
総合評価
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powered by ブクログ世界観にはまれなかった... 序盤からこの世界特有の用語が連続して登場し、理解しながら読み進めるのに疲れてしまった。 ストーリーも中盤以降は割と平坦で退屈に感じてしまった。
1投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログ『獣の奏者』と比較しても、抜群に面白い! ファンタジーでありながら、この世界が実在するのではないかと思わせられる。そして、謎要素によりグイグイ読ませられる。
1投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログ上質なファンタジーの世界に溺れたい、と思って獣の奏者から10年以上ぶりに上橋さんのシリーズを読み始めた。まだまだ序章に過ぎないと思うのでここからの展開が楽しみ。 追記:数年前に『狐笛のかなた』も読んでた。
1投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログ3.4 話は進むが『面白い』という盛り上がりには欠けていた気がする。 ここから話しが盛り上がる気もするので2巻を読んでみる。
1投稿日: 2025.10.02
powered by ブクログ昔から大好きな著者だが、久々に読み直してもやっぱり面白い。そして不思議な程にするすると読めるのが、いつもすごく気持ちがいい。 文章から映像が見えるというのは、こういう人の書く文章の事なんだろうな、と思う。
1投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログ一巻読了後 うー、ここで終わらせますか、 気になるじゃないですかー、 思わず予定になかった本屋へ行きましたよ、ええ。 だって最後の最後に「志村、うしろ後ろー」状態をぶっこんでくるんですから。 運よく二巻を手にしたわけですが、行きつけの本屋には三巻、四巻は売り切れ状態。 もう二巻を読み終わるまでに仕入れてくれればいいんですが・・・ その時はAmazonか、しゃあない。
1投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログかつて人と獣が共に生きる地を描いた小説『鹿の王』。上橋菜穂子が紡いだ物語は感染症と闘う人々の姿を通じて命の重さを問う。主人公は愛する者を守るため必死に抗いその歩みは読者に「生きるとは何か」を突きつける。文明が進んでも病や災禍は人間を試す。だが互いを思いやる心があれば困難も越えられると教えてくれる。疫病の記憶が新しい今だからこそこの物語の響きは深い。結局強さとは孤立にあらずつながりにあるのだ。
1投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログ人畜共通かつヒト-ヒト感染しないらしい感染症ミッツアルを巡る物語。銃火器が登場しない時代だが、ワクチンや血清の考えかたが登場する。恐らく免疫を持っていたゆえに感染を免れ生き延びたバンと、ミッツアルを研究する医師のホッサルの2つの軸で話が進む。続きが楽しみ。
1投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログわくわくわくわく 解説にも書いてあったけど、視点の切り替わるタイミングずるい!前章の主人公に後ろ髪引かれながら読み進め、新しい主人公に完全に気持ちが乗った段階でまた切り替えるんだから!! 動物の可愛さと美しさと愛おしさにもしみじみしちゃう。(ユナも) 引き続き、上橋菜穂子ワールドを楽しみたいと思います。
2投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログシリーズもの読破第1弾。なんと言っても世界観がすごい。飛鹿、見てみたいなぁ。国の名前、関係性、人の名前などを書いて整理しながら読まないとよくわからなくなる。でも素晴らしい。
12投稿日: 2025.08.05
powered by ブクログ上橋菜穂子さんの作品はどれも甲乙つけがたく面白い。なかでも生活感を感じさせる世界観の構築と描写がとても好き。食事シーンが多く、どんなメニューが食卓に並んでいるのか想像するだけでワクワクする。 物語はまだまだ序盤。不穏な終わり方で次巻に引き継がれ、気になって仕方がない。
2投稿日: 2025.07.30
powered by ブクログヴァンとトマが出会った以降が特に面白くなると感じた。 知恵があるものが出てくると物語ってワクワクする。 そして他所者を邪険に扱わない人たちにも癒される。 ユナの今後がかなり期待。 サエもあれだけじゃないよね? これからが楽しみ。
1投稿日: 2025.06.19
powered by ブクログまだまだ物語はこれから広がっていく感じですが、ファンタジーとはいえリアリティも感じられ、先が気になります。
1投稿日: 2025.06.19
powered by ブクログ『獣の奏者』で味わったドキドキ感を味わいたくて、気になっていたこちらを選びました。 上橋菜穂子先生の作品は、戦闘シーンの描写が群を抜いています。戦闘や旅、動物への絆の擬似体験ができます。 読みながら、これこれ!この感じだよ!と思いながら読んでいました。ゆっくり続きを読んでいきます。
1投稿日: 2025.06.14
powered by ブクログアニメ映画化が記憶にあり読了。 圧巻の本格医療ファンタジーだった。 上橋菜穂子さんの著書は獣の奏者を読んだことがあるが、本当に世界観が緻密でリアルで読み応えが凄い。 W主人公という点も特徴的で、未知の疫病を中心に国の支配関係や政治的思惑、それに伴う民族間の関係性などが複雑に絡み合っている様子が面白い。物語はまだまだ序章で、気になる謎もまだ多く残っている為、引き続き読んでいきたい。
1投稿日: 2025.06.06
powered by ブクログ思ったよりスルスル読める…! 勝手にもっと取っ付きにくいかと思ってた。 気持ち文字大きい?笑 いかんせん登場人物の名前が難しい。 再開するたびに誰だコイツ…ってなる。お医者さん側が難しい。 まだまだ序章って感じだ。たのしみ。
1投稿日: 2025.05.19
powered by ブクログ物語の核心はまだまだこれからっぽいが、その世界観だけで一気に引き込まれた。 謎の病から生還したヴァンは、深い悲しみ、ユナという小さな希望を胸に抱きながら今日一日を必死に生きている。 一方、その病の周りで、それぞれの王国、領主が食うか食われるかと戦略的に折衝に力を注ぐ中、医術師ホッサルは病の正体を突き止め、そして治療法を見つけることは出来るのか。 壮大なスケールの背景が見えてきた中、謎の病とそれぞれの登場人物の運命がどうなるのか、続きが楽しみ。
1投稿日: 2025.05.08
powered by ブクログ2015年本屋大賞受賞作 独角の戦士ヴァン、オタワルの貴族ホッサルを描くファンタジー。 生活描写が精密で、それぞれの想いに引き込まれていく… 文庫版は4巻まであるのかな?楽しみだ!
1投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ本って、、イイね。 活字大嫌いでしたが、この本を読んで、面白さに魅了され、様々な他の本を読んでみようと思わせてくれました。
2投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ小中学生の頃に精霊の守り人シリーズが大好きだったことを思い出し手に取りました。 さすが上橋さん!世界観の作り込みが緻密で美しい。世界の何処かで本当にこんな生活があったんじゃないかとワクワクします。 1巻なのでまだまだこれからという雰囲気。 2巻以降の展開が楽しみです!
4投稿日: 2025.04.10
powered by ブクログまだまだ1巻! 「精霊の守り人」を以前テレビで観ていてハマっていたのですが、同じ作者だと知ってますます楽しみになりました! イメージとしては、中国大陸での風景ですが、モンゴルっぽい生活や、日本っぽい宗教観があり、色々な民族が入り混じった世界観が広がっています。 土地の名前や、架空の動物や植物の名前など、頭の中で定着するまで時間を要しますが、物語に没頭してくると気にならなくなります。 ファンタジー好きにはたまらない! 続きが楽しみです^_^
2投稿日: 2025.04.05
powered by ブクログまだ1巻では評価するには早い作品。そのため星3。 これからどのような展開が待っているのか、ヴァンとユナの成長物語なのか、それともアカファの独立物語なのか、全く全貌が見えない。 様々な人物から視点を描いてくれるため、きっといいエンディングを迎えるのだろうと予感はさせてくれる。
1投稿日: 2025.04.03
powered by ブクログ第12回本屋大賞受賞ということで読んでみた ため息が出てしまった 物語の中にどっぷり浸かってしまった こういうのをファンタジーっていうんだな ちと感想語ることすら出来ない、とんでもなく圧倒的な世界観 自分はその中に完全に埋まってその情景を見てることしか出来なかった とにかくすげー
7投稿日: 2025.04.01
powered by ブクログナウシカやゲド戦記の世界線。 ファンタジーだけど、なんだか懐かしく、故郷を思わされるような世界観。 人種、国、人の名前など、一巻を読み終える頃にようやく読めるようになってきて楽しくなってきてます。 これ以降没入確定。
1投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログ解説の人がファンタジーとは魅力ある世界を創り出し当然のごとく在るものであるように感じられること。って言ってた。物語もいいけどそっちが刺さった。
3投稿日: 2025.03.13
powered by ブクログ獣の奏者はアニメでみただけ、精霊の守り人もアニメ、ドラマをちょろっとかじっただけの私には挑戦の本でした。アンデルセン賞の吉報があって読んでみようと思ったのがきっかけだったかな。 文庫本の一巻の終わり、えーっここで⁈次、2巻!と口に出したのを覚えてます。 こんな物語をいくつも創造する頭脳と精神力。何度上橋菜穂子さん、すごいなぁと思ったかわかりません。いつか獣の奏者の原作を読もう、と心に誓いました。数年がたちましたけど。いつか。
3投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログ丁寧に描かれた世界観はすんなり入って来るし、展開も面白い。が丁寧すぎるのか、次が読みたくて仕方ないというほどでもなく、次巻どうしようかな…
1投稿日: 2025.03.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
鹿の王 1(上橋 菜穂子 (著))読了。 以下ネタバレ含みます。 2015年度の本屋大賞の作品です。 解説によるとファンタジー小説が大賞となるのはこの作品が初らしいです。 全4冊あるうちの1冊目です。 登場人物が多く地理も複雑です。 巻頭に説明が出ているのでそれを何度も読み返しながらでないと読み進められないので、ちょっと大変です。 ヴァンとホッサルというのが主人公のようです。 この後どこかで相まみえるのでしょうか。 ファンタジー小説は読み始めるまでがちょつと億劫なのですが、それを過ぎるとするすると読み進められます。 さて今夜から2冊目に取り掛かります。
1投稿日: 2025.02.03
powered by ブクログ続きが気になるファンタジー。 世界観の作り込みが丁寧で、ご都合主義の雑ファンタジーの感じではない。 日本名でなく数の多いキャラクターに最初は戸惑ったが、キャラも立っておりすぐ受け入れられた。 進み方はダブル主人公で順に場面が切り替わっていくスタイル。どちらも続きが気になるところでもう一方の話に移っていくため手が止まらず読み進められた。
1投稿日: 2025.01.16
powered by ブクログずっと積読したままにしてた 鹿の王シリーズついに読み始めます✨ ファンタジー小説普段読まないので わくわくしながら物語の中へ。 あっという間に時間立つのも忘れて 読み終えました。
1投稿日: 2024.12.03
powered by ブクログファンタジーはあまり読まないんですが、 コロナウィルスが蔓延している最中に読んだせいか、すごくココロにしみました。 映画を観ているみたいな感じで良かったです。
1投稿日: 2024.10.07
powered by ブクログ精霊の守人や獣の演者の面白さを期待すると、かなり落ちる。 バルサやエリンのような主人公の魅力はこの物語にはあまりない。 細部の作り込みはものすごいんだけども
6投稿日: 2024.09.12
powered by ブクログ感染症をテーマにした壮大なファンタジー 以下、1巻の公式あらすじ ------------------------- 2015年本屋大賞受賞作! 父娘の壮大な冒険が、いまはじまる――! 強大な帝国・東乎瑠(ツオル)から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!? たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう。壮大な冒険が、いまはじまる――! ------------------------- 上橋菜穂子さんの作品を読むのは初めて こんなにも壮大でファンタジーなのにリアルだったのですねぇ 全部の感想は最終巻を読んでから
6投稿日: 2024.04.08
powered by ブクログ読むのは3回目だけど、世界観と設定が面白い。バルサのそのモノ悲しさに少し似てるなあと主人公を思ってしまう。国同士の争い、それはやはり引き続き変わらぬ柱だ。ヴァンが幸せになりますように。
2投稿日: 2024.03.28
powered by ブクログ名前とか位置関係覚えるのが大変すぎて今のところストーリー展開としてはすごい気になるけど、頭がぐちゃぐちゃになってる状態 けどきになる
1投稿日: 2024.03.09
powered by ブクログSF・ファンタジー書評 読書レベル 初級〜中級 ボリューム 296頁 ストーリー ★★★ 読みやすさ ★★★ ハマリ度 ★★★ 世界観 ★★★★★ 知識・教養 ★★★ 読後の余韻 ★★★ 【2015本屋大賞受賞作】 一言感想:壮大なファンタジーの世界観にどっぷり浸かりたい方にオススメの作品です。 第一巻なので、まだまだ序章という感じですが、大自然と戦乱、そして何故か生き残った主人公という世界観はとても好みです。 ただ、私にはあまり合わない読み心地でした。理由は、登場人物が非常に多く、しかも名前が区別しづらく、恥ずかしながら、読んでいる最中に「ん?これは誰だっけ?」と頭の中で何度も混乱してしまいました。おそらく今後の展開に必要なキャラ出しだと思いつつも、私には少しキツかったかもです。
38投稿日: 2024.02.25
powered by ブクログ東乎瑠帝国に事実上併合されたアカファ王国。帝国からの支配と戦う戦士団「独角」の頭であるヴァンは妻と子を病で失い、奴隷として岩塩鉱に収容されていた。ある夜、不気味な山犬の集団が岩塩鉱を襲い、黒狼熱と呼ばれる病が発生する。山犬に噛まれながらも生き延びたヴァンは、同じく岩塩鉱で生き残った幼子を見つけユナと名付ける。生き残った血のつながらない2人の親子の冒険、天才医術師のホッサルが黒狼熱の治療法を探すという二つの視点で物語は進んでいく。 まだまだ物語は始まったばかりで、登場人物を整理しながら読みました。
2投稿日: 2024.02.25
powered by ブクログ表題や表紙からは想像もできない中身。 上橋さんの本を「ファンタジーに浸りたい!」と思って読むなら違う。ただ、病気・感染症それを取り巻く医療、そして政治的思惑が複雑に絡み合う、医療フィクションとしては一級だ。(★4なのは、ファンタジーを読みたかった!という私のがっかりから) 舞台は日本などとは全く違う異世界なのに、そこで巻き起こる現象が手に取るようにわかるのは、上橋さんの表現力と深い知識のなせる技だろう。ただ、医療技術だからなのか、ところどころ難しい。読むなら大人か、医療系フィクションを読み慣れた中高生か。 物語最初、岩塩坑で働かされる奴隷たちが次々と獣に襲われ病にかかり、唯一生き残った者の逃亡から始まり、一体何が始まるんだ?と思っていた。本作は2人主人公で、一方は医療で名を馳せている者。この2人がどう絡んでいくのかというのは予想ができず、面白かった。 また医療と政治という二つの思惑、そして宗教的思想が、いかに解決の障害となっているのかということに対しては、作中で度々憤り、もどかしい気持ちになった。 純粋に生活を営みたい、人を助けたいという思いが、このような障壁によって困難になっていく。理不尽であるが、人の社会はそういうものであるのを、大人であれば知っている。 だから、この本を読んで苦しい気持ちになりにくいのは大人だし、理解ができるのも大人だと思う。
2投稿日: 2024.02.17
powered by ブクログ奴隷として捕まり、塩鉱で働くヴァン。 ある日、黒狼が押し寄せ、噛まれた奴隷や看守たちは死んでいった。 しかし、ヴァンは生き残り、脱出を図る。 偶然生き残った小さな少女を見つけ、旅立つのだった。 そして、医術師のホッサルは過去に遭遇した黒狼病に近い現状を、塩鉱の査察により把握する。 病気を罹患しなかったヴァンを調べるためにも、病気の治療法を求めるためにも、行き先を追う指令を下した。 リアルな世界観に息を巻く。 とても緻密に施されたこの世界の設定は、まるでそこまで見てきたかのようで、 「ファンタジー」というとどこかワクワクした少しポップな世界を想像しがちだが、 この作品はガチだ。 リアルな人間の、どこか遠くにある世界。 そして、この黒狼病の疫病としての怖さも、なんだか親近感がある。 二人の主人公がバトンタッチしながら交互に物語を紡いでいく。 いつ出会うことになるのか。楽しみだ。
5投稿日: 2024.02.03
powered by ブクログまだまだ、序章ですが続きが気になります。 壮大なファンタジーで、世界観がしっかりしています。 国同士の思惑、部族の暮らし、そして主人公ヴァンの想い、とスケールが違う話がうまくミックスされています。 読みやすい文章で、サクサク読めました。
1投稿日: 2024.01.04
powered by ブクログ再読。上橋菜穂子先生が大好きです。 今から鹿の王1を読み始める方、もし読み終えてから2を購入しようと考えているのでしたら、1を読み終える前に全巻を揃えておくことをおすすめします!
13投稿日: 2023.12.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。 数年前に読み、今また読みました。 上橋菜穂子さんのファンタジーは、読みながらスラーっとその風景・背景が脳裏に再現されるくらい読みやすい。 ファンタジーだから、人物名は横文字だし、地名な風習など独自のものだけど、それが読んだそのまま想像するのが難しくない。 「あるもの」として読めるところがいい。 ネタバレです。 コロナ禍を過ぎて読んだからか、また感じ方が違いますね。 なぜならば伝説の病の発生に関しての物語だから。 コロナは伝説ではなく、新しい病であるわけだけども。 始まりから出てくる主人公のヴァンに感情移入するのか、それともホッサル側に感情移入するのか、どちらも同じ分量・熱量で描かれるので、ひとまずは感情移入することなく物語の流れを読み込みます。 奴隷というものがない日本の中で、奴隷として働いてきたヴァンが自由を手にし、今後また捕まることに対する可哀想だと思う気持ちもあれば、 新しい病のために、ヴァンがホッサルの元に行き、薬が開発されることを望む気持ちもある。 ともあれ、ヴァンが逃亡したところから読んで、これからの平穏な暮らしを望み望まれ過ごしている様子を見ていると、ヴァンがこのまま見つからずにいけばいいなぁと思うわけです。 そうはならないから、起承転結の「起」、一巻なのだけど。 p.288 オワタル人の生き方 「他者を生かすことで、自分も生きる。他者を幸せにすることで、自分も幸せになる」 それは祈りのように聞こえた。
2投稿日: 2023.11.25
powered by ブクログ久しぶりに読みやすい本を読みました。めちゃくちゃ話が分かりやすいし世界観に入りやすい!面白い! 早く2巻が読みたくなる終わり方で早速買いに行こうと思います。 ヴァンの常人離れの技術に対して葛藤するところは人間臭くて親しみやすい。 登場人物の心情が丁寧だから寄り添って物語を見守れる感じがした。 ファンタジーはいいなぁ
2投稿日: 2023.11.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まだ起承転結の起の部分だと思いますので、今後それぞれの人物がどのように関わっていくのかが楽しみです(^^) サエの安否が気になるので、すぐ次巻を読みたいと思います!
2投稿日: 2023.10.22
powered by ブクログ守人シリーズで上橋菜穂子さんにハマり、獣の奏者のあと、鹿の王を読み始めました。(守人シリーズは、天と地の守人は未読)。 鹿の王は本屋さん大賞受賞ということで期待していましたが、1巻を読んだ限りでは、まだ導入部という感じで話の方向がよく分からず、他の2つのシリーズよりも世界に入り込めませんでした。 とはいえ、すごく面白いし、よくできた世界観には脱帽。今後の展開が楽しみです。
3投稿日: 2023.08.18
powered by ブクログ守り人シリーズを読んだ後に鹿の王シリーズを読んだのだが、鹿の王の方がよりリアルだった。 医学をここまで繊細に、登場人物の感情と絡めあいながら詳しく描けるのが本当に凄いと思った コロナを経たので、余計ウイルスというものに関して深く考える機会になった 上橋さんの死生観が大好き
2投稿日: 2023.08.01
powered by ブクログファンタジーで地名とか人名とかがわかり辛いけど、あれだな、逃げてる様はレミレザブル。奴隷が逃げますのはまさにレミレザブル!女の子の名前はコゼット!町から町へ逃げる、最後はフランス革命かな?追いかける警察と、逃げる奴隷。奴隷は身分を偽り出産していく!そんな物語にナルニア王国?
1投稿日: 2023.07.13
powered by ブクログ話が複雑で、登場人物も多いので、最初はなかなか読み進まなかった。でも徐々に慣れて来て少しずつ面白くなって来た。
0投稿日: 2023.06.18
powered by ブクログやっとこの物語の世界に入りました。やはりページをめくり登場人物紹介、地図と続いただけで「ファンタジーが始まるぞ!」とテンション上がりますね。物語はまだまた序章といった1巻ですが、飛鹿の出産のシーンを含め放牧民トマたちとの暮らしのありありとした描写はさすがでした。
2投稿日: 2023.06.07
powered by ブクログずっと前から読みたいと思っていましたが、ファンタジーはあまり読まないジャンルなのでなかなか手が出ませんでした。 しかし満を持して読み始めたら面白いじゃないですか!! 起承転結の起に当たる第1巻。 奴隷として繋がれていた屈強な戦士が逃亡する中で、1人の赤ん坊を拾う所から物語はスタートします。 父娘として暮らす中で育まれる愛情がなんとなく切なくて胸を締め付けられます。 とても惹き込まれます。これからどうなっていくんだろう。今後が気になります!
5投稿日: 2023.06.06
powered by ブクログ上橋さん作品という感じ。守り人シリーズみたいになにかに追われて逃げて子どもと一緒になる展開は同じような感じ。 1巻で完結でなくてまだ続くので2巻も読んでみようかなという感じ。 主人公のヴァンは国の特攻部隊で敗れて奴隷になっていて、そこで狼からの病気になり自分のみ助かる。もう一人の主人公的なホッサル(医者的な)ものに追われる。
1投稿日: 2023.05.10
powered by ブクログ久しぶりにしっかりがっつりファンタジーを読んだ!という感じ。 あまりにも壮大なストーリーにドキドキ、その中で描かれる生と死や家族、愛情や尊厳、自然の美しさや厳しさにどっぷり浸かって大満足な読後感でした。 ヴァンとユナのこれからが気になります。
3投稿日: 2023.05.04
powered by ブクログ壮大なとまではいかないが、大きな世界観でそれだけでワクワクした。飛鹿やトナカイの細かい生態の描写が、ファンタジーの世界を近く感じさせてくれてドキドキ。 物語の方は起承転結の起に当たるようなところでまだほとんど進んでないので、第二巻以降に期待。
3投稿日: 2023.05.02
powered by ブクログ上橋菜穂子さんの小説を初めて読みましたが、さすがの作品で評価が高いのも納得です。創造性が溢れるストーリーで関心しきりです。世界が頭の中に広がっていく。。。次の巻へレッツゴー!
1投稿日: 2023.04.14
powered by ブクログ地図やキャラクター説明がついてるから、読みながらチラチラ確認出来るのが良い。名前が難しいし地名も多いので(特に与多瑠、迂多瑠など、紛らわしいんじゃ!)最初は混乱するが、読み進めるうちに慣れてくる。 久しぶりのファンタジー、後半は一気読みだった。ユナ、ヴァンに宿った力の真相と、黒い狼の出所が気になる...二巻へ続く(^^)
3投稿日: 2023.03.21
powered by ブクログ1巻はまだ導入といういうか、 これから本格的な物語が始まっていくぞというところで続きへ。 気になるので揃えようかな
3投稿日: 2023.03.16
powered by ブクログ映画を見て、なんか腑に落ちなくて、原作を買ってみました。映画のストーリーをどんどん補填してくれる感じ。 獣の奏者みたいにアニオリばかりなのは刺さればいいけど、刺さらなかったときはいい作品も悲しくなるから、少しアニメ制作も考えて欲しい。 今回はおそらく端折りすぎて、映画がよくわかんないことになっていたんだと思う… まだまだ序章だと思うので、全4巻をこのまま一気に読んでいこうと思う
1投稿日: 2023.03.03
powered by ブクログ以前アニメの「精霊の守り人」を見てから、この作品はずっと気になっていました。 やっと読み始めました。カタカナの登場人物や世界観になれるまで少し時間がかかりましたが、面白いです。 さっそく2巻を読んでいます。
4投稿日: 2023.02.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
リアリティな描写、表現で、その場に居るような思い、はらはらするような展開、次巻が気になる。 何よりも、最後の書店員の解説が素敵。 「試行錯誤しながら、でも自分たちだけでやってみると、人に頼っていたときには見えてなかったものは見えてくるものだ。」 鹿キング.....!
1投稿日: 2023.02.01
powered by ブクログ1から4巻まで、まとめて。 これまで読んだ上橋氏のシリーズの中で1番の物語。命と体、国、の概念がすんなりとハマる。 この人の世界の構築力の評価は高いが、中でもこの話は秀逸。
1投稿日: 2022.12.16
powered by ブクログオーディブルで最後まで一気聞き。 さすがの上橋菜穂子作品。 民族に伝えられている歌に真理が隠れているようなところが民俗学っぽくて楽しい。
1投稿日: 2022.12.10
powered by ブクログタイトルは知ってたけど触れたことなくて、何となく読みじめてみたら、これがめちゃめちゃ面白くて、夢中になった! 冒険小説のふりして、医療か自然史小説かなって雰囲気してる。 アニメにもなったの、全巻終わってから見てみようかな。
1投稿日: 2022.12.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
開始2ページで、「あ、この物語良い…好き」と震えた。病、政治、登場人物の行く末…気になるポイントがたくさん。1巻目の終わり方が、またズルい…。すぐさま2巻目を読みたいと思います。
3投稿日: 2022.12.05
powered by ブクログ言わずと知れた2015年本屋大賞作品。もちろん存在は知っておりました。なんせ当時ベストセラーランキングで常にトップだったはずです。 それでも手に取らなかった理由は、やはりタイトルなんですよねー、そして表紙カバーのイラスト。『鹿の王』、そう、てっきりライオンキングもしくはジャングル大帝のような動物を擬人化した物語かと思っておりまして・・・えへへへ。因みにライオンキングは見た事がありません。申し訳ございません。 個人的には奈良県を舞台した壮大な歴史ロマンものなら読んでいたかもしれませんね。因みに鹿が煎餅をもらう時にひょいっと頭を下げるのはかわいいですよねー そうじゃなく、この話、私の思っていたものと全く違いましたね、寧ろコロナ禍を予測したようなウイルスとの闘いから始まるのですわ。参った。参った。 そう言えば、これ『日本医療小説大賞』も受賞しているわけで、なるほどー、そういう事ですね。 第1巻読了しましたが、これは期待できますね。全4巻、楽しませていただきます。 あの糞小説『クライマーズハイ』も鹿を主人公にすれば良かったのにね。
0投稿日: 2022.11.29
powered by ブクログ情景がまるで見ているかのように、ありありと目の前に広がっていく。上橋菜穂子さん、本当すごい。黒狼熱から生き残った2人のその後や、黒狼熱の解明に挑む医師のこれからが気になります。
1投稿日: 2022.11.12
powered by ブクログオーディオブックで聴いた。物語が始まるぞって感じ。めちゃくちゃ先が気になるわけではないけど、気が向いたら読むかも。
0投稿日: 2022.11.04
powered by ブクログ2015年本屋大賞受賞作品。本屋大賞初のファンタジー小説。ルビが多いので、ジュブナイルなのかもしれない。小学生の頃からこういう小説に触れていたら、頭の良い子に育ちそう。
0投稿日: 2022.10.02
powered by ブクログファンタジーはあまり…いやほぼ読まないんですが… とにかく評価が高いので頑張ってみる事に_φ(・_・ 空想、妄想は得意なんで映像は素晴らしく浮かぶんです…あとは漢字を覚えられるかどうか( ̄▽ ̄)笑 2巻に続く!頑張れわたし‼︎
20投稿日: 2022.09.21
powered by ブクログ無性にファンタジーや物語が読みたくて、 未読本の中から引っ張り出しました。 全4巻+スピンオフ1巻なのですが、 読み切れなかったときのために、 当時の私は2巻までしか買っておりませんでした。苦笑 (面白かったら、すぐ2巻読めるし、読み切れなくても痛手にならない気遣い私らしい。苦笑) 印象的だったのは、 国が拡大するときには侵略する側とされる側がいること、 どちらもお互いの物語、正義を持っていること、 そして原因不明の疫病が猛威をふるうこと。 何年も前の作品なのに、 「今の私たち」を表しているようです。 1巻を読み終えた時に感じたのは、 「大事なのは想像力」でした。 病から生き残った独角のヴァンと、ユナ、 治療方法を模索するホッサル、 1巻はまだまだわからないことだらけで、 すぐ2巻を手に取りました。 (結果、当時の私大正解でした。笑)
7投稿日: 2022.09.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと積読していましたが、2年ほどの歳月を経てついに手をつけまた!まだまだ序盤で、いろんな事が解明されてないのですが、今後の展開に期待できる深さを感じます!最後の終わり方はハラハラ。 全体的通して、上橋さんらしい世界観で、いいですね。児童文学として扱われる場合もあるので、いい意味で安心して読める作品で心が落ち着きます。(戦争ものではあるけど、総じて残酷な描写はすくないし、胸糞悪くなるような登場人物もいない、そして最後はいい終わり方のはず)
1投稿日: 2022.08.31
powered by ブクログファンタジー小説をあまり読まないが、これはとても面白かった。 生き生きと目の前で物語が進んでいくように感じられて、映画を見ているような心地がした。 主軸となる2人が今後どうなっていくのかとても気になる。
0投稿日: 2022.08.08
powered by ブクログ故郷のために犠牲となった闘いにて破れ、捕まって奴隷となった主人公。物語はその囚われの岩塩鉱が、とある生き物に襲われるところから始まります。そこから抜け出す旅の中で出会った人々と行動を共にし、底辺から抜け出していく主人公ヴァン。一方その世界で重要な地位にあるも、決してマジョリティではないが故の不安定さのある、もう一人の主人公ホッサル。交わらない境遇のはずの2人が、同じこの世界を襲う危機に関わり始めます。一体ここで何が起こっているのか。ハラハラするプロローグを楽しむことができます。 壮大な妄想でありながら、精密なリアリティを描かれる筆致により、ファンタジー世界に住んでいるように読者は導かれます。おいしい料理、豊かな人間関係、匂いまで感じ取れる世界観。酔いしれる楽しみを味わうように読まないともったいない物語です。
1投稿日: 2022.07.24
powered by ブクログ強大な帝国・東乎瑠から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!?たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう。壮大な冒険が、いまはじまる―!
0投稿日: 2022.07.05
powered by ブクログまたまたファンタジー嫌いの私が、会社の先輩にお借りして読んだ本。 これ読めたらまた続き持ってきあてあげるよー(^^)と。 私のファンタジー嫌いもちゃんとご存じの先輩。有難い(*^▽^*) この本は読みやすいな。 流石本屋大賞! ファンタジーが行きすぎてないからか? 登場人物が人間だからか?私にも読みやすい(^^) この巻はまだ序章に過ぎないのだろうなぁ。。。 東乎瑠(ツオル)帝国の捕虜となり、岩塩鉱で奴隷として働くヴァン。 ある日、 働いていた岩塩鉱が黒犬の群れに襲われる。黒犬の群れは容赦なく捕虜達に噛み付いた。 捕虜として労働していた人間のほとんどが命を失った。 その中で、 たった一人生き残ったヴァンは、逃げる途中、厨房で幼い女の子を拾う。 たった2人だけの生き残りだった。 幼子の母親もまた絶命していた。 いつ追手が迫ってくるのかわからない中、ヴァンはその幼い子供と2人で逃亡する。 この後どんな展開になるのか。 今のところファンタジー嫌いの私も、続きが読みたくてたまらない(*^▽^*)
50投稿日: 2022.07.04
powered by ブクログ「この子が育っていくすべてを見守りたい」 映画館でよく予告を観ていて気になっていたことを急に思い出して、図書館で借りた。 読み始めてすぐに、『獣の奏者』を思い出す世界観に引き込まれた。 現実とは違う舞台だから慣れるまでは難しいけど、だからこそ物語の世界により入り込める気がする。 続きがすごく気になるけど、ところどころ不穏な文章があって先を読むのが怖くもある。 どうか、ヴァンとユナがいつまでも一緒に過ごせたらいいと思う。 2022.6.25 読了
0投稿日: 2022.07.02
powered by ブクログ引き込まれるファンタジー。 聞きなれない名前や固有名詞に慣れてくればどんどん物語に入れる。 さぁ2巻を読むぞ。
0投稿日: 2022.06.20
powered by ブクログうん、これは普通に面白いな。 祖国が襲われて奴隷になって逃げ出してそして安住の地を得るも迫りくる追手の影。 って、どんだけ使い古したネタやねーん、ってなるけど、使い古されるってことは鉄板なわけで、あとはストーリーをどれだけ魅力的にできるかってことなんかね。 とりあえず今回は自己紹介てな感じでのどかだけど、さてどうなるか。
0投稿日: 2022.06.19
powered by ブクログ登場上人物と国が多くてややこしい…そして続きが気になる終わり方が憎い。 壮大な物語になっていく予感…
0投稿日: 2022.05.28
powered by ブクログ圧倒的なファンタジー、これこそ本物のファンタジー。 流石上橋菜穂子と言うしかない世界観の作りこみ。色々な部族と歴史、文化を感じる細かい描写と大河ドラマ的な大きなうねりを感じさせる序章の巻。 守り人シリーズや獣の奏者に比べると(今のところ)超常現象や魔法生物が出てこない。主人公の病をどこまで魔法的に扱うのか、どうお話が転がっていくのかとても気になる。
1投稿日: 2022.04.25
powered by ブクログ1巻だけだとグッと引き込まれることはなかった。 しかし、続きがなんとなく気になる。 2巻も読んでみよう。 もうやーめた、とはならないかな。
0投稿日: 2022.04.25
powered by ブクログおもしろい。やはりおもしろい。 ぐっと本の世界に引き込まれながら、現代との繋がりを多々感じる作品でした。 続きもゆっくり、どっぷりはまろうと思います。
2投稿日: 2022.04.23
powered by ブクログ1巻だけで評価ってしにくいけど、続きがとても気になる終わり方。これは2巻読まなきゃって思わせる感じ。
3投稿日: 2022.04.22
powered by ブクログいまさら感はありますが、読みはじめました。 大好きなファンタジー。ずっと読みたかったのですが、上橋さんどれから読もうと悩んでいるうちに、あれよあれよと時間がたってしまいました。 物語の序章の1巻、冒頭からぐっとひきこまれる。 岩塩鉱に囚われている戦争奴隷のヴァン。ある夜不思議な犬の群れが岩塩鉱を襲う。生き残ったのはヴァンと、幼子のユナ。ふたりは生きていくために旅にでる。 そしてもう1人の主人公は若いのホッサル。古オタワル王国の始祖の血を引く聖なる一族であり、現東乎瑠帝国の妃を祖父リムエッルと共に救い、帝国全土の医療を揺るがしているオタワル医術師の1人。黒狼病との戦いが始まる。 あっというまにお話しの世界に引き込まれました。わくわくがとまらない一巻。
11投稿日: 2022.04.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初の上橋菜穂子. 精霊の守り人はドラマで 見たけれど、同じく純ファンタジー 中央アジアの雰囲気で、主人公が四十歳過ぎのおじさんなのが良い.細めの描写があって深く読みこむと泣き所が沢山あるのかもしれないけど、主人公ヴァンが強い人なので 女々しくない話の展開. 軽くライトな感じで読めるコロナ禍に読むにはぴったり?の伝染病(細菌? ウイルス?犬が媒体?)の話の中、医術師ホッサル、跡追い狩人サエがこれからヴァンと出会い、どんな物語になるのか? 早くみんな出会ってほしい. ヴァンには幸せな安住の地をみつけてほしいという気持ちが読後の感想. 凍てついた土地で凛とした 空気を感じながら、続巻もゆっくり読みすすめていきたい.
0投稿日: 2022.04.03
powered by ブクログ映画を先に観ました。世界観やキャラクターには魅力を感じましたが、正直よく分からない部分も多く、帰り道で本を手に取りました。 読んでみて正解でした!描写が細やかでどんどん引き込まれ、映画よりも圧倒的に鮮やかに感じることができました。予想していたよりも遥かに面白かったです。 『精霊の守り人』や『獣の奏者』等も話題になっていた時から興味はありましたが、これまで手を出していなかったので、私にとって初めて触れる上橋菜穂子さん作品となりました。本作を読み終えたら他のシリーズも読んでみたいと思います。
0投稿日: 2022.03.17
powered by ブクログ鹿の王の映画があまり面白くなかったので、小説でお口直しをしようと思って読みました。 国・集団間の政治的な駆け引きの中で、個人が何を思い、どのように行動するかが丁寧に描かれていて、とても面白い小説だと思いました。 ちなみに、ジャンルとしては医療ファンタジー小説になるのかなと思います。 個人的には、終盤のストーリー展開の中で、主人公から見た「悪役」側の感情や行動原理の説明がちょっと少ないように感じて、少し話についていけない部分がありました。 でも、最後の主人公の行動とそれに対する周囲の行動からは強いメッセージ性が感じられて、とても良い物語の締め方だと思いました。
0投稿日: 2022.02.27
powered by ブクログaudibleで拝聴。 映画は物凄い早さで展開していくので、(キャラクター達が何でこの行動を取ってるのか分からないけど、そういう慣習があるんだろうな…)という感じに雰囲気で何となく見ることしか出来なかった。 だから、これは原作を見ないとこの物語や世界観のほんとうの姿を理解出来そうにない!と思ってさっそく。 1つ1つの生活が丁寧に紡がれていき、この積み重ねが壮大な世界観になっているんだな…と感服。 こつこつと生活を覗き見ているような感覚。 1巻が映画の冒頭20分くらいに当たる気がする…そりゃ追いつけないや… 中盤まで、国や人の名前を把握出来なくて公式HPの登場人物一覧を見たり…笑
0投稿日: 2022.02.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
解説にもあったように、 距離感を巧みに使い分けて、細かい描写があることでファンタジーの設定にすごくリアリティが増している 獣の奏者を読んで、上橋菜穂子という名前を覚えました このシリーズもすごく楽しみ。 1巻を読み終わった段階では、物語は始まったばかりで、わくわくします! ホッサルの行動がすごく気になっちゃうな 文庫版が出るのを待って、1巻を買っていたけど しっかり物語に浸りたくて眠らせてた1冊。 原作読んでから映画を観たい…!と超特急で読みました笑
0投稿日: 2022.02.06
powered by ブクログファンタジーといえば上橋さん。流石の世界観です。 馴染めない名前や地名で、時間を空けてしまうと途端に誰?となってしまった。でもまだ導入だし、あまり気にせずさらっと読んでも大丈夫だろうと思って進んでます。 その道のプロを感じさせるヴァンとサエが気になる。 2つの主人公の話が並行して進んでるので、どこで交錯してくるのか楽しみ。
1投稿日: 2022.02.03
powered by ブクログ上橋菜穂子さんは獣の奏者から読んでいるが相変わらず世界観が重厚で動物達の描写が繊細だった。 ファンタジーに慣れていない人には読みにくいかもしれないが、比較的あっさりとした文章なのでとっつきやすいと思う。
1投稿日: 2022.02.02
powered by ブクログ久しぶりの上橋さん作品。 物語は序章でありイントロ。複雑な歴史と世界観、いろんな思惑が渦巻く中で、これからの展開が楽しみ。
1投稿日: 2022.01.29
powered by ブクログこの本は、私が上橋菜穂子作品を初めて読んだ本です。それから上橋菜穂子さんにハマって行きました。ファンタジーだけど、どこか現実味のある作品です。さらりと読めます!
1投稿日: 2022.01.28
powered by ブクログこの後どう展開していくのか楽しみです。 記憶力の問題で、カタカナの名前が覚えられず何回も確認して読みました。笑
1投稿日: 2022.01.25
powered by ブクログ1巻は世界観の紹介がメインで盛り上がりどころはないからわりと寝た。ちょっと複雑で分かりにくいけど、読みやすい文章で読んでいて心地よい。そんな中でもずっと不穏な影があって、何か起こるかもとドキドキさせてくれる。(わりと寝たけど) 1巻は4章の1節まで収録されてるのが目次見て謎だったんだけど、なるほどこれは続きが気になりすぎる終わり方!すぐさま2巻買った。続く!
1投稿日: 2022.01.16
powered by ブクログどこかアジアを彷彿とさせる場面設定の中で繰り広げられるファンタジー物語。 どんどん次が読みたくなる不思議な感じで、すぐに読み終わってしまった。 次の巻も読んでみようと思う。
1投稿日: 2022.01.10
powered by ブクログすごく壮大なファンタジー。壮大な世界観。リリー自身が今まで触れてこなかった世界感だったため、読みにくかった。好きな人はめちゃめちゃ好きだと思う。非現実的な冒険?の世界のドキドキを楽しめるのだとおもいます。
0投稿日: 2021.12.25
powered by ブクログじっくりゆっくり読みたかったのに、止められずあっという間に読み終わってしまった。 長編は物語の世界を表す導入部を乗り越えるまでが修行だったりするけれど、これは最初から引き込まれた。2巻以降は心してじっくり読まねば。
0投稿日: 2021.12.07
powered by ブクログいきなり異世界に引き込まれた。でも不思議と違和感はない。 壮大なファンタジーの世界に引き摺り込む筆力に圧倒される。 目の前に洞窟や森、草原、鹿や黒豹まで広がった! NHKドラマ『精霊の守り人』の世界観の記憶も後押し。 手始めで1巻しか購入してないことを後悔した。本屋さんやネット注文も待てずにKindleで2〜4巻購入した…まとめ買いキャンペーン中(^^) 名前を覚えるのがたいへんなのは私だけ? 間を空けるとますます登場人物表を遡る回数増えるので、すぐに続き読まないと(笑)
11投稿日: 2021.11.29
powered by ブクログ読めば読むほど夢中になって気づけば足を取られて溺れている、そんな作品だった。 個人的にファンタジーものにあまり触れてこなかった私にも世界観が理解しやすく、読み進めるたびに「次はどうなるんだろう」とドキドキした。 目の前に広がるような情景描写が美しく、精緻な筆で描かれる世界はたしかに遠く紙に隔たれているはずなのに、 指先にほんのりとぬくもりを感じるような絶妙な縮尺のリアリティがあって 気付けば夢中でページをめくっている。 素敵な作品に出会えて嬉しい。 続きがとても楽しみ。
0投稿日: 2021.11.26
powered by ブクログ【読み終わって感じたこと】 重厚なファンタジーで、世界観がしっかりしていて読みやすかった。人との繋がりから生まれる暖かさも感じられた。 【印象に残ったシーン】 ユナが口いっぱいに実を頬張って苦しそうにしているのをみて、ヴァンが大笑いするシーン。日常の一コマにすぎないけれど、心温まるシーンだと思った。 【こういう人におすすめ】 ・上橋菜穂子さんの作品が好きな人 ・民族の世界観が好きな人
0投稿日: 2021.11.22
