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わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)
わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)
朱野帰子/新潮社
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総合評価

270件)
3.8
64
104
66
12
6
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    あまり期待していなかったが、意外と面白かった。小説に出てくる人の仕事のモーレツさはちょっと極端すぎるが、残業美徳の考え方とその真っ向の考えとが提示され、その時々でそれぞれの考えに共感しながら読み進められた。

    0
    投稿日: 2025.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    定時で帰ることを信条としている結衣。元婚約者の晃太朗が恩義を感じている福永がとってきた仕事のチーフになったものだから大変なことに ―― 。 仕事人間の晃太郎との未来が不安で別れた結衣。今の婚約者巧は仕事を早く終わらせて帰るタイプで晃太郎とは正反対。でも結衣は晃太郎の方が好きなのだろうなぁ。 巧が結衣の会社の仕事をかっさらうというのはどうかと思いました。いくら、プライベートと仕事は別といえども実際は割り切れないと思います。信頼関係も築けないと思いますが…。 私はまさに”24時間戦えますか!?”の世代だから、仕事人間の言い分もよく分かります。日本の経済発展はその会社人間達のおかげもあるでしょうからね。 しかし、今は社員達の仕事以外の幸せも認めていく時代です。結衣が会社の働き方改革を進めていくことを期待します。

    1
    投稿日: 2025.09.18
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    面白い、面白いんだけど、途中のイライラが…! でも人によってはこういう人たちがいる職場で働いてるんだよな… 死ぬまで働けないなら居場所はないって辛すぎる。 職場がアットホーム、はいいけど決して家ではない、と思ってしまうけど、当時、それが普通と思う人たちに囲まれたらなかなか定時で帰るのは勇気がいるよな。 働き方、仕事の仕方について考えさせられるお話だった。 王丹の中華料理屋さん、行ってみたいな〜

    0
    投稿日: 2025.09.07
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    おもしろかった!!面白かったのだけれど、途中が辛い。もーー理不尽過ぎて、腹立てて読んでいたら、あっと言う間に読み終わりました笑 最後はスッカとするので、読後感は爽快です! この次も読みたいけど、きっとまた理不尽なことが待ち受けていると思うと、もう少し時間をおいてから読もうかとも思う。

    11
    投稿日: 2025.08.25
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    とあるWebデザイン企業で繰り広げられる働き方や人生観を問い直す物語。主人公結衣の「定時退社」へのこだわりが、周囲との葛藤を通じて揺れ動きながらも、自分らしい生き方を模索する姿に共感と希望を感じた。

    11
    投稿日: 2025.08.15
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    自分はこういった絵に描いたようなOLの経験がないけど、仕事に対しても自分のポリシーに対しても真摯な主人公が眩しかった。 業種は違えど仕事を頑張ろうと思えるいい作品だった。

    0
    投稿日: 2025.07.23
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    たしかに「予算は嵩んででもいいからより良質のものを」なんてトップの発言以外ありえない。それと同じく「予算内で期日に間に合わせるために」慢性的残業さらに早朝出勤というのも昭和の男性ばかりのチームでもないとありえないような気がする/小説だから「過労で倒れたので婚約解消した元フィアンセ」と職場で遭遇するといった設定もありうるが、俺が女だったらやってらんない。女になったことないから知らんけど。

    9
    投稿日: 2025.07.01
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    「働くとは何か」、「会社とは何か」を改めて考えさせられる作品です。 1つ1つの作業に制限時間を決めて取り組むことで、作業効率がアップする。  この手法は、自身も取り入れていこうと思う。 私自身、「24時間戦えますか?」と古い考え方ではなく、「出来れば定時で帰りたい」という考えであることもあり、みんなを定時で帰らそうとする結衣はカッコいい。 また、続編も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2025.06.23
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    WEB制作会社で働く主人公は残業しないがモットー。周囲からの風当たりも気にせず定時退社を貫きハッピーアワーのビールを飲むのが日課だったが、新しい上司の就任をきっかけに無茶な案件が舞い込み労働環境はどんどん劣悪に。チームメンバーの同僚たちも曲者揃いで、極端な言動に共感しにくい部分はあったものの、主人公が自分だけではなく皆んなを定時で帰すべく奮闘する姿はカッコ良い。仕事は自分を犠牲にしてまで頑張るものじゃないし、ましてや命を賭けるものでもない。働くとは何か会社とは何かを改めて考えさせられる内容で面白かった。

    2
    投稿日: 2025.06.12
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    かつては自分も残業当たり前で、結衣のお父さんみたいな人でした。なので、分かる〜って所もあるけど、ストーリーにもあったように、多分、「不安」だったんだと思う。ストーリー展開が面白過ぎて、早く先を読みたくなってしまいました。憎い相手をただヤッツケてスカッとするのではなく、そういう人も含めて変わっていく展開が後を引きますね。

    1
    投稿日: 2025.05.15
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    表紙のイメージからコメディタッチかなって、読んでみたけど、企業戦士達との対決っていうかどうやって定時で帰れるようにするかってシビアなお話だった。24時間戦えますか?って、戦う気もないけど、ササッと読めてスッキリしたお話でした。

    37
    投稿日: 2025.05.15
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    「わたし、定時で帰ります。」 題名がいいよね スカッと気持ち良い感じがすでに好きです 読んでみると 嫌〜な職場の人達に ずっとイライラしてました笑 でも主人公結衣の 一生懸命闘う姿に目が離せなくなり いつのまにか一緒に 苦しみもがいて闘って 最後にはちゃんと スカッと気持ち良い展開に。 ちょこっとトキメキな 恋の行方も気になる! 続き読みたくなる!

    17
    投稿日: 2025.05.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    会社のためではなく、自分のために会社がある 22卒で入社した私は、残業はほぼしたことがない。 今の環境に感謝しつつ、時間あたりで自分の生産性を上げる主人公みたいに時間を区切って働くなど工夫して集中して働いて定時に帰れるように頑張ろうと思った。

    1
    投稿日: 2025.05.06
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    ドラマを今更見て、向井理のかっこよさにやられてもっと種田さんを見たい!!!!と小説を即購入。 種田さんはもちろん、主人公が定時に帰って必ず行く中華料理店が最高に良い。 いろんな考え方の人がいるけど、「やるべき仕事はしっかりとこなし、何が何でも定時に上がり自分が好きなことをする」ことが心の健康上いちばんいいよねと改めて実感。 主人公みたいな人が会社にいてくれればなぁ、と結局他力本願、、

    1
    投稿日: 2025.04.30
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    ドラマ化納得!ちょうどいいテンポ感ですぐ読めた。仕事を何のためにするのか考えられる。家に帰りたくない人もすぐ帰りたい人の気持ちもわかる。

    1
    投稿日: 2024.12.28
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    どうしたら残業しないで定時で帰れるか ドラマを見ていたので 配役を当てはめながら読了 インパール作戦 徹夜で会社が家 大晦日

    11
    投稿日: 2024.12.27
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    極端なキャラばかりでとにかく好きになれる登場人物が少なく、福永に関してはイライラしすぎて途中で読むのをやめようかとまで思った。唯一来栖くんは好き。 話の終着点も個人的には微妙で、結局結衣と晃太郎の話か〜って感じ。

    2
    投稿日: 2024.12.22
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    おもろかった、名前に惹かれて図書館で借りた。 なんか聞いたことあるタイトルで調べたら2019年にドラマ化してんのね 主人公の結衣は絶対定時で上がる女性でこの人がojt だったらまだ前の会社辞めてなかったかもなー てかこの本を社内で読むのもありだったな 昼休みとかに読めば良かったーこの作品に出会うのが遅すぎた まあ今作の主人公と違うのは残業がしたくないんじゃなくてサービス残業がしたくないだけなんだけどね 結衣が福永の案件をこなすためにぶっ倒れるまで働いたシーン、脳汁が出まくってたの社会人時代に経験はないけど文化祭前の追い込みに似てるのかな、あれはめっちゃ楽しかったな 孝太郎が最初嫌いで新しい婚約者の人を応援してたけど浮気した瞬間孝太郎がいい奴に感じたし、新しい婚約者が嫌いになった 作者の描き方が凄いんだろうな

    3
    投稿日: 2024.10.21
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    入院中に読んだ本3冊目。 病院の図書コーナーで借りて読んだ本。 とても面白かった。 そしてきっとドラマはみてた(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠) 私も定時で帰ろう。笑 できるだけ。

    31
    投稿日: 2024.10.18
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    これもいつか読みたいと思っていた本。読みたい本がありすぎて、ついつい世間とはワンテンポ遅れて読んでしまうことが多い… 一時期盛り上がっていた働き方改革やワークライフバランスが主題。定時に帰りたい会社員VSブラック上司。 働いたことのある人であれば、誰でも直面する話題なのでは?私の会社も絶対残業したくない人、残業ありきの人がいる。この本のように自分の主義信条を高々と公言する人はもちろんいないけど、行動を見ていればどちらの属性なのか明らかにわかる。 そして、私は残業できればしたくない派。でも若いうちは数をこなして一時間あたりの生産性を高める為、残業をめちゃくちゃする時期があってもいいのではないかと個人的には思っている(この考えが昭和なのか?)。 残業しないってことは、仕事を誰かに負担してもらうことではない。生産性を高める高度な努力が常に必要である。この根幹抜きには語れない。 その一方で、努力すれば生産性が必ず高まるはず、社会全体で生産性を高めようというような画一的な考え方に疑問は残る。いろいろなハンディがあって上手く頑張れない人たちが必ず一定数いる。その人たちを置いてきぼりにする社会にはなってほしくない。何事も極端は怖いのだ。 この本、初めの方は自分の職場と重ねてハラハラドキドキ読んでは、こういう時自分だったらと真剣に悩みながら読んでいた。最後はどのように話しが落ち着くのかワクワクしていた。自分のこれからの会社員生活にヒントがあるかも!と期待しながら。 しかし、途中から、「こんな時人ってこんな行動とるかな?」みたいな疑問がどんどん出てきて、あまりにも現実離れした感じが否めなかった。感情移入も全然できず。 最後もよくわからないまとまり方で残念だった。だけど、それってやはり、「働き方」って本当に難しい問題なんだと感じた。みんなに適用できる正解はない。自分もこれからも向き合い続けなければ。

    13
    投稿日: 2024.09.22
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    有給は必要だ。誰にだって体や心のバランスが崩れる日がある。心身の悲鳴を無視して働けば、 回鍋肉 のおじさんのように永遠の休みをとることになる 人は温泉に入るとまっとうなことしか考えられない 「定時で仕事を終えて、大事な人と会って、ゆっくり休んで、美味しいもの食べて……。そういう生活をみんなが送れるようにしたい

    0
    投稿日: 2024.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    *絶対に定時で帰ると心に決めている会社員の東山結衣。非難されることもあるが、彼女にはどうしても残業したくない理由があった。仕事中毒の元婚約者、風邪をひいても休まない同僚、すぐに辞めると言い出す新人……。様々な社員と格闘しながら自分を貫く彼女だが、無茶な仕事を振って部下を潰すと噂のブラック上司が現れて!? 働き方に悩むすべての会社員必読必涙の、全く新しいお仕事小説!* 会社あるあるが克明に描かれているので、とても面白い反面本気でイライラもするし、心が削られる部分も多々あり、平常心では読めないシリーズです。 定時厳守の人、その尻ぬぐいをする人、滅私奉公の人…それぞれの立場がわかり過ぎるだけに、ポップな表紙とは裏腹に考えさせられるお話でした。 個人的には1巻だけ単発で読むとかなり消化不良で終わってしまったので、このシリーズは3冊一気に読むのがお勧めです。

    0
    投稿日: 2024.09.19
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    お仕事小説は面白い! 残業当たり前が美徳になることはいけない!勤務時間内でパフォーマンスを上げれる人こそ有能。憧れるべき存在だと、内省した。ただ、人間は社会的動物でもある。周囲と上手にやっていくためにもバランスは大事なんだけど、そこがまた難しいとも考えさせられた。 また、戦時下や、復興期の仕事観はえげつないなと感じた。(島耕作を読むと楽しそうではあるが笑) がむしゃらに奔走する主人公はかっこいい。元婚約者の弟もかっこいい。

    0
    投稿日: 2024.08.15
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    2024/08/12 今更ながら読んでみて、とても面白かった! 主人公の東山結衣は10年以上勤めている会社で「定時で帰ること」を心がけ、その後のハッピーアワーなどを楽しむことを生き甲斐にして仕事に取り組んでいた。 教育係として新人の来栖の世話もしつつこなしていた仕事だが、結衣の周りにいるのはブラック企業を推進するような社畜の面々。 仕事で任せられたプロジェクトをなんとか定時で帰れるように納めようとするけど、どうしても終わらない仕事や、周りの社畜の人々との対立など、現代社会の働き方の問題点が全て詰まってると言っていい小説だと思った。 この話を読んでいて登場人物の社畜たちの言動や行動に腹立つこともあれば、自分も同じ考えや行動してるなと思うところもあって自分の働き方や働くことに対する考え方を大きく見直す事ができる一冊なんじゃないかと思ってます。 主人公が女性というのも新たな視点を持たせてくれて、当然話の中で結婚のこととか仕事との絡みとかそういう描写が出てくるけど、どんな課題が突きつけられるのかとか、どうやってお互いの意見を合わせていくのかと言った部分がとてもリアルなんじゃないかなと感じました。 どうやらシリーズ化してるみたいなので続編も読みたいなと思います。

    0
    投稿日: 2024.08.12
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    きっちりと定時で帰路につく。 自分の仕事が終わったら、帰宅してもいいはずですし それが保証されている…のですが、心情的には 帰りづらい現実。 そんな会社で、きっちり定時。 それを阻止しようとする(?)周囲との格闘。 さらに、残業をするのを当然として 勝手に格安で仕事を取ってくる元別会社社長。 後で格安で仕事受けて残業当たり前、な理由を 元の人は叫んでましたけど、根本的な話で 貴方の会社ではありません、という話です。 会社つぶされたらたまったものじゃないです。 相手の会社の人も、怒られるから、で ごり押ししてきてますし。 でも、これが世の中の現実、と言われれば それまでかと。 戦わねばなりませんw

    0
    投稿日: 2024.07.23
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    キレイごと過ぎない感じに読ませる。 仕事に絡むときの人々の嫌な(ダメな)部分を描くのがすごく上手い。それぞれのキャラが本当にまわりにいそう。

    0
    投稿日: 2024.07.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマチックなお仕事小説! タイトルに惹かれて古書店で購入。 わたしも定時で帰りたいひとなので、タイトルには共感していた。仕事のために私生活を犠牲にすることはしない。そう思い始めたのは、子供が生まれてからだろうか。それまでの私は、夫との旅行すら、仕事優先でリスケにしてしまうような仕事人間だった。仕事中毒になっていた。 タイトル通りの内容だった。仕事中毒のひとには、その理由がある。定時帰宅が正義というのは、正しいのかもしれないが、かなしいかな、多様な人がいる前ではひとつの価値観でしかない。 孤独だから職場に居場所を見出すというのが、腑に落ちた。働くのは自分の人生を豊かにするため。家族、友達、自分の時間、そこでうまれる楽しみ。そういうもののなかで、幸せを感じられた時、定時退社は現実味を帯びる。 わたしは定時退社を目指す。だからこそ、自分の裁量で仕事がしたいと思う。そういう働き方を目指したい。 ひとは死ぬ時に、悔やむことの一つに働きすぎたことをあげる人が多いそうだ。 わたしは家族との時間や自分の時間を大切にしたいと思う。ユイを通して、どういうひとでありたいかを今一度見つめ直す、良い機会となった。

    7
    投稿日: 2024.07.13
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    テレビドラマになっているだけあってとても読みやすいし、仕事をしている全ての人に刺さる。 つい最近ちょうど残業続きだったのもあり、効率を上げようと思ったり、自分を大事にしようと思えた。 上海飯店行ってみたいな。

    0
    投稿日: 2024.07.11
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    帰ります! 私も定時で帰りたい派だから結衣の考え方に基本賛成。 残業しない、させない環境作りって大事。 なかなか作れなくて苦労する。

    1
    投稿日: 2024.06.24
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     黄色と黒が勇気の印だった時代、その頃の働き盛りは時間を気にせず働いた。昆虫の世界でも、安全の世界でも黄色と黒は危険を示す色合いだ。それを手にする心境はもはやワークハイ中毒状態なのかもしれません。24hの文字をあちらこちらに目にするのを違和感なく感じてきたのは、今では異常だったと思う。  他人の苦悩など気にも留めない残党は、少子化の後押しもありまだ組織に縋っている気がします。老害が自覚され物言える管理職が社会を担うにはもう少しでしょうか。  ストーリー展開の要素には、働きすぎや苦楽の落差が生む家庭への影響や健康面への影響、恋愛・結婚など多岐にわたる多面的な状況も読み取れました。  続きがあるようですので楽しみです。

    13
    投稿日: 2024.04.13
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    転職し仕事がキツ過ぎる毎日、自分の気持ちのままのタイトルに惹かれ、これだ!と購入、あっという間に速読。仕事をすることをこんな風に文字化され共感の嵐、極端な場面もあるが、ワークライフバランス大事。 この初版は平成31年2月。5年前の景色だから、少し違和感あるかなーと読む前躊躇したけど、全く。 会社の変化のあゆみは遅くとも、新しく入ってくる人で、会社の新陳代謝も進むのかな。初版から5年進んだようで、今はまだまだ進んでないなーと読み終わったときのまず感想。そうだ!会社のために自分があるのではない、自分のためにこの会社でありたい。(平成かなり前半入社のわたしより)

    2
    投稿日: 2024.04.03
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    この本に出会う前に見た過労死のニュースがとても衝撃的でなかなか頭から離れなかったのが、図書館で本を探している時に見つけた”わたし、定時で帰ります”にたどり着きました。 この本の内容は日本社会にありふれているであろう自体で特に変わったことはないけれど、主人公が登場人物と真っ当に向かい合ってるからこそ理解できること、考え方の違い、価値観、時代の変遷がわかりやすく綴られていてとても読みやすい本でした。

    17
    投稿日: 2024.04.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    東山結衣 ネットヒーローズ株式会社。晃太郎とは二年前に分かれている。二十八歳。 制作部ディレクター。 三谷佳菜子 結衣にひそかに「皆勤賞女」と呼ばれている。転職組。 来栖泰斗 結衣が教育係をしている新人。高学歴を引っさげて入社してきた。容姿もよく、仕事の覚えもまあまあ早いが思ったことをすぐ口にする。なにかあるとすぐに辞めるという。 種田晃太郎 結衣より三つ年上の社員。同じチームのサブマネジャー。転職組。 結衣の元婚約者。 福永清次 マネジャー。晃太郎が前に勤めていたベンチャー企業の社長。 王丹 結衣が仕事帰りに寄る上海飯店の女店主。中国語の翻訳を依頼している。 吾妻徹 結衣と同じチーム。仕事はマイペースで進める。 諏訪巧 結衣と一年前から付き合い始めた。結衣が担当した企業の公式サイトを、巧の会社が引き継ぐことになり、営業を担当していた巧と打ち合わせする間にしたしくなった。 種田柊 晃太郎の九歳年下の弟。社外人二年目で会社を辞めて以来、食事とトイレと風呂以外、もう二年自分の部屋から出ていない。いわゆる引きこもり。アカウント名〈愁〉。 結衣の父 今年で六十四歳。 結衣の母 東山忠治 二十四年前に亡くなった結衣の父方の祖父。 賤ヶ岳八重 結衣の二歳年上の先輩。結衣が新人時代の教育係。産休を取っていたが、双子(空と海)の出産後産休を6週間に短縮し、育休をとらずに職場復帰する。 牛松翔 星印工場株式会社のウェブ担当者。 丸杉宏司 福永を引き抜いてきた執行役員。 突然退社し、福永には何の情報もなかった。 石黒良久 結衣より二つ年下の三十歳。創業時からのメンバー。管理部ゼネラルマネジャー。「グロ」と呼ばれている。砂糖中毒。 武田 星印工場の広報課長。牛松の上司。 三橋 巧の部下。 灰原忍 取締役社長。三十歳の時に、当時勤めていた会社を辞め、大学時代に所属していたサークルの後輩らを誘って起業。その中には現役大学生だった石黒もいた。

    0
    投稿日: 2024.04.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み始めてすぐ、「あれ?この話知ってる・・・?」と感じて、吉高由里子さんの顔が頭に浮かんだ。そうか、これ昔ドラマ化されてたんだっけ。 主人公(30代正社員、女性、独身、入社10年目くらい、まだ管理職ではない)は、会社を定時で帰ることをモットーにしている。それは信念があってのことで、ただの怠け者というわけではない。生産性を上げることに努力もしている。しかし会社は、「基本残業ありき」の雰囲気があり、主人公を白い目で見ているひともいる。 ある日、ブラックな働き方を」強いる上司が現れ、主人公は全力を尽くすも、残業を余儀なくされる生活となる。 決して「自分さえよければいい」という考えではなく、「みんなが定時で帰れる会社にしたい」という入社当時の思いを持ち続けており、主人公は捨て身で策を講じる。 後半になるにつれ、ついつい読むペースが速くなる。ちょこっと恋愛要素もある。 こういうひといるよなー、っていうひとがたくさん登場する。あっと言う間に読めたし、最後の展開は私は笑ってしまった(婚約者との両家顔合わせの日の出来事のこと) 途中、「インパール作戦」(戦時中の話)が出てきて、勉強になった。引用というか、ストーリーにめっちゃリンクしているので、意図せずも記憶に残る・・・! (参考)インパール作戦 wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BD%9C%E6%88%A6

    0
    投稿日: 2024.02.27
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    ワーカーホリック。 どの組織にも居ると思う。今の世の中的にはNGだけど、でもそれで幸せな人も居るのが現実。定時で帰るというのも価値観、ワーカーホリックも一つの価値観、どっちが良い悪いということは言えない(勿論、体に悪いのは後者だが)。 そんなことをあれこれ考えながら読み終えた。 24時間戦えますか?懐かしかった笑(世代がバレるな…) ちなみに、自分は残業NGという考え寄りの人間です。

    8
    投稿日: 2024.02.22
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    あるあるな人がいっぱい出てくる! 自分と重なるところもあって、面白く読んでた。大変なところも、喜びも、人間ドラマに夢中になった。これまでにとらわれず、目の前の人達と共に前に進んでゆこうとする人はかっこいいなぁ。

    0
    投稿日: 2024.02.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「仕事っていうんは、もしかしたら、命なんか懸けなくてもできるんじゃないか。 そっちのほうがずっとエキサイティングで難しくて、挑みがいのあるゲームなんじゃないかって。」 絶対に定時で帰る主人公が上司や後輩のミスから定時では帰れなくなり 最後には徹夜漬け。 わたしも最近残業対策を言われるようになって、仕事の効率化を意識し始めたところだけど、うだうだ仕事して残業増えるより、集中力や効率化を高めて定時で帰る法が自分のためにもなるのかな、とか思ったり。 上記の言葉も身に染みた。 仕事だけでなく、私生活とリンクしていて仕事のやり方って家庭や生き方に繋がってくるのかなとかいろいろ考えさせられました。

    8
    投稿日: 2024.02.04
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    結構前にドラマにもなった小説。 わかりやすくてキャッチーなタイトルだ。 主人公は、必ず定時で帰宅する女性、東山結依。 ネットヒーローズという、業界2位くらいのホームページサービスの会社に新卒入社して在籍し続けている31歳。 結依の元婚約者の男性が、他社からヒーローズに転職してきて上司をしていたり、その元婚約者が以前在籍してた会社の社長だった男性がこれまた転職して上司だったり、結衣の現在の彼氏は同業他社在籍だったりと、この業界ゲキ狭だな!と何度も思った。 私自身は専門職なので、普通の「会社員」をしたことがない。普通の就活も、したことがない。 この本を読んでると、「うそでしょ?」と吹き出して笑ってしまうほど、非合理的で非生産的な人たちがたくさん出てくる。 この本の単行本が発売されたのは平成30年。少し前まで、世の中ではこんなことがまかり通っていたのか…ゾッとする。大変な仕事をみんなで乗り越える、多いに結構だ。しかし、もっと効率的にできるはずのことを非効率的にダラダラと行って残業時間を競ってるとか休まないことを美徳にするというのは、今(令和6年1月)となっては時代錯誤でしかない。 会社は、こんな人たちに残業代を支払わなくてはならないなんて悲劇的だ。残業しないで定時に帰りましょうというのは、「ダラダラと時間ばかりくってる人に残業代を払う」ことへの「ノー」だと、わからないのだろうか。 「自分で「忙しい、時間ない」と言う人間は、私は無能ですと言い回ってるようなものだ」と、私は常々思ってる。この本を読んで、その持論はやはり間違ってなかった気がした。 最後の章では、仕事が大好きでとてもデキる元婚約者のために、主人公が奔走。 最後主人公と元婚約者が何日も徹夜をして納期に間に合わせるという大円団の感動ストーリー?だったけど、やはりそこまでしないと間に合わない設定の仕事を受けていることが不合理すぎて、私にとっては理解できない世界だった。 私にとっては、この本の世界は、ファンタジーというべきほどに非現実的だった。 でも、日本中でまだ過労死事案がたくさん起きていることを思うと、本当にこの本みたいな毎日を生きてる人もいるのか…。主人公たちの晴れやかで清々しいラストに比して、わたしは悲しい気持ちにすらなってしまった。

    8
    投稿日: 2024.01.29
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    「定時の女王vsブラック上司」は、帯に書かれたフレーズで、作品の内容を一語で表しています。 会社には様々な過去と現在と未来をもった人がいます。 作品では、定時に帰ることを絶対としている主人公と、働くことに生きがいを感じている人、職場が自分の居場所と感じている人、出世のために力んでいる人、直接の上司、上層部、新入社員、など様々な人物が登場します。 そういった人たちの関係、チームとしての働き方の方向性など多くのやり取りが繰り広げられます。 考え方の対立軸は「仕事は人生の一部でしかないこと(定時で帰る)」と「仕事に人生をかけること(残業してでも仕事をする)」です。 表面の部分だけでなくこう考えるに至った背景が人それぞれにあり一筋縄にはまとまりません。 読んでいてこれまでの自分の姿を映し出されているような気分になり、私にとっては楽しむというよりも痛いというか、苦々しいというか、そんな気持ちでした。 働く意味、目標、やりがい、ワークライフバランスは人それぞれですが、それらをおしつけたり、無理にそろえようとしたりすることでのマイナスも感じました。 自分の仕事観を考えさせられる一冊でした。

    0
    投稿日: 2024.01.28
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    面白かったー 最近はうちの会社でもワークライフバランスが叫ばれ、極力、残業無くす方向です。 ただ、そうなると当然残業手当は無くなるので、稼ぎたい奴は無駄に残業し、不公平感も蔓延しております。 この本は面白かった! 結局、残業せざるを得なくなる主人公には同情するし、お父さんや元婚約者の考え方にもうーん、な部分はありますが、これからは女性躍進とともに働き方改革をしていく社会になって残業=カッコ悪いになって欲しい!

    1
    投稿日: 2024.01.16
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    初の朱野 帰子作品。絶対定時で帰りたい会社員・東山 結衣が、部下を潰すと噂のブラック上司に反旗を翻す、働き方に悩む全ての人に捧げる痛快お仕事小説❗予想以上に面白かったです。 「残業するのは仕方ない」とどこか言い訳をしている自分がいるようで、読み終えたあと正直少し恥ずかしい気持ちになりました❗ また、結衣の同僚達や上司もどこにでも居そうな人ばかりで、働くとはどういうことなのか?と深く考えさせられた作品です。何はともあれ、読後は前向きにさせてくれる、オススメお仕事小説です♫

    9
    投稿日: 2024.01.02
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     これをよく職場で読んだなぁと自分を褒めたいです。主人公の結衣は定時で帰ると心に決めています。私はそれを目標にしていると言っても過言ではありません。賃金が発生しない時間、何故働いているのか? 自問する中で、今回退職という決心をしたのだと思います。 '219/2 '2311/18

    0
    投稿日: 2023.12.30
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    ドラマ化された作品。 読みやすい文章でした。 職場あるあるですね。 今は残業はどうしてもって時にはしてますが、基本定時には帰れる職場です。 以前はタイムカード押して日付またいで運転して帰る職場だったので、しんどかった。 インパール作戦の話にも絡めてあって、改めて日本の精神論・根性論の根深さを感じる。 24時間戦えますかって恐ろしい事が当たり前で、むしろ美徳とされるなんて。 続編があるので機会があれば読んでみたい。

    18
    投稿日: 2023.11.26
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    一時評判になったこの本。 図書館の書架で見つけて借りてきた。 定時で帰ると決めて、それを実践してきた結衣。 本当は誰にも残業はしてほしくなかったのだが、そうはいかない。 それなら自分だけでもと思って定時に会社を出ていたが、上司が通した案件は残業なしでは出来ない仕事だった。 これまでは自分が定時で帰れば良いと思っていた結衣だったが、チームのために戦う事になる。

    1
    投稿日: 2023.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    福永みたいな上司はホント無理。根性論出すならまず自分が働けと思う。社員一人一人が孤独になりたくない心理も分かる。仕事で承認欲求を満たしているのかもしれない。職場の雰囲気によって残業時間の長さも変わってくると思うが、一人一人の生産性を上げて、協力し合い、それぞれがワークライフバランスを保っていくのは難しいなと感じた。どちらも主張もわかるが、協力し合いながらノー残業の職場作りは日本企業の課題だと思う。最後の社長には痺れた!

    1
    投稿日: 2023.10.20
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    ・ゆいゆいのキャラクターが好き  ・登場人物とドラマの配置が最高  ・種田さんの働き方は真似できない   =菊池課長と重なる

    0
    投稿日: 2023.10.14
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    絶対に定時で帰りたい会社員vsブラック上司のお仕事小説。 できれば結衣には、最後まで定時退社を貫いて欲しかったなぁと思う感あり。 ドラマは観てないので一度観てみたい。

    32
    投稿日: 2023.10.09
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    おもしろかった! 読み出したら止まらない感じ。 躍動感があって、 現場がありありと想像できてしまう。

    1
    投稿日: 2023.10.08
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    なんでかわからない。普段全く手に取らないタイプの本なのにすごくすごく好きな本。サラッとしていて眩しくて爽やかで。だけど今の社会に対する風刺的なものも的確。ザドラマ原作って感じの本。結衣ちゃんと種田さんの絡みがとにかく好き。

    3
    投稿日: 2023.10.05
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    「対岸の家事」がとても良くて読み始めましたが、ドラマ化されていたのですね!昔ドラマで見た展開の復習となってしまい、小説としては微妙にしか楽しめず。ですが懲りずに続編も読もうとは思います。

    0
    投稿日: 2023.09.06
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    自分の経験と重ねながら読んだ。私も生産性を上げることは大好きだけど、組織の中だと自分だけ頑張っても結局仕事は終わらないしその辺りが難しいよね、と主人公に共感しながら読めた。 ワークライフバランスを考えるきっかけにもなったし私も前向きに仕事頑張ろうと思えたので、読んでよかった。

    2
    投稿日: 2023.08.14
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    残業だらけの職場で、どんな状況でも定時で帰社する主人公の東山結衣。とあるプロジェクトのチーフに選ばれ、無能な上司や元婚約者の同僚に振り回されて定時で帰るポリシーが揺れ動いていく。 残業上等、死ぬ気で働きます世代が管理職の年齢になり、自分のような働き方改革後の世代が若手にあたる今の日本社会が舞台。絶対定時退社を掲げていても、環境や自分の立場が変わっていけば変わらざるをえないのかな。社員が定時で帰る会社を目指し、主人公が奮闘する物語です。 自分も東山同様に時間内にいかに質の良い仕事をするか?を考えて仕事をしているが、おじさん世代には残業は正義と考えてる人もいて辟易とする。まあ評価される側なので難しいですよね、、笑

    0
    投稿日: 2023.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この本は数年前にドラマ化されていて 当時リアルタイムで見ていました!! なので、文字を追いかけている時も 脳内には自然と吉高由里子さんがいて。笑 . ドラマの内容は正直もううろ覚えに なってきていたのですが、 これを機にまたこんな話だったなぁと 思い出せました! . ここからちょっとネタバレあります。 . ドラマ放送時は、残業なんてする意味が わからない...と思っていて、 主人公以外が変わり者に見えていました、 ただ、就職してからこの物語に向き合うと、 賤ヶ岳先輩が無茶な働き方をする姿とか、 種田さんが仕事に没頭していく姿が、 わからなくないなぁと思っていて 自分の考えの変化を感じました。 . 仕事と自分の自由、何をどう選択するかって 意外と難しいし、そのバランスが崩れると 仕事もプライベートも途端に上手く 回っていかなくなりますよね、、 . 何が正解とか、この物語にもないと思いますが、 結局は自分が何に幸せを感じるのかを 尊重しつつ大切な人を傷つけないような 仕事との向き合い方を 考えていくべきなのかなと思いました。 なんだかふわっとした感想しか 書けないですが面白かったです!

    0
    投稿日: 2023.07.21
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    ワークライフバランスを考えるきっかけになる。 何が幸せなのか、働くこと?それとも結婚? 答えは結局その人次第である

    1
    投稿日: 2023.04.27
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    ドラマを観てから読みました。 ドラマ通りのお話でした。 読みながらドラマの映像が思い浮かびました。 社長かっこいいなーワンタンと仲良くなりたいなーグロに認められたいなー来栖くんを喜ばせたいなーキャラクターがみんな魅力的でおもしろかったです!

    1
    投稿日: 2023.04.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマ版が大好きで、脳内でドラマキャストが動き回りながら話が進んでいきました。 星印工場の話、ドラマでは数話割いて、と言う感じだったけど、1冊丸々使って話が進んでいって大満足。来栖くんのイメージがだいぶ変わりました。よくできるポテンシャルのある子だったんだね来栖くん。 長時間労働、だいぶ減ってはきたけど仕事ができる人に仕事が集まるのは全然変わらない。ワーカーホリックな種田さんの今後が心配… とりあえず、ゆいちゃんみたいに1時間あたりの生産性を可能な限り上げて働きたいなあ。 最後は2人がいい感じに接近して終わったのもとても嬉しかったです…!

    2
    投稿日: 2023.04.10
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    会社だけの人間になるな。人生を楽しめ。色んな人に会え。世界を広げろ。そういう積み重ねが良い仕事をつくる。 仕事だけをやっていれば良い仕事ができるのかと思ってたところがあって、ハッとしてしまった。週末は必ずやったことのなかったことをするプランを持つようにしよう。

    1
    投稿日: 2023.01.01
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    いきなりですが、次の二つの質問にお答えください。 問1) あなたは、『定時』に帰っていますか? 労働基準法で定められた一日の労働時間は八時間、私たちはそんな法律に守られた中でそれぞれの仕事をしています。朝9時始業だとしたら17時、もしくは18時、それが多くの会社員が仕事を終える時間ということになります。 さて、この一ヶ月を思い返してみて、あなたはそんな時間に会社を後にしていたでしょうか?  では、次にまいりましょう。 問2) あなたは、『有給休暇』をとっていますか? 労働基準法で定められた『有給休暇』は、たとえ新人だとしても半年間勤務すれば10日間発生します。三年以上勤務すれば20日間も発生する『有給休暇』。私たちは法によってそれだけの日数を取得する権利を与えられています。 さて、この一年間を思い返してみて、あなたは何日の『有給休暇』を取得したでしょうか? 二つ続けてお聞きしましたが、あなたの答えはどうなったでしょうか。 2018年に”働き方改革関連法案”が成立し、この国にもようやく”働き方”というものを見直す気運が訪れました。”滅私奉公”が何よりも尊ばれ、『精神は肉体を超える』というような考え方がずっと支配してきた私たちが暮らす国、日本。『長時間労働が当たり前』、『有給なんかとらなくていい』、そして『過労死する人の数は増え続けている』。この法律の成立はそんな”不思議の国ニッポン”が今度こそ変わる機会となるのでしょうか? さて、ここに「わたし、定時で帰ります。」という一つの宣言をそのまま書名にした作品があります。『入社以来、どんなに繁忙期でも必ず定時に帰ることにしている』という一人の女性が主人公を務めるこの作品。『有給は必要だ。誰にだって体や心のバランスが崩れる日がある』とオンとオフをはっきり意識する主人公がさまざまな問題と対峙していくこの作品。そしてそれは、『納期まであと四ヶ月しかない。でも、チーフになったからには、チーム全員、毎日定時に帰してみせる』と誓う女性が、『会社員は本当に定時に帰れないものなのか』というこの国に潜在する不治の病と向き合っていく様を見る物語です。 『来栖くん、今日も休んだんですねっ』、『なぜ休むのか、訊きました?』と『ひそかに「皆勤賞女」』と呼んでいる三谷佳菜子に話しかけられたのは主人公の東山結衣(ひがしやま ゆい)。『壁時計を見あげ』、『十八時ぴったり、定時だ』と思う結衣は、『さあ…訊いてませんけど』と、『あと五分で出られるだろうか』と思いつつ答えます。『十八時半までに注文すればビールの中ジョッキが半額』になる『上海飯店のハッピーアワー』の時間が気になる結衣。そんな結衣に『あなた教育係でしょう』、『新人は有給なんかとらなくていいんですっ』と息巻く三谷のことを『とにかくまじめ』で、『有給もとらない。他の人がとるのも許せない』人だと認識しています。そんな佳菜子に『東山さんも金曜日休むそうですね。なぜ?』と訊かれ『法事で』と答えつつ『パソコンをシャットダウン』すると、三谷は『なに閉じてるんですか?…まったく、種田さんは寝る間も惜しんでお仕事されてるというのに』と『三つ年上』で、『同じチームのサブマネジャー』のことを話題にします。しかし、『隙を見て』『お先に失礼します』と脱出した結衣。そんな結衣が勤める『ネットヒーローズ株式会社』は社員三百名の業界大手で『デジタル方面におけるマーケティング』などを『主な業務として』います。帰途につこうとした結衣はEVホールで種田晃太郎に声をかけられます。『もう帰るの?』『いけないですか』『ほんとに毎日定時で帰ってるんだな』と会話する二人が『別れたのは二年も前のこと』でした。別会社で働いていた晃太郎は、別れる直前にこの会社への転職が決まりました。そして『今週から同じチームで働くことになってしま』った二人。そんな晃太郎も振り切り『上海飯店』で夕食を摂る結衣。店主の王丹と親しく話す結衣は、いつも同じ席に座っていた『年配の男性』がいないことを話題にすると『無理して朝まで働いて』『次の朝、会社で死体になってた』という顛末を聞きます。『過労死する人の数は増え続けている』というツイッターのつぶやきを見つめる結衣。そんな時、『同じチームの吾妻からの進捗報告メール』を受信した結衣は『有名な衣料雑貨メーカー』である『星印工場株式会社』から『ウェブサイトを大幅にリニューアルしたい』という依頼についての『予算額』を目にして驚きます。『少なすぎる。こんな額ではとても無理だ』。そして翌日出勤すると『東山さんが帰っちゃうから、昨日は私、残業したんですよ』と、吊り上がった目の三谷に声をかけられます。『入社以来、どんなに繁忙期でも必ず定時に帰ることにしている』という結衣。そんな結衣の「わたし、定時で帰ります。」という”お仕事”な日々が描かれていきます。 “絶対に定時で帰りたい会社員VSブラック上司!? 働き方に悩むすべてのひとへ捧げる全く新しいお仕事小説!!”と内容紹介にうたわれるこの作品。昨今”働き方改革”が叫ばれるこの国にあって、『残業、徹夜、全部オッケー』を美徳とするような働き方は明確に否定されてきています。実際、かつて残業当たり前の象徴とも言われてきた大手金融機関で大胆な”働き方改革”の動きがあることも報道されてもいます。とは言え、この国の働く環境の隅々までそんな”働き方改革”の動きが浸透したかというと疑問符のつく現実が浮かび上がりもします。そんなこの国の労働環境に向けて朱野帰子さんが突き付けるのが「わたし、定時で帰ります。」と会社員にはなかなか口にできない一言を書名に冠したこの作品です。 そんな作品では、『定時で帰る』といういわば当たり前のことができない今の日本社会の現状を三つの側面を用いて炙り出していきます。まず一つには『インパール作戦に投じられた兵士は約十万人。そのうち三万人以上が死んだという』第二次世界大戦末期に日本軍がとった作戦行動に現代の労働環境を重ねる視点です。『補給なき作戦は未開のジャングル内で兵士を殺すようなもの』という主張が消極的とされ、そんな主張をした人物が更迭されてしまったという当時の作戦経緯。『さすが戦時中。おそろしいまでの精神論』と過去を見る一方で、現代の労働環境が、『残業で休日も返上』ということに異を唱えられない状況にあること、有給を取ることを悪と見る目、そして『過労死』という言葉が存在してしまうこと。70年以上前のこの国の精神論が形を変え今も日本人の心に根付いていることを浮かび上がらせていきます。 次に二つ目は、自分の親世代はどうだったのだろうという視点です。『モーレツ社員』と呼ばれた祖父の子として生まれた結衣の父親。そんな父親は『祖父に輪をかけた仕事人間に成長し』ました。そんな父親は『お父さんのいた会社で定年退職者の追跡調査をしたらな、定年してすぐ亡くなった人が結講いる』『豊かな日本を造るために身を削ったせいだ』と話す父親。そんな父親は結衣にこんなことを語ります。 『日本人っていうのはクソまじめなの。仕事があれば家に帰れない民族なの。そういう国にお前は生まれたの』。 日本人というものはとにかく『まじめ』である。これはよく言われることです。家庭より仕事を優先する、それを美徳とする、そしてその行き着く先にある『過労死』をどこか美化しかねないこの国のおかしな空気感というものを改めて浮かび上がらせていきます。 そして、三つ目には単に問題の潜在を提起するだけでなく、その解決手法について主人公・結衣の思い、行動、そしてその先に続く結果をもって、どうしたら良いのかという朱野さんなりの方向性をうたっていくところです。結衣のこんな一言にそれを見ることができます。 『制度だけを整えてもダメなんじゃないでしょうか』。 国の”働き方改革”の動きは確かに何もないよりは良いに決まっています。それは、それぞれの会社の内部を動かしていくための後押しになっていることは間違いありません。しかし、『まじめ』な日本人は『隠れてまで残業』するなど、どうしても『自分から長時間労働へと向かって』しまうところがあります。なかなかに一朝一夕には解決への道筋は見えてきません。この作品が刊行されたのは2019年2月のことです。わずか4年ほど前のことではありますが、それから労働環境は大きく変化しました。そう、コロナ禍における”リモートワーク”の一般化です。家に仕事を持ち帰るどころか、家が仕事をする場に変貌したというこの大きな変化は、『定時』という概念さえ変化させつつあります。時間外の線引きどころか、休日の線引きさえ曖昧になって、一年中ずっと仕事に追いかけられている、そんな環境になってしまっていることを、私自身ひしひしと感じもします。この作品はシリーズ化されているようでもありますので、今後是非この新しい問題にも斬り込んでいただきたい、そんな風にも思いました。 そんなこの作品は、『ネットヒーローズ株式会社』という『よその会社のウェブサイトを』つくる会社の『制作部』で働く三十二歳の東山結衣を主人公とする”お仕事小説”でもあります。この世には数多の”お仕事小説”があり、”お仕事”のどこに着目するかでその読み味も大きく変化します。この作品では、上記してきた通りこの国の労働環境のあり方に光を当てていきます。そのため結衣の実際の仕事内容はざっくりとしたイメージ止まり、一方で他の”お仕事小説”にはないリアルな仕事の現場を垣間見る表現を登場させます。一つには、『外注に出さずにさ、自分とこで全部やれば安くなる』という考え方の先にコスト圧縮のために『チーム全員でちょっとずつ残業』して解決しようとする視点です。”企業努力によりコスト削減に努めてまいりました”という美しい響きの言葉の裏にある人件費の削減とそれに伴う一人ひとりの社員への負荷の増大。これは、あなたが会社員であれば極めてよくある光景の一つだと思います。そしてもう一つの斬り込み先が、『管理職の彼に許された残業時間は無制限』という視点です。”名ばかり管理職”という言い方で問題にされる話題だけでなく、普通の管理職であっても、残業代が不要という視点から一介の社員として労働力の中に組み込まれていく現実の存在、それはどんな統計調査にも表に出ないものであるが故に、状況は相当に深刻だと思います。『まじめ』な日本人、そんな中で管理職として『まじめ』に今この瞬間も記録に残ることなく働き続けている人がいるというこの国の決して表からは見えない劣悪な労働環境の潜在。 『会社のために自分があるんじゃない、自分のために会社があるんです』。 そして、 『どうやったら、みんなが定時に帰れるようになるだろうか?』 この国に暮らし、この国で働く私たちは、それぞれが働く環境に今も存在し続けるさまざまな問題の数々に目をそらすことなく問題視し続けていかなければならないと思います。それは、他の人だけでなくあなた自身の命を守るための一歩でもあるからです。 『入社以来、どんなに繁忙期でも必ず定時に帰ることにしている』という主人公の結衣。そんな結衣がこだわる『定時に帰る』という本来当たり前のことに光を当てていくこの作品。そんな作品では、この国の労働環境に潜在するさまざまな問題にわかりやすく光が当てられていました。『会社は仕事ができるようになりたいと思う奴ばかりじゃない』という中に、『他の人を、定時に帰すって、難しいね』と人を管理する視点からも問題を見ていくこの作品。『真に恐ろしいのは敵にあらず。無能な上司なり』という他の”お仕事小説”には見られない視点も描かれるこの作品。 簡単な言葉なのに、なかなか口にすること自体憚られる「わたし、定時で帰ります。」という言葉。この書名に少しでも心が動かされたあなたにこそ是非手にしていただきたい、そんな作品でした。

    152
    投稿日: 2022.12.17
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    お仕事小説。 結末は、何かが変わったような変わらないような、という終わり方だけど、それがリアルだった。 人の価値観はそれぞれだし、組織はなかなか変わらない。そんな中で、もがきながら考え、進んでいく主人公が良かった。 晃太郎との関係性も良かった。自分と違うところがあるから好きになる。

    2
    投稿日: 2022.12.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本当だ読んだことない感じ よくある感じかと思ったけど全然違う 物語として収まりがよい感じでなく、文字が追いつかないくらいの速さで書いてる日記みたい 一般企業って本当にこうゆう感じなのか… 「基本的には嫌なことから逃げたいタイプなのだ」って、上司でもそれはそうだよなあ 人と分かりあうことってやっぱりできないんだ、ってことを肯定してもらえた気がした 価値観が違う人とそれでも一緒にいていいんだって救われた

    0
    投稿日: 2022.12.04
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    対岸の家事を読んで、この作品も図書館で借りてみた。パラパラめくってみるも、あれ、これ前読んだことある!なーんだ。笑

    0
    投稿日: 2022.11.30
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    定時で帰りたい。 でも帰れない。 でも帰りたい。 日本がこんなに働かなきゃいけなくなったのはいつからなんだろうね。 って思いながら、読んでた。

    1
    投稿日: 2022.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    絶対に定時で帰りたい会社員VSブラック上司 絶対に定時で帰る、をモットーにウェブ会社で働く会社員・東山結衣。 無茶な仕事をさせて部下を潰すブラック上司。 私も残業が大嫌いで、ほぼ定時退社を心がけている。同僚には三谷さん的な「遅くまで仕事やってる忙しい私…」と自分に酔っている人も。 まるで定時で帰っている私が悪い気ような気がする。 会社の体制として休暇も取りづらい雰囲気、人員的に取ったら仕事が回らない。 私の勤務先は、昔ながらの24時間働けますか?を良しとしている。 中盤あたりから同じ様な文章展開が続き飽きてくる。 昔の婚約者関に対して、猛烈サラリーマンとして徹夜もやる、という描写が繰り返し。 ブラック上司についてもリピート。同様に最後に現在の婚約者との破局も、ちょっと現実的にありえない。

    0
    投稿日: 2022.11.19
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    絶対定時に帰ると決めた会社員の東山結衣の周りの社員との軋轢があるあるなので、自分も定時で帰る社員を同じように見ていたと思う。残業しないと仕事が終わらないという考えではなく、仕事もできる主人公が周りのために自分が身を持って残業した結果 周りの考えを変えていく。元恋人の種田晃太郎 婚約者の諏訪巧との関係の変化が面白い。

    0
    投稿日: 2022.11.19
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    IT企業に勤務しているが、定時で帰る事を信条にしている女性のお話 周囲の圧力や反感を受け流し定時で帰宅する東山結衣 氷河期世代で学生の頃から皆勤賞だったクソ真面目な三谷 結衣が教育係をしていて、「辞めます」が口癖な新人の来栖 なぜかいつも会社に泊まり込んでいる仕事のできない吾妻 双子を出産してすぐに復帰し、女性役員を目指している賤ヶ岳 結衣の元婚約者で典型的なワーカホリックで能力も高い種田晃太朗 晃太朗が元々勤めていたブラック企業の元社長で結衣の部署のマネージャーとして入社してきた福永清次 昔の伝手で採算度外視の案件を取ってきた福永 赤字を出さないために外注を使わず、社員の残業で乗り越えようとする しかもそのしわ寄せは全て晃太朗を前提としたもの 何のために働くのか? 仕事と命はどちらが大事なのか? という問題提起の物語 お仕事小説と言っていいのだろうか? 色々な設定に非現実的なものを感じる 業界のスタンダードを知らないからかもしれないけど、赤字覚悟で契約を取るなら一定期間の運用も含めての契約にするんじゃない? 営業が下手すぎるでしょ 晃太朗の働き方は本当にできるの?ってか、早晩死ぬんじゃない? その規模で業界ナンバー2とかって小さすぎない?もっと大きいところごろごろあるよ? ってか、そんな脅し文句は効かないと思うよ? と、色々と細かいところが気になてアリエネーと思いながら読んだ どいつもこいつもまったく共感できないキャラばかりだった 結衣にしても、結局定時を後ろにずらしてたからなぁ 独善的に自分だけは定時で帰るべきだったと思うけど、そこは晃太朗への意趣返しの布石としては必要な展開か…… 私は向こう側には絶対に行けないし、行く気もない 私はそう思うものの、この物語に共感する人もいるようで 私は現実味を感じない部分を実際に体験している人が相当数いるという事なんでしょうかねぇ 「インパール作戦」を題材に、無能な上司との正しい接し方問題 無謀な作戦にも従うべきか、命を大事にするべきか 結衣の父親も元ワーカホリックの仕事人間でというあたりがまた何ともな環境ですね 父親も昔は何かあったんだろうか? バブルの前後は確かにそんな風潮はあったけのはわかる わかるけど、何分子供だったし、自分が社会人になってからは真逆の流れになっていたのでよかった ちなみにドラマは未視聴 主演は吉高由里子だったのは覚えているけど、他のキャストは知らなかった 晃太朗が向井理なのはちょっとだけ違う もっと肉体的にがっしりしているイメージかな そして、福永は読んでいてどんなキャラか漠然とした印象だったけど、ユースケ・サンタマリアというキャスティングでしっくりきた なるほど、調子だけ良くて部下に押し付けるタイプねぇ それにしても、晃太朗は何で福永にそこまで尽くすんですかね? 拾ってもらった恩義とは言うものの、もう前の会社でその義理は果たせてると思うけどね そうは思わないの理由がなにかあるんでしょうねぇ なんか、読んでいて楽しいものでもないけど、続編も買ってあるので続けて読む

    1
    投稿日: 2022.11.15
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    期待以上におもしろくて、自分の働き方とかも考えさせられました。 オチのところがちょっと強引だったり、非現実的に感じられるところがあって、そこが残念でしたけど、続編も読んでみたいと思ってます。

    0
    投稿日: 2022.11.09
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    以前ドラマでやっていてたまに見ていて、今回原作の本があることを知って読んでみた。 残業はせず、定時で帰っている女性会社員が主人公。残業が当たり前と思っている周りの人たちとうまくいっていない訳ではないが、考え方が合わない。そんな中かなり無理して働かないとできないスケジュールの仕事をやることになり、残業も休日出勤もして働くが、やはり仕事よりも自分の生活が優先であるという結論に至る。 ドラマでは吉高由里子が演じていたので、どうしてもイメージしてしまいながら読んでいた。自分だけじゃなくて、皆が残業しない会社にするには出世しようとこの主人公は思うのだけど、周りの人と考え方が違ってもうまくやっているので、きっと応援してもらえるだろう。 この話が書かれた頃より、コロナ禍もあり働き方改革が進み、就業環境はずいぶん変わったと思う。過労死とかうつ病を発症して自殺とかそういうことがなくなるといいなと思う。

    0
    投稿日: 2022.11.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    (自己中ではなく信念を貫くという意味で)我が道をゆく主人公が最高に魅力的。定時まではきっちり働いて定時になったらソッコーで帰るのはとてもかっこいい。定時で上がった帰り道行きつけの中華料理屋で一杯やる生活をしてみたい。

    0
    投稿日: 2022.10.24
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    とっても面白がった。主人公と同じ考えだから、物語が進むにつれて、応援したくなった、と共に、彼女のようになりたいと尊敬した。 こんな女性が増えてほしい。 仕事は仕事、それ以外は自分の為の時間。 恋も仕事も楽しめるような。 主人公一人一人のキャラクター性が強く、愛着が湧いた。 最後、終わり方に、彼女の人生をこれからも見ていきたいと思った笑 新卒、若い社会人に是非読んでいただきたい。

    0
    投稿日: 2022.10.05
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    主人公がいかに定時に仕事を終えても、仕事もプライベートも充実させていくのか、そのプロセスを楽しめると思ってたけど、結局最後は体壊してまで仕事してなんとかプロジェクトを成功させて、美談にしてしまってる。 なんか期待してたものと違うかったです。

    0
    投稿日: 2022.09.19
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    主人公は全然定時に帰れてないし、人としてどうかと思う解決策したあとに「わたしはあなたの味方です!」みたいなこと言うからサイコパスぽくて、共感できなかった。他の登場人物も極端すぎてリアリティがなく、読んでいてだいぶストレスが溜まってしまった。来栖くんしかまともな人がいない。

    2
    投稿日: 2022.09.12
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    スラスラ読める作品。話の展開も悪くなかった。 ただ、登場人物の心理描写がイマイチであまり共感できなかった。

    0
    投稿日: 2022.09.02
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    定時に帰るための方法、気持ちに刺さって試そうと思ったけど… ロボットじゃないから、気持ちの揺れがあって、時間を区切ってタスクをコツコツ進めるのは、正直無理があった…。

    0
    投稿日: 2022.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    数年前ドラマを何回か見たはずですが、多分途中リタイアしたのかな、結末は全然覚えていませんでした。 最近の働き方改革で、定時に帰ることがそれほど悪いこととは表立っては言われにくいようになりました。 が、作中で主人公・東山結衣が定時で帰るのは、社内で顰蹙を買っている。 他人に仕事を押しつけて!と。 結衣は、みんなも定時で帰ればいいと思っているのだが、それぞれ理由があって定時で帰るわけにはいかないのだ。 「女だって男並みに働いて出世してやる」「真面目しか取り柄がないから」等。 それを逆手に取って「死ぬ気で働け」と煽る上司。 だらだら仕事をするくらいなら定時で帰ります。 これはわかる。 それでも顰蹙を買うことはあるけれど。 でも、なぜ結衣が孤立無援なのかと言うと、自分だけは定時で帰るから、だと思うのね。 本来は定時に家に帰って、自分の時間を大切にすることが目的のはずなのに、定時に帰る事が目的になっているように見える。 でも、まあ小説の中のことだからね、というのを差し引いても、「孤独」だから残業するって言うのはわかるよね。 家に居場所がないとか、プライベートで遊べる仲間がいないとか。 そして会社にも居場所はないかもしれない。 仕事をしている間だけ繋がる関係。 だけど会社ってそういう場所なのよ。 会社の外にこそ居場所をつくって、孤独から脱出しなければ。 そのためには定時で仕事を切り上げて、ちゃんと食事をとって、休養を取らなくてはならない、と。 最後にそれをみんなにちゃんと実践させたのは良かった。

    0
    投稿日: 2022.06.01
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    強烈なタイトルから「お気軽痛快コメディ」かと思ったらそうでもなかった。何となく最初から結末が見えるようだったし、後半は話が重い。定時に帰らせるならプライベートにもっとページを割いて欲しかった。

    0
    投稿日: 2022.05.13
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    おもしろかったです! ドラマ見てからだったので、吉高さんイメージではありましたが、登場人物がイメージしやすく、また仕事がピークを迎えたときのアドレナリン放出とか、もうほんと!そんな感じ!!と同意しちゃいました。表現が上手なんですね、きっと。 すっかり入り込んで1日で読んでしまいました。 2もあるそうなので、早速読みたいです。

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    投稿日: 2022.05.11
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    なかなか 筋書きのあるドラマでした。 斬新な切り口で、組織の各レベルの人材を面白く読めるし、男性陣の性格分類が明確で納得できる。 多様な働き方のパターンを表現できるようになってきただけでも 多少は働き方改革されているのかな。 伝説の男尊女卑思想の洗練も受けたし 多少のお触りオッケーのセクハラ上等だったし 会社に来てから倒れろなんてのも実践したし あっつ ただの愚痴になってきた。 今は 笑い話。

    23
    投稿日: 2022.04.24
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    ドラマ視聴後に読んだため、吉高由里子、向井理、中丸くんで脳内再生された。笑 仕事が忙しいときの麻薬感はとても分かる。仕事をしていないと不安になる気持ちも分かる。でも、仕事に追われすぎて休日に気が落ち着かないのが嫌なのも分かる。 結論、短い時間で生産性を上げて成果を出そう、と思った。笑

    0
    投稿日: 2022.04.18
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    今更借りてみた なんで今まで読まなかったんだと激しく後悔するぐらいハマった! IT系の会社が舞台ってことあってめっちゃ親近感沸いた。 みんなの意思って怖いよね。会社も家庭も閉塞空間って洗脳されやすいんだなって思いました。 何が正しいのか、何が間違っているのか 正解がない問題だから難しいと思った 仕事中毒こぇぇーーでも読んでてスピード感あってすごく爽快だった。気持ちいいーー 続きが気になるシリーズです!

    0
    投稿日: 2022.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    話が進むにつれてブラックな職場になり、展開が気になったが、結末はスッキリしなかった。続編があるようなので、読んでみようと思う。

    0
    投稿日: 2022.04.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    メインの話が、むちゃな予算とスケジュールと無能な上司のせいで、結局残業してなんとかした、という話になっていたような……??? 一番リアルだったのは、絶対赤字ですねっていう額で仕事をとってきて部下になんとかさせて、口だけ出してくる最悪の福永さん! そして予算無視して絶対元がとれない提案を勝手にしてしまう部下と、そのバカ顧客が「え、提案してくれたことも含めてこの間の額でやってもらえないと困る」という、牛なんとかさん! 種田と結衣の関係もなんだかよくある話だった。結局元さやなんでしょう?という話に見えて。 次の「ブラック企業編」も読もうかなと思って2冊買おうか迷って、まずは1冊にしたけれど英断だった。 もうこのシリーズはこれだけでよいなという感じ。 よくもわるくも中途半端な印象だった。

    3
    投稿日: 2022.04.07
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    2022.03.29読了。 お仕事小説は、読んでると仕事のこと思い出すのでなるべく読まないようにしてるけど、ドラマが面白かったので読むことに。 一気に読めてやっぱり面白かったけど〜! もともとブラック体質の会社がホワイトになるのはなかなか難しいことだと。この本のように誰かの勇気から、変わっていくことができればいいねと思う。

    0
    投稿日: 2022.03.29
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    残業するって評価低いんですよね。海外では。能力において個人にしても組織にしても。 残業=定時までに仕事が終わらない ですよね。 つまり、 ・能力以上の仕事を充てられている ・さぼっている ・緊急時 ですが、 ・そもそも残業しないとこなせない前提 ・管理職による仕事の振り分けがなってない ・みんな残業してるので帰りにくい もありますね。 最後のはなんとかできないかな。 空気読むのが美徳の国では無理かな。 何でもかんでもまわりに合わせればいいってもんじゃないと思うんだけど。 結衣のまわりの同僚が異常に思えます。 価値観の違いとか環境が悪いといえばそれまでなんだけど。 他人の価値観に合わせて生きていくなんて…ごめんです。嫌。病んじゃいますよー。

    1
    投稿日: 2022.03.27
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    題材は現実的だが、殆どの登場人物が極端にふりきっており非現実的な内容になっているのが否めない。 何かを失う前に気付く事が出来るか否か。

    1
    投稿日: 2022.03.27
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    ドラマを先に知っていたがとても読み応えがあった。定時で帰るために生産性を上げること、帰るために理由があること(ビールを飲むこと)などどこでも通ずることがあった。

    0
    投稿日: 2022.03.17
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    面白かったー! 仕事終わりの電車で読んでたら本当に自分が上司にいびられてる気分になった。 そのくらい熱中して読んだ

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    投稿日: 2022.03.15
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    私も定時で帰ります 定時で帰るって大事よね。 私の会社の社風とあまりに違うし、 こんな会社あるのか? って突っ込みながら読んだけど、 仕事の効率化とかダラダラ仕事してちゃダメだよな って思ったな。 エッセンシャル思考を読んだ後だったし、 楽しく仕事について考えられた。

    0
    投稿日: 2022.02.27
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    友達に勧められて読んでみた 会社という組織で働いていない自分にとっては 新鮮な内容だった 残業したくないという思いは 誰もがもっているものだと思っていたが そうではないのかもしれないと思った 早く帰ってもやることがないという登場人物 もしかしたら今の日本は働くということ以外への 社会への貢献度や充実感が少ないことが 残業に影響しているのかもしれないと思った 子育てや、一人の時間も充実している人は 早く帰りたい傾向にあると思う 一方で、何もすることがなければ 会社に居場所を求めて依存する そのような人がいても構わないが それを一般化しないでほしいと思った あくまでも残業しているのは自分の趣味 そんな社会になれば子育てと仕事の両立も もっともっとしやすくなるのではと思った あとは、 どうしたら組織全体の仕事の効率がよくなるか 残業している人はすごい、頑張っているというのが 大きな間違いである社会に早くなってほしい 効率が悪いだけ。 1時間あたりの生産性が高い人への価値が もっと高まる世の中になってほしい。

    0
    投稿日: 2022.02.19
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    【きっかけ・目的】 タスク管理アプリを使い始めた時に何か最近の仕事風景がわかるお仕事小説を読みたいなあと思っていたところ、 Amazonのプライムリーディングで一押しで出て来たので読んでみた。 【感想】 個人的には最近のお仕事描写がわかりとてもよかった。 IT業界におけるブラック化という命題は何か電通を思い起こすが、時間外業務が常態化している職場において入社当初から定時であがることを東山結衣は自分に科している。という設定でそこから仕事、プラベートの面で幾多の困難を乗り越え仕事に取り組む姿勢において成長をしていくストーリーだ。もちろんコメディタッチで描かれているのでそんな上手くいくかよということはあるが、案外楽しめた。 さて読んだ目的が目的だったので ・業務を受注する際に一つの案件に対してどのように取り組むのか ・仕様や人員の割り振りからどのように案件を整理し工程表を作るのか。 ・そして工数算定と見積もりがどのように作られるのか。 ・工程表通りの作業をどのように管理し、実行するのか という興味に対して、タスク管理を共有しアプリか何かでどんどん終わらせていく、いやタスクが消えていく描写が、なるほど今ってそういう風に共有し生産性を上げていくのか感心した。また、きちんと作業前にタスクの整理や振り返り(レビュー)をして工程表の軌道修正を図ったりしていることがわかる。つまりおおよその会社ではそんなふうに仕事しているんだろうなぁということが分かった。 自分の知りたいことがわかったので満足。自分の会社の仕事の仕方がとても前近代的な考え方に偏っているのもわかった・・・ 【終わりに】 今のアプリとかは今の業務の実態に合わせて作られているから自分が経験したことがない進め方や使い方に直面して「なんだろう」となることが多い。それは自分の勉強不足でもあるし、今の仕事にそういう情報が反映していないのは残念なことだ。 たかが小説。されど小説だった。

    0
    投稿日: 2022.02.18
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    たまたまAmazonで見かけて、ドラマを見ていたのを思い出して。 みんなそれぞれ色々な事情があるということ。

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    投稿日: 2022.02.16
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    学生の自分には想像できなかった、残業や責任など社会人の実態を垣間見れて面白かった。 仕事と恋愛を両立する主人公の気持ちの変遷も意外だった。最後もショッキング

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    投稿日: 2022.02.13
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    ドラマが好きだったからイメージしやすくてサクサク読めた。 私は仕事するとき自分のことしか考えてないなーと…少し意識させられた。 ドラマの種田さんがまたカッコいいんだよねー、また見たいな。

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    投稿日: 2022.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルから脱力系かと思ったが読み終わってみればお仕事頑張る系小説。 登場人物のキャラが立っておりスッキリと読めるが、逆にいうとキャラが立ちすぎていて感情移入はしにくかった。 ストーリーは広げた風呂敷をベターなオチで回収。 キャラや展開にリアリティはなかったが、そのつもりで読めば気楽で良いエンターテイメントであった。 しかし、まさかインパール作戦について割と詳細まで触れているのは意外だった。 牟田口氏の因果は終わらんな。

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    投稿日: 2022.01.29
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    今の時代に合わないなかなかなブラック体質の企業で働く結衣の生き方がカッコよかった。 ドラマは見ていないけど吉高由里子が結衣役だと知っていたので吉高由里子をイメージしながら読み進めた。イメージぴったり。 ラストは爽快感だけで終わらずちょっと悲しいというかモヤッとしたのでそこが星マイナス1で。

    2
    投稿日: 2022.01.23
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    色んな人がいて会社(組織)は成り立ってるのだなぁと読んでて思ったのだけど、それぞれが納得のいく着地点て難しいのだということも同時に痛感。色々考えさせられました。

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    投稿日: 2022.01.19
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    モヤッと嫌な気持ちになる登場人物が多くて、読んでいて辛かった。その分スカッとするラストを期待していたのだけど、そこもまた物足りず。 さくさく読める感じは良かった。

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    投稿日: 2022.01.16
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    常に仕事が気になって不安になることが多い矢先にたまたま手にした本。定時で帰ることは勇気で、私はその勇気が足りないのかも、と思いました。いろんな個性があって、いろんな働き方があって良いはず。今年の仕事初めを考えると憂鬱になってしまうけれど、仕事は出来るだけ定時で終われるように集中、あとはプライベートを楽しむ2022年にしよう思いました。

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    投稿日: 2022.01.02
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    ストーリーラインとしては悪くはなかった。散りばめられているジョークや言い回しも身近に感じられるものがあり、読みやすかったと思う。しかし、この本を読んでいて日本は遅れてると改めて思った。労働改革が起きて残業が厳しくなってきているのは事実としてあると思うが、定時で帰ることが当たり前でなく、非難の対象になるという内容が、本として成立するのが時代遅れすぎると思った。日本社会の現実が写されていると感じた。

    0
    投稿日: 2021.12.28
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    全ての会社員に読んで欲しい名作! 定時帰宅がモットーの主人公東山結衣が会社の理不尽に立ち向かっていく痛快お仕事小説。 会社員なら登場人物の誰かしらに共通な自分を見つけられるはず。 そして、昔は当たり前だったサービス残業や、時間外労働の悪に気がつくはず。 この小説の面白いところは、ある意味客観的に、全ての登場人物に本物の悪はなく、それぞれの信念に基づいて生きているところ。 それでもやっぱり残業を当たり前のように思う発言や、産休明けすぐに働かなくてはならない状況など、胸が苦しくなる。 お気楽な小説かと思いきや、意外にも壮大なストーリーで、会社の大きな力に立ち向かう結衣がどこに向かうのか、先が気になる展開に読むのが止められなかった。 小説の中の素敵な言葉 「定時に帰るのは勇気のしるし」 勇気がいらない社会になって欲しいものです。

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    投稿日: 2021.12.28
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    会社に人生を捧げることが普通だという昔の考えを持つ周囲の人間に逆行して定時で帰る主人公の話。現代の社会人を描いたとてものめり込みやすい作品だった。知識不足からわからない用語もたまにあって少し読むのに疲れたのが評価3の要因かもしれない

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    投稿日: 2021.12.24