。 高校教師である石神だが、本シリーズに登場する天才物理学者・湯川学をして「天才なんて言葉を迂闊には使いたくないけど、彼には相応しかったんじゃないかな」と言わしめるほどの頭脳を有しており、彼が共犯者となったことで、花岡靖子の元夫・富樫慎二殺害事件の捜査は難航を極めることとなる。 犯人・犯行の様子・共犯者をそれぞれ知った状態で始まるミステリーを私は初めて読んだが、トリックも予想の遥か斜め上を行く素晴らしいものだった。 数学者になる夢を諦め鬱屈とした人生を歩んでいた石神と、唯一の好敵手と認める彼の共犯に気づいてしまった湯川の葛藤。愛ゆえに罪を重ねてしまった石神の切ない最後に胸が締め付けられた。

    20
    投稿日: 2023.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「石神が天才」 大学時期の境遇に恵まれてなかったため、彼の才能を開花させられなかった。 とても、もったいない。 逆に湯川はそのような経験がないため、研究に没頭できた。 同じ天才でも経済力の差が人生を大きく左右させたのかも

    2
    投稿日: 2023.09.19
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     究極のラブ・ストーリー。  愛する人の為に、何にだってなれるひとりの男のすがたに涙を禁じ得ません。

    0
    投稿日: 2023.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読書って頭の筋トレ。 普通にこんな家に生まれてきた美里が可哀想だなと思った、あと技師も可哀想 石神の頭のキレ具合は常人じゃ追いつかないのに湯川という常人ではない男、石神の旧友の登場により鉄壁のはずのシナリオがガラガラと崩れていってしまった 石神ってギフテッドぽいよね、知らんけど

    1
    投稿日: 2023.09.13
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    ずっと前に映画は観たのでトリックは知っていたけど、面白かった!映画観てなかったらもっと面白かったと思う。トリックは震えるよね。

    4
    投稿日: 2023.09.11
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    映画が好きだったから、原作は逆に読んだことなくて、今回初めて読んでみたけど、最後の手紙がとてもよかった……。

    2
    投稿日: 2023.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今更ながら読みました。 展開が面白すぎてずっと気になりっぱなしで!! 最後の湯川が打ち明けた時、ビックリしたのと凄く切なく苦しかったです 石神の手紙涙が出ました… 石神にとってかけがえの無い存在だったんだなあって ここまでできませんよ普通… 書きたいこと沢山あるんですけどなんだか言葉にできません 文章力なさすぎる自分に腹が立ちます笑 そしてこんなストーリーを考えれる東野圭吾さん凄すぎます… 同じ人間とは思えないです笑 いや多分同じ人間ではないです

    4
    投稿日: 2023.08.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画は鑑賞済みだったけどどうしても原作が読みたくて。やっぱり原作って最高なんだなって改めて思いました。。最後、靖子さんが自首しにくるところは苦しくなる。これだけの愛情があるのだろうか本当に。。読み始めたら止まらなくて4時間ぐらいで読了しました。

    6
    投稿日: 2023.08.16
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    映画を観て結末は知っていましたが、湯川が靖子に真実を告げるシーンは胸が締め付けられました。 いつもの草薙との掛け合いも好きですが、天才同士の会話も面白かったです。

    2
    投稿日: 2023.08.12
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    天才二人のやりとりが面白かった。 結局本当の愛に触れたのは石神と靖子ということになるのだろうか。 自殺未遂をした娘はどうなったのだろう。 殺人犯ではあるが、いつか出所したときには、幸せになって欲しいと願うほど、物語に引き込まれた。

    2
    投稿日: 2023.08.09
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    面白かった。読む手が止まらないくらいには。映画も見てみたいし、あっというような仕掛けもあったので読んでいて楽しかった。ただ、ラストがわかりづらいというか、あ、ここで終わるんだ、という感じだったので星4。

    2
    投稿日: 2023.08.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2023/8/4に読了。 探偵ガリレオ、予知夢を読んだあとだったのでそこまで期待はしていなかったが、良い意味で期待を大きく裏切られた。 内容はミステリー×ヒューマンドラマ。 石神は決して人としてしてはいけないことをしたが、それでもその愛の深さに感動せざるを得なかった。「容疑者Xの献身」、、、改めて素晴らしいタイトルだと思う。 草薙とともに、湯川がなぜ石神を疑ったのか想像を巡らせていたが、しっかり伏線に残されており、またその伏線がしっくりきて、完敗した。

    3
    投稿日: 2023.08.04
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    自分が今までで1番大好きになった小説。泣いた。本当に泣いた。汚くも綺麗な愛に触れた。本当に面白かった。これはぜひ皆に読んで欲しい。正しく献身って感じだった。

    4
    投稿日: 2023.08.02
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    ガリレオシリーズが大好きで、今まで映像の方しか見ていませんでしたが初めて原作本を読みました。 ガリレオシリーズの中でも容疑者Xの献身は本当に好きな作品で何度も見直している映画です。 映画→原作本という自分にとっては初めての順序でした。映画ではかかれていない細かい部分。読むと映画のワンシーンが思い浮かびました。原作本を読んだ後にまた映画も見たくなりました。 真夏の方程式も読みたいなと思います。

    0
    投稿日: 2023.08.01
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    遅ればせながら東野圭吾のあまりに有名な小説にやっと手を出した。 読み始めたら止まらず、なんと1日半で読了。 ミステリー小説と言われればそうなのだが、人間模様の描写や伏線のはり方が素晴らしく長編の文学小説のようでもあった。 心に来るところもたくさんあった。最後はズシンと重たいものが心に置かれた感じ。素晴らしい本を読んだときは心に重たい何かを残してくれるように思う。 天才対天才の闘いも見応えあり。

    2
    投稿日: 2023.07.30
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    映画の内容を忘れた頃に原作に触れましたが、結末に自然と涙が出た。 作者は心理描写が本当に秀逸だな改めて感じた。

    8
    投稿日: 2023.07.24
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    東野圭吾の本にのめり込んでいったきっかけの作品。 ミステリーが大好きで、海外作品を含め沢山読んできたけど、愛の為の殺人でここまで切なく苦しい作品は無くて、本を読んで泣いた始めての作品。 湯川と石神の2人にしか分からない世界線が色んな意味で美しかった、、、。 何度も何度も読み返したい本。

    6
    投稿日: 2023.07.16
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    面白くて一気に読んだ…!序盤からかなり引き込まれて、真相が知りたくて!! これどうやって終わるんだよ…と思ってたけどびっくりする終わり方だった。こんな終わり方する話これまで読んだことなかったけどこれが正解だったと思うし、こうじゃないとこんなにすっきりしなかったと思う。 読み終わってからタイトル見てゾクゾクした。すごいものを読んだなぁ。

    1
    投稿日: 2023.07.14
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    これ読んだ人はたぶん皆半分あたりから最後まで一気読みしたと思う。どんでん返しが凄すぎて絶句した。頭脳明晰なストーリーながらも分かりやすい説明と表現でかかれていてすごく読みやすかった。大学教授の論理的思考も垣間見れた感じがして楽しかった。 ミステリーの反面、恋愛も盛り込まれていて、草薙の異質な愛情が最後の最後に胸に響いた。素晴らしい作品でした。

    3
    投稿日: 2023.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これはやばです。読み終えた後「やばい」が止まりませんでした笑 「思い込みによる盲点をつく」私もずっと思い込んでました。事件の真相がわかった時は驚きと感動が溢れでてしまいました。 客観視できる人間になりたいと思ったのと同時に、本でもこういったことを鍛えられるんだなと感じました。一方で、物語は純粋に楽しみたいという気持ちもあります。私の大好物の恋愛も絡んでおり、読みやすかったです。石神の精子への思いに心打たれました。最後涙。

    2
    投稿日: 2023.07.08
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    石神さんの愛の深さに泣けてくる。草薙視点じゃなくて最初から犯人視点で物語が進んでいくのが新しくて面白かった。だからこそ、犯人分かってるならどう物語が進むんだ?と思っていたけど最後の最後でどんでん返し!流石です...。

    5
    投稿日: 2023.07.08
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    ガリレオシリーズの最高傑作と確信しているミステリ。好きな人を守るために人はどこまで罪を犯せるのか考えさせられる。天才数学者ならではの『知らない』事を制御する事によって素人でも捜査の網を回避できるようにする高度なテクニックや、常識では考えられない発想のアリバイトリックも度肝を抜かれた。極めて純粋な想いと人生の悲しみを感じられる素晴らしい作品。

    2
    投稿日: 2023.06.29
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    最高傑作 推理小説としても★5 純愛小説としても★5 映画を先に見ておりこの度改めて小説で読み直したが、可能なら話を全て忘れた状態で小説を読みたかった

    3
    投稿日: 2023.06.25
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    今作は、あの湯川の苦悩が描かれています。 いつもの飄々とした湯川ではありません。 親友が起こした事件の真相を暴こうとするが、真実に迫るに従って、湯川の苦悩は増していきます。 トリック自体もすごいですが、登場人物の心理描写がすごいです。 さすが、直木賞受賞作です。

    2
    投稿日: 2023.06.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    名作。周りが薦める理由も、評価が高いのも納得できた。ドラマや他のガリレオは見ても読んでもないので主人公の名前さえ知らないまま読み進めたので石神がそうと思い、犯人に手を貸し始めていきなり騙された笑。 ホームレスの二度目の描写を読んであれ?人が減ってる?物語の終盤に遺体が富樫ではない事が語られ、う〜ん、失踪しても気付かれない人物…もしや…?!とホームレスが頭に浮かぶ。 何気ない描写と思われてた事が実は伏線で、後で見事なまでに騙され驚かされる。東野圭吾は天才だ。 人物像は取材を重ねて綿密に作り上げているのか、実際に存在しているように感じる。また作品を通じてこういう人もいるのかと勉強になる。東野圭吾の頭の中や仕事ぶりを見てみたい! つい2ヶ月前に本屋で何気なく「秘密」を手に取り、東野圭吾に出会えた奇跡に感謝。

    40
    投稿日: 2023.06.18
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    天才vs天才の構造、人間関係、事件のトリック、ラストシーン...全ておもしろかった。全て良かった。関係ないかもだが、理系院生の身として心を動かされるものがあった。それと名言もたくさんあった気がする。

    3
    投稿日: 2023.06.15
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    友達に勧められて一気に読了。 何が凄いって、この作家である男性がすごい。 これは想像とかでは書けない内容だなと。トリックなんかの仕掛けはこの人の頭脳を駆使して考えたんだろうけど、人間の質の部分。この作家さん自身の体験だったり人柄や性格が滲み出てるんだろうなぁ…純粋な人なんだろうなぁと思わずにはいられない。 一気に読み上げたのなんて久しぶり。 男性作家の本は時々いやらしい表現があったり、清々しさがなくてあまり読まなかったけど引き込まれるように読んだ。 素晴らしい作品。 多分、私は映画は観ない笑

    4
    投稿日: 2023.06.11
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    映画を見て面白かったので小説も読みました。 「献身」という言葉の本当の意味が分かりました。数学者という道を諦め教師になり色も何もない毎日を送る石神に、楽しそうな会話や笑い声で知らず知らずのうちに毎日に彩りを与えた花岡靖子。石神にとっての最大の愛情表現が献身、という形だった。 映画でも名シーンでしたが、最後の石神の泣く姿は愛だけは計算できなかった石神が自分がやってきたことの全てが意味のないものとなり無念の思いがある中で、愛を知ることができた何とも言えない感情で印象深かったです。

    8
    投稿日: 2023.06.09
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    この本を読むきっかけは、某テレビ番組で海外にも人気のある日本の作家は東野圭吾さん。 特にこの容疑者xの献身は泣ける推理小説 ならば一度読んでみようと。 湯川教授が石神のことを単純ーあの親子を好きになったきっかけー確かに。 男の人が女の人を好きになるきっかけは単純なのかもしれない。 私は東野さんの小説では秘密が1番好きです。

    6
    投稿日: 2023.06.05
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    東野圭吾好きの人から、これが一番感動すると聞いて読んでみた。ガリレオシリーズは避けていたが、読んで良かった。最後の1ページが最も感動した。読んでから「献身」というタイトルを見直して震えた。本当の気持ちは他人には分からず、本人しか知り得ないものだと思う。ガリレオシリーズも読んでみようと思う。

    1
    投稿日: 2023.06.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    東野圭吾は天才だ、、、 思ってもみない石神の想いに切なさ、恐怖、暖かさが感じられた。 特にラストの大どんでん返しにページをめくる手が止まらない。

    6
    投稿日: 2023.05.24
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    映画で過去に見たことがあったが、原作を読んで改めてこの主人公は 湯川ではなく、高校教師の石神だと思った。隣に越してきた花岡靖子に密かな愛情を持つ彼がとった行動とは。天才的な数学教師の現実の壁に対する絶望を救った花岡親子に対する何というか無償の愛だろうか。最後は思わず泣けてしまった。2023年5月24日読了。

    4
    投稿日: 2023.05.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    献身とは。 容疑者Xの意味も 献身の意味も 徐々に見えてくるようで、全く見えていなかった。 それが靖子と同じ一般人か。 最後の最後に全ての意味がわかった時、 石神の愛に切なくなった。 とても切ないストーリーだったけれど、 誰かに対して悔しい気持ちや、哀れな気持ちを抱くことも無かった。 いいミステリーだった。

    6
    投稿日: 2023.05.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    友人石神に対する湯川の心情や葛藤 石神の靖子への深い愛、 最後の靖子の選択に石神の悲鳴、 湯川が石神の肩に手を乗せるシーン、、 辛く切なく苦しい、、複雑な気持ちになった。 誰が犯人が知っているはずなのに、 真相が分からず進み、 最後どんでん返しが待っているミステリー。

    1
    投稿日: 2023.05.20
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     大好きな作品で、文庫も買ってしまった。  以下レビューは一緒だが、読みやすいし、完成度が異常なのでおすすめ。 この作品はここまでの東野圭吾の凄いところを全て網羅した、人間の奥深く、美しい部分や嫌らしい部分を表現し、ミステリー作家として極上のトリックを用いて(久しぶりに全く新しいトリックを見た様な気分だ)生み出した傑作と呼ばれるに相応しい作品だ。  そもそも冒頭は波風がなく、単純に進んでいく様な印象だ。犯人もわかっており、淡々と進む様子は余り期待出来ないのかと感じていたが、少しづつ物語に違和感を感じるんだ。その違和感がとんでもない大きさになり、読者に向けて放たれる。こんなトリックは聞いた事が無いし、違和感に気づいた時は脱帽。  更にこれだけに収まらず、人間の愛を純粋にもの凄い濃度で描写している。容疑者の最後の慟哭は、今まで小説を読んで感じた事が無い様な(本当に声が聞こえてきそうな)程、僕の心を揺さぶり、読了後、余韻で数日間活字を求めなかった程だ。  まだ未読の方には是非読んで欲しいし、数ある筆者の作品の中で最も完成度が高い(物語として)小説だ。しかも長すぎず読みやすいのにこの迫力だ!!

    2
    投稿日: 2023.05.20
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    コロナwith?afterコロナで 運動再開、気持ちよく太りすぎたので ハードなトレーニング再開。 達磨がお気に入りのキャラのため、 そろそろ、出所させ、償いキャラして復活望む。 酸欠、心拍数あげるトレーニングをすると 思い出す。2023.5

    10
    投稿日: 2023.05.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    容疑者Xの献身 東野圭吾 ガリレオシリーズ③ ∞----------------------∞ 東野圭吾さんの小説で、私の中ではBEST3に入ってる。 これが愛というものの究極なのか。正しいのか歪んでるのかも難しい。愛する人が幸せになることが自分の幸せではあるけど、そのためには自分はどうなっても良いというのは、殺人は極論ではあるけど、そんな愛をしてみたいって誰もが願うことなのかもしれない。 事件が起きなければ、死ぬまで想いを告げることもせず、ただ挨拶を交わして、ただ見守って、何気ない日常を送るつもりだったと思う。寧ろこの事件で、靖子のために生きられたと感じられて嬉しかったのではないかと思うのだけど、殺人後の思考というものは論理的にも難しいものらしい。 湯川さんが心を許す数少ない人物。石神とのやり取りはとても楽しそうで、草薙さんとの友情はたいしたことがないなって思ってしまった。 映画では美男美女の物語になってしまってるけど、ずんぐりとした頭の大きな目の細い男性と、多分その辺にいるであろうちょっと綺麗でおっとりとした年配女性という描写は、普通に起きそうな事件を醸し出してる。 2023/05/19 読了

    4
    投稿日: 2023.05.19
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    何回も映画で観てるけど 読後感があった。 天才がいっぱい出てきて惚れ惚れする。 恋に不器用な男の自己満足事件♡

    5
    投稿日: 2023.05.19
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    最後の最後のシーンを読んで、泣いてしまった。ミステリーとしてもどんでん返しがあっておもしろかったのに、それを凌駕する石神の、靖子に対する無償の愛と献身に圧倒された。 靖子の存在に救われたからこそ、靖子と娘に心から幸せになってほしくて、そのためならどんなことでもする石神の姿に泣けた。自分の親切心が報われなくてもいい。ただただ、相手に幸せになってほしい。その想いがとても切なくて、胸が苦しくなった。 石神にとって誤算だったのは、湯川がいたこと、その湯川が靖子に真実を伝えてしまったこと、そして、靖子と娘が本当に優しすぎたことだろう。靖子は、石神の本当の思いを知ってもなお、のうのうと工藤とともに幸せに生きていけるほど、強い人ではなかった。自分の中で抱え込むことができないほど弱くて、優しい人だったのだ。 最後の、靖子が自首してきた時の石神の気持ちを考えただけで泣きそうになる。石神だけに犠牲になってほしくなかったという靖子の気持ちを嬉しいと思うと同時に、彼女を幸せにできなかったという、大きな大きな自責の念。 ものすごく苦しいけれど、美しい物語だと思った。この作品を読めてよかった。

    2
    投稿日: 2023.05.17
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    1番古い記憶で最初に見た映画がこれだった まさかこんなにすばらしいものだとは15年近く経って染みた 特に小説の湯川の最後のセリフは映画になかった気がする。 初めて邦画をしっかりと見返したいと思った

    3
    投稿日: 2023.05.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    密かに想いを寄せる隣人女性とその娘を守るために、彼女達が犯した罪を完全犯罪にしようと画策する男性の物語。読み終えて、タイトルに使われている「献身」がすごくしっくりきました‼︎彼女が犯してしまった殺人を覆い隠すために、アリバイをしっかり練り上げる彼の姿はただただひたすらに一途としか言いようがありません。そればかりか、彼が彼女達を警察の手から守るために犯していた二重の罪を知ると、何故惚れた女性のために自分を犠牲にしてそこまで出来るのか…と献身的な彼の姿に考えさせられます。

    4
    投稿日: 2023.05.11
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    第87回アワヒニビブリオバトル「【3日目】おうち時間DEビブリオバトル」1時間目 数学で紹介された本です。 オンライン開催。 2022.05.05

    0
    投稿日: 2023.05.09
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    さすが東野圭吾さんの作品ですね。何度もえっ、そう来る?全く考えられない展開に驚きでした。いろいろと考えてしまうラストがなんとも後味が悪く胸に残る感じがこの作品に引き込まれている証拠だと思いました。切ない、非常に切ない。切なすぎる。 石神、美里、技師・・・。

    2
    投稿日: 2023.05.09
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    ストーリーが進んでもこのトリックには思い至らず、今回も東野さんの術中に嵌ってた。最後の謎解きで、それまでのモヤモヤが一気に取り除かれスッキリ! ただ、今回のラストには心が締めつけられたけれど・・・。

    4
    投稿日: 2023.04.29
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    読了前に敢えて感想を TVや映画は見ないのですが、きっと湯川博士の知見で捕まってしまうと分かってて読んでしまいドキドキ感が無いんです 読書にも旬があるんですね、きっと 追記 舐めてました。最後は予想外の展開で一気に読み込んでしまった恥

    7
    投稿日: 2023.04.25
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    タイトルの、献身という言葉の意味を考えさせられる作品。 東野圭吾作品の素晴らしい点の一つが、「自分だったらどうしていたか」という問いかけを読者の頭にごく自然に刷り込ませられることだと思う。 その理由の一つが、登場人物の感情描写が非常にリアルであるということ。 切に迫る葛藤や焦燥感がとてもリアルに伝わってくるし、湯川が石神に感じた無念さと同じようなものを読者も感じていたのではと思う。 トリックも見事だったが、全体を通して愛情とは何か、献身とはどういうことかを深く考えさせられる作品で、しばらくは余韻が抜けなかった。

    4
    投稿日: 2023.04.25
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    東野圭吾作品は本当に凄い。トリックも凄いが、何よりも登場人物の人物描写がわかりやすく、難しくない言葉で表現されている。その人物が頭の中で映像になるくらい鮮明にうかぶ。数学教師の石神の人間性も無機質で論理的に描かれているが、最後に意外な一面を描き驚かされるのと感動と両方をこの作品で味わえる。 東野圭吾作品は人と人との愛情が必ずどこかに描かれており読みながら涙がとまらない部分がある。 他のミステリーでは味わえない感動だと思う。ますます、ファンになった

    6
    投稿日: 2023.04.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    東野圭吾さんの直木賞受賞作品 ミステリーだけど純文学でもある。 愛の深さが罪と交差して深さを増してる。 規定事実を作ってしまえば決心が揺らがない。その為の別の殺人を自ら行う、思いをよせる人の為に。確固たる自己犠牲。 靖子への「愛」、湯川との「友情」、共に普通の形とは違うが深く伝わるものがある。 これは不器用だからでなく、もっと違うものだろう。 言葉や態度という表面上の物以外のところ。石神本人が人に対して魅力と感じるものが重なったからだろう。 それは自らの深い真意だと感じた。 ミステリーの部分も勿論だが、そちらの純文学の方面の方が自分には感じるものが多く、さすが受賞作品だと感じた。

    67
    投稿日: 2023.04.17
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    映画版視聴済み。とても大好きな作品。 詳細な部分も描かれていたし、とても満足。 これは愛の物語だ。

    7
    投稿日: 2023.04.10
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    ガリレオシリーズ三作目。 一・二作目に続いて、図書館で借りて読んでみました。 ※探偵ガリレオ https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167110075#comment ※予知夢 https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167110083#comment 今回から、ガリレオシリーズは長編に。 長編になった途端、面白さが100倍に! なぜだろう?と思っていたら、 これまでの作品にあったようなサイエンス(主に物理)の要素がなくなり、 純粋なミステリー小説になっているからですかね。 犯人は物語前半でもう分ってしまうのですが、 犯人が少しずつ追い詰められていく様子が分かり、 そして最後にはアッと驚くトリックが隠されているという 最高に面白いミステリーでした。 やっぱり、短編よりも長編押しかな、個人的には。

    33
    投稿日: 2023.04.06
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    人気のある小説を読みましたが、読みやすくまた、先が知りたくなる物語でした。 愛の形、良い時間でした!

    3
    投稿日: 2023.04.04
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    帝都大学物理学准教授・湯川学(ガリレオ)と同期生の天才数学者でありながら不遇な日々を送る高校教師の石神(イシガミ)。その石神が、秘かな思いを寄せる隣人の花岡靖子。 靖子に暴力をふるい金を無心する前夫・富樫。・・・石神は、花岡母娘を救うための完全犯罪を企てることに・・・。 倒叙ミステリでありながら、個性ある登場人物の性格描写を鮮明に浮き立たせ、読者を釘付けにして離さない見事なエンディングに唸った! (第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞)

    7
    投稿日: 2023.03.29
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    最後にどんでん返しがあるのは予想がついていたが その真実はとても驚くもので、ラストまで止まらなかった。石神の純愛には涙が出そうになった。 結末は悲しいけれど、 1番良い結末だと思った。 もう一度読み返したい作品

    6
    投稿日: 2023.03.28
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    最初から犯人が分かっているからこそ、トリックそして登場人物それぞれの思いを考えさせられる作品だと感じた。 恵まれない環境がどれほどの影響になるかを身に染みた。

    1
    投稿日: 2023.03.25
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    最初から犯人がわかっているということは、そのトリックや手法、動機に謎解きの鍵があるわけだが。その中でも盲点をついていると思う。伏線のはり方がさり気ない日常の中にあるので、それもまたハッとさせられる要因であった。 一度映画で見ているはずなのに、文字で見るとまた印象も展開も違って見える。また映画も改めて観たくなった。

    15
    投稿日: 2023.03.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ここまで人を愛することが出来る人は存在するんだろうか‥ 最初から犯人もわかってるし、犯人の心も分かってて読んでるのに最後に何も知らなかったんだなって驚いた。 最後は石神さんと一緒に泣いた。

    3
    投稿日: 2023.03.21
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    また読んでみた、何度呼んでも衝撃の展開でラスト100ページほんとに手が止まらん、驚きと感動が同時に来て感情が忙しい、だからこそ楽しい 東野圭吾恐るべし、頭が良すぎて素晴らしい、この世で作家として生きて頂き本当にありがとうございます大好きです だけど福山雅治がちょっと邪魔してくる^_^原作しか勝たん^_^

    4
    投稿日: 2023.03.15
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    映画から入った小説。石神の風貌が映画とは違っていたが、とても面白かった。1番好きな作品。何度読んでも愛が人生を狂わせるが人を生かすことを証明してくれる。

    4
    投稿日: 2023.03.13
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    空前絶後で好きな本。 難しいトリックじゃなくて盲点だった!って感じが好き。いろんなとこに伏線が張ってあって3回くらい読んでるけど毎回発見する。3色問題の話のくだりまじですごい、、 ちなみに映画もすごい。特に最後の堤真一の演技。 とりあえず読んで欲しい!

    3
    投稿日: 2023.03.12
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    悲しく、虚しさが大きい話だったが、不思議と読後感は心温かいものだった。 話題になっているから読んでみようという浅い気持ちで読み始めたのが、みるみるうちに話の中に引き込まれていった。

    2
    投稿日: 2023.03.09
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    読了後、やるせない気持ちになった。 石神の無償の愛には涙したし、何故そこまで自分を犠牲にしてまで花岡母娘を守りたかったのかを考えると切なすぎる。

    9
    投稿日: 2023.03.07
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    献身 【自分の身を捧げて尽くすこと】 読後、まさに石神を表現しているタイトルだと思いました。 靖子の殺人をなかったことにする、その為に彼が選んだのは別の殺人事件を用意すること。 絶対に欠けてはならないピースであったから。 愛する人を守る為には手段を選ばなかった石神。 警察が捜査しているのはもう一つのホームレス殺人事件であったこと。 そりゃあ、靖子のアリバイが崩せそうでも崩せなかったわけです(・・;) 本物の愛に触れました。 映画も観て、さらに二度読み必須です!!!

    4
    投稿日: 2023.02.22
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    映画を見てから読んだので描写がはっきりと浮かんできた。 石神が隣の親子を手助けしようと思ったきっかけも予想外だったが、何よりトリックが衝撃的だった。 ありがちなアリバイ工作だと思っていたのに、まさかの別の被害者が現れるという前提から覆される展開に魅了されました。 ここまで誰かのために行動できる石神の愛情深さに加え、湯川先生の着眼点の鋭さに感服するばかりだった。

    0
    投稿日: 2023.02.20
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    東野圭吾作品で初めて読んだ本。 最後の展開が苦しくなったし、愛と献身ってなんだろうと改めて考えました。

    1
    投稿日: 2023.02.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みながらどんどん石神さんのことを思うと悲しくなったけど、読んでよかったと思わせてくれる1冊。 すごいトリック。 そして、「人は時に、健気に生きているだけで、 誰かを救っていることがある。」 という文章がものすごく美しいし、タイトルの「容疑者Xの献身」がぴったし。 大切な友達に教えて貰って読んだ本。 教えてくれてありがとう。

    2
    投稿日: 2023.02.17
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    3度号泣した。 最初読んで泣いて、実写映画を観て泣いて、再読したら俳優さんたちの演技を思い浮かべて、また号泣した。

    3
    投稿日: 2023.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    相手が幸せであればそれでいい、という深い愛に感動して号泣した(TT) ラスト、誰も救われない展開になんで!!と思ってしまった

    1
    投稿日: 2023.02.15
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    2021/10/16 #容疑者xの献身 #東野圭吾 友人から勧められて読み始めた一冊。 ドラマのガリレオ一切見てなかったから、 ついて行けるかなと不安でしたけど、面白かった! 自分の人生捨ててまで、付き合ってもいない、隣という関係でそれ以上それ以外でもない人を守りたいと思えますか? 相手にとっては、ただの隣人だけれど、 石神にとっては花岡親子が生きる希望となっていました。 花岡が元夫を殺害してから、 警察の目を何回も翻弄させていった石神の計画。 最後に明かされる本当の殺害は あっと驚くはず。序盤から気づいた方は是非警察の道へ笑。 完璧までに練られた石神の計画を崩すことになったのは、 大学の同級生湯川の存在でした。 読み進めるたびに、どんな方法で警察から逃れたのか、 どんなトリックなのかをワクワクと 人間の心にもフォーカスしているので哀しさも感じながら、 読み進められる本でございました。 #book #東野圭吾 #東野圭吾作品 #東野圭吾好きな人と繋がりたい #ガリレオ #ガリレオシリーズ

    2
    投稿日: 2023.02.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    愛と献身の話。あととばっちりを受けるホームレスの話。 倒叙小説はトリックを楽しみに読むことが多いんですが、容疑者Xの献身は人の感情の描き方が好きで、石神の気持ちに寄り添いながら読みます。かといってミステリ部分もおざなりにされていないから本当にすごい。愛もトリックもどちらの要素も完璧に突き詰めたのがこの作品だと思っています。 しつこいくらいにホームレスの描写があるので、ちらっと意識は向くけど、他の描写もきちんとされているのでめちゃくちゃな違和感はいだかず。そこまでのことをしていたと知った時はひっくり返りました。ホームレス、かわいそうだけど、石神の愛の深さにも恐れ入る。 序盤に富樫の殺害シーンが入るので読者的にも「被害者=元旦那」と刷り込まれているし、警察同様石神の掌の上でまんまと踊らされました。 石神のどでかい愛にかすみがちだけど、靖子も美里ちゃんのことを本当に大切に思っていて、美里ちゃんも自殺未遂をしちゃうくらい最終的に思い詰めちゃうくらいしっかりしている女の子で、普通に生きてたらみんな幸せになれる、なるべきなのに、なんでこんなことになっちゃったんだろうと悲しくなったりします。いや富樫のせいだね。あいつさぁマジ……でもたとえどんな事情があろうと人の命を奪うことはよくないことで。難しいですね。でもやっぱり、事情を知っているから肩入れしてしまう。 >人は時に、健気に生きているだけで、誰かを救っていることがある。 石神ほど献身的になれるわけではないけれど、この気持ちすごくわかります。誰かが生きている、それこそが希望になりえるという価値観は、美しくて好きです。親切にしなきゃとか尽くさなきゃとかではなくて、ただその人がその人であればいいというのは究極の愛の在り方だと思うし、人間のもつ感情で最も美しいものだと私は思います。 得られるものじゃなくて、その人という個体が好きという気持ちは誰に対しても持っていたいな。もちろん、その人がその人である限りに起こされる行動、紡がれる言葉に価値を見出すのも素敵だと思う。 ガリレオシリーズは映像作品も好きで、この作品も例外ではなく好きなんですが、原作小説の美里ちゃんの自殺未遂、「友人の石神」と「友人の草薙」どちらも失ってしまうかもしれない湯川の立場などが原作でとても好きな部分なので、やっぱり映画もいいけど原作もね……!と思います。映画だけで原作未読勢は読んでほしいなぁ、そんなにページ数もないし。物語が重いから、ページ数以上の重厚感はあるけど。 名作です。

    1
    投稿日: 2023.02.11
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    東野圭吾の代表作、今さらながら友人に薦められて読みました。 読み進めていくうちに、私自身に対しても、トリックが仕掛けられているような気がしました。 最初は物語の展開が読めませんでしたが、後になればなるほど、先が気になって読まずにはいられませんでした。ミステリー好きにオススメの一冊です。

    1
    投稿日: 2023.02.11
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    主人公の犯罪の手口は実に巧妙で複雑なもの、ある1人を除き紐解くことはできないような難題であるがその動機やきっかけというのは些細なことで私たちの周りにもありふれてるのではないかと思った。結局みんな良い人だなとこの本を読んで思いました。

    0
    投稿日: 2023.02.10
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     2005年第134回直木賞受賞、2006年度第6回本格ミステリ大賞受賞、など輝かしい受賞歴を残した作品で、「ガリレオ」シリーズ3作目にして初の長編。映画第1作目としても有名。  人の思い込みを巧みに利用したトリックが斬新で面白い。あらゆる状況を踏まえ冷静に対処する天才数学者の石神と、奇しくも対峙することになった天才物理学者(通称:ガリレオ)の湯川の静かな対決が見どころ。事件解決の爽快感はなく、人が人を想う気持ちの奥深さ、そこに突き付けられた現実の重さ、儚さにやりきれなさが残り、その余韻にじばらく浸ってしまう作品。

    1
    投稿日: 2023.02.06
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    数学者としては天才たが社会性の乏しい石神の歪んではいるが純粋すぎる愛情表現には心を揺さぶられた。 犯行を隠蔽する為に使われた死体のすり替えはトリックとしても読み応えがあった。 人間を突き動かすものは何か本当の愛とは?様々な、感情が感情が交差する傑作。

    0
    投稿日: 2023.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    感動的なミステリー 終わりはなんとも言えない気持ちになった。 感情を出さない湯川の心の部分が出たところもグッと来た。

    0
    投稿日: 2023.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    去年の映画版地上波を見、小説も読みたくなったので読んでみました。 頭がいいからこそ客観的に自分の置かれている立場を正しく認知しているのが悲壮感を際立たせるのか、石神の言動に喉の奥がキュッッとなるのは私だけではないはず… 私自身あまり外見に自信のある方ではないので作中であの石神が容姿のこと気にするシーンは、例えどんなに頭脳明晰で思慮深くても結局はそこに集約するんだなと印象に残りました。 映画では花岡の聖女っぷりが際立っていたように思いますが、小説では人間らしく苦悩したりします。どっちがいいかは人によるかも。逆に最後のページに当たるシーンは小説の方がマイルドで、結末はわかっているのに涙腺に来る…。

    3
    投稿日: 2023.01.30
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    映画を見て感動したので原作を手に取りました。登場人物の愛に視界がぼやけ、最後のページでは涙が止まりませんでした。

    1
    投稿日: 2023.01.29
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    最後に明かされたトリックの衝撃により星3にしようかと思ったが、そこまでは星2の作品だったのでこの評価に。 この名作に全くと言っていいほど惹かれなかったことで、自分のミステリー小説への無関心を認識できたので収穫アリ。

    0
    投稿日: 2023.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画は何度か見たことあった。 映画がよくできていたのか、映画を超える良さはなかった。映画に比べると、湯川と石神の関係性がよく描かれていた。いつも理路整然としている湯川が石神のことになると感情的になる描写は最後まで良かった。映画では工藤にダンカンを使っていたが、原作ではもっと上品なイメージ。石神は太っていて禿げているのに、映画だと堤真一だから美化されすぎている。 名作と言われているだけあって読み応えはあったが、驚きはなかったため星4つ。

    0
    投稿日: 2023.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ネタバレあり。 山神が犯人だと最初からわかった上で読み進めるストーリー。 どのようにしてアリバイを作り欺くんだろう? なぜ靖子に、犯罪を犯してまで手を貸すのだろう?と気になって読んでいた。 山神の友人である湯川が、友人として山神に対する違和感(恋をしている)がきっかけとなり、真相に迫るシーンが最高に楽しかった。 人生に絶望した中で、自分が生きる希望となった人を守りたい。本気で「この人に生かされている。この人をなんとしても幸せにしたい」と感じているからという山神の動機、靖子が最後自首するシーンはとても切ないシーンであった。山神の涙は、守れなかった悔しさ、人から愛を受けることの温かさ、様々な思いが込められていたらからである。

    3
    投稿日: 2023.01.18
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    ミステリーって自分が探偵にでもなったかのように読み進めて、犯人を探していくのが醍醐味だと思っていたがこの作品は違う。 犯人は分かっているし登場人物も少ない。アリバイを崩すだけだからハラハラ、ドキドキも乏しい。けどラストの衝撃は半端ない。ミステリーなのに切なくなる。読み応えを感じられる作品だった。

    0
    投稿日: 2023.01.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    数年ぶりに、4回目の再読。今回も泣きに泣きました。 「隣同士が同じ色になってはならない。」 花岡親子と石神、お隣さん同士は同じ色になれたのでしょうか…多分、なれなかったし、なってはいけなかったんでしょう。数学の天才が、「隣同士が同じ色になる」という解を出すハズはないから。石神は、違う色のまま解を出そうとしたんだろうな、と感じました。 DVD借りて映画も観ました。原作同様圧巻でした。 福山雅治さんの「人は愛ゆえに正しいこともするし、愛ゆえに間違いもおかす」というコメントが心に残りました。

    5
    投稿日: 2023.01.14
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    何を今更、ガリレオ湯山教授。作品の活躍が華々しいので、どうせ面白いんでしょ、と避けていたような気がしてます。 不遇な天才数学者が、秘かに想いを寄せるアパートの隣人の女性。彼女の犯した罪を遮蔽するため、彼の人生を懸けて構築したトリック。そしてもう一つの犯罪。 天才物理学者湯山は、かつての同僚のこの男の悲しき嘘を見破りながら、彼の本心を看破っていく。 トリックや人物像も読ませますが、数学者が全てを尽くさんとした、そのきっかけの場面は、渾身の献身を納得できる物にしています。 評判通りの、直木賞。

    85
    投稿日: 2023.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すごい作品だなと思った。作り込まれている。 小説を書ける人はほんとに尊敬する。 石神の思考が面白くてスラスラよめた。 そして、これは愛なのかもしれないけど異様な愛だろう。 でも、普通の人間じゃ出来ない本当に自分を犠牲にする愛というのはこういうものなんだろうなと思った。 さいご、靖子が自首をした時私はしなくてもいいのにと思った。この結論が本当に石神を苦しめることになってしまうのに。

    3
    投稿日: 2023.01.03
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    東野圭吾ファンに薦められて読みましたが、確かにこれは傑作でした。 ラストでめちゃくちゃ泣かされました。 映画も良かったけど、ぜひこちらの原作も読んで欲しいです!

    0
    投稿日: 2023.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    トリックが見事だった。 石上の愛情ゆえの犯罪だと知った時には涙腺が緩んだ。無機質で気味が悪い存在だと思っていたが、誰よりも人間らしさに溢れた人だった。 とても面白かった。

    2
    投稿日: 2022.12.19
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    読み終わってからタイトルを読み返すと 「献身」という言葉の重みが分かる 東野圭吾のこのタイトルの言葉選びが凄い

    3
    投稿日: 2022.12.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルだけはずっと昔から知っていたけど読んだことがなかった作品。容疑者と献身という言葉が共存するタイトルに不思議さを感じていたが、読んで納得した。 善と悪、そのカテゴリーに当てはまらないような、人間の不器用さみたいなものを描いているように感じた。 また、トリックは集中して読まないとわからないくらいの複雑さで読み応えがあった。

    0
    投稿日: 2022.12.16
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    献身というにはあまりにも残酷なお話し。 人を愛することは、様々な困難の上に成立していることもある。

    0
    投稿日: 2022.12.13
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    TVシリーズのドラマは見ていましたが、映画は見ていなかったので内容がわからないまま、本書を読みました。映画を見ていなかったのがよかったなと思うぐらい、作品に魅了されました。

    0
    投稿日: 2022.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初・東野圭吾作品は映画で鑑賞しました……! 予想していたより湯川先生が以外と人間らしい方なのだなという印象を受けた。 私は石神から花岡への献身よりも、湯川と石神の友情の部分に心揺さぶられました。 石神は「友達はいない」と言っていましたが、一般人には分かり得ないような頭脳を持った者同士だからこそ友人となり、友人だからこそ事件の真実が解き明かされたのだと思います。 また石神の献身の理由についてですが、自殺しようとしていたタイミングで隣人からの挨拶があり、それから挨拶程度のコミュニケーションを取るようになった。 石神は隣の花岡家族から、いつの間にか生きる希望という大きすぎるものを貰っていた。 些細な声掛けや笑顔が人の命を救うこともある。どんな小さな事でも、孤独や人生の絶望の淵にいる人間が”生きよう”と思うきっかけになる。 石神が愛を知れてよかった。

    2
    投稿日: 2022.12.10
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    犯人の心情に心が揺さぶられる名作。 ただ、どうしても俳優の堤真一さんがずっと脳裏をよぎります(^^; 原作とあわせて映画も是非観ていただきたい。

    0
    投稿日: 2022.12.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伏線が張ってあったのもあって、別人を使ったトリックは早いうちから予想できていたが、日にちをずらしてアリバイを確固たるものにさせていたことには驚いた。失うものが無くなった石神の、見返りを求めない愛の深さに感銘を受けた。

    0
    投稿日: 2022.12.08
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    同僚に勧められて読みました。東野圭吾2作目。 加賀恭一郎ではなく、物理学者湯川先生です。今度は福山雅治と重なってしまって、『福山、頭いいわ~』の独り言連発。 先に犯人が分かっているミステリーは、はじめて読んだ気がします。数学者石神もすごい!

    1
    投稿日: 2022.11.27
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    ミステリーはあまり得意ではありませんが、読みやすく大どんでん返しが。話題になる気、わかります。東野作品2つ目でした。 難易度 中 感動★☆☆☆☆ 涙線★☆☆☆☆ 興奮★★★☆☆ 感心★☆☆☆☆ 伏線★★★☆☆ スラスラ度★★☆

    0
    投稿日: 2022.11.23
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    映画は何回も見ていたが原作は初読。映画に比べてよりトリックが詳細に描かれてる印象。逆に人物描写は映画の方が細かい。ただ湯川が石神の恋に気づくシーンなんかの心理描写は小説の方が好みかな。また今作はまだ内海が未登場のため真相に気づいた湯川が友達として聞いて欲しいと頼む相手は草薙、それに対して話を聞いた草薙が自首してこないなら刑事として動かなければならない、というのが草薙らしくていいな、と。映画だとそこに対して内海がどういう反応をしたのかは描かれてないが、内海は違う反応をするだろうな、、、シリーズ時系列的に初めて湯川と関わりのある犯人、その葛藤。結局この事件で湯川は友人2人を失うわけで、そういった視点からも切ない。そしてオチを知っていてもラストシーンの"献身"の明かされるシーンは圧巻ですね。特に石神がストーカー化していくところからは何度読んでも、観ても素晴らしいとしか言えない。

    1
    投稿日: 2022.11.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画を鑑賞してから、原作を読んだ。 映画の中で印象に残った「あの問題を解いても、誰も幸せになれない」というフレーズが、本当に重く感じられた。 実際どうしたらよかったのだろう? 暴力で支配されたら抵抗できない母娘に対して、警察も味方になってくれない。何か出来ることはあったのだろうか。 中学生の娘が1番初めに富樫を殴った分、隠し続けること、石神が身代わりになったことに負担を感じていたのかな。映画にはなかった自殺未遂という出来事にはショックを受けたけど、納得もした。 石神にとって、生きる希望である花岡母娘に出会えたことが、とても美しく、少し切なく感じた。

    1
    投稿日: 2022.11.13
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    石神の利他的な愛はすごかった。 引越しの挨拶時の自殺しようとしていたタイミング。 美人で天使のような雰囲気。 衝撃が走ったのだと思った。 この命はもらった命だから靖子に捧げようと。 靖子は結局、湯川の策略通り 罪を告白したのだけれど、 完落ちさせるには靖子を攻めるしかなかったと踏んだところは、数学の解法のようだった。 論理的な数学や物理、そして計算づくではいかない愛。相反する事柄の駆け引きが面白かった。

    1
    投稿日: 2022.11.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    めちゃくちゃに面白いミステリー小説だったので、ともだに布教しようと思いました! 推理しながら読むのがとにかく面白かった。 他のミステリー小説で似たようなトリックを知っていたこともあり、小説中盤で立てた仮説がほぼ正解だったときの快感といったら… ただトリックは一致したものの、私の推理だと「石神先生はあえて死刑になることで、働く時間を無くし(死刑は執行されるまで労役を科せられないので)自分の人生を研究に費やしたかった」というものだったので、そこだけ外れて残念。 予想は外れたけどら機械のように思えた石神先生が最期まで自分の愛に忠実に行動した…という結末も素晴らしかった。 ガリレオシリーズ他のも読んでみたい。

    1
    投稿日: 2022.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。 石神が靖子と美里の証拠隠滅のために色々やったのはもちろん覚えていたが、細かい部分は完全に忘れていた。 別の死体を用意するためにホームレス「技師」を殺したとか、死体をすり替えたことでアリバイの論点が富樫が殺された日の次の日になったとか。 映画も観たくなった。 いくら愛のためとは言え、結局石神は何の罪もない人を殺している。 そこに、うーん、なんだかな…と思ってしまう。 少数派かもしれないが、私は聖女の救済の方が好きかもしれない。(内海刑事が好きだから?)

    2
    投稿日: 2022.11.08
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