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海の見える理髪店
海の見える理髪店
荻原浩/集英社
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総合評価

317件)
3.7
38
144
100
16
2
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    人には人それぞれの“時”がある。他者と共有したい時、自分の中だけにしまっておきたい時、前に進むために振り返る時...。そんな“時”が詰まった素敵な短編集。 「きっと話さずにはいられないのだ。自分の後悔を。自分には別の人生があったことを。」

    12
    投稿日: 2019.06.18
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    酔っていれば号泣。 人生に訪れる喪失=死 月並みなことだけど、全6編で、誰かが死んでいる。 冷めた表現をすれば、死はコンテンツであり、ツールであることの再認識。

    5
    投稿日: 2019.06.17
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    荻野さんの短編集 身近な人が亡くなるなどハッと悲しくなるストーリーが多い。表現が多分深くてステキなのだと思うけど、私には少し回りくどくて今登場人物がどういう心境なのかしっくりこない部分がチラホラ。 私にとって読むタイミングが今ではなかったのかもしれないけど、こういう深い表現も分かりたいと思った

    1
    投稿日: 2019.06.16
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    家族をテーマにした短編集。父と息子の再会を秘した「海の見える理髪店」。母と娘の再開を描いた「いつか来た道」。夫婦の出会いの時を見直す「遠くから来た手紙」。家出をした少女のはなし「空は今日もスカイ」。時計屋の時の止まった人生と前向きに生きようとする中年「時の無い時計」。娘を亡くした両親の再起をかけた「成人式」。

    1
    投稿日: 2019.06.16
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    文庫本になり、再度読んでみた。 短編6作品だが、どれも家族、特に親子関係をテーマにしている。 心の機微をちょっとした仕草や、何気ない会話の中に登場人物の性格や思いを表現したりと、言葉を巧みに操り作品を仕上げている。 さらりと読めてしまう短編集だが、奥深い感動が得られる

    1
    投稿日: 2019.06.14
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    45 ほっこりものだと思ってたら、違いました。 どんなジャンルも書けるのね荻原浩は。 ゾクっとするし、救いようもないし、けど笑えてほっこりする そんな短篇が詰まってた。 表題作は淡々としてるところがまた怖くて、でも最後の言葉がじんわり来ます。 わたしのお気に入りは成人式。 周りからバカにされようともやらなきゃいけないことはある。 あと、空は今日もスカイはめちゃくちゃしんどい。 真新しいものとかスカッとするものとかを求めたら物足りないけど、読みやすくて面白かった。 20190612

    2
    投稿日: 2019.06.13
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    懐かしい情景の さらにその向こう側にあるもの。 くすぐったいような それでいて痛いような なんとも言えない感覚のその先にあるもの。

    1
    投稿日: 2019.06.10
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    2016年直木賞受賞作品。 家族の生と死が6つの短編の中で様々な角度から描かれている。時折、現れる果物の描写も印象的で物語の結末はどの作品も前向きな気持ちにさせる。本を読むのが苦手な人にもお勧め!

    2
    投稿日: 2019.06.10
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    『泣きたい夜もある』(ドラマ 1993年 蟹江敬三さん・TOKIO松岡さん主演)を思い出しました。離ればなれになった父と息子の物語。ドラマを見て少し涙をながしましたが、今回も最後の数ページで、同じ様な感情がわきあがり、涙してしまいました。 

    2
    投稿日: 2019.06.09
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    海の見える理髪店/いつか来た道/遠くから来た手紙/空は今日もスカイ/時のない時計/成人式 出会った事を思い出す。そのひとときが優しい空気を造る。 茜もいつかきっと思い出すのだろう

    1
    投稿日: 2019.06.07
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    最後の「成人式」は、風が吹くような爽やかさを感じさせてくれる話でした。 過去との向き合い方は二つ。過ぎたことを忘れるか、それを受け入れ超えていく。両親が娘の死から前を向き始めてからは、目頭が熱くなった

    1
    投稿日: 2019.06.06
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    直木賞受賞作 解説の斎藤美奈子氏のとおり、家族の物語でありその「過去の発見」ないし「過去との決別」というべき物語だろう。 過去と向き合うっていうことは、未来に向けて踏み出すこと。いいかえると、止まっていた時間が動き出す瞬間を描いていると言えるんだろう。 荻原氏の今までの作品とは、また違った雰囲気と言えるのではないだろうか。

    2
    投稿日: 2019.06.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    直木賞ということで購入。 まさかの短編にびっくり。芥川賞は短編のイメージあったんだけどな。。 とりあえず読みすすめる。文体きれいで好感。読みやすいし、どの話も悪くはない。 ただ、全体的にパンチがないなって感じ。 ついでにいうと、オチが途中で大体分かってしまうっていうのが、意外性がなく退屈。とくに直木賞受賞作は結構早めにオチがわかってしまって、なんか物足りなかった、デジャヴ感があったのは、どこかでこの話を聞いたことがあったのだろうか?それとも似たようなありきたりの話だったんだろうか?

    1
    投稿日: 2019.06.02
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    表題作はじんわりしたムードで、それでいて最後にあっと驚かされる仕掛けがあって、とてもよかった。他の作品も中には後味の悪いものもあったが、大方素朴でいい感じだった。

    1
    投稿日: 2019.05.29
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    初めての萩原浩さん。2016年直木賞受賞短編集。6つの家族の過去と現在にまつわる話。昔大好きだったラジオドラマを想い出しました。読みやすく夜にラジオで聴きたくなりました。

    3
    投稿日: 2019.05.28
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    いやぁ、流石は直木賞受賞作というべき作品。 表題作である「海の見える理髪店」を舞台にした、店主と客のやりとりとそのラスト、亡くなった娘の成人式に、娘の代わりではなく本人として妻と一緒に出席を試みる「成人式」。泣いてしまうわ!

    3
    投稿日: 2019.05.22
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    直木賞受賞作品の文庫化ってことで入手。荻原浩作品は数作目だけど、どれもテイストが違っていて、かつ本短編集も、通底するところは一緒だけど、結構経路が異なる6作が収められている。ホラータッチやミステリタッチもあったりで、それぞれに味わい深い作品集。器用な作家さんなんだな、って思いながら読み進めた。一番のお気に入りは、ベタだけど表題作。言われてみれば”やっぱり”みたいな感じなんだけど、最後数頁で明かされる真実に、心底感動させられました。

    5
    投稿日: 2019.05.22