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わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)
わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)
朱野帰子/新潮社
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総合評価

270件)
3.8
64
104
66
12
6
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    ドラマを見て、感動して、本を購入。しばらく温めてた。 いまの自分にはとても魅力的なタイトル。 内容を読んで、一般企業の大変さを痛感した。そうはいっても、本を読んだだけで真の大変さはわかっていないのだろうけど。結衣の信念はいいなぁ。それでみんながハッピーになれれば最高なのにな。ちょうどいいところって難しいよなぁ。

    2
    投稿日: 2019.10.19
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    面白かったです。 今の時代に合ってる感じですね。 テレビドラマ化されていた思っていなかった。 聞いたことのあるタイトルだと思った。 テレビも面白かったのかな。 見たかったですね。

    0
    投稿日: 2019.10.14
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    素晴らしく共感できる小説だった。私が普段から考えていることがそのまま描かれており感動した。会社に泊まることが好きな仕事効率悪すぎる人、女性活躍の推進活動をしているので産後即復帰して寝ずに働いている女性社員。まさにうちの会社にいるし、この小説が共感を得ているということはこういう人がすごく多いということで、そのことにも驚いた。個人的にはもはや定時という概念が無くなって欲しい。仕事を早く終わらせて帰る、そのために全力を尽くす主人公にとても共感した。

    0
    投稿日: 2019.10.13
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    KYな痛快お気楽OLものだとタイトルで誤解されますが、全然違う。話の働き方改革が容易に進むはずがない、日本企業のオーバーワーク上等という空気感のあるある話満載で実に深い。  それだけにドラマのキャスティングが原作のキャラ設定にあわずに勿体ない作品。唯一、外面だけよすぎて部下を泥沼に引き込む上司役にユースケサンタマリアを起用した点だけ買える。私なら東山に杏ちゃんか波留を、三谷にこそ吉高を、種田に市原隼人を、賤ケ岳にもっと地味な女優をキャスティングしてたかな。  話を戻すと、日本人体質というか、プライベートや命を削りまくるワーカホリック(しかも上司がいない自営業の弁護士もそのタイプ多い)をなんでみんなが割と共有してるかを痛感できます。どうりで私も仕事を生活の中心にしてたし、それを変えようともどう考えてもおかしいとも思わなかったはずだ

    0
    投稿日: 2019.10.10
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    お仕事小説。ドラマをチラ見していて、気になったもんで小説で改めて。IT業界のブラック労働ぶりは噂にはかねがねで、WEB屋をかじった自分としても、胸がキューっと苦しくなるほど、あぁあったあったそういう現場。結衣の「定時で帰ります」は決して無責任なわけではなく、なのに評価されない企業は本当にこれからの時代どうなっていくんだろうね。と。思ったわけで。限られた時間で限られた成果を出す。本来当たり前のことがどこでどう歪んでしまったのかは。さてはて。

    0
    投稿日: 2019.10.08
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    生産性、効率を考えた。組織の中で仕事をして孤独を感じるのは誰にでもあると思う。会社のために自分があるのではなく、自分のために会社がある。いい言葉だなあ

    1
    投稿日: 2019.10.05
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    ドラマから先に。なので,ドラマと比べて…の視点で。 どのキャラクターも原作の方が強烈に描かれている! 三谷さんも賤ヶ岳さんも恐いし,来栖くんも憎たらしい! そして何より,巧がなんともどうしようもない奴。 晃太郎はドラマよりも感情を出してくれるイメージで好感。もちろん頭の中は向井理に変換済み。 肝心のストーリーは,ドラマ終盤で問題になっていた星印案件がメインだった。セクハラやパワハラ系のものは2作目らしいので今から楽しみ。 賤ヶ岳のストーリーのところ,ドラマではチームメンバーが机に隠れて退社したふりをするのだけど,原作ではわんたんのお色気作戦(旦那が浮気しちゃうかもよ!)で賤ヶ岳を揺さぶるというものだった。これ,ドラマ版でも見てみたかった! 原作→ドラマが上手いなと思えた。

    0
    投稿日: 2019.10.04
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    元々このタイトルを知ったのはコミック本からでした。知人の女性が面白い本あるよーって薦めてくれたんだけど漫画を読むのは面倒だなぁと敬遠していたところでドラマ化。 で、実は小説が元だったとしるも、メジャー化しすぎて食指が向かなかったんだけど、いつもの図書館に行ったらおすすめ本コーナーに置かれていて他の本のついでに借りた。 読むとぶっ飛ぶほどの面白かったw リゲインのCMソングは懐かしく、あの後過労死問題が多発したのに未だ超過労労働はどの企業でも続いている。 定時で帰れない、仕事をこなせない本人にも問題があるが、そもそもそんな案件を受け入れる会社が悪く、大がかりな仕事であるにもかかわらず安価で発注しようとする大本が諸悪の根源。これは今の日本のそのもので、消費税を増税しようが働き方改革とか意味不明な文言を掲げようが解決の糸口無し。負のスパイラルはいつまでも続くだろう。 そんな暗い世の中でも、とある空想の会社の中でこんなドラマチックな活躍があると思うと嬉しくなる。 というか、巧は最初から最後まで噛ませ犬にもなれない酷い登場人物だったなぁw

    3
    投稿日: 2019.10.01
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    ドラマを見て読みたくなったので。 よかった。 ドラマと違った終わり方もよかったよ。 「私定時で帰ります」 空気を読まない勇気も必要だなあと思った。 読まないことも相当しんどい。 そしてこの物語はわたし1人が定時で帰る物語ではない。 みんなを救いたいと願うからどんどん大変になっていく、そんなゆいちゃんの姿に心惹かれた。 ドラマでも心打たれたけど、「会社のために自分があるんじゃない。自分のために会社があるんだ」てのは、まさにその通りだと思う。 喜んで休日出勤する人は寂しいんだと思う。 そんな人を変えるのは難しい。

    0
    投稿日: 2019.09.22
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    吉高由里子のTVドラマを先に見てしまったので、読んでいてワクワク感がなかったのが残念。よくできた「小説」と思う。仕事のことを「真剣に」考えているカイシャインに響きそう。 作中に出てくるように、効率が高いということにジャンキーになると、自分で自分を追い込んで自滅してしまう。また周りで腐る人がいっぱい出てしまい、一将功成りて万骨枯るとなりかねない。働き方改革というワードもつらつら考えると息苦しい概念であることに注意。

    0
    投稿日: 2019.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    先日までやっていたドラマの原作。話題になって、途中から見たのでどこまでドラマが原作に忠実なのかは判らないけど、印象的には結構忠実。このドラマが話題になったのは主人公の結衣さんが発する言葉だったと思うけど、そこはドラマオリジナルみたい。 効率的に働く。これは誰も否定できないし、効率的に働くためには適切な休息も必要。睡眠時間を削ることは結果として仕事を非効率にしていることは身をもって感じている。若い時、何であんなに長時間働いていたのか?ただ、追い詰められて、とことん追い詰められると、本当に割り切りができるようになって、今ある素材と、残された時間で何ができるか、そして達成のために凄い集中力が発揮されるのも確か。それは、種田さんではないけど、アドレナリンが分泌されまくる感じ。実は今も早朝型の自分の朝の2時間は同様にすごく集中できるのは事実。始業時間の9時までと思っているから、なおさら。問題はディスターブされないこと、それと制限時間があること、なのかもしれない。 それにしても・・・小説のブラック上司福永は本当に最悪だな。こういう採算を度外視した仕事を取ってくる奴、そしてそれを部下に押し付ける奴は本当に最悪。ただ、こういう判り易いブラックではなく、必要以上に品質にこだわり過ぎるのもブラック。どちらかというと「終わりが見えにくい分」こちらの方が質が悪いと思う。 一方で、結衣の恋人だった巧。仕事とプライベートをバランスよく・・・なのかもしれないけど、これはちょっと違うような気がした。もちろん、字面的には正しい。でも、明らかにプライベートというか自分を優先し過ぎているように思う。これは世代間ギャップなのかもしれないけど、趣味にエネルギーを使いすぎているような気がする。仕事が全てである必要はもちろんないけど、良い仕事をするには良い準備も必要。何かその辺が違うような気がした。

    0
    投稿日: 2019.09.01
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    昭和の時代での会社勤めは、終身雇用。 24時間働けますか! そして、その当時 私の大きな総合商社では、タイムカード無しの、大きなワンフロアで、何人もの仕事風景が、部長席から見渡せるようになっていた。 勿論、土曜日も半ドン(12時まで仕事)であり、その後 隔週土曜休みとなって行くのである。 本社横の32階建てのビルに、勤務していたのだが、コンピュータ室は、埃厳禁の大きな部屋に、大型のコンピュータが、設置されていたのを思い出した。 本では、東山結衣の、時間内で、仕事を終了させて、定時に帰社する女性を主人公にしており、他の、者たちを尻目に、サクサクと仕事をこなして、残業無しで、好きなビールを飲みに帰社するのであるが、、、、 周りの者たちにとって、残業を自慢する者、皆勤賞に優越感を感じている者、定時で仕事を出来ない者、、、など、食わせ物(?)が、沢山いる。 昔、ある経営者曰く、、、定時内で、仕事を完璧にこなして、5時に帰宅する者と、残業時間が、多くて、いつも定時内で、仕事が終わらない者 との給料を見ると、仕事が出来ない者の方が、残業時間が付き、給料が良い事に、、、しごとの仕方について、考えなければいけない!!!と、言っていたのを思い出した。 主人公の結衣も結婚相手が、仕事好きで、破談になってしまったのだが、、、、 次のお相手は、、、、彼の両親ともに、難関不落の所が、少しづつ見えて来る。 最後の最期迄、結婚への道のりは、、、 仕事中毒者で、2人共破談の相手に、やはり、、、、最後まで、このまま友人同士で、終わるのか?と、、、、思いながら、昔のほんの腰かけの会社だったけど、当時の働き方を思い出してしまった。 これからは、残業無しで、育児休暇も男性でも取れるけど、主婦という言葉が、無くなるかも・・・・と、思いながら読み終えた。

    0
    投稿日: 2019.08.29
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    会社のために自分があるんじゃない。自分のために会社があるんだ…。本作のとても印象的な言葉。残業して当たり前、、残業しないと仕事が回らない、、、この感覚って本当に正しいのだろうか。社会人の常識を改めて考えさせられる一冊。ドラマも見ればよかった。

    0
    投稿日: 2019.08.16
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    図書館で借りたもの。 絶対に定時で帰ると心に決めている会社員の東山結衣。仕事中毒の元婚約者、風邪をひいても休まない同僚、すぐに辞めると言い出す新人…。様々な社員と格闘しながら自分を貫く彼女だが、無茶な仕事を振って部下を潰すと噂のブラック上司が現れて!?働き方に悩むすべての会社員必読必涙の、全く新しいお仕事小説! ドラマがすごく良かったので読んでみた! 俳優さんで脳内再生~! ドラマと違って、周りの皆が結構冷たい!味方がワンタンだけに見える~ 他人のことを考えることができる結衣はすごいな。 「定時に帰れる会社を、私が作ります」 ってかっこよすぎでしょ! 続編も読もう。

    0
    投稿日: 2019.08.14
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    私も定時で帰ります! だらだら仕事しながら残業する人、効率悪すぎで嫌! 色々、共感しながら読んだしドラマも見てた。 イケメン上司が職場にいればいいのに。笑

    8
    投稿日: 2019.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    スピーディーな展開で一気に読んでしまいました。 定時に帰る結衣が結構人望があって人気者で、 仕事ができるとっても頼り甲斐のある 晃太郎と付き合ってたっていう、出来すぎたシチュエーションだったけど、でも最後はみんなが何とかうまくいって、婚約者との破局も含めて、読後感スッキリって感じでした。 この先、また二人がよりを戻してうまくいくことを願ってます。 個人的には、結衣をユイユイ、と呼び、スティックシュガー中毒のグロこと石黒さんが好きだったなぁ。

    2
    投稿日: 2019.07.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結衣ちゃんかっこいいなぁ。空気を読まず定時で帰る女。でも、仕事はめちゃめちゃできる。それをひけらかすこともなく、後ろめたさを感じながらも強い決意を持っている。他の人たちは、職場にいるいるって感じの人たち。プライベートを犠牲に働くのは、いかにも頑張ってる感があり、賞賛もされるかもしれないが、側から見れば、定時で仕事を終えられる生産性がいい人間が、目指すべき職業人な気がする。とはいえ、こんなに仕事ができる人はなかなかいないものだ。自分も含め。働き方改革が言われる昨今、よい働き方とは?、よい上司とは?、よいチームとは?というのを考えるきっかけとして、とても面白い本だと思う。 ドラマ化されたが、微妙にストーリーが違い、どちらも良かった。生産性、あげられるように、がんばるぞっ!

    2
    投稿日: 2019.07.11
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    あっという間に読み終わった。 日本では美徳とされている「会社に尽くすこと」に対して疑問符を投げかけている本だった。 ワーカホリックは褒め言葉じゃないぞー! 病気だぞーって改めて思う。 会社のために自分があるんじゃない、自分のために会社があるんだ。 絶対そうだー!!

    2
    投稿日: 2019.07.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマがすごく良かったため原作を購入。 仕事が佳境な時期に仕事と結婚どっちが大事?と問われる結衣と、過労で倒れた結衣を発見して付き添った晃太郎。 お互いが当時のお互いの立場になって気持ちを理解するところが納得。 自分が経験しないと分からないよね。 健康を保ちながら無理しすぎないで最高のパフォーマンスを生み出せるような働き方、できたらいいな。

    3
    投稿日: 2019.06.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【ネタバレ】えー!ぜんぜん定時に帰る話じゃないじゃん!結局泊まり込みで人海戦術じゃん!なんだかなー。。。 あーいるいる、こういう人!福永腹立つ!ホントなんで嫌だ嫌だ言いながらみんなサービス残業するのかしらね!!とわが社のことを振り返りつつ、最後まで痛快な展開もなく、ちょっとがっかり…。取引先に啖呵切った社長さんはかっこよかったけど、遅すぎるよ。婚約者の浮気、都合よすぎるよ。いろいろつっこみたいけど、来栖くんとグロくんとワンタンさんはいいキャラ♪

    1
    投稿日: 2019.06.28
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    以前からドラマが少し気になっていたこともあり、衝動買い 暇だったので一気読みしたが結構楽しめた 何かが目新しいという感じではないが、慣れ親しんだ面白さ……みたいに感じる?

    2
    投稿日: 2019.06.28
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    20190622 ドラマをきっかけに読んでみた。 続編を読みたくなるほど面白い。 実にリアリティがあり、自分自身の働き方、仕事への考え方を振り返ってみると、改善すべき点が多い事に気付かせれた。 この小説を読んで、仕事への価値観が変わり、人生観も変わる読者が結構いそう。 小説の持つ影響力みたいなものを感じさせらる秀作。

    4
    投稿日: 2019.06.23
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    2019/6/21 読了 想像以上に面白くて、1日で読み終わった。ドラマを見なかったのが、すごく後悔。

    2
    投稿日: 2019.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマ化作品。※ドラマの方は断片的にしか見てませんが… 軽く一気読みできるノリの良さとスピード感のある作品。そこが好みの分かれるところだろうか。登場人物がキャラ立ちしていて非常に面白く読んだ。登場人物がもつそれぞれの思いや性格がくっきり描かれていて取っ付きやすい。私自身、職業経験が複雑だったので、いわゆる『お仕事小説』は敬遠していたのだが、こういうスカッとする物語もたまにはいいなぁと思えるくらいには歳をとったということか。働き方改革などという言葉だけが独り歩きしているこのご時世、誰が定時で帰ってるんだ?と思う方々も多いかと。しかし、ファンタジーとして楽しむには十分に面白い作品だと思う。現代の多様すぎると言っても過言ではない働き方、過労自殺、過労死…負の側面を見ると暗澹たる気持ちになるが、本書に登場するようなトップが増え、個人がもっと自分を大切にできる働き方ができる社会を望みたい。 でも主人公、結局倒れちゃったよね!?死ぬ間際まで行っちゃったよね!?そこはブレずに物語進行できなかったかなぁ?(笑)と星一つマイナス。

    4
    投稿日: 2019.06.21
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    吉高由里子、定時で帰ります!?ドラマが大反響! ドラマが、働き方改革や残業の実態について、議論を呼んでいます。 原作も読みたいですね!

    0
    投稿日: 2019.06.19
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    はじめはキャラクターが濃すぎて少しひいてたけど、いつのまにかどっぷり引き込まれてめちゃくちゃ面白かった。 エンタメっぽいけど、とても真剣な芯の部分が刺さったなあ。 さっそく続編読む。

    3
    投稿日: 2019.06.18
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    会社のために自分を捧げるんじゃなくて、会社を自分のために利用するという考え方。もっとたくさんの人が読んで、世の中が変わればいいのに!結衣には見習いたいところがたくさんあった。

    3
    投稿日: 2019.06.17
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    第1章まで読むなら面白い。 「定時帰り」とタイトルにあるが、主人公が色々と工夫して、仕事を裁いていく形では無い。 労働環境・仕事に対する考え方が昭和で留まっている設定である。同僚全員が、残業当たり前と考えている時代錯誤の設定だ。その中で、「定時に帰ろう」と思う主人公が悪戦苦闘する話。昭和に売り出したら、共感を得る人も多かったかもしれない。 しかし、仕事に対する考えかたも変化しつつある現在、この小説の職場設定に共感を得る人は少ないのでは?

    1
    投稿日: 2019.06.08
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    2019/05/24 ドラマが面白くて原作読んでみたくなったので購入。 主人公が定時で帰ることに拘っているところもいいけど、それ以上に同僚のことを思って行動に出るところがすごくいいと感じた。私は面倒な人とは関わりたくないなーって思っちゃうから。 読みながら、福永さんまじ無理ーって思ったけど、結局彼もいろんな重圧に耐え兼ねて毎日怯えてたんだな。敵対心なんて抱く必要ないのかも。仕事復帰したら自分の仕事の進め方や周りの人との付き合い方を改善しよう。

    4
    投稿日: 2019.05.24
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    本屋で前面に出ていてタイトルが気になっていたら、ドラマ化だった。原作本とドラマの違いは、「あ、違う」と思ってもそれはそのまま「ふーん」とみるのであまり気にしないで見れる。

    0
    投稿日: 2019.05.23
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    「現実味がありすぎて辛くなる」という意見が多いと新聞のドラマ評で読み、思わず本を購入。怖いもの見たさというよりは、世間のOLたちがどんな「現実」にいるのか知りたくて。 ドラマ化されるだけのことはある、小説ならではのあり得ない設定も多い。でも、どのあたりが「あるある」と共感や辛さを感じさせてしまう箇所なのかは分かった。 たとえば最初、自分だけ早く帰ることを死守している主人公がやがて、チームみんなのことを考えざるを得ない立場になる。自分の中の「定時帰りルール」の堤防が崩れ始めて、あっという間に深夜、徹夜、とエスカレートしていく、とか 身体が疲れて前向きになれない時に、大切なはずの人に帰りが遅いと詰られる辛さ、とか 社会の壁、なくならない性差別、そして産休やいわゆるイクメンを否定するのは実は女性であったりするという現実、とか 仕事のできない(気が利かない、効率が悪い)人がいる一方で超有能だけれど家族の一員としては何かが欠落している人がいる、不公平感はあるけれどどうしようもない、とか・・・。 唯一、現実にないのは、この主人公のように本気で啖呵を切って職場を変えようとしてくれる真っ直ぐでカッコいいヒロイン。 といって自分がそうはなれない、苦しさや自己嫌悪。 たしかに毎週、「明日も仕事」というシチュエーションの夜、寝る前にこんなドラマを見たら辛くなるかもしれない。 引きこもりなど現代らしい社会問題をふんだんに取り込み、それぞれについて丁寧な描写をしていて、「そんなわけないだろ!」という非現実的な設定を差し引いても十分、いろいろな気付きをもたらしてくれる。 自分にとって仕事とは何か?を問い直すための一冊だと言えば優等生すぎるコメントかもしれない。 「そんなにうまくいくわけない」と思わず言いたくなる結末ではある。でもこれで本当に現実らしい終わり方だったら読後感が悪いから、これで良いのだ。 現実の「あるある」も分かった上で、どの登場人物の気持ちも「あー、わかる」と共感した上で、それでもなお、青臭かろうが綺麗ごとと言われようが、仕事はお金のためだけではなく、出世のためでもなく、喜んでくれる人がいることで得られるやり甲斐のためにやるんだと、あえて言いたい! ・・・などということをつい、考えさせられてしまった一冊でした。

    2
    投稿日: 2019.05.21
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    登場人物を見て「うちの会社にもいる」とリアリティの高さに驚きました。 主人公の結衣が「無能な上司は私だ」と後悔しているのを見て自分も無能であることに気づきました。 これから仕事、特に残業は周りの人がどうだからではなく自分の気持ちがどうなのかを考えて取り組みたいと思いました。

    2
    投稿日: 2019.05.18
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    ものすごい風速であっという間に走り抜けていくような一冊だった。 仕事小説としてではなく、最近の男女関係の様相、という視点でも面白い。

    0
    投稿日: 2019.05.10
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    お仕事小説や漫画って他にもあるけど こんなにドキドキ(緊張の)、ハラハラ、イライラ、モヤモヤって感情がいっきに襲ってきたのはじめてかも…

    0
    投稿日: 2019.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    発売時書店で平積みにされていた頃から気になっていてでも手が出せず、ドラマ化でいよいよ無視できなくなり読みました。 ドラマはドラマで問題提起もあり面白いですが、やはり原作の方が闇が深いというか…。 インパール作戦モチーフが秀逸。日本人の働き方が戦時の軍隊時代から進化してないこと、結局働き方改革には意識改革が最重要課題でしかしそれは遺伝子レベルの問題になりつつあること、をじわじわと感じさせる。 倒れるまで働いた過去がある身としては、「あの時どうすればよかったのか…」など身につまされることも多く。 結衣が完全なる勝利を手にすることはあるのかな、続編も早々に読みたいです。

    2
    投稿日: 2019.05.09
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    【それは、静かなる勝利】入社から一貫して「絶対に定時に帰る」ことをモットーとしている東山結衣。外面だけ良いブラック上司に休むことを知らない「皆勤賞女」、そして仕事中毒の元彼などが立ちはだかる中、彼女は自身の幸せのためにそのモットーを貫くことができるのか......。著者は、『対岸の火事』や『海に降る』などでも知られる朱野帰子。 ドラマ化もされて注目を集めていますが、「こういう人いる!」という視点でまず楽しむことができる作品。と同時に、この本の中で問題として捉えられていることを抽象化・類型化しながら、読者どうしで働くということについて議論しあうこともできるかと。他方、バブル崩壊から約30年を経て未だにこういう作品が流行するというのは、どれだけ「働き方改革」なるものが進んでいなかったのだろうという暗澹たる気持ちにもなりました。 〜「会社のために自分があるんじゃない、自分のために会社があるんです」〜 ただ気になるのは、この作品から一番学ぶものが大きい人って、得てしてこういう作品を読まないのではないかという......☆5つ

    0
    投稿日: 2019.05.08
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    2019/05/07 10連休の終わった真夜中までの一気読み。 朝早いけど、続きが知りたくてやめられなかった。 日本人は真面目。 仕事があれば帰れない。 全くその通り。 連休後の今日から私も定時で帰る努力をするぞ。

    2
    投稿日: 2019.05.07
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    面白かった!ドラマを先に見てしまったので、登場人物がすでにイメージできちゃってたけど、配役がハマってると思えた。「定時で帰る」を目標して、貫く物語序盤の主人公の仕事のやり方も勉強になった。無能な上司に対応する主人公の策略も見事!

    0
    投稿日: 2019.05.04
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    絶対に定時で帰ると心に決めている会社員の東山結衣。非難されることもあるが、彼女にはどうしても残業したくない理由があった。仕事中毒の元婚約者、風邪をひいても休まない同僚、すぐに辞めると言い出す新人…。様々な社員と格闘しながら自分を貫く彼女だが、無茶な仕事を振って部下を潰すと噂のブラック上司が現れて!?働き方に悩むすべての会社員必読必涙の、全く新しいお仕事小説! ドラマの方は真剣には観ていない。 最近、私の業界でも「ブラック」が盛んに叫ばれているが、長時間勤務が美徳とされた時期に比べると、早めに帰宅できる雰囲気になっていると思う。ただし、お上が「ルールだ」といくら叫んでもね…。

    0
    投稿日: 2019.05.03
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    読みきりましたー。 まさに、お手本にしたいような。。 私も定時で帰ることを徹底していきたい。 (やることはやる!) 続編があるのなら読みたい。

    2
    投稿日: 2019.05.02
  • 残業なんか、やめちゃおう

    私たち、平成世代の気持ちを代弁しているよう。 「働き方改革というが、そうそう簡単に残業を減らすのは難しい。」そんな意見をよく聞くし、無理矢理減らした残業は、どこかにしわ寄せがいっているかもしれないことも確かだ。 一方で私は、『クリエイティブな仕事を続けていくためには、日頃のインプットを継続すること、またそれによって自分の引き出しを増やしていくことが大事。』そう考えて仕事をしているので、「仕事を定時で終えて帰る」のは優先的なことで、毎日定時で帰ろうと、特急で仕事をしている。(もちろん、帰れない日もたくさんあるのだが。) 「わたし、定時で帰ります」は、タイトルが私の気持ちをそのまま言ってくれていて、書店に並んだときからワクワクした本だ。 主人公の結衣は、仕事中毒だった父親を反面教師に、毎日定時で帰ることを信条としている。結衣が教育係として指導している新卒の新人・来栖も同じく『定時で帰る』価値観を持っているのだが、そのほかの社員は『残業するのは当たり前』の仕事スタイルが定着していて、定時に帰る二人をよく思っていない。 そんなときに、『残業しなければ絶対に片付かない』と言われる大きな緊急案件が入ってくる。周囲は、「残業して乗り越えよう」というやる気に満ちた雰囲気。「そもそも残業前提なのはおかしいのでは」と格闘する結衣。果たして、結衣は残業しない仕事スタイルを貫けるのか…、この職場の意識を変えることができるのか。という話。 職場としては、定時で帰ってOK。でも、残業をする人はたくさん。これは、職場あるあるではないだろうか。 もちろん、仕事量が多過ぎて、残業するしかないという人は多くいると思う。 しかし、それでも。残業しない工夫をしているか、終わらせようという確固たる意思を持っているか、その仕事量を客観的に分析して上に掛け合っているか。そして、上に立つ人間は、皆が残業しなくていいように考えて管理する責任があるのではないか。 残業の多い職場ほど、仕方ない、と諦めが蔓延しているように思う。感覚が麻痺している職場だってありそうだ。 就活をする人はブラック企業ではないか、ということを極度に気にする。どこの職場だって変わらなければいけない部分なのだ。 自分はどうゆうふうに働くか、を問うてくる。 そして、また同時に、自分の仕事への努力(仕事を早く終えるための方法の一つは、処理速度をあげることですよね)、スキルアップについても、問う一作だ。

    0
    投稿日: 2019.04.28
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    TVドラマ前に購入。 そして、TVドラマ前に読み終わるぞ〜と、 決意したけど…今日、読み終わった(・・;) 仕事してる女子(私も…か⁉︎)の、定時で帰る為の奮闘記。 いや、違うな〜 ただ定時で帰るだけではない。 その中には、人生や世の中を変える何かが有る。 あ〜上手く、表現出来ない>_< 今時にマッチしたストーリーだと思った。 そして、令和の時代が目前。 女子(男子も)ガンバレ! '19.04.27読書完了

    1
    投稿日: 2019.04.27
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    ありがちな展開だったとは思うが、読んでて元気が出た。福原には、ずっとイライラ。「無茶な作戦を実行する無能な上司はいらない!」 そして、私は晃太郎のが好きだなあって思った。 私も定時+1,2hサービス残業で帰る派だから、楽しく読めたけど、毎日何時間も残業されてる方は悲しくなってくるかもしれない作品。 私も定時で帰るぞ〜!!

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    投稿日: 2019.04.24
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    生きるために働いているはずが、いつの間にか働くために生きている―仕事にのめり込み過ぎていた頃、そんな風になっている自分がいた。 この国では、楽をすることが悪いことのように言われることがある。とにかく頑張れ、苦しくても頑張れば奇跡は起きる、死ぬ気でやれば何とかなる…そんな風に、言われてしまうのは何故だろう。 「孤独だから、じゃないでしょうか」と、本書の主人公は言った。なるほどと思った。会社員としての自分が、自分のアイデンティティ全てになってしまっている。だから、定時で帰っても何をしていいか分からない。休みの日にすることがない。 会社員だろうがフリーランスだろうが経営者だろうが、仕事をしている自分は自分の一部であって全部ではないはず。仕事をしている自分以外の自分をどんな風につくって生きたいか、みんながもう少し自分のアイデンティティを自分自身で見直せたらなと思った。

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    投稿日: 2019.04.21
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     定時で退庁することをモットーとしている一人の社員が、チーフになっちゃって、どうも自分だけ早く帰るわけにもいかなくなっちゃう。で、「私は残業なんてしないって思うけど、相手はこう思ってるのね。じゃあこうしてみよう」的な止揚が繰り返されて、相手も自分も成長してゆく教養小説。  ご都合主義に感じられる場面もあるが、水戸黄門や半沢直樹ほど分かりやすい勧善懲悪をやるわけではないので、超絶ブラック企業で残業モリモリしている人の心を癒す類のものではなさそう。  皆勤賞至上主義女子、育休取らない自慢するバリバリ女、超非効率男、ノー残業による周囲の評価を不安に思う有能新人、無能屑上司、そして体育会系ワーカホリック。傍から見ると彼らは洗脳されてるようにしか見えないんだけど、多分自分もどれかに(又はどれも少しずつ)当て嵌まっていて、それに気付かずに洗脳されていて、それを美徳として周囲に強いているのかもしれない。  これを読んで明日から定時で帰れるようになる、なんてことはありえないし、そんな処方箋があればとっくにビジネス書の棚に平積みされている。が、仕事が「もしかしたら、命なんか賭けなくてもできるんじゃないか。そっちのほうがずっとエキサイティングで難しくて、挑みがいのあるゲームなんじゃないか」と思えること、気付くことはできると思う。解説に「お守りのような一冊」とあるのは、うまいこと言うなぁと思った。  なお、この小説は、職場を悪しき者として、そこから少しでも早く退散しようという意味合いで描かれているものではないと思う。多くの会社で社員旅行があったような時代ではないが(生まれたのがその時代じゃなくて本当に良かった……)、社内の様々な人物と関わることで成長してゆく主人公の姿からは、会社が今なお自分の生きる生活の一部であるということを再確認させてくれる。  上海飯店が二人前でもお値段据え置きなのだから、「わたし、定時で帰ります。」ではなく、「みんなで定時で帰りましょう!」に辿り着けたなら、否が応でも人生の相当なウェイトを占める「仕事」というものが、けっこう楽しいものになるのではないだろうか。

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    投稿日: 2019.04.21
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    20:朱野帰子「わたし、定時で帰ります。」読了。朱野さんのお仕事ものに間違いなし。 そんなのフィクションだよねえ、とぼやく気持ちもあるけども、結衣が「定時で帰る」ことを他人に強要したり(新人教育としてはそれを是としている……というか「流されて残業しない」のは当然ではあるんだけど)ポリシーに反することやその場の流れに逆らって声を上げられる超人でないことが良かった。 言うべきタイミングを逃してどんどん間が悪くなるとか、あるあるも含めてヒヤヒヤしつつ楽しめました。 ドラマも今後の展開が楽しみなキャストでわくわく。

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    投稿日: 2019.04.18
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    自分も向こう側にいたことが あったな。 それが 当たり前だと思っていた。 当たり前が 当たり前でなくなってきたことで みんなが幸せになれるのなら いいけれど。

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    投稿日: 2019.04.13
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    緊急時を除いていつも定時で帰る主人公の話 ある上司が入ってきた時点で、プロジェクトがどんどんブラック化していく度にイライラした。てかこんなブラック上司ほんとにいるのかって思ったけど、意外といるらしい。人としておかしいと思う 最後がある意味急展開で、なんだそりゃって思った みんなが忙しくタスクをこなしてる中で、ひとり定時に帰るのは勇気がいるなぁ。でも自分のタスクが終わってるのなら、それでもいいかって思った

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    投稿日: 2019.04.02
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    タイトルが気になっていたため、所謂一般企業、会社という世界を知らないけど、文庫化、ドラマ化ということで読んでみる。 そして一気読み。タスク?燃える?イメージもつかず、分からないことだらけだったけど、予想以上に面白く読めた。あんなに理不尽で身勝手、ブラックな上司がホントにいるんだろうか…過労死の事実をニュースで見たり、パワハラなどが叫ばれる昨今、主人公や、この会社の社長さんみたいな人が上に立つ会社が多くなるとなぁ。 最後はすっきりの読後感で良かった。 面白かったけど、あまりにさっくり読めてあんまり心には残らなかったので★3つ

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    投稿日: 2019.03.31
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    自分も与えられた仕事やタスクに対して、何も考えずど直球で向き合うことで体を壊したり、ストレスを抱えたりして生きてきたけど、この作品を見て、もちろん仕事は大事、しかし、それだけじゃなくて家族や友人との時間、食事の時間、睡眠の時間、遊びの時間、人生で大切にしなければならないことを仕事で埋め尽くしてしまうのは絶対に後悔するなと思わせてくれる作品だった。

    1
    投稿日: 2019.03.29
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    定時で絶対に帰るために効率を重視してる主人公に共感。 周りの容量悪い人にイライラもやもやする気持ちもすごいよくわかる。。 残業してる=仕事してるってわけじゃないことも多々あるし、 残業しないことで翌日の業務効率が上がることもある。 無理や頑張りも時には必要だけど、仕事中毒になっちゃダメだよね。。 会社で心の中で思ってることを代弁してくれてるようなお話! ただ、恋愛事情についてはちょっと微妙に感じてしまった。。特にさいごのところ。。

    0
    投稿日: 2019.03.27
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    舞台はIT業界で自分の仕事と少し似てるし、共感できるところもたくさん。 ブラック上司に、仕事中毒、はりきりワーママ、非効率残業君、いるいる。 最後は結局、無理をするのか…という気はしたけど、ラストはすっきりして良かったかな。

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    投稿日: 2019.03.24
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    自分よがりな主人公に感情移入出来ず 新しい婚約者がいるのに、元婚約者に 未練タラタラなのは主人公だと思う。

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    投稿日: 2019.03.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    残業をしたくない!というのが目的だけど、そのためにタスク表を利用したり、タイムを計って仕事をしたりと、作業効率を上げるための努力をしている主人公。こういう人が会社に本当に必要な人なんだと思う。 話の途中では、そんな信念を持った主人公でも、残業をせざるを得なくなって、会社に飲まれていく様子が生々しく、胸が痛くなった。

    0
    投稿日: 2019.03.12
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    この本もタイトルに惹かれて買った。 “定時で帰ります”、何と魅力的なフレーズだろう。 サラリーマンになってからこのかた、残業が当たり前の時代・会社・仕事だったので、たまに飲み会などで定時近くに会社を出ると駅へ向かう人の多さに驚く。 世間一般はこうなんだよなぁ…。 定時で仕事を終えることを基本に、そのために合理的に仕事を進めていこうとする結衣。 古い観念のまま、残業するの当たり前、有給取らない当たり前、始業30分前に出社するの当たり前の周囲。 その軋轢が描かれるが、ぶつかり合うだけで、ちょっとイライラ。 自分の仕事を思い出すせいもあるな。 私は、若い時には苦労をして自分で何かを乗り越えるとか限界までやってみるとかそういう経験を積むことが、仕事をしていく自信やキャリアを重ねていく上でのバックボーンになると思っているので、最近の若いもんが嫁さんが風邪ひいたとかで有給取るのはアホかという感じなのだが、そうして仕事を中心に家庭を顧みず家のことは嫁さんに全て任せてきた結果が、今の家庭・家族の姿だとすると、その生き方が正解だったとも思えず、一方で、人生やり直していいと言われたとしても、同じような生き方しかできないような気もして複雑…。 登場人物は類型化されてながらも、人それぞれの中にはそれなりの事情があることがきちんと描かれているところは良し。 ただ、結衣は結構疑心暗鬼になってブレ易く、晃太郎は本音がどこにあるのか分かり辛く、人間って実際はこんな感じなんだろうけど、本でそういうのを読まされると少し疲れる。 福永や巧との決着の着き方もスカッと感には乏しく、あんなんでいいのかい? 世の中って実際はこんな感じなんだろうけど、この二人との関係はこの後もややこしそうだと余計な心配になる。 物語の中で描かれている異なる人々の仕事観や人生観の対峙は真っ当に書かれていると思ったが、それだけに読み終わってもモヤモヤ感が尾を引く。

    1
    投稿日: 2019.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一気読みにて読了。 主人公の定時で帰ることを信念とする姿に、こういう人が増えたらいいなと思いながら読んでいた。これからの日本が考えていかなくてはならない課題だと思う。 登場する人物も、日本の一般的な会社のどこにでもいそうな人達で、共感も出来た。仕事の出来ない客先の営業担当、休んだことがないことだけが自慢の女性社員、安請け合いをしてしまう上司、昭和の価値観で女性はお茶汲みとしか思っていない役員、女性活躍という見栄えが良い安易な策を推進する会社など、イラッとするところがたくさんあったが、それだけストーリーに引き込まれたのだと思う。 もっとも共感した一言は、 -真に恐ろしいのは敵にあらず、無能な上司なり ということ、全くその通りだと思った。 最後の方で、主人公も徹夜に休日出勤で納期に間に合わせようとするところは、仕方ないと思いつつも、ここはやっぱり信念を曲げずに定時帰りのまま、プロジェクトを成功させて欲しかったので星マイナス1。

    0
    投稿日: 2019.03.03
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    残業はあたりまえの古い考えを主人公のように定時で帰るのがあたりまえにできるようになるといいなぁと思いました。現実はそう簡単ではないのかもしれないけどこの主人公のように定時で帰れる仕事のやり方を考えるのは大切なんじゃないかと思いました。 おもしろかったです。ドラマも楽しみになりました。

    1
    投稿日: 2019.03.03
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    タイトルに惹かれて購入しましたが、内容は痛快オシゴトストーリーを期待していたからか、じっとりとした鬱になりそうな嫌な現実味を帯びていて途中で読むのが嫌になりました。現実逃避したくて本を読むわたしのような人へはオススメできません。 妙に気を遣う人間同士に嫌気がさします。そこは竹を割ったような喝をいれてくれよ!主人公! ドラマ化されるそうですが仕事終わりに見たくないので、なぜドラマ化されるのか不思議です。

    4
    投稿日: 2019.03.01
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    すごく登場人物に怒りを覚えながら読んでしまった。 それだけリアリティ(?)をもって人物描写ができている証拠なのだと思う。 定時に帰ることを自身のポリシーとしてあくまで貫こうとする主人公と、それを妨害しようとする周囲の環境。 その中で、主人公がどのような解決策を見つけていくのかが楽しみになる物語。 自分はまだ社会に出てない身ではあるがこのような人たちが周りにいたらどうしようと気が重くなってしまう。が、強い信念を持って行動をすれば少しは変化を起こせるんだと勇気を持たせてくれる一冊でもある。 仕事以外の面でも、各登場人物が持っている背景がしっかりとしており、小さなドラマが数々起こっていくのも魅力的。 久々に登場人物の心境を感じながら読むことができた。 非常に良かった。

    2
    投稿日: 2019.03.01
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    思わず一気読みしてしまった。 残業が当たり前のように扱われる会社で、1人定時であがることはとても勇気のいること。 当たり前の権利が当たり前でなくなり、我慢強さ、忍耐強さが美徳になっている世の中に一石を投じる本だと感じた。 残業せずに、どうやったら成果を挙げられるのか。それを考え、実践していくことは残業することよりもはるかに大変なことなのかもしれない。 主人公の悩み、葛藤する姿がとても好き!

    3
    投稿日: 2019.02.28
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    面白い! 読み応えもしっかりあって、爽快感があります。 こういう上司いるいる! 120%の共感の中に、新たな気付きも多かった! ビジネス本のようであり、 ストーリーがしっかりしていて、登場人物のキャラクターもしっかりしている! 誰にでも感情移入できてしまう、 誰にでもなり得る、そんな人たちの話。 ドラマ化されるみたいですが、 きっと面白くなるんじゃないかな!期待度大!

    0
    投稿日: 2019.02.23
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    極端な例ばかりだったけれど、ほとんどの会社をちょっと煮詰めてみたらこんな感じなんだろうなぁと。 いやいや、定時で帰る宣言してる本なんですから、定時で帰りましょうよ。結局徹夜で仕事って、一時的なものとはいえ、そうゆう行いが会社の文化を作っちゃうな〜と思ってしまった。 序盤の、何が何でも定時で帰る!っていう執念に燃えていた方がずっと楽しかった。

    1
    投稿日: 2019.02.21
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    ホントにこんな会社があったらすげぇな自分ならすぐ辞めてるわ、というのが今の自分の率直な感想。でもこれがあるあるだからこそ、売れてるしドラマ化もするんだろう。恐ろしや。 しかしこういう状況の中で、徹底して自分を貫く主人公はかっこ良くも見える。そう思えるのは、自分が現代の若者的思考だからだろうか。もちろん、ある程度の線引きをして、他人への迷惑を最低限に抑えることは前提だが。 「会社のために自分があるのではない、自分のために会社があるのだ」、うむ、かくあるべし。今の職場の同僚に懇々と説きたい。残業前提の仕事量、残業前提の給料体系なんておかしいって、絶対。

    0
    投稿日: 2019.02.20
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    2019.02.17 #006 ハラハラしながらも爽快な主人公! 私も会社のために自分を預けたいとは思わないので、共感できた。 現実はこのようにはいかないことが多いけど。。。 私も定時を守り、生産性の高い仕事を目指そう!

    1
    投稿日: 2019.02.17
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    面白かった!トラブルの起き方や、打ち手のうまくいかなさに、リアリティがあって、しかもテンポがいい! 登場人物も、仕事の向き合い方にバラエティがあって、どの人も、近くにいるいる!という感じ。

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    投稿日: 2019.02.14
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    面白かった!!!!すごく!! IT業界。『皆で定時に帰る』そう。そうなんだよ。『当たり前でしょ』ってしか言ってこれなかった自分にも気づき。努力してきたつもりでも誰かのせいにしてきたところもあり。でも飲み込まれてしまっていたら、それは諦めたと同じことで。モヤモヤモヤモヤしているその気持ちが文になってくれてるような本だっ。 どうやって見つけたか忘れた頃の予約だったから、あまり乗り気じゃなかったのに。家でわーーーっと読んだ。

    2
    投稿日: 2019.02.11
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    久しぶりに2度読み直した。 たぶん、今、とてもとても必要な問題提起を題材にした物語。 仕事とは?仕事をする意味とは?ということを読む人それぞれが内省するのだろうなと思う。ちょっと前に旬(?)だった「生産性」という考え方。そして、定時で帰ると暇を持て余してしまう同僚。朝活という笑えない非効率性。 それでも、人生、仕事においても「無駄」は必要なのではないだろうか。仕事も、定時後ももっと多様性を大切にしたいと思う。そう、最近のキーワードは「多様性」。

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    投稿日: 2019.02.11
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    何があろうと定時には帰る東山結衣。 上司、同僚の冷たい視線を振り切り会社を出る。 しかし、チーフとなり、残業、休日出勤ありの日が来る。 妥協を許さない彼女は悩み苦しむ。 元婚約者の晃太郎始め、それぞれのキャラクターが際立っている。 東山結衣が、かっこいい。 それだけでなく、弱いところもしっかり見せる。 痛みも知っている。軽快で面白く一気読み

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    投稿日: 2019.02.09
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    仕事中毒者ってまじで病気だなあ。 母に「最近の若者は残業があると分かると内定出ててもそれでその会社で働くの辞めるんだって」って言ったら「え、残業しないとか無理でしょ、、」って返されてあー考え方が違うんだなあって思った。 わたしは主人公のように仕事ができる人間ではないけれど、効率的にこなして早く帰る、明日につなげる、っていう考え方に共感した。

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    投稿日: 2019.01.31
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    全然定時に帰れてなくて笑う。 ドラマ化狙ってるでしょーな濃いキャラ満載で、やたらと大げさで、ライトだけど、読んでて割としんどいものがある。 なんていうか、残業させようとするのも定時に帰らせようとするのも、結局は自分の考えを押し付けてるんであって、どっちが正しいともいいきれないんだろうな。 多数の人にとって、自己実現の獲得と承認欲求が満たされる事はほぼイコールだから、組織の求める形に迎合して上司に評価されるのは、効率よく心の平穏を得る手段に過ぎないと思うのだけど。だからこそ自分の価値観に近い組織や働き方を求めて転職とかするわけだし。 主人公は出世が嫌なら、無理に正社員狙ってIT系に就職しなくても派遣とかパートで良かったのでは? 誰かのために働いてるなんて言い訳だし、取れる責任の量は個人の能力や度量じゃなく、その組織内での役職でしか決まらない。誰かに何かをしてあげたいなんておこがましい。 でも、本当は誰かに助けて貰おうとしなくても、ただただ一人一人が自分を守ろうとするだけでいいのに。それが随分難しいのはわかってるけど。 あと、ラストが酷い。

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    投稿日: 2019.01.27