
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
登場人物が多すぎてびっくりしました!笑笑 また、いろんな伏線が貼られているのが初見でも分かりました。それらを考えながら読み進めていくのが楽しかったです。
0投稿日: 2022.07.07
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霊能者なんて胡散臭さ100%のキャラがいるから余計なこと言って進行を撹乱させるんじゃあるまいなと思ってたらまさかの真っ先に消えるんかい!笑 最後の最後で内海のシーンがめちゃくちゃ怖かった……( ; ; ) 気になるから早く下巻へ
0投稿日: 2022.07.04
powered by ブクログ館シリーズ ⑤ その1 時計館(旧館)にて、霊との接触を図る取材班チーム内で 殺人事件が起こる。 それと同時進行で過去の事件や謎の言葉を解決しようとする 鹿谷さん。 それぞれの物語が交互に進んでいく。 とにかく登場人物が多くて分からなくなりそうだったけど、 それ以上に気になってしょうがなかった!! 面白すぎー!! 時計館の先代当主である古峨氏の娘、永遠ちゃん。 その永遠ちゃんは、15歳の誕生日を前に亡くなった。 その亡くなった原因に、取材班チームと一緒に行動してる 大学生たちが関わっている様子。 けっこう人、死んじゃったけど、こっからどうなるの? 下巻を早く読まなきゃ!!
7投稿日: 2022.06.22
powered by ブクログホラー的な入り方から読むにつれて人がバンバン死んでいきスピード感が良かった。 犯人はこの人か?いやこの人か?いや…?となかなかわからず二転三転してしまった。 絶対トリックと犯人当てられる人いないんじゃないかな 笑 時計館というだけあって時間に纏わるトリック。 わかりやすく表にしてあったけど難しい! ドラマとかでやったら次が気になるような進み方だけど映像作品にするの難しそう。 面白かった!
0投稿日: 2022.06.20
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時計だらけの館、超常現象研究会の大学生たち、少女の亡霊に霊能者と曰くありげなものがちりばめられている。 何がびっくりといって、出た当時読んでいるのに、かけらも覚えておらず、新鮮な気持ちで読めている自分にびっくり。
11投稿日: 2022.05.12
powered by ブクログまだ下巻は読んでませんが、ぞわっとする怖さが滲み出るストーリーでした。 話の展開としてはとても読みやすく、サクサクとよめてしまします。 旧館に閉じ込められた人たちの運命はいかに。。 そして、少しずつ話に出てくる島田さんの抜群の推理力に期待です。
3投稿日: 2022.04.30
powered by ブクログ#読了 #綾辻行人 江南孝明は雑誌の取材で、中村青司が設計した鎌倉にある時計館を訪れることに、そこは少女の幽霊が出るという噂があった。
0投稿日: 2022.01.02
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ひさびさに読んだ「館シリーズ」の第5作は、第45回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞作。一読してみて、やはりそれだけの価値がある作品だと感じた。トリックもストーリイもよく洗練されている。ネット上の感想では自力で真相に辿り着けたというものも散見されるが、わたし自身は犯人が「時計館」の人間であることと、「時計」がなんらかの形でトリックに使われていることがかろうじてわかったぐらいで、そこまで推理小説をよく読むわけではないこともあり、さすがに完全にはわからなかった。結局「的中」した部分に関しても、わたしが目星をつけた人物はたしかに実行犯であったが、さらなる「真犯人」がいるとは思いもよらなかったし、時計もせいぜい時刻表示が精確ではない可能性もある程度にしか考えておらず、あんなに大掛かりなトリックは想像もつかなかった。やはり上質な推理小説は一筋縄では行かない。ただ、トリックそのものももちろん驚きではあったが、ある意味でそれ以上に衝撃的であったのが、主要な登場人物のほとんどが亡くなってしまうこと。まさかこんなに多いとは……。
0投稿日: 2021.11.23
powered by ブクログ綾辻行人の館シリーズは、『十角館の殺人』(これは本当に面白かった)に続いて2冊目。 こちらもとても面白いという評判だったので選んだが、既にシリーズ5作目だったとは。。。 間の作品は読まなくても大丈夫。ただし十角館は読んでおいたほうがいいと思う。 大手出版社でオカルト雑誌の編集を担当している河南(通称コナン君)は、幽霊が出るという噂がある「時計館」と呼ばれる屋敷の取材に2泊3日で行くことになった。同行したのは副編集長の小早川、カメラマンの内海、そして絶賛売り出し中の霊能者である光明寺美琴。そこに大学のミステリー研究会に所属する学生たち5人も加わった。 取材がいよいよ始まろうとしている午後6時ちょっと前。 その時計館を外から眺めているのは、本来参加するはずだったが急遽都合が悪くなってしまった福西涼太というミス研の学生。彼は10年前の夏、塾の強化合宿でこの地を訪れていたことを思い出す。確かあのとき何か。。。思い出せそうではっきりしない曖昧な記憶に、妙な焦燥感を覚える福西。 しかし自分の代わりに参加している人を押しのけてまで、というわけにもいかず、このまま帰ることにする。そこで出会うのが、駆け出しの推理作家、鹿谷門実こと島田潔だ。 幽霊が出るという旧館、時計塔につながっている新館、離れにある納骨堂。 取材陣はこの3日間を旧館で過ごす。旧館には窓がひとつもなく、そして玄関のドアはなぜか内側から施錠するようになっている。鍵は副編集長の小早川が預かっているのだが、もちろんこれは途中で紛失してしまう。つまり旧館は外から侵入することも、中から脱出することもできない完全な密室になるわけだ。 到着した日の夜に行われた交霊会で降りてきたのは、永遠という名の10年前に死んだこの屋敷の持ち主の一人娘の霊だった。そしてその夜、霊能者の光明寺美琴が姿を消し、その後最初の犠牲者が出た。 ・・・もし10年前のあの事件に対する復讐であるなら、なぜ今になって? そもそも10年前に起こった事件の真相とはどんなものなのか。 役者は揃った。 しかし、動機があると思われるわたしが疑っている人物たちは密室の外にいる。 下巻へ急げ!
0投稿日: 2021.09.16
powered by ブクログ登場人物が多いが一人一人のキャラが立っていて読みやすい。 「館と時計」が繰り出す陰鬱な雰囲気もすごくホラーな感じがして作品にのめり込んだ。
1投稿日: 2021.08.27
powered by ブクログ『館』シリーズ5作品目。 登場人物の多さと上下巻に渡っていることに 身構えたのを忘れてしまうくらい ページを捲る手が止まらない止まらない! お馴染みの島田さんが どういう形で話に絡んでくるのかが わたしにとっては このシリーズの楽しみでもあるんだけれど 前作からの流れがしっかりあって 島田さんの愛車ワーゲンの働きっぷりと 「〜なんだなぁ」という島田節も相変わらず。 『十角館』からのつながりも1つだけじゃなくて 読者としては、嬉しいかぎり。 時計館の旧館と新館を舞台に それぞれ話が進んでいくのが 物語に入り込むのに、大きな役割を担っている。 犠牲者がどんどん増えるなか 下はどうなっていくんだろう…?
0投稿日: 2021.08.14
powered by ブクログ好きな館シリーズを読みました。 不思議な世界感の中で起きる殺人。 続きが気になる展開でした。 さすが綾辻さんです。
0投稿日: 2021.07.30
powered by ブクログ綾辻行人の''館シリーズ''第5段です。最初の''十角館の〜''が1987年刊行で今回のシリーズ5作目は1991年刊行です。(この書籍は2012年の新装改訂版) 3年前の1986年、最初の館事件の十角館で共に推理し事件解決を成し遂げた1人の江南(通称コナン)が当時の相棒で寺の息子の推理マニアの島田潔を訪ねた。お互い現在は東京で江南はミステリーが主力の出版社に就職し島田は何と''鹿谷門実''の名前で推理小説作家になっていた。 鎌倉で''時計館''なる館で、主人の娘の亡霊が出るという。2人共に故人だ。江南は特集を組んで取材するという。しかも建築家は例の中村青司だ。 特集の為に時計館に出版社からコナンを含め3人、超常現象サークルの大学生が5人と霊媒師の光明寺の9人が時計館に集合した。早速当日の深夜、光明寺が血痕を残して消えた。館は密室で鍵は光明寺しか持っておらず出入りが出来ない状況だ。 学生の樫早紀子、渡辺涼介、カメラマンの内海が次次々と殺されて行く。密室での連続殺人。動機は亡霊の主、永遠(とわ)の死亡に関係する復讐では無いか? 下巻に続く
0投稿日: 2021.07.15
powered by ブクログ上巻ですでに佳境に入る感じ。でも綾辻本の佳境はまだまだこんなものじゃない。続きが気になる、早く読みたい…。ということで、このままの勢いで下巻に進む。
0投稿日: 2021.05.09
powered by ブクログ時計館という曰く付きの建物で交霊会を行った一行で起こる連続殺人。 館シリーズだからね、抜け道があるんでしょう、と思いながら読む。 クローズドサークルの少ない人数の中で、次々被害者が出ることが、こわいし、不気味。 上巻を読んだ限りでは犯人は絞れない。 館シリーズ全体を通して言えることだけど、登場人物たちがみんなミステリーに明るすぎる! 「これって実は◯◯なのでは?」と読者が俯瞰的に考えることを。渦中の登場人物たちが言い当てちゃう。 それが引っかけなのか、本当なのか…? 引き続き、下巻も読みます。
0投稿日: 2021.04.20
powered by ブクログ館シリーズの5作目 ずっと楽しみにしていました 上下巻あるので相当などんでん返しが待っているんだろうなあと思いながら読んでました。 期待度は館シリーズで1番高いです笑 まだ上巻なので詳しく感想は書けないですが、今のところ安定に面白いです。隠し通路もあったし、館シリーズ特有のみんながお互いに疑心暗鬼になり部屋にこもって安心しようとするけど殺されてしまう状況も案の定起こりました。 続きがとても気になります。 早く下巻が読みたいです!
10投稿日: 2021.03.06
powered by ブクログなんだか最初の十角館を彷彿とさせるような展開と人物構成ですね。学生たちがいるせいかな、あと島田さんが外側にいるせいかも。あのとき外にいた江南くんは逆に当事者になってますけど頑張って生き延びてほしいです。ちなみに学生たちはほぼ全滅するだろうなと予想してます。島田さんと一緒にいる福西も含めて。ただ、こずえちゃんはどうかな、彼女は五人の中でも異質な気がするので犯人でも驚かないかも。 途中で江南くんが瓜生に対して昔似たような友人が~と思うシーンがありましたけど、あれってエラリィですね。自分もこの子の立ち位置はエラリィだなと思っていたので。てことはやはり殺されちゃうかなぁ。 上巻のラストは、中村青司の館なら来るぞ来るぞ……という感じで、絶望感しかない。あそこで一人になってバリケードした上で立てこもるなんてホラー映画でやってはいけない行為の上位じゃないかと思いながら文字を追いました。続きが気になって仕方ないのですぐに下巻を読みます。
1投稿日: 2021.02.14
powered by ブクログ相変わらず住みにくそうな家!!オカルト雑誌の編集者になって再登場の江南、そしていつもの島田さん。 そこだよ、すぐそこで殺人が!早く気づいてあげてー!!と祈るように下巻へ。。
3投稿日: 2021.02.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2020/12/13 読了。 図書館から。 だいぶ昔に館シリーズを読んだ記憶があるが、 確か前作の巻でこの結末はちょっと…となり、 断念した記憶が。 図書館で見つけ読んでない巻だったので、再挑戦。 やー、やっぱり面白いですね。 一気に読んでしまいます。 読後に少し調べたらやっぱり前の巻は賛否両論あるんですね。記憶違いかなとも思っていたので何か安心。 続きの館も借りよう。
0投稿日: 2020.12.15
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館シリーズ5作目です。 中村青司が建築した時計館。今ではいわくつきの館となってしまっていた。 少女の霊が出るという噂のその館で出版社の“特別企画”が行われることになった。 参加者は稀譚社編集長で企画発案者の小早川、同社編集者の江南、同社カメラマンの内海、大学ミステリー研究会の5人の学生、そして霊能者の光明寺美琴。 特別企画として交霊会を行った夜、霊能者の美琴が姿を消し、その後、殺人が…。 時計館は新館と旧館があり、旧館は現在では使われていないらしい。 その旧館で三日間行われる特別企画。 外からも中からも鍵がないと扉は開かず、クローズド・サークル状態。そんな中で起こった殺人…。 物語はその旧館での出来事と“外界”、ミステリー作家鹿谷門実こと島田潔と、“特別企画”に参加予定だったが不幸があったため参加できなかった大学生福西側の話と並行して進んでいきます。 いつも思うのですが、殺人が起こった時、一人で部屋に閉じこもる人というのはどういう心境なのでしょう。 物語の進行上必要な展開なのかもしれませんが、たいてい一人になった人が殺されるような…(苦笑)。 さて、今回の事件。 どの人も怪しく思えますが、私の陳腐な予想を覆すほどの結末を期待してしまいます。 下巻が楽しみです。
2投稿日: 2020.09.13
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本作は、綾辻行人の館シリーズで初の上下巻に渡る超大作である。 煩悩と同じ数、108個の時計が飾られた奇妙な館で起こる数々の殺人事件。この上巻では、時計館とその関係者にまつわる背景が繊細に描写され、此度の犯行の動機が曖昧ながらもいくらか形をもって推察できるところで下巻へと続いている。 本作のキーパーソンであり、10年前に悲惨な死を遂げてしまった永遠(とわ)。本作で、館に招かれた超常現象研究会のメンバーらが、時計館の先代当主の娘であった永遠の死の原因を作ってしまったことがほのめかされていることから、下巻で明かされるその真実は必見である。 また、犯人がどうやって密室の部屋で殺人を行えたのか、建築家中村青司の手掛ける時計館に隠された秘密とはなんなのか、その全貌に期待が膨らむばかりである。
49投稿日: 2020.09.11
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過去の悲劇と現在進行する殺戮がリンクし、誰が?と何のために?が次々に浮かぶ面白さ。 ホラーでオカルトな舞台設定が恐ろしい。
2投稿日: 2020.09.01
powered by ブクログ一番好きなミステリ作品です。最初に読んだのはもう15年くらい前かな…そのときの衝撃は今でも忘れません。再読してもやはりこれはすごいとなりますね。美しい、といってもいいようなトリック。
2投稿日: 2020.08.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
館シリーズ5作目。人気高い時計館と聞いていたのでワクワクしながらページをめくる。 屋敷の間取り図が見開き!!登場人分の半分が故人?!とびびりながら続いて…… うわぁ!久しぶりの江南くんじゃん!とテンション上がる(笑) 以下ネタバレ 今回は島田氏は鹿谷門実で登場なんだね。この時点で迷路館盛大なネタバレ(笑)これは館シリーズ順番に読まなあかんな……。 展開は十角館を思いださせる「クローズ側(旧館)」と「オープン側(鹿谷側)」が交互に進む形式。 クローズ側ではバタバタ人が死ぬし、オープン側ではサクサク謎が進むしこれは面白い。 で、内海氏が中村青司ならではの館でのやられ方をしての……下巻につづくー!!! よよよ、読まなければー!!
2投稿日: 2020.07.13
powered by ブクログ久々に読む館シリーズ、第5弾。これは面白い。そして読み易い。『迷路館』のような「ハァ!?」という複雑怪奇な館ではなく、読んで見取り図を見ればしっかり理解できる館。『人形館』のような「何故そんなものがモチーフに??」というような不可解さもなく、時計をモチーフにしたクラシックな館。要は至って正統派で王道な雰囲気。例によって中村青司が設計した時計館で起こる、怪しげな霊能者による交霊会からの悲劇。今のところ、自分の想定内に事は進んでいるけど、犯人はまだわからない。どうなるの??ドキドキ!下巻へ~
2投稿日: 2020.05.26
powered by ブクログ鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。 角島・十角館の惨劇を知る江南孝明は、 オカルト雑誌の取材班の一員としてこの館を訪れる。 館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、 忽然と姿を消す美貌の霊能者。 閉ざされた館内ではそして、 恐るべき殺人劇の幕が上がる。 ************************************** 「館」シリーズが嵌りつつある。 島田潔が出てくると、何か安心する。 まだ<上>やから、犯人はさっぱりわからへん。 でも動機は見えてきたり、隠れたり。 このシリーズは登場人物が多く、特に今回は、多いだけじゃなく、その半分弱は、既に亡くなってる。 読み始めは、どうなんてんやろ、って思うけど、 どんどん、内容に引き込まれていく。 <上>で既に、まぁまぁの数の殺人が起こってる。 残り半分の<下>でどうなるか、全く不明やけど、何とか一気読みしようと思う。
7投稿日: 2020.05.05
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怪しい人がたくさんいて、誰が犯人なんだろうと全く今のところ予想がつきません…! 続きが気になります!!
4投稿日: 2020.05.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いいところで終わってしまった。 続きが気になる。 大学生4人が狙われていると思いきや、なぜカメラマンを? ますます分からない。
2投稿日: 2020.04.16
powered by ブクログ次が気になりすぎて読み終えたその足で下巻を買いに行きました。 江南が再登場し懐かしく感じたり、物語の雰囲気がどことなく十角館に似てたり、暇があったら十角館を再読しようかなと思いました。 でもまずは下巻を読まなくては!
2投稿日: 2020.01.21
powered by ブクログすぐ下巻読みます。ここまでくると島田の存在に安心感を覚えます。館の外と中の様子が対象的すぎて、とても怖かったです。久しぶりの江南くんに懐かしさを感じつつ、直ぐ外に島田いるのに!みたいな。続きが楽しみです。
2投稿日: 2019.10.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【ネタバレあり】 人形館が不完全燃焼だったのでこちらに期待。 2日めの寝起きが全員12時すぎなの引っかかる。 旧館だけ時計が全部まわるのが少し早いとか?
1投稿日: 2019.10.08
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。角島・十角館の惨劇を知る江南孝明は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる!第45回日本推理作家協会賞に輝く不朽の名作、満を持しての新装改訂版。 令和元年9月28日~10月2日
2投稿日: 2019.10.02
powered by ブクログ館シリーズ新装改訂版では初の上下巻。前作とは違って今回は島田潔も中村青司も序盤から登場し、館感マックスです。 これから下巻を読み始めるので結末は乞うご期待ですが、今のところ展開が分かりやすいな〜と感じているのは、ミスリードにまんまと嵌っているのかそれとも自分の目が正しいのか…それを確かめる意味でも、はやく下巻を読みたい!
2投稿日: 2019.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かったです。 江南くんお久しぶりで嬉しいです…も束の間、十角館とは違って今度は江南くんが事件の方に巻き込まれてる…。 島田さんが鹿谷門実って呼ばれているのにまだ慣れません。 でも時計館も素敵な雰囲気です。針の無い時計塔、関係者8人が亡くなっている事実、入ることを禁止された部屋、なかなか明らかにならない永遠が死に向かうきっかけの事故、そして大量の時計。 クローズドサークルでもあります。上巻で既に3人もしくは4人亡くなりました。この館もからくりがありそうでしたし…さすがは中村青司。 続きがたいへん気になるので直ぐ様突入します。
2投稿日: 2019.09.29
powered by ブクログ館シリーズとしては5作目。 個人的には十角館、迷路館の後に読破。ぜひ必ず「迷路館」を読んでから読んでください。読んでしまうと後悔が発生します。理由は言えません。 上下巻と結構な分厚さですが、そんなことも感じないくらいスラスラ読めました。 現実的にはこういう館は存在しないかと思いますが、大きな仕掛けがあるのではと期待させてくれます。 上巻では行方不明1名と4名の死者がでて終わりました。犯人は誰なのか。上巻での伏線がどのように回収されていくのか楽しみです。 最初の殺人が発生するまで、前置きが結構長いので、根気が試されますので、挑戦してみたい方は読んでみてください。
2投稿日: 2019.04.04
powered by ブクログ個人的には綾辻さんと言えばこの作品か霧越邸 読みごたえ抜群 不気味さ抜群 犯人の意外性抜群 そして時計館の名前に恥じぬ大がかりな仕掛と壮大な計画 完成された作品だと思います
2投稿日: 2019.04.03
powered by ブクログ館シリーズ、時間あるいは時計に関わるトリック、美少年、そして江南くんの再登場。 最初は、登場人物の名前を覚えられず読み進めずにいたけど、鹿谷さんが出てきてからは、もうそんなの関係なく先が気になってあっという間に読了してしまった。 途中で、ふっと思ったんだよ。 ん…?なんか早いなって。 小説の中だから、いらない所は省略される。 それでも、あれ?って思ったんだよね。 その違和感を残させる綾辻さん凄いわ。
3投稿日: 2019.01.28
powered by ブクログ久々に読み直したくなり、新装改訂版で再読。 内容をほとんど忘れていたので、新鮮な気持ちで読めた。 やっぱり江南くんの再登場が嬉しい作品。 どんどん追い込まれていく江南くんたちと、前に進んではいるものの余裕のある鹿谷さんたちといった二つの視点で進むことで余計に不安を煽られ、ページを捲る手を止められなかった。
2投稿日: 2018.12.24
powered by ブクログ当初は一巻完結ものだと思って購入。読み進めていて、まったく終わる気配がないから確認してみると「あ、これ上下巻ものだったんだ」と気づいた。 そんなわけで綾辻作品の館シリーズである。今回もなかなかの長編。作中の登場人物欄に目を通すとそのあまりの多さに狼狽する。しかも殆どが家族ぐるみで死亡している。なんなんだこの呪われた一族は。 神奈川県の山奥にひっそりと佇む時計館。今は亡き主人が我が娘を思い偲びて建てたという。建築者は中村青司。今度、その館の取材を行うということで、ある人物の元に相談に訪れるコナンこと河南。ここまでは館シリーズのお約束だ。 館に招かれたのは大学のミステリー研究会一同と霊媒師、そして河南達クルー。同サークルが企画したイベントは、時計館に泊まり込んで、主の娘の霊を呼び起こそうというものだった。なかなか罰当たりな企画なので、よくもまあ現在の館責任者は許可したものだなと思うかもしれないが、どうやらこれにも色々と思惑があるみたいである。 そして始まった惨劇。一人、一人と殺されていく登場人物たち。 本作にはトリックと呼ばれるものが明示されない。いわゆるこの手のクローズドサークルにおいては基本的な密室トリックやアリバイトリックなどで殺されるわけではなく、乱暴な言い方をすれば、淡々と人が殺されていくだけである。 だから私は幾分かの心配をしていたのだ。この作品はの終着点、見せ所はあまり良いものではないのではないかという悪い予感を抱きながら読み進めた。しかし、それはまったくもって杞憂であったことを下巻を読んで思い知らされることになる。
1投稿日: 2018.11.30
powered by ブクログ館シリーズ5作目。 推理小説としてかなり完成度が高く、館シリーズの中でもとてもよかった。 どうよかったかというと、 ・推理小説ならでわの閉じ込められた空間での殺人 ・タイトルの通りの時計が関係すること ・占いや、祟りといった殺人事件ではないことニュアンスすること などがあり、私個人的には推理小説の定番で面白かったなぁと思います。 登場人物もかなり多かったのですが、そのほとんどが。。。 そして誰もいなくなったという感じでしょうか。 500ページ越えだったのですが、次が気になる夢中で読み続けました。 犯人も予想外、私はあてられなかった。 十角館とどうように、推理小説好きならかなりおすすめ。
2投稿日: 2018.09.22
powered by ブクログ綾辻さんの館シリーズ5。2から4を飛ばして読んだので、若干わからない話が出てくるが特に支障は感じない。閉ざされた洋館で起こる連続殺人だが、すぐそこに出口あり、人もいるのに扉が開かないという、なんとも気味の悪い密室。 今のところトリックというトリックは出てきておらず、動機らしきものも徐々に出てきてはいるのだが、おおっ!というようなものはない。クローズドサークルものの美学ではあるのだが、なぜ一ヶ所にまとめて一人一人殺すのかはいつも疑問である。まとめて爆死でもさせるほうが簡単だし、(そのつもりがないことも多いが)クローズドだと逃げ切れないし。
1投稿日: 2018.08.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
巻頭の人物紹介で大量の名前が並んでて、覚えられるわけないよ!と思ったけど、案外大丈夫だった。 上下巻の長編。 続きも楽しみ。
2投稿日: 2018.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ5作目。(一つ抜かしてしまった) 時計館で心霊体験の特集を組みために集まったとある出版社の面々と、ミステリ研究会に属する大学生たちが次々と殺されていく。間接的に登場する、島田と大学生たちの仲間の福西くんが謎に挑む。本当にどんどん死んでいくものだから、読んでいるこっちの精神がちょっと疲れてくるのは確か。 でもまあよくこんなトリックを思いつき、流れを組み立てることができたなあと関心するほかない。そしてなにより、わたしの好きな江南くんが再登場するのはうれしかった。
1投稿日: 2018.06.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
のっけから怪しい雰囲気の中、被害者視点でどんどん殺されていく描写は容赦がなく、恐ろしかった。島田の隣室に今回の件の関係者が住んでいるなんて、巻き込まれすぎというか"また偶然か"というか…。
1投稿日: 2017.12.13
powered by ブクログ綾辻行人さんの作品を初めて読みました。 初めは、登場人物も多くて分からないし、あまり面白くないかな? と思ったのですが、だんだん面白くなっていき、どんどん読み進めました。 読みやすくて、続きが気になる内容です。 でもだいぶ犯人は絞られるんじゃない?と思います。
1投稿日: 2017.09.04
powered by ブクログ初めて読んだ作家さん。最初は読みにくいかと思ったけれど,読み進めていくうちにどんどん面白くなってきた。
2投稿日: 2017.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。角島・十角館の惨劇を知る江南孝明は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる!第45回日本推理作家協会賞に輝く不朽の名作、満を持しての新装改訂版。 【感想】
2投稿日: 2017.08.06
powered by ブクログ始まりから漂う怪しげな空気w この本は十角館同様、人がたくさん死にます とにかく死にます 心臓が弱い方は気をつけてw
2投稿日: 2017.04.11
powered by ブクログ綾辻さん得意のクローズドサークル。 最初の間取図見て でかっ! 鎌倉にモデルとなる館があるそうですが、 個人的には狭い中で誰がどうやって? と推測していくのが好きなので 少々出だしは不満もありましたが 読み終わったら、大変おもしろかったです!
3投稿日: 2016.11.16
powered by ブクログ稀譚社の雑誌『CHAOS』(ケイオス)の編集部に勤める江南孝明は、「鎌倉・時計屋敷の亡霊に挑む」という特別企画で、時計メーカーの前会長・古峨倫典の屋敷であり、中村青司が設計したという時計館へ行くことになった。大学のミステリー研究会、そして美人霊能者として有名な光明寺美琴が時計館に閉じこもって開くという交霊会を取材するためである。しかし初日の夜、交霊会の後に光明寺は忽然と姿を消し、そして大学のメンバー2人が死体となって発見される。一方、友人である江南から時計館に行くことを聞いていた推理小説家・鹿谷門実は館への興味がおさえられず、遅れて時計館へと向かっていた。 館シリーズ第5弾。「時計館」であることを最大限にいかしたものであり、古峨の狂おしいほどの娘への愛情も示されていたトリックに満足。なるほどなぁ、うまいなぁ。
2投稿日: 2016.10.23
powered by ブクログ大手出版社・稀譚社の新米編集者である江南孝明は、友人であり駆け出しの推理作家でもある鹿谷門実を訪ねる。そこで彼は担当している超常現象を取り扱うオカルト雑誌『CHAOS』の取材のため、2人と因縁のある中村青司の建築した通称「時計館」に行くことを伝える。その館には10年前に死亡した少女の霊が出るという。江南はその霊について取材するため、3日間泊まり込みで霊との交信を行うこととなった。『CHAOS』の副編集長、稀譚社のカメラマン、霊能者、W✽✽大学の超常現象研究会のメンバーらとチームを組み、彼らは「時計館」を訪れる。しかしそこで凄惨な殺人事件が幕を開ける。
0投稿日: 2016.05.07シリーズ第五弾…時計の館
シリーズ第五弾。上巻。鎌倉の外れに建つ『時計館』には少女の亡霊が住むという。オカルト雑誌の特集で旧館に籠り交霊会を開いた夜、忽然と消えた霊能者。雑誌の取材班として館を訪れていたのは十角館でも登場した江南孝明。彼から『時計館』が、中村青司の建築だと知らされた島田も、交霊会に急遽参加できなかった福西涼太と共に館を訪れる。旧館では次々に犠牲者が出る中、上巻は惨劇の最中で終了。漸く物語の全体像が見え始めた感じかな。
4投稿日: 2015.07.11
powered by ブクログ不朽の名作といわれる作品。次は何が起こるのか、誰が殺されるのか、仕掛けは何なのか、過去の出来事の真相は?と恐怖を感じながら、自分なりの推理をしながら読み進める。下巻を読むのが楽しみすぎる。
1投稿日: 2015.04.07
powered by ブクログ江南自身が事件に巻き込まれる。 読みやすいし、先が気になりあっと言う間に下巻読み終わりました。 ただ…ラストがなー。。。 ちょっとありえない感じがしましたが…。 でも。ミステリーとして楽しめました。
1投稿日: 2015.02.28
powered by ブクログ島田さんが鹿谷さんとなって登場。 江南くんと島田さんが交互に出てくる形で進みます。 この2人は今に一緒に行動しないのかなあ? そのコンビも見たいような。 犯人も、その動機すらもまだよくわからず。 感想とは違いますがこの時計館! 上下巻だったんですね。 本屋の棚に並んでいるのを抜き取り、表紙を見ぬままお会計して家で見たら、「上」となっていたので心底驚きましたよ。 帯がかかっているので、背表紙の「時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)」と書かれている「新装改訂」くらいまでしか見えなかった…。 後日下巻も手に入れましたが、上とか下とかは、もうちょっと上に表記してほしいと思った次第です。
1投稿日: 2014.12.18
powered by ブクログ館シリーズ第5巻。 館シリーズで一番好きという人が多いという話を聞いていたので期待して読んだが個人的には期待以上。 「十角館の殺人」以降久々の江南君登場を懐かしみつつ事件についてワクワクしながら読んだ。 オカルトじみた噂話から館の住民であった少女についての謎、登場人物たちの過去の接点がおぼろげに見えてきたところで上巻が終わってしまったので下巻が楽しみ。 詳しい感想は下巻読了にて。
1投稿日: 2014.08.26
powered by ブクログ新装版で再読。上巻。 迷路館の次に行ってみたい館。108もの時計が時を刻み続ける地下の館。舞台設定が魅力的でぞくぞくする。しかし夜中も関係なく鐘が鳴る設定なんて、そりゃそんなところに住んでたら気も狂います。 やはり瓜生君を見て江南君がエラリイを思い出すシーンが切ない。 殺人事件が起こり、皆がパニックに陥る中で気丈であろうと頑張る江南君。島田さん早く来て! 下巻に続く。
1投稿日: 2014.08.19壮大な仕掛けと怒涛の伏線回収が見事な最高傑作
十角館のこなん君こと、江南孝明が新米編集者となって再登場。雑誌の企画で集まったミステリーサークルの面々が、時計館に閉じ込められた形で殺人事件に巻き込まれます。遅れて登場した探偵役、島田潔は彼らを救うことができるのでしょうか!? “一行の衝撃”だった十角館に対して、時計館はたたみかけるような伏線回収とスケールの壮大さが見どころ。犯人がわかってからラストまでのボリュームがかなりありますが、冗長すぎることなく読者を楽しませてくれます。 他のシリーズを読んでなくてもおススメ。
7投稿日: 2014.08.15
powered by ブクログ館シリーズ5作目。時計の館が舞台。 シリーズ5作目ともなると、これまでやったことはもうやらないだろうという先入観とも期待とれるものがあるけど、はてさて。怪しいのはあのへんだとは思うのだけど……。 さらに上下二分冊という期待を持たざるを得ない。 どうでもよいけど、館もの全般だと必ずといっていいほど、1人の方が安全だ!みたいに閉じ籠る人っているよね。あとなぜか犯人探しになるよね。みんなで犯人なんか探さず1つの部屋に集まってじっと粘って誰かが探しに来る。みたいな集団戦、長期戦で犯人に挑む定番殺しの小説ってないかな。ないか。インシテミルは近かった気がする。
1投稿日: 2014.08.14
powered by ブクログ大学のミステリー愛好会(ただしミステリーサークル的なミステリー)が中村青司の手による館に泊まり込む…という、何となく十角館を思い出す導入部。十角館で島田と共に探偵役を務めた江南君もオカルト雑誌編集者となって同行という、期待高まる上巻です。登場人物一覧を見ると故人が多すぎてちょっと驚かされます。彼らはそれぞれ個別になくなったのか、それとも関連する死なのか、まだまだ謎が残されます。
1投稿日: 2014.08.10本格ミステリ「館シリーズ」、個人的には最高傑作
繰り返される「十年前」というキーワード、この世にいない姉を探す色白の少年、「この屋敷から出ていけ」と叫ぶ老婆、部屋中に置かれた古時計、そして”館”の扉は固く閉ざされる…!執拗なまでにミステリファンのワクワク感を煽る冒頭、ここまでくると逆に、拡げた風呂敷が畳み切れるのかが心配になるところですが、そこは綾辻行人、見事に料理しきってしまうからすごい。館シリーズでも群を抜いて生き残る人が少ないのでWhodunitの要素は薄めかもしれませんが、トリックの奇想天外さと壮大なクライマックスは一読の価値ありです。ちょっと長めですが、一気に読めてしまうと思います。日本推理作家協会賞受賞作。さすが。
2投稿日: 2014.08.08
powered by ブクログ時計まみれの館で起こる惨劇。 これは作中の探偵すらも禿げるほど悩むくらいのトリックが使われていて、すごくぞわっとする。ギリギリ映像化できそうな館シリーズ
1投稿日: 2014.03.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
下巻にまとめて記載。 http://booklog.jp/users/cs0804/archives/1/4062772957
0投稿日: 2014.01.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これは面白い! 下巻が楽しみ。 島田さんの名前が鹿谷になっちゃったのは、やっぱり島田潔って名前は恥ずかしくなってしまったんだろうか(笑)
1投稿日: 2014.01.02
powered by ブクログ初めて読んだときものすごくゾクッとしたのを覚えてます。 そうだったんだ・・・って、すべての謎がストンと落ちてきたのが。 それにしても江南くんと島田さんは赤くないけどなんかの糸で結ばれてることは間違いないよね。
1投稿日: 2013.12.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「時計館の殺人」という題名なので、時計館に入ってから本格的な事件が発生する。そこに行きつくまで、緊張感に包まれていて、飽きなかった。この緊張感があったからこそ、館での事件をスリリングに感じた。館モノでありながら話が中と外で進んでいくさまが面白かった。
1投稿日: 2013.11.10
powered by ブクログ針のない時計塔。108の時計が蠢く時計館。 オカルト雑誌の特集記事を組む為に取材にきた江南は夜中に怪しい物音を聞く。 それは、狂気の連続殺人が始まる音だった。
0投稿日: 2013.10.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
館シリーズ5作目。前作の人形館が個人的にうーん・・という感じだったので、時計館を読み始めてこういうシチュエーションにまた改めてワクワクしながら読んだ。 十角館の江南くんも再登場で、やっぱり順番に読んできて良かったなw とにかく続きが気になるので、早速下巻も読もう。
1投稿日: 2013.09.06
powered by ブクログ時計を支配したら時間を支配できる気がしたけど、やっぱり現実はうまくいかず、むしろ時計と時間との差に苦しむだけだった、ということか。
0投稿日: 2013.09.03
powered by ブクログ館シリーズの中でも評判がよかったから楽しみに読み始めた! 今回もまた島田さんと江南くんが出てきて十角館の殺人からの繋がりが面白かったし、相変わらず本格的でドラマ見ているかのように情景が浮かんだ。 金田一みたいだよねー! 下巻も楽しみ!
1投稿日: 2013.08.21
powered by ブクログ通勤時間と休み時間で一気に読了。 館の不気味さと、登場人物の説明などで、なかなか事件が起こらず、 半分くらいまでは我慢をしながら読んでいました。 しかし、一度事件が始まると、そこからは加速度的に盛り上がり、 あっというまに上巻終了・・・・ 犯人の検討は全くつかず。 もともと一冊の本を上下巻に分けたことは、賛否両論があったかもしれませんが、私は上巻と下巻の間で一息をつけるので、良かったと思いました。 でも結局すぐに下巻に手を伸ばしてしまったので、 意味はなかったのかな・・・
1投稿日: 2013.05.31
powered by ブクログ導入が長くて退屈しかけてたけど、一度時計館の中で殺人が始まると怒涛の展開で一気に読んでしまった! ちょっと殺人のテンポが早い気もするけど、面白い!
1投稿日: 2013.05.24
powered by ブクログ前後編の前編。中村青司の作った館の一つが舞台の館シリーズ。まだ前編なので未評価。読み終えた後に評価する。綾辻の文章は全体的に無駄がなく、ゆえに1ページの情報量が多い。正直ラノベの冗長な形に慣れてしまっているとページが進まないのでああ、もっとこういう本読まなきゃな、という気分になる。後編はまた明日起きてから。犯人の目星は、とりあえず2つほど可能性を考えているけれど、読書さんいわくかなり飛び抜けた傑作トリックのようなので、あえて外れていることを願う。 【下巻読了後追記】 お見事! ここで考えていた二人はハズレでした。文句なしに星5。
1投稿日: 2013.03.05
powered by ブクログ館シリーズ。秀逸なパズラーで謎解きを心ゆくまで楽しめる・・・けど、新本格の限界もやはり見え隠れする。限界=ネットやケータイの完全に普及した現在、「嵐の山荘」シチュの現実味の乏しさはどうしようもない、という点。・・・とはいえ、好きですけどね(笑)。 本作はシリーズ中もっとも血なまぐさいかも。凄惨だけどたしかに面白い。
1投稿日: 2013.02.27
powered by ブクログあまりにも大胆かつ大掛かりなトリックがすごい。これだけ大胆だと逆に気づかない。幸いにも種明かしされる寸前に見破ることができたんだけど、そのトリックを当てはめていくと今までの疑問点がどんどん解けていって気持ちよかった。推理小説の醍醐味。
1投稿日: 2013.02.25
powered by ブクログ館シリーズ5作目。上下巻でのレビューです。 本作のトリックはあまりにも大胆かつ大掛かりすぎて、思いつきこそはすれ、 例のイリーガルな時計が頭にあって、可能性から除外していたのですが、 単にそれは自分の読み間違いだと、後で気づきました。 ※というか、同じ箇所で読み間違えてる人が結構いるようで 大時計のある、振り子時計の形をした、 時計が大量に置いてある時計館に閉じ込められるクローズドサークルです。 十角館同様、"そして誰もいなくなった"のように人がどんどん殺されていきます。 最終的に登場人物は必要最低限くらいになっちゃいます。 十角館同様、探偵は密室の外にいます。 犯人はどうかを書くとネタバレになっちゃいますね。 ラストは館、崩れ落ちます。 雰囲気は、まぁ綾辻全編通してですが、本作もいい感じに本格です。 サバイバルゲームとなってしまったキャラクターたちの サスペンスも十分に伝わってきます。 殺人の動機が短絡的過ぎる気がしますが、大量殺人の場合だと ある意味、仕方ないのかなと。 最後まで楽しく読めました。お勧めです。
1投稿日: 2012.12.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
20年ほど前の名作ミステリーということで期待しすぎたほどの意外性は無かったけれど、狂気と仕掛けの見せ方はシンプルながらも美しくてぐいぐい楽しく読めた。 せっかくの特殊な建物なんだから密室トリックとか使って欲しかったなあと。
1投稿日: 2012.11.11
powered by ブクログ今回はいつもの語り部・江南と探偵役・鹿谷が館の中と外で話が展開していく。 一緒にいなくて大丈夫!? と思った通りにやはり殺人劇の幕が開いてしまう。(ミステリーなのだから当たり前) 十年前に亡くなった少女の話をきっかけに、ずるずると明かされていく過去。 まだ何かあるのだろうという期待通りに話は進んでいく。 人が殺されるまでは、降霊会なるものをやろうとしているのだが私はホラーは苦手である。 サクサクそこは進ませていただいた。 これで安心…と思ったのに、殺人が起こってからも怖いなんて。 下巻がすぐ読みたくなる上巻であった。
1投稿日: 2012.09.06
powered by ブクログ本格ミステリーの金字塔。十角館の殺人も良かったけど、いやはや、上下巻で700ページ以上あるのですが、グイグイと引き込まれ一気に読んでしまいました。綾辻行人氏の館シリーズ・・・全巻読破したくなりました。
1投稿日: 2012.08.30
powered by ブクログ館シリーズのミステリ。 奇妙な館を設計することで有名な中村青司が設計した時計館が舞台。 108個の時計、霊能者による交霊会、振り子の部屋、針のついていない時計塔。 このいわくつきの館で起こる、凄惨な事件の前篇。 館の間取りがあり、奇妙な設計であることが容易に想像できる。
1投稿日: 2012.08.29
powered by ブクログ新装改訂版で再読。やっぱり素晴らしい。 事件の派手派手視差、息詰まる展開、意外な真相に美しいラストシーン、とどれをとっても文句なし。
1投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログ色々と、ヒントが見えてきたような…でもきっと分からないんだろうな(笑) こういう推理小説大好きー。下巻に向けて、ドキドキというかゾクゾク〜。
1投稿日: 2012.08.03
powered by ブクログ亡霊が住むとうわさされる時計館での連続殺人を描くミステリー。 話の構成は館の中のエピソードと館の外でのエピソードが交互に語られるというものになっています。 趣味の話ですが、108個の時計が一斉に鳴り響くという設定はなんだかぞくぞくするものがあります(笑)これで事件が起こらない方がおかしい(笑) 上巻は館やそれにまつわる人物の背景の説明などが中心となるので事件はなかなか起こらないですが、それでもあまり退屈することなくすいすい読んでいけました。 クローズド・サークルから忽然と消えた霊能者に若くして死んだ館の主人の娘、引き裂かれたドレス、そして仮面の殺人鬼、とわくわくさせる設定が多数。下巻へのお膳立てはきっちりと出来上がっているだけにこれからの展開が非常に楽しみです。 第45回日本推理作家協会賞
1投稿日: 2012.07.08
powered by ブクログ期待が強すぎ、それに満たなかったせいであまり評価を高くできない。でも、やっぱり館シリーズの雰囲気はいいな。
0投稿日: 2012.07.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
館シリーズ 作家となった島田潔と編集者となった江南孝明の再会。島田のマンションの隣室に住む霊能者・光明寺美琴。雑誌「ケイオス」の取材で古峨倫典のたてた時計館へやってきた取材班・小早川茂郎、内海篤志。大学のミステリ研究会のメンバー、瓜生民佐男、河原崎潤一、福西涼太、、樫早紀子、新見こずえ。急遽メンバーから外れた渡辺涼介。小学生の時に付近に合宿でやってきていた瓜生、河原崎、樫、渡辺。そこで出会った少女。少女との会話。時計館の旧館で霊視をする取材班。最初の夜に消えた光明寺。翌日の夜殺害された樫と渡辺。こずえにが目撃した犯人と思われる人物。逃げた方向から消えた犯人。古峨の娘・永遠の部屋に残されたウェディングドレスと「おまえたちが殺した」というメモ。自分の部屋に閉じこもりカメラのチェックをしていた内海の前にあらわれた犯人。
0投稿日: 2012.06.27
powered by ブクログ面白い。いわゆるクローズドサークルで閉鎖された空間で殺人があると。テンポもいいしトリックも素晴らしい。 しかし解説で米澤穂信さんも言ってるけどあらためて読んでみると大胆不適きわまりないねwww
1投稿日: 2012.06.24
