Reader Store
「あなた」という商品を高く売る方法 キャリア戦略をマーケティングから考える
「あなた」という商品を高く売る方法 キャリア戦略をマーケティングから考える
永井孝尚/NHK出版
作品詳細ページへ戻る

総合評価

28件)
3.7
5
7
11
1
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分のキャリア戦略をマーケティングの手法で考えるための本。 自分視点でなく相手視点で見てみる。市場が細分化した現代では競争を避け、ニーズに特化することが重要。阿智村の例のように、自分が提供でき、相手がほしいもので、他が提供できないものをバリュープロポジションとする。 ジョハリの窓で、盲目の窓を見つけつつ明るい窓を広げていき強みを育てる。没頭して一流になる。フローを体験するには目標が明確で適切なフィードバックがあり挑戦と能力のバランスが取れていること。 失敗から学ぶ3ステップとして、新しいことを試す、失敗が大きな問題にならないようにする、失敗を失敗と認める。専門分野を増やし続け、I字型人間からT字型、π字型、タコ足型へ。

    0
    投稿日: 2025.07.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    戦わずして勝つ、と兵法まで出てきてちょっと驚きましたが、要は「敵のいない分野でオンリーワン専門家になる」だそうです。 今は需要が細分化しているので、どこかに自分の専門とマッチした分野がある、ということらしい。 その需要がなかなか見つけられないから大変なんですけど…とちょっと愚痴

    0
    投稿日: 2025.03.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ・ニーズは細かくなっているので 自分を必要とするひとは必ずいる ・競争に参加しないことこそが 競争社会で生き残るコツ 戦わずして勝つ ・完全独占(好きなことで、誰もやっていないこと)をやる ・自分の商品価値を高めるには 自分という商品が相手のニーズに合い、かつ他の誰もその価値を提供できないこと ・自分が提供できることと相手が欲しいものの重なる部分 バリュープロポジションを狙う 相手にとって唯一の存在になれば戦わずして勝てる ①自分の強みを徹底的に考える ②自分の強みを必要とするターゲットは誰か ③ターゲットのニーズはどこにあるのか ④相手が求めることにいかに応えるか、自分の仕事をどうするか 自分の強みを考える ジョハリの窓 自分は知らないが他人から見えている自分 強み=才能×技術×知識 共感性の高い人は 質問力と顧客業界への知識を身につける →顧客も気づかない真の課題を発見 サンクコスト(投資したら回収できない費用)は決断や行動を遅らせるほど膨れていく リアルオプション(あらかじめ最も損する状況を確定させた上で取引する) →最小の投資 →期限を決めた上で行動 フロー体験(夢中で没頭する)が生まれる条件 ①行動の目標が明確 ②適切な行動のフィードバックがある ③その挑戦と自分のスキルのバランスが取れている 戦略とは、難しい状況を整理してシンプルにし、誰もが実行できるようにすること バリュープロポジションを伝える ストーリーを作る わかりやすく伝えることで共感する人たちが動き、志が実現する リーンスタートアップ 大まかで簡単な仮説を作り、すぐに簡単な実験をし、すぐにその結果で仮説を見直す 「翌日に持ち越さない」 PDCAや仮説検証は円ではなく螺旋 一度回せば一段上がっている 上手に失敗する 新しいことを試し、挑戦に失敗はつきものと覚悟しておく ↓ 失敗が大きな問題にならないようにする ↓ 失敗を失敗と認める こうなるはず、という仮説を常に持っておき、失敗から得た学びをもとに仮説を絶えず書き直していく

    0
    投稿日: 2024.07.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ◆キャリアづくりで見落としがちなのは、「あなたを必要とする相手は誰か?自分がその人に対して何ができるか?」を考えないこと。 ◆「好きなことで、誰もやっていないこと」をやる。完全独占を狙う戦略が、あなたという商品の価値を高めるにつながる。 ◆「快適な状況(コンフォートゾーン)」から抜け出し、新しいことに挑戦すべき。

    0
    投稿日: 2023.11.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルの通り、しっかりマーケティングの観点から書かれているように感じました。 それゆえ知らない用語が多い… 心理学の引用も多数ありおもしろかったです。 この本にせよ、今読んでいる「モチベーション革命」にせよ、伝えたい芯の部分というのは同じなのかなと思います。 内容とは直接関係ないですが、「あとがき」だけ「ですます調」で笑ってしまいました。 なんだか、最後の部分だけ違う人が書いたように感じました。 謝辞を述べるからなのかな?とか思ったり。 書き方一つで印象は大きく変わるものだなあと。

    0
    投稿日: 2022.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    戦わずして勝つ。これが一番自分の中で響いたフレーズだった。色んな行動をしてそれがたとえ失敗だったとしても活かしながら前に進んでいくことを心掛けたい。

    0
    投稿日: 2022.06.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分だけのバリュープロポジションを作ろう、という内容。 自分をマーケ/ブランディングする旨で実践方法も描かれているが、その事例が実際の事業なのでシフトが難しい。事例も人間に沿って用意されているともう少し分かりやすかった。 ただ書いてあるロジックは非常にわかりやすい。

    0
    投稿日: 2020.05.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ①どんな強みを活かして、②誰の、③どんな悩みに、④いかに応えるか、というのがバリュープロポジション。早速、やってみましょう!  帯には「AIに仕事を奪われない方法」という旬なキーワードや「コンフォートゾーンから脱出せよ」という苫米地英人さん、石井 裕之さんらが提唱されているようなことなどが書かれています。さて、売れ残ったバナナのように真っ黒にならないうちに、自分を売る方法は見つかるのでしょうか(・・? 《見落としがちなのは自分を中心に考えるあまり「あなたを必要とする相手は誰か?その人に何ができるか?」を考えないこと。キャリアは、あなたを必要とする人が高く買ってくれることで決まる。狙うべきは完全独占だ「好きなことで、誰もやっていないこと」をやる。》…自分がやりたいこと、できることで、求めている人がいることを探し、完全独占を狙う。それは確かに針の穴のようなターゲットかもしれませんが、全く意識しないよりも、意識した方が良いに決まっている。もちろん、自分のスキルに磨きをかけて、常に競争優位性を保つことも必要だ。  マーケティングの考え方をセルフブランディングに使うという手法は、やってみる価値がありますね。のめり込める好きなことで、他者との差別化をはかりながら、その価値を求めている人を探す。そして、その価値で完全独占を目指す! 「バリュープロポジション」とは、「相手が求めていて、自分しか提供できない価値」とのことですが、それを手に入れることができたら素晴らしいですよね。まず「自分の強み」を徹底的に考える。そして「ニーズ」がどこにあるかを考える。最後に、いかに応えるか、実践したいと思います。

    0
    投稿日: 2020.04.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    マーケティングの観点から個人の価値を高める方法を学んだ。 ■効率化できない仕事にこそ時間を使え 定型業務は誰でもでき、いずれAIに代替されるので、非定型業務に今後は時間を使うべき。 AIは答えがあることについては人間よりも早く正確に処理できるが、答えのない事については対応できないのでそこに価値が生まれる。 ■相手にとって唯一の存在になる バリュープロポジションとは「相手が求めていて、自分しか提供できない価値」をいう。 バリュープロポジションの作り方 1.自分の強みを考える 2.自分の強みを必要としている人が誰かを考える(ターゲット) 3.なぜ自分の強みを必要としているのか(ニーズ) 4.相手が必要としていることにいかに応えるか(自分の仕事) 自分の強みが本物かどうかを確かめる方法。 1.その仕事が好きか(↔︎長続き不可) 2.その強みを必要な人がいるか(↔︎趣味) 3.その強みは誰も提供できないか(↔︎やや強みだか浅い) 4.その強みは真似するのが難しいか(↔︎真似されて競争状態となる) ■リアルオプションで、損失を最小限に留める あらかじめ最も損をする状況を確定させた上で取引する。 個人の場合は、期限を決める。 3年と決めてやったがダメなら別のことを考えれば良い。 3年間を無駄にすることにはなるが、必ず何かしらの学びはあるので大損はしない。 ■時間を忘れて没頭するフロー体験 フロー体験が生まれるための条件 1.行動の目標が明確なこと 2.適切な行動のフィードバックがあること 3.挑戦と自分の能力のバランスが取れていること ■失敗から学ぶ3ステップ 1.新しいことを試す(失敗はつきものと覚悟する) 2.失敗が大きな問題にならないようにする(小さな失敗を繰り返す) 3.失敗を失敗と認める(原因を追及する) ■戦う相手は他人ではなく、昨日の自分 昨日までの自分を乗り越えることで成長し、自分の価値を高める。 ■コンフォートゾーンからの脱出 快適な状況から抜け出して、新しいことに挑戦する。 専門分野をつくるには1万時間必要と言われるが、1本よりも2本、3本ある方が競争状態にならない。 2本目、3本目をつくる時は1本目、2本目の経験があるのでより短時間で作れる。

    0
    投稿日: 2020.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    かの有名な、100円のコーラを1000円で売る方法、の著者であることを購入後に知った。 マーケティングの観点から見たキャリア形成ということに興味があって読んでみたが、そこの部分はそこまで深く掘削されることなく終わってしまった.. なお、参考文献には珍しく本のタイトル+解説が載っているので、参考にして行こうと思う。

    0
    投稿日: 2019.11.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    性善説でポジティブすぎる感じがするけど、キャリアにマーケティング視点の戦略が必要という点には強く同意。

    0
    投稿日: 2019.05.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    始めの1ページで心を掴まれた. キャリア形成のためには,「相手のために何ができるか?」 ではなく,「自分という商品を高めること」が大切となるとのこと. 筆者の日本IBMでの経験や心理学を根拠としており,納得させられる内容だった.

    0
    投稿日: 2019.05.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    マーケティングのフレームワークを使って個人のウリを明確にしていく。STPでより小さくコアなターゲットを見つける。現代はニーズが細かくなったから、あなたを必要とする人は必ずいるという。バリュープロポジションで提供できる価値を明確にする。自分の強みを活かして、誰の、どんなニーズに、どのように応えていけるか。他の人にできない強みは何か。仮説検証はらせんの形で回して、失敗から学んでいく。

    0
    投稿日: 2018.10.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000885242017.html , http://takahisanagai.com/

    0
    投稿日: 2018.07.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルの通り、しっかりマーケティングの観点から書かれているように感じました。 それゆえ知らない用語が多い… 心理学の引用も多数ありおもしろかったです。 この本にせよ、今読んでいる「モチベーション革命」にせよ、伝えたい芯の部分というのは同じなのかなと思います。 内容とは直接関係ないですが、「あとがき」だけ「ですます調」で笑ってしまいました。 なんだか、最後の部分だけ違う人が書いたように感じました。 謝辞を述べるからなのかな?とか思ったり。 書き方一つで印象は大きく変わるものだなあと。

    0
    投稿日: 2018.03.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    マーケティングはキャリア戦略につながるという本。 筆者自身の他、有名な会社の具体的な例を出して、それがキャリアアップにどう役立つかをわかりやすく記述されています。 戦わずして勝つためにはということを色々な角度から丁寧に書かれています。 意識せずにできるようになれば、きっとあなたも理想のステージに昇っている事でしょう。 キャリアを考えたいすべての人にお薦めできる本です。

    1
    投稿日: 2018.02.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    マーケティングの理論を個人に適用して、キャリア戦略を考えるという本です。丁寧に易しく書かれているので、別にマーケティングの知識は必要ありません。「マークティングの世界にはそういう考え方があるのね」っていう程度に受け取りながら、読み進められます。 本書が一貫しているのは、他者と競争せず、「戦わずして勝つ」という戦略を目指しているという点です。企業でも同じ戦略を取ると思いますが、これを個人のキャリア戦略に適用して話題を展開しています。 当然といえば当然ですが、読者がただちに実行できて、うまくいくというような、画期的な方法を示すものではありません。戦略の立て方の参考にできますが、具体的なことを考えるのはあくまでも「あなた」。自分をしっかり見つめ直して、考えぬく必要はあるでしょう。そういう意味では、即効性がある本では無いと思います。 日々、きちんと仕事はできているけれど、何だか停滞を感じているような人や、フリーランスでの仕事を考えている人などにお勧め。参考になると思います。

    0
    投稿日: 2018.02.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自身のキャリアをマーケティングの知見を活かして考えてみようという主旨の本です。本書で強調しているのは「戦わずして勝つことが大事」ということです。みんながやっていることに倣って勝負するのではなく自分にしかできないニッチな領域で独占状況を作るのがいいと書かれています。まぁ、そうなんですが、それがすぐにできれば苦労はないというのもあるなあ。

    0
    投稿日: 2017.12.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    マーケティング戦略の考え方や理論を、キャリアやセルフブランディングの場面に応用したもの。 誰かと競争して勝つというものではなく、戦わずして勝つために誰も競争相手のいない分野で第一人者になることや、チャレンジにつきもののリスクを低く抑える方法論などにも触れられていて、実践できそうと思えるような一冊でした。

    0
    投稿日: 2017.11.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    企業のマーケティング指南書でベストセラーを記録した著者が満を期して上梓された「自分」マーケティングの書。ご自身のIBM時代の経験を導入に、「戦わずして勝つ」、すなわち、バリュープロポジションを作りいかに育てていくかを具体的かつ実践的に、丁重かつ分かり易く説明してます。 若い人のキャリアデザインにはもちろんですが、100年ライフと言われる今、中高年の人生を考えるにもとても勉強になる好著です。

    0
    投稿日: 2017.11.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    戦わずして勝つ。強み。複数。地下水脈をあてるカン。 ①自分の強み②誰の③どんな悩みに④いかに応えるか

    0
    投稿日: 2017.11.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    マーケティングという言葉がとても苦手(ネガティブなイメージがあるからだと思う)なので、私の場合はこうした理論に基づいて行動するより、行動しながら試行錯誤していくうちにこの考え方に当てはまってた、みたいなのを目指すといいのかな、と思った。折を見て振り返るのにはちょうどいい分量だと思う。

    0
    投稿日: 2017.10.21
  • この系の本が好き。

    私が読んでいる本はほぼこの系統の本です。 自分が納得できない内容をなかなか読み進められないし、自分の考えが正しいんだと再度なっとくするために読んでいる部分もあるのかもしれません。 日々勉強し自分自身の人的資本を高め続ける。 これに尽きると思います。

    0
    投稿日: 2017.10.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自己啓発をマーケティング戦略という視点から語られている。 商品を売るには商品の特徴とターゲットとなる層に目星をつけて、売り込むためのストーリーを考えるといった一連の仕込みが必要ですが、それを自分を商品と見立てて行うのは結構難しい。 公式は丁寧に書かれてありますが、実用的に使うには多分難しいのではないかな、と思う。

    0
    投稿日: 2017.10.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「あなた」と言う商品を高く売る方法 本の帯に「キャリアアップの本です」と書いてあり、今さらキャリアアップもないかと思いつつも読んでみた。 要は各人がいろいろな才能を持っており、それを生かして無理に競争することなしにキャリアアップしろと言うことである。現代では市場は細分化されており必ず才能が生きる場所があると言っている。 そして、自分の強みとは「その仕事が好きか」「その強みを必要な人がいるか」「その強みを誰も提供できないか」「その強みをまねすることが難しいか」がクリアできれば本物だとしている。また、変化に対応することが肝心だとも言っている。 著者の得意なマーケティング理論から自分の失敗の経験も含めてキャリアアップの方法を論じているが、慶応を出てIBMに入社した人である、普通の人には当てはまらないだろう。所詮は運がもっとも重要なのでは。

    0
    投稿日: 2017.10.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    AIなどの登場により、今後人の仕事が減っていくなかで、生き残るには自分にしかできないことを見つけていくことが大事。 自分の好きなことで、誰もやってないことを、見つけて強みにすることが、ブルーオーシャンに繋がる。 最大リスクを念頭において、失敗してもこれだけだと考えれば、チャレンジしない手はない。 変わらないことがリスクであり、快適なコンフォートゾーンから、多少無理めな状況に身をおくことが市場価値を上げることに繋がる。

    0
    投稿日: 2017.09.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【ギブ&テイク】 それはWIN・WINの関係を目指す事。利他と利己の両立。自己中心でも自己犠牲でもダメ。人に与えると同時に自分の利益も考え、全体のパイを大きくする事を目指す。 #永井孝尚 「直接」ではなく、全体を見て「間接」を意識か。勉強になる。インストール。

    0
    投稿日: 2017.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    <目次> はじめに 第1章  「競争しない」ための戦略~競争戦略論 第2章  AIに仕事を奪われない方法~イノベーション 第3章  「戦わずして勝つ」のが真の戦略~バリュープロポジション  第4章  「あなたの強み」を育てる~強みの構造とセレンディピティ 第5章  リスクを下げて何度も挑戦する~リアルオプション理論 第6章  没頭すれば一流になれる~内発的動機付けとフロー理論 第7章  あなたの物語が奇跡を生み出す~センスメイキング理論 第8章  失敗があなたの武器となる~仮説検証とアダプト思考 第9章  コンフォートゾーンから脱出せよ~ダイナミックケイパビリティ 第10章  「自分のため」から「社会のため」へ~ソーシャルネットワーク理論と利他的動機付け <内容> いわゆるキャリアアップの話だが、そこに「マーケティング」理論をぶつけて、タイトルの通り、「自分」をどう売り込めばいいかを述べた本。わかりやすい文なので、すぐに読める。自分のキャリア(日本IBM)での経験談を中心として述べているのがいいかも。各章の副題がマーケティングの理論のタイトルとなっているので、結び付けやすいのではないか?むろん、この本を読んだだけでは、キャリアップはできないが、若い社会人は、「自分」の商品価値をどのように上げるために、会社で仕事をするかをこの本をベースに考えればいいのではないか?

    0
    投稿日: 2017.08.24