
総合評価
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powered by ブクログ上巻は古本屋で買ったが下巻が本屋では見つからず仕方なく電子で購入。面白かったからもっと書店に置いてくれてもいいのに。 下巻はやや失速したけど恩田作品の一番の重要点である結末はまぁちゃんと終わったし私の総合点は高かった。読者にはわかる20世紀ネタが散りばめられてるのも面白かった
0投稿日: 2025.10.08
powered by ブクログ未来に希望が持てるのかわからない世の中で、 唯一希望であった学園だが 学園の中では理不尽な扱いを受け続ける さまざまな疑問を抱えながら なんとかしてそこから脱出しようと試みる はたして‥‥ 2031年に創立した学園という設定 もうじきやってくるかもしれない 近未来 注意喚起をしてくれているのかのような 物語に 少しぞわぞわしながら アキラとシゲルの無事を祈った! ちなみに題名の意味は不明らしい
66投稿日: 2025.06.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
恩田陸さんやはり作風の幅が広すぎる!他の作品の雰囲気と異なりテンション高めの疾走感あるSFもの。 近未来の荒廃した地球に残されたのは日本人のみ、文化を取り上げられ、化学物質や産業廃棄物の処理に従事する世界。そう遠くない未来にこんなディストピア日本が待っているのではと思ってしまい、謎の緊張感も持ちつつ読んだ。 『麦の海に沈む果実』のような閉鎖的な学園、狂った制度、その中で芽生える友情、青春…やはり恩田陸作品だ。トンネルを掘る2人も、凧で飛ぶ2人も、勿論アキラとシゲルも、永遠であってほしい。 とはいえ他の作品に比べると私が好きな恩田陸ワールドをあまり感じないなぁと思っていた上巻の終盤の 『セピア色の郷愁、セピア色の後悔。』 ああ、これこれ。この感じ。いま自分は恩田陸作品を読んでいるんだ。 散りばめられているサブカルチャーネタは世代がドンピシャだったらもっと楽しめるだろうなぁ。巻末の20世紀サブカルチャー用語大辞典も面白かった。シラケ世代なんてあったんだ。いつでも外野は好き勝手言うね。 今自分たちが当たり前と思っているものたちも、未来の人たちからしたら驚くようなものなのかもしれない。新宿ゴールデン街や、ディズニーランド、ポッキー、紅白歌合戦なども廃れたものとして大辞典で解説されているのは不思議な感覚だった。 あとがきも、好きだった。 解説の以下の文章も納得。 『つまり、この作品は、ひとつの時代のサブカルチャーをミニチュアのように、ジオラマのようにひとつの空間の中に詰め込もうとしているのだ。』 SFは恩田作品でなければ読まなかったジャンルなので刺激になった。ホラーが苦手で恩田陸さんの作品は読めないものも多いが、まだまだ深掘りできるぞー楽しみ。
7投稿日: 2024.05.10
powered by ブクログ恩田陸氏は時々ポップなノリをやるけど、この『ロミロミ』その最たるものかも。深く考えずに少年たちの脱走劇を応援しよう。 昭和〜平成初期ネタ連発は、若い人にとっては一周回っておもしろいのかもしれないけどアラフォーの私としては「なんかイタい」と感じてシラけてしまった。
1投稿日: 2023.07.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大東京学園からの脱走劇、下巻。 やはり個人的には面白さがわからなかった。 巻末に、"20世紀サブカルチャー用語大事典"が掲載されていて、あー、こんな映画あったなぁ、これ流行ってたな、などと記憶の彼方にあったものを思い出すきっかけになった。
19投稿日: 2023.03.07
powered by ブクログ20世紀サブカルチャーのノスタルジーに溢れたSF学園モノで、良い意味の荒唐無稽さ、スピード感のある物語。 皮肉なハッピーエンドも嫌いじゃない。夢は過去にしかないのだな。
1投稿日: 2023.02.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昭和から平成初期までのカルチャーを閉じ込め、タイムカプセルに仕立て上げたような小説でした。 それは物語の構成とも通じるものがあります。 恩田さんは「ハッピーエンドのつもりだった…なんだか非常に絶望的な結末に感じ」たとあとがきで書かれています。 個人的には、喪失感が募るラストでした。 失われたと感じるのは、カルチャーに対してか。未来への希望に対してか。 現代は、まるで荒涼とした地雷原を腹這いで手探りに進むようです。何もかも食い尽くしてしまい、あとは滅びるのをゆっくりと待つ虚しさを感じます。 本当は展望と野心をいっぱいに抱え、欲望のままにコンテンツを消費し続けられたらいいのに。 『成仏』によって高度経済成長期の日本へトリップが叶ったアキラやシゲルたちが羨ましい限りです。
3投稿日: 2023.02.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上巻のラストで、まんまと嵌められてしまったアキラ。最底辺の「新宿」クラスに降格され、シゲルとも離れ離れになってしまった。 一方のシゲルも、肉親の死の知らせに希望を失っていた。 年に一度、学園をあげて開催される「大東京オリンピック」の日に向けて脱走計画を練る新宿クラスのメンバーたちだったが… 上巻はやや冗長に感じたが、下巻はスピード感アップして、1日で読了。 学園から脱出した先の“外の世界”が、昭和三十九年の東京オリンピック開幕の日、高度成長期の日本だったというラストは意外ではあったけれど、なんとなくおさまりが悪い感じ。 昭和の歴史を知っているからといって、戸籍すらない高校生たちが無一文で放り出されて、それで…? せめて、アキラの兄・オサムたちが何らかの方法で繋がりあっていて、彼らを受け入れてくれる予感くらいは無いと、ハッピーエンドと言い切れないような。 恩田陸さんも幅広い作風が魅力だけれど、本作は…彼女の作品群の中では、今ひとつかも。
9投稿日: 2021.05.03
powered by ブクログ疾走感があって面白い。閉ざされた中での心理描写や束の間の楽しみの記載も想像に足る内容で、考えさせられるというより楽しめる作品。
0投稿日: 2021.04.20
powered by ブクログ小説なんだけど漫画みたいな世界観。 悲しい場面があっさりと描かれていたりもして、逆にぐさっときたり。 私達はただ漠然と加速度的に良くも悪くも世界は変化し続けると考えているけれど、本当に怖いのは変わらなくなることかもね。 便利な世界にエコ精神の波が押し寄せてきて、小説に描かれた世界が小説にとどまらなくなるような、そんな気がする今日このごろ。 あと題名が好き。
0投稿日: 2021.03.20
powered by ブクログ下巻は一気に加速 『二十世紀少年』の「ともだちランド」のような 大東京学園で繰り広げられる“大東京オリンピック” 恩田先生が愛する“愛とサブカルチャー”に 溢れた高度経済成長期、カオスのはじまりの バブル期、その結果が招いた荒廃した未来… 便利な世の中になったけれど 現代に比べると昭和は、 いろんな意味でカラフルだった サブカルチャーもサブ・カルチャーだった 昭和サブカルチャーは永遠に
6投稿日: 2020.10.25
powered by ブクログ最後にどうなったとか、結果を知るというよりも、そこに行き着くまでのハチャメチャな過程だったり、エンターテインメント性を楽しむ作品なのかなぁという感じ。
0投稿日: 2019.02.06
powered by ブクログ(上から続く) と思ったらこうなるとは意外 ある意味作者を見直した 作品としてはともかく 上下で★★★
0投稿日: 2019.01.12
powered by ブクログ「このタコ!」をやけに強烈に覚えていた。 明るさと団結でぶっとばせ!脱走!って感じの前半に比べて、最後はかなり潔さと悲壮感漂ってる。 ところどころに出てくるロストカルチャーや死語(力道山、ハリウッド、プロレス、ポッキーなどなど)が、今の私たちにはだいたい分かるもので、それを彼らが濁った欲望で憧れているのを見て、一周まわった奇妙な感覚になります。
0投稿日: 2018.07.01
powered by ブクログエンターテイメントとして読みやすく、面白かった。20世紀の世相・カルチャーをそこら中に散りばめ、自由な発想のSFを楽しみました。
0投稿日: 2018.05.11ラスト・・・
詳細は書きませんが,途中から考えてたラストの展開の一つでした。 あっそれなんだ・・・でも???・・個人的にはすっきりしない終わり方でした。なんかもう少し全体をうまく書き直せたんじゃないかと。
0投稿日: 2018.01.01
powered by ブクログ「天獄迷夢人」を観劇して、読みたくなったロミロミ再読了。覚えてたのよりも、だいぶ苦しい話だったなおもしろいけども。
0投稿日: 2017.12.31
powered by ブクログ『成仏する』の意味が意外だった。ただ本書がSFだとすればあっておかしくはない。私もこういう成仏ならしてみたい。でも、どうせなら若い時成仏したいな。
0投稿日: 2017.12.19
powered by ブクログ(上)はワクワクしながら読んだ。破壊され、取り残されて、緩やかに滅亡に向かっていく世界。ある意味どこよりも生命力に満ちた(生と死が常に隣り合わせの異様なエネルギーがある)、異様な場所、閉塞された大東京学園が舞台。アキラとシゲル、二人の少年の友情や、それぞれがそれぞれの「何か」に立ち向かい続ける姿が小気味いい。管理され支配され制限される中で、でもだからこそ禁止された文化無しに生きられなくて、20世紀のサブカルチャー、"退廃した"文化がたまらなく魅力的。みんなどこかで"今"をおかしいって感じてる。でもどうしたら良いか分からないし、敵は途方もない。そもそも敵はなんだ?何に立ち向かえば良い?制度?国家?学園?タダノ?滅亡に向かう世界、地球を破壊した先人たち、大衆文化、大量消費の文化こそが悪か?もうわけがわからない。 何だかしっくりこない。苦しい、納得出来ない。でも何かに相対するときって、結局のところ自分が何に立ち向かえば良いのか、そのためにどうすれば良いのかって掴みきれないし、いざ立ち向かおうとすると足が竦んで足踏みしてしまう。現状のまま、その日常の中にいた方が良いんじゃ?でも現実には希望がなくて。そういう中で、現状に甘んじて緩慢な死を選ぶか、変化を望んで動くか。 人が過酷な状況で何を選択するかって、本当に難しい。自分にとって何が大事なのか、その行動を選択させる動機、自分の根底にある動かせない何か、が何なのか。自分に必要な物って、何だろう。私が私として生きるために必要な物とは。 いろんな物が理不尽で異様な環境の中でじんわり浮き彫りにされる。 うーん。思考がいったりきたりしてしまう。 (下)は怖くて、不安がせり上がってきて、途中で読むのを止められなかった。その結果たどり着いた結末にほっと出来たのかというと、よくわからない。読み終わって脱力はしたけど。 結局のところ読んで自分の中に何が残ってるかっていうとよくわかんないなあ。 取り敢えず、今のところ再読する気力はわかない。心臓に悪かった、うん。
0投稿日: 2017.07.29
powered by ブクログ2017/02/24 スリリングだし設定も面白かった。 もう少し人間味出せた気はするが、そうするとこと疾走感が失われるかもしれないと考えると、難しいなあ。
0投稿日: 2017.02.24
powered by ブクログ大東京オリンピックにいたって、「大脱走」を意識したというのがよくわかる盛り上がりをみせる。儚く消えた大凧が印象的だった。エピローグはたしかに逃避のように見えてどうかと思うけれど、青春、脱走、サブカル、体制批判、ディストピア、といろいろな楽しみ方ができる贅沢な一冊だった。
0投稿日: 2016.10.05
powered by ブクログとある書評で恩田さんの描く男子は皆知的で物静かでカーチェイスなどしないと書いてありましたが、この作品ではカーチェイスしてます、自転車だけど。サブカルに満ち満ちたパロディのようなラノベのような小説。恩田さんはあまりにも作風が変幻自在かつ多作なので、読んでいない作品があるとうれしくなっちゃいます。
0投稿日: 2016.09.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
古本屋でタイトルにひかれて購入 最初の方は物語の設定に付いていくのがちょっと出来なかったかな。新地球とか今普通にあるものがとっくに過去のもので…とか。 でも、設定が飲み込めてからは一気にその世界に入り込めた 授業の内容や試験など想像すると酷過ぎてひいてしまったけど、アングラでの話を読んでる時は楽しかった ラストは「脱出できた!ん?昭和?…良かった…の?」って感じでした てっきり未来とかもっと次元の違うところに行くのが成仏だと考えていたので(笑) ハママツやナガオカ達の後が凄く気になる。観覧車何日いれられるのか… オチャノミズが冒頭の弟だったことには驚いた。いや、だいぶヒントは合ったから気付けたはずなのにあの気配の薄さというのか、すぐ後ろに居たのに気づけなかった感じ。悔しい 読んでる時のハラハラ感はとても楽しかった
0投稿日: 2016.03.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
近未来を舞台にした、サイバーパンクサブカルチャーSF学園もの作品。 ざっくり言えば壮大なる脱走劇なのだが、散りばめられてるネタが20世紀をオマージュしてるとかで、昭和ものの話がてんこ盛り。 昭和を生きた人間からすると懐かしさや郷愁が漂う。 そこに恩田作品定番である学園もの、「ドミノ」のようなハチャメチャ感、サイバーパンクなSF感が盛り込まれた爽快なエンタメ作品で、上下巻でありながらあっという間に読みきってしまうほどの仕上がり。 ただあまりにいろいろなことを詰め込みすぎて、中途半端さ感が否めないところがちょっと。 様々な展開を見せるてんこ盛り作品は「ドミノ」くらいに抑えた方がしっくりくるなぁという気がする。
0投稿日: 2015.12.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
下巻も変わらず疾走感に取り込まれてさくっと読了。引き込む力が強いなぁと実感。 気付けばすべての登場人物に愛着が湧いている。あのタダノにさえも。タダノが描写される説きに使われる「例によって」という一文がわりと好きだった(笑) カゴシマとアタミの行く末が分からない点は少し残念だし、ナガオカたち重傷組が取り残されてることも悲しい…が、すべてが回収されて良い結末を迎える必要はないのかもしれないな。
0投稿日: 2015.10.20
powered by ブクログ再読。 タイムワープ?オチですが、一応ハッピーエンド・・・なのかな?? アキラとシゲルは永遠に・・・っていうことなのかな? 青春だな~~~ これ前読んだときも思ったけど、個人的にオグラとウツノミヤのエピソードもラスト挟んでほしかったよ~~~!
0投稿日: 2015.05.26
powered by ブクログ二十世紀サブカル万歳!テイストなSFもどき。 『AKIRA』と『大脱走』をこねくり回してできた何か、という印象。 決して面白くないわけではないんだけど・・・恩田さんにこの路線は微妙じゃないでしょうか。
0投稿日: 2015.04.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。「大脱走」っぽいなあと思いながら読んでいたら、あとがきによるとまさに恩田さんは「大脱走」のイメージで書かれていた。途中脱走計画を妨げる数々の妨害や障害に、胸がヒリヒリする失敗が続いて、ちょっとしんどい。まさに「大脱走」。最後に「成仏」の意味が解き明かされ、ちょっとあっけにとられたけど、微笑ましくて、まあいっかという結末。やっぱり恩田さんの中では異色作かな。
0投稿日: 2015.02.25
powered by ブクログとにかく新宿クラスがいい!ライトノベルのような感覚はあるものの自分の中で小説革命が起こった作品でした。イチオシは占星術を使ってると言われるほどの人心掌握術の持ち主であるオオムタくん!
0投稿日: 2014.10.31
powered by ブクログ60年代生まれの自分にとって、まさに人生を振り返るような昭和文化のオンパレード。 若い子たちにはどのように写るんだろうか。 少し山田悠介氏っぽくなりそうな部分がありイヤな予感がしたけども、そこは恩田氏だけあって無事に踏み止まっていた。ここまで風呂敷を広げると、ラストもこんなまとめ方ぐらいしかないでしょうね。
0投稿日: 2014.08.16
powered by ブクログ久しぶりの恩田作品で当たりでしたー。でもラストはやっぱり恩田先生。展開がいいのに最終的には結構アッサリ。いつも通りw トータル的に見てかなり楽しみました。やっぱり学園モノが好き。
0投稿日: 2014.01.14
powered by ブクログ引き続き。 勢いと勢いと笑いノスタルジーと勢いで押しまくって終わった感が否めないです(笑)おがわさとしさんが絵をつけていたそうですが、頭の中では宮下あきらか山口由貴さんの絵で展開されていました…。 世界設定もユニークで、キャラクターもみんな魅力的。なのになにかちょっと物足りない…ラストも若干予測できたオチ方でした。うーん。
0投稿日: 2014.01.12
powered by ブクログクライマックスにむけて、かなり盛り上げ方がうまいです。思わず引き込まれました。 ただ、ラストが、あぁ…そうなの?みたいな。盛り上げるだけ盛り上げて、そうくる?みたいな感じです。 舞台設定とか、キャラクター、サブカル系のオマージュなど、見所はたくさんあります。
0投稿日: 2013.11.17
powered by ブクログがーっと盛り上がりを見せておいて、スパッと終わった感じ。余韻と言えば聞こえはいいかもしれないけれど、するならちゃんとしたハッピーエンドが良かった。著者本人も後書きで言っていたけど、本当のハッピーエンドでは無いですよね。でも読む価値はアリ!夢中になれる楽しさをありがとうございました。
0投稿日: 2012.12.14
powered by ブクログタダノが怖かった。 シゲルとアキラは良いコンビでした。 色々なパロディがたくさんでてきて、私がもう少し上の年齢であればネタがもっと分かったのかな、と思う。 一気に読めて、とても面白かった。後半は「さすがに一筋縄ではいかないか・・・!」と手に汗握る場面も多々あった。 とにかくタダノは不気味!w
0投稿日: 2012.05.01
powered by ブクログ恩田作品を読むのはこの本で二作目です。 へぇー、こう言う本も書くのかぁー!! 何だか意外でした。 SFと言えばいいのかな?? 未来の日本のお話です。 とても忙しい中で読んでしまったので、何だか少しグッタリときてしまいました…。 後、一昔前の流行りモノを知っていた方が この本は楽しめるかもしれないですね!
0投稿日: 2012.03.21
powered by ブクログ人類の消費生活の末に旧地球に取り残された近未来の日本の、誰もが憧れるエリートのための学園。 そこは徹底的に管理され、一度入れば脱走は殆ど不可能な牢獄だった。 設定のひとつひとつを拾って並べればライトノベルのように見えるが、作者の力量で読み応えのあるしっかりしたSFになっているのが凄い。 又、軽妙な語り口とふんだんに織り込まれたパロディが面白い。 友情や、学園からの「愛」や世の中の人々の考え方の違い、ラストシーンでの主人公と友人の会話に描かれる人間の正直な気持ち等、もっと考えたい要素があちこちにある。 そのどれかを特に重点的に語るという作品ではない為それらひとつひとつはあまり掘り下げられてはいないが、 その分勢いでどんどん読み進んでいき、主人公達とはらはらどきどきを共有出来る。 恩田陸さんの本は「ねじの回転」が初めてだったので、やや固めのSFを想像していた為驚いた。 「夜のピクニック」を読んで「ねじの回転」との雰囲気の違いにもびっくりしたが、改めて、作品毎に一番ぴったりと合う文章を書ける凄い作家さんなのだと感じた。 (あちこちで感想を見ると、タイトルからBLを期待して読む人も多いようだが、 主人公と仲の良い友人の友情は描かれているもののそういった要素はない。 ライトノベルやBLを読みたい人にとっては期待外れになるだろう)
0投稿日: 2012.02.16
powered by ブクログキレ味抜群ですね。 SFもので、ドンドン引き込まれるストーリー展開。 (映画「大脱走」的なイメージとあとがきか何かに書かれておりました。わたくしは、見ていないのでわかりません。) お話自体は、とっても面白いんですが わたしの頭が固いからなんでしょう・・・ ちょっと物足りずだった感がありです。 期待しすぎちゃったのでしょうか。 ラストもそうなんだよねぇ。 上手く収まってるんですけど 個人的には、もうちょっと「おおおぉ」を期待しちゃったです。
0投稿日: 2012.01.05
powered by ブクログこんなに続きが気になり 読みたくなる本は今までなかったです。 色んな登場人物の視点からなので たまーに分かりづらいときもあります。 でも本当に感動できるし お勧めです! もう一回みたい\(^-^)/
0投稿日: 2011.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前向きなような後ろ向きなような結末。 主人公たちの人生のみを考えれば、必死に「脱走」を試みた結果として前向きなんだろうけど、話全体で考えると結局は過去への逃避を賛美してるように見える。 ディストピアの未来や、その世界で今も生きてる人々がどうなったのかも気になる。 あとこの「成仏」がどういうものなのか作中で明らかにされなかったところに、モヤモヤが残る。彼らはタイムスリップしたのか?それとも仮想現実の世界にダイブしただけ?それとも仮想現実が現実を呑み込んだのか?
0投稿日: 2011.08.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
舞台は近未来。 戦争、科学、核実験、自然破壊… 先人たちの負の財産に埋もれた地球。 他国の人々は既に“新地球”に移住し、 残された日本人にあるのは果てしない絶望のみ。 そんな中、親族や地域の希望を背負って 日本各地から集まった少年たちが 「大東京学園」で繰り広げる学生生活。 友情と葛藤、挫折と憧憬。 揺らぎ迷いながらも懸命に生きる生徒たち。 登場人物たちの漲る生命力に圧倒され、 臨場感ある文章に煽られ、どんどん広がっていくイメージ。 まるで、自分も主人公たちと一緒に闘っているような。 宙に舞うイエローキャブに乗った生活指導・タダノは、 数多い登場人物の中でも特に存在感のあるキャラ。 「新宿」クラスの天敵である彼は本当に強烈。笑 そして、学園の地下に広がる夜の世界“アンダーグラウンド”。 そこで行われる“部活動”は、物・金・人が溢れていた時代、 前世紀サブカルチャーの幻影に想いを馳せる生徒たちの青春。 日中は閉鎖的な学園で歪んだ学業に徹し、 夜はアングラで思い思いに興に入る、という暗黙のルール。 東京23区から名を取ったクラス分けや、 月に一度の“実力テスト”もといサバイバルゲーム、 大東京オリンピック(いわゆる体育祭のようなもの)は 全て学園が取り決めた特別ルールがあり、内容も相当ユニーク。 大東京オリンピック開催中に仮想現実が入り混じり、 まさに混沌としか言いようがない事態が起きるのですが… “直立二足歩行する恐竜のような怪獣” “頭に赤いリボンをつけた巨大な白い猫” “真っ黒な耳、黄色い靴を履いた巨大なネズミ” 他にも巨大なビーグル犬やらペンギンやらがどんどん出てきて、 キャラクター同士で闘いだすんだから思わず笑っちゃいます。 ゴジラにウエスタンラリアットかますキティちゃんw 強いww 下巻中盤からは、少年たちの息を飲むような脱走劇。 繋がる点と線、クライマックスの緊迫感がたまりません。 同志たちが次々に倒れていくシーンは何度読んでもつらいです。 最後の最後で驚きの展開。 「脱走」の本当の意味は、読み手によっては ハッピーエンドともバッドエンドとも捉えられる気がします。 巻末に「サブカルチャー用語大辞典」が載っていて、 その解説もおもしろかったです。
0投稿日: 2011.07.14
powered by ブクログどこかでNO.6に似た作品という書き込みを見て読んでみたのですが、確かになんとなく似ているけど全く正反対のもの。希望と絶望という対極から同じ物を見たらこんな風になるんじゃないかと思う。 さすがは恩田陸という感じで、大人向け。描写とかストーリーとか伏線とかはとてもよかった。欲を言うなら、もうちょっと救いがある終わりだったら………というので☆4
0投稿日: 2011.07.08
powered by ブクログ最後、ちょっと展開吹っ飛びすぎでね? 下巻の初っ端からアキラが新宿クラスに入れられて、しかもだんだん感化されちゃって(ってのは正しい言い方なのか?感化って、悪いものに影響されることでしょ?決して新宿クラス=悪いって訳じゃないのよね・・・言葉って難しいわ)、シゲルとの絡みが少なくなるどころか、なんか方向性変わってきてない?となった時から微妙に不安だったんだけど・・・ このテーマは、シゲルとアキラの友情でなかったの? 確かにクラス別々になっちゃって、むしろ普通に会って話すことすら出来なくなっちゃった割にはお互いのこと気にかけてたり、キョウコ視点経由で絡んでたりはしてたけど・・・ そんでもって脱出の時は三人そろって同じ場所に着陸したけど・・・ 話の論点が摩り替わってる気がする。 確かに学園からの脱出は、多分その学園内で成し遂げられる最高のArchievementだと思うけど・・・思うけど! そもそも普通の一般ピーポーから選び抜かれた精鋭として学園に入ったわけでしょ? それなのに学園から脱出を目指すって、元の木阿弥じゃない? 確かにアキラは行方不明の兄を探すって大義名分がありますけど。 恩田さんは「脱出」じゃなくて「成仏」を目指す新宿組って描きたかったんですよね?そうですよね? まぁ、「成仏」がどういうことなのか、ってのが一つの落ちだから、新宿組がそれを具体的に目指すって言うのは難しいかもしれないけど・・・それでも単純に「脱出」を目指すのはかなり残念。 多分その残念っぷりに拍車をかけたのが、新宿クラスの面子。 トンネルで、トンネル兄弟(私命名)が死んじゃうところとか、凧で凧兄弟(同じく)が逃げるさなか撃ち殺されちゃうとことか、もう少しキャラ説明がしっかりしてたら号泣ものでしょ。(それでも凧のところは泣いたけどさ)。 それゆえ残念!というか、もったいない! 上巻のキャラ立ちっぷりを引き継いで、下巻もキャラ中心で書いてくれればよかったのに・・・ お蔭で変なもやもやが残りました。 高校って閉鎖された場所だから、そこから外れることが大成功なんて思っちゃいがちだけど、3年たったら嫌でも追い出されるし、追い出されたらいかに小さい世界に入ってたか気づくし。 というか昭和にタイムスリップして、これから兄を探すぞぉ、おお!なんてのもいいけど、残された爺ちゃん婆ちゃんの気持ちを考えると・・・というか、爺ちゃん婆ちゃんのことを思い出して苦悩するアキラのことを考えるとへこむし。 そんで持って脱出半ばで命を落とした新宿クラスのメンバーも浮かばれない・・・ 超甘ちゃんな考え方だけど、やっぱりフィクション小説で、罪のない人が死ぬのは辛い。 上巻両手ばなしで大絶賛だっただけに、うぬーーー・・・ 一気読みしたその夜、悶々とした気持ち、多分こんな所なはず。
0投稿日: 2011.05.18
powered by ブクログ恩田さんのこう言う系統の話は始めて読んだ・・・ と言うか、こんなSF的な話は初めて読んだ。 どう言う話の落ちになるのかと思っていたら、 まぁある意味では成る程と言う流れ。 そして作者も言っていたけどこれはもの凄く不幸な終わりなのでは・・・と言うのも頷けると言えば頷けた。
0投稿日: 2011.05.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んだ後、とてもスッキリした。 あぁ、ちゃんと逃げ切れたんだなと思った。 映画「大脱走」みたいな、やりきれない感じはなかった。 できれば、全員で脱出してほしかったけど、 そんなの最近の少年漫画だって許してくれませよね。 まぁでも、ラストがハッピーエンドかっていうと、そうでもないなと。 『成仏』することって、ヴァーチャルで生きることと何か違うのか。脱走した人は、成仏後どうなるか知らなかったんだから、選択肢はなかったんだろうけど。 成仏後の世界は、過去の地球なのか、それとも「メモリーズ」の記録の世界なのか。 こわいなぁ。
0投稿日: 2011.05.05
powered by ブクログとても面白かった。設定が独創的だし、キャラクターも魅力的。昭和のサブカル懐古も悪くない。でもあのラストはやめて。腹立ったよ? あれでいいの?
0投稿日: 2011.03.08
powered by ブクログ衝撃のラスト!なるほど、そうだったか!と思った。 最後の最後まで目が離せない展開。恩田さん、さすが、思いました。
0投稿日: 2011.01.04
powered by ブクログそう来たか。 ラスト!! 恩田さん、最高です。 シゲルとアキラが手と手をとりあって 明日への輝かしい、 日本の未来を創る姿がみえるかのよーです。 二人がこれから創っていく日本はきっと幸せなものに違いないでしょう。 二人がいた後始末だらけの歴史を蹴散らして、 力強いあたたかな日本の歴史を… とか 思わず続きを書いてしまいそうになるぐらいのすてきなラストでした!
0投稿日: 2010.12.16
powered by ブクログ恩田陸が早川書房でSF小説を書くとこうなるのか~。と唸る迷作。 恩田陸の雑学観が分かるのは面白い。でも昭和中心のサブカルを詰め込んでいる割にはプロレスやらハリウッドの王道古典映画ネタが多いのはどうなんだろう。?この作家が好きな人にはウケましたが。 ラストは大東京学園に制裁が下らなかったのでスッキリしない。新宿クラスの脱走グループにとってはハッピーエンドだが。 以下、ネタバレ 昭和に帰るこのラストって単に作者の願望なだけでは(笑)
0投稿日: 2010.12.05
powered by ブクログ最後はまさかあんな結末だとは思いもよらなかったです。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-153.html
0投稿日: 2010.11.22
powered by ブクログ悪くはなかったけど、もうちょっと中身と一致するタイトルをつけたほうがいいんじゃないでしょうか。 本当はもっと回収すべき伏線があるはずなのに割りとあっさりスルーしたのは、「読者にお任せするよ」という余裕なのか単にページ数に収まらなくなって知らんぷりしたのか・・・ どちらにしても、あの気持ち悪いハイテンションはつかみとしては効果があるけれども3度目からは食傷。 スピード感だけがあって味気がどんどん抜けていったのが残念。 いずれにせよ、この場合の「ロミオ」って誰と誰だい。 そして何故ロミオなんだい。
0投稿日: 2010.11.04
powered by ブクログ最後までライトノベル。意外な結末には驚かされたが、「オチがそれでいいのかよ!」と突っ込みたくもなった。 恩田陸氏がいろんなジャンルを書けることを再確認できた。
0投稿日: 2010.09.21
powered by ブクログ近未来SF青春学園もの?だと思います。 背景はどこかで聞いたような感じですが、ストーリー展開がとてもよく何度も読み返したくなる本です。 (軽めの)SF冒険ものが好きな方におすすめです。 下)ただ恩田陸作品にはありがちですが、ラストが残念です。 ラストは期待しないほうが良いと思います。
0投稿日: 2010.05.23
powered by ブクログSFっていいなあ。これ映画化したらすごく面白そうだけど、著作権とか色々めんどうだろうな。SFというものを意識してのめりこんだことはないのですが、時間が持てるようになったらもっと色んなSFを読みたいです。
0投稿日: 2010.05.16
powered by ブクログ面白かったけど、面白かったけど…ッ!!死にすぎ!!(涙)ていうか結局のところ戦いはせず逃げただけなんだよね^^;決着が付いてないじゃないか!残された人たちはどうなるのよー;;
0投稿日: 2010.04.27
powered by ブクログ後半の迷走っぷりが激しい、と感じた。 そもそも論かもしれないが、設定の無茶さ加減が理解度を超えていたので、「うーん・・・」といった感じ。
0投稿日: 2010.04.24
powered by ブクログどんどん展開されていくストーリーに、 途中で置いてけぼりにされました。笑 短い期間で2冊読み切るのをお薦めします^^
0投稿日: 2010.04.20
powered by ブクログ賛否いろいろあるようですが、わたしは結構楽しく読めました。 恩田作品でなければ絶対手にとってない分野の小説だったので、新鮮でした。 学校のノリも独特で面白かったし、サブカルっぽさが楽しかったです。 最後もSFらしい感じなのかな?わたしには新鮮で、ほぉー!ってなりました。
1投稿日: 2010.02.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大東京オリンピックが始まってからはもう、先が気になって気になってしまってつい自宅で読破。 これだけ20世紀というものが詰め込まれた本は面白い。「恩田さんはよくこんなに書いたなぁ~」と思ってから、書いた時期、そして現在が21世紀であることが何か不思議に思えた。 イワキとオワセ、シマバラとイワクニ、ハママツとトワダのくだりはどれも胸に迫った。あたしは本当に男子のこういう友情に弱い。。勿論アキラとシゲルもね。彼らの今後を歴史のどこかで見かけてみたい気がする。 (2010.02.14) 巻末の20世語辞典が地味に面白いww お茶の水の最後の展開には驚くけど、何となく最後が尻切れトンボな感じもしないでもない…? (2012.09.29)
0投稿日: 2010.02.14
powered by ブクログ地球に日本人だけになって、汚染物質の除去をやっている未来。エリートになるべく大東京の高校にやってきた主人公達。そこは、20世紀のサブカルチャーの世界だった。 あらすじ書くのに苦労するよww 読んでるときは、面白かったんだけど、だからどうよって言われると困る。20世紀のサブカルチャーて、恩田陸と同年代なのですごくよくわかるんだけど、でも、だからどうよ?? 結局、最初から最後まで謎な作品なのであった。
0投稿日: 2010.02.04
powered by ブクログ青春学園物としてもディストピア的SFとしてもちりばめた小ネタをみても楽しい。頭の中で映画のように映像が組みあがっていくサマを楽しめた。タイトル素敵ですね。
0投稿日: 2010.01.26
powered by ブクログ近未来、終末世界の大東京学園が舞台。SF学園物、と呼ぶには程遠い前時代的学園パロディ。風雲たけし城とかそんなノリ。 荒唐無稽を地でいく内容。劇場版クレヨンしんちゃんに近いイメージ。大真面目に不真面目。そんな感じでした。前盛期的というか昭和的なところも大人帝国の逆襲にそっくり。 20世紀へのオマージュと言うキャッチコピーがついていますが、元ネタの多くが50~80年代。つまり高度経済成長期~バブル崩壊あたりのものなんですが、これがまた微妙に偏っている。多分これらは、著者が憧憬を覚えるものたちなんだろうなとかそんな風に思いました。言い換えるなら「著者の青春へのオマージュ」。 SF小説という形式をとった回想禄と言うべき内容でした。 この本を読んで分かったのは、著者はサブカル大好きだけど非ヲタだな、という事でしょうか。狭義の意味ではオタクなんでしょうが、最近使われるオタクとはかなりかけ離れています。ヲタクっていうよりはマニアっていう感じでしょうか。出てくる元ネタも一見して分かるものから、巻末の用語辞典を見ないと分からないものまで、とてもバリエーションに富んでいました。マニアックという言葉がとても似合っています。 内容的には可も無く不可もなくといった感じでした。 著者と同じ年代の人なら★1つ追加出来るかと。 逆に十代の人が読んでも、きっとサッパリな内容だと思います。
0投稿日: 2009.12.25
powered by ブクログ新宿クラスの落とされたアキラ。大東京オリンピック中に計画される脱出作戦。シゲルはアキラ、キョウコとの脱走を計画する。 2009年10月2日読了
0投稿日: 2009.10.02
powered by ブクログ上巻が最高なのに、下巻が最低なわけないんですよ。 本当にね、空間に酔ってしまいそうになります。 恩田ワールドに浸りたいと、一瞬でも思ってしまう私は危ないでしょうか。。。 でも、それくらい好きだって、ことなんですけどね!!
0投稿日: 2009.08.06
powered by ブクログ異常な学校に反発して脱走するアキラと新宿組 大東京オリンピックに脱走を阻まれながら アキラとシゲル、新宿組がそれぞれ脱走する 新宿組の多くが死んでしまったのは悲しかった。 でも大東京オリンピックの著作権侵害しまくりのキティちゃんとかの競演というか大格闘はおもしろかった 最後、結局過去に行って終わりというのはいかがなものか おじいちゃんやアタミたちは荒廃した土地の中で希望を見出しているのに・・・ すごい後ろ向きな終わり方に思えた それにどんな原理で過去に行くねんっ
0投稿日: 2009.08.01
powered by ブクログ【目次】 第十六章 アメリカの夜 第十七章 カッコーの巣の上で 第十八章 地球に落ちて来た男 第十九章 9時から5時まで 第二十章 天国は待ってくれる 第二十一章 王様と私 第二十二章 死ぬのは奴らだ 第二十三章 日曜日が待ち遠しい! 第二十四章 太陽がいっぱい 第二十五章 かくも長き不在 第二十六章 遠すぎた橋 第二十七章 風と共に去りぬ 第二十八章 オズの魔法使 エピローグ 冒険者たち 20世紀サブカルチャー用語大事典 あとがき 文庫版あとがき 解説(鏡明)
0投稿日: 2009.01.12
powered by ブクログ読み終わるのがもったいないくらい、後半の加速はさらに良い。 良く考えるよねぇ、ハンカチ落とし・・ 最後の最後に二人がいっしょに着地するのだけが微妙に御都合主義というか・・ とも思ったけど、でも、あたしはハッピーエンドが好きなので、これでよしでしょう。 タイトルの意味とか考えたり、巻末のアングラ用語辞典もおもしろい。 作者の楽しさが伝わる本。
0投稿日: 2008.12.14
powered by ブクログドキドキ感のある展開。風刺がきいていておもしろい。 「化学汚染地帯のディズミーランドでミッキー狩り」は大丈夫なのか。
0投稿日: 2008.11.28
powered by ブクログ泣けた!!! 脱出する2人組の描写が・・・ ラストシーンも感慨深い。 謎のいくつかが未回収のままで もやもやは残ったけど・・・ 想像にお任せします、なのかな? 彼らの幸せを心から願います!
0投稿日: 2008.10.05
powered by ブクログ少年漫画みたいでサクサク読める。 恩田陸は新しいゲーム考えるのが得意なんだなぁ。 トンネル掘る二人が好きでした。 しかし、やっぱりラストがなぁ・・ これってハッピーエンドなの??
0投稿日: 2008.09.20
powered by ブクログ面白かったです。上下巻という量だけれど全く長さを感じませんでした。 新宿クラスの面々の結末は悲しいものもあり、笑いながら死にゆく姿に涙しそうになりましたが、この結末でよかったように思います。 アキラもシゲルも最終的にその生き方を選んだということに人間の良いばかりではない一面をみました。希望とともにそこには未来の絶望さも見えてしまった気がします。
0投稿日: 2008.08.20
powered by ブクログうっかりいろんなことをするのを忘れるくらい先が気になる小説でした。 久しぶりにSFの面白さを感じれてかなり満足。 キレイキレイしてる小説よりこれぐらいハチャメチャで元気のある小説が好きやな、やっぱ。 腐った世界からの脱走。 数十年後にあんな取り返しのつかない世界になってたらと思うとぞっとするよ・・・生きるのもサバイバルやな。 あの実力試験に観覧車にディズミーランドに・・・つっこみどころ多すぎ! アキラとシゲルのかっこよさ、あやうくときめくところでした。 わたしがキョウコならホイホイついていくと思うね。 なんでロミオとロミオなんだろ、ジュリエットは?
0投稿日: 2008.08.14
powered by ブクログおもしろかった…!読み終えるのが勿体なかったです。登場人物といい、ストーリーといい、私好み過ぎました…もう一回読もう…
0投稿日: 2008.06.25
powered by ブクログ2008.05.学園ものSFの下巻.アキラとシゲルは大東京オリンピックに乗じて大東京学園の脱走を試みる.また、新宿クラスのメンバーも脱走して.20世紀の東京の文化を基にしたSF.シリアスでありコミカルでありスリリングであり.面白かったような.ただし、設定自体は無理があって面白くない.
0投稿日: 2008.05.19
powered by ブクログすっごい面白い感じで最後までもってくんだけど、最後のおちにもう少し説明が欲しかったかなぁという感じでした。それにしても最初から一貫して不思議ワールド全開だったなあ。
0投稿日: 2008.05.17
powered by ブクログ上下巻を通じて、読み進めるのがきつかった。恩田陸は好きな作家だが、この本は私には合わない。映画「大脱走」のようなものを目指したらしいが、『バトルロワイヤル』を想像してしまった。 そうはいっても日本の近未来の描き方を荒唐無稽だとも言えない状況なのが辛い。 作成日時 2006年11月08日 20:33
0投稿日: 2008.05.15
powered by ブクログ各国は「新地球」に移住し、汚染され散々になった地球に残され後始末(地雷や汚染・廃棄物処理)を余儀なくされた日本人・・なんて、話は全く違うけれど、日本人が家畜とされた「家畜人ヤプー」を思い出してしまった。 一言「怖い」。こんな未来もありえそう。 昭和への皮肉とも取れるオマージュがバカバカしく、それがとても物悲しかった。
0投稿日: 2008.05.12
powered by ブクログ非常に恩田陸らしい作品です。 上巻のノリには正直ついていくのが大変でしたが、下巻ともなると目標が明確化される上、見せ場が多いので目が離せません。 この作品は恩田陸が作り出す、作られた「ノスタルジー」を世界に内包し、『球形の季節』に対して他の道標を示した、珍しいものかも知れません。
0投稿日: 2008.05.01
powered by ブクログ面白かった。勿体無いながらも、上下巻を一気に読んでしまった。 緊張感溢れる動的なストーリー、しかし必ずしも100%幸福にはなりえないラストが恩田陸らしい。 何作かに共通することだが、破壊種としての人間に対しての一種の諦観のようなものが見られる。 ぼろぼろになる地球の行く先を知っていながらも、最後にシゲルとアキラが刹那的な生き方を選ぶというラストシーンは人間らしくてイイ。 そしてタイトルの意味が未だにわかりません。って恩田さんもあとがきで言ってたね。
0投稿日: 2008.04.30
powered by ブクログ新宿クラスの絆に涙が出そうになりました。もちろんアキラとシゲルの絆にも。わたしはラスト結構好きですけどねー。
0投稿日: 2008.03.02
powered by ブクログ面白かったです。面白かったけど、なんか軽い感じで、パロディみたいで、SFだからこんなもんなのかな?恩田さんにはちょっと合わないような気もするようなしないような・・・・それと、題名の意味がよくわからない(笑)
0投稿日: 2008.02.06
powered by ブクログ何が一番衝撃的って、オワセとイワキ…。ネタバレになるから多くは語らないけど、切ない…。主人公組より新宿クラスのみんなの絆の方が好きだし、見ていて気持ちよかったかも。 「俺たちは、いつもがむしゃらに走り続けてきた。」(アキラ独白)
0投稿日: 2008.01.17
powered by ブクログ先が読めちゃってちょっと残念 二人の関係がいいよ!(バナナフィッシュの二人を思い出した・・・)
0投稿日: 2008.01.06
powered by ブクログ2007.12.16〜12.17 まあ、自分たちが悪いわけじゃないのに過去の人間のせいで汚染された地球をひたすら掃除する人生を生まれたときから強制されている世界なんていやすぎですね。 あこがれてやっと入った学園も、外の世界の強化版だったし、そして主人公は卒業ではなく脱走の道を選んだんだけどまあ納得です。 卒業しても結局はただの掃除だけの日々が続くだけだし。脱走(成仏)するとどうなるかが気になってましたがタイムスリップとは。 なんとなく感想書きづらい話です。
0投稿日: 2007.12.20
powered by ブクログ希望。絶望。そして新たな疑惑と試練。面白いのは面白い。でも、一気に読むのは正直きつい…【2007/10/14】
0投稿日: 2007.11.13
powered by ブクログ賛否両論分かれるラストだった。良くも悪くもSF小説的な終わり方でちょっと拍子抜けした。でも脱走までの息をつかせない展開は読み応え十分だった。
0投稿日: 2007.11.08
powered by ブクログ「『大東京学園』の存在意義に疑問を感じはじめたアキラは、何者かの計略により『新宿』クラスへと降格になってしまう。そこでは、リーダーのシマバラはじめ13人の生徒たちが、学園からの脱走計画に命を燃やしていた。一方、肉親の死に絶望し、20世紀への思慕を募らせるシゲル。それぞれの想いが交錯するなか、学園最大のイベント『大東京オリンピック』の開催日にして、”脱走の特異日”である10月10日が迫っていた──」 【2007年10月、読了】感想→ 上下巻だったので、かなり読み応えがありました!それにしても驚いたのは「恩田陸って、こういう小説も書けるんだ!」ってこと。今までいろいろ読んできたけど、こういう話は恩田作品にはなかったと思う。グロいし、ひどかった…。けど、続きがすごく気になった。ラストは、話を読んでいる途中にうすうす「そうじゃないかな〜」とはっきり意識はしてなかったけど、なんかそんな感じがしていたので、特に驚きはなかった。でも、これはこれで良かったと思う。多少疑問点は残るけど、まぁ…いいかな?タイトル自体も、作者の言う通り「これ以外は有り得ない」!(笑)映像化されたら見てみたいな〜。…気分が悪くなりそうだけど( ̄▽ ̄;
0投稿日: 2007.10.16
powered by ブクログ設定はありえないけど、すごくリアルな話だった。人間の醜さとか狂気が。だけどいいんですか、そのオチは。絶望というか悲惨というか、そんな気分になりました。2007/7/3
0投稿日: 2007.07.15
powered by ブクログ大東京オリンピックでのアキラに鳥肌がたった!この世界と離れるのがいやで一時期他の本を読めず、二度読みしました。
0投稿日: 2007.07.15
powered by ブクログ恩田陸のSF.下巻. 20世紀サブカルチャー目白押し. ハタチ過ぎなら少なからずニヤリと出来るネタあり. もっと年いった人ならさらにわかるのかな?
0投稿日: 2007.07.01
powered by ブクログ新刊購入。 やはり恐ろしい速さで読み続け、今度は1日で読みきってしまった。 こんなに読むのが辛かった本は初めてだ。 脱走のあたりは読んでいて胸が締め付けられて何度本を閉じてしまいたいと思ったことか。 それでもアキラたちの行く末が気になって先を読んでしまった。まるで何か見えないものに引っ張られるようにひたすらページをめくった。 落ち着いたらもう一度読みたい。
0投稿日: 2007.05.27
powered by ブクログハッピーエンドではないとも言えないが、なんともいえない終わり方。どっちにしたって未来はない、って感じで。主人公たちが最後楽しそうなだけに余計に徒労感というか悲惨さが浮かび上がるというか。2007/03/21
0投稿日: 2007.05.10
powered by ブクログラストが強引かな、とも思ったが随所にちりばめられたサブカルのひとつひとつがどこかキラキラと切なく光る感じがした。 これは40〜50代の人が読んでも楽しめると思う。(読了'07/04)
0投稿日: 2007.04.14
powered by ブクログ最後はほ〜…みたいな 笑 終わり方が…けどめでたしめでたしな感じは別に嫌いじゃないし読んでて楽しめたんで!新宿クラスのみなさんが切なかったかも… なんかこの本、深く考えれば考えるほど良く分かんなくなってくると思うので私は深く考えないで最後までいきました!
0投稿日: 2007.03.24
powered by ブクログ「大東京学園」の存在意義に疑問を感じはじめたアキラは、何者かの計略により「新宿」クラスへと降格になってしまう。そこでは、リーダーのシマバラはじめ13人の生徒たちが、学園からの脱走計画に命を燃やしていた。一方、肉親の死に絶望し、今まで正体不明だった校長先生に接触したことで大東京学園の秘密を知り、20世紀への思慕を募らせるシゲル。それぞれの想いが交錯するなか、学園最大のイベント「大東京オリンピック」の開催日にして、“脱走の特異日”である10月10日が迫っていた―。 文庫化を機に再読しました。最初読んだときから好きだったのですが、読んでみたらオチはもちろんいろんなところを忘れていて、もう一度楽しめました。 近未来の舞台設定なので、私たちの時代より少し前の昭和のサブカルチャーがいろいろ出てきたり、恩田陸お得意なノスタルジック感を味わえます。 章のタイトルも映画タイトルになっているようで。無知な私はエデンの東くらいしか分かりませんでしたが・・・。 ラストは賛否両論あるみたいですが、確かにあれは「現実」からの「逃げ」知れなく、作者も悲惨なラストとあとがきで言ってはいますが、私は希望を感じさせるラストだなぁと思いました。
0投稿日: 2007.03.14
powered by ブクログ下巻は上巻に比べて速くに終わった。楽しい一冊でした、最後の方でヒィイイイ!となったりもしましたが。今までの上下で見ればあの終わりは正しいのだろう。とも思いました。どことなく同作者の作品ライオンハートな感じも漂わせていたような気もします。
0投稿日: 2007.03.04
powered by ブクログ上巻に続いて同じく再読。やはり最後はやや消化不良というか、薄いのが否めない。ただ楽しめる作品である。アキラはやはり『新宿組』に入ってしまった。しかしそこからの脱走を考える姿がまたなんとも。脱走のとこでは、タダノのせいで『新宿組』の半分が犠牲になるという哀しい場面も。読んでいてページが減ってゆき終わりは大丈夫なのかな?と心配しながら読んだ。下巻を読み上巻の始めの部分の意味を改めて知ることができた。やはり最後のアキラ、シゲル、キョウコ三人の脱走のとこが1番の見せ場であり面白かった。この本の中で出てくる『成仏』の意味も今の世界に対しての訴えがあるのかもしれない。この世界には行きたくないけど、ディズニーランドのミッキーには逢いたいな。
0投稿日: 2007.02.18
powered by ブクログ「大脱走」+「ハリー・ポッターと賢者の石」+「AKIRA」+「20世紀少年」+エトセトラ。部分部分はすごく面白いんだけど、首を傾げなきゃいけないラストやカタカナの名前ばっかで読みにくかったりとか、そいういうのがあったので、恩田陸だから期待を込めて星4つ。昭和を知らないあたしでも楽しめた。なんでかあたしはハリポタを髣髴とさせられたんです…なんでだ…
0投稿日: 2007.02.17
powered by ブクログ上下巻の下。 いやーハッピーエンドなのかどうなのかわからないけれどやっぱりこれはハッピーエンドではないのかな? 私は、ちょい悲しいこともありましたがこれは面白かったです。 ハッピーエンドと言います。私は。
0投稿日: 2007.01.05
powered by ブクログ堪能堪能。 多少の突っ込みどころはあるものの、心配していたほどじゃなかった。 いや、多少じゃないか。 だって、逃げるってありか? それに最後の主人公達の言葉。 校長先生の期待を裏切ってないか!? でも読み終わった直後は、すごーく満足だった。 だけど振り返ってみると穴がぼこぼこ。 うん。 そんなもんだ。 ま、面白かったからいいや。
0投稿日: 2007.01.03
