
総合評価
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powered by ブクログ史実とフィクションを混ぜたジャンルは初めて読んだ。 洗練された、そして流麗な表現力が結構好き。 読み進めながら、フィンセントとテオの関係性を自身の兄妹関係と照らし合わせていた。
0投稿日: 2024.04.01
powered by ブクログゴッホ兄弟(フィンセントとテオ)の苦しみから、画家が絵を描くへの情熱、困難さを知ることができた。 ゴッホの絵は今でこそ、世界的に評価されているが、生前は全く評価されておらず、貧しい暮らしをしながら日々孤独と闘う姿があった。 画家とは、孤独との戦いだと感じた。自分との戦い、社会との戦い、画壇との戦いなど。絵を描くってとてつもない努力と苦しみの伴うもの。少し、画家の絵を大切にする気持ちが高まった。 日本人画商の2人、重吉と忠政も18世紀のフランス、パリで孤軍奮闘していた人物だろう。日本が文明開化し、欧米に大きな遅れをとり、迫害を受けていた時代に「日本の絵」を売り捌く姿はカッコよかった。
1投稿日: 2024.03.30
powered by ブクログゴッホなのだから ハッピーエンドは厳しいだろうなぁ と覚悟していたけれど辛かった… 生前恵まれなかったとか 耳のエピソードとか なんとなく知っていたことを 周りの人々、時代背景を織り交ぜて 物語として紡がれるとズシンと来る… もちろん辛いばかりではない ないけれども、 明るい小説ではないので 全体的になんとなく漂うしんみり感 自分なりに驚いたのは タンギー爺さんの絵の背景に 今まで全く気づいていなかったこと ジャポニズムという言葉を ただ単語として知っていただけなのだなと しみじみ 小説を読む前と後で 物の見方、見え方が変わることはあるけれど 今作は特に分かりやすく 私の中で変わった気がする 印象に残ったのは 作中何度も出てくる言葉であり 表題の「たゆたえども沈まず」 「強い風に身を任せて揺れていればいいのさ。そうすれば、決して沈まない。……だろう?」 という台詞も とにもかくにも ゴッホアライブ行きたいなぁ
26投稿日: 2024.03.29
powered by ブクログこんなにも自然に、当時のパリに、セーヌ川に連れて行ってくれる原田マハさんに改めて圧感した。 もっとゴッホと、当時19世紀後半の時代を知りたくなった。
2投稿日: 2024.03.28
powered by ブクログ"たゆたえども沈まず"という言葉を知って、気になり調べてみたらこの本が出てきたので即購入してすぐに読み始めた。 ゴッホの史実に基づいたフィクションで、周りに林忠正や重吉がいることでゴッホの人生の流れが分かりやすく感じられた気がする。 芸術一筋で生きていける人というのはほんの一握りで、でもその中でも懸命に生きようともがく様が悲しくも強烈で…ゴッホの絵から感じる力強さや生命力はそこから来ているんだなと。 今こうして世界中がゴッホの絵を知っていることが、"たゆたえども沈まず"を体現することになっているのであれば、少しでも救いになるのかな…。(外野の私が勝手にそう思ってるだけでゴッホ自身はどうだかだけど) またすごくパリに行きたい、セーヌ川を見たい、という気持ちが強まったので、これは永遠の連鎖か…となった。
0投稿日: 2024.03.25
powered by ブクログ弟のテオ、ゴッホの住んでた家、お世話になったタンギー爺さん、移り住むことになった病院、ゴッホのことについていろんなことを知れた いつかパリに行きたい
2投稿日: 2024.03.24
powered by ブクログ読後、「たゆたえども沈まず」の意味と「星月夜」に描かれた想いに浸った。 事実のなかに織り交ぜられた物語は、美しさと切なさで溢れていたように感じる。 繊細な糸が結ばれるかのように共に生きていたゴッホ兄弟、日本を背負って闘った林忠正、そしてそれらの事実を繋ぐ重吉という存在、、 私はこのすべてを受け止めたいと思った。 街並みや作品を表現する言葉の美しさとたるや、、 私はこの感覚を味わうために本を読んでいるのだと感じた。 また読みたい。
0投稿日: 2024.03.23
powered by ブクログずっと積んでて、先日徳島の大塚美術館に行って、レプリカだけど、ゴッホの作品を観たので感化されて。 すごーーーく良かった。フィクションの部分はもちろんあるのだけれど、絶妙なラインで史実に基づいてるので、浮世絵と西洋絵画の関わりとか、ゴッホの生涯とかに触れられた。なんといっても、美術の知識の深いマハさんなので、安心して読み進められる。文章に絵画への愛が詰まってる。
6投稿日: 2024.03.19
powered by ブクログゴッホの生涯や林忠正について知ることができた。知らない絵が出てくると、ネットで調べたりしながら読んだ。 美術の専門用語が出てくるので、予備知識があった方が読みやすいと思う。 続きが気になり、どんどん読み進めれる面白さ。 ゴッホ兄弟の関係が切なすぎた… 最後うるうるしてしまった。 ゴッホの最後の作品が「木の根」だと知って、大学のときに卒業制作で「木の根」を2枚描いたのを思い出し親近感?が湧いた。
12投稿日: 2024.03.06
powered by ブクログ史実とフィクションとを混ぜた、ゴッホ兄弟と絵画との関わり 彼らを見つめる、パリへ来て画商を営む2人の日本人 日本の美術すら無知なので、浮世絵とゴッホの作品の関係も興味深く読めた 読後は何とも言えない切ない余韻が残り、両表紙の絵画に慰められる そんななか表題でもある、 たゆたえども沈まず という言葉が力強く響いた 生きていると色々あるけど、そうやって生きていくんだよね ゴッホの展覧会に行って、本作を思い返しながら鑑賞してみたくなった (図書本)
85投稿日: 2024.03.04
powered by ブクログ大作。歴史小説感がある。 歴史的背景とか物凄くよく調べたのだろうなと感じた。 ゴッホの絵を見たくなった。歴史を知って絵を見るの、楽しいだろうな。 ただ、絵や歴史のことを全く知らない+登場人物も地名も海外名が多く頭に入れるのが少し大変だった。美しい街並みが目に浮かぶ表現だった。
6投稿日: 2024.03.02
powered by ブクログ私にとって名前と作品の存在を知っているだけのゴッホが、とても人間味あふれ、作品に命を感じるようになりました。 たとえ亡くなった後に認められたとてしても、生きている間に世間に認められなかったことは悲しい。
4投稿日: 2024.03.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
亡くなることはわかっていたのに、それでも泣きそうになった。この小説を読んで、その事実がより悲しく感じた。 ゴッホの絵のスライドショーみたいなのがYouTubeにあった。時系列順かはわからないけど、だんだん絵が上達していってて、なんというかものすごく感動した覚えがある。
2投稿日: 2024.02.27
powered by ブクログ原田マハさんの作品を読むのは初めてです。 アート小説が有名な作家さん。こちらの作品はゴッホ兄弟と美術商人の林忠正にもしも交流があったら…をベースに物語が進みます。 フィクションなんだけどゴッホ兄弟と林忠正にインタビュー?密着をして書いたんじゃないかと思うほど自然で引き込まれました。 作中にゴッホの描いた絵が登場するのでその度にネットで検索。 特にタンギー爺さんが誕生した話が好きなので是非本物を見たいな。 福岡にも2年前にゴッホ展が開催されて実際に行きましたが、この本を読んだ後だとまた違う見方で楽しめたんだろうなと後悔するほど引き込まれました。 悩み苦しみ作品を描き続けた兄フィンセント。 献身的に兄を支えて最期は追うように人生を終えた弟テオ。 生きているうちに作品が評価されずにこの世を去った兄弟思うと切なく感じますが今では知らない人はいないほど有名な画家。 もっとゴッホの事を知りたい!作品を見たい!と思えた一冊でした。
3投稿日: 2024.02.26
powered by ブクログ前半は物語の背景を記すためにも人物の感情よりも状況説明や人物把握のための文章が多く、なかなか読み進める気になれず時間がかかってしまった。ただ、これは原田マハさんの本に多い傾向だと思うが、物語か進むにつれ登場人物の性格や人物像が明確になり感情移入が容易になり、物語の世界に没入してしまう。現に前半を読むのに1ヶ月を要したが、後半は3日ほどで読み終わってしまった。 本当にゴッホ兄弟と林忠正の間に関係があったのではないかと錯覚するほど緻密に描かれており、ロマンを感じる。美術館に足を運びたくなる1冊。
3投稿日: 2024.02.21
powered by ブクログ不器用に、懸命に生きるゴッホとシゲ、テオ。 仕事と兄弟愛と、友情の話。 たゆたえども沈まずとは、 「どんな強い風が吹いても、揺れるだけで沈みはしない」の意味。
3投稿日: 2024.02.20
powered by ブクログフィンセント・ファン・ゴッホがメインの話かと思って読み始めたが、彼を取り巻く人々、特にフィンセントの支援者であり半身であるテオドールと同時期にパリに進出していた日本人画商の物語だった。 ゴッホについては、どうしても彼の絵を見たくて2度ほど美術館に行ったが、彼自身については生前は全く売れなかったこと、自傷行為をしたこと、ゴーギャンと共同生活をしていたこと、病んで病院生活をしていたこと、彼の弟が画商であり唯一の支援者であったこと、そして自殺していること程度の知識しかなかったことが幸いし、フィクションとは思えない感覚でぐいぐいと話に引き込まれ楽しめた。 読み終わったあとには、美術館で見た糸杉をまた見たくなった。 ゴッホ展が開かれたら足を伸ばしたくなる物語だった。
2投稿日: 2024.02.19
powered by ブクログ史実に基づいてゴッホの人生を描いた作品。ゴッホについて深く知ることができたことは良かった。一方でストーリーが薄いと感じてしまった。期待値が高かった故に少し残念。
2投稿日: 2024.02.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
原田マハさんの作品からゴッホにどハマり中です。 マハさんの作品はいつも、ゴッホに会えたような感覚にさせてくれます。 気難しくて、癇癪持ちで、どうしようも無い…という世間のゴッホに対するイメージは間違ってはいなくて、実際そうだったとは思うのですが、それでも、どうしてもゴッホが愛おしく思えてしまいます。 私が大好きな「星月夜」。あのうねる空が、セーヌ川だという解釈に度肝を抜かれました。 同時に、やっぱりゴッホが可哀想に思えてきて…。 「大丈夫、あなたの作品は売れるよ。世界中で、そして、あなたが大好きな日本でも、あなたの作品は評価されるよ。」と、肩を叩いてやりたくなります。テオの代わりに。 ゴッホ好きだー!
4投稿日: 2024.02.09
powered by ブクログ19世紀のパリ。 日本人の画商、林忠正と助手の加納重吉は無名画家のゴッホと彼を支える弟のテオに出会う。 重吉はテオと絆を深め、忠正は静かにこの兄弟を見守りつつも確かな影響を与えていく。 生前には1枚しか売れなかったというゴッホの絵。 いまのこの状況、彼はどう思うのだろう。。 芸術家ならでは、なのか彼の気質なのか…とても繊細で不安定、でも一方でとても純粋に描かれるゴッホに徐々に魅力を感じていきました。 強い絆で結ばれ、お互いに依存していたゴッホとテオ。 だから生きてこれたし、だからあのような切ない結末になってしまった。。 最後は忠正と重吉の、未来を信じ戦い続けていこうという胸に温かさの広がる終わり方ではありますが、切なさもとても残る1冊だった。 ゴッホの絵は「星月夜」や「ひまわり」など、有名な作品をいつくか知っているくらい。 浮世絵に大きな影響を受けていたことも、恥ずかしながら初めて知りました! もともと印象派の絵が好きで時々絵画展にも足を運ぶのですが、今度はゴッホの作品をたくさんこの目で見て、またこの小説を読み返してみたいな、って思いました。
6投稿日: 2024.02.06
powered by ブクログ史実を元にした小説作品。ゴッホの生涯については予備知識がある状態で読みましたが…、めちゃくちゃに引き込まれました。予備知識があってもなくても楽しめる1冊だとは思いますが、展開の予想がつく分味わえたドキドキハラハラがあり、大変に満足です。 もう小説として、作品としてめちゃくちゃに面白いんですが、それに加えて大変美術史の勉強になりました。 授業で、Japonismという単語は習いましたが、印象派が生まれて受け入れられてゆくまでの流れ、画商·林忠正の手腕、日本美術が芸術の都パリで徐々に渦巻いてゆく様、時代の流れがわかりやすく美しく描かれていて、知識が増しました。嬉しい。 ここからは小説としての感想になりますが、展開としては本当に胸を締め付けられる。ゴッホの弟·テオの話が実話だとは…。
27投稿日: 2024.02.03
powered by ブクログ史実を元にしたフィクション。 19世紀後半、舞台はパリ。 浮世絵を売り込む日本人の画商2人と、売れない画家である兄(ゴッホ)と兄の才能を信じ、支え続ける弟。 前半はあまり入り込めずなかなか進まなかったけど、途中から引き込まれていった。 原田マハさんのアート小説。
3投稿日: 2024.02.01
powered by ブクログ本に対して、ここまで愛情を持ったことは初めて。 言葉にならない思いで心がいっぱい。 これからもずっと大切にしたい本。
4投稿日: 2024.01.30
powered by ブクログ美術の歴史など無知な私にとってゴッホの絵は、有名で、浮世絵が背景に出てくるから日本人として親しみやすくて、でも、何も感じなかった、そんな絵。 「ゴッホはね、凄い画家なんだよ。」誰かが言ったそんな教養としてのゴッホしか知らなかったからだ。 マハさんはそんな教養としてのゴッホを、1人の人間としてのフィンセントにしてくれた。 優秀で憧れの兄だった頃から、上手くいかない人生に苛立ち、世俗に溺れたダメ人間になってしまった様子。社会的に立派な弟のスネをかじって生きる薄汚れた人。だが唯一無二の感性を持つ。まだ時代が認識出来ないだけで。 弟のテオとの苦しくも美しい家族愛。その人間らしい苦しみ、喜び、苦しみの中で生まれたのが「ひまわり」であり、「星月夜」だったのだ。 美術品に人間関係という新しい次元を見つけることができたことに、ありがとうと言いたい。 マハさんを知るきっかけをくれた友人、ありがとう。
4投稿日: 2024.01.28
powered by ブクログ才能はあるが、堕落した生活を過ごす兄と 真面目でお人好しの弟の、兄弟愛 ありきたりな、ケンカと仲直りの展開でも 原田さんの、独創的で分かりやすい丁寧なフレーズに、心がゾクゾクする。
2投稿日: 2024.01.28
powered by ブクログ絵にそこまで興味を持って生きてきたわけではなかったから、絵を見て何かを思うっていう経験をほとんどして来なかったけどマハさんの楽園のカンヴァスを読んで以降、1世紀以上も前の絵が今確かにそこに存在して、当たり前だけどその絵を描いた人が実際にいたということ。その事実にゾクゾクして、それぞれの絵はどんな背景を持っているのかってことに興味を持つようになった。 マハさんの絵に関する本はこれが2冊目だけど、この本に関しては小説というよりドキュメンタリーを見ているような気持ちで、登場人物のすぐそばで自分も同じ時を過ごしているような気分で読んでた。 最初はパリの雰囲気にとても心地良く感じ、最後の方はゴッホの孤独とテオの感情に充てられてぐちゃぐちゃになったけど笑 勿論描かれてる全てが史実に基づいた真実ではないからそこまで感情移入するのもあれなのかもしれないけど、なんだろう。マハさんが紡ぐ言葉は画家にも読者にも本当に寄り添ってるから自然に入ってくるのよなぁ。 てかマハさんの経歴や絵に対する情熱をみると、あながちフィクションでもないんじゃない?って気がしてくる笑 ともあれこれ読んだ翌日にゴッホ展に行けたの本当に良かった泣、、! いつかパリを訪れた際はゴッホが見てた景色を是非とも見に行きたい、、。
2投稿日: 2024.01.26
powered by ブクログゴッホのことは漠然とすごい画家というイメージぐらいで、あまり知らなかったのですが、今回この小説を読んで、ゴッホの作品を拝見したくなりました。 あくまでフィクションですが、印象派の画家たちが日本の浮世絵に影響されたなどの美術史を知ることもできて学びが多い作品でした。 最初は、馴染みのないフランス、パリの地名や登場人物達のやりとりで中々読み進められなかったのですが、中盤ぐらいから兄弟たちがどうなっていくのかがどんどん気になってハマってしまいました。読みながらテオに感情移入して、弟のお金で好き勝手するフィンセントに対して苛立って、思わず嫌いになりそうなぐらい臨場感がありました。 今まで歴史系の小説を読んだことがほとんどなかったので、別の小説も読んでみたいと思いました。
2投稿日: 2024.01.26
powered by ブクログ静かだけれど確かに忍び寄ってくる破滅への足音に、胸がずっとざわざわしてた。 どれだけの才能も、見出され、認められなければ無に等しく、むしろ苦しみの種になる。 今では「ゴッホ」といえば、世界中の、それこそ子供から大人まで「画家だ」と知っている。美術に疎い人間でも、だ。それがどれほどのことかを、この兄弟に伝えてあげたくなった。 もしも、と思ってしまう。 もしも死を選ばずにいられたら、 世の中に絵が認められ、絶望から幸福へと昇ることができたのかな、と。 いや、でも…それもちがうのか。 どこで自分を終わらせるかは、彼らだけのものだ。 それが自らの手ででなくとも。 ゴッホ兄弟はずっとメランコリーの気質があり、 互いに傷つけ合いながら離れられず、共依存であったことは想像に難くない。 失っては生きられないほどに。 だからこれは運命だったのだろうと思う。 どちらが先に逝こうとも、同じ運命を辿ったのではないかと。 絵が、見たくなった。 本物のゴッホの絵が。 タイミングが噛み合わず、つい先日、ゴッホ展が終わってしまったと知ってショック! でも読み終えてからの方がずっと、何かを感じられるはず。 ゴッホと出逢える日を心待ちにしよう。 たゆたえども沈まず 川の流れは人の人生ならば、 しばらくこのまま、ゆらゆら生きていく。
2投稿日: 2024.01.25
powered by ブクログ2024年一発目の本に。ゴッホの生涯についてとても深く知る一冊となり、この後すぐゴッホ展へ向かった。本を読んでから、すぐに展覧会行かなくてはと思えるような素晴らしい1冊だった。何度も思うが、原田マハさんには彼女の独自の世界観があり、引き込まれてしまう。飽きることがない。
2投稿日: 2024.01.22
powered by ブクログ本作はフィンセントとテオのゴッホ兄弟がテーマ。林忠正 と重吉、ジャポニズム。フィクションですが、いつもと同じくまるで史実の様に感じます。 ゴッホ兄弟のお互いを想う気持ちと優しさのすれ違いが辛い。それでもセーヌは苦しみを流しながら。たゆたえども沈まず。
10投稿日: 2024.01.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
以前、原田マハさんの「リボルバー」を読んだぶりの2作品目です。フィクションとノンフィクションを上手く織り交ぜていて、見応えがありました。実際には林忠正とゴッホの接点は分かってないけど、浮世絵に魅了されているという共通点から、ひょっとしたらどっかで会っていたのかも!?と想像してしまうような物語です。この本ででてきたゴッホの作品をネットで調べながら読ませていただきました。ゴッホ展も機会があれば行きたいな。
1投稿日: 2024.01.20
powered by ブクログ8月に読み終わって書き留めていた感想を発掘した ________________________________ 事実なのかフィクションなのか 本当にあったかのように進んでいった 巻末を読めば、どこが事実でどこがフィクションなのかがわかるのだけれど、それでもこの人たちはその時代に生きていて、言葉を交わして必死に生きていたのだと思ってしまう。 ゴッホは誰もが知っている画家だけれど、日本の浮世絵が大きな影響を与えていたこと、それを忠正がパリで販売していたこと、衝撃を受けながらも自身の中に落とし込んで自分の絵に仕上げたこと、多くが初めて知ったことだった。 改めて美術に触れてみたいと思える本だった
1投稿日: 2024.01.19
powered by ブクログボタンの掛け違いのようなすれ違いから生まれた悲劇にもどかしさを感じました そういった意思疎通が図れないシチュエーションって結構あるよな~と登場人物の人間臭さのリアルを感じました
2投稿日: 2024.01.19
powered by ブクログなんて切ない結末なんだろう。 フィンセントとテオのゴッホ兄弟。 パリで日本美術を扱う林忠正と加納重吉。 この4人のうち誰が欠けても、アートの黄金期はやってこなかっただろう。 読了後、一気にゴッホへの興味が沸いた。 作品の裏側の物語に想いを巡らせながら鑑賞したいものである。
2投稿日: 2024.01.14
powered by ブクログ新しい扉が開いた。なんとなく手に取った作品。 美術に関心があるわけでもないし、この手の本は読んだことがなかった。 だけれども、間違いなく楽しめるし、美術に興味が湧くはず。 キャラクターの心情がよく書かれていて、感情移入しながら読める作品。
2投稿日: 2024.01.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不穏な空気。でも愛に溢れた周囲の人たち。心がポッとあたたかくなる。 タンギー親父の画廊が出てくる場面が好き。絵の具代を貰うよりも自画像を描いてもらった方が嬉しそうなタンギー親父。 美術の教科書で、タンギー爺さんの絵を初めて見たとき、なんて可愛らしい絵なんだろう!と笑顔になったのを思い出した。 なんとなくわかっていた兄弟の最期に向かっていく物語に寂しさを覚えながらも、フィンセント・ファン・ゴッホを気にかける人たちがあたたかくて心がポッとなる。 あなたは世界に認められるよ、日本でも展覧会にはたくさん人が集まるよ、と思いながら読んだ。 この時代の美術ついてもっと知りたくなり、図書館で『ゴッホのあしあと』、『モネのあしあと』を借りた。 冒頭のテオの息子目線のお話は、最後まで読んでからもう一度読んだ。内容が全部理解出来てさらに感動する。 史実にフィクションが入り込む余地。原田マハさんはその余地を突いてきているらしい! 日本の時代小説を読むのが苦手で敬遠してきたけど、こんな感じなのかなぁ。
4投稿日: 2024.01.07
powered by ブクログアーティストは孤独であるというけれど、 愛を知っているからこそ孤独を感じる。 愛への渇望が作品を生むのかもしれない。 そんな想いで産み出された作品たちが、 いつか誰かの心を動かしたのなら、 作者にとってこれ以上の幸せはないだろうな。
2投稿日: 2023.12.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
悲しいお話だった。原田マハさんの小説は、知識のない自分には何が史実で何がフィクションか分からないから、大河ドラマに似た印象を持つ。
2投稿日: 2023.12.25
powered by ブクログ同著者が本作と同様ゴッホを題材にした「リボルバー」の後に読みました。 史実を根幹にしたフィクションとして本作も楽しめたものの、リボルバーと比較すると個人的には冗長に感じる部分も若干あり
2投稿日: 2023.12.22
powered by ブクログ印象派とも違う、生々しさがある唯一無二の作風。苦悩と葛藤の中で描いた数々の絵画が、没後200年以上の月日が流れて後世に遺されている。
4投稿日: 2023.12.16
powered by ブクログ物語自体はフィクションなんだろうけど、実在の人物なのでゴッホがよりリアルに感じられ、本当にあった話のように思えてしまう。 この夏にゴッホ展を見に行ったのだけど、この本に出会ってからゴッホ展に行っていたら、もっと楽しめたんじゃないかと思った。
4投稿日: 2023.12.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
以前読んだ『リボルバー』は、フィンセントとゴーギャンの話だったけど、今回はフィンセントとテオの話。 そこに日本人の林忠正と重吉が絡んでくる。 『リボルバー』で、テオいいヤツ、と思っていたのでテオの心情がクローズアップされていたのは良かった。 原田マハさんの文章は、ホントに愛情に満ちているし、表現も豊か。どうやったらこんなスラスラ?表現することが出来るんかなと思ってしまう。 最後は、ゴッホ兄弟が亡くなったあと、林忠正と重吉の会話で終わり、プロローグの1962年には戻らずに終わるのが少し意外だった。 1962年のこと出す必要合ったかな、と思ったけれど、ハヤシからテオに当てた手紙が流れていってしまうことで、フィクションだけど、現実味を出そうとしたんじゃないのかなぁと思った。(伝われ)
2投稿日: 2023.12.05
powered by ブクログなんだか少しもの悲しい気持ちになった。 孤独と闘うゴッホやテオや林忠正 それを支える重吉やヨー 自分の信念のために、仕事を、孤独を、選んでいるように見える3人の姿勢が、見ていて辛くもあり、勇気づけられもする。 ゴッホの展覧会を絶対見に行くと決めた。 見に行ってあげたい、と思った。 常設の小さめの一点だけ見たことがあって、それも絵の具が盛り上がるほどの筆跡に力強さを感じたけれど、ゴッホの絵が集まったらどんな感じなんだろう。 ゴッホ本人だけじゃなく、テオや、浮世絵が与えた影響も、何か感じ取れたらいいな。 細かなところが『リボルバー』とは違っていて、また別の解釈を知れた。 孤独を感じるときや、どん底だと感じるとき、この物語に触れて「たゆたえども沈ま」ない自分に出逢いたい。
2投稿日: 2023.12.04
powered by ブクログとにかくいい。生きることに必死なゴッホ。その周りの人たち。決して明るくない話なのに明るいイメージをもつ。
3投稿日: 2023.11.26
powered by ブクログゴッホ、テオ、林、重の4人の主要登場人物で進む話。新たなものを創る、人のやっていない価値を生み出す苦しみ。それを支える苦しみ。 様々揺れ動かされる状況にもたゆたいながらも沈まず耐え続けることの美しさ、尊さが表現されていて胸を打つ。フィクションでありながら、ゴッホやそのほかの画家の絵を見たくなる一冊
2投稿日: 2023.11.23
powered by ブクログゴッホの絵や色彩が好きだなと思ってたけど、知らなかった。こんな苦悩から生まれた絵だったんだ。そして、テオとの兄弟愛。
2投稿日: 2023.11.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1800年代後半のパリをファン・ゴッホ兄弟と日本人2人と過ごせて面白かった。ファン・ゴッホ兄弟のメンヘラ具合が度々しんどかったし、世間に自分の絵が認められないことに苦しさや辛さがあるとはいえフィンセントがお酒に逃げたり、自暴自棄になったりするのは共感できなかった。そんなに苦しい人生を歩まなくてもいいのに、と思いながら読んでました。でもその苦しみながら描き続けたからこそ現代では世界中から認められ愛される著名な画家の一人になれたんだと思うと複雑な気持ちです。
2投稿日: 2023.11.07
powered by ブクログゴッホとそれを生涯支えた弟のテオの切なく愛おしい関係を軸に描かれた物語。ゴッホの作品をこの物語を思い出しながら、じっくり味わいながら見たくなりました。そして、またマハさんのファンになりました。
2投稿日: 2023.11.04
powered by ブクログ多分にフィクションが含まれていることは承知の上で、それでもなお実在のゴッホ兄弟の波瀾万丈の人生(ストーリー)にグッと惹き込まれた。 林忠正のキャラクター、めちゃくちゃかっこいい。本質をちゃんと見極められる人に憧れる。 美術作品の知識に疎いため、読み進めながら都度作品を検索してああこれかとなってしまう。勉強しなければ。 読んだらすぐに美術館に行きたくなる。
2投稿日: 2023.10.28
powered by ブクログセーヌにたゆたえども沈まずに流れていった手紙に対して持った序盤の印象が、終盤でじんわり染みてくる物語だった。私見としては、今回は林忠正から見た視点でもっと書いてほしかった。原田マハさんは、働く女性の描写にこだわりがあるのかもしれない。そんな原田さんが描く、働く漢の生き様の物語を次は期待したい。
3投稿日: 2023.10.27
powered by ブクログ三年前に購入してからずっと積読していた一冊をようやく読み終えることができた…マハさんの美術小説は本当にその世界に引き込まれるからすごい。当時のパリの情景がまざまざと浮かぶほどリアルな描写で、林忠正も、加納重吉も、ゴッホ兄弟も想像の中で皆生き生きとしている。何より、マハさんの美術小説はたとえその画家に対する深い造詣がなくともすんなりと読み進めることができて、かつ読み終えた後はもっとその画家のことを知りたいと思ってしまうからずるい。 フィンセント・ヴァン・ゴッホの名はきっと誰しもが聞いたことあるだろう。代表的な作品としてひまわりをあげる人が大半であるが、彼の壮絶な人生について詳しい人はあまりいないのではないだろうか。かくいう自分も本書を読むまで彼が耳を切り落としたという事実しか知らなかったので、彼がどのような時系列で活動拠点を変えていったか、弟テオとの関係等の細かいことが知れて勉強になった。そもそも、テオの名を知っていても、彼がそこまで親身に兄の画家としての活動を支えていたことも知らなかったので、新たな発見が多かった。生きている間にほとんど兄の絵を売ることができなかったことに対するテオのやるせなさを想像するだけで悲しくなった。まだアカデミーの絵が主流だったパリにおいて、ようやく印象派が認められるようになったところに現れたゴッホの絵はあまりにも革新的で、受容されるまでに時間がかかってしまうのも仕方がないことなのだろう。ただ、彼の存命中に絵が認められたとして、今残っている彼の画風が生まれただろうかと考えてしまうこともある。ただのたらればだが、ゴッホはきっとあそこまで追い詰められたからこそ彼の作品を残すことができたのではないかと読み終えたあとに思った。 また、本作をより立体的に演出してくれるのが二人の日本人である林忠正と加納重吉だ。日本美術の商人としてパリに在住していた二人とゴッホ兄弟との交流が、いかに当時パリのみならずヨーロッパで浮世絵をはじめとする日本の美術が人気だったかを教えてくれる。そして同時にフィンセントがどれだけ日本に恋い焦がれ、彼の画風のルーツに浮世絵が貢献しているかがわかる。本作はフィクションであり、解説を読む限りゴッホ兄弟と林忠正に交流はなかったと分かっていても、同じ時代に同じ地にいた彼らが細い糸でつながっていたかもしれないと想像するだけでワクワクする。そういった「かもしれない」をマハさんは拾い上げてくれて、きれいにまとめてしまうから毎回楽しくて仕方ない。 また、読み終えた後に最初の10ページほどを読み直すと優しい気持ちになるのでぜひおすすめしたい。こういうからくりはいくらあっても飽きることはない。
1投稿日: 2023.10.22
powered by ブクログこの小説凄く好きだった、、、!全てが好き。糸杉を題材にした絵も、題名の伏線回収も、全部素敵で心が震える感じがした。ゴッホの作品観に行きたいな、、! フランスで奮闘する日本人の格好良さにもとても胸を打たれた。かっこよすぎる、、、
2投稿日: 2023.10.19
powered by ブクログリボルバーを読んだ後に、関連する本があると知って即購入。表紙がお気に入りすぎます。 正直なところ、知識がないので、どこからどこまでが史実でフィクションなのかは全くわからないです。 でも、おしゃれなパリの風景に憧れつつ、その時代にフランスで日本美術がどうやって広まっていったのか、認めてもらうために日本人が奮闘したこと、ゴッホという熱い画家に惚れ込んで支えた人たちの想いがこめられていて、胸が熱くなりました。
2投稿日: 2023.10.19
powered by ブクログああもう……大好きだ。こんなにも胸が熱くなる。 テオとフィンセント、重吉と忠正。構成も人物像も素晴らしい。ゴッホの生きた時代のパリに想いを馳せては胸が苦しくなる。 今年8月、パリを訪れた。るるぶを頼りに、モンマルトルで青い扉を探した。ゴッホがテオと暮らした、アルルの部屋だ。 看板も説明書きもない。でも確かにそこにあった。都会の喧騒から少し離れ、芸術家たちが暮らした街に面していた。 あの場所、あの空気。 セーヌの流れ, ゴッホが見た景色, テオが願った幸せ, ジャポニズムと浮世絵に, 芸術を”芸術”たらしめるもの… たゆたえども沈まない、儚くも力強い場所。 1度読み終えてから冒頭に立ち戻ると、えも言われぬ感慨に襲われた。マハさんの紡ぐ物語はどうしてこうも美しいのかしら…。心の底から、大好きです。 ”この街をセーヌが流れている。その流れは決して止まることはない。どんなに苦しいことがあっても、もがいても、あがいても……この川に捨てれば、全部、流されていく。そうして、空っぽになった自分は、この川に浮かぶ船になればいい。ーーーあるとき、そう心に決めた。たゆたいはしても、決して流されることなく、沈むこともない。……そんな船に。“
9投稿日: 2023.10.17
powered by ブクログ感想 自由な画家。そんなイメージはただの後付け。描かなくてはいけないものに追われる。そんな中にも愛は確かに存在する。誰かを支えている。
1投稿日: 2023.10.16
powered by ブクログフィンセント・ファン・ゴッホとその弟テオドルスの兄弟愛を軸に物語は進む。実在の人物に架空の日本人を結びつけて、画家ゴッホと日本の繋がりを描くフィクションは、原田マハならではの作家への愛情たっぷりで楽しめるお話だった。 パリ、アルル、オーヴェールとそれぞれの地でゴッホが描いてきた絵画は知られているが、その土地とそこで苦悩していたゴッホの姿が見えてきて、日本人2人と共に一緒に旅をするような感覚も面白かった。 ただ巻末は最悪。作者へのリスペクトのできない学者ごときに小説の解説を書く資格はあるまい。
15投稿日: 2023.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
たゆたえども沈まず ”どんな時であれ、何度でも。流れに逆らわず、激流に身を委ね、決して沈まず、やがて立ち上がる” フィンセント・ファン・ゴッホは、苦悩にまみれた生涯の中で絵を描き続けた。激流に流され攫われる事があろうと、決して沈まなかった。そんな彼が描く絵だからこそ、多くの人が魅了され心を動かされた。(彼の死後ではあるが) 彼の決して光の当たることの無い生涯と、彼を取り巻く人達の物語。
4投稿日: 2023.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
豊かな感性に、自然に愛される才を得たが故に、代償として孤独になった。もうそういうことにしようと思うほど哀れで過酷な、人生が描かれていた。 物語の最後になるにつれて、無理矢理にでも幸せを見出そうと必死になって読んだ。 1番に描きたいものすら描くことを許されなかったフィンセントの心情なんて、自分では想像つきもしないけど、考えれば涙が出てしまう。 みすぼらしくて痛々しい、哀れ貧相、そんな風に表せる兄をやはり気にしてしまうテオ、2人の中の愛情って?依存、執着、とてもおどろおどろしいものだと思っている。それでも文章を見るとなんだか青くも感じてしまうのは、きっと2人には紛れもない愛があったからなんだと思う。 みすぼらしい姿でくしゃくしゃな笑顔を見せたフィンセント、それを見て泣くテオ、ものすごく分かるけど言葉にするの難しい、でも人の中核にある部分な気がして想像が掻き立てられて、単純だけどものすごくよい表現と出会えたなと思った。 特別鑑賞会で飾られたフィンセントが描きたかった絵。忠正が成し遂げたと言った瞬間、私もあの場に招かれて、顎に手を当てたまま泣いていたような感覚になった。 フィンセントの書いた最後の手紙、たまらないほど愛だった。 最序盤の方は面白くないかも、、?と思って読んでいた気がするけど、もう最後はまるで史実のように思えてしまって涙が止まらなかった。これはフィクション!!フィクションだよっ!!って自分に言い聞かせて一気に読んだ。紛れもなく面白い作品だった。
4投稿日: 2023.10.10
powered by ブクログ本当にいた人物なのかと、思わずググっちゃいました。そーであって欲しいなと思わせてくれる、史実と想像が混じった素敵なお話!
2投稿日: 2023.10.08
powered by ブクログ美しい。 心音が高鳴る。 序章の手紙も 読後、読み返す これまた美しい。。。 ラストはイッキ読みしてしまいました。 儚くも美しいそんな物語だ。
9投稿日: 2023.09.30
powered by ブクログ原田マハ『たゆたえども沈まず』幻冬社文庫 読了。ジャポニスム花盛りのパリを舞台に、日本人画商の視点からゴッホ兄弟を描く美術小説。序章の手紙が全てを語るが、その重要性はその時点ではわからない(絶妙な伏線)。ゴッホの作品がなぜ受容されてきたのか、この作品をヒントに思い馳せてみてほしい。
3投稿日: 2023.09.30
powered by ブクログあまり周りの評価ほどにはハマれず。 というのも、史実をベースに書く前提で進められる本作の仕様上、読み手の予想を越えてくる展開や起伏が作りづらい。 そこを繋ぐのが書き手の情景描写やキャラクターの動かし方などなのだろうが、 そこが強みの作家さんでもないため、 山場たりうる場面が作品内を通して自分は見つけることができず。 ただ、美術館でも拝見した実際の作品が出てきたり、 また知らない作品名は都度検索して「ああこれか」とか「へえ知らなかったなあ」となるのは楽しめる。
3投稿日: 2023.09.24
powered by ブクログ今までなんとなくしか知らなかったゴッホの生涯を物語で楽しみながら読むことができた。フィンセントを支え続けたテオは本当にすごいと思う。最後はやはりそうなるのか、と分かっていながら読み進めたけれど、ページをめくる手が止まらなかった。ゴッホが浮世絵に影響を受けていたことなど、単なる物語としてではなく、知識も一緒に学ぶことができた。
1投稿日: 2023.09.23
powered by ブクログゴッホ兄弟の心の繋がりの深さは精神的な安らぎを与えるものでもあり、苦しめるものでもあったのだと知った。ゴッホの作品が持つ圧倒的な鮮やかさは唯一無二で、一度見たら忘れられないような強さがある。大切な人、愛する人がいる苦しさを作品にぶつけていたのだろうかと想像しながら物語を読んでいた。 アカデミックな絵画が主流の時代、自然のありのままの姿を映し出す印象派の作品が認められるまでに時間がかかったという歴史を知ることができて良かった。
7投稿日: 2023.09.20
powered by ブクログアートフィクションというジャンルを読んだのは、本作が初めて。アートについては、ゴッホという名前は聞いたことあるけど、、くらいでしたが、情景描写と絵画やアーティストの背景説明が重厚で、読み応えたっぷり。新たな世界観にしばらく浸っていました。。フィクションなので、これがリアルな歴史ではないけれど、美術に関心を持つきっかけになるには十分過ぎる。当時の時代の雰囲気や、日本の状況がより鮮明に理解できて、学びのある幸せな時間でした。
2投稿日: 2023.09.18
powered by ブクログ初めて読んだ原田マハさんのアートフィクション。 重い気持ちになる時もあったけれど、読み終えた後の感覚は、すっきりとしていた。 学生時代にオランダに行き観光の定番としてゴッホミュージアムを訪れたけれど、 もっと歴史的背景を学んだ上で行きたかったという後悔も少し。。。
2投稿日: 2023.09.17
powered by ブクログテオ、ゴッホ、林忠正、重吉を巡る物語。 まさに彼らがその当時のパリを歩き、会話しているような臨場感を感じることができた。 テオとゴッホの、相手を疎んじつつもどこか通底するものを感じ離れ難い様子がよく伝わってくる。 後半にかけてはややどんよりとした展開となり、決してハッピーなだけの話ではないものの、濃厚な物語だった。 この本を読んだ翌日オルセー美術館でローヌ川の星月夜を見た。 これをあのゴッホが、一心不乱に描き上げた実物なのだと思うと、涙が込み上げてきた。
2投稿日: 2023.09.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
先日、大塚国際美術館でゴッホの絵を見る機会があり(陶板だけど)、前から気になってたこの本を読んだ。当時のパリで日本美術が人気になっていたことや、それがゴッホにも影響を与えていたことなど、知らないことばかりだった。途中、スマホでゴッホの絵を見ながら読むのが、めちゃ楽しかった。最期までは書かないだろうとなぜか思っていたんだけど、まさかの最期。嗚咽するほど号泣してしまった。ゴッホの絵が売れて、喜ぶ兄弟を見たかったなぁ。読んでますますゴッホの絵が好きになった
2投稿日: 2023.08.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「暗幕のゲルニカ」を読んで以来、すっかり原田マハ作品の沼にハマっている。いや、マハっている。 ■作品について 日本の浮世絵等の日本文化の影響を大きく受けたといわれるゴッホとその弟、テオ。 パリで画商として活躍していた林忠正と加納重吉(架空人物)とのやりとりを通して、ゴッホの生前〜生涯を描いた物語。 ・とにかく林忠正がかっこいい。実在した人物ということで知らなかったがむしろ忠正の他の本とか探して読みたくなった。 ・ゴッホやゴーギャンの有名作品に関連したエピソードが次々と出てくるので、 左手でこの本を、右手のスマホで画像検索をしながら「どんな画だったけ?」と 読み調べながら進めて行く。 小説の分野では若干邪道かもしれないが、原田マハ作品においてはこの読み方が自分はとても好きで、それぞれの美術作品の当時裏側にあったであろうエピソードについて、自分なりの想像力を働かせてみる。 ・耳を切ったゴッホの心情や、この兄弟の持つ鬱的な部分が何処から来ているのかが いまいち物語の中では理解し、感情移入することができなかった。
1投稿日: 2023.08.23
powered by ブクログゴッホとはどんな人物なのか。 史実を基にしたフィクションとのことで読み終わったあとに実際はどうだったんだろう、と知りたくなり調べまくった(笑) ひまわり描いた人だ、くらいにしか思ってなかったが、ゴッホ展があれば必ず行こう、と思わせてくれた本。
3投稿日: 2023.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
リボルバーに続いて原田マハさんのアート小説2冊目です。今回も読後感が最高でした!とても不遇な人生を送ったゴッホでしたが、弟とその奥さんという一番の理解者によって歴史に名を残す画家になったんだなーと思うと胸があつくなりました。いつか本物のゴッホの絵に触れてみたいです。 最後まで読み終えてもう一度最初にかえると、ゴッホの絵がルーヴル美術館に飾られるまでになったんだと美術に詳しくない私はそこで初めて感動しました。
3投稿日: 2023.08.18
powered by ブクログ常に変化を続ける街パリで美術界を舞台に挑戦を続けた男たちの物語。ゴッホについては『ひまわり』っていう絵があったよね?という知識しかないくらいだったのですが、出てくる人物や作品、どんなものだろう?とネットで調べながら読んでいくうちに、あっという間にゴッホの生きた時代に引き込まれていきました。『星月夜』、自分も生で見てみたいなぁ〜。
2投稿日: 2023.08.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
フィンセント・ファン・ゴッホとその弟テオとこのゴッホ兄弟に深く関わった2人の日本人の史実に基づいたお話。 美術にあまり学がない私でものめりこむことができた。 生前フィンセントの絵は評価されることはなかった。しかし今は彼の作品は多くの人から賞賛され各地の美術館で保存されるほどのものになった。 物語にはフィンセントの絵が有名になる過程が描かれないがその空白が想像をかきたてる。素晴らしい作品だと思った。 芸術の評価や価値は移り変わっていくということと、その移り変わりに日本美術が関わっていくのも面白いと思った。 後半フィンセントがセーヌ川の絵を完成させたシーンはとても感動した。
1投稿日: 2023.08.14
powered by ブクログ著者のリボルバーを先に読みゴッホの人生が気になってこちらの本を読んでみた。リボルバーはエンタメ要素強めのフィクションだったけど、こちらは真っ向からゴッホ兄弟を書いていて結末を知ってるからこそだんだん切なくなったり。林忠正氏は架空の人物かと思ったらまさかの実在人物。まさかゴッホを直接支援していた日本人がいたなんてびっくり。でも浮世絵を愛したゴッホが日本人とお近づきになるのは必然だったのか。面白い繋がりだなぁ。 ゴッホは生きてる間に評価されていたらもっと長生きできたのではないかなぁと思うと惜しいばかり。
1投稿日: 2023.08.11
powered by ブクログ壮大。 どこまでが史実なのだろう…とか、絵を見てこんな風に感じられるだろうか…と興味が広がる。 芸術の評価ってわからない。生きているうちは世間に認められず、後にこんなに評価されるなんて。 出来すぎ感がある部分はあるけれど、キャラクターは皆、魅力的。
2投稿日: 2023.08.07
powered by ブクログ旅行に行った帰りの飛行機でぼろっぼろ泣きながら読んだ。きっと命を削りながら、絵を描いたんだろうな。なんかもう何も言えない。
1投稿日: 2023.08.06
powered by ブクログゴッホの絵が好きで、ゴッホを題材にした原田マハさんの本を探して読みました。ゴッホの最後を知っているだけに、ラストに向けて少し辛くなってきましたが、弟テオとの関係に胸が熱くなりました。林忠正さんはすごい人物だっこともわかりました。今度はリボルバーを読みたいです。
1投稿日: 2023.08.03
powered by ブクログ作品の中をたゆたっていた。いつもなら同時進行で他の作品も読むのだけど、それすらも勿体ないと感じるほどに。原田マハさんの作品は、ふとした情景の表現が本当に上手い。四人が眠っている息子を見守る様子はあまりにも優しく、季節が巡るフランスはため息が出るほど美しい。幸福も、絶望も、憤りも、葛藤も。一つ一つの感情を噛み締めた上で、ゴッホも、テオも、ヨーも、忠正たちも。全員をぎゅっと抱きしめたくなる。
3投稿日: 2023.08.02
powered by ブクログ楽園のカンヴァス、暗幕のゲルニカに続いてマハさんのアート小説3作目です。全部凄すぎて唸る。 内容も素晴らしいですが、まず描写の美しさにうっとりします。パリの美しさ、アートの奥深さが美しく繊細な日本語で綴られていて、読んでいて思わずため息が出てしまう。マハさんの文章表現すごく好きです。 本作はゴッホの生涯が虚実交えて描かれています。 ゴッホについてお恥ずかしながら名前と有名な数作しか知らなかったので、決して順風満帆な生涯ではなかったと知り驚きでした。 ゴッホのあしあととリボルバーも読みたい! マハさんのアート小説読んだあと、どこまでが史実なのか調べて、うわあすごいなあってなる時間も楽しいのですよね。 本作も最高でした。
5投稿日: 2023.08.02
powered by ブクログ林忠正についての参考文献読みたくなった!! 原田マハさんによって彩られる歴史の空白部分の心地よさよ。
3投稿日: 2023.08.01
powered by ブクログゴッホのあしあとを先に読んでから読みました この順番で読んで私は良かったです 壮大な物語でした!とてもリアリティがあるのに、フィクションと事実が織り混ざっています。原田マハさんのゴッホとテオの兄弟への愛情を感じました!
12投稿日: 2023.07.27
powered by ブクログ史実をベースとしたフィクション。 ファン・ゴッホ兄弟の話は、 どんな作品を見ても読んでも重い… 昔、絵を見た時は震えた。
3投稿日: 2023.07.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初原田マハ作品。 ゴッホ兄弟の生涯にフォーカスしたアート小説。 19世紀パリ。日本美術や印象派が頭角を現してきた時代。日本から渡仏した林忠正・加納重吉は、画商として浮世絵を売り込む中で、ゴッホ兄弟と知り合う。 画家の卵である兄・フィンセントと、健気に兄を支える弟・テオ。フィンセントは日本美術に影響され、今までにはない独自のスタイルで作品を生み出していくが、心を病んだ末自害。その後、テオも後を追うように急逝。 フィンセントは自分勝手に映る反面、彼なりの悩み葛藤があったと考えると胸にくるものがあるし、ひたすらに兄を想って奮闘するテオの生き様にも圧倒される。兄弟の固い絆に感涙。 作中に出てくる絵画は調べながら読んだ。フィクション部分もあるが、史実や絵画の勉強にもなり面白かった。 ゴッホの作品の見方が変わる衝撃的な作品だった。
3投稿日: 2023.07.22
powered by ブクログ最近意図せず史実に基づく系を読むことが多い。世界観を理解するまで大変だけど、分かるとめちゃくちゃ面白いし知識としても身に付くからとても読みがいがある。 本作も例に漏れず、読了後めちゃくちゃ頭がよくなった(博識な人になった)と感じてしまう1冊。 原田マハさんは何冊か読んだもののアートをテーマにしたものはハードル高く感じて読まずに来て…アートの歴史についても学べる良書だった。そりゃ人気でるよ…! 西洋美術×小説って、原田さんしか出来ないジャンルでは…? 20世紀に入る少し前、世界の中心だったパリを舞台に、日本人画商(見習い)・加納重吉と、画商として才覚を現していた若手・テオの視点を交互に描きながら物語は進んでいく。 とにかくもう、後半の盛り上りがすごくて。 テオは兄・フィンセント(いわゆるゴッホ)の才能を信じて、兄の生活費と画家としての活動費を全て支援する。兄を認めない、見つけない社会と繊細すぎる兄、兄の才能を信じる自分との間で揺れ動き苦悩する姿が切なかった。何というか、画商ってすごい職業だったんだな。惚れた芸術家を(物理的に)生かす仕事。 そんなテオを励まし、助けようとする重吉。その師匠である林忠正は、開国後いち早くパリに渡り、浮世絵ひいては「ジャポニズム」をヨーロッパに広めた第一人者。 重吉とテオの物語を通じて、最後には林忠正とゴッホという孤独にアートと向き合い続けた二人の生き様と共鳴がくっきり浮かび上がるのがもう素晴らしくかっこよかったし心が震えた。完全に想定外。映像が思い浮かぶほど美しい描写だった。 面白すぎて色々調べながら読んでいたんだけど、ある人物だけは架空の存在で、その人を作ることで同じ時代、近いところにいた林忠正とゴッホを交わらせることができたと。 その人物に原田マハさんは自分を投影してたそう。つまり自分があのとき存在していたら、ゴッホに、テオに、声をかけてあげたかった、そばにいてあげたかったということなわけで、そんなアートへの愛にも感動。 読むのは簡単じゃないけど、ぜひいろんな人に読んでもらいたい一冊。 パリやオランダに旅行する前に読んでおきたかった。
1投稿日: 2023.07.19
powered by ブクログ異国の地で日本人が奮闘している描写をワクワクしながら読んだ。 最後までだれることなく読めた。 今でこそ評価されている印象派が当初は強い風当たりだったのが新鮮でゴッホは後年評価されたことも含めて、評価というのは曖昧なものだと思った。 結局は自分がしたいこととか、自分の気持ちが大事だなと思った。
5投稿日: 2023.07.17
powered by ブクログとても良い本だった。絵画と真摯に向き合う兄弟、パリで日本人としての気概に加え、知性、感性、優しさ、厳しさを持ってその兄弟と接し続けてきた画商。新たな美意識が生み出されるまでの闘いといったようなものを感じた。事実とフィクションの織り混ざりながらも、それを感じさせない物語だった。
2投稿日: 2023.07.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み終わるのに4週間以上かかってしまったが、最後は一気に読破。 日本人の話かと思いきや、ゴッホとその弟を巡る話だった。架空の人物である重吉と実在の人物、林、ゴッホ、その弟テオの物語で、まるで史実のように自然な流れだった。 日本美術がとうやってパリに受け入れられていったか、東洋人がどうやって対等に渡りあったのかも描かれた、日本人としてのプライドもくすぐられる話。 糸杉の絵を見る前にこの本を読みたかった!
1投稿日: 2023.07.09
powered by ブクログゴッホや絵画に興味があれば もっとのめり込めたかもしれない。 それでも展開が気になり、 一気に読んでしまった。
4投稿日: 2023.07.04
powered by ブクログゴッホのどの絵なのかなーって調べならか読むのは面白い。 悲しいが、今はこうしてゴッホの絵がここまで有名になっている。やはり原田マハの本を読むとアートに興味が湧いてくる。
3投稿日: 2023.07.02
powered by ブクログ子どもの頃にひまわりの絵に強烈に惹かれて夏休みの読書感想文ゴッホの伝記にしたことがあったなあ。 本当はどんな人だったのだろう。原田マハさんの描く世界はどこまでがフィクションなのかわからなくなる。パリの人々の足音が聞こえてくるような音や色や香りがしてくるようで実際にその時代を自分も体験したような気持ちにさせてくれる。
4投稿日: 2023.06.25
powered by ブクログ離脱。 展開がなさすぎて飽きた。 美術史を丁寧になぞっていることはわかったけど読み終えたい気持ちにならない。
1投稿日: 2023.06.13
powered by ブクログゴーギャンがモデルの『月と六ペンス』と一緒に借りるならゴッホ兄弟の話かなと初の原田マハ作品。 ストリックランド(ゴーギャン)の信念を貫く強さと純粋さに憧れるけど、共感するのはフィンセントとテオの苦しいぐらいの真面目さと繊細さ。うん、苦しいよね。 浮世絵が多くの画家に影響を与えたという話は知っていたけどその広まりを演出した画商たちの活躍や当時の絵画の受容・消費のされ方についてはあまり考えたことがなかったので色々と想像できて面白かった。
5投稿日: 2023.06.07
powered by ブクログある人から聞かされて思い込んでたのは… ゴッホの絵は弟テオが売らなかった。だから追い込まれていった。 テオの奥さんが敏腕ビジネスウーマンでゴッホの絵の価値を世界に広めたとも! 事実はわからないけれど、この物語が事実なら救われるな。と、感じた。
4投稿日: 2023.06.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どこからどこまでがノンフィクションなのか考えながら読めるのが楽しかった。原田マハさんの美術をテーマとした作品は、見たことがない作品もイメージできる表現で知識がなくても楽しめる。兄弟愛が夫婦愛に勝る作品は新鮮だった。
2投稿日: 2023.06.01
powered by ブクログ巨匠ゴッホに関するフィクション。弟が献身的に支えたのは本当らしい。また、林忠正さんも実在の人物で、ちょうどゴッホがパリにいた頃に敏腕画商としてやはりパリにいたらしい。 ただ、加納重吉は架空の人物で、支え合うゴッホ兄弟とバランスを取るために林・加納コンビを創作したようです。 それにしても、画家・絵画を題材にしたハマさんの小説は、安定の面白さですね。誠実に、頼り合う人達の心情を流れるように表現している。サロメは怖かったけど、これはそうではないです。
22投稿日: 2023.06.01
powered by ブクログヴィンセントとテオの壮絶な人生。 そしてパリで奮闘する日本人、林忠正と加納重吉の話。 ゴッホ兄弟の関係性はなんとも不思議だった。 最初は安定した仕事をしていた兄のヴィンセントは、失恋がきっかけで精神を病み、伝道師などの回り道をしながら、最後は絵を描くことだけが生きる道となった。 弟のテオから送られてくるお金は絵具以外はお酒代に消えた。いわゆるどうしようもない人間だ。 そんな兄をテオは何故ここまで支えるのか? 昔の兄の姿が未だに消えないのと、兄が描く絵の可能性を信じていたからこそである。私自身は前者の思いの方が強かったのでは?と思った。 なんとなく、共感できる気がした。 「たゆたえども沈まず」 こういう強さもあるのか。
6投稿日: 2023.05.17
powered by ブクログ人生で1番心震えた本かもしれない 大好きなゴッホの時代に戻ったみたいな文章で兄弟の絆や周りの優しさがじーんときて最後の方ずっと泣いてた。
5投稿日: 2023.05.15
powered by ブクログゴッホ兄弟と日本人画商二人の話。 史実とフィクション混ざってます。パリ旅行前、中、後に渡って読んだ。 ゴッホ兄弟は…うーん、切ない( ; ; ) 日本でも小学生でも知っているくらい有名なゴッホがこんな運命だったなんて初めて知り、驚きとやるせなさで胸がいっぱいになる。 今の世界での認められぶりを兄弟に見せてあげたかった。
11投稿日: 2023.05.13
powered by ブクログ良かった…兄弟2人の激動の人生。後半、タイトルの意味がわかって物語が深みを増します。元々絵が好きだったので、画廊に飾られているであろう作品を思い浮かべながら読み進められたも良かったです。 物語自体も、描写されている情景や風景も好きでした。
23投稿日: 2023.05.12
powered by ブクログ忠正と重吉の真っ直ぐさとテオとフィンセントの複雑さが混じりあって面白かった〜。区切れの終わりが毎回惹き付けるような文章で次々とページを捲る手が止まらなかった。ストーリーに引き込まれていく。原田マハさんすごい
4投稿日: 2023.05.08
